JP2014207826A - ワイヤーハーネス保護材 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な分岐形状に対応してワイヤーハーネスの分岐部を確実に保護することができるワイヤーハーネス保護材を提供する。
【解決手段】本ワイヤーハーネス保護材は、ワイヤーハーネス2の分岐部3を収容可能な本体5を備えるワイヤーハーネス保護材1であって、本体の側面部には、ワイヤーハーネスが挿通可能であり縦断面積の異なる挿通穴21、22、23が複数形成されている。上記本体5は、互いに突き合わされて挿通穴21、22、23を形成する上ケース6及び下ケース7を備えることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤーハーネス保護材に関し、さらに詳しくは、様々な分岐形状に対応してワイヤーハーネスの分岐部を確実に保護することができるワイヤーハーネス保護材に関する。
一般に、ワイヤーハーネスにおいては、複数の部品に電流・信号を伝達するために分岐部が存在する。この分岐部には、通常、汎用の保護材(例えば、コルゲートチューブ等)が取り付けられていない部位が存在するため、製品搭載時に周辺部品との接触があってはならない。加えて、分岐部の素線の部分は、ワイヤーハーネスの一部が可動部品に固定されている場合、応力集中を受けやすい部位となる。ゆえに相対運動(特に、屈曲運動)のある区間にワイヤーハーネスの分岐部を設定することは好ましくない。
そこで、ワイヤーハーネスの分岐部を保護するワイヤーハーネス保護材として様々なものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、例えば、図10に示すように、ゴム等の弾性材からなる本体105を備え、この本体105の側面部にワイヤーハーネス102が挿通可能な挿通溝108を複数形成してなるワイヤーハーネス保護材101が開示されている。
特開平11−89044号公報
上記従来のワイヤーハーネス保護材101では、ゴム等の弾性材からなる本体105を備えるので、本体105の弾性変形により挿通溝108内に外径の異なるワイヤーハーネス102を挿通させることができる。しかしながら、本体105は外力がかかると変形し易く、ワイヤーハーネス102の分岐部を確実に保護することが困難となる。特に、上述のような相対運動のある区間にワイヤーハーネス102の分岐部を設定することができない。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、様々な分岐形状に対応してワイヤーハーネスの分岐部を確実に保護することができるワイヤーハーネス保護材を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ワイヤーハーネスの分岐部を収容可能な本体を備えるワイヤーハーネス保護材であって、前記本体の側面部には、前記ワイヤーハーネスが挿通可能であり縦断面積の異なる挿通孔が複数形成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記本体は、互いに突き合わされて前記挿通穴を形成する上ケース及び下ケースを備えることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載において、前記本体には、他部品に取り付けるための取付部材が装着可能な装着部が設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項記載において、前記挿通孔には、前記ワイヤーハーネスを構成するコルゲートチューブの外周側に係合する凹凸部が設けられていることを要旨とする。
本発明のワイヤーハーネス保護材によると、本体の側面部には、ワイヤーハーネスが挿通可能であり縦断面積の異なる挿通孔が複数形成されている。そして、ワイヤーハーネスの分岐形状に対応して挿通穴を選択してワイヤーハーネスを挿通させることで、本体内にワイヤーハーネスの分岐部が収容される。これにより、様々な分岐形状に対応してワイヤーハーネスの分岐部を外部干渉物や相対運動による応力集中から確実に保護することができる。
また、前記本体が、互いに突き合わされて前記挿通穴を形成する上ケース及び下ケースを備える場合は、上下ケースを突き合わせることで挿通穴にワイヤーハーネスが挿通される。
また、前記本体に、他部品に取り付けるための取付部材が装着可能な装着部が設けられている場合は、本体の挿着部にクリップやブラケット等の取付部材を装着することができる。その結果、取付部材を介してワイヤーハーネス保護材を固定側に固定することができる。
さらに、前記挿通穴に、前記ワイヤーハーネスを構成するコルゲートチューブの外周側に係合する凹凸部が設けられている場合は、コルゲートチューブの外周側に凹凸部が係合することで挿通穴にワイヤーハーネスが挟持される。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係るワイヤーハーネス保護材の斜視図である。 上記ワイヤーハーネス保護材の分解斜視図である。 上記ワイヤーハーネス保護材を構成するケースの平面図である。 実施例に係る挿通溝を説明するための説明図である。 図1のV−V線断面図である。 図1のVI−VI線断面図である。 実施例に係る装着部を説明するための説明図であり、(a)はケースの斜視図を示し、(b)はワイヤーハーネス保護材の縦断面図を示す。 他の形態のワイヤーハーネス保護材を説明するための説明図である。 更に他の形態のワイヤーハーネス保護材を説明するための説明図である。 従来のワイヤーハーネス保護材の斜視図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
<ワイヤーハーネス保護材>
本実施形態に係るワイヤーハーネス保護材は、ワイヤーハーネス(2)の分岐部(3)を収容可能な本体(5)を備えるワイヤーハーネス保護材(1)であって、本体の側面部には、ワイヤーハーネスが挿通可能であり縦断面積の異なる挿通穴(21、22、23)が複数形成されている(例えば、図1及び図2等参照)。
本実施形態に係るワイヤーハーネス保護材としては、例えば、上記本体(5)は、互いに突き合わされて挿通穴(21、22、23)を形成する上ケース(6)及び下ケース(7)を備える形態(例えば、図1及び図2等参照)を挙げることができる。この場合、例えば、上記上ケース(6)及び下ケース(7)のそれぞれの突き合わせ端側には、縦断面積の異なる挿通溝(8、9、10)が複数形成されており、上下ケースを互いに突き合わせることで、上下ケースの各挿通溝(8、9、10)により挿通穴(21、22、23)が形成されることができる。
本実施形態に係るワイヤーハーネス保護材としては、例えば、上記本体(5)には、他部品に取り付けるための取付部材(25、26)が装着可能な装着部(27)が設けられている形態(例えば、図7等参照)を挙げることができる。
本実施形態に係るワイヤーハーネス保護材としては、例えば、上記挿通穴(21、22)には、ワイヤーハーネス(2)を構成するコルゲートチューブ(13)の外周側に係合する凹凸部(14)が設けられている形態(例えば、図4及び図5等参照)を挙げることができる。
本実施形態に係るワイヤーハーネス保護材としては、例えば、上記挿通穴(21、22、23)は、平面略円形状の本体の円周方向に沿って所定の角度間隔(好ましくは等角度間隔)で放射状に配設されている形態(例えば、図3等参照)を挙げることができる。これにより、ワイヤーハーネスの分岐形状に効果的に対応して配索することができる。
上述の形態の場合、例えば、上記挿通穴は、第1挿通穴(21)及び第1挿通穴より縦断面積の小さな第2挿通穴(22)を備え、第1挿通穴(21)は、円周方向の角度間隔が150〜210度(好ましくは略180度)となるように一対が設けられ、第2挿通穴(22)は、一対の第1挿通穴の円周方向の角度間隔の間に配設されていることができる(例えば、図3等参照)。これにより、ワイヤーハーネスの大径部(幹部)が一対の第1挿通穴に挿通されて略直線状に保持されるとともに、ワイヤーハーネスの中小径部が第2挿通穴に挿通されて保持される。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、車両で使用されるワイヤーハーネス保護材を例示する。
(1)ワイヤーハーネス保護材の構成
本実施例に係るワイヤーハーネス保護材1は、図1及び図2に示すように、ワイヤーハーネス2の分岐部3を収容可能な本体5を備えている。この本体5の側面部には、ワイヤーハーネス2が挿通可能であり縦断面積(すなわち、直径)の異なる縦断面略円形状の第1挿通孔21、第2挿通穴22及び第3挿通穴23が形成されている。
なお、本実施例では、上記ワイヤーハーネス2として、図2に示すように、複数の電線12をコルゲートチューブ13で被覆してなるものを採用する。また、上記ワイヤーハーネス2の分岐部3として、大径部3a、中径部3b(大径部3aより小さな直径を有する部位)及び小径部3c(中径部3bより小さな直径を有する部位)を有して3本以上に分岐する部位を例示する。
上記本体5は、互いに突き合わされて第1〜第3挿通穴21、22、23を形成する樹脂製で有底筒状の上ケース6及び下ケース7を備えている。これら上下ケース6、7は、同じ形状に形成されている。また、これら上下ケース6、7のそれぞれの筒状部6a、7aの先端側(すなわち、突き合わせ端側)には、図3に示すように、縦断面積(すなわち、直径)の異なる縦断面略半円形状の第1挿通溝8、第2挿通溝9及び第3挿通溝10が形成されている。
上記第1〜第3挿通溝8、9、10は、本体5の円周方向に沿って所定の等角度間隔(例えば、約45度)で放射状に配設されている。この第1挿通溝8は、円周方向の角度間隔が略180度となるように一対が設けられている。また、第2挿通溝9は、一対の第1挿通溝8の円周方向の角度間隔のそれぞれの中間に設けられている。また、第3挿通溝10は、円周方向に隣接する第1挿通溝8及び第2挿通溝9の中間に設けられている。
上記第1〜第3挿通溝8、9、10のそれぞれの表面側には、図4及び図5に示すように、ワイヤーハーネス2を構成するコルゲートチューブ13の外周側に係合する凹凸部14が形成されている。
上記上ケース6の筒状部6aの外周側には、図6に示すように、弾性変形可能なフック状の係止部16と凹状の被係止部17とが設けられている。また、下ケース7の筒状部7aの外周側には、被係止部17に係止する弾性変形可能なフック状の係止部18と、係止部16が係止する凹状の被係止部19と、が設けられている。
ここで、図1に示すように、上下ケース6、7の筒状部6a、7aを互いに突き合わせると、係止部16、18が被係止部17、19に係止して上下ケース6、7が一体化される。このとき、上下ケース6、7の間に収容空間S(図6参照)が形成されるとともに、上下ケース6、7の各第1〜第3挿通溝8、9、10により第1〜第3挿通穴21、22、23が形成される。
上記第1挿通穴21は、その直径が約10mmとされ、ワイヤーハーネス2の大径部3aが挿通可能な大きさとされている。また、第2挿通穴22は、その直径が約7mmとされ、ワイヤーハーネス2の中径部3bが挿通可能な大きさとされている。さらに、第3挿通穴23は、その直径が約5mmとされ、ワイヤーハーネス2の小径部3cが挿通可能な大きさとされている。なお、上記第1挿通穴21は、第2挿通穴22より縦断面積が大きく、第2挿通穴22は、第3挿通穴23より縦断面積が大きくされている。
(2)ワイヤーハーネス保護材の作用
次に、上記構成のワイヤーハーネス保護材1の作用について説明する。なお、本実施例では、ワイヤーハーネス2の分岐部3においてコルゲートチューブ13の開口端側及び電線12には、図示しないテープが巻き付けられているものとする。
図3に示すように、下ケース7において、第1挿通溝8にワイヤーハーネス2の大径部3aを挿通させ、第2挿通溝9にワイヤーハーネス2の中径部3bを挿通させ、第3挿通溝10にワイヤーハーネス2の小径部3cを挿通させる。この状態より、下ケース7の筒状部7aに対して上ケース6の筒状部6aを突き合わせると、係止部16、18及び被係止部17、19の係止により上下ケース6、7が一体化される。このとき、収容空間S内にワイヤーハーネス2の分岐部3が収容されるとともに、コルゲートチューブ13の外周側に凹凸部14が係止することで第1〜第3挿通溝8、9、10の間にワイヤーハーネス2が挟持される。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例のワイヤーハーネス保護材1によると、本体5の側面部には、ワイヤーハーネス2が挿通可能であり縦断面積の異なる挿通孔21、22、23が複数形成されている。そして、ワイヤーハーネス2の分岐形状に対応して挿通穴21、22、23を選択してワイヤーハーネス2を挿通させることで、本体5内にワイヤーハーネス2の分岐部3が収容される。これにより、様々な分岐形状に対応してワイヤーハーネス2の分岐部3を外部干渉物(例えば、金属エッジ、溶接バリ等)や相対運動による応力集中から確実に保護することができる。
特に、樹脂製のケース6、7で被うため、ワイヤーハーネス2の電線素線部分と外部干渉物との接触を防ぐことができる。また、分岐素線部分への負荷がないため、ワイヤーハーネ2全体の耐久性が向上する。さらに、テープ巻き量の減少と、簡単に取り付けられる構造により、ワイヤーハーネス2の製作工数を削減できる。また、分岐付近にワイヤーハーネス2の固定端同士で相対動きが発生している場合、固定数が減少する。すなわち、相対動き部に分岐設定すると、分岐素線部分への負荷が加わり断線の恐れがあり、固定点を増やし、分岐素線部への負荷をなくすのが現在一般的な方法である。これに対して、本ワイヤーハーネス保護材1によると、分岐部素線に負荷がかからないため、設定可能となる。さらに、特定部位専用設計ではないため、分岐部に対して汎用性がある。よって、量産によるコスト削減の効果も期待できる。
また、本実施例では、本体5は、互いに突き合わされて挿通穴21、22、23を形成する上ケース6及び下ケース7を備えるので、上下ケース6、7を突き合わせることで挿通穴21、22、23にワイヤーハーネス2が挿通される。このように、上下ケース6、7の突き合わせといった一度の動作でワイヤーハーネス2の分岐部3を保護できるため、ワイヤーハーネスの分岐部をテープのみで固定して保護する場合と比較して組付け時間を短縮することができる。
また、本実施例では、挿通穴21、22、23には、ワイヤーハーネス2を構成するコルゲートチューブ13の外周側に係合する凹凸部14が設けられているので、コルゲートチューブ13の外周側に凹凸部14が係合することで、挿通穴21、22、23にワイヤーハーネス2が挟持される。このように、ワイヤーハーネス保護材1とコルゲートチューブ13とを固定できるため、ワイヤーハーネス2の枝線に負荷が加わった場合でも電線素線部分への負荷は加わらない。
また、本実施例では、挿通穴21、22、23は、平面略円形状の本体の円周方向に沿って所定の等角度間隔で放射状に配設されている。これにより、ワイヤーハーネスの分岐形状に効果的に対応して配索することができる。
また、本実施例では、挿通穴は、第1挿通穴21及び第1挿通穴21より縦断面積の小さな第2挿通穴22を備え、第1挿通穴21は、円周方向の角度間隔が略180度となるように一対が設けられ、第2挿通穴22は、一対の第1挿通穴の円周方向の角度間隔の間に配設されている。これにより、ワイヤーハーネス2の大径部3a(幹部)が一対の第1挿通穴21に挿通されて略直線状に保持されるとともに、ワイヤーハーネス2の中小径部が第2挿通穴22に挿通されて保持される。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例のケース6、7の表面に、例えば、図7(a)(b)に示すように、他部品に取り付けるための取付部材(例えば、クリップ25、板形状のブラケット26等)が差し込み装着可能な装着部27を設けるようにしてもよい。これにより、取付部材25、26を介してワイヤーハーネス保護材1を固定側に固定することができる。
また、上記実施例では、別体形成された上下ケース6、7を例示したが、これに限定されず、例えば、図8に示すように、ヒンジ部29を介して一体形成された上下ケース6’、7’としてもよい。これにより、ワイヤーハーネス保護材1を簡易且つ安価な構造とすることができる。この場合、例えば、上下ケース6’、7’のうちの一方のケースには、弾性変形可能なフック状の係止部30を設け、他方のケースには、係止部30が係止する凹状の被係止部31を設けることができる。
また、上記実施例では、縦断面積の異なる3種類の第1〜第3挿通穴21、22、23を備える本体5を例示したが、これに限定されず、例えば、縦断面積の異なる2種類の挿通穴を備える本体としたり、縦断面積の異なる4種類以上の挿通穴を備える本体としたりしてもよい。例えば、図9に示すように、円周方向に沿って交互に第1挿通溝8及び第2挿通溝9を配設してなるケース6、7としてもよい。なお、上記実施例における挿通穴21、22、23の形状、個数、配置形態は適宜選択することができる。
また、上記実施例では、樹脂製のケース6、7を例示したが、これに限定されず、例えば、金属製や木製のケースとしてもよい。また、ケースの形状は適宜選択することができる。
また、上記実施例では、ワイヤーハーネス2を構成する保護材としてコルゲートチューブ13を例示したが、これに限定されず、例えば、ツイストチューブとしてもよい。
また、上記実施例では、挿通穴21、22、23に凹凸部14を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、挿通穴21、22、23に凹凸部14を設けないようにしてもよい。また、第1〜第3挿通穴21、22、23のうちの1種又は2種の挿通穴のみに凹凸部14を設けてもよい。
さらに、上記実施例では、車両で使用されるワイヤーハーネス保護材1を例示したが、これに限定されず、例えば、家電製品や事務機器等で使用されるワイヤーハーネス保護材としてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
ワイヤーハーネスの分岐部を保護する技術として広く利用される。特に、乗用車、バス、トラック等の他、列車、汽車等の鉄道車両、建設車両、農業車両、産業車両などで使用されるワイヤーハーネス保護材として好適に利用される。
1;ワイヤーハーネス保護材、2;ワイヤーハーネス、3;分岐部、5;本体、6,6’;上ケース、7,7’;下ケース、13;コルゲートチューブ、14;凹凸部、21;第1挿通穴、22;第2挿通穴、23;第3挿通穴、25;クリップ、26;ブラケット、27;装着部、S;収容空間。

Claims (4)

  1. ワイヤーハーネスの分岐部を収容可能な本体を備えるワイヤーハーネス保護材であって、
    前記本体の側面部には、前記ワイヤーハーネスが挿通可能であり縦断面積の異なる挿通孔が複数形成されていることを特徴とするワイヤーハーネス保護材。
  2. 前記本体は、互いに突き合わされて前記挿通穴を形成する上ケース及び下ケースを備える請求項1記載のワイヤーハーネス保護材。
  3. 前記本体には、他部品に取り付けるための取付部材が装着可能な装着部が設けられている請求項1又は2に記載のワイヤーハーネス保護材。
  4. 前記挿通孔には、前記ワイヤーハーネスを構成するコルゲートチューブの外周側に係合する凹凸部が設けられている請求項1乃至3のいずれか一項に記載のワイヤーハーネス保護材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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