JP2017106503A - ソレノイド - Google Patents

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JP2017106503A
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貴広 内山
Takahiro Uchiyama
貴広 内山
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Abstract

【課題】ソレノイドバルブのソレノイドの径方向への大きさを小さくすることを目的とする。
【解決手段】外部回路と外部電線80によって接続され、ソレノイドバルブに用いられるソレノイド10であって、筒状の巻芯部21と巻芯部21の両端に鍔部23が設けられた合成樹脂製のボビン20と、前記ボビン20の巻芯部21にマグネットワイヤ41を巻回してなるコイル40と、前記外部電線80と前記マグネットワイヤ41とを接続するジョイント端子70と、前記ボビン20の一方の鍔部23Aに設けられ、前記ジョイント端子70を収容可能な端子収容部30とを備える。
【選択図】図5

Description

本明細書に開示される技術はソレノイドバルブに用いられるソレノイドに関する。
例えば、車両のオートマチックトランスミッションでは、ソレノイドバルブを用いて油圧の制御を行っている。このような油圧制御などを行うソレノイドバルブとして、特開2012−149723号公報(下記特許文献1)に記載のものが知られている。このソレノイドバルブのソレノイド部には、通電により磁界を発生する略円筒形状のコイルが設けられており、このコイルを覆うように磁性体のヨーク(ケース)が設けられている。ケースの外側には、コイルに接続されたコネクタが設けられており、このコネクタを介してコイルが外部回路と接続される。
特開2012−149723号公報
しかしながら、特開2012−149723号公報(上記特許文献1)の構成では、ヨーク(ケース)の周壁にコネクタを設けている。この種のコネクタは、相手側コネクタとの嵌合構造を備えかつコネクタハウジング内に端子金具を収容した構造であって比較的大形であるから、ソレノイドバルブの径方向寸法が大きくなるという問題がある。
本明細書で開示されるソレノイドは、外部回路と外部電線によって接続され、ソレノイドバルブに用いられるソレノイドであって、筒状の巻芯部と巻芯部の両端に鍔部が設けられた合成樹脂製のボビンと、前記ボビンの巻芯部にマグネットワイヤを巻回してなるコイルと、前記外部電線と前記マグネットワイヤとを接続するジョイント端子と、前記ボビンの一方の鍔部に設けられ、前記ジョイント端子を収容可能な端子収容部とを備える。
このようなソレノイドでは、外部電線とマグネットワイヤとをジョイント端子によって接続しており、相手側コネクタとの嵌合構造を備えたコネクタ構造を有していないことから、ソレノイドバルブのソレノイドを小さくすることができる。また、合成樹脂製の鍔部にジョイント端子を収容可能な端子収容部を設けていることから、接続部分の絶縁性を確保することができ、またジョイント端子及び外部電線を位置決めすることができる。
本明細書に開示されるソレノイドの実施の態様として、以下の構成としてもよい。
前記コイルは、有底筒状のシールドケースによって覆われており、前記シールドケースの底部には、前記マグネットワイヤの端部を外部に引き出し可能とすると共に前記端子収容部を前記シールドケースの外部に露出させる開口部が設けられている構成としても良い。
このような構成では、マグネットワイヤをシールドケースの外部に引き出した上で、外部電線とジョイント端子で接続することができる。また、接続したジョイント端子を収容する端子収容部もシールドケースの外部に露出していることから、簡単に端子収容部にジョイント端子を収容することができる。
本明細書に開示されたソレノイドによれば、ソレノイドバルブのソレノイドの径方向への大きさを小さくすることができる。
実施形態に係るソレノイドの側面図 ボビンの背面図 ボビンの側面図 ケースを組み付ける前の状態での一部切欠き断面図 シールドケースを組み付けた状態での一部切欠き断面図 ジョイント端子で接続した状態での一部切欠き断面図
<実施形態>
実施形態について図1から図6を参照して説明する。
本実施形態のソレノイド10を用いたソレノイドバルブは、車両のオートマチックトランスミッションの油圧制御装置に搭載されるものである。ソレノイド10は、ソレノイドバルブの油路の切替制御や油圧制御を行うバルブ部を駆動するものである。なお、以下の説明では、図1における右側(バルブ部が装着される側)を前側とし、図1における左側を後側として説明する。また、図1における上側を上側とし、図1における下側を下側として説明する。
ソレノイド10は、図6に示すように、円筒形状のボビン20と、ボビン20にマグネットワイヤ41を巻回してなるコイル40と、コイル40を覆うモールド部50と、コイル40を収容するシールドケース60とを備えている。ソレノイド10には、外部回路と接続するための外部電線80が接続される。外部電線80は、図5に示すように、導電性の金属でなる芯線81と、芯線81を覆う絶縁被覆83とを備えている。
ボビン20は、絶縁性のある合成樹脂製であって、図2及び図3に示すように、円筒形状をなしている。ボビン20は、コイル40が巻き付けられる中空の円筒状の芯巻部21と、芯巻部21の前後端に芯巻部21より経大な鍔部23とを備えている。後側の鍔部23A(一方の鍔部)の後面上部には、後記する端子収容部30が一対後方に向かって突設されている。後側の鍔部23Aの縁部には、後記するコイル40のマグネットワイヤ41を後方に引き出すための引き出し部25が一対設けられている。引き出し部25は、後記する端子収容部30の両側壁31の間に設けられており、マグネットワイヤ41が端子収容部30の両側壁の間を通るようにする。
コイル40は、図4に示すように、ボビン20の芯巻部21(図3参照)にマグネットワイヤ41を多数巻回したものである。そして、マグネットワイヤ41の両端部はボビン20の引き出し部25より後側に引き出される。コイル40は、通電されると磁力を発生して、図示しないコア部とシールドケース60を通る磁束ループを形成する。コア部は、ボビン20の中空部分に配されており、固定コアと可動コア等とを備えている。コイル40の磁力によって、コア部の固定コアが磁化されて、可動コアが移動することによって、バルブ部内の弁体などが変位する。
モールド部50は、図1に示すように、ボビン20とともにコイル40を絶縁性の合成樹脂によってモールド成型して形成する。モールド部50は、ボビン20とコイル40とを覆い、略円筒形状になっている。このようにモールド部50によってコイル40を覆うことで、コイル40が一定形状に保持され、マグネットワイヤ41が保護される。
シールドケース60は、磁性体金属で形成されており、図1及び図4に示すように、コイル40の周囲を覆う略円筒状の円筒部61と、円筒部61の後端に位置する底部63とを備えた有底円筒状である。円筒部61の内径は、モールド部50の外径とほぼ同じとなっている。底部63の上方には、端子収容部30を挿通可能な略矩形状の開口部65が一対設けられている。開口部65は底部63の板厚方向に貫通している。
さて、コイル40のマグネットワイヤ41の端部と外部電線80との接続には、図5に示すように、ジョイント端子70が用いられる。ジョイント端子70は、導電性の金属をプレス加工することで形成されており、底板71と底板71から立ち上がる一対のカシメ片73とからなる略U字状をなしている。そして、外部電線80の芯線81とマグネットワイヤ41の端部とを包み込むようにカシメ片73が曲げられて圧着接続されることで、外部電線80とコイル40とが接続される。
マグネットワイヤ41と外部電線80とを接続したジョイント端子70は、端子収容部30に収容される。端子収容部30は、図2及び図3に示すように、ボビン20の後側の鍔部23Aと一体に成形されており、後側の鍔部23Aから後方に突出した一対の側壁31と、側壁31の間を塞ぐ後壁33と、下側を塞ぐ底壁35とを備えている。そして、端子収容部30は、両側壁31と後壁33と底壁と後側の鍔部23Aによって、上方が開口した略矩形状の箱形となっている。両側壁31及び後壁33の上端部は、後側の鍔部23Aの形状に沿う形で弧状に切欠かれており、端子収容部30がボビン20の上下左右方向の外側に突出しないようになっている。端子収容部30の上下方向の内寸法(外側の側壁31の内寸法)は、露出した芯線81の長さ及びジョイント端子70の底板71(図5参照)の上下寸法より大きい。また、端子収容部30の両側壁31と後壁33とによって形成された開口の寸法は、かしめ圧着後のジョイント端子70の大きさとほぼ同じ大きさとなっている。つまり、端子収容部30は、かしめ圧着後のジョイント端子70が意図せず抜け落ちない程度に固定しつつ収容可能となっている。
また、後側の鍔部23Aの引き出し部25と同様に、端子収容部30の後壁33にも収容部側引き出し部37が設けられている。収容部側引き出し部37は、引き出し部25と軸方向に同じ位置に設けられており、その形状もほぼ同じとなっている。また、収容部側引き出し部37は、両側壁31の間であって、端子収容部30の幅方向(左右方向)の略中央位置に設けられている。このように、引き出し部25と収容部側引き出し部37とによって、マグネットワイヤ41は、端子収容部30の略中央位置を通って後側に引き出されている。
本実施形態のソレノイド10は上記のような構造であって、例えば以下のような手順で製造される。
まず、図2及び図3に示すように、ボビン20を合成樹脂によって一次成形する。この際に、端子収容部30もボビン20と一体に成形される。そして、図3及び図4に示すように、成形されたボビン20の芯巻部21の外周面に、マグネットワイヤ41を所定の巻き数だけ巻回し、コイル40を形成する。そして、コイル40のマグネットワイヤ41の両端部を、各々ボビン20の引き出し部25から収容部側引き出し部37を介して、後側に引き出した状態にする。
次に、図4に示すように、二次成形によって、モールド部50を成形する。コイル40が形成されたボビン20を金型内にセットする。そして、成型用樹脂を注入することで、モールド部50を成形する。そして、図4及び図5に示すように、シールドケース60を組み付ける。開口部65が端子収容部30を挿通可能なようにして、シールドケース60を後方から組み付ける。
シールドケース60をコイル40に組み付けた後、図5及び図6に示すように、シールドケース60の外側で、マグネットワイヤ41と外部電線80をジョイント端子70により接続する。外部電線80の端部において絶縁被覆83を剥ぎ取って露出した芯線81とマグネットワイヤ41とをジョイント端子70の底板71において、カシメ片73をカシメ圧着する。この際に、マグネットワイヤ41は、接続作業をするのに十分な長さをシールドケース60の外側に引き出される。そのため、容易に接続作業を行うことができる。
ジョイント端子70によって外部電線80とマグネットワイヤ41とを接続した後に、図1及び図6に示すように、ジョイント端子70を端子収容部30に押し込みながら収容し、端子収容部30の上部開口から外部電線80の絶縁被覆83に覆われた部分が引き出されるようにする。この際に、マグネットワイヤ41のうちシールドケース60の外側に引き出されかしめられていない冗長部分も一緒に端子収容部30内に収容する。このように、マグネットワイヤ41やジョイント端子70等の接続部分が、樹脂製の端子収容部30内に収容されることで、接続部分の絶縁性を確保することができ、またジョイント端子70及び外部電線80をソレノイド10において位置決めすることができる。
以上のように、本実施形態のソレノイド10では、外部電線80とマグネットワイヤ41とをジョイント端子70によって接続しており、相手側コネクタとの嵌合構造を備えたコネクタを有していないことから、ソレノイドバルブのソレノイド10を小さくすることができる。また、シールドケース60に端子収容部30を挿通可能な開口部65が設けられている。そのため、この開口部65からマグネットワイヤ41をシールドケース60の外部に引き出した上で、外部電線80とジョイント端子70で接続することができる。そして、接続したジョイント端子70を収容する端子収容部30もシールドケース60の外部に露出していることから、簡単に端子収容部30にジョイント端子70を収容することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、カシメ片73を有するオープンバレル式のジョイント端子70を用いたが、クローズドバレル式のジョイント端子を用いても良い。
(2)上記実施形態では、端子収容部30がシールドケース60の外部に露出するように開口部65が設けられていたが、外部電線のみがシールドケースの外側に引き出されるようになっていても良い。
(3)上記実施形態では、モールド部50を備えているが、モールド部はなくても良い。
10…ソレノイド
20…ボビン
21…芯巻部
23…鍔部
23A…後側の鍔部(一方の鍔部)
25…引き出し部
30…端子収容部
31…収容部側引き出し部
40…コイル
41…マグネットワイヤ
60…シールドケース
63…底部
65…開口部
70…ジョイント端子
80…外部電線

Claims (2)

  1. 外部回路と外部電線によって接続され、ソレノイドバルブに用いられるソレノイドであって、
    筒状の巻芯部と巻芯部の両端に鍔部が設けられた合成樹脂製のボビンと、
    前記ボビンの巻芯部にマグネットワイヤを巻回してなるコイルと、
    前記外部電線と前記マグネットワイヤとを接続するジョイント端子と、
    前記ボビンの一方の鍔部に設けられ、前記ジョイント端子を収容可能な端子収容部とを備えるソレノイド。
  2. 前記コイルは、有底筒状のシールドケースによって覆われており、
    前記シールドケースの底部には、前記マグネットワイヤの端部を外部に引き出し可能とすると共に前記端子収容部を前記シールドケースの外部に露出させる開口部が設けられている請求項1に記載のソレノイド。
JP2015239223A 2015-12-08 2015-12-08 ソレノイド Pending JP2017106503A (ja)

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