JP2017105583A - 作業機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作業機械は、中立フリー方式の作業機械であって、旋回ブレーキ装置、旋回操作装置、ブレーキ操作部材、制御装置、ならびに、旋回始動制限モードまたは旋回始動非制限モードを設定するモード設定部を備えている。制御装置は、旋回ブレーキ装置が作動している状態で、旋回体に対する旋回操作が行われている場合において、旋回始動制限モードが設定されているときには、旋回始動非制限モードが設定されているときに比べて旋回体に対する旋回駆動トルクを低減させ、旋回始動制限モードが設定され、旋回ブレーキ装置が作動している状態で、旋回体に対する旋回操作が行われている場合に、ブレーキ操作部材により旋回ブレーキ装置を解除する操作がなされたときには、旋回始動非制限モードが設定されているときに比べて、単位時間当たりの旋回体の旋回速度の増加率を小さくする。
【選択図】図2
Description
図1は、作業機械の一例であるクローラクレーン(以下、単にクレーンと記す)の外観側面図である。クレーン100は、走行体101と、旋回輪102を介して走行体上に旋回可能に設けられた旋回体103と、旋回体103に回動可能に軸支されたブーム104とを有する。
(条件1)旋回始動制限モードが設定されている
(条件2)旋回ブレーキ装置20が作動している
(条件3)旋回体103に対する旋回操作が行われている
(1)コントローラ3は、モード切換スイッチ14の操作に基づいて、旋回始動制限モードまたは旋回始動非制限モードを設定する。これにより、オペレータは、作業内容や周囲の環境に応じて、旋回始動制限モードと、旋回始動非制限モードとを選択することができる。
(変形例1)
上述した実施の形態では、ブレーキスイッチ4がオン位置に操作され、かつ、操作パイロット圧Pが閾値P0以上の場合に、旋回速度制限フラグをオンに設定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図6に示すように、ブレーキスイッチ4がオン位置に操作されたことが検出された場合に、旋回速度制限フラグをオンに設定してもよい。
上述した実施の形態では、モードを切り換える操作部材として、モード切換スイッチ14を例に説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、リモートコントローラや、タッチパネル等の操作部材により、旋回始動制限モードと旋回始動非制限モードとを切り換えることができるようにしてもよい。音声により、旋回始動制限モードと旋回始動非制限モードとを切り換えることができるようにしてもよい。
上述した実施の形態では、モード切換スイッチ14により、旋回始動制限モードまたは旋回始動非制限モードを設定可能なクレーン100について説明したが、本発明はこれに限定されない。モード切換スイッチ14を省略することもできる。この場合、コントローラ3は、旋回ブレーキ装置20が作動している状態で、旋回体103に対する旋回操作が行われている場合に、ブレーキスイッチ4により旋回ブレーキ装置20を解除する操作がなされたとき、旋回速度制御ダイヤル16により指示された旋回速度の増加率に基づいて、旋回体103が旋回を開始してからの旋回速度の増加率を設定する。このような変形例によれば、旋回体103の旋回速度の増加率が小さくなるように旋回速度制御ダイヤル16を操作しておくことで、上述した実施の形態と同様に、旋回操作中に、オペレータの誤操作により旋回ブレーキ装置20の解除操作がなされたとしても、旋回体103が急旋回してしまうことを防止できる。また、旋回体103の旋回速度の増加率が大きくなるように旋回速度制御ダイヤル16を操作しておくことで、上述した実施の形態と同様に、クレーン100が傾斜地に配置されている場合や風が強い場合、旋回始動時に旋回体103が動いてしまうことを防止することができる。
上述した実施の形態では、油圧パイロット式の旋回レバー装置6および方向制御弁7を例に説明したが、本発明はこれに限定されない。電気式の旋回レバー装置およびコントローラから出力される制御信号に応じて切り換えられる方向制御弁を備えたクレーンに本発明を適用してもよい。この場合、旋回操作が行われているか否かは、電気式の旋回レバー装置のレバー操作量(レバー操作角)に基づいて、コントローラ3により判定される。
上述した実施の形態では、走行体101と、走行体101に対して旋回可能に設けられた旋回体103とを備えるクローラクレーンを例に説明したが、本発明はこれに限定されない。フレームと、フレームに対して旋回可能に設けられた旋回体とを備えた種々の中立フリー方式の作業機械に本発明を適用することができる。本発明は、たとえば、トラッククレーンや油圧ショベル等、他の作業機械に適用することができる。移動式の作業機械に限定されることもなく、固定式クレーンなど、固定フレームに対して旋回可能に設けられた旋回体を備える定置式の作業機械に本発明を適用することもできる。
Claims (5)
- 油圧ポンプと油圧モータとを中立フリー位置を有する制御弁で接続した油圧回路を備えた作業機械であって、
前記油圧モータにより旋回駆動される旋回体と、
前記旋回体への制動力を発生する旋回ブレーキ装置と、
前記旋回体に対する旋回操作を行う旋回操作装置と、
前記旋回ブレーキ装置の作動および解除を操作するブレーキ操作部材と、
旋回始動制限モードまたは旋回始動非制限モードを設定するモード設定部と、
前記旋回ブレーキ装置が作動している状態で、前記旋回体に対する旋回操作が行われている場合において、前記旋回始動制限モードが設定されているときには、前記旋回始動非制限モードが設定されているときに比べて前記旋回体に対する旋回駆動トルクを低減させる制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記旋回始動制限モードが設定され、前記旋回ブレーキ装置が作動している状態で、前記旋回体に対する旋回操作が行われている場合に、前記ブレーキ操作部材により前記旋回ブレーキ装置を解除する操作がなされたときには、前記旋回始動非制限モードが設定されているときに比べて、単位時間当たりの前記旋回体の旋回速度の増加率を小さくすることを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
前記旋回操作装置は、前記旋回体の旋回を指示するパイロット圧を生成し、前記制御弁のパイロット圧入力部に出力することで、前記旋回体に対する旋回操作を行い、
前記制御装置は、前記旋回ブレーキ装置が作動している状態で、前記旋回体に対する旋回操作が行われている場合において、前記旋回始動制限モードが設定されているときには、前記旋回始動非制限モードが設定されているときに比べて前記制御弁の前記パイロット圧入力部に入力されるパイロット圧の大きさを小さくすることを特徴とする作業機械。 - 請求項2に記載の作業機械において、
前記制御装置は、前記旋回始動制限モードが設定され、前記旋回ブレーキ装置が作動している状態で、前記旋回体に対する旋回操作が行われている場合に、前記ブレーキ操作部材により前記旋回ブレーキ装置を解除する操作がなされたときには、前記制御弁の前記パイロット圧入力部に入力されるパイロット圧を徐々に大きくすることを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
単位時間当たりの前記旋回体の旋回速度の増加率を指示する操作装置を備えていることを特徴とする作業機械。 - 油圧ポンプと油圧モータとを中立フリー位置を有する制御弁で接続した油圧回路を備えた作業機械であって、
前記油圧モータにより旋回駆動される旋回体と、
前記旋回体への制動力を発生する旋回ブレーキ装置と、
前記旋回体に対する旋回操作を行う旋回操作装置と、
前記旋回ブレーキ装置の作動および解除を操作するブレーキ操作部材と、
単位時間当たりの前記旋回体の旋回速度の増加率を指示する操作装置と、
前記旋回ブレーキ装置が作動している状態で、前記旋回体に対する旋回操作が行われている場合に、前記ブレーキ操作部材により前記旋回ブレーキ装置を解除する操作がなされたとき、前記操作装置により指示された前記旋回速度の増加率に基づいて、前記旋回体が旋回を開始してからの前記旋回速度の増加率を設定する制御装置と、を備えていることを特徴とする作業機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015240417A JP6491083B2 (ja) | 2015-12-09 | 2015-12-09 | 作業機械 |
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JP2015240417A JP6491083B2 (ja) | 2015-12-09 | 2015-12-09 | 作業機械 |
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ID=59058865
Family Applications (1)
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JP2015240417A Active JP6491083B2 (ja) | 2015-12-09 | 2015-12-09 | 作業機械 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019070416A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | 住友重機械建機クレーン株式会社 | 作業機械 |
JP2020200718A (ja) * | 2019-06-13 | 2020-12-17 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械の旋回制御装置 |
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JPS54153669U (ja) * | 1978-04-11 | 1979-10-25 | ||
JPH07150590A (ja) * | 1993-12-01 | 1995-06-13 | Kobe Steel Ltd | 旋回パーキングブレーキの制御装置 |
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JP2008143635A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | クレーンの旋回制御装置 |
-
2015
- 2015-12-09 JP JP2015240417A patent/JP6491083B2/ja active Active
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JP6491083B2 (ja) | 2019-03-27 |
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