JP2017105350A - エアバッグ用基布の製造方法 - Google Patents

エアバッグ用基布の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017105350A
JP2017105350A JP2015241280A JP2015241280A JP2017105350A JP 2017105350 A JP2017105350 A JP 2017105350A JP 2015241280 A JP2015241280 A JP 2015241280A JP 2015241280 A JP2015241280 A JP 2015241280A JP 2017105350 A JP2017105350 A JP 2017105350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone resin
base fabric
carrier
resin
laminate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015241280A
Other languages
English (en)
Inventor
至恵 山口
Yukie Yamaguchi
至恵 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumisho Airbag Systems Co Ltd
Original Assignee
Sumisho Airbag Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumisho Airbag Systems Co Ltd filed Critical Sumisho Airbag Systems Co Ltd
Priority to JP2015241280A priority Critical patent/JP2017105350A/ja
Publication of JP2017105350A publication Critical patent/JP2017105350A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】気密性に優れ、かつ、安価なエアバッグ用基布を提供する。
【解決手段】基布表面にシリコーン樹脂が施された袋織エアバッグの製造方法であって、剥離性を有する担体の片面にシリコーン樹脂を塗布するステップと、シリコーン樹脂が塗布された担体と基布を積層し、積層体を作製するステップと、シリコーン樹脂が未硬化の状態で積層体を加圧した後に、積層体を加熱するステップと、担体のみを積層体から剥離するステップとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車が他の自動車や障害物と衝突したとき、とりわけ自動車の側面衝突に際し、乗員を保護するためにバッグを膨張させて乗員の衝撃を緩和する袋織エアバッグに関する。
現在生産されている殆どの自動車には、自動車の前面が他の自動車や障害物と衝突した際に、急速に袋体を膨張させて乗員の安全を図るために、運転席用および助手席用エアバッグが搭載されている。
近年この前面衝突だけでなく、自動車の側面が他の自動車や障害物と衝突した際の乗員の頭部などを保護するために、自動車の側面窓部上の天井部やピラー部に折り畳んで収納されており、衝突時に側面窓部を覆うように膨張するカーテンエアバッグが本格的に搭載されている。
エアバッグに要求される物性としては、乗員の衝撃を緩和させ、場合によっては車両横転時における乗員の車外放出を防止することなどがある。これを解決するには、エアバッグの高度な気密性が必要となるため、エアバッグに用いられる基布には、高い気密性を付与するための被覆材が施されている。
また、昨今の自動車製造における低コスト化に対応するため、エアバッグにおいても工程の簡略化を含めた安価な基布を提供することが求められている。
従来エアバッグ用基布に被覆材を付与する方法の一例として、特許文献1には、先端半径が小さく鋭利なナイフを用いて20g/m以下の塗布量でコーティングする技術が開示されている。しかし、先端半径が小さく鋭利なナイフは、基布面との接触により変形しやすく、塗布量のバラつきを大きくするだけでなく、基布表面を損傷する場合もあり、20g/m以下の低い塗布量で高い気密性を付与することは難しいものと考えられる。
また、特許文献2では、ラミネートフィルムを使用した方法が公開されている。しかしながらこの方法も、プライマー接着剤や付着促進剤など、多くの材料を必要とするため、本発明の目的である安価なエアバッグの製造方法という観点から乖離してしまう。
特許第5403150号公報 特表2003−513841号公報
本発明は、自動車が他の自動車や障害物と衝突したとき、とりわけ自動車の側面衝突に際し、乗員を保護するためにバッグを膨張させて乗員の衝撃を緩和するエアバッグ用基布に関し、特に気密性に優れ、更には工程の簡略化により安価な基布を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、本発明は、基布表面にシリコーン樹脂が施された袋織エアバッグの製造方法であって、剥離性を有する担体の片面にシリコーン樹脂を塗布するステップと、前記シリコーン樹脂が塗布された前記担体と基布を積層し、積層体を作製するステップと、前記シリコーン樹脂が未硬化の状態で前記積層体を加圧した後に、前記積層体を加熱するステップと、前記担体のみを前記積層体から剥離するステップとを含む。
本発明の別の態様によれば、前記担体の材料が、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、全芳香族ポリエステル系樹脂、芳香族アラミド系樹脂、ポリフッ素系樹脂のいずれかである。
また、本発明の別の態様によれば、前記担体の片面に剥離剤が塗布されている。
また、本発明の別の態様によれば、前記剥離剤が、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、アルキド系樹脂のいずれかである。
また、本発明の別の態様によれば、前記シリコーン樹脂の塗布量が、10〜100g/mである。
本発明によれば、自動車が他の自動車や障害物と衝突したとき、とりわけ自動車の側面衝突に際し、乗員を保護するためにバッグを膨張させて乗員の衝撃を緩和するエアバッグ用基布に関し、特に気密性に優れ、更には工程の簡略化により安価な基布を提供することができる。
本発明の実施例の一例を示す概念図である。 従来技術による一例を示す概念図である。
本発明は、基布表面にシリコーン樹脂が施された袋織エアバッグの製造方法であって、剥離性を有する担体の片面にシリコーン樹脂を塗布するステップと、前記シリコーン樹脂が塗布された前記担体と基布を積層し、積層体を作製するステップと、前記シリコーン樹脂が未硬化の状態で前記積層体を加圧した後に、前記積層体を加熱するステップと、前記担体のみを前記積層体から剥離するステップとを含む、袋織エアバッグの製造方法である。
図1は、本発明に関する製造装置の一例を示している。基布は、織物巻出し部1からアキュームレータ2aを通ってプレスロール5a、5bへ送られる。一方、担体が、担体巻出し部3a、3bから送られ、コーティング装置4a、4bにおいてシリコーン樹脂を塗布され、プレスロール5a、5bへ送られる。プレスロール5a、5bにおいて、担体と基布が積層され、シリコーン樹脂が未硬化の状態で加圧される。その後、積層体は、加熱炉6において加熱される。その後、積層体は、冷却ロール7を通った後、担体のみが積層体から剥離され、担体は、担体巻き取り部8a、8bに回収される。担体が剥離された積層体は、アキュームレータ2bを通して、積層基布巻き取り部9に巻き取られる。
図2は、参考のために、従来のナイフコート法による製造装置の一例を示している。基布は、織物巻出し部10からアキュームレータ11aおよびプレヒート部16を通ってコーティング装置12へ送られる。コーティング装置12において、シリコーン樹脂が基布にコーティングされる。その後、体は、シリコーン樹脂がコーティングされた基布は、冷却ロール14およびアキュームレータ11bを通して、積層基布巻き取り部15に巻き取られる。
本発明で用いる担体は、エアバッグ用基布に気密性を与えるシリコーン樹脂を基布表面に転写するための材料であり、その担体表面に均一なシリコーン樹脂層を形成して、基布表面に転写した後は、担体に残すことなく剥がす必要がある。そのため、本発明で用いる担体の表面には、シリコーン樹脂が転写されやすい剥離性を持たせることが必須である。
また、本発明の製造方法においては、シリコーン樹脂を塗布した担体の塗布面に、基布を積層する必要がある。積層することによって、担体に均一に塗布されたシリコーン樹脂を容易に基布表面に転写させることができる。
更に積層後、シリコーン樹脂が未硬化の状態で加圧することによって、基布の糸目にシリコーン樹脂が浸透し、気密性を確保することが出来る。加圧をしない場合には、シリコーン樹脂が基布に触れる部分と触れない部分がまばらに発生し、高い気密性を確保することが難しくなる。また、シリコーン樹脂が硬化した後に加圧すると、硬化したシリコーン樹脂が流動しにくくなるため、基布の糸目に樹脂が浸透せず、気密性が確保できなくなる。
加圧時の圧力については、シリコーン樹脂の塗布量や基布の仕様などに応じて定めればよい。例えば、プレスロール(図1)を使用するような場合では、加圧(線圧)0.1〜10kgf/cmの範囲、好ましくは1.0〜9kgf/cmの範囲で選定すればよい。
加圧した袋織エアバッグは、その後加熱炉を通してシリコーン樹脂を硬化させる必要がある。加熱をしない場合、シリコーン樹脂が硬化せず、担体を剥がす際、担体側と基布側の両方に未硬化のシリコーン樹脂が分離し、基布に塗布させたい必要な付着量を付与できず、目標とする高い気密性が得られない。
加熱温度についてはシリコーン樹脂の配合処方や塗布量などに応じて適宜定めればよい。例えば、図1のような場合では、120〜200℃の範囲、好ましくは140〜180℃の範囲で選定すればよい。
本発明で用いる担体の材料は特に限定されたものではないが、例えばポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、全芳香族ポリエステル系樹脂、芳香族アラミド系樹脂、ポリフッ素系樹脂から選ばれた樹脂が好ましい。特にポリエステル系樹脂は、作業性が良く、かつ安価であるという点で好ましい。また、担体の厚みは5〜80μmであり、好ましくは10〜75μm、更に好ましくは15〜70μmである。5μm以下であると加工中の裂開やシワなどが容易に発生する恐れがあり、100μm以上であると厚みが増し、硬くゴワつき感があり作業効率の低下に繋がる恐れがある。また、担体は裂開やシワなどが発生していなければ、繰り返し使用してもよい。
本発明で用いる剥離性を有する担体の片面には、剥離剤が塗布されていることが好ましい。剥離剤の塗布量は、1〜20μmが好ましく、4〜16μmが更に好ましい。1μm以下の場合、硬化したシリコーン樹脂が剥がれ難くなる恐れがあり、一方で20μm以上の場合、担体として硬く、厚くなり、作業効率の低下に繋がる恐れがある。
本発明で用いる剥離剤の種類としては、特に限定するものではないが、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、アルキド系樹脂が好ましく、アルキド系樹脂が、本発明の安価な基布の提供という点で更に好ましい。
シリコーン樹脂の塗布量については、気密性を保持するために10〜100g/m程度必要であるが、好ましくは15〜80g/m、更に好ましくは20〜60g/mである。シリコーン樹脂の塗布量が10g/m以下の場合、難燃性、気密性、耐久性、摩耗性などを満足できなくなり、100g/m以上の場合、エアバッグ基布自体の硬さおよび重量が増し、収納性に欠ける上に、本発明の安価な基布の提供という観点で目的を達成し難くなる。
本発明で、剥離性を有する担体の片面へのシリコーン樹脂の付与方法は、樹脂の均一な付与および基布との接着が確保できるものであればよく、コーティング法(ナイフ、キス、リバース、コンマ、スロットダイおよびリップなど)、印捺法(スクリーン、ロール、ロータリーおよびグラビアなど)、転写法(トランスファー)、スプレー法など、いずれの加工法でもよい。
また、シリコーン樹脂の粘度についても特に限定するものではないが、5〜50Pa・sが好ましく、10〜30Pa・sであれば更に好ましい。樹脂粘度が5Pa・s未満になると、被膜の厚さが調整し難くなり、気密性を満足することが難しくなる。一方で、50Pa・s以上の場合、低塗布量の調整が難しくなり、付着量にバラつきが生じる恐れがある。
袋織エアバッグを構成する繊維については、天然繊維、化学繊維、無機繊維などでよく、特に指定するものではないが、中でも、基布の製造工程や基布物性、汎用性などの観点から合成繊維フィラメントが好ましい。例えば、ナイロン6、ナイロン12、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612などの脂肪族ポリアミド繊維、ナイロン6T、ナイロン6I、ナイロン9Tなどの脂肪族アミンと芳香族カルボン酸の共重合ポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどの単独、またはこれらの混合、共重合によって得られるポリエステル繊維、パラフェニレンテレフタルアミド、およびこれと芳香族エーテルとの共重合物などに代表されるアラミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ビニロン繊維、超高分子ポリエチレン系繊維、ポリテトラフルオロエチレンを含むフッ素系繊維、ポリサルフォン繊維、ポリフェニレンサルファイド系繊維(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン系(PEEK)繊維、ポリイミド繊維、ポリエーテルイミド繊維、高強力レーヨンを含むセルロース系繊維、アクリル系繊維、炭素繊維、ガラス繊維、シリコーンカーバイド(SiC)繊維、アルミナ繊維、などから適宜選定すればよい。
袋織エアバッグの織密度は、使用する原糸の繊度により適切に選択すればよいが、例えば555dtexでは、経糸と緯糸を合わせて95〜110本/2.54cm、470dtexでは100〜110本/2.54cm、350dtexでは120〜130本/2.54cm、235dtexでは140〜150本/2.54cmが好ましい。この織密度範囲であれば製織が容易になり、製織性や織物品位が向上する。
織密度は、必ずしも経糸と緯糸を同数とする必要はなく、エアバッグとしての特性を阻害しない範囲で、密度差をつけてもよい。
本発明で使用する基布の経糸および緯糸の繊度は、通常エアバッグ用基布に用いられている太さの糸、すなわち150〜1000dtexの範囲から選定すればよく、好ましくは235〜700dtexの範囲とすればよい。経糸および緯糸の繊度は同じものを用いても良いし異なったものを用いても良い。繊度が150dtexより細い場合、エアバッグに求められる強度が得られにくい傾向にあり、1000dtexを超える場合、目付が大きくなりすぎる傾向にある。
なお、本発明で使用する糸の単糸太さは、互いに同じであっても異なっていてもいずれでもよく、例えば、0.5〜6dtexの範囲にあれば好ましい。また、単糸の強度も7cN/dtex以上、好ましくは8cN/dtex以上の糸を用いればよい。更に、単糸の断面形状も、円形、楕円、扁平、多角形、中空、その他の異なる型など、織物の製造、物性に支障のない範囲で適宜選定すればよい。また、繊度や断面形状などが異なる複数の糸を合糸、撚り合わせなどにより一体化したものを用いても良い。
本発明で使用する織物は、目付が260g/m以下、引張強度が650N/cm以上であることが好ましい。目付と引張強度がこの範囲にあれば、軽くて物理特性に優れていると言える。なお、目付とは、後述する不通気材料などを付与する前の未加工状態の基布重量を指す。目付が260g/mを超えると、エアバッグの重量が大きくなり、所望の軽量化を達成しにくい。また、引張強度が650N/cmより小さいと、エアバッグとして必要な物理特性を満たすことができない可能性がある。
また、本発明で使用する織物は、その織り構造の緻密さを示す指数であるカバーファクターが、1800以上であることが好ましく、2000以上あることがより好ましい。
カバーファクター(CF)とは、一般的に、織物の経糸および緯糸それぞれの織密度と、繊度との積で求められ、下記式にて表される。
CF=Nw×√Dw+Nf×√Df
ここで、Nw、Nfは、経糸および緯糸の織密度、Dw、Dfは、経糸および緯糸の繊度である。
袋織エアバッグを製織する織機の種類についても、特に限定するものではなく、通常、工業用織物の製織に用いる織機を適宜選択すればよい。例えば、ウォータージェット織機、レピア織機、エアジェット織機、シャトル織機、プロジェクタイル織機などが挙げられるが、回転数が速く短時間で製織が可能なエアジェット織機が、工程の簡略化という観点では好ましい。
次に、本発明の製造方法による工程の簡略化を確認するために、エアバッグの製造時間の測定を行った。エアバッグの製造時間とは、巻出しから巻取りまでに要する時間のことである。
[実施例1]
Hailide社製ポリエステル糸の繊度555dtex、単糸数144本の糸を、経糸はポリエステル樹脂を主成分とするサイジング剤でサイジングして使用し、ジャカード機(ストーブリ社製)を搭載したエアジェット織機(ドルニエ社製)により、仕上がり織密度が経57本/インチ、緯49本/インチとなるよう、袋織の織物を製織し、次いで精練・熱セットを行った。
アルキド系離型剤を塗布した担体(東洋紡社製ポリエステルフィルム TN−100 19μm)の表面に、シリコーン樹脂を35g/mになるよう均一に塗布し、織物に貼り合わせた後、熱ロールで、温度180℃、圧力1kgf/cmで圧着し、180℃の加熱炉で60秒間加熱を行った。その後担体を剥がし、シリコーン樹脂が転写された基布(以下、積層基布と記す)を得た。表1に示すように、ナイフコート法と比較して50%の加工時間短縮が可能となった。
[実施例2]
実施例1において、フッ素系離型剤を使用し、シリコーン樹脂を50g/mとし、加熱炉で90秒間加熱を行った以外は、実施例1に準じて積層基布を作製した。表1に示すように、転写法はナイフコート法と比較して35%の加工時間の短縮が得られた。
[比較例1]
精練加工までの工程は実施例1と同様とし、シリコーン樹脂を35g/mになるようナイフコート法でコーティングを行った。この方法では、片面をコーティング加工した後、一方の片面も同様にコーティングした。表1に記載のとおり、転写法の加工時間より長い結果となった。
1、10 織物巻出し部
2a、2b、11a、11b アキュームレータ
3a、3b 担体巻出し部
4a、4b、12 コーティング装置
5a、5b プレスロール
6、13 加熱炉
7、14 冷却ロール
8a、8b 担体巻き取り部
9、15 積層基布巻き取り部
16 プレヒート部

Claims (5)

  1. 基布表面にシリコーン樹脂が施された袋織エアバッグの製造方法であって、
    剥離性を有する担体の片面にシリコーン樹脂を塗布するステップと、
    前記シリコーン樹脂が塗布された前記担体と基布を積層し、積層体を作製するステップと、
    前記シリコーン樹脂が未硬化の状態で前記積層体を加圧した後に、前記積層体を加熱するステップと、
    前記担体のみを前記積層体から剥離するステップと
    を含む、袋織エアバッグの製造方法。
  2. 前記担体の材料が、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、全芳香族ポリエステル系樹脂、芳香族アラミド系樹脂、ポリフッ素系樹脂のいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載の袋織エアバッグの製造方法。
  3. 前記担体の片面に剥離剤が付与されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の袋織エアバッグの製造方法。
  4. 前記剥離剤が、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、アルキド系樹脂のいずれかであることを特徴とする、請求項3に記載の袋織エアバッグの製造方法。
  5. 前記シリコーン樹脂の塗布量が、10〜100g/mであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の袋織エアバッグの製造方法。
JP2015241280A 2015-12-10 2015-12-10 エアバッグ用基布の製造方法 Pending JP2017105350A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015241280A JP2017105350A (ja) 2015-12-10 2015-12-10 エアバッグ用基布の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015241280A JP2017105350A (ja) 2015-12-10 2015-12-10 エアバッグ用基布の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017105350A true JP2017105350A (ja) 2017-06-15

Family

ID=59058431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015241280A Pending JP2017105350A (ja) 2015-12-10 2015-12-10 エアバッグ用基布の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017105350A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11214895B2 (en) 2015-11-06 2022-01-04 Inv Performance Materials, Llc Low permeability and high strength fabric and methods of making the same
US11634841B2 (en) 2017-05-02 2023-04-25 Inv Performance Materials, Llc Low permeability and high strength woven fabric and methods of making the same
US11708045B2 (en) 2017-09-29 2023-07-25 Inv Performance Materials, Llc Airbags and methods for production of airbags

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11214895B2 (en) 2015-11-06 2022-01-04 Inv Performance Materials, Llc Low permeability and high strength fabric and methods of making the same
US11634841B2 (en) 2017-05-02 2023-04-25 Inv Performance Materials, Llc Low permeability and high strength woven fabric and methods of making the same
US11708045B2 (en) 2017-09-29 2023-07-25 Inv Performance Materials, Llc Airbags and methods for production of airbags

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10377104B2 (en) Composite skin material for vehicle
CN104870702B (zh) 气囊用布帛
JP6942138B2 (ja) 低通気度及び高強度の布地ならびにその製造方法
JP2020518733A (ja) 低い透過性及び高い強度の織布並びにその製造方法
KR20140087848A (ko) 에어백용 라미네이팅 원단
JP6405849B2 (ja) 縫製エアバッグ及びその製造方法
CN105358386A (zh) 气囊
JP2017105350A (ja) エアバッグ用基布の製造方法
JP5616650B2 (ja) エアバッグ用基布、それからなるエアバッグ、およびエアバッグ用基布の製造方法
JP2019173262A (ja) エアバッグ用コート布
EP3222474B1 (en) Air-bag
EP3418129B1 (en) Bag body
CN115052787A (zh) 气囊用基布和包含其的气囊
JP5610902B2 (ja) エアバッグ用基布
JP4423853B2 (ja) エアバッグ用基布およびエアバッグ
CN110914052B (zh) 复合片状物
JP2007100292A (ja) エアバッグ用織物
JPH04201649A (ja) エアバッグ
JP5616162B2 (ja) エアバック用織物
JP3932049B2 (ja) エアバッグ用織物の製造方法
JP2002166806A (ja) エアバッグの製造方法、エアバッグ製造用装置およびエアバッグ製造用装置の製造方法
JP2006327521A (ja) エアバッグおよびその製造方法
WO2023166921A1 (ja) エアバッグクッション
JP4797982B2 (ja) エアバッグ用織物
JP7101179B2 (ja) エアバッグ