JP2017105014A - 水圧転写フィルム製造装置及び印刷画像形成装置並びに活性剤塗布装置 - Google Patents

水圧転写フィルム製造装置及び印刷画像形成装置並びに活性剤塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】長尺な水圧転写フィルムを短時間で、且つ低価格で製造する。
【解決手段】本発明の水圧転写フィルム製造装置は、水溶性フィルムの印刷面にインクを吐出して印刷画像を形成するインクジェットノズルを備えた印刷部と、前記印刷部に水溶性フィルムを導入する導入機構と、前記印刷部の後段に配置された、前記印刷画像が形成された水溶性フィルムを乾燥させる乾燥部と、前記乾燥部の後段に配置された、搬送テーブルと、前記印刷画像が形成された水溶性フィルムを該搬送テーブルの上面に沿って搬送する搬送手段とを有する搬送機構と、前記搬送テーブルの上部に配置された、該搬送テーブルに向けて活性剤を噴霧するノズルと、該ノズルに活性剤を供給する活性剤供給源とを有する活性剤噴霧装置と、前記活性剤噴霧装置よりも搬送方向下流側の前記搬送テーブルの上部に配置された、前記搬送テーブルに向けて温風を供給する温風供給装置とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水圧転写法により、曲面状や凹凸状の表面を有する対象物の該表面に写真画像や絵柄、図柄、模様等を付与する際に用いられる水圧転写フィルム製造装置及び印刷画像形成装置並びに活性剤塗布装置に関する。
自動車の内装品や家電製品の部品、携帯電話機のカバー等の、曲面状や凹凸状の表面に写真画像や絵柄、図柄、模様等(以下、総称して「画像等」という)を付与することで、意匠性の高い製品を提供することが従来から行われている。このような画像等の付与方法の一つに水圧転写法と呼ばれる方法がある。この方法では、水溶性フィルムの上に画像等を印刷し、その上からメジューム又はメディウムと呼ばれる活性剤を塗布して成る水圧転写フィルムが用いられる(特許文献1)。
一般的に、紙以外の被印刷物の印刷には凹版印刷の一種であるグラビア印刷が用いられており、水圧転写フィルムにおいても、従来はグラビア印刷により画像等の印刷が行われていた。グラビア印刷法では、表面に多数の凹部が形成されたシリンダと呼ばれる版胴(凹版)が用いられる。版胴の作製には費用がかかるため、水圧転写フィルムを用いて画像等を付与する製品の数が少ない場合や製品のサイズが小さい場合等、必要となる水圧転写フィルムの量が少ない場合には、版胴の作製費用が水圧転写フィルムの価格を押し上げることになる。また、版胴の作製には時間がかかる。グラビア印刷の場合、水溶性フィルムに画像等を印刷したりメジュームを塗布したりする作業に3〜4週間必要なところ、版胴の作製から始めると、注文を受けてから水圧転写フィルムが完成するまでに2ヶ月〜2ヶ月半程かかってしまう。そのため、需要者の要望に応じた様々な画像等が印刷された水圧転写フィルムを短い納期で提供するといった、いわゆるオンデマンド型の販売形態をとることができない
これに対して、インクジェット印刷法を用いて水圧転写フィルムの画像を印刷する方法が提案されている(特許文献2、3)。グラビア印刷法と異なりインクジェット印刷法では版が不要なため、グラビア印刷に比べると短い期間で、低価格の水圧転写フィルムを製造することができる。
特開2007-260958号公報 特開2003-145997号公報 特開2013-216005号公報
インクジェット印刷法では、被印刷物に対してノズルを移動させながら該ノズルからインクを噴出することにより、被印刷物に画像等を印刷する。ノズルが目詰まりしないように、インクジェット印刷法では粘性の低い水溶性インクが用いられており、印刷後に水溶性フィルムが乾燥するまでに時間がかかる。特に、水圧転写フィルムでは、水溶性フィルムの全面に隙間なくインクを吹き付けて画像等を印刷するため、インクが乾燥するまでの時間が長い。このため、長尺なシート状の被印刷物を巻き取りながら連続的に印刷することができず、所定のサイズの枚葉紙に1枚ずつ印刷する、いわゆる枚葉印刷が行われている。しかしながら、枚葉印刷では、印刷可能な水溶性フィルムのサイズが小さいため、多量の水圧転写フィルムを製造するには時間がかかる。また、水溶性フィルムのサイズが小さいため、模様等を転写する製品の大きさが限られ、自由度が低いという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、長尺な水圧転写フィルムを短時間で、且つ低価格で製造することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る水圧転写フィルム製造装置は、
a) 水溶性フィルムの印刷面にインクを吐出して印刷画像を形成するインクジェットノズルを備えた印刷部と、
b) 前記印刷部に水溶性フィルムを導入する導入機構と、
c) 前記印刷部の後段に配置された、前記印刷画像が形成された水溶性フィルムを乾燥させる乾燥部と、
d) 前記乾燥部の後段に配置された、搬送テーブルと、前記印刷画像が形成された水溶性フィルムを該搬送テーブルの上面に沿って搬送する搬送手段とを有する搬送機構と、
e) 前記搬送テーブルの上部に配置された、該搬送テーブルに向けて活性剤を噴霧するノズルと、該ノズルに活性剤を供給する活性剤供給源とを有する活性剤噴霧装置と、
f) 前記活性剤噴霧装置よりも搬送方向下流側の前記搬送テーブルの上部に配置された、前記搬送テーブルに向けて温風を供給する温風供給装置と、
を有する。
上記水圧転写フィルム製造装置では、導入機構によって印刷部に導入された水溶性フィルムの印刷面に対してインクジェットノズルからインクが吐出されることにより水溶性フィルムに印刷画像が形成される。続いて乾燥部によって印刷画像が形成された水溶性フィルム(以下「印刷画像付き水溶性フィルム」という。)が乾燥され(つまり、印刷画像が固化され)、続いて乾燥部によって印刷画像付き水溶性フィルムの印刷画像が固化される。その後、搬送テーブルに沿って搬送された印刷画像付き水溶性フィルムは、活性剤噴霧装置のノズルの下を通過する際に印刷画像の上に活性剤が噴霧され、続いて、温風供給装置の下を通過する際に温風が供給されて活性剤が固化され、水圧転写フィルムが完成する。ここで、活性剤とは、「メジューム」又は「メディウム」とも呼ばれ、水圧転写フィルムの印刷面に形成された印刷画像を、被転写体に付着しやすい状態にするためのもので、バインダー成分が配合された溶剤から成る。活性剤の組成は、印刷画像を構成するインク成分と、水溶性フィルムの印刷面の組成等から適宜選択される。
上記水圧転写フィルム製造装置においては、前記活性剤噴霧装置が、前記搬送テーブルの上部に配置された、下部に開口を有するケーシングを備え、該ケーシング内に前記ノズルが収容されていることが好ましい。このような構成によれば、前記ノズルから噴霧される活性剤が周囲に飛散することを防止することができる。
さらに、上記水圧転写フィルム製造装置は、温風供給装置よりも搬送方向下流側の前記搬送テーブルの上部に配置された冷風供給装置を備えるとともに、
前記搬送装置が、前記搬送テーブルの下流側端部に配置された、水圧転写フィルムを巻き取る巻き取り機構を備えることが好ましい。
この構成では、水圧転写フィルムを巻き取ることができるため、非常に長尺な水圧転写フィルムを製造することができるとともに、温風供給装置によって温風が供給された水圧転写フィルムが冷風供給装置によって冷却されるため、活性剤と印刷画像及び水溶性フィルムの印刷面との反応が安定した状態で巻き取ることができる。
上記水圧転写フィルム製造装置では、水溶性フィルムの印刷面に印刷画像を形成する工程と印刷画像の上に活性剤を塗布する工程の両方を連続して自動で行うが、印刷画像の形成と、活性剤を塗布する工程を別の装置で行うようにしても良い。
すなわち、本発明に係る印刷画像形成装置は、
a) 水溶性フィルムの印刷面にインクを吐出して印刷画像を形成するインクジェットノズルを備えた印刷部と、
b) 前記印刷部に水溶性フィルムを導入する導入機構と、
c) 前記印刷部の後段に配置された、前記印刷画像が形成された水溶性フィルムを乾燥させる乾燥部と、
d) 前記乾燥部の後段に配置された、前記水溶性フィルムを巻き取る巻き取り機構と
を有する。
また、本発明に係る活性剤塗布装置は、 印刷画像が形成された印刷画像付き水溶性フィルムの前記印刷画像の上に活性剤を塗布する装置であって、
a) 搬送テーブルと、前記印刷画像付き水溶性フィルムを該搬送テーブルの上面に沿って搬送する搬送手段とを有する搬送機構と、
b) 前記搬送テーブルの上部に配置された、該搬送テーブルに向けて活性剤を噴霧するノズルと、該ノズルに活性剤を供給する活性剤供給源とを有する活性剤噴霧装置と、
c) 前記活性剤噴霧装置よりも搬送方向下流側の前記搬送テーブルの上部に配置された、前記搬送テーブルに向けて温風を供給する温風供給装置と
を有する。
上述の印刷画像形成装置の印刷部によって印刷画像が形成され、巻き取り機構によって巻き取られた印刷画像付き水溶性フィルムは、上述の活性剤塗布装置にセットすることにより活性剤を自動で塗布することができる。もちろん、上述の活性剤塗布装置を用いずに、人の手で印刷画像の上に活性剤を塗布することも可能である。
ところで、印刷画像形成装置で製造された印刷画像付き水溶性フィルムをロールに巻き取った後、しばらくの間保管してから活性剤塗布装置で活性剤を塗布する場合、保管期間中に印刷画像付き水溶性フィルムに塵埃が付着することがある。
そこで、上記活性剤塗布装置は、さらに、前記活性剤噴霧装置よりも搬送方向上流側の前記搬送テーブルの上部に配置された、塵埃吸引装置を備えることが好ましい。
本発明によれば、長尺な水溶性フィルムに対して連続的にインクジェットノズルからインクを吐出して該水溶性フィルムの印刷面に印刷画像を形成した後、直ちに乾燥部で印刷画像付き水溶性フィルムを乾燥させて印刷画像を固化することができるため、長尺な水圧転写フィルムを短時間で且つ低価格で製造することができる。
本発明の一実施形態に係る水圧転写フィルム製造システムの概略的な全体構成図。 メジューム塗布装置の搬送テーブルが上昇位置にある状態を示す一部省略図。 インクジェット印刷装置の概略構成を示すブロック図。 メジューム塗布装置の正面図。 メジューム塗布装置の平面図。 メジューム噴霧部と塵埃吸引装置を区画する区画パネルを示す図。 本発明の別の実施形態に係る水圧転写フィルム製造装置の概略的な全体構成図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係る水圧転写フィルム製造システムの概略構成図である。本実施形態に係る水圧転写フィルム製造システム10は、印刷画像形成装置であるインクジェット印刷装置11と、活性剤塗布装置であるメジューム塗布装置12から構成されている。
インクジェット印刷装置11(以下、印刷装置11という)は、インクジェットプリンタ111と、該インクジェットプリンタ111の排紙側に設置された温風ヒータ112と、該温風ヒータ112の後段に配置された巻き取り装置113と、インクジェットプリンタ111、温風ヒータ112、及び巻き取り装置113を制御する制御装置114から構成されている。
図3に示すように、インクジェットプリンタ111は、水溶性フィルムFが巻回されたロールを保持する保持部21と、複数のインクジェットノズル221(以下「ノズル221」という)とこれらノズル221を駆動するノズル駆動機構222を備えた印刷部22と、保持部21に保持されたロールから水溶性フィルムを引き出して前記印刷部22に導入する導入部23とを備える。制御装置114の制御の下、導入部23から印刷部22に水溶性フィルムが導入されると、該水溶性フィルムFの印刷面に対して印刷部22のノズル221からインクが吐出され、画像が印刷される。この印刷画像付きの水溶性フィルムF1は印刷部22から排出され、温風ヒータ112の上を通過する際に印刷画像が固化した後、巻き取り装置113に巻き取られる。巻き取り装置113は、印刷画像付き水溶性フィルムF1を巻き取るためのロール31を保持する保持部32と、該保持部32に保持されたロール31を回転させるモータ33とを備える。
なお、ここでは、インクジェットプリンタ111とは別に温風ヒータ112を設置したが、インクジェットプリンタ111内の印刷部32の後段に温風ヒータ112を設置しても良い。
インクジェットプリンタ111の仕様は、製造する水圧転写フィルムの幅や長さに応じて決定され、例えば、幅が1000mm〜1500mm程度で長尺な水圧転写フィルムを製造する場合は、業務用のインクジェットプリンタ(例えば株式会社ミマキエンジニアリング製のJV300シリーズ等)が好適に用いられる。一方、幅及び長さが小さい水圧転写フィルムを製造する場合は、家庭用のインクジェットプリンタを用いることも可能である。
制御装置114の実体は汎用のパーソナルコンピュータ(PC)であり、印刷装置11の各部の動作を制御したり、インクジェットプリンタ111が印刷する画像の処理や管理を行ったりする機能を有する。制御装置114では、例えばWindows(登録商標)といった汎用のオペレーティングシステム(OS)が実行されており、そのOS上でインクジェットプリンタ111の動作プログラムが実行される。動作プログラム及び印刷画像データは制御装置113の記憶装置(図示せず)に予め格納されていても良く、外部から取り込むようにしても良い。
制御装置114は、液晶ディスプレイから成る表示部41と、マウスやキーボード等から構成される操作部42を備えている。表示部41には、例えばインクジェットプリンタ111が印刷する画像が表示される。また、作業者が操作部42を操作することにより、記憶部40から水溶性フィルムに印刷する画像等を呼び出したり、水溶性フィルムに印刷する画像の大きさ、水圧転写フィルムの幅や長さ等を設定したりすることができる。
次に、図1及び図2を参照してメジューム(活性剤)塗布装置12について説明する。メジューム塗布装置12は、長方形状の搬送テーブル121と、該搬送テーブル121の長手方向両端部に配置された第1保持部122及び第2保持部123と、搬送テーブル121の上部に第1保持部122側から第2保持部123側に向かって順に配置された、塵埃吸引装置125、メジューム噴霧装置126、温風供給装置127、冷風供給装置128と、これらメジューム塗布装置12の各部を制御する制御盤13を備える。
第1保持部122は印刷画像付き水溶性フィルムが巻回されたロール31を回転可能に支持するもので、ロール31に負荷を加えて該ロール31の回転速度を調節するためのブレーキ(図5参照)を備えている。これにより、ロール31から水溶性フィルムが引き出される速度が調整される。また、水溶性フィルムの引き出し速度が速すぎると、ロール31の回転が不安定になり、第1保持部122から第2保持部123に向かう水溶性フィルムが蛇行することがあるが、本実施形態では、水溶性フィルムの引き出し速度を適宜の速度に調整することができるため、水溶性フィルムの蛇行を防止することができる。
第2保持部123は、水圧転写フィルムを巻き取るための円管状のロール42(例えば紙管)を両端から押さえ込むように支持する一対の支持軸43と該支持軸43を回転駆動するモータ44とを備えている。モータ44は回転速度が変化しても一定のトルクで回転する可変速モータから構成されている。詳しい図示は省略するが、支持軸43はロール42の両端部に進入するテーパ状の凸部を有しており、ロール42の内径誤差を吸収できるようになっている。
搬送テーブル121は昇降機構51によって支持されており、上昇位置(図1に示す状態)と下降位置(図2に示す状態)に変更することができる。メジューム塗布装置12の各部が動作しているときは、搬送テーブル121は上昇位置にあり、搬送テーブル121の上面と塵埃吸引装置125、メジューム噴霧装置126、温風供給装置127、冷風供給装置128は接近している。一方、第1保持部122に保持されているロール41から印刷画像付き水溶性フィルムF1を引き出して搬送テーブル121の上に設置する作業や、引き出した印刷画像付き水溶性フィルムF1の端部を第2保持部123の紙管に巻き付ける作業を行うとき等、作業者が作業を行うときは、搬送テーブル121を降下させて搬送テーブル121と塵埃吸引装置125、メジューム噴霧装置126、温風供給装置127、冷風供給装置128との間の距離を大きくすることができる。
搬送テーブル121の第1ロール122側の端部には、搬送テーブル121上の異物の有無を検出する安全センサ52と、第1ロール122から搬送テーブル121に向けて水溶性フィルムF1が搬送されていることを検出する光センサ53が設置されている。安全センサ52及び光センサ53の検出信号は制御盤13に入力される。制御盤13は安全センサ52及び光センサ53の検出結果に基づきメジューム塗布装置12の各部の動作を制御する。
図4及び図5に示すように、塵埃吸引装置125は、搬送テーブル121の上面に向かって空気を吹き付けるエアーブロー55と、該エアーブロー55に空気を供給するポンプ(図示せず)を備える。また、メジューム噴霧装置126は、搬送テーブル121の上面に向かってメジュームを噴霧するノズル61と、該ノズル61にメジュームを供給するメジューム供給源62を備える。搬送テーブル121の上部には、下部が開口する正面視台形状のカバー129が配置されている。カバー129の内部の空間は、パンチング板130によって搬送方向に区画されており、搬送方向上流側(図1において左側)の空間にエアーブロー51が、下流側(図1において右側)の空間にノズル61が収容されている。
また、エアーブロー51が収容されている部分のカバー129の上面には吸引ポンプ53に接続されたダクト54が取り付けられている。
搬送テーブル121の長手方向に延びる両端部のうちノズル61が収容されたカバー121の内部空間の下部に位置する部分には、それぞれ長円状の開口63が形成されている。これら開口63は、ノズル61から噴霧されたメジュームのうち水溶性フィルムF1に付着しなかったメジュームを搬送テーブル121の下方に逃がすためのもので、該搬送テーブル121の下面には開口63に連なる正面視三角形状のダクト64が取り付けられている。
温風供給装置127は、下面が開口する四角錐台状のカバー71と、該カバー71内の上部に取り付けられた、搬送テーブル121の上面に温風を吹き付けるエアノズル72と、エアノズル72に約60℃の温風を供給するエアポンプ73と、カバー72内の温度を検出する温度センサ74を備える。
冷風供給装置128は、下面が開口する直方体状のカバー81と、該カバー81内の上部に取り付けられた、搬送テーブル121の上面に冷風を吹き付けるエアノズル82と、エアノズル82に常温程度(10〜25℃程度)の冷風を供給するエアポンプ83を備える。カバー81は、下部の開口が搬送方向下流側を向くようにやや傾斜している。これにより、エアノズル82から吹き付けられる冷風が温風供給装置127から供給される温風と混ざって該温風の温度を低下させることを防止している。
次に、本実施形態に係る水圧転写フィルム製造システム10の動作について説明する。
まず、インクジェット印刷装置11を構成するインクジェットプリンタ111、温風ヒータ112、巻き取り装置113の電源を投入する。また、制御装置114の操作部42を操作して、水溶性フィルムに印刷する画像の選択や水圧転写フィルムのサイズ等を設定する。そして、水溶性フィルムが巻回されたロールをインクジェットプリンタ111の保持部21にセットするとともに、該ロールから水溶性フィルムを引き出す。次に、引き出した水溶性フィルムの先端を印刷部22に進入させて該印刷部22から引き出し、巻き取り装置113のロール31に1周回程巻き付ける。その状態で、操作部42を操作して、インクジェットプリンタ111による印刷をスタートさせるとともに巻き取り装置113のモータ33の駆動を開始すると、水溶性フィルムが連続的に印刷部22に導入されて、ノズル221から吐出されるインクによって水溶性フィルムの印刷面に画像が印刷される。また、画像が印刷された水溶性フィルムは印刷部22から排出された後、温風ヒータ112の上方を通過して巻き取り装置113のロール31に巻き取られる。
予め設定された長さ分の水溶性フィルムの印刷面に対する画像の印刷が終了すると、インクジェットプリンタ111の動作を停止させて巻き取り装置113の手前付近で印刷画像付き水溶性フィルムF1をカットし、保持部21からロール31を取り外してメジューム塗布装置12の第1保持部122に取り付ける。このとき、搬送テーブル121は下降位置(図1に示す状態)にある。
次に、ロール31から印刷画像付き水溶性フィルムF1を、搬送テーブル121の上面に添わせるようにして所定の長さ引き出し、その端部を第2保持部123に保持されているロールに1周回程巻き付ける。続いて、搬送テーブル121を上昇位置に移動させ(図2に示す状態)、第2保持部123のモータ43を駆動するとともに、塵埃吸引装置125、メジューム噴霧装置12、温風供給装置127、冷風供給装置128の駆動を開始する。これにより、メジューム噴霧装置12のノズル61からメジューム(活性剤)が吐出されて印刷画像付き水溶性フィルムF1の印刷画像の上に塗布される。
このとき、塵埃吸引装置125のエアーブロー55から吹き出される風によって印刷画像付き水溶性フィルムF1の上面に付着している塵埃が吹き飛ばされてカバー129内を舞うが、カバー129の下端部が搬送テーブル121の上面に近接しているため、塵埃は漏れることなくダクト54を通して吸引ポンプ53に吸引される。また、メジューム噴霧装置12のノズル61から吐出されたメジュームのうち印刷画像付き水溶性フィルムF1の上に付着しなかったメジュームも、パンチング板130の孔を通して塵埃吸引装置125のダクト54から外部に排出されたり、搬送テーブル121に設けられた開口63を通して排出されたりする。
続いて、メジュームが塗布された水溶性フィルムF1は、温風供給装置127の下を順に通過することによってメジュームが乾燥・固化される。これにより水圧転写フィルムが完成する。さらに、水圧転写フィルムは冷風供給装置128によって常温まで冷却される。冷却された水圧転写フィルムは第2保持部123に保持されたロール42に巻き取られる。このとき、温風供給装置127のカバー71及び冷風供給装置128のカバー81が搬送テーブル121の上面に近接しているため、印刷画像付き水溶性フィルムF1或いは水圧転写フィルムに対して効率よく温風や冷風を吹き当てることができる。
なお、上記実施形態では、インクジェットプリンタ111で印刷画像が形成された水溶性フィルムを、一旦ロール31に巻き取るようにした。これにより、印刷画像付き水溶性フィルムF1の状態で保管しておくことができる。また、インクジェットプリンタ111から第2保持部123までの距離に達しないような長さの水溶性フィルムに印刷画像を形成する場合でも、一旦、巻き取り装置113でロールに巻き取った後、メジューム塗布装置12にセットすることによりメジュームを自動で塗布することができる。
一方、図7は、本発明の別の実施形態の概略構成図である。この実施形態は、インクジェット印刷装置11とメジューム塗布装置12をまとめて水圧転写フィルム製造装置10Aとしたもので、基本的な構成は水圧転写フィルム製造システム10と同じである。このため、水圧転写フィルム製造システム10と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
水圧転写フィルム製造装置10Aは、インクジェットプリンタ111で印刷画像が形成された水溶性フィルム(印刷画像付き水溶性フィルムF1)がそのままメジューム塗布装置12に導入されるように構成されている。従って、この水圧転写フィルム製造装置10Aは巻き取り装置113を有していない。このように、本実施形態の構成では、印刷画像付き水溶性フィルムを巻き取らずにメジュームを塗布するため、水圧転写フィルムを製造する時間を短縮することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく適宜の変更が可能である。例えば、図7に示した水圧転写フィルム製造装置10Aでは、水溶性フィルムに画像を印刷する作業とメジュームを塗布する作業を連続して行うため、塵埃吸引装置を省略しても良い。
また、上記した実施形態では、塵埃吸引装置とメジューム噴霧装置を一つのカバー129内に収容したが、それぞれ独立したカバー内に収容しても良い。
10…水圧転写フィルム製造システム
10A…水圧転写フィルム製造装置
11…インクジェット印刷装置
111…インクジェットプリンタ
112…温風ヒータ
113…巻き取り装置
114…制御装置
12…メジューム塗布装置
121…搬送テーブル
122…第1保持部
123…第2保持部
124…モータ
125…塵埃吸引装置
126…メジューム噴霧装置
127…温風供給装置
128…冷風供給装置
13…制御盤
21…保持部
22…印刷部
23…導入部
41…表示部
42…操作部
51…昇降機構
52…安全センサ
53…光センサ
55…エアーブロー
56…ポンプ

Claims (9)

  1. a) 水溶性フィルムの印刷面にインクを吐出して印刷画像を形成するインクジェットノズルを備えた印刷部と、
    b) 前記印刷部に水溶性フィルムを導入する導入機構と、
    c) 前記印刷部の後段に配置された、前記印刷画像が形成された水溶性フィルムを乾燥させる乾燥部と、
    d) 前記乾燥部の後段に配置された、搬送テーブルと、前記印刷画像が形成された水溶性フィルムを該搬送テーブルの上面に沿って搬送する搬送手段とを有する搬送機構と、
    e) 前記搬送テーブルの上部に配置された、該搬送テーブルに向けて活性剤を噴霧するノズルと、該ノズルに活性剤を供給する活性剤供給源とを有する活性剤噴霧装置と、
    f) 前記活性剤噴霧装置よりも搬送方向下流側の前記搬送テーブルの上部に配置された、前記搬送テーブルに向けて温風を供給する温風供給装置と
    を有する水圧転写フィルム製造装置。
  2. 前記活性剤噴霧装置が、前記搬送テーブルの上部に配置された、下部に開口を有するケーシングを備え、該ケーシング内に前記ノズルが収容されていることを特徴とする請求項1に記載の水圧転写フィルム製造装置。
  3. 前記温風供給装置よりも搬送方向下流側の前記搬送テーブルの上部に配置された冷風供給装置を備えるとともに、
    前記搬送装置が、前記搬送テーブルの下流側端部に配置された、水圧転写フィルムを巻き取る巻き取り機構を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の水圧転写フィルム製造装置。
  4. 前記活性剤噴霧装置よりも搬送方向上流側の前記搬送テーブルの上部に配置された、塵埃吸引装置を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水圧転写フィルム製造装置。
  5. a) 水溶性フィルムの印刷面にインクを吐出して印刷画像を形成するインクジェットノズルを備えた印刷部と、
    b) 前記印刷部に水溶性フィルムを導入する導入機構と、
    c) 前記印刷部の後段に配置された、前記印刷画像が形成された水溶性フィルムを乾燥させる乾燥部と、
    d) 前記乾燥部の後段に配置された、前記水溶性フィルムを巻き取る巻き取り機構と
    を有する印刷画像形成装置。
  6. a) 搬送テーブルと、前記印刷画像付き水溶性フィルムを該搬送テーブルの上面に沿って搬送する搬送手段とを有する搬送機構と、
    b) 前記搬送テーブルの上部に配置された、該搬送テーブルに向けて活性剤を噴霧するノズルと、該ノズルに活性剤を供給する活性剤供給源とを有する活性剤噴霧装置と、
    c) 前記活性剤噴霧装置よりも搬送方向下流側の前記搬送テーブルの上部に配置された、前記搬送テーブルに向けて温風を供給する温風供給装置と
    を有する活性剤塗布装置。
  7. さらに、前記温風供給装置よりも搬送方向下流側の前記搬送テーブルの上部に配置された冷風供給装置を備えるとともに、
    前記搬送装置が、前記搬送テーブルの下流側端部に配置された、水圧転写フィルムを巻き取る巻き取り機構を備えることを特徴とする請求項6に記載の活性剤塗布装置。
  8. 前記活性剤噴霧装置が、前記搬送テーブルの上部に配置された、下部に開口を有するケーシングを備え、該ケーシング内に前記ノズルが収容されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の活性剤塗布装置。
  9. さらに、前記活性剤噴霧装置よりも搬送方向上流側の前記搬送テーブルの上部に配置された、塵埃吸引装置を備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の活性剤塗布装置。
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