JP2017101390A - 降積雪線区の諸標用ポール - Google Patents

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和洋 矢澤
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Hiroyuki Tsuchiya
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斎 笠原
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明秀 柄澤
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Abstract

【課題】ポールの変形や折損を防止し、毎年繰り返して使用することが可能な降積雪線区の諸標用ポールを提供する。
【解決手段】地中に固定されるベース体10を設ける。該ベース体10に連結支持され鉛直上方に向けて設置するポール体20を設ける。ベース体10とポール体20とを連結するコイルスプリング体30を設ける。コイルスプリング体30の内部に横ずれ防止材31を装填する。コイルスプリング体30の伸長力に抗するスプリング補強体40を設ける。該スプリング補強体40をコイルスプリング体30の下部に連結する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、降積雪線区の線路沿いに設置される降積雪線区の諸標用ポールに係り、除雪車両の投雪や降雪による積雪などの圧力が加わってもポールの変形や折損を防止することができる降積雪線区の諸標用ポールに関するものである。
線路沿いには様々な諸標が設置されているが、降積雪線区では、除雪車両による投雪などの圧力や、降雪による積雪などの圧力が諸標に加わると、ポールが傾いたり倒れたりする。また、傾斜面に設置されている諸標では、傾斜面に沿って移動する積雪によってもポールが傾いたり倒れたりする虞があり、最悪の場合ポールが折損してしまうケースもある。
従来の諸標用ポールとして、強度的要請から鉄製のポールに防錆剤を塗布して使用している。そして、毎年、冬期後には傾いたり倒れたりしたポール修繕作業が行われ、歪みや折損したポールは新しいものと交換する。
一方、この種のポールが傾いたり倒れたりしても復元が可能になるように構成した諸標用ポールが特許文献1及び特許文献2に記載されている。
特許文献1に記載されているスノーポールは、可撓性のポールの内部に空間を形成し、この空間にコイルスプリングを収納したもので、降雪等によりポールが屈曲した場合でも、コイルスプリングの弾性力にて基の直立状態に復元するように構成している。
一方、特許文献2に記載されている反射器材用のポールは、ポールを上下に分離し、この分離部分に外側からコイルスプリングを巻き付けた構成が記載されている。この構成によると、ポールに車両が衝突しても分離部分のコイルスプリングが屈曲して外力を吸収するのでポールの破損を防止するというものである。
特開平7−259030号公報 特開2003−129431号公報
降積雪線区の諸標用ポールは、降積雪線区の全線に設置されているので、変形や破損が生じた全ての諸標用ポールの交換や修繕に掛かる経費及び、交換に要する作業などに毎年莫大な予算が必要になっている。しかも、傾斜した諸標用ポールが列車運行を妨げる虞があるなど事故を誘発する可能性もある。そこで、降積雪線区の線路管理業務において、耐久性に優れ毎年繰り返して使用することが可能で、ポールの傾斜等による列車運行の妨害や事故なども防止することができる諸標用ポールの開発が期待されていた。
一方、従来提案されている復元可能なポールでは、降積雪線区の諸標用ポールとして使用するには耐久性上の課題があった。例えば、特許文献1に記載されているスノーポールは、可撓性の材質で形成されたポールの空間内に、間隔を空けてコイルスプリングを収納したものであるから、コイルスプリングの弾性強度に限界がある。
すなわち、このコイルスプリングは可撓性ポールの空間内でコイルスプリングが震動する構成である。そのため、コイルスプリングの弾性強度を高めると、振動したコイルスプリングポールが内側に強く当たり、ポールが損傷する虞がある。一方、このようなポールの損傷を防止するためにコイルスプリングの弾性力を下げてしまうと、弾性復元力が脆弱になり、僅かな圧力が加わった場合でも雪の中に埋設し、降積雪線区の諸標用ポールとして使用できなくなる虞がある。
また、特許文献2に記載されている反射器材用のポールでは、上下に分離したポールの分離部分に巻き付けたコイルスプリングが屈曲すると、コイルスプリングが復帰できなくなる虞があった。すなわち、このポールに積雪などの圧力が加わると、分離部分のコイルスプリングのみが屈曲するので、このコイルスプリングに全ての荷重が集中する。この結果、積雪などの圧力が分離部分に集中するとコイルスプリングの復帰限界を越えて座屈する虞があった。
そこで、本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、除雪車両の投雪や降雪による積雪などの圧力が加わってもポールの変形や折損を防止し、毎年繰り返して使用することが可能で、傾いたポールによる列車運行の妨害や事故なども防止することができる降積雪線区の諸標用ポールの提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、地中に固定されるベース体10と、該ベース体10に連結支持され鉛直上方を向くポール体20とを備え、降積雪線区の線路脇に設置される諸標用ポールにおいて、ベース体10とポール体20とを引張りコイルばねから成るコイルスプリング体30にて連結し、該コイルスプリング体30の内部に可撓性を有する材質で形成された横ずれ防止材31を装填すると共に、コイルスプリング体30の引っ張り力に抗する押圧付勢力を備えたスプリング補強体40をコイルスプリング体30の下部に連結してコイルスプリング体30の弾性復元力を補助するように構成したことにある。
第2の手段の前記スプリング補強体40は、コイルスプリング状の補強スプリング42と、該補強スプリング42の下端部から前記コイルスプリング体30の上端部まで連結された連結可撓材41とを備え、前記横ずれ防止材31が前記コイルスプリング体30内部で連結可撓材41を保持するように構成したものである。
第3の手段の前記コイルスプリング体30は、強弾性スプリング部30Aと、弱弾性スプリング部30Bとを備え、前記ポール体20が受ける圧力に対応して前記弱弾性スプリング部30Bから二段階に屈曲するように構成している。
第4の手段において、前記強弾性スプリング部30A及び前記弱弾性スプリング部30Bは、それぞれを構成するコイルスプリングの外径、線径、有効巻き数のいずれかの変更又はこれらの変更の組み合わせにより前記コイルスプリング体30が二段階に屈曲するように構成している。
第5の手段は、前記コイルスプリング体30に対して前記ポール体20は着脱自在に連結され、前記ポール体20を交換可能に構成したものである。
請求項1のごとく、地中に固定されるベース体10と、該ベース体10に連結支持され鉛直上方を向くポール体20とを備え、降積雪線区の線路脇に設置される諸標用ポールにおいて、ベース体10とポール体20とを引張りコイルばねから成るコイルスプリング体30にて連結し、該コイルスプリング体30の内部に可撓性を有する材質で形成された横ずれ防止材31を装填し、コイルスプリング体30の引っ張り力に抗する押圧付勢力を備えたスプリング補強体40をコイルスプリング体30の下部に連結してコイルスプリング体30の弾性復元力を補助するように構成したことにより、降積雪線区の諸標用ポールとして使用するのに十分な耐久性を備えることに成功した。この結果、除雪車両の投雪や降雪による積雪などの圧力が加わってもポールの変形や折損を防止し、毎年繰り返して使用することが可能で、傾いたポールによる列車運行の妨害や事故なども防止することができる。
しかも、コイルスプリング体30の内部に装填した横ずれ防止材31により、コイルスプリング体30の内部に雪や雨水、異物等の侵入を極力防止できるので、コイルスプリング体30の耐久性能を高める効果もある。
請求項2のように、スプリング補強体40は、コイルスプリング状の補強スプリング42と、該補強スプリング42の下端部からコイルスプリング体30の上端部まで連結された連結可撓材41とを備え、横ずれ防止材31が前記コイルスプリング体30内部で連結可撓材41を保持するように構成したことで、コイルスプリング体30と共に連結可撓材41が撓んだ際に、横ずれ防止材31が連結可撓材41の位置をコイルスプリング体30の中心部分に常に保持することができる。この結果、コイルスプリング体30や補強スプリング42の弾性力を十分に発揮することができる。
また、スプリング補強体40として、コイルスプリング状の補強スプリング42の押圧付勢力を利用しているので、コイルスプリング体30の引っ張り力の強度に対応した補強スプリング42を適宜選択することで、補強スプリング42の強度を容易に調整することができる。
請求項3のように、強弾性スプリング部30Aと、弱弾性スプリング部30Bとを備え、ポール体20が受ける圧力に対応してコイルスプリング体30が二段階に屈曲するように構成したことで、降雪した雪の荷重や積雪の深さ、あるいは除雪車両等による側面方向からの圧力荷重など、降積雪線区の現場の環境や状況に応じた有効な弾性特性が得られる。この結果、ポール体20に加わる圧力でコイルスプリング体30が二段階に屈曲する場合に、弾性力に差異が生じる境界部分の座屈や変形を確実に防止することができる。
請求項4のごとく、強弾性スプリング部30A及び弱弾性スプリング部30Bは、それぞれを構成するコイルスプリングの外径、線径、有効巻き数のいずれかの変更又はこれらの変更の組み合わせによりコイルスプリング体30が二段階に屈曲するように構成することで、コイルスプリングの強度や材質、サイズの変更等に応じて強弾性スプリング部30Aや弱弾性スプリング部30Bを設けることができる。
請求項5のごとく、前記コイルスプリング体30に対して前記ポール体20は着脱自在に連結され、前記ポール体20を交換可能に構成したことで、仮にポール体20に何らかの破損が生じた場合でも、ポール体20の交換ができるので極めて経済的である。
このように本発明によると、除雪車両の投雪や降雪による積雪などの圧力が加わってもポールの変形や折損を防止し、毎年繰り返して使用することが可能で、傾いたポールによる列車運行の妨害や事故なども防止することができるなどといった当初の目的を達成した。
本発明の一実施例を示す使用状態の正面図である。 本発明の使用例を示す要部縦断面図である。 本発明の屈曲状態を示す縦断面図である。 本発明の固定体を示す平面図である。 本発明の一実施例を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施例を説明する。本発明は降積雪線区の線路脇に設置される諸標用ポールであり、主要構成として、ベース体10、ポール体20、コイルスプリング体30、スプリング補強体40を備えたものである(図2参照)。
ベース体10は、地中に固定される固定部材である(図2参照)。このベース体10の固定手段は周知技術から任意に選択する。例えば、円柱状のベース体10を地中深く埋設する手段や、このベース体10に直交するアングル材等の抜け止め材を連結する手段、あるいはコンクリート状の塊を埋設してベース体10を固定する手段など、設置する地盤や状況、コスト等に応じて固定手段を任意に選択する(図示せず)。
ポール体20は、ベース体10に連結支持される杆体状の部材で、地表面の鉛直上方に向けて諸標を設置する(図1参照)。このポール体20の材質は金属材や合成樹脂材等など、諸標用ポールとして耐久性のある材質から選択する。
コイルスプリング体30は、ベース体10とポール体20とを可撓自在に連結する引っ張り付勢の弾発力を備えたスプリング部材である(図1参照)。コイルスプリング体30の材質は、硬鋼線、ピアノ線、ステンレス鋼線などから任意に選択できる。本発明では、このコイルスプリング体30の内部に可撓性の材質で形成された横ずれ防止材31を装填することで、コイルスプリング体30の座屈を防止し、後述する連結可撓材41の位置を保持している(図3参照)。横ずれ防止材31の材質は、ウレタンなどの合成樹脂材や可撓性のある金属材等から任意に選択される。
更に、このコイルスプリング体30は、強弾性スプリング部30Aと弱弾性スプリング部30Bとで構成されている(図2参照)。これらの強弾性スプリング部30Aと弱弾性スプリング部30Bとは弾性強度を変えて設定したもので、コイルスプリング体30が二段階で屈曲するように設けている(図3参照)。図示例では、連結環50を介して強弾性スプリング部30Aと弱弾性スプリング部30Bとを連結している(図2参照)。この連結環50は例えば金属材にて構成される。そして、連結環50の内部に、強弾性スプリング部30Aの上端部と弱弾性スプリング部30Bの下端部とを挿入し、これら相互端部を固着している。尚、固着手段は、カシメ手段、溶着手段など任意の手段から選択することができる。
図示の強弾性スプリング部30Aは、ベース体10側に設置されるコイルスプリングである(図2参照)。この強弾性スプリング部30Aは、ベース体10に連結する固定体60に連結されている。この固定体60も前記連結環50と同様に、金属材等にて構成された円筒形状を成している。そして、固定体60の上部に強弾性スプリング部30Aを固着し、固定体60の下部にベース体10を着脱自在に連結している。
図示例の固定体60は、ベース体10の上端部に装着する円柱状を成した固定筒体61と、この固定筒体61の内部に挿入したベース体10の側面に圧着して固定する複数本の緊締ボルト62とを備えている(図4参照)。そして、ベース体10の側面に緊締ボルト62を締め付けて固定筒体61を着脱自在に連結する(図2参照)。
図示の弱弾性スプリング部30Bは、ポール体20側に設置されるコイルスプリングであり、弱弾性スプリング部30Bより弾性復元力を低く設定している。この結果、コイルスプリング体30に荷重が加わると、弱弾性スプリング部30Bが強弾性スプリング部30Aよりも先に屈曲する(図3参照)。更に、コイルスプリング体30に加わる荷重が増加すると、弱弾性スプリング部30Bに続いて強弾性スプリング部30Aの屈曲が始まる。また、強弾性スプリング部30Aと弱弾性スプリング部30Bとの設置位置は図示例に限定されず、上下位置を逆にして設置することも可能である。この場合、下の弱弾性スプリング部30Bが先に屈曲し、後から強弾性スプリング部30Aが屈曲することになる。
これら強弾性スプリング部30A及び弱弾性スプリング部30Bの弾性力の設定は、これらを構成するコイルスプリングの外径、線径、有効巻き数を変更することで任意に設定することができる。また、外径、線径、有効巻き数の変更をいずれか選択して組み合わせてもよい。更に、強弾性スプリング部30Aと弱弾性スプリング部30Bとのコイルスプリングを同一のコイルスプリングで形成し、強弾性スプリング部30A側のコイルスプリングの内部又は外部に二重のコイルスプリングを設置して強弾性スプリング部30Aと弱弾性スプリング部30Bとを設定することも可能である。
図示例では、弱弾性スプリング部30Bの線径を強弾性スプリング部30Aの線径よりも細くしてコイルスプリング体30の強弱を設定している(図2参照)。この結果、ポール体20が受ける圧力に対応してコイルスプリング体30は、弱弾性スプリング部30Bから徐々に屈曲するようになる(図3参照)。
更に、図示の弱弾性スプリング部30Bは、連結体70を介してポール体20を連結している(図2参照)。図示の連結体70は、弾性スプリング部30Bの上端部を固着する固定環71と、金属製等の筒体状を成した接続管72とで構成している。そして、接続管72の内部にポール体20の下端部を着脱自在に嵌合し、ポール体20を交換できるように構成している。
スプリング補強体40は、コイルスプリング体30の下部に連結するもので、コイルスプリング体30の伸長力に抗する押圧付勢の弾発力を備えている(図3参照)。図示のスプリング補強体40は、連結可撓材41と補強スプリング42とを備えている。連結可撓材41は、コイルスプリング体30の上端部に係止するワイヤーや針金、チェーン等の部材である。
一方、補強スプリング42は圧縮コイルばねを利用するもので、連結可撓材41の下部に連結している。そして、引張りコイルばねのコイルスプリング体30が伸長すると、この補強スプリング42が弾性収縮し、コイルスプリング体30の弾性力を補強するものである(図3参照)。
このとき、連結可撓材41は、コイルスプリング体30の内部に装填された横ずれ防止材31の内部を貫通している。このため、連結可撓材41は、常にコイルスプリング体30の中心部分に保持されることになる(図3参照)。この結果、コイルスプリング体30やスプリング補強体40の弾性力を有効に発揮することができる。また、強弾性スプリング部30Aと弱弾性スプリング部30Bとの境界部分において弾性力が極端に変わらないようになり、弱弾性スプリング部30Bから強弾性スプリング部30Aへの荷重の移動がスムーズになる。仮に、弾性力の境界部分に極端な差異が生じると、弱弾性スプリング部30Bから強弾性スプリング部30Aへ荷重が移動する前に弱弾性スプリング部30Bのみが屈曲してしまう虞が生じる。
図示のスプリング補強体40は、固定体60の内部に上部固定環43を配置し、この下面に補強スプリング42の上端部を当接させている(図5参照)。更に補強スプリング42は、上部固定環43に固定されたガイドパイプ48の中に収納されている。このガイドパイプ48は、補強スプリング42をベース体10の上端部内側に挿入する部位にもなっており、ベース体10の上端部に係止する係止部48Aを設けている(図2参照)。
更に、補強スプリング42の下端部に下部固定体44を設け、この下部固定体44に連結可撓材41の下端部を連結している(図5参照)。図示の下部固定体44は、円盤状の固定板44Aと該固定板44Aの上面に載置したガイド筒44Bとで構成されている。そして、ガイド筒44Bの外周で補強スプリング42の下端部が固定板44Aの上面に当接するようにしている。
連結可撓材41の上端部には係止球41Aが設けられ、固定環71の上端部に設置した固定板47に固定する(図5参照)。一方、連結可撓材41の下端部は連結ボルト45の端部に固定されている。この連結ボルト45は固定板44Aの下面から突出するもので、この連結ボルト45に連結ナット45Aをネジ止めして固定板44Aの高さを調整することで補強スプリング42の押圧付勢力を調整できるように構成している。
尚、本発明の各構成は図示例に限定されるものではなく、コイルスプリング体30は勿論、スプリング補強体40や、連結環50、固定体60、連結体70等の形状や材質などの変更は、本発明の要旨を変更しない範囲で任意に変更することができる。
10 ベース体
20 ポール体
30 コイルスプリング体
30A 強弾性スプリング部
30B 弱弾性スプリング部
31 横ずれ防止材
40 スプリング補強体
41 連結可撓材
41A 係止球
42 補強スプリング
43 上部固定環
44 下部固定体
44A 固定板
44B ガイド筒
45 連結ボルト
45A 連結ナット
47 固定板
48 ガイドパイプ
48A 係止部
50 連結環
60 固定体
70 連結体
71 固定環
72 接続管

Claims (5)

  1. 地中に固定されるベース体と、該ベース体に連結支持され鉛直上方を向くポール体とを備え、降積雪線区の線路脇に設置される諸標用ポールにおいて、ベース体とポール体とを引張りコイルばねから成るコイルスプリング体にて連結し、該コイルスプリング体の内部に可撓性を有する材質で形成された横ずれ防止材を装填すると共に、コイルスプリング体の引っ張り力に抗する押圧付勢力を備えたスプリング補強体をコイルスプリング体の下部に連結してコイルスプリング体の弾性復元力を補助するように構成したことを特徴とする降積雪線区の諸標用ポール。
  2. 前記スプリング補強体は、コイルスプリング状の補強スプリングと、該補強スプリングの下端部から前記コイルスプリング体の上端部まで連結された連結可撓材とを備え、前記横ずれ防止材が前記コイルスプリング体内部で連結可撓材を保持するように構成した請求項1記載の降積雪線区の諸標用ポール。
  3. 前記コイルスプリング体は、強弾性スプリング部と、弱弾性スプリング部とを備え、前記ポール体が受ける圧力に対応して前記弱弾性スプリング部から二段階に屈曲するように構成した請求項1記載の降積雪線区の諸標用ポール。
  4. 前記強弾性スプリング部及び前記弱弾性スプリング部は、それぞれを構成するコイルスプリングの外径、線径、有効巻き数のいずれかの変更又はこれらの変更の組み合わせにより前記コイルスプリング体が二段階に屈曲するように構成された請求項3記載の降積雪線区の諸標用ポール。
  5. 前記コイルスプリング体に対して前記ポール体は着脱自在に連結され、前記ポール体を交換可能に構成した請求項1記載の降積雪線区の諸標用ポール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108867465A (zh) * 2018-07-24 2018-11-23 梁立娟 一种公路用无线充电隔离墩
WO2018216245A1 (ja) 2017-05-23 2018-11-29 三菱電機株式会社 プレート式熱交換器及びヒートポンプ式給湯システム
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