JP2017099489A - 爪切り - Google Patents

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健寿 富田
Kenju Tomita
健寿 富田
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Sakami Co Ltd
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【課題】指を怪我することなく簡単に着脱でき、更に、使用時に外れてしまうことのない飛散防止ケースを備えた爪切りを提供する。【解決手段】ハンドル部を操作することによって固定板の他端側に対して可動板の他端側が接近・離間して爪を切り落とす爪切りであって、固定板の板幅と略同幅に構成されたケース底板121と、ケース底板121と連続し固定板と可動板の隙間を埋めるように立ち上がるケース側板122、123を有し、少なくともケース固定板121の一部が強磁性体で構成された飛散防止ケース120を備え、固定板に備わる磁石110の磁力によって飛散防止ケース120が着脱自在とされると共に、ケース底板121には、固定板の底面側に突出した支持ピン頭部106が嵌合できるサイズの孔126が設けられ、当該孔126に支持ピン頭部106が嵌合することによって固定板に対して飛散防止ケース120が位置決め固定される。【選択図】図2

Description

本発明は、爪切りの技術分野に関し、特に詳しくは、爪切りにおける切爪片の飛散防止技術にする。
従来から、爪切りを行った際に発生する切爪片の飛散を防止する目的で、様々な工夫がなされている。
例えば、特許文献1においては、切爪片の飛散防止ケースを備えた爪切りが開示されている。ここでの飛散防止ケースは、爪切り本体のテール部分(固定板及び可動板における刃が備わっていない側)に後方から差し込むようにして取り付けられている。
また、特許文献2においても、切爪片の飛散防止ケースを備えた爪切りが開示されている。ここでの飛散防止ケースも、爪切り本体に後方から差し込むようにして取り付けられ、更に、固定板底面に設けられた凹部に、飛散防止ケース側の突起が嵌合して固定されている。
また、特許文献3においても、切爪片の飛散防止ケースを備えた爪切りが開示されている。ここでの飛散防止ケースも、爪切り本体に後方から差し込むようにして取り付けられ、更に、可動板に設けられた孔に、飛散防止ケース側の突起が嵌合して固定されている。
また、特許文献4においては、固定板と可動板の間に、弾性材料で作られた袋状部材を装着することによって、切爪片の飛散を防止せんとする技術である。
特開2003−88417号公報 実開平4−36908号公報 実開平1−59509号公報 特開2002−345546号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載のケースを取り外そうとした場合、いずれも飛散防止ケースを爪切り本体の後方側にスライドさせる動作が必要になる。その際、爪切り本体側を把持した指を滑らせて刃の端部で怪我をする場合があった。特に、ケースが固く固着している場合(飛散防止のケース脱落防止のために、比較的強固に固定されている製品も多い。)には、おのずとケースを外そうとする力が強くなり、指先等に深い怪我を負う可能性もあった。飛散防止ケースを取り外さずに、爪切りを下に向けて、刃と刃の間の隙間から切爪片を取り出せば足りる場合もあるが、可動板と固定板が結合している後方側の狭い隙間に切爪片が挟まって取れなくなることも想定され、それを長期間放置するのは衛生的にも、気分的にも望ましい物ではない。
また、特許文献4に記載の技術は、上記のような問題は想定し難いが、袋状部材の着脱に少なからず手間がかかると共に、使用時や保管時にこの袋状部材が外れてしまう(支持ピンを軸に回動するように袋状部材が飛び出る)ことも懸念される。
そこで本発明は、こういった問題点を解決するべくなされたものであって、指を怪我することなく簡単に着脱でき、更に、使用時に外れてしまうことのない飛散防止ケースを備えた爪切りを提供する事をその課題としている。
上記課題を解決するべく、本願発明は、一端側が互いに連結固定され、他端側にそれぞれ刃を備えた固定板と可動板を有し、且つ、前記固定板とハンドル部が前記可動板を挟むように支持ピンによって連結された構造を備え、前記ハンドル部を操作することによって前記固定板の他端側に対して前記可動板の他端側が接近・離間して爪を切り落とす爪切りであって、前記固定板の板幅と略同幅に構成されたケース底板と、当該ケース底板と連続し前記固定板と前記可動板の隙間を埋めるように立ち上がるケース側板を有し、少なくとも前記ケース固定板の一部が強磁性体で構成された飛散防止ケースを備え、前記固定板に備わる磁石の磁力によって前記飛散防止ケースが着脱自在とされると共に、前記ケース底板には、前記固定板底面側に突出した前記支持ピンの頭部が嵌合できるサイズの孔が設けられ、当該孔に前記支持ピンの頭部が嵌合することによって前記固定板に対して前記飛散防止ケースが位置決め固定されることを特徴とする。
このように、本発明にかかる爪切りにおいては、飛散防止ケースが磁石によって固定板底面側に着脱自在に備わっているので、飛散防止ケース着脱の際に爪切り本体の長手方向(前後方向)にスライドさせる必要がなく、当該操作によって怪我をすることがない。また、着脱自体も極めて容易である。更に、ケース底面に設けられた孔に固定板底面側に突出している支持ピン頭部が嵌合するので、飛散防止ケースの位置決めも確実且つ簡単である。更にケース底板とそれに連続する側板の構成(断面視すると上を向いた「コ」字型)により、使用時に飛散防止ケースが横ずれするような事もない。
また、前記ケース底板の板厚を、前記固定板の底面側に突出する前記支持ピン頭部の突出量と略同じ厚みとするのが望ましい。
このように構成すれば、飛散防止ケースを取り付ける事によって、爪切りをテーブル等水平面に載置した際の安定性を向上させることができる(飛散防止ケースを取り付けなければ、固定板底面側に突出した支持ピン頭部によって、安定性を欠く。)。
本発明を適用することで、指を怪我することなく簡単に着脱でき、更に、使用時に外れてしまうことのない飛散防止ケースを備えた爪切りを提供することができる。
本発明に係る爪切りの側面図であって、本体とケースが分離した状態を示した図である。 本発明に係る爪切りの底面側からの斜視図であって、本体とケースが分離した状態を示した図である。 本発明に係る爪切りの底面側からの斜視図であって、本体とケースが結合した状態を示した図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例である爪切り100について説明を加える。なお、図面理解容易の為、各部の大きさや寸法を誇張して表現している部分があり、実際の製品と必ずしも一致しない部分があることを付記しておく。また各図面は符号の向きに見るものとし、当該向きを基本に上下左右、手前、奥と表現する。
〈爪切りの構成〉
本発明の実施形態の一例として示した爪切り100は、本体102と当該本体102に着脱自在に設計された飛散防止ケース120とを有してなる。
本体部102は、一端側が互いに連結固定された固定板103と可動板104を備える。これら固定板103と可動板104とは、側面視すると、略横向きに倒された「V」字状に配置構成されている。固定板103の他端側には爪を切るための刃103aが一体的に形成されており、同様に、可動板104の他端側には爪を切るための刃104aが一体的に形成されている。また、固定板103には磁石110が埋込配置されている。
固定板103の上には可動板104が位置しており、更にその可動板104の上にハンドル部107が配置される(即ち、固定板103とハンドル部107で可動板104を挟み込むような構成)。また、このハンドル部107の先端は、支持ピン105を介して固定板103と連結されており、当該ハンドル部107を操作する事によって、ハンドル部107が可動板104を固定板103側に押しつける。結果として、固定板103の刃103aと可動板104の刃104aが当接して、爪を切り落とす事が可能な構成となっている。なお、符号108は、ハンドル部107に取り付けらた装飾のためのカバーである。
飛散防止ケース120は、1枚の鉄板(強磁性体)を「コ」字型に折り曲げた極めてシンプルな構成である。ケース底板121は、固定板103の板幅と略同幅に構成されている。また、当該ケース底板121と連続するケース側板122、123を備える。このケース側板122,123は、本体102に装着した際に、固定板103と可動板104の隙間を埋めるような形状とされ、具体的には、前方側(図2において左側)が高く、後方側(図2において右側)が暫時低くなるような形状となっている。
また、ケース底板121には、丸い貫通孔(支持ピン頭部嵌入孔126)が形成されている。この貫通孔(支持ピン頭部嵌入孔126)は、丁度本体102側の固定板103の底面に突出する支持ピン頭部106が嵌合できるサイズとされている。
なお、ケース側板122、123のそれぞれの前方上端側に設けられている段差は、当該爪切り100を使用して爪を切る際に爪が接触しないようにするための逃げ部124、125である。
〈爪切りの作用・機能〉
本発明にかかる爪切り100の爪を切る操作については、一般的な爪切りの操作と何ら変わるところがないので、説明は省略する。
爪を切ると、切爪片(図示していない)が固定板103と可動板104の間のスペースに溜まることとなる。溜まった爪を取り出す場合は、飛散防止ケース120を把持し、磁石110の磁力に打ち勝つ程度の力を加えれば、簡単に飛散防止ケース120を取り外す事ができる。その上で、溜まった切爪片をゴミ箱等に捨て、再度飛散防止ケース120を元の位置に戻せばよい。この時、本発明にかかる爪切り100においては、磁石110の磁力で、飛散防止ケース120が吸着されると共に、飛散防止ケース120のケース底板121に設けられた貫通孔(支持ピン頭部嵌入孔126)に、支持ピン頭部106が嵌まり込む事によって、極めて簡単に位置決め固定されることとなる。
このように、本発明にかかる爪切り100においては、飛散防止ケース120が磁石110によって固定板103の底面側に着脱自在に備わっているので、飛散防止ケース120を着脱する際に、爪切り本体102の長手方向(前後方向)に飛散防止ケース120スライドさせる必要がない。また、着脱自体も極めて容易である。更に、ケース底面121に設けられた孔126に固定板103の底面側に突出している支持ピン頭部106が嵌合するので、飛散防止ケース120の位置決めも確実且つ簡単である。更にケース底板121とそれに連続する側板122、123の構成(断面視すると上を向いた「コ」字型)により、使用時に飛散防止ケース120が横ずれするような事もない。
なお、ケース底板121の板厚を、固定板103の底面側に突出する支持ピン頭部106の突出量と略同じ厚みとすれば、飛散防止ケース120を取り付けることによって、当該爪切り100をテーブル等水平面に載置した際の安定性を向上させることができる(飛散防止ケース120を取り付けなければ、固定板103の底面側に突出した支持ピン頭部106によって、安定性を欠く。)。
なお、上記では、飛散防止ケース120全体が、強磁性体でもある鉄板によって構成されていたが、少なくとも磁石110に対応する部分が強磁性体で構成されていれば足りる。なお、強磁性体とは、具体的には爪切りを使用する常温度域で強い磁性を示す材料であって、例えば、鉄、コバルト、ニッケル、ガドリニウムなどが該当する。
100・・・爪切り
102・・・本体
103・・・固定板
103a・・・固定板刃
104・・・可動板
104a・・・可動板刃
105・・・支持ピン
106・・・支持ピン頭部
107・・・ハンドル部
108・・・ハンドル部装飾カバー
109・・・ハンドル部固定ピン
110・・・磁石
120・・・飛散防止ケース
121・・・ケース底板
122、123・・・ケース側板
124、125・・・逃げ部
126・・・支持ピン頭部嵌入孔

Claims (2)

  1. 一端側が互いに連結固定され、他端側にそれぞれ刃を備えた固定板と可動板を有し、且つ、前記固定板とハンドル部が前記可動板を挟むように支持ピンによって連結された構造を備え、前記ハンドル部を操作することによって前記固定板の他端側に対して前記可動板の他端側が接近・離間して爪を切り落とす爪切りであって、
    前記固定板の板幅と略同幅に構成されたケース底板と、当該ケース底板と連続し前記固定板と前記可動板の隙間を埋めるように立ち上がるケース側板を有し、少なくとも前記ケース固定板の一部が強磁性体で構成された飛散防止ケースを備え、
    前記固定板に備わる磁石の磁力によって前記飛散防止ケースが着脱自在とされると共に、
    前記ケース底板には、前記固定板底面側に突出した前記支持ピンの頭部が嵌合できるサイズの孔が設けられ、当該孔に前記支持ピンの頭部が嵌合することによって前記固定板に対して前記飛散防止ケースが位置決め固定される
    ことを特徴とする爪切り。
  2. 請求項1において、
    前記ケース底板の板厚は、前記固定板の底面側に突出する前記支持ピン頭部の突出量と略同じ厚みとされている
    ことを特徴とする爪切り。
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KR102161722B1 (ko) * 2019-12-03 2020-10-05 고광웅 손톱깍이의 일회용 손톱비산방지 스티커

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