JP2017098848A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的短時間で、読み取られた原稿画像が天地逆であるか否かを判定する。【解決手段】 画像読取装置1において、画像取得部41は、1ページの原稿画像の画像データを1ラインずつ取得する。1次判定部42は、画像取得部41により取得された各ラインにおいて、前半部分における画素値と後半部分における画素値とをカウントし、原稿画像内のラインのうち、写真領域を含まないラインに対する前半部分における画素値の総和と後半部分における画素値の総和とに基づいて、原稿画像が天地逆となっているか否かを判定する。【選択図】 図2

Description

本発明は、画像読取装置に関するものである。
ある画像読取装置は、文字認識処理によって、原稿画像内の文字の方向を特定し、特定した文字の方向から原稿画像の向きを特定している(例えば特許文献1参照)。
特開2011−61635号公報
しかしながら、すべての原稿画像に対して上述のようにして文字認識処理を行い、天地逆になっている原稿画像を検出しようとすると、複数ページの原稿画像に対する処理時間が長くなってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、比較的短時間で、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する画像読取装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像読取装置は、1ページの原稿画像の画像データを1ラインずつ取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された各ラインにおいて、前半部分における画素値と後半部分における画素値とをカウントし、前記原稿画像内のラインのうち、写真領域を含まないラインに対する前記前半部分における画素値の総和と前記後半部分における画素値の総和とに基づいて、前記原稿画像が天地逆であるか否かを判定する1次判定部とを備える。
本発明によれば、比較的短時間で、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する画像読取装置が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置を示す斜視図である。 図2は、図1における画像読取装置1の構成を示すブロック図である。 図3は、原稿画像の一例を示す図である。 図4は、図2における1次判定部42の構成例を示すブロック図である。 図5は、実施の形態1に係る画像読取装置1の動作について説明するフローチャートである。 図6は、実施の形態2に係る画像読取装置1の動作について説明するフローチャートである。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置を示す斜視図である。図1において、画像読取装置1は、画像読取機能を有する複合機であり、画像読取装置の一種である。端末装置2は、例えば、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピューターなどの、ユーザーが携帯する端末装置であって、画像読取装置1と通信可能である。
図2は、図1における画像読取装置1の構成を示すブロック図である。図1に示す画像読取装置1は、画像読取部11、印刷装置12、ファクシミリ装置13、通信装置14、操作パネル15、演算処理装置16などを備える。
画像読取部11は、プラテングラスに載置された原稿や、自動原稿送り装置によりフィードされた原稿から原稿画像を光学的に読み取り、その原稿画像の画像データを生成する。原稿のあるページが、プラテングラスや自動原稿送り装置の給紙トレイに天地逆に載置された場合、そのページの原稿画像も天地逆となる。
印刷装置12は、スキャンで得られた画像データなどに基づく画像を印刷する内部装置である。
ファクシミリ装置13は、スキャンで得られた画像データをファクシミリ信号として送信し、ファクシミリ信号を受信して画像データを生成する内部装置である。
通信装置14は、ネットワークインターフェイス、近距離通信インターフェイスなどであって、端末装置2とデータ通信を行う装置である。
操作パネル15は、画像読取装置1の筺体上面側に配置され、ユーザーに対して画面を表示する表示装置21およびそのユーザーによる操作を受け付ける入力装置22を有する。表示装置21は、液晶ディスプレイなどである。また、入力装置22は、ハードキー、表示装置21とともにソフトキーを実現するタッチパネルなどである。
演算処理装置16は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューター、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを備え、各種処理部として動作する。つまり、演算処理装置16は、ROMや図示せぬ記憶装置に記憶されているプログラムをRAMにロードしてCPUで実行して、ソフトウェアによって各種処理部として動作したり、ASICなどで、ハードウェアによって各種処理部として動作したりする。
演算処理装置16は、画像取得部41、1次判定部42、2次判定部43、および回転処理部44として動作する。
画像取得部41は、画像読取部11を制御して、原稿画像を読み取らせ、各ページの原稿画像のデータを1ラインずつ画像読取部11から取得する。
例えば、画像取得部41は、コピージョブまたはスキャントゥセンドジョブを実行する際に原稿画像を取得する。
1次判定部42は、画像取得部41により取得された各ラインにおいて、前半部分における画素値と後半部分における画素値とをカウントし、原稿画像内のラインのうち、写真領域を含まないラインに対する前半部分における画素値の総和と後半部分における画素値の総和とに基づいて、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する。
図3は、原稿画像の一例を示す図である。
図3に示すように、1ラインの画素数をNpとすると、前半部分の画素数はNp/2であり、後半部分の画素数はNp/2である。図3に示すように、原稿画像におけるテキストは、横書きの場合、左詰めで記述されることが多い。したがって、原稿画像の向きが正しい場合、テキストの最終行では、前半部分における文字の画素値は、後半部分における文字の画素値より多くなる。そのため、後半部分における画素値の総和N2が、前半部分における画素値の総和N1より多い場合、原稿画像の向きが正しくない、つまり、原稿画像が天地逆である可能性が高い。したがって、例えば、1次判定部42は、比率N2/N1が、所定の閾値(>1)を超えている場合、原稿画像が天地逆であると判定する。
実施の形態1では、1次判定部42は、各ラインの各画素について領域判定を行い、写真領域を含むライン(図3における中間調ライン)を特定し、特定したラインを除外して、上述の前半部分における画素値の総和と上述の後半部分における画素値の総和とを特定する。
図4は、図2における1次判定部42の構成例を示すブロック図である。
1次判定部42は、ラインバッファー部61、領域判定部62、カウンター部63、および画像向き判定部64を備える。
ラインバッファー部61は、注目ラインの画像データ他、注目ラインが写真領域を含むか否かの判定のために必要なラインの画像データを一時的に格納する。注目ラインは、原稿画像の先頭から順番に選択されていく。
領域判定部62は、ラインバッファー部61に格納されているラインの画像データに基づいて、注目ラインの各画素について、その画素が写真領域に属するか否かを判定する。注目ラインにおいて少なくとも1つの画素が写真領域に属する場合、領域判定部62は、例えば図3に示すように、注目ラインが写真領域を含むと判定する。ここでは、写真領域を含むラインを中間調ラインという。
カウンター部63は、注目ラインの前半部分における画素値をカウントするとともに、注目ラインの後半部分における画素値をカウントする。さらに、カウンター部63は、全ラインの前半部分における画素値の総和N1の初期値をゼロとし、注目ラインの前半部分における画素値をN1に加算していく。同様に、カウンター部63は、全ラインの後半部分における画素値の総和N2の初期値をゼロとし、注目ラインの後半部分における画素値をN2に加算していく。
領域判定部62は、既知の方法によって、所定サイズ(例えば7×7画素)の画素ブロックの濃度パターンに基づいて、画素ブロックの中心画素が写真領域に属するか否かを判定する。したがって、カウンター部63は、注目ラインについてカウントされた前半部分の画素値および後半部分の画素値を、領域判定部62の画素ブロックに含まれるすべてのラインが取得され注目ラインが写真領域を含むか否かが判定されるまで保持し、注目ラインが写真領域に属さないと判定された場合、前半部分の画素値の総和N1および後半部分の画素値の総和N2にそれぞれ加算する。一方、注目ラインが写真領域に属すると判定された場合(つまり、注目ラインにおける少なくとも1つの画素が写真領域に属すると判定された場合)、注目ラインについてカウントされた前半部分の画素値および前半部分の画素値は、前半部分の画素値の総和N1および後半部分の画素値の総和N2にそれぞれ加算されない。
画像向き判定部64は、全ラインについての前半部分における画素値および後半部分における画素値がカウントされ、1ページの原稿画像についての前半部分の画素値の総和N1および後半部分の画素値の総和N2が特定されると、ただちに、前半部分における画素値の総和と後半部分における画素値の総和とに基づいて、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する。
つまり、1次判定部42は、(a)画像取得部41によって原稿画像の1ラインの画像データが取得されるたびに、その1ラインにおいて、前半部分における画素値と後半部分における画素値とをカウントし、その1ラインが写真領域を含むラインとして除外されない場合、前半部分における画素値の総和および後半部分における画素値の総和にそれぞれ加算し、(b)画像取得部41によって原稿画像の最後のラインが取得され、前半部分における画素値の総和と後半部分における画素値の総和が特定されると、ただちに、前半部分における画素値の総和と後半部分における画素値の総和とに基づいて、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する。
2次判定部43は、1次判定部42によって原稿画像が天地逆であると判定された場合に、画像取得部41により取得された1ページの原稿画像に対して文字認識処理を行って原稿画像内の文字を検出し、原稿画像に対する文字認識処理により特定された原稿画像内の文字の向きに基づいて、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する。
上述のように、2次判定部43は、原稿画像全体が取得された後、文字認識処理で、原稿画像が天地逆であるか否かを判定するが、1次判定部42は、原稿画像の取得に並行して画素値の総和N1,N2を上述のように特定していき、原稿画像全体が取得された後、リアルタイムで、ただちに、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する。したがって、1次判定部42は、2次判定部43より早いタイミングで、原稿画像が天地逆であるか否かを判定できる。他方、2次判定部43は、文字認識処理に基づく文字の向きで、原稿画像が天地逆であるか否かを判定するため、正確に、原稿画像が天地逆であるか否かを判定できる。
回転処理部44は、実施の形態1では、1次判定部42によって原稿画像が天地逆であると判定され、かつ2次判定部43により原稿画像が天地逆であると判定された場合に、原稿画像を180度だけ反転させる。
次に、実施の形態1に係る画像読取装置1の動作について説明する。図5は、実施の形態1に係る画像読取装置1の動作について説明するフローチャートである。
まず、コピージョブまたはスキャントゥセンドジョブにおいて、画像取得部41は、複数ページの原稿から、画像読取部11で1ページずつ原稿画像を読み取らせ、原稿画像の画像データの取得を開始する(ステップS1)。
そして、1次判定部42は、上述のようにして、各ラインについての前半部分の画素値および後半部分の画素値をカウントするとともに、各ラインが写真領域を含むか否かを判定する(ステップS2)。
そして、画像取得部41による原稿画像の画像データの取得が完了し、原稿画像全体(つまり、全ライン)について、写真領域を含むラインの画素値を除外した、前半部分の画素値の総和N1および後半部分の画素値の総和N2のカウントを完了すると(ステップS3)、1次判定部42は、その前半部分の画素値の総和N1および後半部分の画素値の総和N2に基づいて、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する(ステップS4)。
原稿画像が天地逆である場合(ステップS5)、2次判定部43は、取得された原稿画像に対して文字認識処理を実行し(ステップS6)、文字認識処理によって特定された、原稿画像内の文字の向きに基づいて、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する(ステップS7)。そして、原稿画像が天地逆である場合(ステップS8)、画像回転部44は、原稿画像を反転させる。
一方、ステップS5またはステップS8において原稿画像が天地逆ではない場合には、画像回転部44は、原稿画像を反転させない。
その後、コピージョブの場合には、読み取られた原稿画像が印刷され、スキャントゥセンドの場合には、読み取られた原稿画像が所定の通信プロトコルで所定の宛先に送信される。
以上のように、上記実施の形態1によれば、画像取得部41は、1ページの原稿画像の画像データを1ラインずつ取得する。1次判定部42は、画像取得部41により取得された各ラインにおいて、前半部分における画素値と後半部分における画素値とをカウントし、原稿画像内のラインのうち、写真領域を含まないラインに対する前半部分における画素値の総和と後半部分における画素値の総和とに基づいて、原稿画像が天地逆であるか否かを判定する。
したがって、1次判定部42により天地逆であると判定されたページの原稿画像についてのみ、2次判定部43により天地逆であるか否かが判定されるため、1次判定部42により天地逆ではないと判定されたページの原稿画像については、文字認識処理が実行されない。これにより、比較的短時間で、原稿画像が天地逆であるか否かが判定される。
実施の形態2.
実施の形態2では、1次判定部42の判定結果およびユーザー操作に基づいて、原稿画像の回転を行うか否かが判定される。したがって、実施の形態2では、2次判定部43は必要ない。
実施の形態2では、1次判定部42は、原稿画像が天地逆であると判定した場合、原稿画像が天地逆であることを示すメッセージを所定の表示装置に表示させる。そして、実施の形態2では、画像回転部44は、所定の入力装置に対する所定のユーザー操作が検出されると、原稿画像を反転させる。
その表示装置および入力装置としては、画像読取装置1の操作パネル15(表示装置21および入力装置22)、または当該画像読取装置1と通信する端末装置2の図示せぬ表示装置および入力装置が使用される。
なお、実施の形態2に係る画像読取装置1のその他の構成については、実施の形態1のものと同様であるので、その説明を省略する。
次に、実施の形態2に係る画像読取装置1の動作について説明する。図6は、実施の形態2に係る画像読取装置1の動作について説明するフローチャートである。
図6におけるステップS11〜S15の処理については、実施の形態1(図5)と同一であるので、その説明を省略する。
原稿画像が天地逆であると判定した場合(ステップS15)、1次判定部42は、原稿画像が天地逆であることを示すメッセージを、表示装置21または端末装置2に表示させる(ステップS16)。これにより、原稿画像が天地逆であると判定されたことがユーザーに報知される。
なお、そのメッセージを端末装置2に表示させる場合には、画像読取装置1へログインする際に提示されたユーザーIDに関連付けられている端末装置2へメッセージが送信され、表示される。また、メッセージとともに、原稿画像のサムネイル画像が表示されるようにしてもよい。
メッセージ表示開始後、ユーザーが端末装置2または入力装置22に対して所定の操作(画像回転のための操作)を行うと、その操作が検出された旨が画像回転部44に通知され、画像回転部44は、ユーザーが画像回転を指示したと判定し(ステップS17)、原稿画像を180度回転させる(ステップS18)。
例えば、上述のように、天地逆であると判定された原稿画像のサムネイル画像が表示される場合、そのサムネイル画像がユーザーにより押下されると、その押下を画像回転のための操作として端末装置2または入力装置22のタッチパネルで検出されるようにしてもよい。
一方、ステップS15において原稿画像が天地逆ではない場合には、画像回転部44は、原稿画像を反転させない。また、上述のメッセージ表示開始後、ユーザーが端末装置2または入力装置22に対して所定の操作(画像回転を行わせないための操作)を行うと、その操作が検出された旨が画像回転部44に通知され、画像回転部44は、ユーザーが画像回転を指示しなかったと判定し(ステップS17)、原稿画像を回転させない。
その後、コピージョブの場合には、読み取られた原稿画像が印刷され、スキャントゥセンドの場合には、読み取られた原稿画像が所定の通信プロトコルで所定の宛先に送信される。
以上のように、上記実施の形態2によれば、文字認識処理を行わずに原稿画像が天地逆であるか否かが判定されるため、比較的短時間で、原稿画像が天地逆であるか否かが判定される。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
例えば、実施の形態1において、1次判定部42により原稿画像が天地逆であると判定された場合、実施の形態2のようにして、原稿画像が天地逆である旨を示すメッセージを所定の表示装置(表示装置22または端末装置2)に表示させるようにしてもよい。
また、実施の形態1,2において、1次判定部42により原稿画像が天地逆であると判定された場合、ブザーなどの音によって原稿画像が天地逆である旨を報知するようにしてもよい。
また、実施の形態2において、1次判定部42によりあるページの原稿画像が天地逆であると判定された場合、後続ページがあるときには、上述のメッセージ表示開始後のユーザー操作の検出を待たずに、画像取得部41は、画像読取部11に、後続ページについての原稿画像の読み取りを開始させるとともに、原稿画像の画像データの取得を開始し、1次判定部42は、後続ページに対する上述の画素値のカウントおよび画素値の総和の計算を行うようにしてもよい。
また、実施の形態2において、1次判定部42によりあるページの原稿画像が天地逆であると判定された場合、1次判定部42により天地逆であると判定された原稿画像を含むジョブに対する画像読取が完了すると、画像取得部41は、そのジョブの読み取られた原稿画像の画像データを保存するとともに、後続のジョブの実行を開始するようにしてもよい。その場合、そのジョブの読み取られた原稿画像の画像データは、上述のユーザー操作が検出されるまで保存され、上述のユーザー操作の検出後、元のジョブが再開される。
また、実施の形態1,2において、コピージョブにおいて自動原稿送り装置を使用する場合、上述のようにして天地逆である原稿画像を検出するか否かを設定データで設定可能としてもよい。設定データで上述のようにして天地逆である原稿画像の検出を指定する場合、(a)上述のようにして原稿画像が天地逆であるか否かの判定に並行して、読み取られた原稿画像をそのままの向きで印刷し、印刷完了後に、原稿画像が天地逆であると判定されたページを示すメッセージを表示するか(つまり、この場合には、原稿画像の回転は行われない)、(b)すべてのページの原稿画像について上述のようにして原稿画像が天地逆であるか否かの判定をし必要に応じて原稿画像の回転を行った上で原稿画像の印刷を行うかを、設定データで選択できるようにしてもよい。
本発明は、例えば、複合機などの画像形成装置に適用可能である。
1 画像読取装置
41 画像取得部
42 1次判定部
43 2次判定部
44 画像回転部

Claims (8)

  1. 1ページの原稿画像の画像データを1ラインずつ取得する画像取得部と、
    前記画像取得部により取得された各ラインにおいて、前半部分における画素値と後半部分における画素値とをカウントし、前記原稿画像内のラインのうち、写真領域を含まないラインに対する前記前半部分における画素値の総和と前記後半部分における画素値の総和とに基づいて、前記原稿画像が天地逆であるか否かを判定する1次判定部と、
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記1次判定部は、前記各ラインの各画素について領域判定を行い、前記写真領域を含むラインを特定し、特定したラインを除外して、前記前半部分における画素値の総和と前記後半部分における画素値の総和とを特定することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記1次判定部は、(a)前記画像取得部によって前記原稿画像の1ラインの画像データが取得されるたびに、その1ラインにおいて、前記前半部分における画素値と前記後半部分における画素値とをカウントし、その1ラインが前記写真領域を含むラインとして除外されない場合、前記前半部分における画素値の総和および前記後半部分における画素値の総和にそれぞれ加算し、
    (b)前記画像取得部によって前記原稿画像の最後のラインが取得され、前記前半部分における画素値の総和と前記後半部分における画素値の総和が特定されると、ただちに、前記前半部分における画素値の総和と前記後半部分における画素値の総和とに基づいて、前記原稿画像が天地逆であるか否かを判定すること、
    を特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記1次判定部によって前記原稿画像が天地逆であると判定された場合に、前記原稿画像に対する文字認識処理により特定された前記原稿画像内の文字の向きに基づいて、前記原稿画像が天地逆であるか否かを判定する2次判定部と、
    前記1次判定部によって前記原稿画像が天地逆であると判定され、かつ前記2次判定部により前記原稿画像が天地逆であると判定された場合に、前記原稿画像を反転させる画像回転部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像読取装置。
  5. 画像回転部をさらに備え、
    前記1次判定部は、前記原稿画像が天地逆であると判定した場合、前記原稿画像が天地逆であることを示すメッセージを所定の表示装置に表示させ、
    前記画像回転部は、所定の入力装置に対する所定のユーザー操作が検出されると、前記原稿画像を反転させ、
    前記表示装置および前記入力装置は、当該画像読取装置、または当該画像読取装置と通信する端末装置に設置されていること、
    を特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像読取装置。
  6. 前記メッセージは、天地逆であると判定された前記原稿画像のサムネイル画像を含み、
    前記ユーザー操作は、前記サムネイル画像の押下であること、
    を特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  7. 前記画像取得部は、前記1次判定部により天地逆であると判定された前記原稿画像に対する後続ページがあるときには、前記ユーザー操作の検出を待たずに、前記後続ページの原稿画像の画像データの取得を開始し、
    前記1次判定部は、前記画像取得部により画像データが取得された前記後続ページの各ラインにおいて、前記前半部分における画素値と前記後半部分における画素値とをカウントすること、
    を特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  8. 前記原稿画像は、コピージョブまたはスキャントゥセンドジョブにおいて読み取られた原稿画像であることを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の画像読取装置。
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