JP2017098473A - 抵抗器 - Google Patents

抵抗器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017098473A
JP2017098473A JP2015231289A JP2015231289A JP2017098473A JP 2017098473 A JP2017098473 A JP 2017098473A JP 2015231289 A JP2015231289 A JP 2015231289A JP 2015231289 A JP2015231289 A JP 2015231289A JP 2017098473 A JP2017098473 A JP 2017098473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
pair
electrodes
width
joined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015231289A
Other languages
English (en)
Inventor
井関 健
Ken Iseki
健 井関
直弘 三家本
Naohiro Mikamoto
直弘 三家本
祥吾 中山
Shogo Nakayama
祥吾 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015231289A priority Critical patent/JP2017098473A/ja
Publication of JP2017098473A publication Critical patent/JP2017098473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Resistors (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、接合精度を向上させることができる抵抗器を提供することを目的とするものである。【解決手段】本発明の抵抗器は、金属板で構成した抵抗体11と、前記抵抗体11の両端面11aに接合された一対の電極12とを有し、前記抵抗体11の端面11aと前記一対の電極12の端面12aは互いに突き合わせた状態で接合され、前記抵抗体11の両端部11bに抵抗器の長手方向に突出する突出部13を備え、前記一対の電極12に前記突出部13と嵌合する凹み部14を備え、前記突出部13は前記抵抗体11から遠ざかるに従ってその幅が広くなり、前記凹み部14は前記一対の電極12の前記端部12b側に向かうに従ってその幅が狭くなるようにしたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器の電流値検出等に使用される抵抗器に関するものである。
従来のこの種の抵抗器は、図4、図5に示すように、金属板で構成された抵抗体1と、抵抗体1の両端部にレーザで接合された一対の電極2とを備え、抵抗体1と一対の電極2とは、その端面同士を突き合わせて接合されていた。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平8−236324号公報
上記した従来の抵抗器においては、抵抗体1と一対の電極2の両方を支持した状態で接合する必要があるため、抵抗体1と一対の電極2とが位置ずれを起こし易くなり、これにより、接合精度が悪化する可能性があるという課題を有していた。
本発明は、上記した従来の課題を解決するもので、接合精度を向上させることができる抵抗器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、金属板で構成した抵抗体と、前記抵抗体の両端面に接合された一対の電極とを有し、前記抵抗体の端面と前記一対の電極の端面は互いに突き合わせた状態で接合され、前記抵抗体の両端部に抵抗器の長手方向に突出する突出部を備え、前記一対の電極に前記突出部と嵌合する凹み部を備え、前記突出部は前記抵抗体から遠ざかるに従ってその幅が広くなり、前記凹み部は前記一対の電極の前記端部側に向かうに従ってその幅が狭くなるようにした。
本発明の抵抗器は、抵抗体の突出部と一対の電極の凹み部を嵌合させることによって、仮止めすることができ、これにより、支持しなくても抵抗体と一対の電極とが位置ずれを起こし難くなるため、接合精度を向上させることができるという優れた効果を奏するものである。
本発明の一実施の形態における抵抗器の上面図 同抵抗器の断面図 同抵抗器の製造方法を示す上面図 従来の抵抗器の上面図 同抵抗器の断面図
以下、本発明の一実施の形態における抵抗器について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態における抵抗器の上面図、図2は同抵抗器の断面図である。
本発明の一実施の形態における抵抗器は、図1、図2に示すように、金属板で構成された抵抗体11と、抵抗体11の両端面11aに接合された一対の電極12とを有している。また、抵抗体11と一対の電極12とは、抵抗体11の端面11aと一対の電極12の端面12aを互いに突き合わせた状態で接合されている。
さらに、抵抗体11の両端部11bに抵抗器の長手方向に突出する突出部13を設け、一対の電極12の端部12bに突出部13と嵌合する凹み部14を設け、突出部13は抵抗体11から遠ざかるに従ってその幅が広くなり、凹み部14は一対の電極12の端部12b側(外側)に向かうに従ってその幅が狭くなるようになっている。
そして、少なくとも抵抗体11の下面11c、上面11dには保護膜15が形成され、一対の電極12の少なくとも下面12cに実装用のめっき層(以下、図示せず)が形成されている。なお、図1では説明を簡単にするために保護膜15、めっき層は省略している。
上記構成において、前記抵抗体11は、ニクロム、銅ニッケル、マンガニン等からなる金属板で構成されている。
この抵抗体11の両端部11bには突出部13が設けられている。突出部13は、抵抗器の長手方向、すなわち、抵抗体11の電流が流れる方向(図1のX方向)に突出する。その形状は、抵抗体11の側面側に広がった凸部17を形成することによって、抵抗体11から遠ざかるに従ってその幅が広くなるようになっている。
なお、抵抗体11の長さaに対する突出部13の突出寸法bは1/5〜1/2とするのが好ましい。また、突出部13の幅が最も狭い根元部分の寸法cに対する幅が最も広い先端部分の寸法dは1.05〜1.2倍とするのが好ましい。
そして、抵抗体11には、必要に応じて抵抗値調整用のトリミング溝を形成してもよい。
また、前記一対の電極12は、抵抗体11とは別体の金属板で形成され、前記抵抗体11より導電率の低い銅等の金属で構成されている。
さらに、この一対の電極12の端部12bには凹み部14が設けられている。凹み部14は、抵抗体11の電流が流れる方向に凹んでいる。そして、凹み部14は一対の電極12の端部12b側に向かうに従ってその幅が狭くなっている。上面から見たときの突出部13の形状と凹み部14の形状、寸法は同一で、互いに勘合するように接合している。
そしてまた、抵抗体11の端面11aと一対の電極12の端面12aが互いに向かい合うように突き合わせた状態で接触させ、レーザ溶接またはろう付けによって接合されている。
ここで、抵抗体11の端面11aというのは、端部11bにおける下面11cと上面11dの間の長手方向と直角の面をいう。一対の電極12の端面12aについても、端部12bにおける下面12cと上面12dの間の長手方向と直角の面をいう。
したがって、突出部13と凹み部14との接合部において、抵抗体11の端面11aと一対の電極12の端面12aが接合している。
なお、突出部13と凹み部14を複数形成してもよい。
そして、前記保護層15は、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の絶縁材からなり、抵抗体11の下面11cと上面11dに形成されているものである。なお、保護層15は無くてもよい。
そしてまた、前記めっき層は、保護層15から露出する一対の電極12の少なくとも下面12cに、電気めっき又はディップにてすずめっきが施されることによってが形成されているもので、なお、このめっき層と一対の電極12との間には必要に応じてニッケルめっき、銅めっき、金めっきを形成してもよい。さらに、実装用基板に一対の電極12を溶接して実装してもよい。
次に、本発明の一実施の形態における抵抗器の製造方法について、図面を用いて説明する。
まず、抵抗体11となるニクロム、銅ニッケル、マンガニン等からなる平板状の金属と、一対の電極12となる、抵抗体11とは別体で、抵抗体11より導電率の低い銅等からなる平板状の金属を用意する。
次に、図3に示すように、抵抗体11となる金属に、パンチング等によって、その両端部11bに抵抗器の長手方向に突出する突出部13を設けるとともに、一対の電極12となる金属の端部12bに突出部13と嵌合する凹み部14を設ける。このとき、突出部13には抵抗体11から遠ざかるに従ってその幅が広くなるように凸部17を設け、凹み部14は一対の電極12の端部12b側に向かうに従ってその幅が狭くなるようにする。
次に、図1、図2に示すように、抵抗体11の端面11aと一対の電極12の端面12aが互いに向かい合うように突き合わせた状態で、突出部13と凹み部14を嵌合して、抵抗体11と一対の電極12とを仮止めする。
このとき、凸部17の存在によって、抵抗体11と一対の電極12とを引き離す応力に対して強くなるため、仮止めした状態において、保持しなくても抵抗体11と一対の電極12とが位置ずれを起こし難くなる。
次に、抵抗体11と一対の電極12との接触部にレーザ照射やろう付けすることによって、抵抗体11と一対の電極12とを接合する。
次に、必要に応じて抵抗値調整をした後、抵抗体11の下面11cと上面11dに保護層15を形成し、一対の電極12の少なくとも下面12cに、めっき層を形成する。
上記した本発明の一実施の形態における抵抗器においては、抵抗体11の突出部13と一対の電極12の凹み部14を嵌合させることによって、仮止めすることができ、これにより、抵抗体11と一対の電極12を保持しなくても抵抗体11と一対の電極12とが位置ずれを起こし難くなるため、接合後の接合強度が弱くなったり、互いに斜め方向に接合されたりといった不具合を防止でき、この結果、接合精度を向上させることができるという効果が得られるものである。
また、このような抵抗器は、抵抗値が低いことが要求されるが、本発明では、突出部13とのその凸部17や凹み部14によって、抵抗体11の一対の電極12との接触面積が広がるようにしているため、接触抵抗を小さくすることができ、これにより、低い抵抗値の実現が可能である。
なお、上記の説明では、突出13部を抵抗体11の両端部11bに形成し、凹み部14を一対の電極12に形成したが、突出13部を一対の電極12に形成し、凹み部14を抵抗体11の両端部11bに形成してもよい。
本発明に係る抵抗器は、接合精度を向上させることができるという効果を有するものであり、特に各種電子機器の電流値検出等に使用される抵抗器等において有用となるものである。
11 抵抗体
11a 抵抗体の端面
11b 抵抗体の端部
12 一対の電極
12a 一対の電極の端面
12b 一対の電極の端部
13 突出部
14 凹み部

Claims (2)

  1. 金属板で構成した抵抗体と、前記抵抗体の両端面に接合された一対の電極とを有し、前記抵抗体の端面と前記一対の電極の端面は互いに突き合わせた状態で接合され、前記抵抗体の両端部に抵抗器の長手方向に突出する突出部を備え、前記一対の電極に前記突出部と嵌合する凹み部を備え、前記突出部は前記抵抗体から遠ざかるに従ってその幅が広くなり、前記凹み部は前記一対の電極の前記端部側に向かうに従ってその幅が狭くなるようにした抵抗器。
  2. 金属板で構成した抵抗体と、前記抵抗体の両端面に接合された一対の電極とを有し、前記抵抗体の端面と前記一対の電極の端面は互いに突き合わせた状態で接合され、前記一対の電極に抵抗器の長手方向に突出する突出部を備え、前記抵抗体の両端部に前記突出部と嵌合する凹み部を備え、前記突出部は前記一対の電極から遠ざかるに従ってその幅が広くなり、前記凹み部は前記抵抗体の前記端部側に向かうに従ってその幅が狭くなるようにした抵抗器。
JP2015231289A 2015-11-27 2015-11-27 抵抗器 Pending JP2017098473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231289A JP2017098473A (ja) 2015-11-27 2015-11-27 抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231289A JP2017098473A (ja) 2015-11-27 2015-11-27 抵抗器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017098473A true JP2017098473A (ja) 2017-06-01

Family

ID=58803857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015231289A Pending JP2017098473A (ja) 2015-11-27 2015-11-27 抵抗器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017098473A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021220758A1 (ja) * 2020-04-28 2021-11-04 Koa株式会社 シャント抵抗器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021220758A1 (ja) * 2020-04-28 2021-11-04 Koa株式会社 シャント抵抗器
JP7491727B2 (ja) 2020-04-28 2024-05-28 Koa株式会社 シャント抵抗器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10163553B2 (en) Resistor and method for producing the same
JP6650409B2 (ja) 電流検出用抵抗器
WO2014038372A1 (ja) 電流検出用抵抗器
JP2011003694A (ja) シャント抵抗器およびその製造方法
US11187724B2 (en) Current measuring device and current sensing resistor
JP2013157596A (ja) チップ抵抗器、およびチップ抵抗器の製造方法
WO2015194413A1 (ja) 電流検出用抵抗器
JP6942438B2 (ja) シャント抵抗器
JP2017098473A (ja) 抵抗器
JP2020027847A (ja) シャント装置
JP6892339B2 (ja) 抵抗器
WO2019097925A1 (ja) シャント抵抗器
JP6643859B2 (ja) シャント抵抗器の製造方法
JP2008182078A (ja) チップ型金属板抵抗器
JP5143353B2 (ja) 抵抗器の製造方法
JP7075297B2 (ja) シャント装置
JP5445193B2 (ja) 抵抗器、抵抗器の実装方法、抵抗器の測定方法
JP4384073B2 (ja) 電子部品の製造方法
JP2018018915A (ja) 抵抗器
JP7094241B2 (ja) シャント抵抗器
JP3191325U (ja) 端子
JP5451655B2 (ja) 端子連結構造、及びこの端子連結構造を有する半導体装置
JP6967431B2 (ja) シャント抵抗器の製造方法
JP2007141906A (ja) 抵抗器
JP2020102475A (ja) チップ抵抗器およびその製造方法