JP2017096740A - カレントセンサ - Google Patents

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【課題】測定精度の優れたカレントセンサの提供。【解決手段】開閉可能な磁気コア21を備えるセンサヘッド13は、外ケース部15と内ケース部16とからなるシールドケース14と、内ケース部16内に固定収容されるコア部17と、外ケース部15と内ケース部16との間に介在配置されるスペーサ19と、磁気コア21側を基準電位に接続させるべくコア部17と内ケース部16との間に配置されるコネクタ31とを少なくとも備えるカレントセンサ11において、コネクタ31を備えるセンサヘッド13は、熱硬化性絶縁樹脂材を注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮時に生ずる応力により少なくともコア部17の定位置を変動させようとする作用を緩和する応力対処手段41を設けてコア部17を含む収納部材を位置固定させて形成した。【選択図】図2

Description

本発明は、外部磁界や電界に対するシールド効果を高め、かつ、センサヘッド相互の定位置を安定的に維持させることで測定精度の向上を図ることができるカレントセンサに関する技術である。
クランプ式電流計は、例えば特許文献1に開示されているように、活線状態にある被測定導体へのクランプを可能にすることで該被測定導体に流れる電流を検出するカレントセンサを備えて形成されている。
特許第4459567号公報
図5および図6(a),(b)は、特許文献1に図1および図2(a),(b)として示されているクランプセンサ(カレントセンサ)を参照符号を変えて再掲した説明図であり、これらの図のうち、図5は、全体の分解斜視図を、図6(a)は、図6(b)におけるB−B線矢視方向での縦断面図を、図6(b)は、図6(a)におけるA−A線矢視方向での縦断面図をそれぞれ示す。
これらの図によれば、カレントセンサ111は、一方のコア部117と他方のコア部127とからなる磁気コア121により囲繞され、かつ、相互間に開閉自在なクランプ測定窓112を形成して被測定導体Lの導入を自在に組み合わされる一方のセンサヘッド113(図示例では上側に位置)と他方のセンサヘッド123(図示例では下側に位置)とで構成されている。
これらのうち、一方のセンサヘッド113は、一方の外ケース部115内に空隙118を確保して一方の内ケース部116を収容してなる一方のシールドケース114と、一対の突合せ端面117a,117aを露出させて一方の内ケース部116内に固定配置される一方のコア部117と、一方の外ケース部115内で一方の内ケース部116の収容位置を規制しつつ相互を導通させるべく空隙118内に介在させた非磁性かつ導電性の素材からなる一方の一対のスペーサ119,119と、クランプ測定窓112の上面部を画成する一方の隔壁部120とで構成されている。
また、一方のコア部117は、図6(a),(b)に示すように一対の突合せ端面117a,117aの面高が一方の内ケース部116の開放端面116aと略一致する配置関係のもとで露出させ、かつ、一方の内ケース部116内に図示しない注入樹脂材を充填して位置固定させた状態のもとで収容されている。
これに対し、他方のセンサヘッド123は、他方の外ケース部125内に空隙128を確保して他方の内ケース部126を収容してなる他方のシールドケース124と、一対の突合せ端面127a,127aを露出させて他方の内ケース部126内に固定配置される他方のコア部127と、他方の外ケース部125内で他方の内ケース部126の収容位置を規制しつつ相互を導通させるべく空隙128内に介在させた非磁性かつ導電性の素材からなる他方の一対のスペーサ129,129と、クランプ測定窓112の下面部を画成する他方の隔壁部130とで構成されている。
また、他方のコア部127は、図6(a),(b)に示すように一対の突合せ端面127a,127aの面高が他方の内ケース部126の開放端面126aと略一致する配置関係のもとで露出させ、かつ、他方の内ケース部126内に図示しない注入樹脂材を充填して位置固定させた状態のもとで収容されている。
つまり、特許文献1のカレントセンサ111は、いずれも非磁性材料からなる一方の一対のスペーサ119,119と他方の一対のスペーサ129,129とを介在させたことにより、その測定時に一方のシールドケース114を構成している一方の内ケース部116と、他方のシールドケース124を構成している他方の内ケース部126とを、それぞれの開放端面116a,126aが相互に正対する位置関係のもとで当接させておくことができるので、外部磁界や電界に対するシールド効果を確実なものとすることができる。
また、一方の一対のスペーサ119,119は、一方の外ケース部115と一方の内ケース部116とを、他方の一対のスペーサ129,129は、他方の外ケース部125と他方の内ケース部126とを、それぞれ電気的に確実に導通させることで、コモンモードノイズなどの外来ノイズの影響を効果的に抑制することができることになる。
一方、図7は、図5および図6に示すカレントセンサにコネクタを付加してなる従来例を模式的に示す説明図であり、そのうちの(a)は、図6(a)に対応させ、かつ、他方のセンサヘッド側のスペーサの図示を省略して示す説明図を、(b)は、一方のセンサヘッド側の説明図を、(c)は、図7(b)を底面側から見た状態の説明図を、(d)は、コネクタと一方のコア部との配置関係を頂面側から見た状態の説明図を、それぞれ示す。
同図によれば、カレントセンサ111は、一方のコア部117と他方のコア部127とからなる磁気コア121により囲繞され、かつ、相互間に開閉自在なクランプ測定窓112を形成して図示しない被測定導体の導入を自在に組み合わされる一方のセンサヘッド113と他方のセンサヘッド123とで構成されている。なお、図7における図5および図6の各構成部材と同一の部材には、同一の参照符号を付してその詳細説明を省略する。
また、図7(a),(b)に示す例においては、一方のコア部117と一方の内ケース部116との間にコネクタ131が介在配置されている。該コネクタ121は、図6に示すような被測定導体Lのコモンモード電圧による影響(CMRR)を軽減するために、一方のコア部117を基準電位に接続するために必要なものであり、該コア部117に対するコネクタ121の配置関係は、図7(d)に示されているように一方のコア部117の頂面の中央部位に小さな長方形を呈して配置される関係にある。
ところで、図5〜図7に示す従来タイプのカレントセンサ111にあっては、被測定導体Lのコモンモード電圧による影響(CMRR)を改善しつつ、一方のセンサヘッド113を構成している一方のコア部117と一方のシールドケース114との間の透磁率や他方のコア部127と他方のシールドケース124との間の透磁率がそれぞれ低下することのないようにして、一方のコア部117回りや他方のコア部127回りの各空間領域内のそれぞれの収納部材に極力応力がかからないように配慮した上で樹脂材を注入して位置固定しておく必要がある。
特に、注入する樹脂材としてエポキシ樹脂材を含む熱硬化性絶縁樹脂材を用いる場合には、高温環境下や高温高湿度環境下に一度でもさらされてしまうと、硬化過程で発生する収縮、膨張状態が常温に戻しても環境変化前の状態には戻らないという特性があることから、被測定導体Lのコモンモード電圧による影響(CMRR)を改善しつつ、一方のセンサヘッド113を構成している一方のコア部117と一方のシールドケース114との間の透磁率や他方のコア部127と他方のシールドケース124との間の透磁率がそれぞれ低下することのないようにして注入する必要がある。
しかし、エポキシ樹脂材を含む熱硬化性絶縁樹脂材を注入した後の硬化過程で発生する収縮、膨張時におけるこのような特性は、発生応力により一方の内ケース部116を一方の外ケース部115内で移動させたり、他方の内ケース部126を他方の外ケース部125内で移動させたりすることから、一方のセンサヘッド113側の突合せ端面117aと他方のセンサヘッド123側の突合せ端面127aとの正対する位置関係についても変化させるに至る。
その結果、あるカレントセンサのセンサヘッドについての例ではあるが、例えば磁気コアにおける一方のコア部の変動が5μm程度で、一方のシールドケースにおける内ケース部の高さ変動が2μm程度であった場合であっても測定値を1%rdg.程度にまで変動させてしまうという無視できぬ問題点のあることが指摘されている。
つまり、図5〜図7に示す従来タイプのカレントセンサ111のセンサヘッド113,123にあっては、注入されたエポキシ樹脂材を含む熱硬化性絶縁樹脂材の硬化過程で発生する収縮・膨張に伴って生じる応力が磁気コア121を構成するコア部117,127の位置や、シールドケース114,124における内ケース部116,126の高さ・位置に変動をもたらし、これらの位置変動が結果的にその測定値に狂いを生じさせてしまうという不都合があった。
本発明は、注入する樹脂材材としてエポキシ樹脂材を含む熱硬化性絶縁樹脂材を用いる場合にみられた上記従来技術の問題点に鑑み、外部磁界や電界に対するシールド効果を高めつつ、測定精度の向上を図ることができるカレントセンサを提供することに目的がある。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、突合せ端面相互を正対接触させるべく配置される一対のコア部からなる磁気コアにより囲繞され、かつ、相互間に開閉自在なクランプ測定窓を形成して被測定導体の導入を自在に組み合わされる一組のセンサヘッドを備え、これらセンサヘッドのそれぞれは、外ケース部内に空隙を確保して内ケース部を収容してなるシールドケースと、前記突合せ端面を露出させて前記内ケース部内に位置固定して収容される前記コア部と、前記外ケース部内で前記内ケース部の収容位置を規制しつつ双方を導通させるべく前記空隙内に介在配置される一対のスペーサと、前記クランプ測定窓を画成する隔壁部と、いずれか一方の前記コア部側に配置されて前記磁気コア側を基準電位に接続させるコネクタとを少なくとも備え、それぞれの前記センサヘッド内に熱硬化性絶縁樹脂材を注入して前記コア部を含む収納部材を位置固定してなるカレントセンサにおいて、少なくとも一方の前記センサヘッドには、前記熱硬化性絶縁樹脂材を注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮により生ずる応力による前記コア部側の定位置を変動させようとする作用方向を規制する応力対処手段を設けたことを最も主要な特徴とする。
この場合、前記応力対処手段は、前記コネクタを備える側の前記コア部における前記内ケース部側との対向面と同等以上の面サイズを付与して介在させた前記コネクタにより形成することができる。
また、前記応力対処手段は、前記内ケース部と前記コア部との間の空間領域内に配置して前記熱硬化性絶縁樹脂材の膨張・収縮時の応力の作用方向を前記コア部以外の方向へと規制する非磁性内側仕切り材と、前記内ケース部と前記外ケース部との間の空間領域内に配置して前記熱硬化性絶縁樹脂材の膨張・収縮時の応力の作用方向を前記内ケース部以外の方向へと規制する非磁性外側仕切り材とで形成するものであってもよい。
この場合、前記非磁性内側仕切り材と前記非磁性外側仕切り材とは、いずれも略コ字状または略ボックス状を呈し、前記コア部方向に開口面以外の部位を位置させて配置するのが好ましい。
また、前記非磁性内側仕切り材は、前記コネクタと前記内ケース部との間に介在させた状態で前記内ケース部の長手方向での一側端面側から他側端面側へと至る水平板部と、該水平板部の面方向と直交して前記コア部の近傍へと至る内側堰板部とからなる略T字状を呈する導電性内側仕切り板であり、前記非磁性外側仕切り材は、前記スペーサの開放端側から前記外ケース部の長手方向での対応部位側へと至る水平板部と、該水平板部の面方向と直交して内ケース部の前記他側端面側の近傍へと至る外側堰板部とで形成した導電性外側仕切り板とすることもできる。この場合、前記導電性外側仕切り板を構成する前記水平板部は、前記スペーサと一体に形成することもできる。
請求項1に記載の発明によれば、少なくともいずれか一方のセンサヘッドは、熱硬化性絶縁樹脂材を注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮時に生ずる応力により少なくともコア部側の定位置を変動させようとする作用を阻止する応力対処手段を設けて形成することで、熱硬化性絶縁樹脂材の硬化過程で発生する膨張・収縮時に生ずる応力を該応力対処手段を介して阻止することができるので、コア部側の定位置に変動を生じさせる要因をなくすことにより外部磁界や電界に対するシールド効果を備えた高精度なカレントセンサを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、応力対処手段は、コネクタを備える側のコア部における内ケース部側との対向面と同等以上の面サイズを付与して介在させたコネクタにより形成することができるので、コア部と内ケース部との間への熱硬化性絶縁樹脂材の入り込みを阻止してその注入量を減容することで、コア部相互の突合せ端面の位置や、内ケース部相互の突合せ端面の位置を変動させる応力作用からの影響を軽減させることができる。また、コネクタは、従来のコネクタよりも面サイズの大きなものが用いられる結果、それだけ電気的な接触面積を大きく確保しながらコア部と基準電位間の抵抗値を軽減させることで被測定導体のコモンモード電圧による影響(CMRR)を受ける度合いを低下させてやることもできる。
請求項3に記載の発明によれば、応力対処手段は、内ケース部とコア部との間の空間領域内に配置された非磁性内側仕切り材と、内ケース部と外ケース部との間の空間領域内に配置された非磁性外側仕切り材とで形成されているので、熱硬化性絶縁樹脂材の硬化過程で発生する膨張・収縮時の応力方向をコア部や内ケース部以外の方向へと規制してコア部相互の突合せ端面の位置や、内ケース部相互の突合せ端面の位置を変位させる応力作用からの影響を軽減させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3における非磁性内側仕切り材と非磁性外側仕切り材とは、いずれも略コ字状または略ボックス状を呈し、コア部方向に開口面以外の部位を位置させて配置されているので、内ケース部とコア部との間の空間領域は非磁性内側仕切り材を介して、内ケース部と外ケース部との間の空間領域は非磁性外側仕切り材を介して、それぞれの空間領域内の熱硬化性絶縁樹脂材を分断・減容することで応力作用の影響を受けずらくすることができる。また、非磁性内側仕切り材と非磁性外側仕切り材とのそれぞれの開口面は、コア部方向とは異なる方向に向けて配置されているので、熱硬化性絶縁樹脂材の膨張・収縮時に生ずる応力をコア部以外の方向へと方向規制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、非磁性内側仕切り材は、水平板部と内側堰板部とを有する導電性内側仕切り板として、非磁性外側仕切り材は、水平板部と外側堰板部とを有する導電性外側仕切り板としてそれぞれが形成されているので、内ケース部とコア部との間の空間領域は導電性内側仕切り板の内側堰板部で、内ケース部と外ケース部との間の空間領域は導電性外側仕切り板の外側堰板部で、それぞれを分断・減容しつつ、熱硬化性絶縁樹脂材の膨張・収縮時に生ずる応力の影響をコア部や内ケース部が受けないようにすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5の導電性外側仕切り板を構成する水平板部は、スペーサと一体に形成されているので、それだけ応力対処手段の部材構成を簡素化することができるほか、該応力対処手段の配置作業もより簡略化することができる。
本発明の全体構成例についての部材相互の配置関係を明らかにすべく、図7に示す従来例と同じ構成のもとで、異なる参照符号を付与して模式的に示す説明図。 本発明の第1実施例を模式的に示す説明図であり、そのうちの(a)は、図7(b)に対応させて示す説明図を、(b)は、図2(a)の要部を、(c)は、図2(b)におけるコネクタと一方のコア部との配置関係を頂面側から見た状態の説明図を、それぞれ示す。 本発明の第2実施例を図2(a)に対応させて示す説明図。 図3に示す第2実施例の変形例を示す説明図。 従来例の全体構成についての分解斜視図。 図5に示す従来例の配置関係を示す説明図であり、そのうちの(a)は、図6(b)におけるB−B線矢視方向での縦断面図を、(b)は、図6(a)におけるA−A線矢視方向での縦断面図をそれぞれ示す。 図5および図6に示すカレントセンサにコネクタを付加した他の従来例を模式的に示す説明図であり、そのうちの(a)は、図6(a)に対応させ、かつ、一方のセンサヘッド側のスペーサの図示を省略して示す説明図を、(b)は、図7(a)において一方の外ケース部を除いた際の一方のセンサヘッド側の説明図を、(c)は、図7(b)を底面側から見た状態の説明図を、(d)は、コネクタと一方のコア部との配置関係を頂面側から見た状態の説明図を、それぞれ示す。
図1は、本発明の説明に先立ち、本発明の全体構成例についての部材相互の配置関係を改めて明らかにすべく、図7に示す従来例と同じ構成のもとで、異なる参照符号を付与して模式的に示した説明図である。
同図によれば、本発明に係るカレントセンサ11は、閉止測定時に対応する位置関係にある突合せ端面17a,27aを正対接触させるべく配置される一対のコア部17,27からなる磁気コア21により囲繞され、かつ、相互間に開閉自在なクランプ測定窓12を形成して図6示されているような被測定導体Lの導入を自在に組み合わされる一組のセンサヘッド13,23を備えている。なお、図1中の参照符号35,36は、一方のセンサヘッド13におけるエポキシ樹脂材などの熱硬化性絶縁樹脂材が注入される空間領域を、37,38は、他方のセンサヘッド23におけるエポキシ樹脂材などの熱硬化性絶縁樹脂材が注入される空間領域をそれぞれ示す。
そして、これらセンサヘッド13,23のそれぞれは、パーマロイ材などの高透磁率合金材からなる外ケース部15,25内に空隙18,28を確保して同じくパーマロイ材などの高透磁率合金材からなる内ケース部16,26を収容してなるシールドケース14,24と、それぞれの突合せ端面17a,27aを露出させて内ケース部16,26内に位置固定して収容されるコア部17,27と、外ケース部15,25内で内ケース部16,26の収容位置を規制しつつ双方と面接触させるべくそれぞれの空隙18,28内に介在配置される青銅、銅、アルミニウムなどの非磁性かつ導電性の金属材からなるスペーサ19(他方のセンサヘッド23の側のスペーサは図示省略)と、クランプ測定窓12を画成する隔壁部20,30と、磁気コア21側を基準電位に接続させるべくいずれかのコア部17,27と内ケース部16,26、図示例によれば上側に位置する一方のコア部17と一方の内ケース部16との間に配置されるコネクタ31とを少なくとも備えて形成されている。なお、該コネクタ31は、例えばスポンジ状の発泡体の回りに導電性金属細線を巻き付けるなどして、コア部17と内ケース部16との間を電気的に導通させることができるようにして形成されている。
以下、図1において上側に位置している一方のセンサヘッド13側に本発明を適用した場合を例に説明する。なお、図2は、本発明の第1実施例を、図3は、本発明の第2実施例を、図4は、図3に示す第2実施例の変形例を、それぞれ模式的に示した説明図である。
本発明において少なくともいずれか一方のセンサヘッド、図示例では上側に位置するコネクタ31を備える側のセンサヘッド13は、エポキシ樹脂材を含む図示しない熱硬化性絶縁樹脂材を注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮に伴って生ずる応力により一方のコア部17側の定位置を変動させようとする作用を阻止する応力対処手段41を設けることで、収納部材であるコア部17や内ケース部16の事後的な位置変動の抑制を可能にして形成されている。
ここで、図2に示す第1実施例についてより詳しく説明すれば、該実施例における応力対処手段41は、一方のセンサヘッド13が備えるコネクタ31自体の形状に変化を与えて形成されるものである。すなわち、一方の外ケース部15内にてスペーサ31を介して配置される内ケース部16一方のコア部17との間に介在配置されるコネクタ31(応力対処手段41)は、コア部17の頂面サイズと同等もしくはそれ以上の面サイズを有する対向面31aが付与されて形成されている。
このような形状サイズが付与される結果、コネクタ31には、図2(b)に太幅破線による囲繞領域A,Bとして示す2カ所にてコア部17と内ケース部16との間にエポキシ樹脂材などの熱硬化性絶縁樹脂材の入り込みを阻止してその注入量を減容させることことができ、それだけ熱硬化性絶縁樹脂材を空間領域35内に注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮に伴って生ずる応力の影響を受けコア部17側が従動して変動する要因を減じ得る応力対処手段41としての機能を付与してやることができる。
つまり、一方のコア部17と一方の内ケース部16との間には、線膨張の大きなエポキシ樹脂材などの熱硬化性絶縁樹脂材がコネクタ31(応力対処手段41)に阻止されて入り込むことができなくなる結果、該熱硬化性絶縁樹脂材の注入量を減らすことで温度変化などによる応力の悪しき影響を緩和でき、その結果、図1に示す一方のセンサヘッド13側の突合せ端面17aと他方のセンサヘッド23側の突合せ端面27aとの間に生ずる変位や、一方の内ケース部16側の突合せ端面と他方の内ケース部26側の突合せ端面との間に生ずる変位を減少させて測定値の変動を軽減できることになる。
しかも、コネクタ31(応力対処手段41)は、図7に示すコネクタ131よりも面サイズの大きなものが用いられる結果、それだけ電気的な接触面積を大きく確保しながらコア部17と基準電位間の抵抗値を軽減させることで図6に示すような被測定導体Lのコモンモード電圧による影響(CMRR)を受ける度合いを低下させてやることもできることになる。
次に、本発明の第2実施例を詳しく説明すれば、応力対処手段41は、一方の内ケース部16と一方のコア部17との間の空間領域35内に配置してエポキシ樹脂材などの熱硬化性絶縁樹脂材を注入した後の硬化過程で発生するの膨張・収縮に伴って生ずる応力の作用方向を規制する非磁性内側仕切り材42と、内ケース部16と外ケース部15との間の空間領域36内に配置して同様に熱硬化性絶縁樹脂材の膨張・収縮時に生ずる応力の作用方向を規制する非磁性外側仕切り材46とで形成されている。
すなわち、図3に示す第2実施例によれば、略コ字状または略ボックス状を呈する非磁性内側仕切り材42(応力対処手段41)は、一方の内ケース部16の空間領域35を図3中にゴシック欧文字Aとして示されている太幅破線による囲繞領域と、ゴシック欧文字Bとして示されている太幅破線による囲繞領域とに分断し、かつ、一方のコア部17方向に開口面42a以外の部位を位置させて配置されている。
このため、熱硬化性絶縁樹脂材を一方の内ケース部16内に注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮時に生ずる応力は、非磁性内側仕切り材42(応力対処手段41)を介して一方のコア部17側に作用させないように邪魔したり、同図中に示す矢印Y方向へと方向規制したりすることができることになる。
また、同じく略コ字状または略ボックス状を呈する非磁性外側仕切り材46(応力対処手段41)は、一方の外ケース部15の空間領域36を図3中にゴシック欧文字Cとして示されている太幅破線による囲繞領域と、ゴシック欧文字Dとして示されている太幅破線による囲繞領域とに分断し、かつ、一方の内ケース部16(一方のコア部17)方向に開口面46a以外の部位を位置させて配置されることになる。
このため、熱硬化性絶縁樹脂材を一方の外ケース部15の空間領域36内に注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮時に生ずる応力は、非磁性外側仕切り材46(応力対処手段41)を介して一方の内ケース部16側、ひいては一方のコア部17側に作用させないように邪魔したり、同図中に示す矢印Y方向へと方向規制したりすることができることになる。
一方、図4に示す第2実施例の変形例によれば、非磁性内側仕切り材42は、コネクタ31と一方の内ケース部16との間に介在させた状態で該内ケース部16の長手方向での一側端面16a側から他側端面16b側へと至る水平板部44と、該水平板部44の面方向と直交して一方のコア部17の近傍へと至る内側堰板部45とからなる略T字状を呈する導電性内側仕切り板43(応力対処手段41)として形成されている。
つまり、略T字状を呈する導電性内側仕切り板43(非磁性内側仕切り材42)は、一方の内ケース部16の空間領域35を図4中にゴシック欧文字Aとして示されている太幅破線による囲繞領域と、ゴシック欧文字Bとして示されている太幅破線による囲繞領域とに分断し、かつ、一方のコア部17方向に開口面44a以外の部位を位置させて配置されることになる。
このため、熱硬化性絶縁樹脂材を一方の内ケース部16の空間領域35内に注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮時に生ずる応力は、非磁性内側仕切り材42としての導電性内側仕切り板43(応力対処手段41)を介して一方のコア部17側に作用させないように邪魔したり、同図中に示す矢印Y方向へと方向規制したりすることができることになる。
また、非磁性外側仕切り材46(応力対処手段41)は、一方のスペーサ19の開放端19a側から一方の外ケース部15の長手方向での対応部位(図4中では外ケース部15において左側に位置する一側端面15aではなく、右側に位置する他側端面15b)側へと至る水平板部48と、該水平板部48の面方向と直交して一方の内ケース部16の他側端面16b側の近傍へと至る外側堰板部49とからなる略L字状を呈する導電性外側仕切り板47(応力対処手段41)として形成されている。
つまり、略L字状を呈する導電性外側仕切り板47(非磁性外側仕切り材46)は、一方の外ケース部15の空間領域36を図4中にゴシック欧文字Cとして示されている太幅破線による囲繞領域と、ゴシック欧文字Dとして示されている太幅破線による囲繞領域とに分断し、かつ、一方のコア部17方向に開口面46a以外の部位を位置させて配置されることになる。
このため、熱硬化性絶縁樹脂材を一方の外ケース部15の空間領域36内に注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮時に生ずる応力は、非磁性外側仕切り材46としての導電性外側仕切り板47(応力対処手段41)を介して一方の内ケース部16、ひいては一方のコア部17側に作用させないように邪魔したり、同図中に示す矢印Y方向へと方向規制したりすることができることになる。なお、導電性外側仕切り板47を構成する水平板部48は、図示は省略してあるが、一方のスペーサ19と一体に形成することもできる。
本発明は、このようにして構成されているので、少なくともいずれか一方のセンサヘッド、図示例では上側に位置するコネクタ31を備える側のセンサヘッド13は、熱硬化性絶縁樹脂材を注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮時に生ずる応力により少なくとも一方のコア部17側の定位置を変動させようとする作用を阻止する応力対処手段41を設けて形成することで、熱硬化性絶縁樹脂材の硬化過程で発生する膨張・収縮時に生ずる応力を該応力対処手段41を介して阻止することができるので、コア部16側の定位置に変動を生じさせる要因をなくすことにより外部磁界や電界に対するシールド効果を備えた高精度なカレントセンサ11を提供することができる。
すなわち、図2に示す第1実施例によれば、応力対処手段41は、コネクタ31を備える側のコア部17における内ケース部16の頂面と同等以上の面サイズが付与された対向面31aを備えてなるコネクタ31を介在させて形成することができるので、コア部17と内ケース部16との間である、図2(b)中に太幅破線による囲繞領域A,Bとして示される2カ所にてコア部17と内ケース部16との間にエポキシ樹脂材などの熱硬化性絶縁樹脂材の入り込みを阻止してその注入量を減容することで、コア部17,27相互の突合せ端面17a,27aの位置や、内ケース部16,26相互の突合せ端面の位置を変動させる応力作用からの影響を軽減させることができる。
また、コネクタ31は、図7に示す従来のコネクタ131よりも面サイズの大きなものが用いられる結果、それだけ電気的な接触面積を大きく確保しながら一方のコア部17と基準電位間の抵抗値を軽減させることで図6に示されているような被測定導体Lのコモンモード電圧による影響(CMRR)を受ける度合いを低下させてやることもできる。
また、図3に示す第2実施例によれば、応力対処手段41は、一方の内ケース部16と一方のコア部17との間の空間領域35内に配置された非磁性内側仕切り材42と、一方の内ケース部16と一方の外ケース部15との間の空間領域36内に配置された非磁性外側仕切り材46とで形成されているので、熱硬化性絶縁樹脂材の硬化過程で発生する膨張・収縮時の応力方向をコア部17や内ケース部16以外の方向へと規制して図1に示すコア部17,27相互の突合せ端面17a,27aの位置や、内ケース部16,26相互の突合せ端面の位置を変位させる応力作用からの影響を軽減させることができる。
すなわち、図3によれば、応力対応手段41を構成する非磁性内側仕切り材42と非磁性外側仕切り材46とは、いずれも略コ字状または略ボックス状を呈し、一方のコア部17方向に開口面42a,46a以外の部位を位置させて配置されているので、一方の内ケース部16と一方のコア部17との間の空間領域35は非磁性内側仕切り材42により図3中にゴシック欧文字Aとして示されている太幅破線による囲繞領域と、ゴシック欧文字Bとして示されている太幅破線による囲繞領域とに、一方の内ケース部16と一方の外ケース部15との間の空間領域36は非磁性外側仕切り材46により図3中にゴシック欧文字Cとして示されている太幅破線による囲繞領域と、ゴシック欧文字Dとして示されている太幅破線による囲繞領域とにそれぞれを分断することで、エポキシ樹脂などからなる熱硬化性絶縁樹脂材の注入量を減量して応力作用の影響を受けずらくすることができる。
また、非磁性内側仕切り材42と非磁性外側仕切り材46とのそれぞれの開口面42a,46aは、一方のコア部17方向とは異なる方向、例えば図1に示す他方のセンサヘッド23方向に向けて配置されているので、エポキシ樹脂材などの熱硬化性絶縁樹脂材の膨張・収縮時に生ずる応力作用の影響を一方のコア部17側や一方の内ケース部16側が受けないように図3に示すそれぞれの矢印Y,Y方向へと逃がしてやることができる。
さらに、図4に示す第2実施例の変形例によれば、非磁性内側仕切り材43は、水平板部44と内側堰板部45とを有する導電性内側仕切り板43として、非磁性外側仕切り材46は、水平板部48と外側堰板部49とを有する導電性外側仕切り板47としてそれぞれが形成されているので、一方の内ケース部16と一方のコア部17との間の空間領域35は導電性内側仕切り板47の内側堰板部49で、一方の内ケース部16と一方の外ケース部15との間の空間領域36は導電性外側仕切り板47の外側堰板部49で、それぞれを分断・減容しつつ、熱硬化性絶縁樹脂材の膨張・収縮時に生ずる応力の影響をコア部17や内ケース部16が受けないようにすることができる。
また、一方のコア部17と一方の内ケース部16との間の空間領域35における囲繞領域Bは、内側堰板部45を案内板として、一方の内ケース部16と一方の外ケース部15との間の空間領域36における囲繞領域Dは、外側堰板部49を案内板としてそれぞれを機能させることで、エポキシ樹脂材などの熱硬化性絶縁樹脂材が硬化過程で発生する膨張・収縮に伴って生じる応力作用の影響を一方のコア部17側や一方の内ケース部16側が受けないように図4に示すそれぞれの矢印Y,Y方向へと逃がしてやることができる。
また、図4に示す第2実施例の変形例において、導電性外側仕切り板46を構成する水平板部48がスペーサ19と一体に形成されている場合(図示せず)には、それだけ応力対処手段41の部材構成を簡素化することができるほか、該応力対処手段41の配置作業もより簡略化することができる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的な構造はこれに限定されるものではない。すなわち、図2に示す第1実施例によれば、一方のセンサヘッド13側にコネクタ31が配置されている例が示されているため、応力対処手段41も一方のセンサヘッド13側に配置されることになるが、図1に示す他方のセンサヘッド23側にコネクタ31が配置されている場合には、応力対処手段41も他方のセンサヘッド23側に配置されることになる。
11 カレントセンサ
12 クランプ測定窓
13,23 センサヘッド
14,24 シールドケース
15,25 外ケース部
15a 一側端面
15b 他側端面
16,26 内ケース部
16a 一側端面
16b 他側端面
17,27 コア部
17a,27a 突合せ端面
18,28 空隙
19 スペーサ
19a 開放端
20,30 隔壁部
21 磁気コア
31 コネクタ
31a 対向面
35,36,37,38 空間領域
41 応力対処手段
42 非磁性内側仕切り材
42a 開口面
43 導電性内側仕切り板
44 水平板部
44a 一端
44b 他端
45 内側堰板部
46 非磁性外側仕切り材
46a 開口面
47 導電性外側仕切り板
48 水平板部
48a 一端
48b他端
49 外側堰板部

Claims (6)

  1. 突合せ端面相互を正対接触させるべく配置される一対のコア部からなる磁気コアにより囲繞され、かつ、相互間に開閉自在なクランプ測定窓を形成して被測定導体の導入を自在に組み合わされる一組のセンサヘッドを備え、これらセンサヘッドのそれぞれは、外ケース部内に空隙を確保して内ケース部を収容してなるシールドケースと、前記突合せ端面を露出させて前記内ケース部内に位置固定して収容される前記コア部と、前記外ケース部内で前記内ケース部の収容位置を規制しつつ双方を導通させるべく前記空隙内に介在配置される一対のスペーサと、前記クランプ測定窓を画成する隔壁部と、いずれか一方の前記コア部側に配置されて前記磁気コア側を基準電位に接続させるコネクタとを少なくとも備え、それぞれの前記センサヘッド内に熱硬化性絶縁樹脂材を注入して前記コア部を含む収納部材を位置固定してなるカレントセンサにおいて、
    少なくとも一方の前記センサヘッドには、前記熱硬化性絶縁樹脂材を注入した後の硬化過程で発生する膨張・収縮により生ずる応力による前記コア部側の定位置を変動させようとする作用方向を規制する応力対処手段を設けたことを特徴とするカレントセンサ。
  2. 前記応力対処手段は、前記コネクタを備える側の前記コア部における前記内ケース部側との対向面と同等以上の面サイズを付与して介在させた前記コネクタにより形成した請求項1に記載のカレントセンサ。
  3. 前記応力対処手段は、前記内ケース部と前記コア部との間の空間領域内に配置して前記熱硬化性絶縁樹脂材の膨張・収縮時の応力の作用方向を前記コア部以外の方向へと規制する非磁性内側仕切り材と、前記内ケース部と前記外ケース部との間の空間領域内に配置して前記熱硬化性絶縁樹脂材の膨張・収縮時の応力の作用方向を前記内ケース部以外の方向へと規制する非磁性外側仕切り材とで形成した請求項1に記載のカレントセンサ。
  4. 前記非磁性内側仕切り材と前記非磁性外側仕切り材とは、いずれも略コ字状または略ボックス状を呈し、前記コア部方向に開口面以外の部位を位置させて配置した請求項3に記載のカレントセンサ。
  5. 前記非磁性内側仕切り材は、前記コネクタと前記内ケース部との間に介在させた状態で前記内ケース部の長手方向での一側端面側から他側端面側へと至る水平板部と、該水平板部の面方向と直交して前記コア部の近傍へと至る内側堰板部とからなる略T字状を呈する導電性内側仕切り板であり、
    前記非磁性外側仕切り材は、前記スペーサの開放端側から前記外ケース部の長手方向での対応部位側へと至る水平板部と、該水平板部の面方向と直交して内ケース部の前記他側端面側の近傍へと至る外側堰板部とで形成した導電性外側仕切り板である請求項3に記載のカレントセンサ。
  6. 前記導電性外側仕切り板を構成する前記水平板部は、前記スペーサと一体に形成した請求項5に記載のカレントセンサ。
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