JP2017096068A - 作動制御システム、作動制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の機器を携帯端末と連携して自動的に作動させること。【解決手段】対象物を自律的に作動させるためのシステムであって、対象物(400)の作動を制御する作動制御装置(100)と、作動制御装置に対象物の作動を指示するコマンドを送信する携帯端末(200)を備える。作動制御装置は、電波信号を発信する発信部(11,21)と、携帯端末から送信されるコマンドに応じて対象物を作動させる制御部(13,22)とを有する。携帯端末は、電波信号の電波強度を検出する検出部(31,41)と、検出部により検出される電波強度に応じてコマンドを生成して作動制御装置へ送信する送信部(32,41)を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、スマートフォン等の携帯端末を用いて種々の機器を作動させるための技術に関する。
スマートフォン等の高機能な携帯端末の普及に伴い、携帯端末を用いて種々の機器を作動させる技術が望まれており、開発が進められている。例えば、住居やオフィスなどのドアに設置された鍵の開閉、あるいは照明装置の点消灯などを携帯端末によって制御することが考えられている。例えば、特開2012−207452号公報(特許文献1)には携帯端末を用いて鍵の開閉を行う従来技術が開示されている。
ところで、ユーザの利便性を考えると、対象となる機器に対して利用者が特段の操作をしなくても自動的に機器が作動することがより望ましい。具体的には、例えば、鍵が自動的に開閉することや、照明が自動的に点消灯することなどが考えられる。
特開2012−207452号公報
本発明は、種々の機器を携帯端末と連携して自動的に作動させることが可能な技術を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様に係る作動制御システムは、対象物を自律的に作動させるためのシステムであって、(a)前記対象物の作動を制御する作動制御装置と、(b)前記作動制御装置に前記対象物の作動を指示するコマンドを送信する携帯端末とを備える。前記作動制御装置は、(c)電波信号を発信する発信部と、(d)前記携帯端末から送信される前記コマンドに応じて前記対象物を作動させる作動制御部とを有し、前記携帯端末は、(e)前記電波信号の電波強度を検出する検出部と、(f)前記検出部により検出される前記電波強度に応じて前記コマンドを生成して前記作動制御装置へ送信する送信部を有する。
本発明の一態様に係る作動制御方法は、対象物を自律的に作動させるための方法であって、(a)第1装置が、電波信号を発信するステップと、(b)第2装置が、前記電波信号の電波強度を検出するステップと、(c)前記第2装置が、検出される前記電波強度に応じてコマンドを生成して前記第1装置へ送信するステップと、(d)前記第1装置が、前記第2装置から送信される前記コマンドに応じて前記対象物を作動させるステップとを含む、作動制御方法である。
上記構成によれば、種々の機器を携帯端末と連携して自動的に作動させることが可能となる。
図1は、一実施形態の作動制御システムの概略構成を示す図である。 図2は、鍵開閉装置の構成を示すブロック図である。 図3は、錠開閉装置の設置位置を示す模式図である。 図4は、錠開閉装置のサムターン開閉機構の構成を示す縦断面図である。 図5は、携帯端末の構成を示すブロック図である。 図6は、コマンド処理部にて用いられる第1閾値、第2閾値について説明するための概念図である。 図7は、携帯端末の動作手順を示すフローチャートである。
図1は、一実施形態の作動制御システムの概略構成を示す図である。同図に示す作動制御システムは、ユーザの所持する携帯端末を用いて、住居やオフィスなどのドアに設置された鍵(対象物)の開閉を自律的に行わせるためのシステムである。この作動制御システムは、ドアの鍵に備わったサムターン400を回転させて解錠、施錠を行うための鍵開閉装置100と、ユーザが所持するスマートフォン等の携帯端末200と、携帯端末200へ各種情報を提供し、あるいは鍵の開閉に関する権限を与える等の処理を行うサーバ300を含んで構成されている。携帯端末200とサーバ300の相互間は通信ネットワークNを介して相互に情報通信可能に接続されている。
鍵開閉装置100は、ドアのサムターン400に対応付けて設置されており、このサムターン400を回転させる機構を備えている。ここで、サムターン400とは、例えば板状の摘み部を有しており、この摘み部を回転させることによってドア内部に内蔵された錠前を作動させるためのものである。例えば、サムターン400の摘み部がほぼ垂直に位置する状態が「解錠」に対応し、摘み部がほぼ水平に位置する状態が「施錠」に対応している。鍵開閉装置100は、このようなサムターン400を自動的に回転させる。なお、このような鍵開閉装置100の具体的な構成としては、種々の公知技術(例えば、特開2002−168014号公報参照)を用いることができる。
携帯端末200は、ユーザが所持するものであり、インターネット等の通信回線を介した通信を行う機能や、ブルートゥース(登録商標)などの近距離の無線通信機能を備えている。本実施形態では、携帯端末200としてスマートフォンを想定するが、携帯電話機、PHS、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、携帯情報端末(PDA)、家庭用ゲーム機器など、通信機能を備えたあらゆる端末に適用可能である。
サーバ300は、携帯端末200へ各種情報を提供し、あるいは鍵の開閉に関する権限を与える等の処理を行うためのものである。このサーバ300は、例えば演算処理能力の高いコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムを実行することによって構成される。
通信ネットワークNは、携帯端末200とサーバ300の間で相互に情報通信を行うことが可能な通信網を含んで構成されている。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
図2は、鍵開閉装置100の構成を示すブロック図である。図示のように鍵開閉装置100は、制御部10、メモリ20、近距離通信部21、サムターン開閉機構22を備えている。
制御部10は、例えばCPU等を備えたコンピュータシステムにおいて所定の動作プログラムを実行させることによって構成されるものであり、機能ブロックとしてのビーコン発信部11、認証処理部12、開閉制御部13を有する。
ビーコン発信部11は、近距離通信部21によって携帯端末200に向けて特定の電波信号(ビーコン信号)を発信させるための処理を行う。この電波信号は、例えば数百ミリ秒ごとに定期的に発信されるものであり、鍵開閉装置100を他の装置等と識別するための識別情報を含む。
認証処理部12は、携帯端末200が鍵を解錠、施錠する権限を有するものであるかどうかを確認する処理(認証処理)を行う。この認証処理は、例えば、鍵の解錠等を行うことが許可されている携帯端末200であることを示す情報である権限情報が予めメモリ20に格納されており、その識別情報を用いて行われる。具体的には、認証処理部12は、携帯端末200に対してその携帯端末200に予め付与された権限情報を送信することを要求し、携帯端末200から返信された権限情報がメモリ20に格納されている権限情報と一致する場合に、この携帯端末200は解錠・施錠の権限を有するものと判断する。
開閉制御部13は、認証処理部12によって権限を有すると認証された携帯端末200から解錠または施錠を指示するコマンド(命令)が送信されたときに、この送信されたコマンド(解錠/施錠)に基づいて、サムターン開閉機構22に動作指示命令を与える。また、開閉制御部13は、サムターン開閉機構22に対して「解錠」の動作指示命令を与えた後に一定時間が経過した場合には、サムターン開閉機構22に「施錠」の動作指示命令を与える。
メモリ20は、制御部10と接続された記憶手段(例えば不揮発性メモリ)であり、制御部10で実行される動作プログラムや各種のデータを記憶する。このメモリ20には、認証処理部12における処理に必要な情報(権限情報等)が格納されている。
近距離通信部21は、制御部10と接続されており、制御部10と携帯端末200との間における比較的近距離での情報通信に関わる処理を行う。本実施形態では、近距離通信部21は、公知のブルートゥース規格に基づいた情報通信を行うものである。
サムターン開閉機構22は、サムターン400に取り付けられており、制御部11の開閉制御部13から与えられる動作指示命令に応じてサムターン400を「施錠」と「解錠」の各状態に対応する位置に作動させる。
図3は、錠開閉装置の設置位置を示す模式図である。また図4は、錠開閉装置のサムターン開閉機構の構成を示す縦断面図である。錠開閉装置100は、例えばドア(扉)410の内側(部屋側)にあるサムターン400に取り付け自在である。錠開閉装置100は、例えば磁石によりドア410に着脱自在である。錠開閉装置100は、例えばサムターン400とその周囲を覆う筐体160を備えている。
錠開閉装置100は、サムターン開閉機構22として、サムターン400を回転させるサムターン回転部170と、駆動源の動力によりサムターン回転部170を回転させる回転駆動機構171と、手動によりサムターン回転部170を回転させる手動回転部172と、電源部173等を筐体160内に備えている。
サムターン回転部170は、例えば略円柱状の円柱部180と、円柱部180の底面から後方側(図3の左側)に突出する脚部181を有している。
円柱部180は、例えば後方側の大径部183と、前方側(図3の右側)の小径部184を有している。大径部183の前方側の面には、回転駆動部材の凸状部101が嵌め込まれる溝部185が形成されている。溝部185は、サムターン回転部170の回転軸を中心とする円弧状に形成されている。溝部185の円弧の内角は、例えば270°(3/2×π(rad))程度に形成されている。
脚部181は、円柱部180の回転軸を中心とする同一円周上に例えば4本設けられ、4本の脚部181によって幅の異なる溝路が十字状に形成されている。サムターン回転部170は、脚部181の間にサムターン400を挟んで保持し回転することでサムターン400を回すことができる。
手動回転部172は、例えば円柱状、或いは円盤状に形成され、サムターン回転部170の円柱部180の前方側に固定されている。手動回転部172は、筐体160の前面160aに設けられた開口部160bに配置され、筐体160の前方側に突出している。手動回転部172の筐体160から突出した部分をユーザが手で保持し回転することによりサムターン回転部170を手動で回転させることができる。なお、手動回転部172には、サムターンのような摘み部があってもよい。
回転駆動機構171は、例えば遠隔操作により駆動する駆動源としてのモータ190と、サムターン回転部170の同軸上に設けられサムターン回転部170に係止可能な回転駆動部材191と、モータ190の動力を回転駆動部材191に伝達する伝達機構192を有している。
回転駆動部材191は、リング状に形成され、サムターン回転部170の円柱部180の小径部184にはめ込まれている。回転駆動部材191は、外周面に歯を有し、歯車を構成している。回転駆動部材191は、底面側に回転軸を中心とする円弧状の凸状部101を備えている。凸状部101の円弧の内角は、例えば180°程度に形成されている。凸状部101は、サムターン回転部170の円弧状の溝185にはめ込まれ、これにより、回転駆動部材191は、サムターン回転部170に回転方向に係止可能になっている。
伝達機構192は、例えば複数の歯車により構成されている。例えば伝達機構192は、モータ190の軸に取り付けられた歯車110と、回転駆動部材191の歯車とかみ合う歯車111等により構成されている。モータ190が駆動すると、歯車110、111が回転し、回転駆動部材191が回転する。
電源部173は、一つ又は複数の電池を備えている。電源部173は、モータ190や制御部10等に電力を供給する。
図5は、携帯端末200の構成を示すブロック図である。図示のように携帯端末200は、制御部30、メモリ40、近距離通信部41、通信部42を備えている。
制御部30は、例えばCPU等を備えたコンピュータシステムにおいて所定の動作プログラムを実行させることによって構成されるものであり、機能ブロックとしての電波強度検出部31、コマンド処理部32を有する。
電波強度検出部31は、鍵開閉装置100から発信され、近距離通信部41によって受信される電波信号の電波強度を検出する。
コマンド処理部32は、鍵開閉装置100に対して、サムターン400の解錠または施錠を指示する命令(コマンド)を送信する処理を行う。本実施形態のコマンド処理部32は、電波強度検出部31によって検出される電波強度に基づいて、この電波強度が予め設定した第1閾値よりも大きくなった場合に解錠コマンドを送信する。また、コマンド処理部32は、電波強度検出部31によって検出される電波強度に基づいて、この電波強度が予め設定した第2閾値よりも小さくなった場合に施錠コマンドを送信する。また、コマンド処理部32は、コマンド送信の際に併せて、あるいはコマンド送信に先立って、メモリ40に格納されている権限情報を鍵開閉装置100へ送信する。
メモリ40は、制御部30と接続された記憶手段(例えば不揮発性メモリ)であり、制御部30で実行される動作プログラムや各種のデータを記憶する。例えば、メモリ40には、携帯端末200に対して予めサーバ300から付与された権限情報が格納される。
近距離通信部41は、制御部30と接続されており、制御部30と鍵開閉装置100との間における比較的近距離での情報通信に関わる処理を行う。本実施形態では、近距離通信部41は、公知のブルートゥース規格に基づいた情報通信を行うものである。
通信部42は、制御部30と接続されており、制御部30がネットワークNを介してサーバ300と情報通信するために必要な処理を行う。
なお、本実施形態においては、ビーコン発信部11と近距離通信部21が「発信部」に対応し、開閉制御部13とサムターン開閉機構22が「作動制御部」に対応し、電波強度検出部31と近距離通信部41が「検出部」に対応し、コマンド処理部32と近距離通信部41が「送信部」に対応する。
図6は、コマンド処理部にて用いられる第1閾値、第2閾値について説明するための概念図である。携帯端末200のコマンド処理部32は、携帯端末200が鍵開閉装置100に近づき、鍵開閉装置100から発信されて携帯端末200で受信される電波信号の電波強度が予め設定した第1閾値よりも大きくなったときに、解錠コマンドを生成し送信する。このときの第1閾値は、鍵開閉装置100と携帯端末200との相互間距離が所定の解錠距離(例えば、数十cm)に近づいた場合の電波強度に対応して設定される。
同様に、携帯端末200のコマンド処理部32は、携帯端末200が鍵開閉装置100から遠ざかり、鍵開閉装置100から発信されて携帯端末200で受信される電波信号の電波強度が予め設定した第2閾値よりも小さくなったときに、施錠コマンドを生成し送信する。このときの第2閾値は、鍵開閉装置100と携帯端末200との相互間距離が所定の施錠距離(例えば、数m)に遠ざかった場合の電波強度に対応して設定される。
ここで、第1閾値と第2閾値は、同じ値としてもよいが、第1閾値を第2閾値よりも相対的に大きく設定することが好ましい。それにより、携帯端末200が鍵開閉装置100にある程度近づいた状況、換言すればこの携帯端末200を所持するユーザが解錠の意思を有すると確実に判断できる状況にならないと解錠されないようにすることができる。また、携帯端末200が鍵開閉装置100から明らかに遠ざかった状況、換言すればこの携帯端末200を所持するユーザが施錠の意思を有する確実に判断できる状況にならないと施錠されないようにすることができる。すなわち、不必要に高い頻度で解錠、施錠が繰り返されることを防ぐことができる。
図7は、携帯端末の動作手順を示すフローチャートである。なお、ここでは携帯端末200が予めサーバ300から権限情報を付与されており、その権限情報が携帯端末200のメモリ42に記憶されているものとする。
コマンド処理部32は、電波強度検出部31によって検出される電波強度が第1閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップS11)。
電波強度が第1閾値以下である場合には(ステップS11;NO)、コマンド処理部32は、電波強度検出部31によって検出される電波強度が第2閾値よりも小さいか否かを判定する(ステップS12)。電波強度が第2閾値以上である場合には(ステップS12;NO)、ステップS11へ戻り、以降の処理が繰り返される。
電波強度が第1閾値よりも大きい場合に(ステップS11;YES)、コマンド処理部32は、解錠コマンドを生成し、近距離通信部41を介してこの解錠コマンドを鍵開閉装置100へ送信する(ステップS13)。その後ステップS11へ戻り、以降の処理が繰り返される。なお、この解錠コマンドと併せて、あるいは解錠コマンドの送信に先だって権限情報が送信されるものとする。
解錠コマンドを受信した鍵開閉装置100は、その解錠コマンドを送信した携帯端末200が権限を有するものであれば、制御部10の開閉制御部13からサムターン開閉機構22に動作指示命令を与え、サムターン400を「解錠」の状態に作動させる。
他方で、電波強度が第2閾値よりも小さい場合に(ステップS12;YES)、コマンド処理部32は、施錠コマンドを生成し、近距離通信部41を介してこの施錠コマンドを鍵開閉装置100へ送信する(ステップS14)。その後ステップS11へ戻り、以降の処理が繰り返される。なお、上記のように施錠コマンドと併せて、あるいは施錠コマンドの送信に先だって権限情報が送信されるものとする。
施錠コマンドを受信した鍵開閉装置100は、その施錠コマンドを送信した携帯端末200が権限を有するものであれば、制御部10の開閉制御部13からサムターン開閉機構22に動作指示命令を与え、サムターン400を「施錠」の状態に作動させる。
なお、上記したように解錠コマンドの実行後、携帯端末200から施錠コマンドが与えられずに所定の時間が経過した場合には、鍵開閉装置100は、コマンドの有無によらず自動的にサムターン400を「施錠」の状態に作動させる。これは、携帯端末200が鍵開閉装置100から急に遠ざかったような場合など、携帯端末200からの施錠コマンドを鍵開閉装置100が受信できず、サムターン400が「施錠」の状態に戻されない状況が続くことを防ぐためである。
以上のような実施形態によれば、ドアに設置される鍵のサムターンを携帯端末と連携して自動的に作動させることが可能となる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
例えば、上記した実施形態では携帯端末200に対してサーバ300から権限情報が与えられ、この権限情報を用いて鍵開閉装置100と携帯端末200の間の認証処理が行われていたが、この限りではなく、権限を持つ携帯端末200を特定できる識別情報を予め鍵開閉装置100のメモリ20に格納しておき、その識別情報を用いて携帯端末200の権限の有無を判断してもよい。
また、上記した実施形態では、携帯端末200との相互間距離に応じて自動的に作動させる対象物としてドアの鍵(サムターン)を例示していたが、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。また、サムターンのように物理的な動作部分が伴う対象物に限らず電気的な動作部分のみを伴う対象物であっても本発明の適用範囲に含まれる。具体的には、例えば照明装置の点消灯、テレビジョン装置の制御(例えば電源のオンオフ切り替え等)、エアコン装置の電源のオンオフ切り替え、防火・防犯システムの作動制御、カーテンの自動開閉制御など種々の適用例が考えられる。
10、30:制御部
11:ビーコン発信部
12:認証処理部
13:開閉制御部
20、40:メモリ
21、41:近距離通信部
22:サムターン開閉機構
31:電波強度検出部
32:コマンド処理部
42:通信部
100:鍵開閉装置
200:携帯端末
300:サーバ
400:サムターン
N:ネットワーク

Claims (7)

  1. 対象物を自律的に作動させるためのシステムであって、
    前記対象物の作動を制御する作動制御装置と、
    前記作動制御装置に前記対象物の作動を指示するコマンドを送信する携帯端末と、
    を含み、
    前記作動制御装置は、
    電波信号を発信する発信部と、
    前記携帯端末から送信される前記コマンドに応じて前記対象物を作動させる作動制御部と、
    を有し、
    前記携帯端末は、前記電波信号の電波強度を検出する検出部と、
    前記検出部により検出される前記電波強度に応じて前記コマンドを生成して前記作動制御装置へ送信する送信部と、
    を有する、
    作動制御システム。
  2. 前記作動制御部は、前記コマンドに応じて前記対象物を作動させた後に一定時間が経過した場合には、前記対象物を、当該一定時間を経過した時点の状態とは別の状態に作動させる、
    請求項1に記載の作動制御システム。
  3. 前記コマンド処理部は、前記電波強度が第1閾値よりも大きい場合に前記コマンドとして前記対象物の第1状態を指示する第1コマンドを生成して送信する、
    請求項1又は2に記載の作動制御システム。
  4. 前記コマンド処理部は、前記電波強度が第2閾値よりも小さい場合に前記コマンドとして前記対象物の第2状態を指示する第2コマンドを生成して送信する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の作動制御システム。
  5. 前記第1閾値のほうが前記第2閾値よりも相対的に大きい値である、
    請求項4に記載の作動制御システム。
  6. 前記対象物がドアに設置される鍵であり、前記コマンドが当該鍵の開閉を指示するものである、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の作動制御システム。
  7. 対象物を自律的に作動させるための方法であって、
    第1装置が、電波信号を発信するステップと、
    第2装置が、前記電波信号の電波強度を検出するステップと、
    前記第2装置が、検出される前記電波強度に応じてコマンドを生成して前記第1装置へ送信するステップと、
    前記第1装置が、前記第2装置から送信される前記コマンドに応じて前記対象物を作動させるステップと、
    を含む、作動制御方法。
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