JP2017095533A - ブロックポリイソシアネート組成物、熱硬化性組成物、及び硬化物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】脂肪族ジイソシアネート及び脂環式ジイソシアネートからなる群より選択される一種又は二種以上のジイソシアネートから得られるポリイソシアネートが有するイソシアネート基の少なくとも一部が、マロン酸ジエステルを含有するブロック剤でブロックされているブロックポリイソシアネートと1価アルコール化合物とを含有するブロックポリイソシアネート組成物であって、当該ブロックポリイソシアネート組成物はイソシアネート基が当該マロン酸ジエステルのエノール体でブロックされた構造である所定のブロックイソシアネート構造を少なくとも含み、該ブロックポリイソシアネート組成物において該ブロックイソシアネート構造の総量に対する所定の該ブロックイソシアネート構造のモル比が0.50以上0.95未満である、ブロックポリイソシアネート組成物。
【選択図】なし
Description
[1]
脂肪族ジイソシアネート及び脂環式ジイソシアネートからなる群より選択される一種又は二種以上のジイソシアネートから得られるポリイソシアネートが有するイソシアネート基の少なくとも一部が、マロン酸ジエステルを含有するブロック剤でブロックされているブロックポリイソシアネートと、1価アルコール化合物と、を含有するブロックポリイソシアネート組成物であって、
前記ブロックポリイソシアネート組成物は、イソシアネート基が前記マロン酸ジエステルのエノール体でブロックされた構造であり、かつ下記式(1)で表される、ブロックイソシアネート構造を少なくとも含み、
前記ブロックポリイソシアネート組成物において、前記ブロックイソシアネート構造の総量に対する、前記式(1)におけるR1及びR2の少なくとも一方が炭素数4以上8以下のアルキル基を示す前記ブロックイソシアネート構造のモル比が、0.50以上0.95未満である、ブロックポリイソシアネート組成物。
[2]
前記ブロックポリイソシアネート組成物は、前記式(1)における前記R1及び前記R2の少なくとも一方が、エチル基を示す前記ブロックイソシアネート構造を含む、[1]に記載のブロックポリイソシアネート組成物。
[3]
前記ブロック剤は、アセト酢酸エステル化合物をさらに含有する、[1]又は[2]に記載のブロックポリイソシアネート組成物。
[4]
前記ジイソシアネートは、ヘキサメチレンジイソシアネートの前記脂肪族ジイソシアネートを含有する、[1]〜[3]のいずれかに記載のブロックポリイソシアネート組成物。
[5]
[1]〜[4]のいずれかに記載のブロックポリイソシアネート組成物と、多価活性水素化合物と、を含有する、熱硬化性組成物。
[6]
[5]に記載の熱硬化性組成物を硬化させることで得られる、硬化物。
本実施形態のブロックポリイソシアネート組成物は、脂肪族ジイソシアネート及び脂環式ジイソシアネートからなる群より選択される一種又は二種以上のジイソシアネートから得られるポリイソシアネートが有するイソシアネート基の少なくとも一部が、マロン酸ジエステルを含有するブロック剤でブロックされているブロックポリイソシアネートと、1価アルコール化合物と、を含有する。上記ブロックポリイソシアネート組成物は、イソシアネート基がマロン酸ジエステルのエノール体でブロックされた構造であり、かつ下記式(1)で表されるブロックイソシアネート構造を少なくとも含む。また、上記ブロックポリイソシアネート組成物において、上記ブロックイソシアネート構造の総量に対する、式(1)におけるR1及びR2の少なくとも一方が炭素数4以上8以下のアルキル基を示す上記ブロックイソシアネート構造のモル比が、0.50以上0.95未満である。
本実施形態のポリイソシアネートは、脂肪族ジイソシアネート及び脂環族ジイソシアネートからなる群より選択される一種又は二種以上のジイソシアネートから得られ、該ジイソシアネートの2量体以上からなる多量体である。
本実施形態のブロック剤は、マロン酸ジエステル化合物を含有する。また、ブロック剤は、アセト酢酸エステル化合物をさらに含有することが好ましい。
本実施形態の1価アルコール化合物とは、本実施形態のブロックポリイソシアネートにおいて、未反応のイソシアネート基と反応することができる化合物、及び/又はブロックポリイソシアネートの構造中における末端のアルキルエステル残基とエステル交換反応することができる化合物である。これにより、本実施形態のブロックポリイソシアネート組成物の結晶化を抑制することができる。
本実施形態のブロックポリイソシアネート組成物は、ポリイソシアネートとブロック剤との反応を行う工程により得られる。該反応には、好ましくは触媒が用いられる。触媒としては、特に限定されないが、塩基性化合物が好ましい。塩基性化合物としては、例えば、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチララート、ナトリウムフェノラート、カリウムメチラート等の金属アルコラート、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム等のテトラアルキルアンモニウムのハイドロオキサイドや、その酢酸塩、オクチル酸塩、ミリスチン酸塩、安息香酸塩等の有機弱酸塩;酢酸、カプロン酸、オクチル酸、ミリスチン酸等のアルキルカルボン酸のアルカリ金属塩;上記アルキルカルボン酸の錫、亜鉛、鉛等の金属塩;ヘキサメチレンジシラザン等のアミノシリル基含有化合物;リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属の水酸化物が挙げられる。
本実施形態の熱硬化性組成物は、上述したブロックポリイソシアネート組成物と、多価活性水素化合物とを含有する。また、本実施形態の硬化物は、上記熱硬化性組成物を硬化させることで得られる。
本実施形態の多価活性水素化合物とは、分子内に活性水素が2つ以上結合している化合物である。活性水素化合物の例としては、特に限定されないが、例えば、ポリオール、ポリアミン、アルカノールアミン、及びポリチオールが挙げられるが、ポリオールが好ましい。
本実施形態のブロックポリイソシアネート組成物は、塗料組成物、粘着剤組成物、接着剤組成物、注型剤組成物等の硬化性組成物;繊維処理剤等の各種表面処理剤組成物;各種エラストマー組成物;発泡体組成物等の架橋剤;改質剤;添加剤として使用されうる。
合成例で得られたポリイソシアネートを試料として、イソシアネート基を過剰の2Nアミンで中和した後、1N塩酸による逆滴定によって、NCO基含有率を求めた。
合成例で得られたポリイソシアネートを試料として、E型粘度計(株式会社トキメック社製)で測定し、ローターは標準ローター(1°34’×R24)を用い、25℃における粘度を測定した。当該標準ローターの回転数は以下の通りとした。
100r.p.m. (128mPa・s未満の場合)
50r.p.m. (128mPa・s以上256mPa・s未満の場合)
20r.p.m. (256mPa・s以上640mPa・s未満の場合)
10r.p.m. (640mPa・s以上1280mPa・s未満の場合)
5r.p.m. (1280mPa・s以上2560mPa・s未満の場合)
実施例及び比較例で得られた各ブロックポリイソシアネート組成物を試料として、有効NCO基含有率を(物性1)NCO基含有率から、下記の計算式を用いて算出した。
有効NCO基含有率(有姿、質量%)=ポリイソシアネートのNCO基含有率(質量%)×(ポリイソシアネートの仕込み量(g)/(ポリイソシアネートの仕込み量(g)+ブロック剤の仕込み量(g)))×固形分(質量%)/100
実施例及び比較例で得られた各ブロックポリイソシアネート組成物を試料として、マロン酸ジエチルに結合した末端アルキル基のいずれかが炭素数4以上8以下のアルキル基であるブロックイソシアネート構造のモル比(以下、「モル比M」と示す。)を次のように求めた。BrukerBiospin社製「Avance600」(商品名)を用いた1H−NMRの測定により、下記の通りモル比Mを求めた。具体的な測定条件は以下の通りであった。
装置:BrukerBiospin社製「Avance600」(商品名)
溶剤:重クロロホルム
積算回数:256回
試料濃度:5.0質量%
ケミカルシフト基準:テトラメチルシランを0ppmとした。
ブロックポリイソシアネート組成物の1H−NMRを測定し、マロン酸ジエステルのエノール体のOH基のプロトン(16.4〜16.6ppm)に起因するピーク面積から、モル分率Mを、下記式より算出した。
モル比M=a/b
a:末端アルキル基の少なくとも一方が炭素数4以上8以下のアルキル基である、上記プロトンのピーク面積
b:上記プロトンの全ピーク面積
撹拌機、温度計、還流冷却管、窒素吹き込み管及び滴下ロートを取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素雰囲気にし、HDI1000gを仕込み、撹拌下反応器内温度を60℃に保持した。その後、イソシアヌレート化反応触媒としてテトラメチルアンモニウムアセテート(2−ブタノール5.0質量%溶液)2.1g添加し、反応を行った。4時間後、反応液の屈折率測定により反応終点を確認し、燐酸(85質量%水溶液)0.2gを添加し反応を停止した。反応液をろ過した後、薄膜蒸留装置を用いて未反応のHDIを除去し、イソシアヌレート基を有するポリイソシアネートを得た。得られたポリイソシアネートは、25℃における粘度が2500mPa・s、NCO基含有率が22.2質量%であった。
撹拌機、温度計、窒素吹き込み管を取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素雰囲気にし、合成例1で得られたポリイソシアネートを100部、酢酸ブチル41.7部を仕込み、マロン酸ジエチル53.3部、アセト酢酸エチル28.9部、28%ナトリウムメチラート溶液0.8部の混合物を室温で添加し、80℃で2時間反応を続けた。その後、1−ブタノール74.6部を添加し、窒素をフローさせながら、80℃、3時間撹拌し、樹脂分60%のブロックポリイソシアネート組成物Aを得た。得られたブロックポリイソシアネート組成物Aの有効NCO基含有率及びモル比Mを表1に示す。
実施例1と同様の装置にて、合成例1で得られたポリイソシアネートを100部、酢酸ブチル42.3部を仕込み、マロン酸ジエチル71.1部、アセト酢酸エチル14.5部、28%ナトリウムメチラート溶液0.8部の混合物を室温で添加し、80℃で2時間反応を続けた。その後、1−ブタノール76。0部を添加し、窒素をフローさせながら、80℃、3時間撹拌した。樹脂分60%のブロックポリイソシアネート組成物Bを得た。得られたブロックポリイソシアネート組成物Bの有効NCO基含有率及びモル比Mを表1に示す。
実施例1と同様の装置にて、合成例1で得られたポリイソシアネートを100部、酢酸ブチル43.0部を仕込み、マロン酸ジエチル88.9部、28%ナトリウムメチラート溶液0.8部の混合物を室温で添加し、80℃で2時間反応を続けた。その後、1−ブタノール75.3部を添加し、窒素をフローさせながら、80℃、3時間撹拌した。樹脂分60%のブロックポリイソシアネート組成物Cを得た。得られたブロックポリイソシアネート組成物Cの有効NCO基含有率及びモル比Mを表1に示す。
実施例1と同様の装置にて、合成例1で得られたポリイソシアネートを100部、酢酸ブチル42.3部を仕込み、マロン酸ジエチル71.1部、アセト酢酸エチル14.5部、28%ナトリウムメチラート溶液0.8部の混合物を室温で添加し、80℃で2時間反応を続けた。その後、1−ブタノール76.0部を添加し、窒素をフローさせながら、80℃、1時間撹拌した。樹脂分60%のブロックポリイソシアネート組成物Dを得た。得られたブロックポリイソシアネート組成物Dの有効NCO基含有率及びモル比Mを表1に示す。
実施例1と同様の装置にて、合成例1で得られたポリイソシアネートを100部、酢酸ブチル42.3部を仕込み、マロン酸ジイソプロピル94.0部、アセト酢酸エチル7.2部、28%ナトリウムメチラート溶液0.8部の混合物を室温で添加し、50℃で2時間反応を続けた。その後、イソブタノール82.2部を添加し、窒素をフローさせながら、80℃、3時間撹拌した。樹脂分60%のブロックポリイソシアネート組成物Eを得た。得られたブロックポリイソシアネート組成物Eの有効NCO基含有率及びモル比Mを表1に示す。
実施例1と同様の装置にて、合成例1で得られたポリイソシアネートを100部、酢酸ブチル42.3部を仕込み、マロン酸ジイソプロピル94.0部、アセト酢酸エチル7.2部、28%ナトリウムメチラート溶液0.8部の混合物を室温で添加し、50℃で2時間反応を続けた。その後、イソブタノール82.2部を添加し、窒素雰囲気下(フローなし)、50℃、2時間撹拌した。樹脂分60%のブロックポリイソシアネート組成物Fを得た。得られたブロックポリイソシアネート組成物Fの有効NCO基含有率及びモル比Mを表1に示す。
撹拌機、温度計、還流冷却管、及び滴下ロートを取り付けた4ツ口フラスコ内を窒素雰囲気にし、合成例1で得られたポリイソシアネートを100部、酢酸ブチル42.3部を仕込み、マロン酸ジエチル71.1部、アセト酢酸エチル14.5部、28%ナトリウムメチラート溶液0.8部の混合物を室温で添加し、80℃で2時間反応を続けた。その後、1−ブタノール76.0部を添加し、窒素雰囲気下(フローなし)で80℃、1時間撹拌した。樹脂分60%のブロックポリイソシアネート組成物Gを得た。得られたブロックポリイソシアネート組成物Gの有効NCO基含有率及びモル比Mを表1に示す。
実施例1と同様の装置にて、合成例1で得られたポリイソシアネートを100部、酢酸ブチル49.1部を仕込み、マロン酸ジブチル120.0部、28%ナトリウムメチラート溶液0.8部の混合物を室温で添加し、80℃で2時間反応を続けた。その後、1−ブタノール89.7部を添加した。樹脂分60%のブロックポリイソシアネート組成物Fを得た。得られたブロックポリイソシアネートの有効NCO基含有率及びモル比率Mを表1に示す。
合成例2〜8で得られたポリイソシアネート組成物A〜Gと、Setalux1152(アクリルポリオール、Nuplex Resins社製、水酸基価70.4mgKOH/g(有姿)、固形分51質量%)を、NCO/OH=1.0になるように配合し、酢酸ブチルで固形分50%に希釈した。得られた塗料組成物を、PP板に、樹脂膜厚80μmになるようにアプリケーター塗装した。温度23℃にて30分間乾燥し、100℃にて30分間焼き付けた後、塗膜を板から剥がした。アセトン内に23℃、24時間浸漬した際の残膜率(ゲル分率)を測定し、下記評価基準により硬化性を評価した。
(評価基準)
○:ゲル分率が90質量%以上
×:ゲル分率が90%未満
(評価1)硬化性と同様の方法にて調整した塗料組成物を、ガラス板に樹脂膜厚80μmになるようにアプリケーター塗装した後の透明性を目視にて確認し、下記評価基準により相溶性を評価した。
(評価基準)
○:白濁なし
×:白濁あり
(硬化性)と同様の方法にて調製した塗料組成物を、50℃、1週間貯蔵した前後の(物性2)と同様の方法により粘度を測定し、下記評価基準により貯蔵安定性を評価した。
(評価基準)
○:初期の10倍未満
△:初期の10倍以上30倍未満
×:初期の30倍以上
Claims (6)
- 脂肪族ジイソシアネート及び脂環式ジイソシアネートからなる群より選択される一種又は二種以上のジイソシアネートから得られるポリイソシアネートが有するイソシアネート基の少なくとも一部が、マロン酸ジエステルを含有するブロック剤でブロックされているブロックポリイソシアネートと、1価アルコール化合物と、を含有するブロックポリイソシアネート組成物であって、
前記ブロックポリイソシアネート組成物は、イソシアネート基が前記マロン酸ジエステルのエノール体でブロックされた構造であり、かつ下記式(1)で表される、ブロックイソシアネート構造を少なくとも含み、
前記ブロックポリイソシアネート組成物において、前記ブロックイソシアネート構造の総量に対する、前記式(1)におけるR1及びR2の少なくとも一方が炭素数4以上8以下のアルキル基を示す前記ブロックイソシアネート構造のモル比が、0.50以上0.95未満である、ブロックポリイソシアネート組成物。
- 前記ブロックポリイソシアネート組成物は、前記式(1)における前記R1及び前記R2の少なくとも一方が、エチル基を示す前記ブロックイソシアネート構造を含む、請求項1に記載のブロックポリイソシアネート組成物。
- 前記ブロック剤は、アセト酢酸エステル化合物をさらに含有する、請求項1又は2に記載のブロックポリイソシアネート組成物。
- 前記ジイソシアネートは、ヘキサメチレンジイソシアネートの前記脂肪族ジイソシアネートを含有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のブロックポリイソシアネート組成物。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載のブロックポリイソシアネート組成物と、多価活性水素化合物と、を含有する、熱硬化性組成物。
- 請求項5に記載の熱硬化性組成物を硬化させることで得られる、硬化物。
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