JP2017094386A - 上ノズル - Google Patents
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Abstract
【課題】漏鋼及び不活性ガスのリークを抑止する。【解決手段】上ノズル2は、ノズル本体21と、ノズル本体21を覆う鉄皮22と、鉄皮が被覆された部分に螺旋状に配置されたフィン23,24,25,26,27とを有している。鉄皮22の厚さは1.0mm以上2.0mm以下である。上ノズル2の高さ方向に対するフィン23,24,25,26,27の角度は30°以下である。フィン23,24,25,26,27の間隔Dは15mm以下である。フィンの厚さは3mm以下である。上ノズル2がタンディッシュ1の底部のマスレンガ11に形成された未使用の貫通孔1aに配置されたとき、貫通孔1aの直径と鉄皮22の外径との差が5mm以上10mm以下となる。【選択図】図2A
Description
本発明は、熱間で繰り返し使用されるタンディッシュの底部に配置される上ノズルに関する。
タンディッシュ底部にはマスレンガが設置され、マスレンガに形成された貫通孔に上ノズルが配置されている。上ノズルの下端にはスライディングノズルが取り付けられ、その下方に浸漬ノズルが配置されている。タンディッシュ内の溶鋼は、これらのノズルを介して鋳型に注入される。上ノズルとマスレンガ間の目地にはモルタルが充填されている。
交換のために上ノズルを取り外すと、マスレンガの貫通孔の内周部にはモルタルや溶鋼に含まれる非金属介在物(Al2O3等)が付着しているため、上ノズルを交換する度に貫通孔の周囲の整備を行う。熱間繰り返し使用のタンディッシュにおいてはマスレンガの交換が出来ないため、貫通孔の整備を繰り返すと貫通孔の径が大きくなり、マスレンガと上ノズルの間隔が大きくなっていく。この状態で上ノズルをマスレンガ貫通孔にモルタルを介して設置すると、スライディングノズルを固定する押し付け力により上ノズルの位置ずれ(タンディッシュ内部側への移動)が発生する場合がある。これにより上ノズルとマスレンガ間の目地開きが発生したり、上ノズルが位置ずれする結果、上ノズルとスライディングノズル間に隙間が生じ、漏鋼する場合がある。
特許文献1〜4では上ノズルの外周面に凸部や凹部を形成することにより、上ノズルの位置ずれやモルタル不充填を抑止し、漏鋼しないようにしている。例えば特許文献1では、上ノズルの外周表面に複数の小さな凸ディンプル(突起)を形成している。また、特許文献2では、上ノズルの下端部外周にフープリングを焼き嵌め、フープリングの外周に3個以上のスペーサーを周方向に配置している。3個以上のスペーサーは水平方向に並んでいる。また、特許文献3及び特許文献4では、上ノズルの外周面に凸部や凹部を周方向に形成している。凸部や凹部はほぼ水平に配置されている。
タンディッシュ内の溶鋼を上ノズル、スライディングノズル及び浸漬ノズルを介して鋳型に注入する際、溶鋼に含まれる非金属介在物がスライディングノズルや浸漬ノズルの内壁に付着する。非金属介在物の付着量が多くなるとこれらのノズルが閉塞するため、上ノズルからArガスなどの不活性ガスを溶鋼中に吹き込み、介在物の付着を防止する手段が一般的に採用されている。不活性ガスは、ガス導入管から上ノズルに送られる。
貫通孔内で上ノズルの位置ずれ等が生じると、Arガス導入管も併せて位置ずれを起こそうとするため、ノズルとの導入管の接合部に応力が掛かり当該部位からガスリークが発生したり、タンディッシュ鉄皮やノズルを固定する装置との干渉により導入管が破損しガスリークが発生する。途中でリークが発生すると、上ノズルポーラス部から吐出させる適正なArガス流量が把握できなくなるため、上ノズルの計画外交換が余儀なくされる。
特許文献1〜4では上ノズルの位置ずれやモルタル不充填を抑止して漏鋼しないようにしているが、これは漏鋼しない程度のものであり、リークを抑止できるほど完全に位置ずれやモルタル不充填を解消できるものでなかった。また、特許文献1〜4のノズルは、タンディッシュを冷間整備する場合、つまり鋳造後にマスレンガを交換することによりマスレンガと上ノズルの目地の距離が常に一定下である場合に漏鋼を抑止できるものであり、タンディッシュを熱間で繰り返し使用し、マスレンガと上ノズルの目地の距離が徐々に大きくなる場合に適用できるように形成されたものでない。したがって、特許文献1〜4のノズルを、熱間繰り返しタンディッシュのマスレンガに設置し、不活性ガスを吹き込んだ場合、マスレンガと上ノズルの目地の距離が大きくなると上ノズルの位置ずれが起こることがわかった。
特に特許文献1では上ノズルの外周表面に複数の小さな凸ディンプル(突起)が形成されているが、小さな突起では、マスレンガの使用初期には位置ずれに対して有効に作用するが、タンディッシュ使用ヒート数が増加し、マスレンガ内径が大きくなってくると効果が軽減していく。また、特許文献2〜4では、上ノズルの外表面に水平なスペーサーや凹部又は凸部が形成されているが、スペーサーや凹部又は凸部が水平に形成されていると、上ノズルの外周面に塗布されたモルタルに対して均一な応力が掛からずモルタル不充填となる部分が生じる。この部分では上ノズルが均一に支持されず位置ずれが発生したり、目地の距離によっては、スペーサー等に直接応力が掛かるため、ノズル耐火物と鉄皮間でガスがリークしたり、ノズル耐火物に亀裂が発生してガスがリークしたりする。
また、熱間繰り返しタンディッシュでは、上ノズルの交換頻度の増加に伴い、マスレンガ貫通孔径が拡大していくが、この拡大を見越して、マスレンガと上ノズルの初期の目地寸法を小さくすると、上ノズル装入作業に支障をきたしたり、熱間繰り返し操業に起因するマスレンガと上ノズル耐火物温度差による熱膨張差から上ノズル耐火物に亀裂が発生し、Arガスリークや漏鋼に至る場合がある。
そこで、本発明の目的は、タンディッシュの熱間繰り返し操業において、漏鋼を抑止できるとともに不活性ガスリークを抑止できる上ノズルを提供することである。
本発明は、熱間で繰り返し使用されるタンディッシュの底部に形成された貫通孔に配置される上ノズルであり、前記上ノズルは、ノズル本体と、前記ノズル本体を覆う鉄皮と、前記鉄皮が被覆された部分に螺旋状に形成されたフィンとを有し、前記鉄皮の厚さが1.0mm以上2.0mm以下であり、前記上ノズルの高さ方向に対する前記フィンの角度が30°以下であり、前記フィンの間隔が15mm以下であり、前記上ノズルの径方向について前記フィンの厚さが3mm以下であり、前記上ノズルが前記マスレンガに形成された未使用の前記貫通孔に配置されたとき、前記貫通孔の直径と前記鉄皮の外径との差が5mm以上10mm以下となるように形成されている。
本発明では、不活性ガス導入管を固定する鉄皮を所定厚さにするとともに、鉄皮で被覆された部分に上ノズルの高さ方向に30°以下のフィンを螺旋状に形成し、フィンを所定の高さ及び間隔に規定している。これにより上ノズルの位置ずれ及び上ノズルへの亀裂発生を抑止できるため、上ノズルとマスレンガ間からの漏鋼及び上ノズルとスライディングノズル間からの漏鋼を抑止できるとともに不活性ガスリークを抑止できる。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1に示すように、タンディッシュ1の底部にはマスレンガ11が設けられ、マスレンガ11に形成された貫通孔1aには上ノズル2が配置されている。上ノズル2の下端部には、スライディングノズル3が取り付けられている。スライディングノズル3の下方には、整流ノズル4及び浸漬ノズル5が順に配置されている。マスレンガ11と上ノズル2との間には、モルタル6が充填されている。本実施形態では、タンディッシュ1を熱間で繰り返し使用する。
図1に示す状態で一連の連々鋳造を終了後、熱間状態でタンディッシュ1を傾倒させる等してタンディッシュ1内の残綱及び残スラグを排出し、上ノズル2、スライディングノズル3、整流ノズル4及び浸漬ノズル5を交換又は整備(洗浄等)した後、鋳造を再開する。
次に、上ノズル2の構成について、図2A、図2B、図3A及び図3Bを参照しつつ説明する。
上ノズル2は、図2Aに示すように、耐火物からなるノズル本体21と、ノズル本体21の外周面を覆った鋼板性の鉄皮22と、鉄皮22に取り付けられた複数のフィン(フィン23,24,25,26,27等)とを備えている。上ノズル2の中央には、貫通孔2aが形成されている(図2B及び図3A参照)。また、ガス導入管30が鉄皮22の下端部に設置され、ノズル本体21と鉄皮22との間にガス導入管30に続く間隙(空洞部30t1)が形成されている(図3A参照)。ガス導入管30にはArガス等の不活性ガスが導入される。なお、図1、図3A及び図3Bの断面図では、鉄皮22及びフィンの断面を示すハッチングを省略している。また、図2Bでは各フィンの上面だけを図示している。
(ノズル本体)
ノズル本体21は、図3Aに示すように、上段本体41と下段本体42とを有している。上段本体41は、上端に近付くにつれて外径がやや小さくなるように形成されている。下段本体42は、外径がほぼ一定の略円筒状に形成されている。上段本体41はポーラスな耐火物によって形成され、下段本体42は非ポーラスな耐火物によって形成されている。なお、ノズル本体21の構成は図3Aに示す構成に限られない。
ノズル本体21は、図3Aに示すように、上段本体41と下段本体42とを有している。上段本体41は、上端に近付くにつれて外径がやや小さくなるように形成されている。下段本体42は、外径がほぼ一定の略円筒状に形成されている。上段本体41はポーラスな耐火物によって形成され、下段本体42は非ポーラスな耐火物によって形成されている。なお、ノズル本体21の構成は図3Aに示す構成に限られない。
ノズル本体21と鉄皮22との間には、ガス導入管30に続く空洞部30t1が上ノズル2の高さ方向に沿って形成されている。空洞部30t1の上端部から空洞部30t2がノズル本体21の周方向に沿って形成されている。空洞部30t2は上段本体41と鉄皮22との間に周状に形成されている。ガス導入管30を通過した不活性ガスは、空洞部30t1及び空洞部30t2を介して上段本体41に導入され、上段本体41に形成された多数の孔を通って、貫通孔2aを流れる溶鋼中に吹き込まれる。尚、本例では空洞部30t1をノズル本体21の周方向の一箇所に形成しているが、複数個所、或いは全周に形成しても良い。
(鉄皮)
鉄皮22はガス導入管の固定部位となり、耐火物(ノズル本体21)との間に不活性ガスを流す流路の一部であるが、鉄皮自体によりノズル本体21(耐火物)を保護する役目も有している。例えば、上ノズル2の運搬時やタンディッシュ1へのセット時における損傷から上ノズル2を保護することができる。鉄皮22は、ノズル本体21の下端から上段本体41の少なくとも一部を覆う高さまで配置されていることが好ましい。本実施形態では、鉄皮22がノズル本体21の下端から約4/5の高さまで配置されている。上ノズル2の保護強化及び不活性ガスリーク抑止の観点から、鉄皮22はノズル本体21の上端から下端まで配置され、ノズル本体21の全外周面を覆っていてもよい。
鉄皮22はガス導入管の固定部位となり、耐火物(ノズル本体21)との間に不活性ガスを流す流路の一部であるが、鉄皮自体によりノズル本体21(耐火物)を保護する役目も有している。例えば、上ノズル2の運搬時やタンディッシュ1へのセット時における損傷から上ノズル2を保護することができる。鉄皮22は、ノズル本体21の下端から上段本体41の少なくとも一部を覆う高さまで配置されていることが好ましい。本実施形態では、鉄皮22がノズル本体21の下端から約4/5の高さまで配置されている。上ノズル2の保護強化及び不活性ガスリーク抑止の観点から、鉄皮22はノズル本体21の上端から下端まで配置され、ノズル本体21の全外周面を覆っていてもよい。
<鉄皮厚さ>
鉄皮22の厚さtは1.0mm以上2.0mm以下である(図2B参照)。熱間状態のタンディッシュ1(マスレンガ11)に冷間状態の上ノズル2を設置するため、設置後から鋳造中においては、上ノズル2および周囲のマスレンガ11の熱膨張により鉄皮22に応力がかかる。鉄皮22の厚さが1mm未満では、応力がノズル本体21にもかかり、マスレンガ形状や上ノズル2の軸心からのずれ等により応力分布が周方向に均一でないとノズル本体21に亀裂が発生し、亀裂部分から不活性ガスがリークすることがある。上ノズル2が昇温されると熱膨張するが、耐火物であるノズル本体21と鉄皮22は熱膨張量が異なる。鉄皮22はモルタルを介してマスレンガ11から応力を受け、弾性変形によりノズル本体21との距離を保とうとするが、一方で、鉄皮22の厚さが2mmを超えると、強度が大きくなり十分な変形が出来ず、ノズル本体21と鉄皮22との間に隙間が生じ、不活性ガスがリークすることがある。
鉄皮22の厚さtは1.0mm以上2.0mm以下である(図2B参照)。熱間状態のタンディッシュ1(マスレンガ11)に冷間状態の上ノズル2を設置するため、設置後から鋳造中においては、上ノズル2および周囲のマスレンガ11の熱膨張により鉄皮22に応力がかかる。鉄皮22の厚さが1mm未満では、応力がノズル本体21にもかかり、マスレンガ形状や上ノズル2の軸心からのずれ等により応力分布が周方向に均一でないとノズル本体21に亀裂が発生し、亀裂部分から不活性ガスがリークすることがある。上ノズル2が昇温されると熱膨張するが、耐火物であるノズル本体21と鉄皮22は熱膨張量が異なる。鉄皮22はモルタルを介してマスレンガ11から応力を受け、弾性変形によりノズル本体21との距離を保とうとするが、一方で、鉄皮22の厚さが2mmを超えると、強度が大きくなり十分な変形が出来ず、ノズル本体21と鉄皮22との間に隙間が生じ、不活性ガスがリークすることがある。
(フィン)
複数のフィン(フィン23,24,25,26,27等)は、図2Aに示すように螺旋状に配置されている。ここで、フィンが螺旋状に配置されているとは、複数のフィンが上ノズル2の高さ方向(貫通方向)に同じ角度θで略平行に且つ略同間隔で配置されていることである。
複数のフィン(フィン23,24,25,26,27等)は、図2Aに示すように螺旋状に配置されている。ここで、フィンが螺旋状に配置されているとは、複数のフィンが上ノズル2の高さ方向(貫通方向)に同じ角度θで略平行に且つ略同間隔で配置されていることである。
フィンのくさび効果によりマスレンガ11への上ノズル2の固定が強固になるため、上ノズル2の位置ずれを抑止できる。フィンは、例えば鋼製の部材や鉄皮と同じ材料によって形成されている。
<フィンの角度>
図2Aに示すように、フィン(フィン23,24,25,26,27等)の上ノズル2の高さ方向(貫通方向)に対する角度θは30°以下である。上ノズル2はモルタル6を塗布した状態でマスレンガ11に装入されるが、フィンの角度θが30°を超えると、上ノズル2を装入するときにフィンの下方側面に十分な動圧が掛からないため、フィン下方側面側とマスレンガ11との間にモルタルを完全に充填出来ず、間隙ができる。これにより上ノズル2とマスレンガ11の間の目地にモルタル充填にむらが生じ、整備時と鋳造時との温度差に起因して上ノズル2が熱膨張した際に、モルタル充填むらに起因した上ノズルにかかる応力むらが生じるため、ノズル本体21に亀裂が発生し、不活性ガスがリークする。また、上ノズル2のフィン周囲とマスレンガ11との間に間隙ができると、上ノズルに対する拘束力が弱まるため、上プレートの押し付け力により上ノズル2がマスレンガ11に押し込まれることがある。これによりガス導入管接続部等に応力が掛かり、不活性ガスがリークする。なお、フィンは上ノズル2の高さ方向に平行であってもよい(θ=0°)。
図2Aに示すように、フィン(フィン23,24,25,26,27等)の上ノズル2の高さ方向(貫通方向)に対する角度θは30°以下である。上ノズル2はモルタル6を塗布した状態でマスレンガ11に装入されるが、フィンの角度θが30°を超えると、上ノズル2を装入するときにフィンの下方側面に十分な動圧が掛からないため、フィン下方側面側とマスレンガ11との間にモルタルを完全に充填出来ず、間隙ができる。これにより上ノズル2とマスレンガ11の間の目地にモルタル充填にむらが生じ、整備時と鋳造時との温度差に起因して上ノズル2が熱膨張した際に、モルタル充填むらに起因した上ノズルにかかる応力むらが生じるため、ノズル本体21に亀裂が発生し、不活性ガスがリークする。また、上ノズル2のフィン周囲とマスレンガ11との間に間隙ができると、上ノズルに対する拘束力が弱まるため、上プレートの押し付け力により上ノズル2がマスレンガ11に押し込まれることがある。これによりガス導入管接続部等に応力が掛かり、不活性ガスがリークする。なお、フィンは上ノズル2の高さ方向に平行であってもよい(θ=0°)。
<フィンの間隔>
フィン(フィン23,24,25,26,27等)の間隔Dは、15mm以下である(図2A参照)。フィンの間隔とは、例えば、隣り合う2つのフィン25とフィン26の場合、フィン25とフィン26との最短距離である。フィンの間隔が15mmを超えると、フィン間で鉄皮22が膨張し、ノズル本体21との隙間が空くことでリークを誘発する。
フィン(フィン23,24,25,26,27等)の間隔Dは、15mm以下である(図2A参照)。フィンの間隔とは、例えば、隣り合う2つのフィン25とフィン26の場合、フィン25とフィン26との最短距離である。フィンの間隔が15mmを超えると、フィン間で鉄皮22が膨張し、ノズル本体21との隙間が空くことでリークを誘発する。
なお、フィンの間隔が狭すぎると、モルタルの充填むらが生じたり、鉄皮厚さが厚い場合と同様に熱膨張時に上ノズルにノズル本体21と鉄皮22に隙間が空いて不活性ガスがリークすることがある。そこで、フィンの間隔は5mm以上であることが好ましい。
(フィンの厚さ)
フィン(フィン23,24,25等)の厚さTは3mm以下である(図2B参照)。フィンの厚さとは、上ノズル2の径方向についてのフィンの高さである。図2Bでは、フィン27の最大厚さをTと示している。フィン27の最大厚さ(T)とは、本実施形態のように上ノズル2の平面視においてフィンが略半円状である場合、上ノズル2の径方向について鉄皮22の外周面からフィン27の頂部27pまでの長さである。フィン27の最大厚さ(T)が3mm以下であるため、フィン27の頂部27p以外でも厚さが3mmとなっている。フィン23,24,25,26についても同様である。
フィン(フィン23,24,25等)の厚さTは3mm以下である(図2B参照)。フィンの厚さとは、上ノズル2の径方向についてのフィンの高さである。図2Bでは、フィン27の最大厚さをTと示している。フィン27の最大厚さ(T)とは、本実施形態のように上ノズル2の平面視においてフィンが略半円状である場合、上ノズル2の径方向について鉄皮22の外周面からフィン27の頂部27pまでの長さである。フィン27の最大厚さ(T)が3mm以下であるため、フィン27の頂部27p以外でも厚さが3mmとなっている。フィン23,24,25,26についても同様である。
フィンの厚さが3mmを超えると、ノズル本体21のフィンが形成された部分に圧縮応力が集中し、亀裂が発生する。なお、フィンの厚さが薄すぎるとフィンによるくさび効果が得られにくいため、フィンの最大厚さは0.3mm以上であることが好ましい。
フィン(フィン23,24,25,26,27等)の断面形状は、半円状に限らず、様々な形状とすることができる。例えば三角形及び四角形等の角形状でもよく、円形、半円形、半楕円形でもよい。フィンの形成のしやすさや周囲のマスレンガ11への影響を考慮すると、フィンの形状は円形、半円形、楕円形及び半楕円形が好ましい。
また、フィン(フィン23,24,25,26,27等)の幅Wは3mm以下であることが好ましい(図2A及び図2B参照)。フィンの幅とは、フィンの延在方向に対して垂直な方向の長さである。フィンの幅Wが3mmを超えると、ノズル本体21のフィンが形成された部分に圧縮応力が集中し、亀裂が発生する。なお、フィンの幅が狭すぎると上ノズル装入時や熱膨張時に受ける外力によりフィンが変形してしまい、上ノズルの芯ズレの原因となるため、フィンの幅は0.3mm以上であることが好ましい。
フィン(フィン23,24,25,26,27等)の長さLは、50mm以上であることが好ましい(図2A参照)。フィンの長さLとは、フィンの長手方向に関する長さである。フィンの長さLが50mm未満であると、特にタンディッシュの使用末期に上ノズル2とマスレンガ11の目地が大きくなった際、上ノズル2の上端部及び下端部においてマスレンガ11までの距離がフィンに対して大きくなることで、上ノズル2の芯が貫通孔2aの中心に対してずれやすくなる(上ノズル2が貫通孔2aに斜めに入る)ため、上ノズル2とマスレンガ11間或いは上ノズル2と上プレート3Pの上プレート間の漏鋼の原因となる。なお上ノズル2の高さ(鉛直方向長さ)は例えば約150mm〜300mmである。
フィン(フィン23,24,25,26,27等)は、ノズル本体21の高さ方向についてマスレンガ11と勘合する最下部から全体の高さの4/5まで形成されていることが好ましい。これは上述したフィンの長さLと同様の理由による。また、フィンは上記高さの範囲で連続していることが好ましい。フィンが上記高さの範囲で長手方向に複数に途切れている場合、各フィンの下部端でモルタル不充填が生じやすいためである。
フィン(フィン23,24,25,26,27等)は、例えば溶接等により鉄皮22に形成されていてもよく、鉄皮とフィンの合計厚さの鋼板からフィン以外の部分を削ったものによって形成されていてもよい。
上述した上ノズル2の外周面にモルタル6を塗布し、上ノズル2を貫通孔1aに配置する。上ノズル2がマスレンガ11に形成された未使用(新品)の貫通孔1aに配置されたとき、上ノズル2の高さ方向の全ての位置で、貫通孔1aの直径(マスレンガ11の内径)Rと鉄皮22の外径rとの差dが5mm以上10mm以下である(図3B参照)。図3Bでは、上ノズル2の下端部における貫通孔1aの直径Rと鉄皮22の外径rとを図示している。
差dが5mm未満であると、特にタンディッシュの熱間繰り返し操業の初期に整備時と鋳造時との温度差による熱膨張で発生する応力によって、ノズル本体21に亀裂が生じ、不活性ガスがリークする。一方、差dが10mmを超えると、特にタンディッシュ熱間繰り返し操業の末期に上ノズル2とマスレンガ11との間の隙間が大きくなるため、モルタルだけでは上ノズル2を十分に固定できない。これによりマスレンガ11と上ノズル2の目地開きが起こり漏鋼したり、上ノズル2とスライディングノズル3の上プレート3Pの間から吸気や漏鋼が生じる。上ノズル2と上プレート3P間から吸気や漏鋼が生じるのは以下の理由からである。上ノズル2とその下のスライディングノズル3の上プレート3Pとの間は(図1参照)、パッキン(図示省略)で埋められている。スライディングノズル3はカセット(図示省略)によってタンディッシュ1に締結され、カセットによる押し付け力が上プレート3Pを介してパッキンに付与される。これによりパッキンが押しつぶされ、上ノズル2と上プレート3Pとの間に隙間が生じないようになる。しかし、上ノズル2とマスレンガ11との隙間が大きくなり、上ノズル2の固定が十分でないと、カセットによる押し付け力でパッキンが十分に押しつぶされず上ノズル2がタンディッシュ1の内側へ入り込んでしまう。鋳造中には上ノズル2〜浸漬ノズル5間は溶鋼の流動により負圧になるため、パッキンによるシールが十分でないと、上ノズル2と上プレート3P間で吸気が生じ、カーボン含有レンガである上ノズル2下部あるいは上プレート3P上部と大気中酸素が反応することにより溶損し、漏鋼を引き起こす。上ノズル2がタンディッシュ1の内側へ入り込む状況はカセットを一旦閉じると次回上ノズルを整備するまで確認することができず、鋳造中の大きなトラブルとなる。また、上ノズル2がタンディッシュ1の内側へ入り込むもうとすると、上ノズル2の鉄皮22に設置されたガス導入管がタンディッシュ1の鉄皮22やカセットと干渉することにより、ガス導入管30の接合部やガス導入管30本体に亀裂、破損が生じ、不活性ガスがリークするおそれがある。
マスレンガ11からの過度な応力付与や、固定力不足を防止するために、上ノズル2がマスレンガ11に形成された未使用(新品)の貫通孔1aに配置されたとき、上ノズル2の高さ方向の全ての位置で、貫通孔1aの直径Rと鉄皮22の外径rとの差dが5mm以上10mm以下となるようにする。
以上のように、本実施形態では、上ノズル2においてノズル本体21を所定の厚さの鉄皮22で覆い、ノズル本体21及び鉄皮22によってガス導入管30を保持している。また、鉄皮22の外周面に複数のフィン(フィン23,24,25等)を螺旋状に配置し、フィンを上ノズルの高さ方向に対して30°以下として所定の間隔及び所定の厚さとしている。これにより上ノズル2の位置ずれ及び上ノズル2への亀裂発生を抑止できるため、上ノズル2とマスレンガ11間からの漏鋼、並びに、上ノズル2とスライディングノズル3間からの吸気及び漏鋼を抑止できるとともに不活性ガスのリークを抑止できる。また、上ノズル2への亀裂発生を抑止できるため、上ノズル2の設定寿命を長くすることができる。さらに、従来は、上ノズル2の設定寿命前に不活性ガスリークが生じると、上ノズル2を突発的に交換していたが、これをなくすことができる。これにより上ノズル2の交換頻度を低減できる。また上ノズル2の交換に伴う休止時間を短縮できるため、連続鋳造機の稼働率が向上する。
次に、上記知見を得るために行った実験を説明する。
鉄皮厚さ及びフィンの構成等を変えたときの上ノズルへの影響(入り込み、亀裂)及びArガスリークの有無を評価した。
表1には、実験条件及び実験結果を示している。本実験では、機長が40.6[m]であり、円弧部の曲げ半径Rが10.7[m]である連続鋳造機を用いて、シリコン−アルミキルド鋼(厚板向け)及びアルミキルド綱を鋳造し、厚さ230mm、幅800〜1770mmの鋳片を得た。
1〜15cast(1〜5Heat/cast)の連々鋳造を終了後、浸漬ノズルを取り外し、熱間でタンディッシュを傾倒して、排滓孔から残スラグ及び残綱を排出した。そして、上ノズル、スライディングノズル(プレート)及び整流ノズルの整備、点検、或いは必要に応じて交換を実施した。整備はノズル内部に付着した地金、或いはスラグと地金の混合物を酸素洗浄により除去した。
<上ノズルを継続して使用できる場合>
カセットを開け、スライディングノズル(プレート煉瓦)及び整流ノズルが継続して使用できるかを確認した。使用可能である場合はこれらのノズルを継続して使用し、使用不可能である場合はこれらのノズルを交換した。また、上ノズルの位置(入り込み)を確認した。その後カセットを閉じ、タンディッシュを水平にして浸漬ノズルを取り付けた。タンディッシュに十分な予熱が残っているときはそのまま鋳造を再開したが、次の鋳造を開始するまでに時間があり、タンディッシュの余熱不足が想定されるときには、バーナーでタンディッシュを加熱後、鋳造を再開した。
<上ノズルを継続して使用できない場合>
打ち抜き機で上ノズルを取り外し、新しい上ノズルの外表面にモルタルを塗布し、上ノズルをタンディッシュに設置のマスレンガ貫通孔内に押し込んで所定位置に設置した。上ノズルの位置確認を行い、スライディングノズル及び整流ノズルをセットし、上記と同様な方法で鋳造を再開した。
<上ノズルを継続して使用できる場合>
カセットを開け、スライディングノズル(プレート煉瓦)及び整流ノズルが継続して使用できるかを確認した。使用可能である場合はこれらのノズルを継続して使用し、使用不可能である場合はこれらのノズルを交換した。また、上ノズルの位置(入り込み)を確認した。その後カセットを閉じ、タンディッシュを水平にして浸漬ノズルを取り付けた。タンディッシュに十分な予熱が残っているときはそのまま鋳造を再開したが、次の鋳造を開始するまでに時間があり、タンディッシュの余熱不足が想定されるときには、バーナーでタンディッシュを加熱後、鋳造を再開した。
<上ノズルを継続して使用できない場合>
打ち抜き機で上ノズルを取り外し、新しい上ノズルの外表面にモルタルを塗布し、上ノズルをタンディッシュに設置のマスレンガ貫通孔内に押し込んで所定位置に設置した。上ノズルの位置確認を行い、スライディングノズル及び整流ノズルをセットし、上記と同様な方法で鋳造を再開した。
(評価方法)
・上ノズル移動(入り込み)
専用の治具で基準位置からの「入り込み量」を計測した。
・上ノズル耐火物(ノズル本体)亀裂
使用後の上ノズル(ノズル本体)に亀裂が発生しているかを確認した。
・Arガスリーク
ガス導入管に導入したArガス流量と背圧とを比較した。Arガス流量と同一流量で背圧が低下している場合はリーク「有」とし、Arガス流量と同一流量で背圧が低下していない場合はリーク「無」とした。
・上ノズル移動(入り込み)
専用の治具で基準位置からの「入り込み量」を計測した。
・上ノズル耐火物(ノズル本体)亀裂
使用後の上ノズル(ノズル本体)に亀裂が発生しているかを確認した。
・Arガスリーク
ガス導入管に導入したArガス流量と背圧とを比較した。Arガス流量と同一流量で背圧が低下している場合はリーク「有」とし、Arガス流量と同一流量で背圧が低下していない場合はリーク「無」とした。
なお、表1の「マスレンガの内径と鉄皮の外径の差」には代表値を示している。表1で「マスレンガの内径と鉄皮の外径の差」が5mm以上10mm以下である場合は、上ノズル2の高さ方向の全ての位置で「マスレンガの内径と鉄皮の外径の差」が5mm以上10mm以下であった。「マスレンガの内径と鉄皮の外径の差」が5mm未満であった場合又は10mmを超えた場合は、その値を表1に示している。
表1から、鉄皮厚さが1.0mm以上2.0mm以下であり、上ノズルの高さ方向(貫通方向)に対するフィンの角度が30°以下であり、フィン間隔が15mm以下であり、フィンの最大厚さが3mm以下であり、且つ上ノズルをマスレンガに形成された未使用の貫通孔に配置したときの貫通孔の直径と鉄皮の外径との差が5mm以上10mm以下であるとき、上ノズルの入り込み、ノズル本体への亀裂及びArリークが生じなかった(No.1−No.12,No.14)。上記条件を満たすときは、タンディッシュを熱間で繰り返し使用しすることでマスレンガと上ノズルの目地の距離が徐々に大きくなっても、漏鋼及び吸気を抑止できるとともに不活性ガスのリークを抑止できると考えられる。なお、表1では、
一方、鉄皮厚さが上記より小さい0.8mmでは(No.17)、Arガスがリークしていると判断され、回収した上ノズル本体に亀裂が生じていた。また、鉄皮厚さが上記より大きい2.5mmでは(No.18)、Arガスがリークしていた。回収したノズル本体に亀裂が確認されなかったが、ノズル本体と鉄皮間に隙間が生じ、Arガスがリークしたと考えられる。
また、フィン厚さが上記より大きい3.5mmでは(No.19)、Arガスがリークした。回収したノズル本体にはフィンに沿った亀裂が生じていた。
さらに、フィンの角度が上記より大きい40°では(No.15,No.16)、上ノズルがタンディッシュ内側に入り込んだ。このため上ノズルとスライディングプレートとの間から吸気や漏鋼が生じるおそれがある。またNo.16では、Arガスがリークしており、回収したノズル本体にはフィン沿った亀裂が生じていた。なお、フィンの角度が0°のとき、言い換えると、フィンが上ノズルの高さ方向(貫通方向)に平行である場合は、上ノズルの入り込み、ノズル本体への亀裂及びArリークが生じなかった。
また、フィンの間隔が上記より大きい20mmでは(No.20)、Arガスがリークしており、回収したノズル本体にフィンに沿った亀裂が生じていた。
さらに、マスレンガと鉄皮との差が上記より大きい11mmでは(No.13)、上ノズルがタンディッシュ内側に入り込んだ。このため上ノズルとスライディングプレートとの間から吸気や漏鋼が生じるおそれがあると考えられる。またマスレンガと鉄皮との差が上記より小さい4mmでは(No.21)、Arガスリークが発生し、回収したノズル本体にフィン沿った亀裂が生じていた。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、図1では、スライディングノズル3の下方に整流ノズル4及び浸漬ノズル5が配置されているが、整流ノズル4が配置されていなくてもよい。
1 タンディッシュ
1a,2a 貫通孔
2 上ノズル
3 スライディングノズル
4 整流ノズル
5 浸漬ノズル
6 モルタル
11 マスレンガ
21 ノズル本体
22 鉄皮
23,24,25,26,27 フィン
30 ガス導入管
30t1,30t2 空洞部
41 上段ノズル
42 下段ノズル
1a,2a 貫通孔
2 上ノズル
3 スライディングノズル
4 整流ノズル
5 浸漬ノズル
6 モルタル
11 マスレンガ
21 ノズル本体
22 鉄皮
23,24,25,26,27 フィン
30 ガス導入管
30t1,30t2 空洞部
41 上段ノズル
42 下段ノズル
Claims (1)
- 熱間で繰り返し使用されるタンディッシュの底部のマスレンガに形成された貫通孔に配置される上ノズルであり、
前記上ノズルは、ノズル本体と、前記ノズル本体を覆う鉄皮と、前記鉄皮が被覆された部分に螺旋状に形成されたフィンとを有し、
前記鉄皮の厚さが1.0mm以上2.0mm以下であり、
前記上ノズルの高さ方向に対する前記フィンの角度が30°以下であり、
前記フィンの間隔が15mm以下であり、
前記上ノズルの径方向について前記フィンの厚さが3mm以下であり、
前記上ノズルが前記マスレンガに形成された未使用の前記貫通孔に配置されたとき、前記貫通孔の直径と前記鉄皮の外径との差が5mm以上10mm以下となるように形成されていることを特徴とする上ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015232127A JP2017094386A (ja) | 2015-11-27 | 2015-11-27 | 上ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015232127A JP2017094386A (ja) | 2015-11-27 | 2015-11-27 | 上ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017094386A true JP2017094386A (ja) | 2017-06-01 |
Family
ID=58804274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015232127A Pending JP2017094386A (ja) | 2015-11-27 | 2015-11-27 | 上ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017094386A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107737913A (zh) * | 2017-12-14 | 2018-02-27 | 江苏欧泰机械有限公司 | 一种球墨铸铁浇铸装置 |
-
2015
- 2015-11-27 JP JP2015232127A patent/JP2017094386A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107737913A (zh) * | 2017-12-14 | 2018-02-27 | 江苏欧泰机械有限公司 | 一种球墨铸铁浇铸装置 |
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