JP2017094237A - 加水分解処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続運転性、廃液及び臭気等の環境要因を改善した加水分解処理システムを提供する。
【解決手段】 本システムは、水平軸を中心とする略回転体状をなす圧力容器2と、圧力容器2の周囲を密閉する密閉室1と、圧力容器2の給気側に接続され、密閉室1外から圧力容器2内へ蒸気を供給するボイラ5と、圧力容器2の排気側に接続される熱交換器10と、熱交換器10に接続され、圧力容器2の排気側を引圧とする真空ポンプ12と、真空ポンプ12に接続される廃液タンク13と、密閉室1内の臭気を回収する脱臭室15とを備える。圧力容器内2には、水平軸を中心とする動作領域内で回転し、圧力容器2内の処理対象を撹拌するスクリュー40が設けられ、圧力容器2の上部には、動作領域よりも上側に膨出するセンサ室34が設けられ、センサ室34内に圧力容器内の温度と圧力を計測するセンサ35、36が配設される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機系廃棄物を処理する加水分解処理システムに係り、さらに詳しくは連続運転性、廃液及び臭気等の環境要因を改善したシステム関するものである。
特許文献1(実用新案登録第2320553号公報)、特許文献2(特開2011−11129号公報)に開示されるように、種々の加水分解処理システムが知られている。
この種の加水分解処理システムは、処理対象を収納する圧力容器を中核とし、圧力容器にボイラから高温(200℃程度)及び高圧(20気圧程度)の蒸気を供給すると共に、圧力容器内の処理対象を撹拌する。ここで、処理対象は、有機系廃棄物であれば任意であり、鶏糞等の動物の排泄物、汚泥、農作物、加工処理における残渣、廃プラスチック等、広範囲にわたる。
これにより、処理対象の分子構造を破壊し、より分子量が小さな物質に変えることになる。その結果、微生物やウイルス等においても、分解を回避することはできず死滅するから、ある意味滅菌処理を行っているのと同値となる。したがって、処理後の物質は、衛生的であり、肥料その他の物質として、有効に活用することができる。
しかしながら、従来の加水分解処理システムには、次のような問題点がある。第1に、高温及び高圧の蒸気を大量に圧力容器内へ投入するため、圧力容器内の水分量が膨大となる。その結果、処理後の物質を乾燥させるのに、長い時間と多大のコストを要することになる。
第2に、圧力容器内の状態を計測するため、温度センサや圧力センサを圧力容器に取り付けることになるが、従来のシステムでは、圧力容器内で撹拌される処理対象が温度センサや圧力センサに付着しやすく、計測が不正確になったり、トラブルを生じて運転不能となりやすい。また、圧力容器から排出される排気の熱交換が不全になりやすい。その結果、システム全体としての連続運転性が低下し、歩留まりが低下する。
第3に、廃液のBOD等が高い数値のままとなり、また、処理中に臭気が屋外に漏れやすく悪臭を発することが多い。要するに、環境を汚染しがちであるという問題点がある。
実用新案登録第2320553号公報 特開2011−11129号公報
そこで本発明は、連続運転性、廃液及び臭気等の環境要因を改善した加水分解処理システムを提供することを目的とする。
第1の発明に係る加水分解処理システムは、水平軸を中心とする略回転体状をなす圧力容器と、圧力容器の周囲を密閉する密閉室と、圧力容器の給気側に接続され、密閉室外から圧力容器内へ蒸気を供給するボイラと、圧力容器の排気側に接続される熱交換器と、熱交換器に接続され、圧力容器の排気側を引圧とする真空ポンプと、真空ポンプに接続される廃液タンクと、密閉室内の臭気を回収する脱臭室とを備え、圧力容器内には、水平軸を中心とする動作領域内で回転し、圧力容器内の処理対象を撹拌する撹拌機構が設けられ、圧力容器の上部には、動作領域よりも上側に膨出するセンサ室が設けられ、センサ室内に圧力容器内の温度と圧力を計測するセンサが配設される。
この構成において、ボイラから処理対象を入れた圧力容器内へ高温及び高圧の蒸気が給気されると共に、撹拌機構が処理対象を撹拌することにより、加水分解処理が進行する。
処理が完了したら、真空ポンプにより圧力容器内の圧力を下げ、圧力容器内の気体の温度を熱交換器により低下し、さらに廃液タンクへ導いて廃液を回収する。これにより、圧力容器内の水分量を短時間で削減することができ、乾燥時間を短縮できる。
また、圧力容器の上部には、動作領域よりも上側に膨出するセンサ室が設けられ、センサ室内に圧力容器内の温度と圧力を計測するセンサが配設される。処理中に撹拌機構が作動しても、センサ室は撹拌機構の動作領域外にあるため、処理対象がセンサ室内へ至る確率が低く、圧力容器内の温度と圧力を計測するセンサが保護される。その結果、センサは、正確に計測を継続することができ、トラブルを回避して、連続運転性が向上する。
さらに、圧力容器は密閉室内に収納され、密閉室内の臭気を回収する脱臭室が設けられているため、システム外に臭気が漏れにくく、環境負荷を低減できる。
第2の発明に係る加水分解処理システムでは、第1の発明に加え、密閉室外に配設され処理対象が投入されるホッパと、ホッパに投入された処理対象を圧力容器内へ移送する移送コンベアをさらに備える。
この構成により、処理対象を容易に圧力容器内へ導入できる。
第3の発明に係る加水分解処理システムでは、第1の発明に加え、廃液タンクには、廃液にバブルを吐出するバブル発生器が設けられている。
この構成により、廃液をバブルで処理することができ、BOD等の数値を低減し、環境負荷を一層軽減できる。
本発明によれば、圧力容器内の水分量を真空ポンプにより強制的に排除して、乾燥時間を短縮できる。
また、センサを有効に保護してトラブルを回避し連続運転性を向上できる。
さらに、システム外への臭気の漏れを防止し環境負荷を低減できる。
以下図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における加水分解処理システムを平面視したブロック図、図2(a)は、本発明の実施の形態1ににおける圧力容器の正面図、図2(b)は、同圧力容器の平面図、図3は、同圧力容器の縦断面図である。
密閉室1は、圧力容器2の周囲を密閉する。圧力容器2に、処理対象を投入し、圧力容器2内に高温及び高圧の蒸気を供給すると、焼けたような臭気がするが、密閉室1を設けているため、臭気は、密閉室1外に漏れないようになっている。
圧力容器2は、密閉室1内で、図示しない架台によって地面よりも高い位置に水平に支持されている。圧力容器2は、3MPa程度の高圧に耐えうるものであれば任意である。圧力容器2の上部には、処理対象の投入口2aが開設されている。なお、圧力容器2の詳細については、後述する。
ホッパ3が密閉室外に配設され、ホッパ3に処理対象が投入される。ホッパ3に投入された処理対象は、移送コンベア4により、圧力容器2の投入口2aへ移送される。
ボイラ5は、22〜29気圧、190〜300℃の蒸気(800〜1000リットル)を発生し、蒸気投入管6により、圧力容器2の給気側に接続され、密閉室外1から圧力容器2内へ蒸気を供給する。なお、ボイラ5の吸い込み側には、密閉室1に開口する蒸気吸込管7が接続される。
圧力容器2内が異常に高温高圧になる事態を想定し、圧力容器2には、非常用排気管9を介して、安全弁8が接続されている。
ここで、このような高温及び高圧の蒸気が圧力容器2内に供給されるため、圧力容器2内の温度を低温(例えば、50℃程度)に至るまで下げることは難しい。したがって、従来のシステムでは、このように温度を下げるために長時間を要しており、稼働の歩留まりが低下しがちであるという問題点があった。
しかしながら、本形態では、次のような構成を採用することにより、短時間で温度を下げ、圧力容器2内の雰囲気を乾燥させ得るようになっている。
圧力容器2の排気側には、通常排気管11を介して、縦型熱交換器10が直列二段に接続される。また、二段目の熱交換器10には、圧力容器2の排気側を引圧とする真空ポンプ12が接続され、さらに、真空ポンプ12には、廃液タンク13の一段目が接続される。この一段目は、バブル室14となっており、図11に示すように、バブル室14内には、バブル発生器51が収納される。このバブル発生器51として、大巧技研有限会社製「eco−バブル」(商標)シリーズの製品が好適に使用できる。
真空ポンプ12としては、圧力を−0.95Pa程度に維持できるものが好ましい。
図4は、本発明の実施の形態1における縦型熱交換器10の立面図である。二段の縦型熱交換器10は、同じ構成をなすので、片側のみを説明する。図4に示すように、縦型熱交換器10は、地面上に設置される架台41により、上下方向が長手方向となるように設置され、ほぼ左右対称な第1ユニット42と、第2ユニット43とを有する。
縦型熱交換器10の下部には、ホッパ44が設けられ、ホッパ44の下端部には、ボール弁45が取り付けられる。熱交換器10の側部には、給水口46が設けられ、給水口46から取り込まれる、冷媒としての水は、第1ユニット42、第2ユニット43に多数設けられる細管を循環し、通過する気体を冷却する。
気体は、第1ユニット42の入り口側に設けられる給気管47から第1ユニット42内へ取り込まれ、第1ユニット42内で冷却される。そして、ホッパ44の内部でU字状に向きを変えながら、第2ユニット43の下端側から第2ユニット43内に至り、第2ユニット43により冷却される。そして、冷却された気体は、第2ユニット43の上部に設けられる排気管48から排出される。
第1ユニット42及び第2ユニット43において、気体を冷やした水は、高温となり、一部は水蒸気に変わりうる。そのため、水蒸気を機外へ排出するための煙突42a、43aが、それぞれ第1ユニット42及び第2ユニット43の上部に設けられている。なお、ドレン管49は、余剰の水分を機外へ排出するためのものである。
図1において、処理が一段落した後、真空ポンプ12を作動すると、圧力容器2の排気側が引圧となって、圧力容器2内の気体が縦型熱交換器10へ導かれる。それにより、熱交換が行われ、気体の温度が急速に低下する。その結果、気体に含まれる有機分の一部は、気体から液体へ態を変えることになる。
真空ポンプ12を過ぎた物質は、廃液タンク13のバブル室14及び、それに続くタンクに導かれる。本発明者は、実機を用いて得た原液について、バブル発生器51による処理を行った。
そして、株式会社新日本環境コンサルタントに水質試験を依頼し、次のような結果を得た。即ち、原液(未処理)のBOD(mg/リットル)は、4300(mg/リットル)であった。これに38分〜75分処理を行った液体では、830〜890(mg/リットル)となった。このように著しくBOD値が下がったことを確認した。さらに、複数回処理を繰り返せば、自然排水が認められる200〜400(mg/リットル)程度までBOD値を下げることも期待できる。
さて、図1において、密閉室1には、第1排気管16を介して、脱臭室15が接続される。また、同じ脱臭室15には、第2排気管19を介して、キルン乾燥機18の排気側も接続される。
以上のように、本形態では、廃液は、廃液タンク13により処理し、また、臭気については、圧力容器2を密閉室1内に収納するだけでなく、密閉室1を脱臭室15に接続することにより、対応している。よって、廃液及び臭気の両方において、環境負荷を低減することができる。
なお、図8に示すように、密閉室1内において、圧力容器2の下方突管38の下方に、受けホッパ50が設けられ、排出弁38bを開いて受けホッパ50に落下した物質は、排出コンベア17によりキルン乾燥機18に移送され、キルン乾燥機18によりさらに水分が除去されて、例えば、肥料のように利用可能な処理結果物として、システム外へ取り出される。
次に、図2及び図3を参照しながら、圧力容器2の内部構成等を説明する。図2(a)、図2(b)に示すように、圧力容器2は、長手方向が水平な略円柱状をなすように形成される。圧力容器2の左右両端部は、左端壁32及び右端壁33によって閉鎖され、左端壁32及び右端壁33のそれぞれ中心から外側に突出する軸受部30が設けられる。
図3に示すように、これらの軸受部30は、圧力容器2を左右に貫通するスクリュー軸31を回転自在に軸支する。さらに、スクリュー軸31には、撹拌機構としてのスクリュー40の中心部が固着されている。
また、図1に示すように、密閉室1内に撹拌モータ21が配設され、その出力軸22の回転力は、伝動機構23を介して、スクリュー軸21に伝達される。
したがって、撹拌モータ21を駆動すると、スクリュー軸21及びスクリュー40が圧力容器2内で回転し、圧力容器2内の処理対象が撹拌されることになる。
本形態では、スクリュー40が圧力容器2内において水平軸を中心として回転するが、その回転によりスクリュー40が届き得る領域が、動作領域となる。
図3に最もよくあらわれるように、圧力容器2の上部中央付近には、動作領域から上側に膨出するように、センサ室34が形成される。そして、このセンサ室34内に温度センサ35と圧力センサ36とが配設される。
したがって、スクリュー40が回転し、処理対象が撹拌されても、処理対象が温度センサ35及び圧力センサ36に接触することはなく、計測が正確に行えると共に、トラブルが未然に防止される。
なお、温度センサ35及び圧力センサ36の出力は、密閉室1の外に設けられる制御室20へ入力される。制御室20には、本システムの要素を制御するための機器が配設される。
センサ室34よりもさらに上方には、投入口2aを有する上方突管37が設けられ、上方突管37の上下対称な位置に、排出口38bを有する下方突管38が設けられる。
なお、図2(a)に示すように、圧力容器2の側面には、メンテナンス用の点検用マンホール39が設けられる。
また、図2(b)に示すように、センサ室34の側面に、非常用排気管9及び通常排気管11が接続され、これらの管9、11が目詰まりしにくいように配慮されている。蒸気投入管6は、センサ室34の外側から圧力容器2に向けて接続される。
本形態の加水分解処理システムは、以上のような構成よりなり、次に図5〜図12を参照しながら、その動作例を説明する。
ここで、図5は、本発明の実施の形態1における加水分解処理システムのフローチャートであり、図6〜図12は、本発明の実施の形態1における加水分解処理システムの動作説明図である。
まず、図6に示すように、原料投入モードに入る。即ち、投入口2aを開き、ホッパ3に処理対象を入れ、移送コンベア4により処理対象を投入口2aから圧力容器2内へ投入する。投入時間は、通常15分程度である。
次に、加圧モードに入る。即ち、図7に示すように、投入口2aを閉じ、ボイラ5を作動し、徐々に蒸気圧を高めてゆく。
次に、加水分解処理モードに入る。即ち、図8に示すように、撹拌モータ21を作動し、スクリュー40による撹拌を開始する。また圧力センサ36及び温度センサ35を作動し、制御室20で図示していないタイマーを作動させる。その上で、ボイラ5より蒸気投入管6から圧力容器2の内部へ蒸気を投入し、加水分解処理を開始する。この処理時間は、通常30分程度である。
そして、所定時間の処理が終了したら、図9に示すように、減圧モードに入る。即ち、通常排気管11を開き、排気を開始する。そして、圧力センサ36の測定値が5Pa以下となったら、真空ポンプ12を作動し、減圧を始める。
その結果、圧力容器2内の気体は、縦型熱交換器10へ導かれ、冷却される。さらに、廃液タンク13に導かれ、図11に示すように、バブル室14他により廃液処理が行われる。減圧モードの処理は、通常15分程度である。
さらに、圧力容器2内を減圧し乾燥させるため、真空ポンプ12による吸引を継続する。この時間は、通常20分程度である。
以上の一連の処理が終わったら、処理終了モードに入る。即ち、排出口38aを開き、受けホッパ50に圧力容器2内に残った固形物を排出し、排出コンベア17により、キルン乾燥機18へ移送する。キルン乾燥機18では、移送された物質の水分をさらに低減し、乾燥後の物質が取り出される。その後、所望の調整等を施した後、肥料等の利用可能な物質として提供されることになる。
最後に、脱臭モードに入る。図12に示すように、密閉室1内の気体を蒸気吸込管6を介してボイラ5に導き、また、キルン乾燥機18の排気と、密閉室1内の気体を第2排気管19を介して脱臭室15に導き、脱臭処理を行う。このモードの時間は、通常10分程度である。
以上のような動作により、連続運転性、廃液及び臭気等の環境要因を改善した加水分解処理が可能となる。
本発明に係る加水分解処理システムは、例えば、鶏糞等の有機系廃棄物から肥料を生産する分野等において好適に利用できる。
本発明の実施の形態1における加水分解処理システムのブロック図 (a)本発明の実施の形態1ににおける圧力容器の正面図 (b)同圧力容器の平面図 本発明の実施の形態1における圧力容器の縦断面図 本発明の実施の形態1における縦型熱交換器の立面図 本発明の実施の形態1における加水分解処理システムのフローチャート 本発明の実施の形態1における加水分解処理システムの動作説明図 本発明の実施の形態1における加水分解処理システムの動作説明図 本発明の実施の形態1における加水分解処理システムの動作説明図 本発明の実施の形態1における加水分解処理システムの動作説明図 本発明の実施の形態1における加水分解処理システムの動作説明図 本発明の実施の形態1における加水分解処理システムの動作説明図 本発明の実施の形態1における加水分解処理システムの動作説明図
1 密閉室
2 圧力容器
2a 投入口
3 ホッパ
4 移送コンベア
5 ボイラ
6 蒸気投入管
7 蒸気吸込管
8 安全弁
9 非常用排気管
10 縦型熱交換器
11 通常排気管
12 真空ポンプ
13 廃液タンク
14 バブル室
15 脱臭室
16 第1排気管
17 排出コンベア
18 キルン乾燥機
19 第2排気管
20 制御室
21 撹拌モータ
22 出力軸
23 伝動機構
30 軸受部
31 スクリュー軸
32 左端壁
33 右端壁
34 センサ室
35 温度センサ
36 圧力センサ
37 上方突管
38 下方突管
38a 排出口
40 スクリュー
41 架台
42 第1ユニット
43 第2ユニット
42a、43a 煙突
44 ホッパ
45 ボール弁
46 給水口
47 給気管
48 排気管
49 ドレーン管
50 受けホッパ
51 バブル発生器

Claims (4)

  1. 水平軸を中心とする略回転体状をなす圧力容器と、
    前記圧力容器の周囲を密閉する密閉室と、
    前記圧力容器の給気側に接続され、前記密閉室外から前記圧力容器内へ蒸気を供給するボイラと、
    前記圧力容器の排気側に接続される熱交換器と、
    前記熱交換器に接続され、前記圧力容器の前記排気側を引圧とする真空ポンプと、
    前記真空ポンプに接続される廃液タンクと、
    前記密閉室内の臭気を回収する脱臭室とを備え、
    前記圧力容器内には、前記水平軸を中心とする動作領域内で回転し、前記圧力容器内の処理対象を撹拌する撹拌機構が設けられ、
    前記圧力容器の上部には、前記動作領域よりも上側に膨出するセンサ室が設けられ、
    前記センサ室内に前記圧力容器内の温度と圧力を計測するセンサが配設されることを特徴とする加水分解処理システム。
  2. 前記密閉室外に配設され処理対象が投入されるホッパと、前記ホッパに投入された前記処理対象を前記圧力容器内へ移送する移送コンベアをさらに備える請求項1記載の加水分解処理システム。
  3. 前記廃液タンクには、廃液にバブルを吐出するバブル発生器が設けられている請求項1から2のいずれかに記載の加水分解処理システム。
  4. 前記撹拌機構は、スクリューを含む請求項1から3のいずれかに記載の加水分解処理システム。
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