JP2017094032A - 手首系の運動機能訓練装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 手首を固定することなく、手首が円軌道を描く回転運動を行うことによってひじ関節を経て肩関節に至る手首系の骨のアライメントを適正化しようとする手首系の運動機能訓練装置を提供する。
【解決手段】 ベース板に回動自在に取付けられる基軸と、該基軸に該基軸の軸線と軸線が交差して取付けられて回動自在とされるハンドル部を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】 ベース板に回動自在に取付けられる基軸と、該基軸に該基軸の軸線と軸線が交差して取付けられて回動自在とされるハンドル部を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、自身が自力で運動機能回復・改善・向上の訓練を行う自動運動装置に属し、手首系の運動機能訓練装置に関する。
人体は動けているようで、本来の動きが出来ていない場合が殆どであり、それでも普通に生活できる所が厄介な所である。
この運動性の様子は手首の運動に現れる。その運動とは手首を固定せず、手首が円を描くように回転出来ることが本来の動きが出来ていることを現す一要素となる。
そのため、手に野球のボール等を持ち、空中で該ボールの中心を中心として手首が円を描くように回転させられるようになることを目的としたトレーニングを行っている。
しかしながら、これを修得するのは困難を極める為、この運動性を導きだしてくる運動器具が必要となった。
手の運動性が調うことにより、手の骨のアライメントが適切となっていくと共に、全身の骨格のアライメントが適切となって、全身の連動性が回復し動きが改善され向上していく。
このように末梢の運動性が高まることによって、中枢へと伝わる中で運動神経と感覚神経(体性神経系)が適切となり、末梢と中枢の双方向性が適切となって、全身の運動性が回復する。
これによって、骨格を動かす全ての筋肉や腱が本来の働きを取戻し、高い運動能力を発揮できる。
この運動性の様子は手首の運動に現れる。その運動とは手首を固定せず、手首が円を描くように回転出来ることが本来の動きが出来ていることを現す一要素となる。
そのため、手に野球のボール等を持ち、空中で該ボールの中心を中心として手首が円を描くように回転させられるようになることを目的としたトレーニングを行っている。
しかしながら、これを修得するのは困難を極める為、この運動性を導きだしてくる運動器具が必要となった。
手の運動性が調うことにより、手の骨のアライメントが適切となっていくと共に、全身の骨格のアライメントが適切となって、全身の連動性が回復し動きが改善され向上していく。
このように末梢の運動性が高まることによって、中枢へと伝わる中で運動神経と感覚神経(体性神経系)が適切となり、末梢と中枢の双方向性が適切となって、全身の運動性が回復する。
これによって、骨格を動かす全ての筋肉や腱が本来の働きを取戻し、高い運動能力を発揮できる。
手首の鍛錬強化に役立つとして手首強化器が実開昭61−77057号公報に開示されている。
ここでは、回動自在の回転板(5)に回転金具(8)を介してシャフト(9)を取付け、該シャフト(9)の先端に取付けられたハンドルを手で握り、手首を軸にして回すようにされている。
この手首強化器の利用により、手首が強化され、水泳、野球、テニス、柔道、剣道、鉄棒、鞍馬等において優れた技を身につける効果を奏するとされている。
ここでは、回動自在の回転板(5)に回転金具(8)を介してシャフト(9)を取付け、該シャフト(9)の先端に取付けられたハンドルを手で握り、手首を軸にして回すようにされている。
この手首強化器の利用により、手首が強化され、水泳、野球、テニス、柔道、剣道、鉄棒、鞍馬等において優れた技を身につける効果を奏するとされている。
しかしながら、手首を軸にして回すという動作だけでは適切なアライメントの形成には不十分であるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決しようとするもので、
手首を固定することなく、手首が円軌道を描く回転運動を行うことによってひじ関節を経て肩関節に至る手首系の骨のアライメントを適正化しようとする手首系の運動機能訓練装置を提供しようとするものである。
手首を固定することなく、手首が円軌道を描く回転運動を行うことによってひじ関節を経て肩関節に至る手首系の骨のアライメントを適正化しようとする手首系の運動機能訓練装置を提供しようとするものである。
本発明は上記課題を解決しようとするもので、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1に示す手首系の運動機能訓練装置は、ベース板に回動自在に取付けられる基軸と、該基軸に該基軸の軸線と軸線が交差して取付けられて回動自在とされるハンドル部とを備えたことを特徴とする。
請求項2に示す手首系の運動機能訓練装置置は、ベース板に回動自在に取付けられる基軸と、該基軸から延出されるアームと、該アームに枢着される延長アームと、該延長アームに回動自在とされるハンドル部とを備えたことを特徴とする。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
ハンドルの上面(実施例では球面にしている)に掌を当接させてハンドルを基軸の周りに回転させると、手首と中指の付け根側端を結ぶ線の略中心を中心として手首が天地左右に動いて円軌道を描く運動を行う。
これにより、手首の背屈・掌屈運動および橈屈・尺屈運動に加えて前腕の回内・回外運動および肩関節の内旋・外旋運動もが同時に行われスムーズに其々の運動性を移行しながら行われ肩甲帯さらには体幹の運動へと至り全身が連動していく。
この結果、末梢となる手の運動性を司る感覚神経と運動神経(体性神経系)が本来の様子に回復し、全身の腱や筋肉が適切に働くようになり、全身の連動性が回復し、全身の骨格のアライメントが適切化される。
ハンドルの上面(実施例では球面にしている)に掌を当接させてハンドルを基軸の周りに回転させると、手首と中指の付け根側端を結ぶ線の略中心を中心として手首が天地左右に動いて円軌道を描く運動を行う。
これにより、手首の背屈・掌屈運動および橈屈・尺屈運動に加えて前腕の回内・回外運動および肩関節の内旋・外旋運動もが同時に行われスムーズに其々の運動性を移行しながら行われ肩甲帯さらには体幹の運動へと至り全身が連動していく。
この結果、末梢となる手の運動性を司る感覚神経と運動神経(体性神経系)が本来の様子に回復し、全身の腱や筋肉が適切に働くようになり、全身の連動性が回復し、全身の骨格のアライメントが適切化される。
こうして、使用頻度の少なかった感覚神経と運動神経(体性神経系)が活発化し、その支配下にある筋肉や腱が回復し運動能力が回復するという効果を奏する。
さらには、ハンドルの形状を球体(15)とすることにより、回復した運動能力を向上させる効果を奏する。このとき、球体の中心と延長アームの軸線と基軸の軸線が交差した点が一致し、延長アームの基軸上に中指の拳をおいて球体を握る。これは後の実施例全てに当てはまる。
これらの効果は、運動機能の回復を必要とする者だけではなく、健常者やスポーツ選手においても運動機能を改善し向上するという効果を奏する。
さらには、ハンドルの形状を球体(15)とすることにより、回復した運動能力を向上させる効果を奏する。このとき、球体の中心と延長アームの軸線と基軸の軸線が交差した点が一致し、延長アームの基軸上に中指の拳をおいて球体を握る。これは後の実施例全てに当てはまる。
これらの効果は、運動機能の回復を必要とする者だけではなく、健常者やスポーツ選手においても運動機能を改善し向上するという効果を奏する。
本実施例の特徴とするところは、本発明の請求項2に示すもので、手首を固定することなく、掌の中指の付け根側端12と手首側端11を結ぶ線の略中心13を運動中心として手首11が天地左右で構成される面に円軌道を描く運動を行うことができる構造とされており、図1を用いて説明する。
なお、ここでいう略中心13は中指の中手骨30の掌側となる。
1は一側に開口される穴にベアリング等減摩部材2が嵌装されるベース板。3はベース板1に埋設される減摩部材2に挿通されて回動自在にベース板1に取付けられる基軸。4は基軸3から外方に延出されるアーム。
5はアーム4にヒンジねじ7を介して枢動可能とされアーム4の上面から基軸3の軸線9に向かって斜め上方に延出される延長アーム。6は円柱体の一側端面が球面とされ対向する他側端面に埋設される減摩部材8を介して延長アーム5の先端部に回動自在に取付けられるハンドル部であり、手首11と中指の付け根側端12を結ぶ線の略中心13が軸線10と基軸3の軸線9と交差する点と一致するように延長アーム5の長さが調整できる構造とされている。7は枢動される延長アーム5とアーム4との成す角度を任意設定した後その角度を保持可能とされるヒンジねじである。
なお、ここでいう略中心13は中指の中手骨30の掌側となる。
1は一側に開口される穴にベアリング等減摩部材2が嵌装されるベース板。3はベース板1に埋設される減摩部材2に挿通されて回動自在にベース板1に取付けられる基軸。4は基軸3から外方に延出されるアーム。
5はアーム4にヒンジねじ7を介して枢動可能とされアーム4の上面から基軸3の軸線9に向かって斜め上方に延出される延長アーム。6は円柱体の一側端面が球面とされ対向する他側端面に埋設される減摩部材8を介して延長アーム5の先端部に回動自在に取付けられるハンドル部であり、手首11と中指の付け根側端12を結ぶ線の略中心13が軸線10と基軸3の軸線9と交差する点と一致するように延長アーム5の長さが調整できる構造とされている。7は枢動される延長アーム5とアーム4との成す角度を任意設定した後その角度を保持可能とされるヒンジねじである。
以上の構成においてその作用を説明する。
図1において、例えば、本発明の手首系の運動機能回復装置を机の上に置いて、胸をハンドル部6の球面に対向させて図中右側に配設される図示しない椅子に腰かけて右手の中指と手首を結ぶ直線を略垂直にし親指を上向きにして掌をハンドル部6の球面に当接させた手でハンドル部6を掌で軽く掴む。これにより、前腕が回内運動し手首は背屈運動を強いられて手の中心13より地側に移動する。
図1において、例えば、本発明の手首系の運動機能回復装置を机の上に置いて、胸をハンドル部6の球面に対向させて図中右側に配設される図示しない椅子に腰かけて右手の中指と手首を結ぶ直線を略垂直にし親指を上向きにして掌をハンドル部6の球面に当接させた手でハンドル部6を掌で軽く掴む。これにより、前腕が回内運動し手首は背屈運動を強いられて手の中心13より地側に移動する。
次いで、掴んだ手でハンドル部6を軸線9の周りを周回するように回転させる。
この際、例えば、時計回りに90°回すと右手の姿勢変化に伴いハンドル部6が回転させられて前腕の更なる回内運動と共に手首の尺屈運動と掌屈方向の運動が強いられ右肩関節が内旋運動をして、指を前方とした略水平に姿勢変更させられて手首の天地方向位置は手の中心13と略同一高さに移動する。
この際、例えば、時計回りに90°回すと右手の姿勢変化に伴いハンドル部6が回転させられて前腕の更なる回内運動と共に手首の尺屈運動と掌屈方向の運動が強いられ右肩関節が内旋運動をして、指を前方とした略水平に姿勢変更させられて手首の天地方向位置は手の中心13と略同一高さに移動する。
さらに90°ハンドル部6を回転させると、前腕の回外方向の運動と手首の橈屈方向の運動が強いられ、肩関節の外旋方向の運動も強いられる。
それにより、手首は掌屈姿勢となり手首は手の中心13より天側に移動する。
それにより、手首は掌屈姿勢となり手首は手の中心13より天側に移動する。
さらに90°ハンドル部6を回転させると、前腕の回外運動と手首の橈屈運動が強いられ、肩関節の外旋運動も強いられ、中指と手首を結ぶ直線を略水平にし親指が上側となる姿勢に変更させられて手首の天地方向位置は手の中心13と略同一高さに移動する。
さらに90°ハンドル部6を回転させると元の場所に戻り、中指と手首を結ぶ直線を略垂直にし親指が上向きにされる姿勢に戻され、手首は背屈運動を強いられ、同時に前腕の回内運動と肩関節の内旋運動も強いられて手首の天地方向位置は手の中心13より地側に移動する。
このようにして、ハンドル部6の軸線9の周囲の回転過程に掌の中指の付け根側端12と手首側端11を結ぶ線の略中心13を運動中心として手首11が天地左右で構成される面に円軌道を描く運動を強いられて、手首の背屈・掌屈運動および橈屈・尺屈運動に加えて前腕の回内・回外運動および肩関節の内旋・外旋運動も強制的に行われ、繰り返し手でつかんでハンドル部6を回転させるとこれら運動に伴う感覚神経から伝わる脳の刺激は肩関節から手首に至る運動神経の指令系統を正常化し筋肉や腱が本来の連動体制を取戻し適切な骨のアライメントが形成され人間本来の運動性に回復し、あらゆる動きを改善し向上に結びついてくる。
なお、手首の背屈・掌屈や回内・回外、橈屈・尺屈、前腕の回内・回外のそれぞれの動作の可動範囲を大きくするにはアーム4と延長アーム5との成す角度を小さくすれば良い。それによって運動性は更に高まっていく。
本実施例の特徴とするところは、先ず人間本来の運動性を回復させ、次いで更にその運動性を高めていくことを目指し、例えば、手に野球のボール等を持って該ボールの中心の位置が動かない様に保持しつつ空中で実施例1における当該運動を行う運動性へと向上を図るものであり、図2を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第2実施例について説明する。
ハンドル部15を球体形状とし、基軸3の軸線9と軸線10の交差する点とハンドル部15の中心が一致する構造とし、中指の付け根側端12が軸線10上に一致するようにハンドル部15を掴む点である。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。
以上の構成においてその作用を説明する。
実施例1と同様に、図2において、右手の中指と手首を結ぶ直線を略垂直にし親指を上向きにして掌をハンドル部6の球面に当接させた手でハンドル部15を掌で包み込むように掴む。
このとき、中指の付け根側端12が軸線10上に一致するようにハンドル部15を掴む点が実施例1と異なる。
これにより、手首は背屈運動そして前腕は回内運動を強いられる。
この姿勢から実施例1と同様にハンドル部15を時計回りに回すと実施例1と同様にハンドル部15の軸線9の周囲の回転課程に手首の背屈・掌屈運動および橈屈・尺屈運動並びに回内・回外運動に加えて前腕の回内・回外運動および肩関節の内旋・外旋運動も強制的に行われて手首が円軌道を描く運動が行われ手首系の骨のアライメントが適正化される。
実施例1と同様に、図2において、右手の中指と手首を結ぶ直線を略垂直にし親指を上向きにして掌をハンドル部6の球面に当接させた手でハンドル部15を掌で包み込むように掴む。
このとき、中指の付け根側端12が軸線10上に一致するようにハンドル部15を掴む点が実施例1と異なる。
これにより、手首は背屈運動そして前腕は回内運動を強いられる。
この姿勢から実施例1と同様にハンドル部15を時計回りに回すと実施例1と同様にハンドル部15の軸線9の周囲の回転課程に手首の背屈・掌屈運動および橈屈・尺屈運動並びに回内・回外運動に加えて前腕の回内・回外運動および肩関節の内旋・外旋運動も強制的に行われて手首が円軌道を描く運動が行われ手首系の骨のアライメントが適正化される。
なお、ハンドル部15の大きさは掌に納まる程度とするため、手の平の大きさに合わせて取り換えが出来る構造とする。
本実施例の特徴とするところは、ハンドル部6を基軸3の軸線9から離間させて手首11と中指の付け根側端12を結ぶ線の略中心13を円周運動させる点である。
これにより、地球が自転しながら公転するのと同じように、先の1回転の運動をすることによって、中心13も一回転する運動となる。回転方向は両方向行う。
この運動を行うことによって、実施例による全身への連動運動が大きくなり効果が更に高まる。
図3を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第3実施例について説明する。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
これにより、地球が自転しながら公転するのと同じように、先の1回転の運動をすることによって、中心13も一回転する運動となる。回転方向は両方向行う。
この運動を行うことによって、実施例による全身への連動運動が大きくなり効果が更に高まる。
図3を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第3実施例について説明する。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
本実施例は、延長アーム5が伸ばされてハンドル部6が基軸3の軸線9から離間されて掌当接面とされる球面側が軸線9から離反する方向を向いている。
以上の構成においてその作用を説明する。
実施例1と同様に、図3において右手の中指と手首を結ぶ直線を略垂直にし親指を上向きにして掌をハンドル部6の球面に当接させた手でハンドル部6を掌で軽く掴む。
これにより、手首は背屈運動そして前腕は回内運動を強いられる。
この姿勢から実施例1と同様にハンドル部6を時計回りに回すと実施例1と同様にハンドル部6の軸線9の周囲の回転課程に手首の背屈・掌屈運動および橈屈・尺屈運動並びに回内・回外運動に加えて前腕の回内・回外運動および肩関節の内旋・外旋運動も強制的に行われる。
このように実施例1と同じ運動を起こしながら中心13が円周軌道の運動をする。
実施例1と同様に、図3において右手の中指と手首を結ぶ直線を略垂直にし親指を上向きにして掌をハンドル部6の球面に当接させた手でハンドル部6を掌で軽く掴む。
これにより、手首は背屈運動そして前腕は回内運動を強いられる。
この姿勢から実施例1と同様にハンドル部6を時計回りに回すと実施例1と同様にハンドル部6の軸線9の周囲の回転課程に手首の背屈・掌屈運動および橈屈・尺屈運動並びに回内・回外運動に加えて前腕の回内・回外運動および肩関節の内旋・外旋運動も強制的に行われる。
このように実施例1と同じ運動を起こしながら中心13が円周軌道の運動をする。
なお、ハンドル部6の姿勢を図中の2点鎖線に示すようにすると軸線9からハンドル部6が大きく離間するので肩甲帯から手首までの動きが大きくなる。
それにより、肩関節の内旋・外旋運動等の可動域を大きくできる。
それにより、肩関節の内旋・外旋運動等の可動域を大きくできる。
本実施例の特徴とするところは、実施例2と同様にハンドル部6を基軸3の軸線9から離間させて手首11と中指の付け根側端12を結ぶ線の略中心13を円周運動させる点であるが、運動の開始位置が異なるところにある。
実施例2の開始位置が基軸3の軸線9より利用者側であったのに対して、本実施例の開始位置は利用者から基軸3の軸線9を介した遠方となる。
これにより、中心13は実施例2と異なり掌当接面とされる球面側が基軸9に対しながら円周運動を行うこととなる。
この運動を行うべくアーム4を伸縮自在構造にして、開始位置が利用者から基軸3の軸線9を介した遠方となるようにした点である。
図4を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第4実施例について説明する。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
14は孔が刻設された基端側アーム41と、段付き軸とされ小径側の軸が前記孔に挿入されて進退自在とされるスライドアーム40とから成るアームである。
実施例2の開始位置が基軸3の軸線9より利用者側であったのに対して、本実施例の開始位置は利用者から基軸3の軸線9を介した遠方となる。
これにより、中心13は実施例2と異なり掌当接面とされる球面側が基軸9に対しながら円周運動を行うこととなる。
この運動を行うべくアーム4を伸縮自在構造にして、開始位置が利用者から基軸3の軸線9を介した遠方となるようにした点である。
図4を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第4実施例について説明する。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
14は孔が刻設された基端側アーム41と、段付き軸とされ小径側の軸が前記孔に挿入されて進退自在とされるスライドアーム40とから成るアームである。
以上の構成においてその作用を説明する。
図4に示すように、スライドアーム40を基端側アーム41から引き出してハンドル部6の平面側端面と基軸3の軸線9との間にハンドル部6の球面側を軸線9に対向させて配置させ図示しないロック手段を作用させてその状態を保持させる。
これにより、ハンドル部6は軸線9を介して利用者より遠方となって円周軌跡を描く。
図4に示すように、スライドアーム40を基端側アーム41から引き出してハンドル部6の平面側端面と基軸3の軸線9との間にハンドル部6の球面側を軸線9に対向させて配置させ図示しないロック手段を作用させてその状態を保持させる。
これにより、ハンドル部6は軸線9を介して利用者より遠方となって円周軌跡を描く。
実施例1と同様に、図4において右手の中指と手首を結ぶ直線を略垂直にし親指を上向きにして掌をハンドル部6の球面に当接させた手でハンドル部6を掌で軽く掴む。
これにより、手首は背屈運動そして前腕は回内運動を強いられる。
この姿勢から実施例1と同様にハンドル部6を時計回りに回すと実施例1と同様にハンドル部6の軸線9の周囲の回転課程に手首の背屈・掌屈運動および橈屈・尺屈運動並びに回内・回外運動に加えて前腕の回内・回外運動および肩関節の内旋・外旋運動も強制的に行われる。
反時計回りはこれとは逆の運動の流れとなる。
このように掌当接面とされる球面側を基軸面に対しながら離間し、実施例1と同じ運動を起こしながら中心13が円周軌道の運動をする。
これにより、手首は背屈運動そして前腕は回内運動を強いられる。
この姿勢から実施例1と同様にハンドル部6を時計回りに回すと実施例1と同様にハンドル部6の軸線9の周囲の回転課程に手首の背屈・掌屈運動および橈屈・尺屈運動並びに回内・回外運動に加えて前腕の回内・回外運動および肩関節の内旋・外旋運動も強制的に行われる。
反時計回りはこれとは逆の運動の流れとなる。
このように掌当接面とされる球面側を基軸面に対しながら離間し、実施例1と同じ運動を起こしながら中心13が円周軌道の運動をする。
なお、スライドアーム40後退させて基軸側アーム41に当接させるとハンドル部6が基軸3の軸線9を超えて離間され実施例2と同様の作用と効果を果たす。
図4において、延長アーム5もアーム4と同様に伸縮自在の構造にしてもよいことは言うまでもない。
本実施例の特徴とするところは、基軸3と延長アーム5をヒンジねじ7で連結し延長アーム5の傾斜角を自在に変更可能にして構造を簡素にした点である。
図5を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第5実施例について説明する。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
図5を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第5実施例について説明する。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
以上の構成においてその作用を説明する。
手首系にかけたい難易度の大きさに応じて延長アーム5を傾斜させた後、ヒンジねじ7をロックしてその傾斜姿勢を保持させる。
続いて、実施例1と同様にハンドル部6を基軸3の軸芯9の周りを回転させる。
これにより、実施例1と同様の作用と効果を奏する。
手首系にかけたい難易度の大きさに応じて延長アーム5を傾斜させた後、ヒンジねじ7をロックしてその傾斜姿勢を保持させる。
続いて、実施例1と同様にハンドル部6を基軸3の軸芯9の周りを回転させる。
これにより、実施例1と同様の作用と効果を奏する。
本実施例の特徴とするところは、本発明の請求項1に示すもので、図6を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第6実施例について説明する。
本実施例は、基軸3とハンドル部6を減摩部材8を介して接続しハンドル部6を回動自在にして構造を簡素にした点である。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
本実施例は、基軸3とハンドル部6を減摩部材8を介して接続しハンドル部6を回動自在にして構造を簡素にした点である。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
以上の構成においてその作用を説明する。
実施例1と同様にハンドル部6を基軸3の軸芯9の周りを回転させる。
これにより、実施例1と同様の作用と効果を奏する。
実施例1と同様にハンドル部6を基軸3の軸芯9の周りを回転させる。
これにより、実施例1と同様の作用と効果を奏する。
本実施例の特徴とするところは、実施例3で示した装置のベース板1を対向させて連結(一体化も可)し、左右の手の運動を同時にできるようにした点である。
図7を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第7実施例について説明する。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
図7を用いて本発明に係る手首系の運動機能訓練装置の第7実施例について説明する。
なお、実施例1を示す図1で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。また、ハンドル部6に内蔵される減摩部材8の図示を省略する。
図7を用いてその作用を説明する。
図に示すように、基軸3を水平にして装置を固定した後、一方のハンドル部6を右手で掴み他方は左手で掴んで実施例1と同様にハンドル部6を基軸3の軸芯9の周りを回転させる。
この際、右手と左手を同じ運動で回転させて左右の運動性のリズムを合わせ、
次に、基軸3へ180度ずらして取り付けて回転させ左右が180度ずれた運動性を高める。これによって、全身を連動させる運動機能の基盤が回復される。
図に示すように、基軸3を水平にして装置を固定した後、一方のハンドル部6を右手で掴み他方は左手で掴んで実施例1と同様にハンドル部6を基軸3の軸芯9の周りを回転させる。
この際、右手と左手を同じ運動で回転させて左右の運動性のリズムを合わせ、
次に、基軸3へ180度ずらして取り付けて回転させ左右が180度ずれた運動性を高める。これによって、全身を連動させる運動機能の基盤が回復される。
なお、実施例7では実施例3における手首系の運動機能訓練装置を対向させて連結させたがこれに限定されるものではない。
すなわち、実施例1及び実施例2における手首系の運動機能訓練装置を対向させて連結させても良く、それにより全身を連動させる運動機能の基盤は十分に回復される。
すなわち、実施例1及び実施例2における手首系の運動機能訓練装置を対向させて連結させても良く、それにより全身を連動させる運動機能の基盤は十分に回復される。
ところで、以上の装置を利用した訓練成果の目安は、手に野球のボール等を持ち、空中で該ボールの中心を軸として手首を天地左右の面上に円を描く運動をさせた際の前記ボールの軸の振れで判定できる。
すなわち、振れが小さいほど訓練成果が大きく、手首系の骨のアライメントが適切化されている証であり、利用者は運動能力の改善を実感できる。
すなわち、振れが小さいほど訓練成果が大きく、手首系の骨のアライメントが適切化されている証であり、利用者は運動能力の改善を実感できる。
なお、前記実施例では手首系の訓練用として実施例を述べたがこれに限定されるものではない。すなわち、足首系の運動機能訓練装置としても利用できる。
この際は、ハンドル部6の球面側端面を平面にするのが好ましい。そして、床面に該装置を置き訓練者の大腿部裏面を椅子から浮かせて椅子に腰かけて足の裏をハンドルぶ上端平面部に当接させる。こうして、足を操作してハンドル部を基軸の周りを繰り返し周回させると前記実施例と同様に足首から膝関節を経由して股関節に至る骨のアライメントも適正化される。
この際は、ハンドル部6の球面側端面を平面にするのが好ましい。そして、床面に該装置を置き訓練者の大腿部裏面を椅子から浮かせて椅子に腰かけて足の裏をハンドルぶ上端平面部に当接させる。こうして、足を操作してハンドル部を基軸の周りを繰り返し周回させると前記実施例と同様に足首から膝関節を経由して股関節に至る骨のアライメントも適正化される。
本発明は上肢・下肢系のアライメント適正化の為に、スポーツジム、スポーツチーム・クラブ、公共施設、一般家庭等における機能訓練等に利用される。
1 ベース板 11 手首
2 減摩部材 12 中指の付け根側端
3 基軸 13 手首と中指の付け根側端を結ぶ線の中心
4 アーム 14 アーム
5 延長アーム 15 球体ハンドル部
6 ハンドル部 30 中指の中手骨
7 ヒンジねじ 40 スライドアーム
8 減摩部材 41 基軸側アーム
9 軸線
10 軸線
2 減摩部材 12 中指の付け根側端
3 基軸 13 手首と中指の付け根側端を結ぶ線の中心
4 アーム 14 アーム
5 延長アーム 15 球体ハンドル部
6 ハンドル部 30 中指の中手骨
7 ヒンジねじ 40 スライドアーム
8 減摩部材 41 基軸側アーム
9 軸線
10 軸線
Claims (2)
- ベース板に回動自在に取付けられる基軸と、該基軸に該基軸の軸線と軸線が交差して取付けられて回動自在とされるハンドル部とを備えたことを特徴とする手首系の運動機能訓練装置
- ベース板に回動自在に取付けられる基軸と、該基軸から延出されるアームと、該アーム枢着される延長アームと、該延長アームに軸線が前記基軸の軸線と交差して取付けられて回動自在とされるハンドル部とを備えたことを特徴とする手首系の運動機能訓練装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015244614A JP2017094032A (ja) | 2015-11-27 | 2015-11-27 | 手首系の運動機能訓練装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015244614A JP2017094032A (ja) | 2015-11-27 | 2015-11-27 | 手首系の運動機能訓練装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017094032A true JP2017094032A (ja) | 2017-06-01 |
Family
ID=58804524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015244614A Pending JP2017094032A (ja) | 2015-11-27 | 2015-11-27 | 手首系の運動機能訓練装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017094032A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109953868A (zh) * | 2017-12-22 | 2019-07-02 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种腕部扭摆助力康复装置 |
JP2019130274A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 啓晋 五十嵐 | 指力トレーニング器 |
-
2015
- 2015-11-27 JP JP2015244614A patent/JP2017094032A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109953868A (zh) * | 2017-12-22 | 2019-07-02 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种腕部扭摆助力康复装置 |
CN109953868B (zh) * | 2017-12-22 | 2023-08-22 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种腕部扭摆助力康复装置 |
JP2019130274A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 啓晋 五十嵐 | 指力トレーニング器 |
JP7043018B2 (ja) | 2018-02-02 | 2022-03-29 | 啓晋 五十嵐 | 指力トレーニング器 |
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