JP2017093270A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力トルクの算出負荷の軽減されたモータ制御装置を提供する。【解決手段】ロータの回転数とバッテリ電圧とに基づいて最大定格トルクを算出する最大定格トルク算出部と、ステータを流れる電流と出力トルクとの対応関係を示す出力トルクマップの記憶されたメモリと、最大定格トルク、ステータを流れる電流、および、出力トルクマップに基づいて出力トルクを推定する出力トルク推定部と、目標トルクと出力トルクとの偏差、および、ロータの回転角に基づいてインバータを制御する制御部と、を有する。第1タスクにおいて出力トルク推定部は、出力トルクマップにおける出力トルクの算出に用いる範囲を選択し、第1タスクよりも周期の早い第2タスクにおいて出力トルク推定部は、出力トルクマップにおける選択された範囲と、ステータを流れる電流とに基づいて出力トルクを推定する。【選択図】図3

Description

本発明は、モータを制御するモータ制御装置に関するものである。
特許文献1に示されるように、交流電動機を回転駆動する駆動制御装置が知られている。この駆動制御装置は、交流電動機の出力トルク値を検出するトルク検出手段と、検出した出力トルク値と所与のトルク指令値との差を表すトルク偏差を生成する手段と、トルク偏差を無くすように矩形波電圧の位相を設定する位相設定手段と、を有する。
特開2000−50689号公報
特許文献1に記載のトルク検出手段は、トルクセンサを用いて出力トルク値(以下、単に出力トルクと示す)を検出している。しかしながら出力トルクの検出方法は、他にもある。例えば、交流電動機(以下、単にモータと示す)に流れる電流と出力トルクとの対応関係を示す出力トルクマップを予め記憶しておき、その出力トルクマップと検出した電流とに基づいて出力トルクを算出する方法も考えられる。
ところでモータを高精度に制御しようとする場合、付与されるトルク指令値に対する出力トルクの応答性を高めることが必要になる。これを実現するには、出力トルクの算出周期を短くして、出力トルクを高頻度に検出する必要がある。しかしながら出力トルクを検出するためにはその検出負荷(算出負荷)に応じた時間が必要となる。そのため出力トルクの算出周期を短くするには、出力トルクの算出負荷を軽減しなくてはならない。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、出力トルクの算出負荷の軽減されたモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するための開示された発明の1つは、ロータとステータとを有するモータ(300)を制御するモータ制御装置であって、
ロータの回転数と、ステータに電気的に接続されたインバータ(200)に入力されるバッテリ電圧とに基づいてモータに発生することのできる最大定格トルクを算出する最大定格トルク算出部(30)と、
ステータを流れる電流と、モータに発生する出力トルクとの対応関係を示す出力トルクマップの記憶されたメモリ(40)と、
最大定格トルク算出部によって算出された最大定格トルク、ステータを流れる電流、および、メモリに記憶された出力トルクマップに基づいて出力トルクを推定する出力トルク推定部(50)と、
外部制御装置(500)から入力される目標トルクと出力トルク推定部によって推定された出力トルクとの偏差、および、ロータの回転角に基づいてインバータを制御する制御部(60)と、を有し、
独立した周期的なタスクを、第1タスク、第1タスクよりも周期の早いタスクを第2タスクとすると、
第1タスクにおいて、最大定格トルク算出部は最大定格トルクを算出し、出力トルク推定部は最大定格トルク算出部の算出した最大定格トルクに基づいて出力トルクマップにおける出力トルクの算出に用いる範囲を選択し、
第2タスクにおいて、出力トルク推定部は出力トルクマップにおける選択された範囲と、ステータを流れる電流とに基づいて出力トルクを推定する。
このように本発明では、第1タスクにおいて出力トルクマップにおける出力トルクの算出に用いる範囲を選択している。そのため第2タスクにおいて範囲の狭められた出力トルクマップを用いて出力トルクを算出することができる。この結果、出力トルクの算出負荷が軽減される。ひいては、出力トルクを推定する第2タスクの周期を短くすることができる。
なお、特許請求の範囲に記載の請求項、および、課題を解決するための手段それぞれに記載の要素に括弧付きで符号をつけている。この括弧付きの符号は実施形態に記載の各構成要素との対応関係を簡易的に示すためのものであり、実施形態に記載の要素そのものを必ずしも示しているわけではない。括弧付きの符号の記載は、いたずらに特許請求の範囲を狭めるものではない。
第1実施形態に係るモータ制御装置の概略構成を示すブロック図である。 最大定格トルクを示すグラフ図である。 出力トルクマップを示す図表である。 出力トルクを示すグラフ図である。 低周期タスクにおける探索範囲の決定処理を示すフローチャートである。 高周期タスクにおける出力トルクの算出処理を示すフローチャートである。 補助マップを用いた探索範囲の決定処理を説明するための図表である。 第2実施形態の出力トルクマップを示す図表である。 第2実施形態の出力トルクマップを示す図表である。 第2実施形態の出力トルクマップを示す図表である。 第2実施形態の低周期タスクにおける探索範囲の決定処理を説明するためのフローチャートである。 出力トルクマップの変形例を示す図表である。 出力トルクマップの変形例を示す図表である。 出力トルクマップの変形例を示す図表である。
以下、本発明に係るモータ制御装置を、ハイブリッド車両に搭載されたモータを制御する電子制御装置に適用した場合の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図6に基づいて本実施形態に係る電子制御装置を説明する。なお図1においては電子制御装置100の他に、インバータ200、モータ300、高圧バッテリ400、および、上位ECU500を図示している。上位ECU500は外部制御装置に相当する。
図1に示すように電子制御装置100はインバータ200と電気的に接続されている。そしてインバータ200はモータ300および高圧バッテリ400それぞれと電気的に接続されている。電子制御装置100はインバータ200を構成するスイッチ素子をPWM制御する。これによりモータ300の3相ステータコイルと高圧バッテリ400との電気的な接続が制御され、3相ステータコイルに3相交流が流れる。この結果、3相ステータコイルから3相回転磁界が発生する。本実施形態のモータ300のロータは、永久磁石が積層鉄心に埋め込まれて成る埋込磁石形回転子である。ロータから発せられる磁界と3相回転磁界とが交差すると、ロータに回転トルクが発生する。この回転トルクによってモータ300の回転が促される、若しくは、妨げられる。本実施形態のモータ300はハイブリッド車両の出力軸に連結されている。したがって上記の回転トルクによってハイブリッド車両の推進力や制動力が発生される。
なおハイブリッド車両の動力源としては、モータ300の他に内燃機関がある。またハイブリッド車両には発電機も搭載されている。これらモータ300、内燃機関、および、発電機は、動力分配機構を介して連結されている。この動力分配機構は、例えば遊星歯車である。
電子制御装置100はハイブリッド車両に設けられた各種センサと電気的に接続されている。図1にその代表として、電流センサ101、回転角センサ102、および、電圧センサ103を図示する。電流センサ101は3相交流を検出する。回転角センサ102はロータの回転角を検出する。電圧センサ103は高圧バッテリ400のバッテリ電圧を検出する。電子制御装置100はこれらセンサ101〜103の検出信号に基づいて、ロータに発生している回転トルク(以下、出力トルクと示す)を推定する。
図1に示すように電子制御装置100は、パワーマネジメントECUなどの上位ECU500と図示しないバス配線を介して通信可能となっている。上位ECU500はロータに発生させたい回転トルク(以下、目標トルクと示す)を電子制御装置100に通知する。電子制御装置100は目標トルクと出力トルクとの偏差を算出する。そして電子制御装置100は算出した偏差がゼロとなるように、インバータ200に出力するPWM信号のデューティ比を決定する。
また電子制御装置100は、回転角センサ102の検出信号に基づいて、インバータ200を構成する複数のスイッチ素子のいずれにPWM信号を出力するのかを決定する。より具体的に言えば、電子制御装置100はロータが電気角で60°回転する毎に、インバータ200を構成する複数のスイッチ素子のいずれにPWM信号を出力するのかを決定する。これにより3相ステータコイルに3相交流が流れる。
電子制御装置100は、独立した周期的なタスクとして、低周期タスクと高周期タスクを有する。低周期タスクは高周期タスクよりも周期が長い。例えば低周期タスクは数msオーダーで実行される。高周期タスクは数十μsオーダーで実行される。電子制御装置100は低周期タスクにおいて、後述するように出力トルクを推定するための出力トルクマップの探索範囲を決定する。そして電子制御装置100は高周期タスクにおいて出力トルクを推定し、上記のPWM信号を生成する。低周期タスクが第1タスクに相当する。高周期タスクが第2タスクに相当する。
次に、電子制御装置100の詳細構成を説明する。図1に示すように電子制御装置100は、dq軸変換部10、回転数演算部20、最大定格トルク算出部30、メモリ40、出力トルク推定部50、および、制御部60を有する。
dq軸変換部10の入力端子は、電流センサ101および回転角センサ102と電気的に接続されている。そしてdq軸変換部10の出力端子は出力トルク推定部50と電気的に接続されている。電流センサ101は3相交流iu,iv,iwのうち、少なくとも2つを検出する。dq軸変換部10は電流センサ101によって検出された3相電流を、回転角センサ102によって検出された回転角θrに基づいて、磁束成分にかかわるd軸電流idと、トルク成分にかかわるq軸電流iqとに変換する。dq軸変換部10はこのd軸電流とq軸電流それぞれを出力トルク推定部50に出力する。
回転数演算部20の入力端子は回転角センサ102と電気的に接続されている。そして回転数演算部20の出力端子は最大定格トルク算出部30と電気的に接続されている。回転数演算部20は回転角センサ102の検出信号に基づいて、ロータの回転数を検出する。回転数演算部20はこの回転数を最大定格トルク算出部30に出力する。
最大定格トルク算出部30の入力端子は、回転数演算部20および電圧センサ103と電気的に接続されている。そして最大定格トルク算出部30の出力端子は出力トルク推定部50と電気的に接続されている。最大定格トルク算出部30は、図2に示す回転数およびバッテリ電圧と最大定格トルクとの対応関係を示す最大定格トルクマップを記憶している。最大定格トルクは回転数とバッテリ電圧とによってロータに発生することのできる回転トルクの最大値である。最大定格トルク算出部30は回転数演算部20から入力される回転数と電圧センサ103から入力されるバッテリ電圧、および、記憶している最大定格トルクマップに基づいて、最大定格トルクを算出する。最大定格トルク算出部30は算出した最大定格トルクを出力トルク推定部50に出力する。なお図2に曲線矢印で示すように、最大定格トルクは回転数が高まるにつれて低下する傾向を示す。
メモリ40は、d軸電流およびq軸電流と出力トルクとの対応関係を示す出力トルクマップを記憶している。図3に出力トルクマップの一例を示す。出力トルクマップは行列表記される。この行列の1行目にd軸電流が配置され、1列目にq軸電流が配置されている。そして出力トルクは、n、mを2以上の自然数とすると、n行m列に配置されている。このn行m列に配置された出力トルクは、その行番号に対応するq軸電流の値と、列番号に対応するd軸電流の値とに対応している。d軸電流は、列番号が増大するにしたがってマイナスからプラスへと増大するように配置されている。同様にしてq軸電流は、行番号が増大するにしたがってマイナスからプラスへと増大するように配置されている。本実施形態のメモリ40には、図3に示す出力トルクマップが記憶されている。
出力トルクをT、モータ300の磁極数をP、φを永久磁石の電機子鎖交磁束数、d軸電流をid、q軸電流をiq、d軸のリアクタンスをLd、q軸のリアクタンスをLqとすると、T=P{φ×iq+(Ld−Lq)×id×iq}と表される。上記したように本実施形態のロータは埋込磁石形回転子である。この場合、Ld<Lqとなる。
ところでq軸電流を−idとすると、出力トルクは−Tとなる。このように出力トルクの正負は、q軸電流の正負(流動方向)によって定まる。例えば図3に示すように、d軸電流が0Aであり、q軸電流が−150Aである時の出力トルクは−35Nmとなる。これに対してd軸電流が0Aであり、q軸電流が150Aである時の出力トルクは35Nmとなる。
また上記式からも明りょうなように、d軸電流がマイナスの場合、プラスの場合と比べて出力トルクの絶対値が大きくなる。例えば図3に示すように、d軸電流が−100Aであり、q軸電流が−150Aである時の出力トルクの絶対値は65Nmである。これに対してd軸電流が100Aであり、q軸電流が150Aである時の出力トルクの絶対値は30Nmである。そのために電子制御装置100は、インバータ200によってモータ300を制御する際、d軸電流を0以下の値で制御する。
さらに言えば図3に示すように、q軸電流が一定の場合においてd軸電流がゼロから減少すると、出力トルクの絶対値が増大する。例えばq軸電流が250Aのとき、d軸電流はゼロからマイナスへと向かうにしたがって、50Nm,70Nm,80Nm,100Nm,110Nm,130Nmと変化する。このようにq軸電流が一定の場合、d軸電流がゼロの時に、モータ300の制御範囲において出力トルクは最低値となる。
以上に示したように出力トルクの正負はq軸電流の正負によって定まる。そして出力トルクの最低値は、モータ300の制御範囲においてd軸電流がゼロの時になる。
出力トルク推定部50の入力端子は、dq軸変換部10、最大定格トルク算出部30、および、メモリ40それぞれと電気的に接続されている。そして出力トルク推定部50の出力端子は制御部60と電気的に接続されている。
出力トルク推定部50は上記の低周期タスクにおいて、最大定格トルク算出部30から入力される最大定格トルクに基づいて、出力トルクマップにおける出力トルクの推定に用いる探索範囲を確定する。そして出力トルク推定部50は上記の高周期タスクにおいて、低周期タスクで求めた探索範囲、および、dq軸変換部10から入力されるd軸電流とq軸電流に基づいて、出力トルクを推定する。出力トルク推定部50は、その推定した出力トルクを制御部60に出力する。
以下、探索範囲の確定を説明する。上記したように出力トルクの最低値は、モータ300の制御範囲においてd軸電流がゼロの時である。そこで出力トルク推定部50は、最大定格トルクの絶対値と、出力トルクマップに含まれるd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値との差分値を算出する。そして出力トルク推定部50は、その差分値が閾値以下となる場合のq軸電流を含む範囲を、出力トルクを算出する際の探索範囲として確定する。これによれば、探索範囲には最大定格トルク以下の出力トルクが含まれることとなる。これにより出力トルク推定部50は、出力トルクの算出に必要な出力トルクマップの範囲を確保する。
図3に示すように、d軸電流が0Aであり、q軸電流が−250A,−200A,−150A,−100Aと変化するにしたがって、出力トルクは−50Nm,−45Nm,−35Nm,20Nmと変化する。出力トルク推定部50はこれら出力トルクの絶対値と最大定格トルクの絶対値との差分値を順次算出する。そして出力トルク推定部50は、順次算出する差分値が閾値以下になるか否かを判定する。例えば最大定格トルクが30の場合、出力トルクの絶対値が35の時の差分値が閾値以下となる。また、d軸電流が0Aであり、q軸電流が250A,200A,150A,100Aと変化するにしたがって、出力トルクは50Nm,45Nm,35Nm,20Nmと変化する。この場合、出力トルクの絶対値が35の時に差分値が閾値以下となる。したがって出力トルク推定部50は、図3において一点鎖線で囲って示すように、出力トルクマップにおけるq軸電流が−150A以上150A以下の範囲を、探索範囲として選択する。これにより探索範囲がもとの出力トルクマップよりも狭まる。なお上記の閾値は、出力トルクマップに含まれるd軸電流とq軸電流の値の細かさ、すなわち出力トルクの値の細かさに応じて決定される。閾値は、出力トルクの刻み幅の最小値に基づいて決定される。
図4に、横軸をd軸電流、縦軸をq軸電流とするグラフに値が一定の出力トルクを複数図示する。このグラフに破線でもってq軸電流が0以上における出力トルクマップの範囲を記載する。この破線で示した範囲は、上記の探索範囲の確定によって、一点鎖線でもって示される探索範囲に狭められることとなる。なお出力トルク推定部50の低周期タスクおよび高周期タスクそれぞれにおける出力トルク推定部50の処理については、後で図5および図6に基づいて改めて説明する。
制御部60は高周期タスクにおいてPWM信号を生成する。制御部60は図1に示すように差分演算部61、位相演算部62、振幅演算部63、振幅変換部64、3軸変換部65、PWM制御部66を有する。
差分演算部61の入力端子は、出力トルク推定部50および上位ECU500と電気的に接続されている。そして差分演算部61の出力端子は位相演算部62と電気的に接続されている。差分演算部61は出力トルク推定部50から入力される出力トルクと、上位ECU500から入力される目標トルクとの偏差ΔTを算出する。そして差分演算部61はその偏差ΔTを位相演算部62に出力する。
位相演算部62の入力端子は差分演算部61と電気的に接続されている。そして位相演算部62の出力端子は振幅変換部64と電気的に接続されている。位相演算部62は差分演算部61から入力される偏差ΔTと記憶している比例定数とに基づいて進角位相θvを算出する。そして位相演算部62はその進角位相θvを振幅変換部64に出力する。
振幅演算部63の入力端子は電圧センサ103と電気的に接続されている。そして振幅演算部63の出力端子は振幅変換部64と電気的に接続されている。振幅演算部63は電圧センサ103から入力されるバッテリ電圧VHに記憶している変調率αを乗算することで振幅Vrを算出する。そして振幅演算部63はその振幅Vrを振幅変換部64に出力する。なお変調率αは振幅演算部63が記憶しているのではなく、外部から入力される構成を採用することもできる。
振幅変換部64の入力端子は、位相演算部62および振幅演算部63と電気的に接続されている。そして振幅変換部64の出力端子は3軸変換部65と電気的に接続されている。振幅演算部63は位相演算部62から入力される進角位相θvを用いて、振幅演算部63から入力される振幅Vrをd軸電圧Vdとq軸電圧Vqとに変換する。詳しく言えば、振幅変換部64はVd=Vrcosθv、Vq=Vrsinθvの演算を行う。そして振幅変換部64は変換した電圧Vd,Vqを3軸変換部65に出力する。
3軸変換部65の入力端子は、回転角センサ102および振幅変換部64と電気的に接続されている。そして3軸変換部65の出力端子はPWM制御部66と電気的に接続されている。3軸変換部65は回転角センサ102から入力される回転角θrに基づいて、振幅変換部64から入力される電圧Vd,Vqを3軸電圧Vu,Vv,Vwに変換する。そして3軸変換部65は変換した3軸電圧Vu,Vv,VwをPWM制御部66に出力する。
PWM制御部66の入力端子は、3軸変換部65および回転角センサ102と電気的に接続されている。そしてPWM制御部66の出力端子はインバータ200と電気的に接続されている。PWM制御部66は3軸変換部65から入力される3軸電圧Vu,Vv,Vwに基づいて、PWM信号のデューティ比を決定する。そしてPWM制御部66は回転角センサ102から入力される回転角θrに基づいて、インバータ200を構成する複数のスイッチ素子のいずれにPWM信号を出力するのかを決定する。
なおインバータ200は3相ステータコイルに対応して、2つのスイッチ素子が直列接続されて成るスイッチ群を3つ有する。PWM制御部66は、これら3つのスイッチ群のうちの1つにPWM信号UU,ULを出力し、残りの2つのうちの1つにPWM信号VU,VLを出力し、最後の1つにPWM信号WU,WLを出力する。
次に、図3および図5に基づいて、出力トルク推定部50の低周期タスクにおける探索範囲の決定処理を説明する。図3においては、図5に示すステップS20とステップS30を説明するためのインデックスnを、2行目から12行目へと向かって順に0〜10と付与している。0はインデックスnの最小値であり、以下においてはIndexmと示す。そして10はインデックスnの最大値であり、以下においてはIndexMと示す。
先ず出力トルク推定部50は、図5に示すステップS10において最大定格トルクを取得する。そして出力トルク推定部50はステップS20へと進む。
ステップS20は、ステップS21〜S24からなる昇順探索である。ステップS21とステップS22は、インデックスnをIndexmからIndexMへと向かって、順に+1ずつ変化させることを示している。そしてステップS23は、最大定格トルクの絶対値|Tmr|が、インデックスnにおけるd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値|Tm0|よりも低いか否かを判定することを示している。出力トルク推定部50はステップS20へ進むと、インデックスnを0から10へと向かって昇順探索する。そして出力トルク推定部50は、|Tmr|が|Tm0|よりも低い場合の上限インデックスを見つけると、ステップS24へと進み、次のステップS30へと進む。図3に、インデックス0から2まで昇順探索した結果、上限インデックスとして2を検出した場合の例を示す。
ステップS30は、ステップS31〜S34からなる降順探索である。ステップS31とステップS32は、インデックスnをIndexMからIndexmへと向かって、順に−1ずつインデックスを変化させることを示している。そしてステップS33は、最大定格トルクの絶対値|Tmr|が、インデックスnにおけるd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値|Tm0|よりも低いか否かを判定することを示している。出力トルク推定部50はステップS30へ進むと、インデックスnを10から0へと向かって降順探索する。そして出力トルク推定部50は、|Tmr|が|Tm0|よりも低い場合の下限インデックスを見つけると、ステップS34へと進み、低周期タスクにおける探索範囲の決定処理を終了する。図3に、インデックスnを10から8まで降順探索した結果、下限インデックスとして8を検出した場合の例を示す。この例の場合、出力トルク推定部50は出力トルクマップにおけるインデックス2〜8を含む範囲を探索範囲として確定する。
次に、図6に基づいて、出力トルク推定部50の高周期タスクにおける出力トルクの算出処理を説明する。図6に示すように高周期タスクにおける算出処理は1つのステップで表すことができる。ステップS100において出力トルク推定部50は、探索範囲の中から、入力されるd軸電流とq軸電流に対応する出力トルクを探索して算出する。上記したように高周期タスクは低周期タスクよりも周期が短い。しかしながら上記したように探索範囲は出力トルクマップの全範囲よりも狭い。したがって出力トルク推定部50の高周期タスクにおける出力トルクの探索時間は短くなっている。
次に、本実施形態に係る電子制御装置100の作用効果を説明する。上記したように、電子制御装置100は低周期タスクで出力トルクマップにおける出力トルクの算出に用いる探索範囲を検出している。そのために電子制御装置100は高周期タスクにおいて出力トルクマップの全範囲よりも範囲の狭い探索範囲を用いて出力トルクを推定することができる。この結果、出力トルクの算出負荷が軽減される。ひいては、出力トルクを推定する高周期タスクの周期を短くすることができる。
出力トルク推定部50は、最大定格トルクの絶対値と、出力トルクマップに含まれるd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値との差分値を算出し、その差分値が閾値以下となる場合のq軸電流を含む範囲を、出力トルクを算出する際の探索範囲として確定する。これによれば出力トルクの算出に必要な探索範囲を確保しつつ、高周期タスクにおける出力トルクの算出負荷を軽減することができる。
メモリ40には、1つの出力トルクマップが記憶されている。これによれば、複数の出力トルクマップがメモリ40に記憶される構成と比べて、メモリ40に記憶される出力トルクマップにかかわる記憶容量を低くすることができる。
本実施形態では、メモリ40に出力トルクマップが記憶された例を示した。しかしながらメモリ40には出力トルクマップの他に、図7に示す補助トルクマップが記憶された構成を採用することもできる。補助トルクマップには、d軸電流がゼロの時のq軸電流に対する出力トルクが記憶されている。この変形例の場合に出力トルク推定部50は、低周期タスクにおいて補助トルクマップを用いて上限インデックスと下限インデックスとを算出し、探索範囲を確定する。これによれば、出力トルクマップを用いて探索範囲を確定する構成と比べて、低周期タスクにおける処理負荷が軽減される。
本実施形態では、昇順探索と降順探索の両方を実施する例を示した。しかしながら図3に示すように出力トルクの絶対値はq軸電流の絶対値によって定まる。したがって出力トルクマップにおけるq軸電流のマイナスの最大値とプラスの最大値の両者の絶対値が相等しく、q軸電流の刻み幅が一定で、q軸電流の総数が奇数の場合、昇順探索と降順探索の一方を行うだけでもよい。例えば図3に示すように昇順探索によって上限インデックスが2と定まった場合、それは最小インデックス0から2だけ増加したことを示すこととなる。この場合、最大インデックス10から2を減算することで、下限インデックスを8として求めることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図8〜図11に基づいて説明する。第2実施形態に係る電子制御装置は上記した実施形態によるものと共通点が多い。そのため以下においては共通部分の説明を省略し、異なる部分を重点的に説明する。また以下においては上記した実施形態で示した要素と同一の要素には同一の符号を付与する。
第1実施形態では、メモリ40に1つの出力トルクマップが記憶され、その1つの出力トルクマップにおいて探索範囲が求められる例を示した。これに対して本実施形態では、メモリ40にq軸電流の絶対値の記憶範囲の相異なる複数の出力トルクマップが記憶され、その複数の出力トルクマップの中の1つを選択することで探索範囲を求める点を特徴とする。
メモリ40には、例えば図8〜図10に示す出力トルクマップが記憶されている。図8の出力トルクマップのd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値の最大値は50Nmである。図9の出力トルクマップのd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値の最大値は35Nmである。図10の出力トルクマップのd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値の最大値は10Nmである。
出力トルク推定部50は低周期タスクにおいて、複数の出力トルクマップそれぞれのd軸電流がゼロの時の出力トルクの最大値の絶対値と最大定格トルクの絶対値との差分値を算出する。そして出力トルク推定部50は、その差分値が閾値以下となる場合の出力トルクマップを、出力トルクを算出する際の探索範囲として選択する。
次に、図8〜図11に基づいて、出力トルク推定部50の低周期タスクにおける探索範囲の決定処理を説明する。以下、図8〜図10に示す出力トルクマップを、順に第0〜第2出力トルクマップと示す。
先ず出力トルク推定部50は、図11に示すステップS10において最大定格トルクを取得する。そして出力トルク推定部50はステップS40へと進む。
ステップS40は、ステップS41〜S44からなる昇順探索である。ステップS41とステップS42は、出力トルクマップの番数nを最小値(0)から最大値M(2)へと向かって、順に+1ずつ変化させることを示している。そしてステップS43は、最大定格トルクの絶対値|Tmr|が、番数nの出力トルクマップにおけるd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値|Tm0|よりも低いか否かを判定することを示している。出力トルク推定部50はステップS40へ進むと、番数nを0から2へと向かって昇順探索する。そして出力トルク推定部50は、|Tmr|が|Tm0|よりも低い場合の番数を見つけると、ステップS44へと進み、低周期タスクにおける探索範囲の決定処理を終了する。例えば最大定格トルクが30Nmの場合、出力トルク推定部50は図9に示す第1出力トルクマップを探索範囲として選択する。
以上の構成によれば、第1実施形態と同様にして、出力トルクの算出に必要な探索範囲を確保しつつ、高周期タスクにおける出力トルクの算出負荷を軽減することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
各実施形態では、本発明に係るモータ制御装置をハイブリッド車両に搭載されたモータを制御する電子制御装置に適用した例を示した。しかしながら上記例に限定されず、例えば本発明に係るモータ制御装置を電気自動車に搭載されたモータを制御する電子制御装置に適用してもよい。
(第1の変形例)
各実施形態では、出力トルクマップにd軸電流のマイナス値とプラス値、および、q軸電流のマイナス値とプラス値それぞれに対応する出力トルクが記憶された例を示した。しかしながら上記したように出力トルクの正負はq軸電流の正負によって定まる。したがって例えば図12に示す出力トルクマップに対して、図13に示すようにq軸電流のマイナス値を除いた出力トルクマップを採用することもできる。この変形例の場合、q軸電流の絶対値とd軸電流とに基づいて、図13に示す出力トルクマップから出力トルクの絶対値を算出することができる。そして出力トルクの発生方向をq軸電流の正負(流動方向)に基づいて算出することができる。これによれば出力トルクマップにq軸電流がプラスとマイナスの両方の値が含まれる構成と比べて、メモリ40に記憶される出力トルクマップにかかわる記憶容量を低くすることができる。
(第2の変形例)
また、上記したように電子制御装置100は、インバータ200によってモータ300を制御する際、d軸電流を0以下の値で制御する。したがって図14に示すように、出力トルクマップにはd軸電流がゼロ以下の範囲のみが含まれた構成を採用することもできる。これによれば出力トルクマップにd軸電流がプラスとマイナスの両方の値が含まれる構成と比べて、メモリ40に記憶される出力トルクマップにかかわる記憶容量を低くすることができる。なお図14に示す出力トルクマップでは、d軸電流が250の時に出力トルクの値としてゼロが記憶されている。これは線形補完によって出力トルクマップの探索時間を算出するためのものである。
(その他の変形例)
各実施形態ではハイブリッド車両に発電機が搭載されている例を示した。しかしながらハイブリッド車両に発電機が搭載されていなくともよい。
各実施形態では、最大定格トルクの絶対値と、出力トルクマップに含まれるd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値との差分値が閾値以下となる場合のq軸電流を含む範囲を、出力トルクを算出する際の探索範囲として確定する例を示した。しかしながらこの場合、厳密に言えば、d軸電流がゼロの時の出力トルクにおいて、最大定格トルクとの差が閾値以下ではあるが、探索範囲には最大定格トルクよりも低い値しか含まれなくなる虞がある。しかしながら第1実施形態で示したようにd軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値の大きい方向から順に、上限インデックスと下限インデックスとを探索している。また第2実施形態で示したように、d軸電流がゼロの時の出力トルクの絶対値の最大値の大きい出力トルクマップから順に、対応する出力トルクマップを探索している。これによれば、最大定格トルクと差分する出力トルクの絶対値が、最大定格トルクの絶対値を下回ることが抑制される。この結果、d軸電流がゼロの時の出力トルクにおいて、探索範囲には最大定格トルクよりも低い値しか含まれなくなることが抑制される。すなわち、d軸電流がゼロの時の出力トルクにおいて、探索範囲に最大定格トルクが含まれなくなることが抑制される。
各実施形態では、モータ300のロータが埋込磁石形回転子である例を示した。しかしながらロータとしては上記例に限定されない。例えばロータは、永久磁石が積層鉄心の表面に設けられて成る表面磁石形回転子でもよい。
30…最大定格トルク算出部
40…メモリ
50…出力トルク推定部
60…制御部
100…電子制御装置
200…インバータ
300…モータ
500…上位ECU

Claims (7)

  1. ロータとステータとを有するモータ(300)を制御するモータ制御装置であって、
    前記ロータの回転数と、前記ステータに電気的に接続されたインバータ(200)に入力されるバッテリ電圧とに基づいて前記モータに発生することのできる最大定格トルクを算出する最大定格トルク算出部(30)と、
    前記ステータを流れる電流と、前記モータに発生する出力トルクとの対応関係を示す出力トルクマップの記憶されたメモリ(40)と、
    前記最大定格トルク算出部によって算出された前記最大定格トルク、前記ステータを流れる電流、および、前記メモリに記憶された前記出力トルクマップに基づいて前記出力トルクを推定する出力トルク推定部(50)と、
    外部制御装置(500)から入力される目標トルクと前記出力トルク推定部によって推定された前記出力トルクとの偏差、および、前記ロータの回転角に基づいて前記インバータを制御する制御部(60)と、を有し、
    独立した周期的なタスクを、第1タスク、前記第1タスクよりも周期の早いタスクを第2タスクとすると、
    前記第1タスクにおいて、前記最大定格トルク算出部は前記最大定格トルクを算出し、前記出力トルク推定部は前記最大定格トルク算出部の算出した前記最大定格トルクに基づいて前記出力トルクマップにおける前記出力トルクの算出に用いる範囲を選択し、
    前記第2タスクにおいて、前記出力トルク推定部は前記出力トルクマップにおける選択された範囲と、前記ステータを流れる電流とに基づいて前記出力トルクを推定するモータ制御装置。
  2. 前記ステータを流れる電流を、前記ロータの回転角に基づいて、磁束成分にかかわるd軸電流と、トルク成分にかかわるq軸電流とに変換するdq軸変換部(10)を有し、
    前記出力トルクマップは、前記d軸電流および前記q軸電流と、前記出力トルクとの対応関係を示しており、
    前記出力トルク推定部は、前記第1タスクにおいて、前記出力トルクマップにおいて前記d軸電流がゼロである時の前記出力トルクの絶対値が、少なくとも前記最大定格トルクの絶対値以下の範囲にある前記q軸電流を選択し、前記出力トルクマップにおける選択した前記q軸電流に対応する範囲を、前記出力トルクの算出に用いる範囲として選択する請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記メモリには、前記出力トルクマップが1つ記憶されており、
    前記出力トルク推定部は、前記第1タスクにおいて、1つの前記出力トルクマップにおいて前記d軸電流がゼロである時の前記出力トルクの絶対値が、少なくとも前記最大定格トルクの絶対値以下の範囲にある前記q軸電流を選択し、前記出力トルクマップにおける選択した前記q軸電流に対応する範囲を、前記出力トルクの算出に用いる範囲として選択する請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記メモリには、1つの前記出力トルクマップと、前記d軸電流がゼロである時の前記q軸電流に対応する前記出力トルクの記憶された補助トルクマップと、が記憶されており、
    前記出力トルク推定部は、前記第1タスクにおいて、前記補助トルクマップにおいて前記d軸電流がゼロである時の前記出力トルクの絶対値が、前記最大定格トルクの絶対値以下の範囲にある前記q軸電流を選択し、その選択した前記q軸電流に対応する範囲を、前記出力トルクマップにおける前記出力トルクの算出に用いる範囲として選択する請求項2に記載のモータ制御装置。
  5. 前記メモリには、前記q軸電流の絶対値の記憶範囲の相異なる前記出力トルクマップが複数記憶されており、
    前記出力トルク推定部は、前記第1タスクにおいて、前記d軸電流がゼロである時の前記出力トルクの絶対値の最大値が、少なくとも前記最大定格トルクの絶対値以下の範囲にある前記q軸電流を有する前記出力トルクマップを複数の前記出力トルクマップの中から1つ選択する請求項2に記載のモータ制御装置。
  6. 前記出力トルクマップには、前記q軸電流がゼロ以上の範囲のみが含まれており、
    前記出力トルク推定部は、前記第2タスクにおいて、前記q軸電流の絶対値と前記d軸電流、および、前記出力トルクマップに基づいて前記出力トルクの絶対値を算出し、前記q軸電流の流動方向により前記出力トルクの発生方向を算出する請求項2〜5いずれか1項に記載のモータ制御装置。
  7. 前記出力トルクマップには、前記d軸電流がゼロ以下の範囲が含まれている請求項2〜5いずれか1項に記載のモータ制御装置。
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