JP2017093245A - 電動車両の充電制御方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電施設の充電電力を効率よく使用した効率的な充電スケジュールで共通の電力源から複数台の電動車両への充電を実施する。
【解決手段】充電ポート14に接続された電動車両1のSOCを取得し、ユーザーが充電完了を希望する時刻に基づいて希望充電完了時間を算出し、SOCと、商用電源2から電動車両1に出力される充電電力の特性と、先行の電動車両1の希望充電完了時間とに基づいて、後続の電動車両1を、先行の電動車両1が希望充電完了時間以内で充電を完了するという条件下で、所定の充電容量まで充電するのに要する充電時間を算出し、該充電時間以上、後続の電動車両1の希望充電完了時間以下の時間で、後続の電動車両1の充電を完了する充電スケジュールを設定し、設定した充電スケジュールが実行されるように、充電ポート14に接続された電動車両1への充電を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は電動車両の充電制御方法及び装置に関するものである。
複数台の電気自動車用の充電装置を備えた駐車場において、複数台の電気自動車に充電するに際して充電可能容量を超える場合に、入庫順に、所定単位量ずつ充電することにより、ユーザーに対して、充電容量や走行距離に不公平が生じないようにした充電システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−244630号公報
バッテリの残充電容量(SOC:state of charge)が多いほど、電力源から電動車両に出力される充電電力が小さくなるというように、電力源から電動車両に出力される充電電力にはSOCに応じた特性がある。しかしながら、上記の充電システムでは、SOCに応じた充電電力の特性を考慮したうえで充電スケジュールを設定することは行われておらず、充電施設の充電電力を効率よく使用できてはいなかった。
本発明が解決しようとする課題は、充電施設の充電電力を効率よく使用した効率的な充電スケジュールで共通の電力源から複数台の電動車両への充電を実施できる電動車両の充電制御方法及び装置を提供することである。
本発明は、充電ポートに接続された電動車両の残充電容量を取得し、ユーザーが充電完了を希望する時刻に基づいて希望充電完了時間を算出し、又は、該希望充電完了時間を取得し、取得した前記残充電容量と、前記充電設備から電動車両に出力される充電電力の特性と、先に前記充電ポートに接続された先行の電動車両について算出又は取得した前記希望充電完了時間とに基づいて、前記先行の電動車両に遅れて前記充電ポートに接続された後続の電動車両を、前記先行の電動車両が前記希望充電完了時間以内で充電を完了するという条件下で、所定の充電容量まで充電するのに要する充電時間を算出し、算出した前記充電時間以上、前記後続の電動車両について算出又は取得した前記希望充電完了時間以下の時間で、前記後続の電動車両の充電を完了する充電スケジュールを設定し、設定した前記充電スケジュールが実行されるように、前記充電ポートに接続された電動車両への充電を制御することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、電動車両の残充電容量に応じた充電電力の特性を考慮して充電完了時間を算出するので、充電完了時間を精度よく算出して効率的なスケジュールで共通の電力源から複数台の電動車両への充電を実施できる。
本発明の第1実施形態に係る電動車両の充電システムの概略を示すブロック図である。 バッテリのSOCと充電電力との関係を示す充電特性マップを示すグラフである。 図2に示す充電特性マップを出力する1台の電動車両の充電を実施するときの充電システムの充電電力のタイムチャートである。 図2に示す充電特性マップを出力する1台の電動車両の充電を、設定した充電スケジュールに従って実施するときの充電システムの充電電力のタイムチャートである。 1台目の電動車両の充電を、設定した充電スケジュールに従って実施しているときの充電システムの充電電力のタイムチャートである。 1台目の電動車両の充電を、時刻sA´に開始して希望充電完了時刻A´に終了する仮の充電スケジュールに従って実施する場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 2台目の電動車両の充電を、現在時刻に開始して時刻Bに終了する仮の充電スケジュールに従って実施する場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 1台目の電動車両の希望充電完了時刻A´が2台目の電動車両の希望充電完了時刻B´よりも遅い場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 1台目の電動車両の希望充電完了時刻A´が2台目の電動車両の希望充電完了時刻B´よりも早い場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 1台目の電動車両の充電を、時刻sA´に開始して希望充電完了時刻A´に終了する仮の充電スケジュールに従って実施する場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 3台目の電動車両の充電を、時刻Bに開始して時刻Cに終了する仮の充電スケジュールに従って実施する場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 1台目の電動車両の希望充電完了時刻A´が3台目の電動車両の希望充電完了時刻C´よりも遅い場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 1台目の電動車両の希望充電完了時刻A´が3台目の電動車両の希望充電完了時刻C´よりも早い場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 図1に示す充電制御装置の制御手順を示すフローチャートである。 図1に示す充電制御装置の制御手順を示すフローチャートである。 図1に示す充電制御装置の制御手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電動車両の充電システムの概略を示すブロック図である。 図17に示す充電制御装置の制御手順を示すフローチャートである。 図17に示す充電制御装置の制御手順を示すフローチャートである。 図17に示す充電制御装置の制御手順を示すフローチャートである。 希望充電完了時間が最短充電時間よりも短い場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 希望充電完了時間が最短充電時間よりも短い場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 希望充電完了時間が最短充電時間よりも短い場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 希望充電完了時間が最短充電時間よりも短い場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。 希望充電完了時間が最短充電時間よりも短い場合の充電システムの充電電力のタイムチャートである。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電動車両1の充電システム10の概略を示すブロック図である。この充電システム10は、共通の電力源(商用電源2)から複数台の電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等の電動車両1に充電することが可能な充電ステーションにおいて、充電スケジュールを設定して複数台の電動車両1に充電するシステムである。
本実施形態の充電システム10が対象とする充電ステーションとしては、複数の充電ポート14を備える充電器が商用電源2に接続されたものや、1個の充電ポート14を備える複数台の充電器が商用電源2に接続されたものを例示することができる。何れの充電ステーションにおいても、商用電源2の限られた充電電力が複数台の電動車両1に出力される。
充電システム10は、商用電源2に接続された充電分配器12と、充電分配器12に接続された複数の充電ポート14と、充電制御装置100とを備えている。この充電システム10では、複数の充電ポート14に電動車両1が接続されている場合に、商用電源2から供給された電力が充電分配器12により複数台の電動車両1に分配される。この際、充電制御装置100は、複数台の電動車両1の充電の順序や時系列での充電電力を定めた充電スケジュールを設定し、該充電スケジュールが実現されるように、充電分配器12を制御する。
なお、複数の充電ポート14を備える充電器が商用電源2に接続された充電ステーションを対象とする場合には、充電分配器12と充電制御装置100とが1台の充電器に備えられる。一方、1個の充電ポート14を備える複数台の充電器が商用電源2に接続された充電ステーションを対象とする場合には、充電分配器12と充電制御装置100とが、複数の充電器を制御する集中制御器に設けられる。
充電分配器12と充電ポート14とは電力線16で接続され、後述の通信部140と充電ポート14とは通信線18で接続されている。充電ポート14に電動車両1が接続されると、電動車両1のバッテリ3と商用電源2とが電力供給可能に接続される。また、充電ポート14に電動車両1が接続されると、電動車両1の充電制御装置4と通信部140とが通信可能に接続される。
充電制御装置100は、制御部110と、表示部120と、入力部130と、通信部140とを備えている。表示部120は、充電器もしくは集中制御器に設けられ、後述の最短充電時間(又は最も早い充電終了時刻)と、所定のメッセージとを表示する。この所定のメッセージには、後述の希望充電完了時間(又は時刻)の入力を指示するメッセージが含まれる。
入力部130は、充電器もしくは集中制御器に設けられ、希望充電完了時間(時刻)を入力するのに使用される。なお、表示部120と入力部130とを共通のタッチパネル式表示入力装置により構成してもよい。
通信部140は、通信線18を介して電動車両1の充電制御装置4に接続されており、充電制御装置4から充電情報を受信する。この充電情報には、電動車両1のバッテリ3のSOC、定格容量、及び、後述の充電特性マップが含まれる。また、通信部140は、制御部110、表示部120、及び入力部130と通信線を介して接続されており、制御部110、表示部120、及び入力部130が、通信部140を介して通信可能に接続されている。
制御部110は、充電分配器12を制御するプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)と、このROMに格納されたプログラムを実行する動作回路としてのCPU(Central Processing Unit)と、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)とを備える。なお、動作回路としては、CPUに代えて又はこれとともに、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いることができる。
制御部110は、接続検出部111と、充電情報取得部112と、最短充電時間算出部113と、充電スケジュール設定部114と、充電電力制御部115とを備えている。接続検出部111は、充電ポート14に設けられた接続検出器から送信される検出信号に基づいて、電動車両1が充電ポート14に接続されたことを検出する。
充電情報取得部112は、接続検出部111により電動車両1が充電ポート14に接続されたことが検出されると、当該電動車両1の充電制御部4から上記の充電情報を取得する。図2に示すように、充電特性マップは、バッテリ3の残容量(kWh)又はSOC(%)と充電電力(kW)との関係を示すものであり、残容量又はSOCが多くなるほど充電電力が減少することを示すものである。即ち、この充電特性マップは、充電システム10から電動車両1に常に最大の充電電力が出力されるわけではなく、残容量又はSOCが多くなるにつれて、充電システム10から電動車両1に出力される充電電力は次第に小さくなることを示している。例えば、電動車両1のバッテリの定格容量が24kWhでSOCが30%の場合、図中に破線で示すように、充電システム10が電動車両1に出力する充電電力は、SOCが30%から増加するにつれて次第に小さくなる。
最短充電時間算出部113は、上記充電情報が充電情報取得部112により電動車両1の充電制御部4から取得されると、取得された充電情報(バッテリ3のSOC、定格容量、及び充電特性マップ)と、充電システム10の充電電力の特性とに基づいて、当該電動車両1の充電が終了する最短時間(以下、最短充電時間という)を算出する。
図3は、図2に示す充電特性マップを出力する1台の電動車両1の充電を実施するときの充電システム10の充電電力(kW)のタイムチャートである。この図に示すように、現在時刻から時刻Aまでの間は、充電システム10の最大充電電力で充電が実施され、時刻Aから時刻A(>A)までの間は、徐々に減少する充電電力で充電が実施される。
ここで、図3のタイムチャートは、現在時刻から時刻Aまでの間は、SOCが少ないことから、充電システム10の最大充電電力が発揮され、時刻Aから時刻A(>A)までの間は、SOCの増加に伴って、充電システム10が発揮できる充電電力が徐々に減少することを示している。なお、図3等のタイムチャートにおいて塗り潰している領域の面積は、充電電力量(kWh)を表している。
最短充電時間算出部113は、最短充電時間を現在時刻から時刻Aまでの時間と算出する。なお、充電ポート14に接続された電動車両1が2台、3台の場合における最短充電時間の算出処理については後述する。
最短充電時間算出部113は、算出した最短充電時間の情報を表示部120へ送信する。表示部120は、最短充電時間算出部113から受信した最短充電時間(現在時刻から時刻Aまでの時間)又は最短充電時間の経過時の時刻Aを表示する。
表示部120は、最短充電時間(又は最短充電時間の経過時の時刻)と共に、希望充電完了時間(又は時刻)の入力をユーザーに促すメッセージを表示する。ここで、表示部120は、希望充電完了時間を、最短充電時間よりも長い時間に制限するメッセージ、又は、希望充電完了時刻を、最短充電時間の経過時の時刻よりも遅い時刻に制限するメッセージを表示する。
充電スケジュール設定部114は、ユーザーの入力部130の操作により希望充電完了時間(又は時刻)が入力されると、時間と充電電力との関係を定めた充電スケジュールを設定する(図4参照)。なお、ユーザーにより入力された希望充電完了時間が、最短充電時間算出部113により算出された最短充電時間より短い場合、又はユーザーにより入力された希望充電完了時刻が、最短充電時間の経過時の時刻よりも早い場合には、充電スケジュール設定部114は、充電スケジュールを設定しない。この場合、表示部120は、最短充電時間よりも長い時間である希望充電完了時間(又は最短充電時間の経過時よりも遅い時刻である希望充電完了時刻)を入力することを指示する警告メッセージを表示する。
なお、希望充電完了時刻がユーザーの入力部130の操作により入力される実施形態においては、制御部110が備える希望充電完了時間算出部(不図示)が、入力された希望充電完了時刻に基づいて、希望充電完了時間を算出することになる。
充電スケジュール設定部114は、充電ポート14に接続された電動車両1が1台の場合、現在時刻から始まって時刻Aに終了する充電スケジュールを設定する(図4参照)。即ち、充電スケジュール設定部114は、充電ポート14に接続された電動車両1が1台の場合、希望充電完了時刻A´にかかわらず、最短充電時間で充電が完了する充電スケジュールを設定する。なお、充電ポート14に接続された電動車両1が2台、3台の場合における充電スケジュールの設定処理については後述する。
充電電力制御部115は、充電スケジュール設定部114により設定された充電スケジュールが実現されるように、充電分配器12を制御する。
次に、充電ポート14に接続された電動車両1が2台の場合の処理について説明する。図5に示すように、1台目の電動車両1の充電は、充電スケジュール設定部114により設定された充電スケジュールに従って実施される。そして、1台目の電動車両1の最短充電時間が経過する前(時刻Aよりも前)に、2台目の電動車両1が充電ポート14に接続されると、充電スケジュール設定部114は、1台目の電動車両1の充電スケジュールの再設定、及び2台目の電動車両1の充電スケジュールの設定を実行する。
この際、まず、充電スケジュール設定部114は、図6に示すように、1台目の電動車両1の充電を、時刻sA´に開始して希望充電完了時刻A´に終了する仮の充電スケジュールを設定する。なお、充電開始時刻sA´から希望充電完了時刻A´までの時間は、図5に示す現在時刻から時刻Aまでの時間と同一である。
ここで、現在時刻から時刻sA´までの時間は、充電電力が0であり、充電システム10の最大充電電力で2台目の電動車両1に充電することが可能である。また、時刻A1から時刻A´までの時間は、充電システム10の充電電力に余裕がある。
次に、充電スケジュール設定部114は、図7に示すように、2台目の電動車両1の充電を現在時刻に開始して時刻Bで終了する仮の充電スケジュールを設定する。充電完了時刻Bは、2台目の電動車両1の最短充電時間が経過する時刻であり、最短充電時間算出部113により充電特性マップに基づいて算出される。
ここで、2台目の電動車両1の充電を現在時刻から開始して時刻sA´までに完了させることができない場合には、1台目の電動車両1の充電が優先され、2台目の電動車両1の最短充電時間としては、1台目の電動車両1の最短充電時間よりも長い時間が算出される。一方、2台目の電動車両1の充電を現在時刻から開始して時刻sA´までに完了させることができる場合には、2台目の電動車両1の充電が優先され、2台目の電動車両1の最短充電時間としては、1台目の電動車両1の最短充電時間よりも短い時間が算出される。
次に、充電スケジュール設定部114は、1台目の電動車両1の希望充電完了時刻A´と2台目の電動車両1の希望充電完了時刻B´との関係に基づいて、1台目及び2台目の電動車両1の充電スケジュールを設定する。図8に示すように、1台目の電動車両1の希望充電完了時刻A´が2台目の電動車両1の希望充電完了時刻B´よりも遅い場合には、2台目の電動車両1から充電を開始して、その充電中に1台目の電動車両1の充電を開始する充電スケジュールを設定する。
この充電スケジュールは、2台目の電動車両1の充電を、現在時刻に開始して最短充電終了時刻Bに完了し、1台目の電動車両1の充電を、時刻B(<B)に開始して時刻A(>B)に完了するとしたものである。ここで、時刻Bから時刻Bまでの間は、1台目及び2台目の電動車両1が同時に充電され、充電システム10の最大充電電力が1台目及び2台目の電動車両1に分配される。
一方、図9に示すように、1台目の電動車両1の希望充電完了時刻A´が2台目の電動車両1の希望充電完了時刻B´よりも早い場合には、1台目の電動車両1から充電を開始して、その充電中に2台目の電動車両1の充電を開始する充電スケジュールを設定する。
この充電スケジュールは、1台目の電動車両1の充電を現在時刻に開始して時刻Aで完了し、2台目の電動車両1の充電を時刻Aから開始して時刻Bに完了するとしたものである。ここで、時刻Aから時刻Aまでの間は、1台目及び2台目の電動車両1が同時に充電され、充電システム10の最大充電電力が1台目及び2台目の電動車両1に分配される。
次に、充電ポート14に接続された電動車両1が3台の場合の処理の一例として、2台目の電動車両1の充電を開始してから1台目の電動車両1の充電を開始するまでの間(図8参照)に3台目の電動車両1が充電ポート14に接続された場合の処理について説明する。
図8に示すように、2台目の電動車両1は、充電スケジュール設定部114により設定された充電スケジュールに従って充電される。そして、2台目の電動車両1の最短充電時間が経過する前(時刻Bより前)に、3台目の電動車両1が充電ポート14に接続されると、充電スケジュール設定部114は、1台目の電動車両1の充電スケジュールの再設定、及び3台目の電動車両1の充電スケジュールの設定を実行する。
ここで、3台目の電動車両1の充電を1台目の電動車両1の充電よりも先に開始すると1台目の電動車両1の充電を希望充電完了時刻A´に終了することができない場合には、1台目の電動車両1の充電が優先され、3台目の電動車両1の最短充電時間としては、1台目の電動車両1の最短充電時間よりも長い時間が算出される。
一方、3台目の電動車両1の充電を1台目の電動車両1の充電よりも先に開始しても1台目の電動車両1の充電を希望充電完了時刻A´に終了することができる場合には、3台目の電動車両1の充電が優先され、3台目の電動車両1の最短充電時間としては、1台目の電動車両1の最短充電時間よりも短い時間が算出される。この場合、まず、充電スケジュール設定部114は、図10に示すように、1台目の電動車両1の充電を時刻sA´に開始して希望充電完了時刻A´で完了する仮の充電スケジュールを設定する。
ここで、時刻Bから時刻sA´までの時間は、充電電力が0であり、充電システム10の最大充電電力で3台目の電動車両1の充電を実施することが可能である。また、時刻Bから時刻Bまでの時間と、時刻A(sA´<A<A´)から時刻A´までの時間とは、充電システム10の充電電力に余裕がある。
次に、充電スケジュール設定部114は、図11に示すように、3台目の電動車両1の充電を時刻Bで開始して時刻Cで終了する仮の充電スケジュールを設定する。時刻Cは、3台目の電動車両1の最短充電時間の経過時の時刻であり、最短充電時間算出部113により充電特性マップに基づいて算出される。
ここで、3台目の電動車両1の充電を時刻Bから開始して時刻sA´までに完了させることができない場合には、1台目の電動車両1の充電が優先され、3台目の電動車両1の最短充電時間としては、1台目の電動車両1の最短充電時間よりも長い時間が算出される。一方、3台目の電動車両1の充電を時刻Bから開始して時刻sA´までに完了させることができる場合には、3台目の電動車両1の充電が優先され、3台目の電動車両1の最短充電時間としては、1台目の電動車両1の最短充電時間よりも短い時間が算出される。
次に、充電スケジュール設定部114は、1台目の電動車両1の希望充電完了時刻A´と3台目の電動車両1の希望充電完了時刻C´との関係に基づいて、1台目及び3台目の電動車両1の充電スケジュールを設定する。図12に示すように、1台目の電動車両1の希望充電完了時刻A´が3台目の電動車両1の希望充電完了時刻C´よりも遅い場合には、3台目の電動車両1から充電を開始して、その充電中に1台目の電動車両1の充電を開始する充電スケジュールを設定する。
この充電スケジュールは、3台目の電動車両1の充電を時刻Bで開始して時刻Cで完了し、1台目の電動車両1の充電を時刻C(<C)で開始して時刻A2(>A)で完了するとしたものである。ここで、時刻Bから時刻Bまでの間は、2台目及び3台目の電動車両1が同時に充電され、充電システム10の最大充電電力が2台目及び3台目の電動車両1に分配される。また、時刻Cから時刻Cまでの間は、3台目及び1台目の電動車両1が同時に充電され、充電システム10の最大充電電力が3台目及び1台目の電動車両1に分配される。
一方、図13に示すように、1台目の電動車両1の希望充電完了時刻A´が3台目の電動車両1の希望充電完了時刻C´よりも早い場合には、1台目の電動車両1から充電を開始して、その充電中に3台目の電動車両1の充電を開始する充電スケジュールを設定する。
この充電スケジュールは、1台目の電動車両1の充電を時刻Bで開始して時刻Aで完了し、3台目の電動車両1の充電を時刻Aで開始して時刻Cで完了するとしたものである。ここで、時刻Bから時刻Bまでの間は、2台目及び1台目の電動車両1が同時に充電され、充電システム10の最大充電電力が2台目及び1台目の電動車両1に分配される。また、時刻Cから時刻Cまでの間は、1台目及び3台目の電動車両1が同時に充電され、充電システム10の最大充電電力が1台目及び3台目の電動車両1に分配される。
図14〜図16は、充電制御装置100の制御手順を示すフローチャートである。まず、ステップS11では、制御部100は、接続検出部111により1台目の電動車両1が充電ポート14に接続されたか否かを判定する。1台目の電動車両1が充電ポート14に接続されたと判定されるまでステップS11が繰り返され、ステップS11において、1台目の電動車両1が充電ポート14に接続されたと判定されるとステップS12に進む。
ステップS12では、充電情報取得部112が、1台目の電動車両1の充電制御部4から電動車両1の充電情報(バッテリ3のSOC、定格容量、及び、充電特性マップ)を取得する。
次に、ステップS13では、最短充電時間算出部113が、ステップS12で取得した上記充電情報に基づいて、充電ポート14に接続された1台目の電動車両1の最短充電時間を算出する。ステップS13において、最短充電時間算出部113は、最短充電時間を現在時刻から時刻Aまでの時間と算出する(図3参照)。
そして、ステップS13では、表示部120が、最短充電時間算出部113により算出された最短充電時間(又は最短充電時間の経過時の時刻)と、希望充電完了時間(又は希望充電完了時刻)の入力を促すメッセージとを表示する。ここで、表示部120は、希望充電完了時間を最短充電時間より長い時間(又は希望充電完了時刻を最短充電時間の経過時より遅い時刻)に制限するメッセージを合わせて表示する。
次に、ステップS14では、制御部100は、入力部130から希望充電完了時間(又は時刻)が入力されたか否かを判定する。ステップS14では、ステップS12で算出された最短充電時間より短い希望充電完了時間の入力は禁止され、当該最短充電時間よりも短い時間が入力された場合には、希望充電完了時間が入力されていないと判定される。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS12で算出された最短充電時間の経過時より早い希望充電完了時刻の入力が禁止され、当該入力がされた場合には、希望充電完了時刻が入力されていないと判定される。そして、ステップS14では、希望充電完了時間(又は時刻)が入力されたと判定されるまでステップS14が繰り返され、希望充電完了時間(又は時刻)が入力されたと判定されるとステップS15へ進む。
ステップS15では、充電スケジュール設定部114が、充電スケジュールを設定する。ステップS15において、充電スケジュール設定部114は、1台目の電動車両1の充電が現在時刻から始まって時刻Aで終わる充電スケジュール(図4参照)を設定する。
次に、ステップS16では、充電電力制御部115が、充電スケジュール設定部114により設定された充電スケジュールが実現されるように、充電分配器12を制御して充電を開始する。
次に、ステップS17では、制御部100は、1台目の充電が終了したか否かを判定する。ステップS17において、1台目の充電が終了したと判定された場合にはステップS11に戻る。一方、ステップS17において、1台目の充電が終了していないと判定された場合には図15のステップS18に進む。
ステップS18では、制御部100は、接続検出部111により2台目の電動車両1が充電ポート14に接続されたか否かを判定する。ステップS18において2台目の電動車両1が充電ポート14に接続されていないと判定された場合には図14のステップS17に戻る。一方、ステップS18において2台目の電動車両1が充電ポート14に接続されたと判定された場合にはステップS19に進む。
ステップS19では、充電情報取得部112が、2台目の電動車両1の充電制御部4から電動車両1の充電情報(バッテリのSOC、定格容量、及び、充電特性マップ)を取得する。
次に、ステップS20では、最短充電時間算出部113が、ステップS19で取得した2台目の電動車両1の上記充電情報と、ステップS12で取得した1台目の電動車両1の上記充電情報と、ステップS14で入力された1台目の電動車両1の希望充電完了時間(、又は時刻)とに基づいて、充電ポート14に接続された2台目の電動車両1の最短充電時間を算出する。
ステップS20において、最短充電時間算出部113は、1台目の電動車両1の充電を時刻sA´に開始して希望充電完了時刻A´に終了させる場合に(図6参照)、2台目の電動車両1の充電を現在時刻から開始して時刻sA´までに完了させることができるのであれば、2台目の電動車両1の最短充電時間を、現在時刻から時刻B(<sA´)までの時間(図7参照)と算出する。一方、最短充電時間算出部113は、1台目の電動車両1の充電を時刻sA´に開始して希望充電完了時刻A´に終了させる場合に(図6参照)、2台目の電動車両1の充電を現在時刻から開始して時刻sA´までに完了させることができないのであれば、2台目の電動車両1の最短充電時間を、現在時刻から時刻B(>A)までの時間(図9参照)と算出する。
そして、ステップS20では、表示部120が、最短充電時間算出部113により算出された最短充電時間(又は最短充電時間の経過時の時刻)と、希望充電完了時間(又は希望充電完了時刻)の入力を促すメッセージとを表示する。ここで、表示部120は、希望充電完了時間を最短充電時間より長い時間(又は希望充電完了時刻を最短充電時間の経過時より遅い時刻)に制限するメッセージを合わせて表示する。
次に、ステップS21では、制御部100は、入力部130から希望充電完了時間(又は時刻)が入力されたか否かを判定する。ステップS21において、希望充電完了時間は、ステップS20で算出された最短充電時間より長い時間に限られ、当該最短充電時間よりも短い時間が入力された場合には、希望充電完了時間が入力されていないと判定される。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS20で算出された最短充電時間の経過時より早い希望充電完了時刻の入力が禁止され、当該入力がされた場合には、希望充電完了時刻が入力されていないと判定される。そして、ステップS21では、希望充電完了時間が入力されたと判定されるまでステップS21が繰り返され、希望充電完了時間が入力されたと判定されるとステップS22へ進む。
ステップS22では、充電スケジュール設定部114は、ステップS21で入力された2台目の電動車両1の希望充電完了時間が、ステップS14で入力された1台目の電動車両1の希望充電完了時間よりも短いか否かを判定する。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS21で入力された2台目の電動車両1の希望充電完了時刻が、ステップS14で入力された1台目の電動車両1の希望充電完了時刻よりも早いか否かを判定する。ステップS22において短い又は早い(B´<A´)と判定された場合には、ステップS23において、充電スケジュール設定部114は、2台目の電動車両1の充電を現在時刻で開始して時刻Bに完了し、1台目の電動車両1の充電を時刻Bで開始して時刻Aで完了するとした充電スケジュールを設定する(図8参照)。一方、ステップS22において長い又は遅い(B´>A´)と判定された場合には、ステップS24において、充電スケジュール設定部114は、1台目の電動車両1の充電を現在時刻で開始して充電完了時刻Aで完了し、2台目の電動車両1の充電を時刻Aで開始して時刻Bで完了するとした充電スケジュールを設定する(図9参照)。
次に、ステップS25では、充電電力制御部115が、ステップS23又はS24で充電スケジュール設定部114により設定された充電スケジュールが実現されるように、充電分配器12を制御して充電を継続する。
次に、ステップS26では、制御部100は、先に充電を開始した電動車両1の充電が終了したか否かを判定する。ステップS26において、先に充電を開始した電動車両1の充電が終了したと判定された場合にはステップS18に戻る。一方、ステップS24において、先に充電を開始した電動車両1の充電が終了していないと判定された場合には図16のステップS27に進む。
ステップS27では、制御部100は、接続検出部111により3台目の電動車両1が充電ポート14に接続されたか否かを判定する。ステップS27において3台目の電動車両1が充電ポート14に接続されていないと判定された場合には図15のステップS26に戻る。一方、ステップS27において3台目の電動車両1が充電ポート14に接続されたと判定された場合にはステップS28に進む。
ステップS28では、充電情報取得部112が、3台目の電動車両1の充電制御部4から電動車両1の充電情報(バッテリ3のSOC、定格容量、及び、充電特性マップ)を取得する。
次に、ステップS29では、最短充電時間算出部113が、ステップS28で取得した3台目の電動車両1の上記充電情報と、ステップS19で取得した2台目の電動車両1の上記充電情報と、ステップS12で取得した1台目の電動車両1の上記充電情報と、ステップS21で入力された2台目の電動車両1の希望充電完了時間(又は時刻)と、ステップS14で入力された1台目の電動車両1の希望充電完了時間(又は時刻)とに基づいて、充電ポート14に接続された3台目の電動車両1の最短充電時間を算出する。
ステップS29において、最短充電時間算出部113は、例えば、2台目の電動車両1の充電を現在時刻で開始し、1台目の電動車両1の充電を時刻sA´で開始して希望充電完了時刻A´で終了させる場合に(図10参照)、3台目の電動車両1の充電を時刻Bから開始して時刻sA´までに完了させることができるのであれば、3台目の電動車両1の最短充電時間を、現在時刻から時刻C(<sA´)までの時間(図11参照)と算出する。一方、最短充電時間算出部113は、例えば、2台目の電動車両1の充電を現在時刻で開始して、1台目の電動車両1の充電を時刻sA´に開始して希望充電完了時刻A´で終了させる場合に(図10参照)、3台目の電動車両1の充電を時刻Bで開始して時刻sA´までに完了させることができないのであれば、3台目の電動車両1の最短充電時間を、現在時刻から時刻C(>A)までの時間(図13参照)と算出する。
そして、ステップS29では、表示部120が、最短充電時間算出部113により算出された最短充電時間(又は最短充電時間の経過時の時刻)と、希望充電完了時間(又は希望充電完了時刻)の入力を促すメッセージとを表示する。ここで、表示部120は、希望充電完了時間を最短充電時間より長い時間(又は希望充電完了時刻を最短充電時間の経過時より遅い時刻)に制限するメッセージを合わせて表示する。
次に、ステップS30では、制御部100は、入力部130から希望充電完了時間(又は時刻)が入力されたか否かを判定する。ステップS30において、希望充電完了時間は、ステップS29で算出された最短充電時間より長い時間に限られ、当該最短充電時間よりも短い時間が入力された場合には、希望充電完了時間が入力されていないと判定される。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS29で算出された最短充電時間の経過時より早い希望充電完了時刻の入力が禁止され、当該入力がされた場合には、希望充電完了時刻が入力されていないと判定される。そして、ステップS30では、希望充電完了時間(又は時刻)が入力されたと判定されるまでステップS30が繰り返され、希望充電完了時間(又は時刻)が入力されたと判定されるとステップS31へ進む。
ステップS31では、充電スケジュール設定部114が、ステップS30で入力された3台目の電動車両1の希望充電完了時間が、充電待ち中の1台目又は2台目の電動車両1の希望充電完了時間よりも短いか否かを判定する。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS30で入力された2台目の電動車両1の希望充電完了時刻が、充電待ち中の1台目又は2台目の電動車両1の希望充電完了時刻よりも早いか否かを判定する。ステップS31において短い又は早い(C´<A´<B´、又はC´<B´<A´)と判定された場合には、ステップS32において、充電スケジュール設定部114は、3台目の電動車両1の充電を充電待ち中の1台目又は2台目の電動車両1よりも優先させる充電スケジュールを設定する(図12参照)。一方、ステップS31において長い又は遅い(C´>A´>B´、又はC´>B´>A´)と判定された場合には、ステップS33において、充電スケジュール設定部114は、充電待ち中の1台目又は2台目の電動車両1の充電を3台目の電動車両1よりも優先させる充電スケジュールを設定する(図13参照)。
次に、ステップS34では、充電電力制御部115が、ステップS32又はS33で充電スケジュール設定部114により設定された充電スケジュールが実現されるように、充電分配器12を制御して充電を継続する。
次に、ステップS35では、制御部100は、最先に充電を開始した電動車両1の充電が終了したか否かを判定する。ステップS35において、充電が終了したと判定された場合にはステップS27に戻る。一方、ステップS35において、充電が終了していないと判定された場合にはステップS35を繰り返す。
以上のとおり、本実施形態の充電制御方法及び充電制御装置100では、先行の電動車両1の充電を希望充電完了時間以内で完了させるという条件下で、商用電源2から電動車両1に出力される充電電力のSOCに応じた特性に基づいて、後続の電動車両1の最短充電時間を算出する。即ち、商用電源2から電動車両1に出力される充電電力がSOCの上昇に応じて低下するという特性を考慮して、後続の電動車両1の最短充電時間を算出する。これにより、商用電源2の充電電力を余すところなく使用した状態での後続の電動車両1の最短充電時間を算出することが可能になる。また、上記最短充電時間以上、後続の電動車両1の希望充電完了時間以下の時間で、後続の電動車両1の充電を完了する充電スケジュールを設定することにより、商用電源2の充電電力を効率よく使用した効率的な充電スケジュールで商用電源2から複数台の電動車両への充電を実施できる。
また、本実施形態の充電制御方法及び充電制御装置100では、ユーザーが電動車両1の満充電の完了を希望する時間又は時刻を、ユーザーの入力部130の操作により取得するところ、又は最短充電時間よりも短い希望充電完了時間、又は最短充電時間の経過時より早い希望充電完了時刻の入力を禁止する。これにより、先行の電動車両1の満充電を希望充電完了時間以内で完了させるという条件下で、商用電源2の充電電力を余すところなく使用した状態での後続の電動車両1の満充電までの最短充電時間を算出することが可能になる。
また、本実施形態の充電制御方法及び充電制御装置100では、後続の電動車両1の充電を先行の電動車両1の充電よりも先に開始して、先行の電動車両1が希望充電完了時間以内で充電を完了する場合には、後続の電動車両1の充電を先行の電動車両1の充電よりも先に開始する条件で、後続の電動車両1の最短充電時間を算出する。これにより、後続の電動車両1のユーザーは、先行の電動車両1のユーザーの希望充電完了時刻又は時間に応じて、希望充電完了時間又は時刻を指定できる。従って、ユーザーの要求に順応した充電スケジュールで商用電源2から複数台の電動車両への充電を実施できる。
また、本実施形態の充電制御方法及び充電制御装置100では、後続の電動車両1についての希望充電完了時間が、先行の電動車両1についての希望充電完了時間よりも短い場合には、後続の電動車両1の充電を先行の電動車両1の充電よりも先に開始する充電スケジュールを設定する。これにより、ユーザーの要求に順応した充電スケジュールで商用電源2から複数台の電動車両への充電を実施できる。
また、本実施形態の充電制御方法及び充電制御装置100では、電動車両のSOCと商用電源2から電動車両1に出力される充電電力の特性との関係を示す充電特性マップに基づいて、電動車両1の最短充電時間を算出する。これにより、後続の電動車両1の最短充電時間を精度よく算出することができる。
図17は、本発明の第2実施形態に係る電動車両1の充電システム11の概略を示すブロック図である。この図に示すように、本実施形態に係る充電システム11は、第1実施形態に係る充電システム10が備える充電制御装置100に代えて充電制御装置200を備えている。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略し、第1実施形態においてした説明を援用する。
充電制御装置200は、制御部210と、表示部120と、入力部130と、通信部140とを備えている。制御部210は、接続検出部111と、充電情報取得部112と、最短充電時間算出部113と、充電量算出部216と、充電スケジュール設定部114と、充電電力制御部115とを備えている。
ここで、第1実施形態における充電制御装置100は、最短充電時間より短い希望充電完了時間、又は最短充電時間の経過時よりも早い希望充電完了時刻の入力を禁止することにより、電動車両1が必ず満充電容量まで充電される充電スケジュールを設定した。それに対して、本実施形態における充電制御装置200は、最短充電時間より短い希望充電完了時間、又は最短充電時間の経過時よりも早い希望充電完了時刻の入力を許可する。この場合、充電量算出部216が、希望充電完了時間又は時刻に応じた電動車両1の充電量を算出し、表示部120が、算出された充電量を表示する。ユーザーは、表示された充電量を希望充電完了時間で充電するか、あるいは、最短充電時間より長い希望充電完了時間で満充電にするかを選択することになる。
図18〜図20は、充電制御装置200の制御手順を示すフローチャートである。まず、第1実施形態と同様にステップS11〜S13が実行される。次に、ステップS141では、制御部100は、入力部130から希望充電完了時間又は時刻が入力されたか否かを判定する。ステップS141において、ステップS13で算出された最短充電時間より短い希望充電完了時間の入力が許容される。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS13で算出された最短充電時間の経過時より早い希望充電完了時刻の入力が許容される。そして、ステップ141では、希望充電完了時間又は時刻が入力されたと判定されるまで本ステップが繰り返され、希望充電完了時間又は時刻が入力されたと判定されるとステップS142へ進む。
ステップS142では、制御部100は、ステップS141で入力された希望充電完了時間が、ステップS13で算出された最短充電時間よりも短いか否かを判定する。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS141で入力された希望充電完了時刻が、ステップS13で算出された最短充電時間の経過時より早い時刻であるか否かを判定する。そして、ステップS142において短い又は早いと判定された場合には、ステップS143に進む。一方、ステップS142において長い又は遅いと判定された場合には、ステップS15に進む。
ステップS143では、充電量算出部216が、ステップS141で入力された希望充電完了時間又は時刻に応じた電動車両1の充電量を算出する。そして、表示部120は、充電量算出部216により算出された充電量を表示すると共に、表示された充電量を希望充電完了時間で充電するか、最短充電時間より長い希望充電完了時間で満充電にするかをユーザーに選択させるためのメッセージを表示する。
次に、ステップS144では、制御部100は、入力部130において、満充電よりも希望充電完了時間が選択されたか、希望充電完了時間よりも満充電が選択されたかを判定する。ステップS144において満充電よりも希望充電完了時間が選択されたと判定された場合には、ステップS145に進む。一方、ステップS144において希望充電完了時間よりも満充電が選択されたと判定された場合には、ステップS141に戻る。
ステップS145では、充電スケジュール設定部114が、1台目の電動車両1の充電量を設定する。そして、ステップS143〜S145が実行された場合、ステップS15において、充電スケジュール設定部114が、図21に示すような充電スケジュールを設定する。ここで、図21に示すように、1台目の電動車両1の充電量は、満充電容量に至らない量である。
そして、第1実施形態と同様にステップS16〜S20が実行される。次に、ステップ211では、制御部100は、入力部130から希望充電完了時間又は時刻が入力されたか否かを判定する。ステップS211では、ステップS20で算出された最短充電時間より短い希望充電完了時間の入力が許容される。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS20で算出された最短充電時間の経過時より早い希望充電完了時刻の入力が許容される。そして、ステップS211では、希望充電完了時間又は時刻が入力されたと判定されるまでステップS211が繰り返され、希望充電完了時間又は時刻が入力されたと判定されるとステップS212へ進む。
ステップS212では、制御部100は、ステップS211で入力された希望充電完了時間が、ステップS20で算出された最短充電時間よりも短いか否かを判定する。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS211で入力された希望充電完了時刻が、ステップS20で算出された最短充電時間の経過時よりも早い時刻であるか否かを判定する。そして、ステップS212において短い又は早いと判定された場合には、ステップS213に進む。一方、ステップS212において長い又は遅いと判定された場合には、ステップS22に進む。
ステップS213では、充電量算出部217が、ステップS211で入力された希望充電完了時間又は時刻に応じた電動車両1の充電量を算出する。そして、表示部120は、充電量算出部217により算出された充電量を表示すると共に、表示された充電量を希望充電完了時間で充電するか、最短充電時間より長い希望充電完了時間で満充電にするかをユーザーに選択させるためのメッセージを表示する。
次に、ステップS214では、制御部100は、入力部130において、満充電よりも希望充電完了時間が選択されたか、希望充電完了時間よりも満充電が選択されたかを判定する。ステップS214において満充電よりも希望充電完了時間が選択されたと判定された場合には、ステップS215に進む。一方、ステップS214において希望充電完了時間よりも満充電が選択されたと判定された場合には、ステップS211に戻る。
ステップS215では、充電スケジュール設定部114が、2台目の電動車両1の充電量を設定する。ここで、図22及び図23に示すように、2台目の電動車両1の充電量は、満充電容量に至らない量である。
そして、第1実施形態と同様にステップS22〜S29が実行される。ここで、ステップS214において満充電よりも希望充電完了時間が選択された場合には、ステップS23において、充電スケジュール設定部114は、図22に示すような充電スケジュールを設定し、ステップS24において、充電スケジュール設定部114は、図23に示すような充電スケジュールを設定する。図22及び図23に示す何れの充電スケジュールも、1台目の電動車両1の充電電力量は、満充電に至る量であり、2台目の電動車両1の電動車両1の充電電力量は、満充電に至らない量である。
そして、図20のステップS301では、制御部100は、入力部130から希望充電完了時間又は時刻が入力されたか否かを判定する。ステップS301では、ステップS29で算出された最短充電時間より短い希望充電完了時間の入力が許容される。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS29で算出された最短充電時間の経過時より早い希望充電完了時刻の入力が許容される。そして、ステップ301では、希望充電完了時間又は時刻が入力されたと判定されるまで本ステップが繰り返され、希望充電完了時間又は時刻が入力されたと判定されるとステップS302へ進む。
ステップS302では、制御部100は、ステップS301で入力された希望充電完了時間が、ステップS29で算出された最短充電時間よりも短いか否かを判定する。なお、希望充電完了時刻が入力される場合には、ステップS301で入力された希望充電完了時刻が、ステップS29で算出された最短充電時間の経過時よりも早い時刻であるか否かを判定する。そして、ステップS302において短い又は早いと判定された場合には、ステップS303に進む。一方、ステップS302において長い又は遅いと判定された場合には、ステップS31に進む。
ステップS303では、充電量算出部216が、ステップS301で入力された希望充電完了時間又は時刻に応じた電動車両1の充電量を算出する。そして、表示部120は、充電量算出部216により算出された充電量を表示すると共に、表示された充電量を希望充電完了時間で充電するか、最短充電時間より長い希望充電完了時間で満充電にするかをユーザーに選択させるためのメッセージを表示する。
次に、ステップS304では、制御部100は、入力部130において、満充電よりも希望充電完了時間が選択されたか、希望充電完了時間よりも満充電が選択されたかを判定する。ステップS304において満充電よりも希望充電完了時間が選択されたと判定された場合には、ステップS305に進む。一方、ステップS304において希望充電完了時間よりも満充電が選択されたと判定された場合には、ステップS301に戻る。
ステップS305では,充電スケジュール設定部114が、3台目の電動車両1の充電量を設定する。ここで、図24及び図25に示すように、3台目の電動車両1の充電量は、満充電容量に至らない量である。
そして、第1実施形態と同様にステップS31〜S35が実行される。ここで、ステップS304において満充電よりも希望充電完了時間が選択された場合には、ステップS32において、充電スケジュール114は、図24に示すような充電スケジュールを設定し、ステップS33において、充電スケジュール114は、図25に示すような充電スケジュールを設定する。図24及び図25に示す何れの充電スケジュールも、1台目及び2台目の電動車両1の充電電力量は、満充電に至る量であり、3台目の電動車両1の電動車両1の充電電力量は、満充電に至らない量である。
以上のとおり、本実施形態の充電制御方法及び充電制御装置200では、ユーザーが電動車両1の充電の完了を希望する時刻又は時間を、ユーザーの入力部130の操作により取得するところ、最短充電時間の経過時より早い希望充電完了時刻、又は最短充電時間よりも短い希望充電完了時間の入力を許容する。そして、最短充電時間の経過時より早い希望充電完了時刻、又は最短充電時間よりも短い希望充電完了時間が入力された場合には、入力された希望充電完了時間に応じた満充電容量未満の充電容量を算出する。これにより、満充電にするよりも早い時間で充電が完了することを希望するユーザーの要求に応えることができる。
上記実施形態における「商用電源2」は本発明における共通の電力源の一例に相当し、上記実施形態における「充電ポート14」は本発明における充電ポートの一例に相当し、上記実施形態における「電動車両1」は本発明における電動車両の一例に相当し、上記実施形態における「充電制御装置100」、「充電制御装置200」は本発明における充電制御装置の一例に相当し、上記実施形態における「充電情報取得部112」は本発明における充電情報取得手段の一例に相当し、上記実施形態における「入力部130」は本発明における「希望充電完了時間算出/取得手段」の一例に相当し、上記実施形態における「最短充電時間算出部113」は本発明における「充電時間算出手段」の一例に相当し、上記実施形態における「充電スケジュール設定部114」は本発明における「充電スケジュール設定手段」の一例に相当し、上記実施形態における「充電電力制御部115」は本発明における「充電制御手段」の一例に相当する。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。例えば、上述の実施形態では、電動車両1の充電制御装置4から充電特性マップを取得したが、充電特性マップは、制御部110、210が予め記憶していてもよい。
1 電動車両
2 商用電源
3 バッテリ
4 充電制御装置
10 充電システム
12 充電分配器
14 充電ポート
16 電力線
18 通信線
100 充電制御装置
110 制御部
111 接続検出部
112 充電情報取得部
113 最短充電時間算出部
114 充電スケジュール算出部
115 充電電力制御部
120 表示部
130 入力部
140 通信部
11 充電システム
200 充電制御装置
210 制御部
216 充電量算出部

Claims (7)

  1. 共通の電力源から電力が供給される複数の充電ポートを備え、前記充電ポートに接続された電動車両に充電する充電施設において、前記充電ポートに接続された電動車両への充電を制御する充電制御方法であって、
    前記充電ポートに接続された電動車両の残充電容量を取得し、
    ユーザーが充電完了を希望する時刻に基づいて希望充電完了時間を算出し、又は、該希望充電完了時間を取得し、
    取得した前記残充電容量と、前記充電設備から電動車両に出力される充電電力の特性と、先に前記充電ポートに接続された先行の電動車両について算出又は取得した前記希望充電完了時間とに基づいて、前記先行の電動車両に遅れて前記充電ポートに接続された後続の電動車両を、前記先行の電動車両が前記希望充電完了時間以内で充電を完了するという条件下で、所定の充電容量まで充電するのに要する充電時間を算出し、
    算出した前記充電時間以上、前記後続の電動車両について算出又は取得した前記希望充電完了時間以下の時間で、前記後続の電動車両の充電を完了する充電スケジュールを設定し、
    設定した前記充電スケジュールが実行されるように、前記充電ポートに接続された電動車両への充電を制御する充電制御方法。
  2. 前記所定の充電容量は、満充電容量であり、
    前記充電時間未満の前記希望充電完了時間を算出することになる前記時刻の入力、又は前記充電時間未満の前記希望充電完了時間の入力を禁止する請求項1に記載の充電制御方法。
  3. 前記所定の充電容量は、前記希望充電完了時間が前記充電時間よりも短い場合に、前記希望充電完了時間で前記後続の電動車両に充電される満充電容量未満の充電容量である請求項1に記載の充電制御方法。
  4. 前記後続の電動車両の充電を前記先行の電動車両の充電よりも先に開始して、前記先行の電動車両が前記希望充電完了時間以内で充電を完了する場合には、前記後続の電動車両の充電を前記先行の電動車両の充電よりも先に開始する条件で前記充電時間を算出する請求項1〜3の何れか1項に記載の充電制御方法。
  5. 前記後続の電動車両についての前記希望充電完了時間が、前記先行の電動車両についての前記希望充電完了時間よりも短い場合には、前記後続の電動車両の充電を前記先行の電動車両の充電よりも先に開始する前記充電スケジュールを設定する請求項4に記載の充電制御方法。
  6. 電動車両の残充電容量と前記充電施設から電動車両に出力される充電電力の特性との関係を示す充電特性マップに基づいて、前記充電時間を算出する請求項1〜5の何れか1項に記載の充電制御方法。
  7. 共通の電力源から電力が供給される複数の充電ポートを備え、前記充電ポートに接続された電動車両に充電する充電施設において、前記充電ポートに接続された電動車両への充電を制御する充電制御装置であって、
    前記充電ポートに接続された電動車両の残充電容量を取得する充電情報取得手段と、
    ユーザーが充電完了を希望する時刻に基づいて希望充電完了時間を算出し、又は、該希望充電完了時間を取得する希望充電完了時間算出/取得手段と、
    前記充電情報取得手段により取得された前記残充電容量と、前記充電設備から電動車両に出力される充電電力の特性と、先に前記充電ポートに接続された先行の電動車両について前記希望充電完了時間算出/取得手段により算出又は取得された前記希望充電完了時間とに基づいて、前記先行の電動車両に遅れて前記充電ポートに接続された後続の電動車両を、前記先行の電動車両が前記希望充電完了時間以内で充電を完了するという条件下で、所定の充電容量まで充電するのに要する時間である充電時間を算出する充電時間算出手段と、
    前記充電時間算出手段により算出された前記充電時間以上、前記後続の電動車両について前記希望充電完了時間算出手段により算出又は取得された前記希望充電完了時間以下の時間で、前記後続の電動車両の充電を完了する充電スケジュールを設定する充電スケジュール設定手段と、
    前記充電スケジュール設定手段により設定された前記充電スケジュールが実行されるように、前記充電ポートに接続された電動車両への充電を制御する充電制御手段と、
    を備える充電制御装置。
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