JP2017093041A - 充電装置 - Google Patents

充電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017093041A
JP2017093041A JP2015216626A JP2015216626A JP2017093041A JP 2017093041 A JP2017093041 A JP 2017093041A JP 2015216626 A JP2015216626 A JP 2015216626A JP 2015216626 A JP2015216626 A JP 2015216626A JP 2017093041 A JP2017093041 A JP 2017093041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
charging
vehicle
converter
cooling fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015216626A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6620520B2 (ja
Inventor
鈴木 保男
Yasuo Suzuki
保男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015216626A priority Critical patent/JP6620520B2/ja
Publication of JP2017093041A publication Critical patent/JP2017093041A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6620520B2 publication Critical patent/JP6620520B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】車両に搭載された蓄電装置を車両外部の電源により充電するための車載用の充電装置において、車室内にユーザがいる場合に、電力変換部を保護しつつ、冷却ファンによる騒音を低減する。【解決手段】充電装置300は、車両1に搭載されたバッテリ150を外部電源500により充電するための車載用の充電装置である。充電装置300は、外部電源500から供給される交流電力を変換してバッテリ150に出力するAC/DCコンバータ320と、AC/DCコンバータ320を冷却可能に構成された冷却ファン350と、AC/DCコンバータ320および冷却ファン350を制御する充電ECU370とを備える。充電ECU370は、車室内にユーザがいる場合には、冷却ファン350の回転速度Nfを小さい値にし、かつ、AC/DCコンバータ320からの出力電力上限値Poutを小さい値にする。【選択図】図4

Description

本発明は充電装置に関し、より特定的には、車両に搭載された蓄電装置を車両外部の電源により充電するための車載用の充電装置に関する。
車両外部の電源(外部電源)から供給される電力を用いて、車両に搭載されたバッテリを充電する外部充電が可能に構成された車両が知られている。このような車両においては、外部電源から供給される電力を変換してバッテリに出力する電力変換部(たとえばAC/DCコンバータ)における発熱により、電力変換部の温度が上昇し得る。電力変換部の過度の温度上昇から電力変換部を保護するために、電力変換部を冷却することが考えられる。たとえば特開2015−61391号公報(特許文献1)は、冷却ファンを用いてAC/DC回路およびDC/DC回路を冷却する構成を開示する。
特開2015−61391号公報
上記のように、外部充電時に電力変換部の温度が上昇した場合には、電力変換部を保護するために、冷却ファンを用いて電力変換部の温度上昇を抑制することが望ましい。しかしながら、冷却ファンの回転速度を上昇させるに従って冷却ファンにより生じる騒音が大きくなるので、外部充電中の車室内にユーザがいる状態においては、ユーザの快適性が損なわれる可能性がある。その一方で、冷却ファンの回転速度を過度に小さい値に設定すると、電力変換部の温度上昇を抑制することができず、電力変換部を十分に保護できない可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、車両に搭載された蓄電装置を車両外部の電源により充電するための車載用の充電装置において、車室内にユーザがいる場合に、電力変換部を保護しつつ、冷却ファンによる騒音を低減することである。
本発明のある局面に従う充電装置は、車両に搭載された蓄電装置を車両外部の電源により充電するための車載用の充電装置である。充電装置は、上記電源から供給される電力を変換して蓄電装置に出力する電力変換部と、電力変換部を冷却可能に構成された冷却ファンと、電力変換部および冷却ファンを制御する制御部とを備える。制御部は、車両の室内にユーザがいる場合には、冷却ファンの回転速度を小さい値にし、かつ、電力変換部からの出力電力の上限値を小さい値にする。
単に冷却ファンの回転速度を小さい値に設定すると、冷却ファンによる騒音を低減することはできるものの、電力変換部の温度が低下しにくくなる。その結果、電力変換部の温度を許容温度範囲内に維持して電力変換部を保護することができなくなる可能性がある。上記構成によれば、電力変換部からの出力電力の上限値を小さい値に設定することにより、電力変換部における発熱が抑制される。これにより、冷却ファンの回転速度を小さい値に設定したとしても電力変換部の温度上昇を抑制することができる。したがって、電力変換部を保護しつつ、冷却ファンによる騒音を低減することができる。
本発明によれば、車両に搭載された蓄電装置を車両外部の電源により充電するための車載用の充電装置において、車室内にユーザがいる場合に、電力変換部を保護しつつ、冷却ファンによる騒音を低減することができる。
本実施の形態に係る充電装置を搭載した車両の全体構成を概略的に示すブロック図である。 各外部充電モードについて、AC/DCコンバータの温度と冷却ファンの回転速度との対応関係を示すマップの一例を示す図である。 各外部充電モードについて、AC/DCコンバータの温度と充電装置からの出力電力上限値との対応関係を示すマップの一例を示す図である。 本実施の形態における外部充電制御を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
以下に示す実施の形態においては、本発明に係る充電装置が、外部充電が可能に構成されたハイブリッド車(いわゆるプラグインハイブリッド車)に搭載される構成例について説明する。しかし、本発明に係る充電装置が適用可能な車両は外部充電が可能であればこれに限定されるものではなく、エンジンを搭載しない電気自動車または燃料電池車であってもよい。
図1は、本実施の形態に係る充電装置を搭載した車両の全体構成を概略的に示すブロック図である。図1を参照して、車両1は、エンジン100と、モータジェネレータ10,20と、動力分割機構30と、駆動輪40と、バッテリ150と、システムメインリレー(SMR:System Main Relay)160と、電力制御装置(PCU:Power Control Unit)200と、電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)250と、充電装置300とを備える。
エンジン100は、たとえばガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等の内燃機関である。モータジェネレータ10およびモータジェネレータ20の各々は、たとえば三相交流回転電機である。
モータジェネレータ10は、動力分割機構30を介してエンジン100のクランク軸に連結される。モータジェネレータ10は、エンジン100を始動する際にバッテリ150の電力を用いてエンジン100のクランク軸を回転させる。また、モータジェネレータ10はエンジン100の動力を用いて発電することも可能である。モータジェネレータ10で発電された交流電力は、PCU200により直流電力に変換されてバッテリ150に充電される。なお、モータジェネレータ10で発電された交流電力は、モータジェネレータ20に供給される場合もある。
モータジェネレータ20は、バッテリ150からの電力およびモータジェネレータ10で発電された電力の少なくとも一方を用いて駆動軸を回転させる。また、モータジェネレータ20は、回生制動によって発電することも可能である。モータジェネレータ20で発電された交流電力は、PCU200により直流電力に変換されてバッテリ150に充電される。
動力分割機構30は、たとえば遊星歯車機構であり、エンジン100が発生させた動力を、駆動輪40に伝達される動力と、モータジェネレータ10に伝達される動力とに分割する。
バッテリ(蓄電装置)150は、充放電が可能に構成された直流電源であり、代表的にはリチウムイオン電池もしくはニッケル水素電池などの二次電池、または電気二重層キャパシタなどのキャパシタを含んで構成される。バッテリ150は、車両1の運転時には、車両1の駆動力を発生させるための電力をPCU200に供給する一方で、車両1の回生制動時には、モータジェネレータ10またはモータジェネレータ20によって発電された電力を蓄える。
SMR160は、バッテリ150とPCU200との間に電気的に接続される。SMR160の閉成/開放は、ECU250からの制御信号に応じて制御される。
PCU200は、バッテリ150から供給された直流電力を交流電力に変換して、モータジェネレータ10およびモータジェネレータ20に供給する。また、PCU200は、モータジェネレータ10またはモータジェネレータ20で発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ150に供給する。
ECU250は、図示しない各センサおよび機器からの信号、ならびにメモリに格納されたマップおよびプログラムに基づいて、車両1が所望の走行状態となるように各機器を制御する。
充電装置300は、外部充電時に外部電源500から充電ケーブル400を介して供給される電力を用いてバッテリ150を充電する。充電装置300は、インレット310と、AC/DCコンバータ320と、充電リレー(CHR:Charge Relay)330と、温度センサ340と、冷却ファン350と、ルームスイッチ360と、充電ECU370とを備える。充電ケーブル400は、プラグ410と、コネクタ420と、電線430とを含む。
外部電源500は、典型的には商用交流電源を含んで構成される。外部充電時においては、充電ケーブル400のプラグ410が外部電源500のコンセント510に接続されるとともに、充電ケーブル400のコネクタ420が車両1のインレット310に接続される。電線430は、プラグ410とコネクタ420とを電気的に接続する。
AC/DCコンバータ320は、外部電源500から供給される交流電力を直流電力に変換しバッテリ150に出力する。
CHR330は、バッテリ150とAC/DCコンバータ320との間に電気的に接続される。CHR330の閉成/開放は、充電ECU370からの制御信号に応じて制御される。
温度センサ340は、AC/DCコンバータ320の温度(以下「充電器温度」とも称する)Tcを検出し、その検出結果を充電ECU370に出力する。
冷却ファン350は、充電ECU370からの制御信号に応答して回転駆動され、AC/DCコンバータ320に送風する。これにより、外部充電時に発生したジュール熱によって温度上昇したAC/DCコンバータ320を冷却することができる。より具体的には、冷却ファン350は、PWM(Pulse Width Modulation)制御可能なモータ(図示せず)を含んで構成される。充電ECU370は、PWM制御信号のデューティを調整することによって、冷却ファン350の回転速度(以下「ファン回転速度」とも称する)Nfを目標値に制御する。
車両1は、外部充電時の制御モード(外部充電モード)として、「通常モード」および「室内モード」を有する。以下に説明するように、通常モードは、車室内(車両1の図示しない室内)にユーザがいない状態で外部充電を行なう制御モードである。室内モードは、車室内にユーザがいる状態で外部充電を行なう制御モードである。室内モードでは、外部電源500から供給される電力を用いて、空調装置およびコンセントに接続された様々な電気機器(いずれも図示せず)を駆動することができる。
ルームスイッチ360は、車室内にいるユーザの操作を受け付ける。外部充電に際し、ルームスイッチ360がユーザによりオン操作された場合、ルームスイッチ360は、車室内にユーザがいることを示す信号を充電ECU370に出力する。充電ECU370は、上記信号に応答して、車両1の外部充電モードを室内モードに設定する。一方、充電ECU370は、ルームスイッチ360がオフの場合には、車両1の外部充電モードを通常モードに設定する。
充電ECU370は、いずれも図示しないが、CPU(Central Processing Unit)と、メモリと、バッファとを含む。充電ECU370は、メモリに格納されたマップおよびプログラムに基づいて、各センサからの信号を用いた演算処理を実行し、演算処理結果に応じた制御信号を出力する。なお、充電ECU370の一部あるいは全部は、電子回路等のハードウェアにより演算処理を実行するように構成されてもよい。
充電ECU370により実行される主要な制御として、冷却ファン350を用いたAC/DCコンバータ320の冷却制御と、AC/DCコンバータ320からバッテリ150への出力電力の制御とが挙げられる。より具体的には、充電ECU370は、所定のマップ(図2参照)に従って、充電器温度Tcが許容温度範囲内に維持されるように冷却ファン350を制御する。また、充電ECU370は、所定のマップ(図3参照)に従って、出力電力上限値Poutを上回らない範囲の電力が出力されるようにAC/DCコンバータ320を制御する。
以上のように構成された車両1において、AC/DCコンバータ320での発熱により充電器温度Tcが上昇すると、冷却ファン350を用いて充電器温度Tcの過度の上昇を抑制することが求められる。しかしながら、車室内にユーザがいる状態でファン回転速度Nfを過度に上昇させると、冷却ファン350により生じる騒音が大きくなり、ユーザの快適性が損なわれる可能性がある。そのため、充電ECU370は、以下に説明するように、外部充電モードが通常モードか室内モードかに応じて、ファン回転速度Nfを制御するためのマップを切り替える。
図2は、各外部充電モードについて、充電器温度Tcとファン回転速度Nfとの対応関係を示すマップの一例を示す図である。図2において、横軸は充電器温度Tcを示し、縦軸はファン回転速度Nf(単位:rpm)を示す。
通常モード時にはNnormalに示すように、充電器温度TcがT1以下の範囲ではファン回転速度NfはN1にて一定に維持される。充電器温度TcがT1を上回ると、充電器温度Tcの上昇に伴い、ファン回転速度NfはN1から最大値Nmaxまで単調に上昇する。
一方、室内モード時にはNroomに示すように、充電器温度TcがT1よりも高いT2以下の範囲において、ファン回転速度NfはN1にて一定に維持される。つまり、充電器温度TcがT1を上回っても充電器温度TcがT2を上回るまではファン回転速度Nfの上昇が抑制される。充電器温度TcがT2を上回ると、充電器温度Tcの上昇に伴い、ファン回転速度NfはN1から最大値Nmaxまで単調に上昇する。
なお、図2において、温度T2は、出力電力上限値PoutをP1に制限した場合であっても、AC/DCコンバータ320での発熱による充電器温度Tcの上昇量の方が、ファン回転速度Nf=N1での冷却による充電器温度Tcの低下量よりも大きい温度である。
このように、室内モード時には、通常モード時と比べて、同一の充電器温度Tcにおけるファン回転速度Nfが小さい値(または同一の値)に設定される。これにより、充電器温度TcがT1とT2との間の温度範囲において、冷却ファン350の回転駆動により生じる騒音を低減することができるので、ユーザの快適性を確保することができる。
その一方で、ファン回転速度Nfの上昇が抑制されることで、AC/DCコンバータ320での発熱による充電器温度Tcの上昇量に対して、冷却ファン350を用いた冷却による充電器温度Tcの低下量が不十分になり得る。その結果、充電器温度Tcの上昇が抑制されず、AC/DCコンバータ320を十分に保護できない可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、室内モード時には、通常モード時と比べて、AC/DCコンバータ320からの出力電力上限値Poutを小さい値(または同一の値)に設定する構成を採用する。
図3は、各外部充電モードについて、充電器温度TcとAC/DCコンバータ320からの出力電力上限値Poutとの対応関係を示すマップの一例を示す図である。図3において、横軸は充電器温度Tcを示し、縦軸は出力電力上限値Pout(単位:kW)を示す。
通常モード時にはPnormalに示すように、充電器温度TcがT4以下の範囲では出力電力上限値Poutは最大値Pmaxである。充電器温度TcがT4を上回ると、AC/DCコンバータ320の発熱による充電器温度Tcの上昇量に対して、冷却ファン350の回転駆動による充電器温度Tcの低下量が不十分になり、充電器温度Tcを許容温度範囲内に維持することができない可能性がある。したがって、充電器温度TcがT4以上になると、出力電力上限値Poutの制限が強化される。すなわち、充電器温度Tcの上昇に伴い、出力電力上限値PoutはPmaxからP1まで単調に低下するように設定される。
これに対し、室内モード時にはProomに示すように、充電器温度TcがT4よりも低いT3を上回った時点で出力電力上限値Poutの制限が強化される。すなわち、充電器温度TcがT3を上回ると、充電器温度Tcの上昇に伴い、出力電力上限値PoutはPmaxからP1まで単調に低下するように設定される。同一の充電器温度Tcで比較した場合に、室内モード時の出力電力上限値Poutは、通常モード時の出力電力上限値Pout以下に設定される。これにより、AC/DCコンバータ320での発熱量が低減されるので、充電器温度Tcの上昇を抑制することができる。したがって、図2にて説明したように室内モード時にファン回転速度Nfを小さい値に設定したとしても、充電器温度Tcを許容温度範囲内に維持し、AC/DCコンバータ320を適切に保護することができる。
なお、図3において、温度Taは、AC/DCコンバータ320の周囲温度が常温である場合に、出力電力上限値Pout=P1でのAC/DCコンバータ320での発熱による充電器温度Tcの上昇量と、ファン回転速度Nf=N1での冷却による充電器温度Tcの低下量とが釣り合う温度である。
また、図3に示すマップでは、通常モードおよび室内モードの両方で出力電力上限値PoutをP1まで低下させる例について説明した。しかし、出力電力上限値Poutの低下の態様はこれに限定されるものではなく、室内モード時には出力電力上限値PoutをP1よりも小さい値に減少させてもよい。
図4は、本実施の形態における外部充電制御を説明するためのフローチャートである。このフローチャートは、所定の条件成立時または所定の制御周期毎にメインルーチンから呼び出されて実行される。なお、図4に示すフローチャートの各ステップは、基本的には充電ECU370によるソフトウェア処理によって実現されるが、充電ECU370内に作製された専用のハードウェア(図示しない電子回路)によって実現されてもよい。
S10において、充電ECU370は、ECU250から外部充電を開始すべき旨の指示があるか否かを判定する。ECU250は、たとえば、車両1のインレット310に充電ケーブル400のコネクタ420が接続されたことを示す接続信号(図示せず)を充電ケーブル400から受けた場合に、充電ECU370に外部充電の開始を指示する。外部充電の指示を受けていない場合(S10においてNO)、充電ECU370は、以降処理をスキップして処理をメインルーチンへと戻す。外部充電の指示を受けた場合(S10においてYES)、充電ECU370は処理をS20に進める。
S20において、充電ECU370は、車室内にユーザがいるか否かを判定する。車室内にユーザがいるか否かは、上述のようにルームスイッチ360のオン/オフにより判定することも可能であるし、車両1との無線通信機能を有するキー(いわゆるインテリジェントキー)が車室内にあるか否かにより判定することも可能である。
ルームスイッチ360がオフである場合(S20においてNO)、充電ECU370は、車室内にユーザはいないとして、通常モードのファン回転速度マップ(図2のNnormal参照)を選択するとともに(S30)、通常モードの出力電力制限マップ(図3のPnormal参照)を選択する(S40)。そして、充電ECU370は、ファン回転速度Nfが、Nnormal上での現在の充電器温度Tcに対応する値になるように冷却ファン350を制御する。また、充電ECU370は、出力電力上限値Poutが、Nroom上での現在の充電器温度Tcに対応する値になるようにAC/DCコンバータ320を制御する。
これに対し、ルームスイッチ360がオンである場合(S20においてYES)、充電ECU370は、車室内にユーザがいるとして、室内モードのファン回転速度マップ(図2のNroom参照)を選択するとともに(S50)、室内モードの出力電力制限マップ(図3のProom参照)を選択する(S60)。そして、充電ECU370は、ファン回転速度Nfが、Nroom上での現在の充電器温度Tcに対応する値になるように冷却ファン350を制御する。また、充電ECU370は、出力電力上限値Poutが、Proom上での現在の充電器温度Tcに対応する値になるようにAC/DCコンバータ320を制御する。S40またはS60の処理が終了すると、充電ECU370は処理をメインルーチンへと戻す。
以上のように、本実施の形態によれば、車室内にユーザがいる場合には、車室内にユーザがいない場合と比べて、ファン回転速度Nfが小さい値に設定され、かつ、出力電力上限値Poutが小さい値に設定される。出力電力上限値Poutを小さい値に設定することでAC/DCコンバータ320での発熱量が抑制されるので、ファン回転速度Nfを小さい値に設定したとしても、AC/DCコンバータ320の過度の温度上昇を防止することができる。したがって、AC/DCコンバータ320を保護しつつ、冷却ファン350による騒音を低減することができる。
なお、本実施の形態において、AC/DCコンバータ320が本発明に係る「電力変換部」に相当する。ただし、「電力変換部」の構成はこれに限定されるものではなく、AC/DCコンバータ320により生成された直流電圧を昇圧または降圧するDC/DCコンバータをさらに含んでもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、10,20 モータジェネレータ、30 動力分割機構、40 駆動輪、100 エンジン、150 バッテリ、160 システムメインリレー(SMR)、200 電力制御装置(PCU)、250 電子制御装置(ECU)、300 充電スイッチ、310 インレット、320 AC/DCコンバータ、330 充電リレー(CHR)、340 冷却ファン、350 温度センサ、360 ルームスイッチ、370 充電ECU、400 充電ケーブル、410 プラグ、420 コネクタ、430 電線、500 外部電源、510 コンセント。

Claims (1)

  1. 車両に搭載された蓄電装置を車両外部の電源により充電するための車載用の充電装置であって、
    前記電源から供給される電力を変換して前記蓄電装置に出力する電力変換部と、
    前記電力変換部を冷却可能に構成された冷却ファンと、
    前記電力変換部および前記冷却ファンを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記車両の室内にユーザがいる場合には、前記車両の室内に前記ユーザがいない場合と比べて、前記冷却ファンの回転速度を小さい値にし、かつ、前記電力変換部からの出力電力の上限値を小さい値にする、充電装置。
JP2015216626A 2015-11-04 2015-11-04 充電装置 Active JP6620520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015216626A JP6620520B2 (ja) 2015-11-04 2015-11-04 充電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015216626A JP6620520B2 (ja) 2015-11-04 2015-11-04 充電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017093041A true JP2017093041A (ja) 2017-05-25
JP6620520B2 JP6620520B2 (ja) 2019-12-18

Family

ID=58768879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015216626A Active JP6620520B2 (ja) 2015-11-04 2015-11-04 充電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6620520B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109204025A (zh) * 2017-06-30 2019-01-15 郑州宇通客车股份有限公司 一种车载充电装置及新能源车辆
CN110086238A (zh) * 2019-06-11 2019-08-02 北京经纬恒润科技有限公司 车载无线充电器的散热方法及车载无线充电系统
JP2020089206A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社デンソーテン 車両の充電制御装置及び車両の充電制御方法
JP2020108263A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 トヨタ自動車株式会社 充電装置
JP2020124012A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 トヨタ自動車株式会社 バッテリ冷却制御装置
JP2022071648A (ja) * 2020-10-28 2022-05-16 トヨタ自動車株式会社 移動体、サーバおよび判定プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007276696A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Calsonic Kansei Corp 車両用蓄電源空調システム
JP2007296887A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Nissan Motor Co Ltd 騒音低減装置及び方法
JP2014018002A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Omron Automotive Electronics Co Ltd 充電装置
JP2014073044A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Sharp Corp パワーコンディショナ及びこれを備える蓄電システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007276696A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Calsonic Kansei Corp 車両用蓄電源空調システム
JP2007296887A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Nissan Motor Co Ltd 騒音低減装置及び方法
JP2014018002A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Omron Automotive Electronics Co Ltd 充電装置
JP2014073044A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Sharp Corp パワーコンディショナ及びこれを備える蓄電システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109204025A (zh) * 2017-06-30 2019-01-15 郑州宇通客车股份有限公司 一种车载充电装置及新能源车辆
CN109204025B (zh) * 2017-06-30 2024-02-20 宇通客车股份有限公司 一种车载充电装置及新能源车辆
JP2020089206A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社デンソーテン 車両の充電制御装置及び車両の充電制御方法
JP2020108263A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 トヨタ自動車株式会社 充電装置
JP7124694B2 (ja) 2018-12-27 2022-08-24 トヨタ自動車株式会社 充電装置
JP2020124012A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 トヨタ自動車株式会社 バッテリ冷却制御装置
JP7192533B2 (ja) 2019-01-29 2022-12-20 トヨタ自動車株式会社 バッテリ冷却制御装置
CN110086238A (zh) * 2019-06-11 2019-08-02 北京经纬恒润科技有限公司 车载无线充电器的散热方法及车载无线充电系统
JP2022071648A (ja) * 2020-10-28 2022-05-16 トヨタ自動車株式会社 移動体、サーバおよび判定プログラム
JP7294301B2 (ja) 2020-10-28 2023-06-20 トヨタ自動車株式会社 移動体、サーバおよび判定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6620520B2 (ja) 2019-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6620520B2 (ja) 充電装置
CA2711788C (en) Hybrid vehicle and method for controlling electric power of hybrid vehicle
US8395355B2 (en) Power supply system and vehicle with the system
US9132738B2 (en) Electric vehicle
US10286808B2 (en) Vehicle and method for controlling the same
US8589052B2 (en) Vehicle control system
US9676383B2 (en) Vehicle control device and vehicle
JP4655950B2 (ja) 電動車両
US9030172B2 (en) Vehicle and method of controlling vehicle
CN110281901B (zh) 车辆
JP6221944B2 (ja) ハイブリッド車両およびその制御方法
JP2007221885A (ja) 二次電池の制御装置および制御方法
JP2009296820A (ja) 二次電池の充電制御装置および充電制御方法ならびに電動車両
JP2009038958A (ja) 車両の制御装置および制御方法
JP5042816B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP2016016763A (ja) ハイブリッド車の発電制御装置およびハイブリッド車の発電制御方法
JPWO2011086681A1 (ja) 電気駆動式車両
JP4788670B2 (ja) 車両用制御装置
US9573581B2 (en) Hybrid vehicle
JP6424596B2 (ja) 車両の充電制御装置
JP6003698B2 (ja) 車両
JP6245120B2 (ja) 電動車両の制御装置
JP2013141860A (ja) 車両の制御装置
JP2004278315A (ja) エンジン始動制御装置
JP5621264B2 (ja) 車両の電気システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191105

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6620520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151