JP2013141860A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Makoto Yamazaki
誠 山崎
Keita Fukui
啓太 福井
Shunsuke Fushiki
俊介 伏木
Hidekazu Nawata
英和 縄田
Yuta Niwa
悠太 丹羽
Atsushi Takara
厚 多嘉良
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Abstract

【課題】エンジンコンパートメント内の温度上昇を抑制する。
【解決手段】車両には、フードロック184によって固定された状態においてエンジンコンパートメント180を閉ざし、フードロック184による固定が解除されると開かれるボンネットフード182と、エンジンコンパートメント180内に収容されたエンジン100と、エンジン100によって駆動されるモータジェネレータ110とが搭載される。車両から車両の外部の機器に電力を供給するようにエンジン100およびモータジェネレータ110を制御している間に、フードロック184による固定が解除される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の制御装置に関し、特に、エンジンに連結された発電機を用いて発電し、外部の機器に電力を供給可能な車両を制御する技術に関する。
電動モータによって走行可能なハイブリッド車および電気自動車が知られている。ハイブリッド車や、航続距離拡張機能(レンジエクステンダー)付電気自動車あるいはレンジエンクステンデッド電気自動車の中には、エンジンによって発電機を駆動し、発電することが可能なものもある。通常、発電された電力は、車両に搭載されたバッテリに蓄えられ、走行用の電動モータを駆動するために用いられる。
バッテリに蓄えられた電力の他の使い道として、車両の外部の電気機器に電力を供給することも検討されている。車両の外部の電気機器に車両から電力を供給することにより、停電時や災害時などの非常用電源として車両が用いられる。
このような機能を備えた車両においては、バッテリの残存容量が十分である間は、発電機を駆動せずとも電力を供給することが可能であるが、バッテリの残存容量が低下した場合は、特開2001−231106号公報(特許文献1)に記載のように、エンジンを駆動して発電機によって発電して電力供給が継続される。
特開2001−231106号公報
しかしながら、車両の停車中にエンジンを駆動すると、走行風が得られないことによりエンジンコンパートメント(エンジンルーム)の温度が上昇し易い。エンジンコンパートメントの温度が上昇した場合、エンジンを停止して外部への電力供給を停止した後に、車両の走行のためにエンジンを始動しようとするときに、吸気温度が高いことや、燃料配管内の燃料温度が高いことなどに起因して、エンジンの始動性が悪化し得る。
本発明は、上述の課題を解消するためになされたものであって、その目的は、エンジンコンパートメント内の温度上昇を抑制することである。
ある実施例において、車両には、固定手段によって固定された状態においてエンジンコンパートメントを閉ざし、固定手段による固定が解除されると開かれるボンネットフードと、エンジンコンパートメント内に収容されたエンジンと、エンジンによって駆動される発電機とが搭載される。車両の制御装置は、車両から車両の外部の機器に電力を供給するようにエンジンおよび発電機を制御するための手段と、車両から車両の外部の機器に電力を供給している間に、固定手段によるボンネットフードの固定を解除する解除手段とを備える。
この構成によると、ボンネットフードを開くことにより、エンジンコンパートメント内の熱をエンジンコンパートメント外に放出し易くできる。そのため、エンジンコンパートメント内の温度上昇を抑制できる。
別の実施例において、車両から車両の外部の機器に電力を供給している間に、エンジンコンパートメント内の温度が所定温度以上であると、固定手段によるボンネットフードの固定が解除される。
この構成によると、エンジンコンパートメント内の温度が高い場合に、ボンネットフードを開くことができる。
さらに別の実施例において、車両から車両の外部の機器に電力を供給している間に、エンジンの冷却水の温度が所定温度以上であると、固定手段によるボンネットフードの固定が解除される。
この構成によると、エンジンコンパートメント内の温度が高い場合に、ボンネットフードを開くことができる。
さらに別の実施例において、車両から車両の外部の機器に電力を供給している間に、エンジンに吸入される空気の温度が所定温度以上であると、固定手段によるボンネットフードの固定が解除される。
この構成によると、エンジンコンパートメント内の温度が高い場合に、ボンネットフードを開くことができる。
さらに別の実施例において、車両には、エンジンを冷却する冷却装置がさらに搭載される。車両から車両の外部の機器に電力を供給した場合、車両から車両の外部の機器への電力供給が停止した後に、冷却装置が作動される。
この構成によると、エンジンを強制的に冷却して、エンジンの始動性を良好にできる。
さらに別の実施例において、車両から車両の外部の機器への電力供給が停止した後に、エンジンコンパートメント内の温度が所定温度以上であると、冷却装置が作動される。
この構成によると、エンジンコンパートメント内の温度が高い場合に、エンジンを強制的に冷却できる。
さらに別の実施例において、車両から車両の外部の機器への電力供給が停止した後に、エンジンの冷却水の温度が所定温度以上であると、冷却装置が作動される。
この構成によると、エンジンコンパートメント内の温度が高い場合に、エンジンを強制的に冷却できる。
さらに別の実施例において、車両から車両の外部の機器への電力供給が停止した後に、エンジンに吸入される空気の温度が所定温度以上であると、冷却装置が作動される。
この構成によると、エンジンコンパートメント内の温度が高い場合に、エンジンを強制的に冷却できる。
車両を示す概略構成図である。 動力分割機構の共線図を示す図である。 車両の前部を示す図である。 車両の電気システムを示す図である。 ECUが実行する処理(その1)を示すフローチャートである。 ECUが実行する処理(その2)を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、車両には、エンジン100と、第1モータジェネレータ110と、第2モータジェネレータ120と、動力分割機構130と、減速機140と、バッテリ150とが搭載される。なお、以下の説明においては一例としてハイブリッド車について説明するが、レンジエクステンダー付電気自動車あるいはレンジエクステンデッド電気自動車と呼ばれる車両を用いるようにしてもよい。
エンジン100、第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120、バッテリ150は、ECU(Electronic Control Unit)170により制御される。ECU170は複数のECUに分割するようにしてもよい。
一例として、スタートスイッチ171がユーザによりオンにされると、ECU170は、車両の走行が可能となるように、エンジン100、第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120等を含むシステムを制御する。
この車両は、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行する。すなわち、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちのいずれか一方もしくは両方が、運転状態に応じて駆動源として自動的に選択される。
たとえばアクセル開度が小さい場合および車速が低い場合などには、第2モータジェネレータ120のみを駆動源として車両が走行する。この場合、エンジン100が停止される。ただし、発電などのためにエンジン100が駆動する場合がある。
また、アクセル開度が大きい場合、車速が高い場合、バッテリ150の残存容量(SOC:State Of Charge)が小さい場合などには、エンジン100が駆動される。この場合、エンジン100のみ、もしくはエンジン100および第2モータジェネレータ120の両方を駆動源としてハイブリッド車が走行する。
エンジン100を走行用の駆動源として用いずに、発電のためにだけ用いるようにしてもよい。すなわち、ハイブリッド車は、シリーズハイブリッド車であってもよい。
エンジン100は、内燃機関である。燃料と空気の混合気が燃焼室内で燃焼することよって、出力軸であるクランクシャフトが回転する。エンジン100を冷却する冷却装置として、電動ファン102および電動ウォーターポンプ104が設けられる。電動ファン102は、エンジン100を冷却するための冷却風を発生する。電動ウォーターポンプ104は、エンジン100の冷却水を循環させる。エンジン100の冷却水の温度は、温度センサ106により検出され、エンジン100に吸入される空気の温度は温度センサ108により検出される。温度センサ106,108の出力は、ECU170に入力される。
エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120は、動力分割機構130を介して接続されている。エンジン100が発生する動力は、動力分割機構130により、2経路に分割される。一方は減速機140を介して前輪160を駆動する経路である。もう一方は、第1モータジェネレータ110を駆動させて発電する経路である。
第1モータジェネレータ110は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第1モータジェネレータ110は、動力分割機構130により分割されたエンジン100の動力により発電する。すなわち、第1モータジェネレータ110は発電機としての機能を有する。第1モータジェネレータ110により発電された電力は、車両の走行状態や、バッテリ150の残存容量の状態に応じて使い分けられる。たとえば、通常走行時では、第1モータジェネレータ110により発電された電力はそのまま第2モータジェネレータ120を駆動させる電力となる。一方、バッテリ150のSOCが予め定められた値よりも低い場合、第1モータジェネレータ110により発電された電力は、後述するインバータにより交流から直流に変換される。その後、後述するコンバータにより電圧が調整されてバッテリ150に蓄えられる。
第1モータジェネレータ110が発電機として作用している場合、第1モータジェネレータ110は負のトルクを発生している。ここで、負のトルクとは、エンジン100の負荷となるようなトルクをいう。第1モータジェネレータ110が電力の供給を受けてモータとして作用している場合、第1モータジェネレータ110は正のトルクを発生する。ここで、正のトルクとは、エンジン100の負荷とならないようなトルク、すなわち、エンジン100の回転をアシストするようなトルクをいう。なお、第2モータジェネレータ120についても同様である。
第2モータジェネレータ120は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第2モータジェネレータ120は、バッテリ150に蓄えられた電力および第1モータジェネレータ110により発電された電力のうちの少なくともいずれかの電力により駆動する。
第2モータジェネレータ120の駆動力は、減速機140を介して前輪160に伝えられる。これにより、第2モータジェネレータ120はエンジン100をアシストしたり、第2モータジェネレータ120からの駆動力により車両を走行させたりする。なお、前輪160の代わりにもしくは加えて後輪を駆動するようにしてもよい。
ハイブリッド車の回生制動時には、減速機140を介して前輪160により第2モータジェネレータ120が駆動され、第2モータジェネレータ120が発電機として作動する。これにより第2モータジェネレータ120は、制動エネルギを電力に変換する回生ブレーキとして作動する。第2モータジェネレータ120により発電された電力は、バッテリ150に蓄えられる。
動力分割機構130は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から構成される。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、ピニオンギヤが自転可能であるように支持する。サンギヤは第1モータジェネレータ110の回転軸に連結される。キャリアはエンジン100のクランクシャフトに連結される。リングギヤは第2モータジェネレータ120の回転軸および減速機140に連結される。
エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が、遊星歯車からなる動力分割機構130を介して連結されることで、エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120の回転数は、図2で示すように、共線図において直線で結ばれる関係になる。
エンジン100、第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120および動力分割機構130は、エンジンコンパートメント(またはエンジンルーム)内に収容される。
図3に示すように、エンジンコンパートメント180の上部は、ボンネットフード182によって閉ざされる。周知のように、ボンネットフード182の後端部はヒンジ(図示せず)によって搖動可能に支持される。ボンネットフード182の前端部は、フードロック184によって車体に固定される。ボンネットフード182がフードロック184によって固定された状態において、ボンネットフード182はエンジンコンパートメント180の上部を閉ざす。
フードロック184による固定が解除されると、図3において破線で示すように、ボンネットフード182が少し開かれる。周知のように、車室内に設けられたオープナーをユーザ(図示せず)が操作してケーブルを引くことにより、フードロック184による固定が解除される。また、本実施の形態においては、ECU170によって制御される電動モータ186によってケーブルを引くことにより、フードロック184による固定を解除することも可能である。詳細を後述するように、本実施の形態においては、車両から車両の外部の機器に電力を供給している間に、フードロック184によるボンネットフード182の固定を解除するように、電動モータ186が制御される。
ボンネットフード182は、フードロック184内あるいはボンネットフード182の下部に設けられたスプリング(図示せず)によって、上方に向かって開くように付勢される。
フードロック184による固定が解除された後、ユーザが車両の前方からレバーを操作し、フードロック184のフックをボンネットフード182のストライカーから外すことにより、ボンネットフード182を図3において破線で示す位置からさらに大きく開くことが可能となる。
図1に戻って、バッテリ150は、複数のバッテリセルを一体化したバッテリモジュールを、さらに複数直列に接続して構成された組電池である。バッテリ150の電圧は、電圧センサ152により検出され、検出された電圧を表す信号がECU170に入力される。バッテリ150には、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120の他、車両の外部の電源から供給される電力が充電される。なお、バッテリ150の代わりにもしくは加えてキャパシタを用いるようにしてもよい。
図4を参照して、ハイブリッド車の電気システムについてさらに説明する。ハイブリッド車には、コンバータ200と、第1インバータ210と、第2インバータ220と、システムメインリレー(SMR)230と、充放電器240と、インレット250とが設けられる。
バッテリ150から放電された電力を第1モータジェネレータ110もしくは第2モータジェネレータ120に供給する際、電圧がコンバータ200により昇圧される。逆に、第1モータジェネレータ110もしくは第2モータジェネレータ120により発電された電力をバッテリ150に充電する際、電圧がコンバータ200により降圧される。
第1インバータ210は、バッテリ150から供給される直流電流を交流電流に変換し、第1モータジェネレータ110に供給する。また、第1インバータ210は、第1モータジェネレータ110により発電された交流電流を直流電流に変換する。
同様に、第2インバータ220は、バッテリ150から供給される直流電流を交流電流に変換し、第2モータジェネレータ120に供給する。また、第2インバータ220は、第2モータジェネレータ120により発電された交流電流を直流電流に変換する。
コンバータ200、第1インバータ210および第2インバータ220は、ECU170により制御される。
システムメインリレー230は、バッテリ150と充放電器240との間に設けられる。システムメインリレー230は、バッテリ150と電気システムとを接続した状態および遮断した状態を切換えるリレーである。システムメインリレー230が開いた状態であると、バッテリ150が電気システムから遮断される。システムメインリレー230が閉じた状態であると、バッテリ150が電気システムに接続される。
充放電器240は、バッテリ150とコンバータ200との間に接続される。充放電器240は、充電ステーション400や家屋などを介して車両の外部の電源402から車両に供給される電力でバッテリ150を充電する場合、交流電力を直流電力に変換する。また、充放電器240は、停電時などにおいて、充電ステーション400や家屋などを介して、車両から車両の外部の電気機器404に電力を供給する場合、バッテリ150などから供給される直流電力を交流電力に変換する。なお、バッテリ150の充電系統と、車両から外部への給電系統とを別々に設けてもよい。
インレット250は、たとえばハイブリッド車の側部に設けられる。インレット250には、車両と充電ステーション400とを連結するケーブル300のコネクタ310が接続される。
ケーブル300のプラグ320は、充電ステーション400に接続される。充電ステーション400は、家屋の分電盤に接続される。したがって、充電ステーション400は、分電盤を介して車両の外部の電源402ならびに家屋内の電気機器404に接続される。なお、充電ステーション400を介さずに電気機器404を車両に接続するようにしてもよい。
図5を参照して、本実施の形態において、ECU170が実行する処理(その1)について説明する。以下に説明する処理は、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアとの協働により実行される。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、車両から車両の外部の機器(充電ステーション400または電気機器404)に電力を供給するか否かが判断される。たとえば、ユーザが車室内のインターフェース、インレット250付近に設けられたスイッチ、あるいは、コネクタ310に設けられたスイッチを所定の態様で操作することにより、車両から車両の外部の機器に電力を供給すると判断される。
車両から車両の外部の機器に電力を供給する場合、S102にて、車両から車両の外部の機器へ電力を供給するように、充放電器240、エンジン100、第1モータジェネレータ110および第1インバータ210が制御される。たとえば、バッテリ150の残存容量が所定の値以上であれば、エンジン100を停止したまま、バッテリ150から放電された電力が充放電器240を介して車両の外部の機器に供給される。バッテリ150の残存容量が所定の値を下回ると、エンジン100が運転されるとともに第1モータジェネレータ110が発電機として作動される。
車両から車両の外部の機器へ電力を供給した場合、車両から車両の外部の機器へ電力を供給したことを示す履歴がECU170内のメモリに記憶される。
その後、エンジンコンパートメント180内の温度が所定温度以上であると(S104にてYES)、S106にて、フードロック184によるボンネットフード182の固定が解除される。
これにより、ボンネットフード182が開かれ、エンジンコンパートメント180内の熱をエンジンコンパートメント180外に放出し易くできる。そのため、エンジンコンパートメント180内の温度上昇を抑制できる。
本実施の形態においては、一例として、エンジン100の冷却水の温度が所定温度以上であり、かつエンジン100に吸入される空気の温度が所定温度以上であると、エンジンコンパートメント180内の温度が所定温度以上であると判断される。なお、冷却水の温度と吸気温度とのうちのいずれか一方のみを用いてエンジンコンパートメント180内の温度を判定してもよく、エンジンコンパートメント180内の温度を直接検出するようにしてもよい。
さらにその後、電力供給を停止するための操作がユーザにより行なわれたり、車両内あるいは車両外部の制御機器から電力供給の停止指令が発せられると(S108にてYES)、S110にて、車両から車両の外部の機器への電力供給が停止される。
図6を参照して、本実施の形態において、ECU170が実行する処理(その2)について説明する。以下に説明する処理は、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアとの協働により実行される。
S200にて、スタートスイッチ171がオフからオンにされたか否かが判断される。スタートスイッチ171がオフからオンされると(S200にてYES)、S202にて、スタートスイッチ171がオンにされる前に、車両から車両の外部の機器へ電力を供給した履歴があるかか否かが判断される。
車両から車両の外部の機器へ電力を供給した履歴があると(S202にてYES)、S204にて、エンジンコンパートメント180内の温度が所定温度以上であるか否かが判断される。
エンジンコンパートメント180内の温度が所定温度以上であると(S204にてYES)、S206にて、エンジン100の冷却装置である電動ファン102および電動ウォーターポンプ104が駆動される。
これにより、エンジン100を強制的に冷却し、エンジン100の始動性を良好にできる。
電動ファン102および電動ウォーターポンプ104を駆動してエンジン100を強制的に冷却する場合は、電動ファン102および電動ウォーターポンプ104を駆動してから所定時間が経過するまでエンジン100の始動を遅延するようにしてもよい。すなわち、電動ファン102および電動ウォーターポンプ104を駆動してから所定時間が経過するまでの間、エンジン100の始動を禁止するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 エンジン、102 電動ファン、104 電動ウォーターポンプ、106,108 温度センサ、110 第1モータジェネレータ、120 第2モータジェネレータ、130 動力分割機構、140 減速機、150 バッテリ、152 電圧センサ、160 前輪、170 ECU、171 スタートスイッチ、180 エンジンコンパートメント、182 ボンネットフード、184 フードロック、186 電動モータ、200 コンバータ、210 第1インバータ、220 第2インバータ、230 システムメインリレー、240 充放電器、250 インレット、300 ケーブル、310 コネクタ、320 プラグ、400 充電ステーション、402 電源、404 電気機器。

Claims (8)

  1. 固定手段によって固定された状態においてエンジンコンパートメントを閉ざし、前記固定手段による固定が解除されると開かれるボンネットフードと、前記エンジンコンパートメント内に収容されたエンジンと、前記エンジンによって駆動される発電機とを搭載した車両の制御装置であって、
    前記車両から前記車両の外部の機器に電力を供給するように前記エンジンおよび前記発電機を制御するための手段と、
    前記車両から前記車両の外部の機器に電力を供給している間に、前記固定手段による前記ボンネットフードの固定を解除する解除手段とを備える、車両の制御装置。
  2. 前記解除手段は、前記車両から前記車両の外部の機器に電力を供給している間に、前記エンジンコンパートメント内の温度が所定温度以上であると、前記固定手段による前記ボンネットフードの固定を解除する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記解除手段は、前記車両から前記車両の外部の機器に電力を供給している間に、前記エンジンの冷却水の温度が所定温度以上であると、前記固定手段による前記ボンネットフードの固定を解除する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  4. 前記解除手段は、前記車両から前記車両の外部の機器に電力を供給している間に、前記エンジンに吸入される空気の温度が所定温度以上であると、前記固定手段による前記ボンネットフードの固定を解除する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  5. 前記車両には、前記エンジンを冷却する冷却装置がさらに搭載され、
    前記制御装置は、前記車両から前記車両の外部の機器に電力を供給した場合、前記車両から前記車両の外部の機器への電力供給が停止した後に、前記冷却装置を作動させるための作動手段をさらに備える、請求項1〜4のいずれかに記載の車両の制御装置。
  6. 前記作動手段は、前記車両から前記車両の外部の機器への電力供給が停止した後に、前記エンジンコンパートメント内の温度が所定温度以上であると、前記冷却装置を作動させる、請求項5に記載の車両の制御装置。
  7. 前記作動手段は、前記車両から前記車両の外部の機器への電力供給が停止した後に、前記エンジンの冷却水の温度が所定温度以上であると、前記冷却装置を作動させる、請求項5に記載の車両の制御装置。
  8. 前記作動手段は、前記車両から前記車両の外部の機器への電力供給が停止した後に、前記エンジンに吸入される空気の温度が所定温度以上であると、前記冷却装置を作動させる、請求項5に記載の車両の制御装置。
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