JP2017092341A - 電極構造、接合方法及び半導体装置 - Google Patents

電極構造、接合方法及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】突起電極上のはんだのこぼれを抑制し、かつ、突起電極とはんだとの合金化を向上する。
【解決手段】電極構造は、基板上に形成されたCuを含む突起電極と、前記突起電極上に形成されたB及びNiを含むバリアメタル層と、前記バリアメタル層上に形成されたSnを含むはんだと、を備える。
【選択図】図1A

Description

本発明は、電極構造、接合方法及び半導体装置に関する。
電子機器は、小型化、低消費電力化とともに、一層の高機能化(高速化、大容量化)が求められている。従来、半導体素子(半導体チップ)を回路基板に電気的に接続するには、半導体素子の外周部及び回路基板の外周部に端子をそれぞれ配置し、端子同士をワイヤーボンディング法で接続する方法が用いられてきた。近年、半導体素子の接続端子数の増大に伴い、半導体素子の回路面及び回路基板の回路面に端子をそれぞれ配置し、半導体素子の回路面と回路基板の回路面とを対向させて、端子同士を接続するフリップチップ接続法が用いられている。フリップチップ接続法により、従来よりも多数の電極を接続することが可能になり、半導体素子の性能の向上を実現している。
図18に示すように、フリップチップ接続法によって、回路基板100上に半導体チップ110を搭載する場合、回路基板100の端子101と半導体チップ110の端子111とをはんだ120で接合する。図18の(A)は、はんだ接合前の回路基板100及び半導体チップ110を示しており、図18の(B)は、はんだ接合後の回路基板100及び半導体チップ110を示している。回路基板100の端子101及び半導体チップ110の端子111は、Cu(銅)で形成された突起電極である。
はんだ120の形状を整えるために、リフロー(加熱処理)により、はんだ120を半球状に形成することが行われている(ウェットバック)。図19、20は、ウェットバックの説明図である。図19の(A)は、ウェットバックを行う前の回路基板100を示しており、図19の(B)は、ウェットバックを行った後の回路基板100を示している。はんだ120は、電解めっきにより、回路基板100の端子101上に形成されている。図19の(B)に示すように、加熱を行うことで、はんだ120が溶融した後、冷却を行うことで、はんだ120が凝固することにより、はんだ120が半球状に形成される。
端子101上に形成されたはんだ120の量(はんだ量)が多い場合、ウェットバックにより、図20に示すように、端子101上に形成されたはんだ120が端子101の側面にこぼれる。端子101上に形成されたはんだ120が端子101の側面にこぼれると、端子101の頭頂部におけるはんだ量が減少する。端子101の頭頂部におけるはんだ120は、はんだ接合に使用される。また、隣接する2つの端子101の側面にこぼれたはんだ120同士が接触することにより、隣接する2つの端子101がショートする可能性がある。
端子101上に形成されたはんだ120が端子101の側面にこぼれるのを抑制するために、図21に示すように、端子101とはんだ120との間にバリアメタル130を形成することが行われている。図21の(A)は、ウェットバックを行う前の回路基板100を示しており、図21の(B)は、ウェットバックを行った後の回路基板100を示している。はんだ120の材料は、Sn(錫)である。バリアメタル130の材料は、Ni(ニッケル)である。バリアメタル130の厚さは、例えば、2μm以上5μm以下で形成される。NiはSnに対する拡散速度が遅いため、端子101上に形成されたはんだ120が端子101の側面にこぼれることが抑制される。
特開2003−303842号公報
近年、接続端子部分の電流密度の耐性を向上するために、図22に示すように、はんだ120の全部を合金化(化合物化)することが行われている。図22の(A)は、はんだ接合前の回路基板100及び半導体チップ110を示しており、図22の(B)は、はんだ接合後の回路基板100及び半導体チップ110を示している。はんだ接合時の加熱によって、端子101、111に含まれるCuとはんだ120に含まれるSnとの拡散により、回路基板100の端子101と半導体チップ110の端子111とを接続するCuSn合金(化合物)140が形成される。
バリアメタル130の材料であるNiは、Snに対する拡散速度が遅い。そのため、バリアメタル130が形成されている場合、はんだ接合時の加熱によって、図23の(B)に示すように、はんだ120の一部はSnNi合金(化合物)150となるが、接続端子部分にはんだ120が残存する。図23の(A)は、はんだ接合前の回路基板100及び半導体チップ110を示しており、図23の(B)は、はんだ接合後の回路基板100及び半導体チップ110を示している。はんだ120に含まれるSnは、配線材料であるCu、Al等と比較して融点が低いため、電流密度の耐性が劣る。そのため、接続端子部分にはんだ120が残存する場合、接続端子部分におけるはんだ120の全部を合金化する場合と比べて、接続信頼性が低下する。
本願は、突起電極上のはんだのこぼれを抑制し、かつ、突起電極とはんだとの合金化を向上する技術を提供することを目的とする。
本願の一観点によると、基板上に形成されたCuを含む突起電極と、前記突起電極上に形成されたB及びNiを含むバリアメタル層と、前記バリアメタル層上に形成されたSnを含むはんだと、を備える電極構造が提供される。
本願の一観点によると、第1基板の第1面上にCuを含む第1突起電極を形成する工程と、前記第1突起電極上にB及びNiを含む第1バリアメタル層を形成する工程と、前記第1バリアメタル層上にSnを含む第1はんだを形成する工程と、第1加熱処理を行い、前記第1はんだを溶融させた後、凝固させることにより前記第1はんだを半球状に形成する工程と、第2基板の第2面上にCuを含む第2突起電極を形成する工程と、前記第2突起電極上にB及びNiを含む第2バリアメタル層を形成する工程と、前記第2バリアメタル層上にSnを含む第2はんだを形成する工程と、第2加熱処理を行い、前記第2はんだを溶融させた後、凝固させることにより前記第2はんだを半球状に形成する工程と、前記第1基板の前記第1面と前記第2基板の前記第2面とを対向させて、前記第1はんだと前記第2はんだとを接触させる工程と、第3加熱処理を行い、前記第1はんだと前記第2はんだとを接合する工程と、を備える接合方法が提供される。
本願の一観点によると、第1面を有する第1基板と、前記第1基板の前記第1面上に形成されたCuを含む第1突起電極と、前記第1基板の前記第1面と対向する第2面を有する第2基板と、前記第2基板の前記第2面上に形成されたCuを含む第2突起電極と、前記第1突起電極及び前記第2突起電極に接合されたCuSn合金と、前記第1突起電極と前記CuSn合金との間に形成されたBを含む第1SnNi合金と、前記第2突起電極と前記CuSn合金との間に形成されたBを含む第2SnNi合金と、を備える半導体装置が提供される。
本願によれば、突起電極上のはんだのこぼれを抑制し、かつ、突起電極とはんだとの合金化を向上することができる。
図1Aは、電極構造の一例を示す断面図である。 図1Bは、電極構造の一例を示す模式図である。 図2Aは、電極構造の一例を示す断面図である。 図2Bは、電極構造の一例を示す模式図である。 図3Aは、電極構造の一例を示す断面図である。 図3Bは、電極構造の一例を示す模式図である。 図4は、実施例に係る突起電極の形成方法の一例を示す断面図である。 図5は、実施例に係る突起電極の形成方法の一例を示す断面図である。 図6は、実施例に係る突起電極の形成方法の一例を示す断面図である。 図7は、実施例に係る突起電極の形成方法の一例を示す断面図である。 図8は、実施例に係る突起電極の形成方法の一例を示す断面図である。 図9は、実施例に係る突起電極の形成方法の一例を示す断面図である。 図10は、実施例に係る突起電極の形成方法の一例を示す断面図である。 図11は、実施例に係る突起電極の形成方法の一例を示す断面図である。 図12は、実施例に係る接合方法の一例を示す断面図である。 図13は、実施例に係る接合方法の一例を示す断面図である。 図14は、電極構造の一例を示す模式図である。 図15は、電極構造の一例を示す模式図である。 図16は、実施例に係る接合方法の一例を示す断面図である。 図17は、実施例に係る接合方法の一例を示す断面図である。 図18は、回路基板及び半導体チップを示す模式図である。 図19は、ウェットバックの説明図である。 図20は、ウェットバックの説明図である。 図21は、回路基板を示す模式図である。 図22は、回路基板及び半導体チップを示す模式図である。 図23は、回路基板及び半導体チップを示す模式図である。
以下、図面を参照して実施形態に係る電極構造、接合方法及び半導体装置について説明する。以下に示す電極構造、接合方法及び半導体装置の構成は、例示であり、本願は、実施形態に係る電極構造、接合方法及び半導体装置の構成に限定されない。
図1Aは、電極構造1の一例を示す断面図である。電極構造1は、基板2上に配置されている。電極構造1は、突起電極11と、バリアメタル層12と、はんだ13とを備える。基板2は、回路面(第1面)を有する。突起電極11は、基板2の回路面上に配置されたパッド電極14上に形成されている。したがって、突起電極11は、基板2の回路面上に形成されている。突起電極11は、柱形状の電極(端子)である。柱形状の電極は、ピラーとも称される。バリアメタル層12は、突起電極11上に形成されている。はんだ13は、バリアメタル層12上に形成されている。基板2として、例えば、回路基板、プリント基板、半導体基板、セラミックス基板、金属基板、ガラス基板等が用いられる。パッド電極14の材料は、例えば、Cu又はAl(アルミニウム)である。
図1Bは、電極構造1の一例を示す模式図である。突起電極11の材料は、Cu(銅)である。したがって、突起電極11はCuを含む。突起電極11は、電解めっきにより形成される。バリアメタル層12は、B(ボロン)及びNi(ニッケル)を含むNiB層で
ある。バリアメタル層12は、無電解めっきにより形成される。バリアメタル層12を無電解めっきにより形成することにより、バリアメタル層12を薄く形成することができる。はんだ13の材料は、Sn(錫)系はんだである。Sn系はんだは、例えば、Snはんだ、Sn−Agはんだ、Sn−Ag−Cuはんだ等である。したがって、はんだ13はSnを含む。はんだ13は、電解めっきにより形成される。
図2Aは、電極構造1の一例を示す断面図である。図2Aに示す電極構造1では、電解めっきで形成されたはんだ13の形状を整えるリフローが行われている(ウェットバック)。すなわち、図2Aは、ウェットバックが行われた後の電極構造1が示されている。図2Bは、電極構造1の一例を示す模式図であり、ウェットバックが行われた後の電極構造1が示されている。
はんだ13の溶融温度で加熱を行うことで、はんだ13が溶融した後、冷却を行うことで、はんだ13が凝固することにより、はんだ13が半球状に形成される。はんだ13の溶融温度で加熱を行うことにより、はんだ13に含まれるSnがバリアメタル層12内に拡散し、バリアメタル層12に含まれるNiとはんだ13に含まれるSnとが反応する。これにより、バリアメタル層12に含まれるNiとはんだ13に含まれるSnとが合金化する。バリアメタル層12が合金化することにより、Bを含むSnNi合金層21が突起電極11上に形成される。バリアメタル層12に含まれるNiはSnと合金化するが、バリアメタル層12に含まれるBはSnと合金化しない。そのため、SnNi合金層21に含まれるBは、突起電極11とSnNi合金層21との界面に存在する。
SnNi合金層21に含まれるBが、突起電極11とSnNi合金層21との界面に存在している。SnNi合金層21に含まれるBは、SnNi合金層21のSnと反応しない。そのため、ウェットバックの際、突起電極11とSnNi合金層21との界面に存在しているBによって、SnNi合金層21のSnが突起電極11内に拡散することが抑制される。また、SnNi合金層21に含まれるBは、突起電極11のCuと反応しない。そのため、ウェットバックの際、突起電極11とSnNi合金層21との界面に存在しているBによって、突起電極11のCuがSnNi合金層21内に拡散することが抑制される。ウェットバックの際、SnNi合金層21のSnが突起電極11内に拡散することが抑制されるとともに、突起電極11のCuがSnNi合金層21内に拡散することが抑制されることにより、突起電極11上のはんだ13のこぼれが抑制される。
図3Aは、電極構造1の一例を示す断面図である。図3Aに示す電極構造1では、はんだ13を接合するリフローが行われている。すなわち、図3Aは、はんだ13を接合するリフローを行った後の電極構造1が示されている。図3Aでは、基板2の上方に、突起電極31を備える基板3が配置されている。基板3は、回路面(第2面)を有する。基板2の回路面と基板3の回路面とが対向している。突起電極31は、基板3の回路面上に配置されたパッド電極34上に形成されている。したがって、突起電極31は、基板3の回路面上に形成されている。突起電極31は、柱形状の電極(端子)である。基板3に対してウェットバックを行っているため、突起電極31上にSnNi合金層41が形成されている。図3Bは、電極構造1の一例を示す模式図であり、はんだ13を接合するリフローを行った後の電極構造1が示されている。
はんだ13を接合するリフローを行うことにより、はんだ13が合金化され、突起電極11と突起電極31との間にCu及びSnを含むCuSn合金(化合物)51が形成される。CuSn合金51は、突起電極11及び突起電極31に接合されている。突起電極11と突起電極31との間にCuSn合金51が形成されることにより、基板2と基板3とが機械的に接続され、かつ、基板2の回路と基板3の回路とが電気的に接続される。CuSn合金51は、第1CuSn合金の一例である。
はんだ13を接合するリフローを行うことにより、SnNi合金層21のSn及びNiが、突起電極11内及びはんだ13内に拡散することで、SnNi合金層21が薄くなる。SnNi合金層21が薄くなることによりSnNi合金層21が部分的に破れ、SnNi合金層21を貫通する孔(開口)がSnNi合金層21に形成される。SnNi合金層21に形成された孔を介して、はんだ13に含まれるSnが、突起電極11内に拡散するとともに、突起電極11に含まれるCuが、はんだ13に拡散する。これにより、はんだ13が合金化され、SnNi合金層21上にCuSn合金51が形成される。また、突起電極11の上部が合金化され、突起電極11の上部にCu及びSnを含むCuSn合金52が形成される。突起電極31の上部が合金化され、突起電極31の上部にCu及びSnを含むCuSn合金53が形成される。CuSn合金52は、第2CuSn合金の一例である。CuSn合金53は、第3CuSn合金の一例である。
ウェットバックの際における突起電極11上のはんだ13のこぼれを抑制しつつ、突起電極11のCuとはんだ13のSnとの合金化が促進するように、バリアメタル層12中のB濃度及びバリアメタル層12の厚さを制御することが好ましい。バリアメタル層12中のB濃度は、例えば、0.1%以上3%以下であることが好ましい。バリアメタル層12中のB濃度が0.1%未満であると、ウェットバックの際における突起電極11上のはんだ13のこぼれの抑制の効果が低下する。バリアメタル層12中のB濃度が3%を超えると、バリアメタル層12の応力が大きくなることにより、バリアメタル層12が剥離し易くなることで、接続信頼性が低下する。
バリアメタル層12の厚さは、例えば、0.1μm以上3μm以下であることが好ましい。バリアメタル層12の厚さが0.1μm未満であると、ウェットバック時にはんだ13の溶融が発生した際、バリアメタル層12に含まれるBがはんだ13に拡散することで、突起電極11とSnNi合金層21との界面に存在するBの量が少なくなる。突起電極11とSnNi合金層21との界面に存在するBの量が少ないと、ウェットバックの際における突起電極11上のはんだ13のこぼれの抑制の効果が低下する。バリアメタル層12の厚さが3μmを越えると、ウェットバックの際やはんだ13を接合するリフローを行う際の加熱量が増加する。また、バリアメタル層12の厚さが3μmを越えると、SnNi合金層21が厚くなることにより、SnNi合金層21が破れるのに時間が掛かり、突起電極11のCuとはんだ13のSnとの合金化の進行が低下する。
〈実施例〉
図4から図17を参照して、実施例に係る接合方法及び半導体装置について説明する。図4から図11は、実施例に係る突起電極11の形成方法の一例を示す断面図である。図4に示すように、パッド電極14が形成された基板2を準備し、基板2上にめっきシード層15を形成する。ここでは、基板2として、半導体基板を用いている。半導体基板は、例えば、Si(シリコン)基板である。パッド電極14は、基板2上に配置されている。基板2の上部に配線層16が形成されている。例えば、スパッタリングにより、基板2上に50nm以上200nm以下の厚さのTi(チタン)を形成し、Tiの上に100nm以上600nm以下の厚さのCuを形成することにより、基板2上にめっきシード層15を形成する。基板2は、第1基板の一例である。
次に、図5に示すように、基板2上にレジスト17を形成する。次いで、露光及び現像(フォトリソグラフィ)を行い、所定の電極形成領域が露出するように、レジスト17に開口18を形成する。次に、図6に示すように、電解めっきにより、レジスト17の開口18内のめっきシード層15上にCuを形成することにより、パッド電極14上に突起電極11を形成する。パッド電極14上に突起電極11を形成することにより、基板2の回路面(第1面)上に複数の突起電極11が形成される。突起電極11は、第1突起電極の
一例である。
次いで、図7に示すように、無電解めっきにより、突起電極11上に、B及びNiを含むバリアメタル層12を形成する。バリアメタル層12中のB濃度は、0.1%以上0.3%以下であり、バリアメタル層12の厚さは0.2μmである。バリアメタル層12中のB濃度を、0.1%以上3%以下としてもよい。バリアメタル層12の厚さを、0.1μm以上3μm以下としてもよい。バリアメタル層12は、第1バリアメタル層の一例である。次に、図8に示すように、電解めっきにより、バリアメタル層12上にはんだ13を形成する。ここでは、はんだ13として、SnAgはんだを用いる。はんだ13は、第1はんだの一例である。
次いで、図9に示すように、レジスト17を剥離(除去)する。通常、レジスト剥離液(有機溶媒)等でレジスト17の剥離を行うが、ドライエッチング等にアッシングでレジスト17を除去してもよい。次に、図10に示すように、ウェットエッチングにより、めっきシード層15を除去する。次いで、図11に示すように、はんだ13をリフローすることにより、はんだ13を溶融、凝固して、はんだ13を半球状に形成する(ウェットバック)。例えば、SnAg系はんだ材料においては、ピーク温度240℃、はんだの融点以上となる220℃以上の温度が20sec以上120sec以下の条件で加熱を行う。はんだ13を半球状に形成するリフローは、第1加熱処理の一例である。
はんだ13の溶融温度で加熱を行うことにより、はんだ13に含まれるSnがバリアメタル層12内に拡散し、バリアメタル層12に含まれるNiとはんだ13に含まれるSnとが反応する。バリアメタル層12に含まれるNiとはんだ13に含まれるSnとが合金化し、Bを含むSnNi合金層21が突起電極11上に形成される。SnNi合金層21に含まれるBは、突起電極11とSnNi合金層21との界面に存在する。
実施例に係るウェットバックを行った場合、はんだ13のこぼれが発生しないという結果が得られた。比較例として、バリアメタル層12を形成せずに、ウェットバックを行った。比較例に係るウェットバックを行った場合、1つのチップ内に、複数個のはんだこぼれが発生した。
次に、ダイシングにより基板2を個片化して、複数の半導体チップを製造する。半導体チップのそれぞれには、ウェットバックが行われたはんだ13が形成された突起電極11が配置されている。
図12、図13、図16及び図17は、実施例に係る接合方法の一例を示す断面図である。図12に示すように、個片化された半導体チップ4を準備し、半導体チップ4にフラックス19を塗布する。フラックス19は、例えば、ロジン系フラックスである。次に、図13に示すように、個片化された半導体チップ5を準備し、半導体チップ4の上方に半導体チップ5を配置する。半導体チップ5は、フリップチップボンダ61のボンドヘッド62に吸着されている。
半導体チップ5について説明する。半導体チップ5は、半導体チップ4と同様の処理が行われている。図4から図6に示す工程と同様の工程を行うことにより、図14に示すように、基板3の回路面(第2面)上に複数の突起電極31が形成される。したがって、突起電極31はCuを含む。突起電極31は、柱形状の電極である。基板3は、第2基板の一例である。突起電極31は、第2突起電極の一例である。
図14に示すように、図7に示す工程と同様、無電解めっきにより、突起電極31上にバリアメタル層32を形成する。バリアメタル層32は、B及びNiを含むNiB層であ
る。バリアメタル層32中のB濃度は、0.1%以上0.3%以下であり、バリアメタル層32の厚さは0.2μmである。バリアメタル層32中のB濃度を、0.1%以上3%以下としてもよい。バリアメタル層32の厚さを、0.1μm以上3μm以下としてもよい。バリアメタル層32は、第2バリアメタル層の一例である。
図14に示すように、図8に示す工程と同様、電解めっきにより、バリアメタル層32上にはんだ33を形成する。ここでは、はんだ33として、Sn−Agはんだを用いる。はんだ33として、Sn−Ag−Cuはんだを用いてもよい。パッド電極34が、基板3上に配置されている。パッド電極34の材料は、例えば、Cu又はAlである。基板3の上部に配線層35が形成されている。図14では、めっきシード層15及びレジスト17の図示を省略している。はんだ33は、第2はんだの一例である。
図8から図11に示す工程と同様の工程を行うことにより、図15に示すように、はんだ33のリフローが行われる。はんだ33をリフローすることにより、はんだ33を溶融、凝固して、はんだ33を半球状に形成する(ウェットバック)。例えば、SnAg系はんだ材料においては、ピーク温度240℃、はんだの融点以上となる220℃以上の温度が20sec以上120sec以下の条件で加熱を行う。はんだ33を半球状に形成するリフローは、第2加熱処理の一例である。
はんだ33の溶融温度で加熱を行うことにより、はんだ33に含まれるSnがバリアメタル層32内に拡散し、バリアメタル層32に含まれるNiとはんだ33に含まれるSnとが反応する。これにより、バリアメタル層32に含まれるNiとはんだ33に含まれるSnとが合金化する。バリアメタル層32が合金化することにより、Bを含むSnNi合金層41が突起電極31上に形成される。バリアメタル層32に含まれるNiはSnと合金化するが、バリアメタル層32に含まれるBはSnと合金化しない。そのため、SnNi合金層41に含まれるBは、突起電極31とSnNi合金層41との界面に存在する。
SnNi合金層41に含まれるBが、突起電極31とSnNi合金層41との界面に存在している。SnNi合金層41に含まれるBは、SnNi合金層41のSnと反応しない。そのため、ウェットバックの際、突起電極31とSnNi合金層41との界面に存在しているBによって、SnNi合金層41のSnが突起電極31内に拡散することが抑制される。また、SnNi合金層41に含まれるBは、突起電極31のCuと反応しない。そのため、ウェットバックの際、突起電極31とSnNi合金層41との界面に存在しているBによって、突起電極31のCuがSnNi合金層41内に拡散することが抑制される。ウェットバックの際、SnNi合金層41のSnが突起電極31内に拡散することが抑制されるとともに、突起電極31のCuがSnNi合金層41内に拡散することが抑制されることにより、突起電極31上のはんだ33のこぼれが抑制される。
はんだ33のリフローを行った後、ダイシングにより基板3を個片化することにより、複数の半導体チップ5が製造される。図13の説明に戻る。フリップチップボンダ61によって、半導体チップ4(基板2)の回路面と半導体チップ5(基板3)の回路面とを対向させた後、半導体チップ4の突起電極11と半導体チップ5の突起電極31との位置合わせを行う。次に、熱圧着を行うことにより、半導体チップ4のはんだ13と半導体チップ5のはんだ33とを接触させて、半導体チップ4上に半導体チップ5を搭載する。熱圧着は、例えば、ボンドヘッド62のヘッド温度280℃、60secの加熱条件で行われる。
次に、半導体チップ4及び5を、窒素雰囲気のリフロー炉に導入し、リフローを行うことにより、図16に示すように、半導体チップ4のはんだ13と半導体チップ5のはんだ33とを接合する。例えば、ピーク温度260℃、220℃以上の温度、60secの条
件で加熱を行う。はんだ13とはんだ33とを接合するリフローは、第3加熱処理の一例である。
次に、半導体チップ4及び5をリフロー炉から取り出した後、図17に示すように、フラックス19の洗浄を行う。半導体チップ4のはんだ13と半導体チップ5のはんだ33とを接合するリフローを行うことにより、はんだ13、33が合金化され、突起電極11と突起電極31との間にCuSn合金51が形成される。突起電極11の上部が合金化され、突起電極11の上部にCuSn合金52が形成される。突起電極31の上部が合金化され、突起電極31の上部にCuSn合金53が形成される。
半導体チップ4のはんだ13と半導体チップ5のはんだ33とを接合するリフローを行うことにより、SnNi合金層21のSn及びNiが、突起電極11内及びはんだ13内に拡散することで、SnNi合金層21が薄くなる。SnNi合金層21が薄くなり、SnNi合金層21が部分的に破れている。すなわち、SnNi合金層21は、SnNi合金層21を貫通する孔を有する。SnNi合金層21の孔を介して、CuSn合金51とCuSn合金52とが繋がっている。
半導体チップ4のはんだ13と半導体チップ5のはんだ33とを接合するリフローを行うことにより、SnNi合金層41のSn及びNiが、突起電極31内及びはんだ33内に拡散することで、SnNi合金層41が薄くなる。SnNi合金層41が薄くなり、SnNi合金層41が部分的に破れている。すなわち、SnNi合金層41は、SnNi合金層41を貫通する孔を有する。SnNi合金層41の孔を介して、CuSn合金51とCuSn合金53とが繋がっている。
突起電極11と突起電極31との間にCuSn合金51が形成されることにより、半導体チップ4(基板2)と半導体チップ5(基板3)とが機械的に接続され、かつ、半導体チップ4(基板2)の回路と半導体チップ5(基板3)の回路とが電気的に接続される。これにより、半導体チップ4及び5が積層された半導体装置(積層半導体チップ)が製造される。
比較例として、バリアメタル層12を形成せずに、はんだ13とはんだ33とを合金化した半導体装置のサンプルを用意した。実施例に係る半導体装置及び比較例に係る半導体装置について、合金の形状状態を評価した。その結果、実施例に係る半導体装置は、比較例に係る半導体装置と同様に、接合部(はんだ13、33)が合金化されていることが確認された。
図4から図17に示す形成方法及び接合方法は、複数の半導体素子(半導体チップ)同士を接続する接続方法として用いてもよい。また、図4から図17に示す形成方法及び接合方法は、複数の半導体素子(半導体チップ)を備える半導体装置の製造方法として用いてもよい。
上記では、半導体チップ4と半導体チップ5とを接合する例を示したが、本願は上記の例に限定されない。半導体チップ4又は5を回路基板又はプリント基板に搭載する場合において、上記の接合方法により、半導体チップ4又は5と回路基板又はプリント基板とを接合してもよい。また、半導体チップ4又は5を有する半導体パッケージを回路基板又はプリント基板に搭載する場合において、上記の接合方法により、半導体チップ4又は5を有する半導体パッケージと回路基板又はプリント基板とを接合してもよい。更に、インターポーザ基板等の回路基板をプリント基板に搭載する場合において、上記の接合方法により、回路基板とプリント基板とを接合してもよい。
電極構造1は、半導体装置の一種であるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やLSI(Large Scale Integration)、メモリーデバイス、センサーデバイス、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)等に適用してもよい。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を示す。
(付記1)
基板上に形成されたCuを含む突起電極と、
前記突起電極上に形成されたB及びNiを含むバリアメタル層と、
前記バリアメタル層上に形成されたSnを含むはんだと、
を備えることを特徴とする電極構造。
(付記2)
前記バリアメタル層中のB濃度が0.1%以上3%以下であることを特徴とする付記1に記載の電極構造。
(付記3)
前記バリアメタル層の厚さが0.1μm以上3μm以下であることを特徴とする付記1又は2に記載の電極構造。
(付記4)
第1基板の第1面上にCuを含む第1突起電極を形成する工程と、
前記第1突起電極上にB及びNiを含む第1バリアメタル層を形成する工程と、
前記第1バリアメタル層上にSnを含む第1はんだを形成する工程と、
第1加熱処理を行い、前記第1はんだを溶融させた後、凝固させることにより前記第1はんだを半球状に形成する工程と、
第2基板の第2面上にCuを含む第2突起電極を形成する工程と、
前記第2突起電極上にB及びNiを含む第2バリアメタル層を形成する工程と、
前記第2バリアメタル層上にSnを含む第2はんだを形成する工程と、
第2加熱処理を行い、前記第2はんだを溶融させた後、凝固させることにより前記第2はんだを半球状に形成する工程と、
前記第1基板の前記第1面と前記第2基板の前記第2面とを対向させて、前記第1はんだと前記第2はんだとを接触させる工程と、
第3加熱処理を行い、前記第1はんだと前記第2はんだとを接合する工程と、
を備えることを特徴とする接合方法。
(付記5)
前記第1加熱処理が行われることにより、前記第1バリアメタル層に含まれるNiと前記第1はんだに含まれるSnとが合金化し、Bを含む第1SnNi合金層が前記第1突起電極上に形成され、
前記第1SnNi合金層に含まれるBは、前記第1突起電極と前記第1SnNi合金層との界面に存在することを特徴とする付記4に記載の接合方法。
(付記6)
前記第2加熱処理が行われることにより、前記第2バリアメタル層に含まれるNiと前記第2はんだに含まれるSnとが合金化し、Bを含む第2SnNi合金層が前記第2突起電極上に形成され、
前記第2SnNi合金層に含まれるBは、前記第2突起電極と前記第2SnNi合金層との界面に存在することを特徴とする付記4又は5に記載の接合方法。
(付記7)
前記第1バリアメタル層中のB濃度が0.1%以上3%以下であることを特徴とする付記4に記載の接合方法。
(付記8)
前記第1バリアメタル層の厚さが0.1μm以上3μm以下であることを特徴とする付記4又は7に記載の接合方法。
(付記9)
前記第2バリアメタル層中のB濃度が0.1%以上3%以下であることを特徴とする付記4、7及び8の何れか一つに記載の接合方法。
(付記10)
前記第2バリアメタル層の厚さが0.1μm以上3μm以下であることを特徴とする付記4、7から9の何れか一つに記載の接合方法。
(付記11)
前記第1バリアメタル層及び前記第2バリアメタル層は、無電解めっきにより形成されることを特徴とする付記4から10の何れか一つに記載の接合方法。
(付記12)
第1面を有する第1基板と、
前記第1基板の前記第1面上に形成されたCuを含む第1突起電極と、
前記第1基板の前記第1面と対向する第2面を有する第2基板と、
前記第2基板の前記第2面上に形成されたCuを含む第2突起電極と、
前記第1突起電極及び前記第2突起電極に接合されたCuSn合金と、
前記第1突起電極と前記CuSn合金との間に形成されたBを含む第1SnNi合金と、
前記第2突起電極と前記CuSn合金との間に形成されたBを含む第2SnNi合金と、
を備えることを特徴とする半導体装置。
(付記13)
前記第1SnNi合金に含まれるBは、前記第1突起電極と前記第1SnNi合金との界面に存在することを特徴とする付記12に記載の半導体装置。
(付記14)
前記第2SnNi合金に含まれるBは、前記第2突起電極と前記第2SnNi合金との界面に存在することを特徴とする付記12又は13に記載の半導体装置。
(付記15)
前記第1突起電極の上部に第2CuSn合金が形成されており、
前記第1SnNi合金は、前記第1SnNi合金を貫通する孔を有し、
前記第1SnNi合金を貫通する前記孔を介して、前記第1CuSn合金と前記第2CuSn合金とが繋がっていることを特徴とする付記12から14の何れか一つに記載の半導体装置。
(付記16)
前記第2突起電極の上部に第3CuSn合金が形成されており、
前記第2SnNi合金は、前記第2SnNi合金を貫通する孔を有し、
前記第2SnNi合金を貫通する前記孔を介して、前記第1CuSn合金と前記第3CuSn合金とが繋がっていることを特徴とする付記12から15の何れか一つに記載の半導体装置。
1 電極構造
2、3 基板
4、5 半導体チップ
11、31 突起電極
12、32 バリアメタル層
13、33 はんだ
14、34 パッド電極
15 めっきシード層
16、35 配線層
17 レジスト
18 開口
19 フラックス
21、41 SnNi合金層
51、52、53 CuSn合金
61 フリップチップボンダ
62 ボンドヘッド

Claims (9)

  1. 基板上に形成されたCuを含む突起電極と、
    前記突起電極上に形成されたB及びNiを含むバリアメタル層と、
    前記バリアメタル層上に形成されたSnを含むはんだと、
    を備えることを特徴とする電極構造。
  2. 前記バリアメタル層中のB濃度が0.1%以上3%以下であることを特徴とする請求項1に記載の電極構造。
  3. 前記バリアメタル層の厚さが0.1μm以上3μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電極構造。
  4. 第1基板の第1面上にCuを含む第1突起電極を形成する工程と、
    前記第1突起電極上にB及びNiを含む第1バリアメタル層を形成する工程と、
    前記第1バリアメタル層上にSnを含む第1はんだを形成する工程と、
    第1加熱処理を行い、前記第1はんだを溶融させた後、凝固させることにより前記第1はんだを半球状に形成する工程と、
    第2基板の第2面上にCuを含む第2突起電極を形成する工程と、
    前記第2突起電極上にB及びNiを含む第2バリアメタル層を形成する工程と、
    前記第2バリアメタル層上にSnを含む第2はんだを形成する工程と、
    第2加熱処理を行い、前記第2はんだを溶融させた後、凝固させることにより前記第2はんだを半球状に形成する工程と、
    前記第1基板の前記第1面と前記第2基板の前記第2面とを対向させて、前記第1はんだと前記第2はんだとを接触させる工程と、
    第3加熱処理を行い、前記第1はんだと前記第2はんだとを接合する工程と、
    を備えることを特徴とする接合方法。
  5. 前記第1加熱処理が行われることにより、前記第1バリアメタル層に含まれるNiと前記第1はんだに含まれるSnとが合金化し、Bを含む第1SnNi合金層が前記第1突起電極上に形成され、
    前記第1SnNi合金層に含まれるBは、前記第1突起電極と前記第1SnNi合金層との界面に存在することを特徴とする請求項4に記載の接合方法。
  6. 前記第2加熱処理が行われることにより、前記第2バリアメタル層に含まれるNiと前記第2はんだに含まれるSnとが合金化し、Bを含む第2SnNi合金層が前記第2突起電極上に形成され、
    前記第2SnNi合金層に含まれるBは、前記第2突起電極と前記第2SnNi合金層との界面に存在することを特徴とする請求項4又は5に記載の接合方法。
  7. 第1面を有する第1基板と、
    前記第1基板の前記第1面上に形成されたCuを含む第1突起電極と、
    前記第1基板の前記第1面と対向する第2面を有する第2基板と、
    前記第2基板の前記第2面上に形成されたCuを含む第2突起電極と、
    前記第1突起電極及び前記第2突起電極に接合されたCuSn合金と、
    前記第1突起電極と前記CuSn合金との間に形成されたBを含む第1SnNi合金と、
    前記第2突起電極と前記CuSn合金との間に形成されたBを含む第2SnNi合金と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  8. 前記第1SnNi合金に含まれるBは、前記第1突起電極と前記第1SnNi合金との界面に存在することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第2SnNi合金に含まれるBは、前記第2突起電極と前記第2SnNi合金との界面に存在することを特徴とする請求項7又は8に記載の半導体装置。
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JP2020181949A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 新光電気工業株式会社 配線基板及び配線基板の製造方法

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