JP2017092315A - 電子部品装着機 - Google Patents

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【課題】電子部品装着機の実装時間を短縮する技術を提供する。【解決手段】電子部品装着機10は、回路基板2に電子部品を装着する。電子部品装着機10は、載置台102と、吸着ノズル26と、ヘッド24を備えている。載置台102は、複数の電子部品を含むプレート106を載置する。吸着ノズル26は、電子部品の上面を吸着する。ヘッド24は、吸着ノズル26を支持している。ヘッド24は、載置台102に載置されたプレート106と回路基板2の間で吸着ノズル26を移動させる。載置台102は、プレート106を回転させ、電子部品と回路基板2との距離を変化させることが可能である。【選択図】 図2

Description

本明細書は、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着機に関する技術を開示する。
特許文献1に、パレット上の電子部品を回路基板に装着する電子部品装着機が開示されている。この電子部品装着機は、吸着ノズルを備えたヘッドがパレットと回路基板の間を移動し、回路基板に電子部品を装着する。具体的には、吸着ノズルがパレット上の電子部品の上面を吸着した後、ヘッドが回路基板上の所定の位置まで移動し、電子部品を回路基板の所定の位置に装着する。
特開2013−26403号公報
特許文献1の電子部品装着機は、ヘッド(吸着ノズル)がパレットと回路基板の間を往復し、回路基板に連続して電子部品を装着する。パレットと回路基板の距離が長くなるに従って、ヘッドの移動時間は長くなる。そのため、回路基板から遠い位置にある電子部品を装着する場合、移動時間の増加によって電子部品を装着する工程のサイクルタイムが長くなる。本明細書では、電子部品装着機の作業時間(実装時間)を短縮する技術を提供する。
本明細書で開示する電子部品装着機は、回路基板に電子部品を装着する。その電子部品装着機は、載置台と、吸着ノズルと、ヘッドを備えている。載置台は、複数の電子部品を含むプレートを載置する。吸着ノズルは、電子部品の上面を吸着する。ヘッドは、吸着ノズルを支持しており、載置台に載置されたプレートと回路基板の間で吸着ノズルを移動させる。この電子部品装着機では、載置台が、上記プレートを回転させ、電子部品と回路基板との距離を変化させることが可能である。なお、本明細書でいう「プレート」とは、表面に電子部品が配置されたパレット、電子部品が作りこまれた半導体ウエハ(ダイシングウエハ)等、平面上の異なる位置に複数の電子部品が配置されている部材のことを意味する。
上記の電子部品装着機では、載置台がプレートを回転させて電子部品と回路基板との距離を変化させることが可能であるので、電子部品を回路基板に近づけ、電子部品と回路基板の距離を短くすることができる。その結果、ヘッドの移動距離が短くなり、電子部品装着機の実装時間を短縮することができる。
電子部品装着機の構成を模式的に表した図を示す。 ウエハパレットの平面図を示す。 ウエハパレットの断面図を示す。 載置台の回転パターンを説明するための図を示す。 載置台の回転パターンを説明するための図を示す。 載置台の回転パターンを説明するための図を示す。 載置台の回転パターンを説明するための図を示す。 載置台の回転パターンを説明するための図を示す。 載置台の回転パターンを説明するための図を示す。 載置台を駆動するタイミングを説明するための図を示す。 載置台を駆動する他のタイミングを説明するための図を示す。
以下、本明細書で開示する電子部品装着機の技術的特徴の幾つかを記す。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
電子部品装着機は、回路基板に電子部品を装着する。電子部品装着機は、載置台と、吸着ノズルと、ヘッドを備えている。載置台は、複数の電子部品を含むプレートを載置していてよい。載置台は、モータの出力軸に直接固定されていてよい。すなわち、載置台は、ダイレクトドライブ機構によって駆動されてよい。吸着ノズルは、電子部品の上面を吸着してよい。吸着ノズルは、プレート上で電子部品を吸着し、回路基板側に移動し、回路基板の所定の位置に電子部品を装着(実装)してよい。ヘッドは、吸着ノズルを支持していてよい。すなわち、ヘッドが、載置台に載置されたプレートと回路基板との間で吸着ノズルを移動させてよい。なお、プレートは、複数のチップにダイシングされた半導体ウエハ(ダイシングウエハ)であってよい。
載置台は、プレートを回転させることが可能である。すなわち、載置台は、プレートに含まれている各電子部品と回路基板との距離を変化させることができる。載置台は、吸着ノズルが第1位置で電子部品を電子部品を吸着した後、電子部品を回路基板に装着するためにヘッドが第2位置に移動し、吸着ノズルで新たな電子部品を吸着するためにヘッドが第3位置に移動するまでに間に回転してよい。なお、第1位置と第3位置はプレート上であり、第2位置は回路基板上である。
載置台は、ヘッドが第2位置に移動した後、ヘッドが第3位置に移動するまでの間に回転してもよい。典型的に、ヘッドが第1位置から第2位置に移動するまでの間に、カメラ(部品カメラ)で電子部品の吸着状態を検査する。第2位置に移動した後に載置台が回転する形態であれば、電子部品の吸着に失敗し、再度電子部品を吸着するために第1位置に戻るような場合に、電子部品の位置が変化することを防止することができる。
載置台は、第1位置から第2位置までの距離と第2位置から第3位置までの距離との合計距離が最短になるようにプレートを回転させてよい。ヘッドの移動時間を最短にすることができる。
載置台は、吸着ノズルに吸着される電子部品がプレートの回転軸より回路基板側に位置するようにプレートを180度回転させてよい。この場合、次に吸着する予定の電子部品がプレートの回転軸より回路基板の反対側に位置するときにのみ、プレートを回転させればよい。吸着ノズルが電子部品を吸着するために回路基板側からプレート側に移動するときに、吸着ノズルは、プレートの回転軸より遠い位置まで移動する必要がない。ヘッドの移動距離を短くすることができる。なお、例えば、プレートがダイシングウエハの場合、電子部品(チップ)を吸着しやすくするために、ウエハの下から電子部品をニードルで突き上げることがある。吸着する電子部品が常にプレートの回転軸より回路基板側に位置すれば、ウエハのサイズに対してニードルの駆動範囲を半分にすることができる。また、電子部品をニードルで突き上げる場合、ウェハ供給された電子部品に対して、ニードルによる突上げ位置等を正確に決定する必要がある。そのため、吸着ノズルで電子部品を吸着する前に、供給された電子部品をカメラで撮像し、電子部品の位置を確認することがある。この場合、プレートの回転軸より回路基板から遠い側で電子部品の撮像を行い、画像処理を行っている間にプレートを回転させ、プレートの回転軸より回路基板側で電子部品を吸着してもよい。このようにすれば、プレート(ウェハ)上を移動する吸着ノズル(ヘッド)とカメラとが干渉することがない。このため、干渉回避制御を行う必要がない。
載置台は、吸着ノズルに吸着される電子部品が最も回路基板に近い位置になるように、前記プレートを回転させてもよい。換言すると、載置台は、プレートの回転軸と回路基板を結ぶ一直線上に吸着する電子部品が位置するように、プレートを回転させてよい。プレート上におけるヘッドの移動範囲を小さくすることができる。すなわち、ヘッドは、プレート上において、吸着ノズルが上記一直線上のみを通過するように移動すればよい。
図1から図3を参照し、電子部品装着機10について説明する。なお、図2のダイシングウエハ106内には、回路基板2に実装可能なチップ108の外形のみを示している。チップは、特許請求の範囲に記載の電子部品の一例である。電子部品装着機10は、ダイシングウエハ106が載置される載置台102と、ダイシングウエハ106内のチップ108の位置を撮像するカメラ22と、チップ108の上面を吸着する吸着ノズル26と、吸着ノズル26を支持しているヘッド24と、基板コンベア30と、チップ108の吸着状態を撮像するカメラ70と、操作パネル32を備えている。載置台102は、ウエハ供給部60に設けられたウエハフレーム支持部62上に設けられている。ウエハフレーム支持部62には、ウエハ供給装置(図示省略)からウエハパレット100が搬送される。ウエハパレット100については後述する。
吸着ノズル26は、ヘッド24に支持されている。吸着ノズル26は、ヘッド24に対して着脱可能である。ヘッド24は、ベース28aに固定されている。ベース28aは、移動装置28に固定されている。移動装置28は、ヘッド24をX−Y平面上で移動させることができる。また、ヘッド24はZ方向に移動可能であり、吸着ノズル26の位置をZ方向に変化させることができる。なお、カメラ22をベース28a上に配置し、カメラ22とヘッド24を同時に移動させてもよい。
基板コンベア30は、回路基板2を電子部品装着機10内に搬入し、回路基板2の位置決めを行い、回路基板2を電子部品装着機10外に搬出する。操作パネル32は、作業者の指示を受け付ける入力装置であるとともに、作業者に対して各種の情報を表示する表示装置でもある。ヘッド24は、移動装置28によって、ウエハパレット100の上方と回路基板2の上方の間を移動する。移動装置28は、ベース28aをX方向及びY方向に移動させるXYロボットである。
図2及び図3に示すように、ウエハパレット100は、ウエハシート104と、ダイシングウエハ106と、グリップリング110を備えている。ウエハシート104は、載置台102上に設けられている。ウエハシート104の表面は粘着性を有している。ダイシングウエハ106は、ウエハシート104に貼着されている。ダイシングウエハ106は、複数のチップ(ダイ)108に分割されている。グリップリング110は、ウエハシート104の上面に配置されており、水平方向に伸張された状態のウエハシート104を把持している。そのため、各々のチップ108は、実際のダイシング幅より広い間隔を有した状態でウエハシート104上に配置されている。グリップリング110は、載置台102に対して位置決めされている。
載置台102には、モータ50の出力軸52が直接接続されている。すなわち、載置台102は、ダイレクトドライブ機構により駆動される。載置台102は、回転軸102cを中心としてX−Y平面内で回転することができる。モータ50は、ウエハフレーム支持部62の内部に収容されている。
電子部品装着機10を用いてチップ108を回路基板2に装着する工程について説明する。まず、カメラ22をウエハパレット100上の所定の位置に移動させ、吸着するチップ108の状態を撮像する。撮像結果を画像処理し、吸着ノズル26の停止位置(第1位置)を決定する。ヘッド24をウエハパレット100上の所定の位置に移動させ、吸着ノズル26を第1位置に移動させる。吸着ノズル26が第1位置で停止した後、吸着ノズル26を下降させ、チップ108の上面を吸着する。その後、吸着ノズル26を上昇させ、吸着ノズル26を回路基板2上の所定位置(第2位置)まで移動させ、停止させる。吸着ノズル26が第2位置に停止した後、吸着ノズル26を下降させ、回路基板2にチップ108を装着する。その後、吸着ノズル26を上昇させ、次のチップ108を吸着するために、所定位置(第3位置)まで移動する。電子部品装着機10は、このような動作を繰り返し、回路基板2にチップ108を装着する。
電子部品装着機10では、吸着ノズル26がチップ108を吸着した後、次に実装するチップ108を吸着するまでの間に、載置台102を回転させ、次に実装するチップ108の位置を変化させる。以下、図10及び図11を参照し、載置台102が回転するタイミングの例について具体的に説明する。
図10は、吸着ノズル26及び載置台102の動作を示している。横軸は時間を示し、縦軸は吸着ノズル26の速度、載置台102の回転速度を示している。グラフの上側が吸着ヘッドの速度を示し、下側が載置台102の回転速度を示している。なお、図10は、吸着ノズル26が下降するときの速度を正で示し、上昇するときの速度を負で示している。タイミングt0は、第1位置で停止した吸着ノズル26がチップ108に向けて下降を開始するタイミングである。タイミングt1は、吸着ノズル26の先端がチップ108に接触したタイミングである。吸着ノズル26は、チップ108に向けて速度を増しながら近づき、中間部を過ぎた後は速度を落としながらチップ108に近づく。
タイミングt2は、吸着ノズル26が上昇を開始するタイミングである。吸着ノズル26は、タイミングt1からタイミングt2の間に、チップ108の表面を吸着する。タイミングt3は、載置台102が回転を開示するタイミングである。タイミングt4は、吸着ノズル26の上昇が完了したタイミングを示している。図10から明らかなように、載置台102は、吸着ノズル26の上昇中に回転を開始する。すなわち、載置台102は、チップ108がダイシングウエハ106から外れた後は、吸着ノズル26の動作に影響を受けることなく、回転を開始することができる。
タイミングt5は、回路基板2の上方(第2位置)で停止した吸着ノズル26が下降を開始するタイミングを示している。吸着ノズル26(ヘッド24)は、タイミングt4からタイミングt5の間に、ダイシングウエハ106側から回路基板側に移動する。タイミングt6は、吸着ノズル26に吸着されているチップ108が回路基板2の表面に接したタイミングである。タイミングt7は、吸着ノズル26が上昇を始めるタイミングである。タイミングt6からタイミングt7の間に、チップ108が回路基板2に装着される。タイミングt8は、載置台102が回転を終了するタイミングである。タイミングt9は、吸着ノズル26の上昇が完了したタイミングである。タイミングt10は、吸着ノズル26が次のチップ108の上方(第3位置)で停止したタイミングである。吸着ノズル26は、タイミングt9からタイミングt10の間に、回路基板2の上方からチップ108の上方に移動する。図10から明らかなように、載置台102は、吸着ノズル26がチップ108(ダイシングウエハ106)に向けて移動を開始する前に、回転を終了している。電子部品装着機10は、タイミングt0からタイミングt10の動作を繰り返し、複数のチップ108を回路基板2に装着する。
なお、載置台102が回転するタイミングは、タイミングt2より後でタイミングt10より前であれば、特に限定されない。例えば、図11に示すように、載置台102は、タイミングt5とタイミングt6の間(タイミングt3a)で回転を開始してもよい。上記したように、第1位置から第2位置に移動する間(タイミングt4からタイミングt5の間)に、カメラ70によって吸着ノズル26に対するチップ108の吸着状態が撮像される。チップ108の吸着が失敗している場合、次に吸着するチップ108が予定されたチップから変更されることがある。第2位置に移動した後に載置台102が回転するようにすれば、チップ108の吸着に成功し、次に吸着するチップが確定した後に載置台102が回転を始めるので、効率がよい。
ここで、図4から図9を参照し、載置台102の回転パターン(回転角度)について説明する。図4は、ダイシングウエハ106に含まれていたチップ108の約半分が装着された後の状態を示している。なお、回路基板2(図示省略)は、図4のY軸正方向に配置されている。ダイシングウエハ106に含まれているチップ108の種類が同じ場合、まず、回転軸102cより回路基板2側(図4のY軸正方向)に配置されているチップ108を装着する。そして、回転軸102cより回路基板2側にチップ108が無くなったとき(図4の状態)に、載置台102が180度回転する。この回転パターンでは、吸着ノズル26は、回転軸102cに対して回路基板2と反対側(図4のY軸負方向)に移動する必要がない。吸着ノズル26の移動距離を短くすることができ、作業時間を短縮することができる。なお、この回転パターンでは、回転軸102cよりY軸正方向にチップ108が存在する間は、図10又は図11のタイミングt0からタイミングt10の間に載置台102は回転しない。載置台102は、回転軸102cよりY軸正方向にチップ108が存在しなくなったときに、図10又は図11に示すタイミングで回転する。なお、カメラ22は、チッブ108が回転軸102cより回路基板2の反対側(図4のY軸負方向)に位置するときに、チッブ108の状態を撮像する。そのため、カメラ22の移動範囲と吸着ノズル26の移動範囲は重複しない。すなわち、カメラ22と吸着ノズル26が干渉することはない。
図5を参照し、ダイシングウエハ106に含まれているチップの種類(ランク等)が異なる場合について説明する。図5は、ダイシングウエハ106に含まれていたチップ108の幾つかが装着された後の状態を示している。回路基板2(図示省略)は、図5のY軸正方向に配置されている。例えば、図5に示す状態の後に、チップ108a,チップ108b,チップ108cの順に装着を行う場合、チップ108aを吸着した後、図10又は図11のタイミングで載置台102を180度回転させる。チップ108bが回転軸102cよりY軸正方向に移動するので、次にチップ108bを吸着するときに、載置台102が回転しない場合と比較して、吸着ノズル26の移動距離が短くなる。なお、図5に示す状態から載置台102を180度回転させると、チップ108cも回転軸102cよりY軸正方向に移動する。そのため、チップ108bを吸着した後は、載置台102を回転させることなく、チップ108cを吸着する。
図6から図9を参照し、載置台102の他の回転パターンについて説明する。回路基板2(図示省略)は、図6〜9のY軸正方向に配置されている。ここでは、図6の状態から、チップ108d,チップ108e,チップ108fの順に装着を行う場合について説明する。図6に示す状態の後に、図10又は図11のタイミングで載置台102を回転させる。このときに、チップ108dが回路基板2に一番近い位置(図7を参照)に移動するように載置台102を回転させる。チップ108dを吸着した後、図10または図11のタイミングで、チップ108eが回路基板2に一番近い位置(図8を参照)に移動するように載置台102を回転させる。チップ108eを吸着した後、図10または図11のタイミングで、チップ108fが回路基板2に一番近い位置(図9を参照)に移動するように載置台102を回転させる。この場合、チップ108d,108e及び108fは、回路基板2に一番近い位置で吸着ノズル26に吸着される。吸着ノズル26の移動距離を最短にすることができる。
なお、吸着ノズルの移動を最短にするための回転は、上記以外に、第1位置から第2位置までの距離と第2位置から第3位置までの距離との合計距離が最短になる位置に次の電子部品が移動するように回転してもよい。この回転位置は、前回の吸着位置および装着位置が既知であるので、プレートを回転することによって次の電子部品が移動できる位置のうち、装着位置から最も近い位置を求めればよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:回路基板
10:電子部品装着機
24:ヘッド
26:吸着ノズル
102:載置台
106:プレート
108:電子部品

Claims (7)

  1. 回路基板に電子部品を装着する電子部品装着機であって、
    複数の電子部品を含むプレートを載置する載置台と、
    電子部品の上面を吸着する吸着ノズルと、
    吸着ノズルを支持しており、前記載置台に載置された前記プレートと回路基板の間で吸着ノズルを移動させるヘッドと、を備えており、
    前記載置台は、前記プレートを回転させ、電子部品と回路基板との距離を変化させることが可能である、電子部品装着機。
  2. 前記載置台は、吸着ノズルが第1位置で電子部品を吸着した後、電子部品を回路基板に装着するために前記ヘッドが第2位置に移動し、吸着ノズルで新たな電子部品を吸着するために前記ヘッドが第3位置に移動するまでの間に回転する請求項1に記載の電子部品装着機。
  3. 前記載置台は、前記ヘッドが第2位置に移動した後、前記ヘッドが第3位置に移動するまでの間に回転する請求項2に記載の電子部品装着機。
  4. 前記載置台は、第1位置から第2位置までの距離と第2位置から第3位置までの距離との合計距離が最短になるように前記プレートを回転させる請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品装着機。
  5. 前記載置台は、吸着ノズルに吸着される電子部品が前記プレートの回転軸より回路基板側に位置するように、前記プレートを180度回転させる請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品装着機。
  6. 前記載置台は、吸着ノズルに吸着される電子部品が最も回路基板に近い位置になるように、前記プレートを回転させる請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品装着機。
  7. 前記載置台は、モータの出力軸に直接固定されている請求項1から6のいずれか一項に記載の電子部品装着機。
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