JP2017091102A - インセンティブ付与装置、インセンティブ付与方法、インセンティブ付与プログラム - Google Patents

インセンティブ付与装置、インセンティブ付与方法、インセンティブ付与プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個人の移動の目的に合致しつつ、他者のタスクも同時に達成可能な新規なパーソンナビゲーションシステムを実現するインセンティブ付与装置を提供する。【解決手段】インセンティブ付与装置30は、タスク内容、地理的条件及び時間的条件を含むタスクの実施条件、タスクが実施された場合に与えられるインセンティブ情報を受け付ける受付部31と、受付けた情報を対応付けて記憶する記憶部32と、複数のタスク実施候補者の携帯端末に対して記憶部32の記憶内容を送出する送出部33と、携帯端末から送出された位置情報と該位置情報を取得した時刻とを特定してタスク実施者のタスクへの貢献度を導出する貢献度導出部34と、求めた貢献度に応じて当該タスク実施者への付与インセンティブを決定するインセンティブ決定部35と、決定された付与インセンティブを対応する携帯端末に対して出力可能とする出力部36と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、インセンティブ付与装置、インセンティブ付与方法及びインセンティブ付与プログラムに関するものである。
従来、人をリアルタイムで誘導するナビゲーションシステムとして、例えば路線の乗換案内や目的地へのルート探索等が知られている。また、個人だけでなく、そのエリアにいる複数人を対象に、防災等で最適化した避難経路を作成して誘導する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−287477号公報
ところが、前者のナビゲーションシステムは、個人の目的達成のために移動を案内するものであり、後者のナビゲーションシステムは強制的に集団を誘導するもので、いずれも移動者に経路の選択の余地がない。
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、個人の移動の目的に合致しつつ、他者のタスクも同時に達成可能な新規なパーソンナビゲーションシステムを実現するインセンティブ付与装置、インセンティブ付与方法及びインセンティブ付与プログラムを提供することにある。
上記目的を達成する本発明に係るインセンティブ付与装置は、
タスク実施者に実施させるタスクのタスク内容と、前記タスクを実施する地理的条件及び時間的条件を少なくとも含む実施条件と、前記タスクが実施された場合に与えられるインセンティブに関するインセンティブ情報と、の入力を受け付ける受付部と、
前記タスク内容と、前記実施条件と、前記インセンティブ情報と、を対応付けて記憶する記憶部と、
前記タスク実施者となり得る複数のタスク実施候補者の携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を送出する送出部と、
複数の前記携帯端末の少なくとも一つから送出された位置情報を少なくとも取得して、取得した前記位置情報と該位置情報を取得した時刻とを少なくとも特定して前記タスク実施者の前記タスクへの貢献度を導出する貢献度導出部と、
前記貢献度導出部が求めた貢献度に応じて、当該タスク実施者への付与インセンティブを決定するインセンティブ決定部と、
前記インセンティブ決定部が決定した前記付与インセンティブを、対応する前記タスク実施者の前記携帯端末に対して出力可能とする出力部と、
を有するものである。
さらに、本発明に係るインセンティブ付与方法は、
タスク実施者に実施させるタスクのタスク内容と、前記タスクを実施する地理的条件及び時間的条件を少なくとも含む実施条件と、前記タスクが実施された場合に与えられるインセンティブに関するインセンティブ情報と、の受付部からの入力を受け付ける受付ステップと、
前記タスク内容と、前記実施条件と、前記インセンティブ情報と、を対応付けて記憶部に記憶する記憶ステップと、
前記タスク実施者となり得る複数のタスク実施候補者の携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を送出部から送出する送出ステップと、
複数の前記携帯端末の少なくとも一つから送出された位置情報を少なくとも取得して、取得した前記位置情報と該位置情報を取得した時刻とを少なくとも特定して前記タスク実施者の前記タスクへの貢献度を貢献度導出部により導出する貢献度導出ステップと、
前記貢献度導出部が求めた貢献度に応じて、当該タスク実施者への付与インセンティブをインセンティブ決定部により決定するインセンティブ決定ステップと、
前記インセンティブ決定部が決定した前記付与インセンティブを、対応する前記タスク実施者の前記携帯端末に対して出力部から出力する出力ステップと、
を含むものである。
さらに、本発明に係るインセンティブ付与プログラムは、
タスク実施者に実施させるタスクのタスク内容と、前記タスクを実施する地理的条件及び時間的条件を少なくとも含む実施条件と、前記タスクが実施された場合に与えられるインセンティブに関するインセンティブ情報と、の受付部からの入力を受け付ける処理と、
前記タスク内容と、前記実施条件と、前記インセンティブ情報と、を対応付けて記憶部に記憶する処理と、
前記タスク実施者となり得る複数のタスク実施候補者の携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を送出部から送出する処理と、
複数の前記携帯端末の少なくとも一つから送出された位置情報を少なくとも取得して、取得した前記位置情報と該位置情報を取得した時刻とを少なくとも特定して前記タスク実施者の前記タスクへの貢献度を貢献度導出部により導出する処理と、
前記貢献度導出部が求めた貢献度に応じて、当該タスク実施者への付与インセンティブをインセンティブ決定部により決定する処理と、
前記インセンティブ決定部が決定した前記付与インセンティブを、対応する前記タスク実施者の前記携帯端末に対して出力部から出力する処理と、
をコンピュータに実行させるものである。
本発明によれば、個人の移動の目的に合致しつつ、他者のタスクも同時に達成可能な新規なパーソンナビゲーションシステムを実現することが可能となる。
第1実施の形態に係るインセンティブ付与装置を備えるパーソンナビゲーションシステムのシステム構成図である。 図1のインセンティブ付与装置の機能構成を示すブロック図である。 第1実施の形態の一動作例を示すシーケンス図である。 第1実施の形態において施策実施者が入力するタスク関連情報の一例を示す図である。 第2実施の形態において施策実施者が入力するタスク関連情報の一例を示す図である。 第3実施の形態の一動作例を示すシーケンス図である。 第3実施の形態において施策実施者が入力するタスク関連情報の一例を示す図である。 第4実施の形態において施策実施者が入力するタスク関連情報の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、第1実施の形態に係るインセンティブ付与装置を備えるパーソンナビゲーションシステムのシステム構成図である。図1に示すパーソンナビゲーションシステムは、通信ネットワーク10と、施策実施者により操作される入力端末20と、サーバとして機能するインセンティブ付与装置30と、移動者が携帯する携帯端末40とを備える。入力端末20、インセンティブ付与装置30及び携帯端末40は、インセンティブ付与システムのアプリケーションを使用して、通信ネットワーク10を介して互いに通信可能である。
通信ネットワーク10は、例えばコンピュータ通信網や移動通信網等を含む公衆通信網で構成される。入力端末20は、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略記する)やスマートフォン等の携帯端末で構成される。図1では、入力端末20がPCで構成される場合を例示している。
携帯端末40は、例えばスマートフォンからなり、GPS(Global Positioning System)による現在位置取得機能を有し、取得した位置情報(緯度経度)は時間情報とともにインセンティブ付与装置30に送信可能である。また、携帯端末40は、通信ネットワーク10に接続した際のアクセスポイントのID情報(例えば、Wi−FiのSSID)等もインセンティブ付与装置30に送信可能である。なお、通信ネットワーク10には、携帯端末40が複数台接続可能であるが、図1では図面を明瞭とするため、1台の携帯端末40を示している。
図2は、インセンティブ付与装置30の機能構成を示すブロック図である。インセンティブ付与装置30は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを有するコンピュータとハードディスクドライブや不揮発性メモリなどの記憶媒体とを含んで構成され、装置全体の処理動作を制御する。インセンティブ付与装置30は、動作手順を規定したプログラムに従ってCPUが動作する、受付部31と、記憶部32と、送出部33と、貢献度導出部34と、インセンティブ決定部35と、出力部36とを備える。かかるプログラムは、例えば記録媒体に格納されて、CPUにより読み出されて実行される。
受付部31は、通信ネットワーク10を介して入力端末20から入力される、タスク実施者に実施させるタスクのタスク内容と、タスクを実施する地理的条件及び時間的条件を少なくとも含む実施条件と、タスクが実施された場合に与えられるインセンティブに関するインセンティブ情報とのタスク関連情報を受け付ける。
記憶部32は、記録媒体に形成されて、受付部31で受け付けられたタスク内容と、実施条件と、インセンティブ情報とを対応付けて記憶する。
送出部33は、タスク実施者となり得る複数のタスク実施候補者の携帯端末40に対して、通信ネットワーク10を介して記憶部32の記憶内容を送出する。
貢献度導出部34は、通信ネットワーク10を介して取得される複数の携帯端末40の少なくとも一つから送出された位置情報と、該位置情報を取得した時刻とを少なくとも特定して、タスク実施者のタスクへの貢献度を導出する。
インセンティブ決定部35は、貢献度導出部34が求めた貢献度に応じて、当該タスク実施者への付与インセンティブを決定する。
出力部36は、インセンティブ決定部35が決定した付与インセンティブを、通信ネットワーク10を介して対応するタスク実施者の携帯端末に対して出力可能とする。
なお、図1では、入力端末20とインセンティブ付与装置30とを分離して示しているが、インセンティブ付与装置30は、入力端末20がPCの場合にはPCと一体に構成されてもよい。
本実施の形態では、タスク実施者に防犯パトロールのタスクを実施させる。以下、この場合の一動作例を図3に示すシーケンス図を参照しながら説明する。
先ず、自治会担当者等の施策実施者は、入力端末20から通信ネットワーク10を介してインセンティブ付与装置30に、タスク内容、実施条件及びインセンティブ情報を含むタスク関連情報を入力してタスクを登録する(ステップS31)。
図4は、施策実施者が入力するタスク関連情報の一例を示すものである。図4では、実施条件として、地理的条件である防犯したい実施エリア(この場合、丁目単位)及び時間的条件である実施時間帯(この場合、毎日)の他に、どのエリアにいる人に対して、どのタイミングでタスクを通知するかを示す通知エリア及び通知時間帯を入力する場合を例示している。また、タスク内容及びインセンティブ情報は、「ユーザに通知するタスク」の項目に入力している。
インセンティブ付与装置30は、入力端末20からタスク関連情報が入力されると、当該タスクを登録する。具体的には、入力端末20から入力されるタスク関連情報を受付部31で受付けて(ステップS32:受付ステップ)、その受付けたタスク関連情報を、タスク内容、実施条件及びインセンティブ情報を対応付けて記憶部32に記憶する(ステップS33:記憶ステップ)。
次に、インセンティブ付与装置30は、記憶部32に記憶されたタスクの実施条件に基づいて、タスク実施者となり得る複数のタスク実施候補者(例えば、高齢者)にタスクを通知する(ステップS34:送出ステップ)。具体的には、タスク実施候補者の携帯端末40には、インセンティブ付与システムのアプリケーションがインストールされて常時起動している。そして、携帯端末40は、現在地域に関連するタスクの有無をインセンティブ付与装置30に定期的に問い合わせる。
インセンティブ付与装置30は、通知時間帯で現在地域に関連するタスクがあると、タスク実施候補者の携帯端末40に対して、記憶部32の記憶内容を送出部33から送出して、タスク内容を携帯端末40の画面や音声で通知する。本実施の形態では、実施エリア及びそれに隣接エリアにいる携帯端末40に対してタスク内容が通知される。これにより、タスク実施候補者は、携帯端末40を介して現在地域に関連するタスクをインセンティブ付与装置30から受け取る。
タスク実施候補者は、タスクの通知を受けると、携帯端末40を介して当該タスクの実施の可否をインセンティブ付与装置30に通知する(ステップS35)。タスク実施候補者によるタスクの実施の可否は、例えば携帯端末40の画面やキーの操作、音声等により入力される。
インセンティブ付与装置30は、携帯端末40からのタスクの実施の可否を受けると、タスクの実施判断をしたタスク実施候補者すなわちタスク実施者の携帯端末40の識別子を記憶部32に記憶する(ステップS36)。これにより、インセンティブ付与装置30において、タスク実施者が把握される。
一方、タスクの実施判断をしたタスク実施者の携帯端末40は、タスク実施者が指示されたエリア内を指示された時間帯に移動してタスクを実施すると、その際にタスク実施者が移動した移動情報及び時間情報をGPSから取得して携帯端末40の記憶部に記憶する(ステップS37)。なお、移動情報及び時間情報は、必要に応じてアクセスポイントから取得してもよい。
その後、インセンティブ付与装置30は、貢献度導出部34においてタスク実施者のタスクへの貢献度を導出する。そのため、インセンティブ付与装置30は、タスク実施時間終了後に、登録されたタスク実施者の携帯端末40に実施結果を要求する(ステップS38)。
インセンティブ付与装置30からの実施結果要求を受け携帯端末40は、携帯端末40に記憶されているタスク実施時間内での移動情報及び時間情報を含むタスク実施結果をインセンティブ付与装置30に通知する(ステップS39)。
そして、インセンティブ付与装置30は、携帯端末40からのタスク実施結果を受けると、受信したタスク実施結果に基づいて貢献度導出部34において、当該タスク実施者のタスクへの貢献度を導出する(ステップS40:貢献度導出ステップ)。貢献度導出部34は、例えば、通知されたタスク実施結果を検証して、タスクが実施されたか、タスク実施エリアにどの程度の時間帯いたかなどで貢献度を導出する。例えば、タスク実施エリアへの滞在時間が長いほど、すなわち携帯端末40から取得した位置情報及び該位置情報を取得した時刻と、記憶部32に記憶されている地理的条件及び時間的条件の実施条件との合致度合いに基づいて、合致度合いが高いほど貢献度を大きくする。
次に、インセンティブ付与装置30は、インセンティブ決定部35において、貢献度導出部34で導出された貢献度に基づいて(例えば、比例して)、当該タスク実施者への付与インセンティブを決定する(ステップS41:インセンティブ決定ステップ)。したがって、この場合、付与インセンティブは、インセンティブの最大値に基づいて、貢献度が大きいほど大きく決定されることになる。
その後、インセンティブ付与装置30は、インセンティブ決定部35で決定された付与インセンティブを、対応するタスク実施者の携帯端末40に対して出力部36から通信ネットワーク10を介して出力する(ステップS42:出力ステップ)。なお、出力部36は、付与インセンティブを出力可能として、携帯端末40からの出力要求を待って付与インセンティブを出力してもよい。
本実施の形態によると、個人が移動する際に、防犯パトロールも合わせて実施して欲しい自治会担当者等の施策実施者が、当該個人にインセンティブを提示することで、当該個人の移動の目的に合致しつつ、防犯パトロールも同時に実施することが可能となる。
(第1実施の形態の変形例)
第1実施の形態の変形例として、ステップS31で入力するタスクの実施条件に、タスク実施者に関するユーザ属性を付加し、ステップS34ではユーザ属性に対応するタスク実施候補者の携帯端末40に対してタスクを通知してもよい。ユーザ属性は、例えば通知エリアの地域住民とすることができる。これにより、防犯パトロールの実施状況を該当エリア以外のアプリケーションのユーザに知られるのを防止することができる。さらに、ユーザ属性には、性別や年代を付加してもよい。これにより、タスクを実行しながら地域住民の同性や同世代の親睦を図ることも可能となる。
また、インセンティブ付与装置30は、ステップ34でのタスクの通知に先立って、通知エリアにいるタスク実施候補者の携帯端末40から移動履歴情報等を取得してユーザ状況を推定し、その結果に基づいてタスクを通知してもよい。例えば、移動履歴情報から散歩中と推定されればタスクを通知し、急ぎの買い物中や出張から帰って来たところなどと推定された場合は、タスク実施候補者であってもタスクを通知しないようにする。
また、ユーザ属性として、事前に、どの時間帯なら防犯パトロールに参加できるかを入力しておいたり、タスクを先ずはタスク実施候補者全員に同時に通知し、タスクを実施しないと判断したユーザに対し、なぜ実施しないのかを問い合わせ、その内容に基づいて次回から通知しないか、通知する時間帯を選ぶかを判断したりしてもよい。特に、タスク実施候補者全員にタスクを同時に通知する場合は、ポイント獲得の競争意欲を惹起でき、タスク実施をより促すことが可能となる。
また、ステップS40で決定する付与インセンティブは、施策実施者から総額固定としてもよいし、総額を固定せずに、実施した場合に予め指定したインセンティブを付与してもよい。また、インセンティブの総額が固定の場合は、参加する人数を制限してもよいし、人数を制限せずにタスク実施者に対し、その貢献度に応じて付与インセンティブを分配してもよい。
(第2実施の形態)
第2実施の形態では、図1に示したインセンティブ付与装置30を備えるパーソンナビゲーションシステムにおいて、町内の住民に清掃活動を実施させる。以下、この場合の一動作例を図3に示したシーケンス図を参照しながら、主として第1実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態では、ステップS31において、自治会担当者等の施策実施者により、例えば図5に示すようなタスク関連情報を入力する。図5では、実施条件として、地理的条件である清掃したい実施エリア(この場合、丁目単位)及び時間的条件である実施時間帯(この場合、1日)の他に、タスク実施者のユーザ属性と、どのタイミングでタスクを通知するかを示す通知時間帯とを入力する場合を例示している。また、タスク内容及びインセンティブ情報は、「ユーザに通知するタスク」の項目に入力している。
その後のステップS32〜S39は、第1実施の形態の場合と同様であるので説明を省略する。ただし、本実施の形態では、ユーザ属性が実施エリアの住民であるため、ステップS34では、通知時間帯に対象の住民の携帯端末40にタスクを通知する。この場合、インセンティブ付与装置30は、対象の住民の携帯端末40にタスクを同時に通知してもよいし、順次に通知してもよい。また、適宜のタイミングでタスクを繰り返し通知してもよい。なお、繰り返し通知する場合は、タスクの実施判断を受けた携帯端末40には、次回の通知を省略してもよい。
ステップS40では、貢献度導出部34において、タスク実施者の携帯端末40から通知されたタスク実施結果を検証して、タスク実施者がタスクの実施エリア及び実施時間内で、どの程度の時間歩き回ったかを確認する。そして、この検証で清掃活動をしていると推測した後、高齢者が対象の時間帯においてどの程度清掃活動していたかで貢献度を導出する。
そして、ステップS41では、インセンティブ決定部35において、貢献度導出部34で導出された貢献度に基づいて、例えば全タスク実施者の貢献度の総和に対する当該タスク実施者の貢献度の割合で、当該タスク実施者への付与インセンティブをインセンティブの最大値に基づいて決定する。
決定された付与インセンティブは、ステップS42において、第1実施の形態の場合と同様にタイミング出力部36から通信ネットワーク10を介して所要のタイミングで対応するタスク実施者の携帯端末40に出力される。
本実施の形態によると、町内の清掃活動を実施して欲しい自治会担当者等の施策実施者が、対象地域の住民にインセンティブを提示することで、当該住民の移動の目的に合致しつつ、清掃活動を同時に実施することが可能となる。
(第2実施の形態の変形例)
第2実施の形態の変形例として、ステップS40で貢献度を導出するにあたって、ただ歩き回っただけでなく清掃活動をしたことを確認するために、例えば通常の歩行速度より遅い(例えば、通常の70%の速度以下)こと、及び/又は、ゴミを見つけてその方向に移動することを検知するために向きを頻繁に変更していることを確認してもよい。つまり、携帯端末40から取得した位置情報及び該位置情報を取得した時刻以外のタスクを特定可能な情報として、取得した位置情報及び該位置情報を取得した時刻に基づいて算出可能な移動速度及び/又は移動の向きを確認してもよい。なお、携帯端末40から取得した位置情報及び該位置情報を取得した時刻以外の情報は、移動速度及び/又は移動の向きに限らない。
また、例えばステップS42での付与インセンティブの出力に先立って、ステップS41で決定した付与インセンティブを施策実施者により入力端末20に読み出して修正可能としてもよい。すなわち、本実施の形態の場合、収集されたゴミが町内会館に持ち込まれるので、施策実施者は持ち込まれたゴミの量に応じてタスク実施者の実施結果を評価して、ステップS41で決定した付与インセンティブを修正する。そして、インセンティブ付与装置30は、修正された付与インセンティブを、タイミング出力部36から通信ネットワーク10を介して所要のタイミングで、対応するタスク実施者の携帯端末40に出力する。
また、本実施の形態のような清掃活動は老若男女が参加可能である。このような老若男女が参加可能なタスクの場合は、ユーザ属性として年齢を付加し、タスク実施者が子供や年配者の場合に貢献度導出部34で導出する貢献度を大きくして、大きな付与インセンティブを与えてもよい。これにより、子供や年配者の参加を促すことができる。
(第3実施の形態)
第3実施の形態では、図1に示したインセンティブ付与装置30を備えるパーソンナビゲーションシステムにおいて、観光客に観光ルートを誘導する。以下、この場合の一動作例を図6に示すシーケンス図を参照しながら、主として第1実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態では、ステップS61において、商店街担当者等の施策実施者により、例えば図7に示すようなタスク関連情報を、入力端末20から通信ネットワーク10を介してインセンティブ付与装置30に入力する。図7では、実施条件として、地理的条件である経由して欲しい経路(道順)の実施エリア及び時間的条件である実施時間帯(この場合、商店街の営業時間)の他に、タスク実施者のユーザ属性と、どのエリアにいる人に対して、どのタイミングでタスクを通知するかを示す通知エリア及び通知タイミングとを入力する場合を例示している。また、タスク内容及びインセンティブ情報は、「ユーザに通知するタスク」の項目に入力している。なお、ユーザ属性は、観光客を商店街に誘導するため、当該観光地以外の住民(図7では姫路市以外の住民)としている。
その後のステップS62(受付ステップ)及びステップS63(記憶ステップ)は、第1実施の形態におけるステップS32及びS33の場合と同様であるので説明を省略する。なお、タスク実施候補者である観光客の携帯端末40には、インセンティブ付与システムのアプリケーションがインストールされて常時起動している。
そして、ステップS64(送出ステップ)では、タスクの実施時間帯に、観光客がメインストリートを歩行して商店街に向かう角に達すると、そのタイミングでインセンティブ付与装置30は、記憶部30に記憶されている現在地域に関連するタスクの記憶内容を送出部33から観光客の携帯端末40に送出して、タスク内容を携帯端末40の画面や音声で通知する。これにより、観光客は自己の携帯端末40を介して現在地域に関連するタスクをインセンティブ付与装置30から受け取る。
観光客は、タスクの通知を受けると、第1実施の形態におけるステップ35と同様に、携帯端末40を介して当該タスクの実施の可否をインセンティブ付与装置30に通知する(ステップS65)。これにより、インセンティブ付与装置30は、タスク実施者を把握する(ステップS66)。
その後、タスクの実施判断をした観光客すなわちタスク実施者の携帯端末40は、移動情報及び時間情報をGPS(必要に応じてアクセスポイント)から定期的に取得して(ステップS67)、インセンティブ付与装置30に定期的に送信する(ステップS68)。
一方、インセンティブ付与装置30は、タスク実施者の携帯端末40から定期的に送信された移動情報及び時間情報を記憶部32に記憶する(ステップS69)。そして、インセンティブ付与装置30は、例えばタスク実施時間内で携帯端末40が商店街の出口付近に達した適宜のタイミングにおいて、記憶された移動情報及び時間情報に基づいて貢献度導出部34により当該タスクへの貢献度を導出する(ステップS70:貢献度導出ステップ)。
具体的には、貢献度導出部34において、タスクの実施期間中に観光客が指定されたタスクの実施時間帯に決められた経路をある時間以上歩行したかどうかを検証する。例えば、観光客がタスクの実施時間帯に実施エリア(商店街)において、どの程度の時間、指定された通りに滞在したかを確認する。貢献度導出部34は、商店街での滞在時間が所定時間を超えると、タスク(商店街を経由する観光ルートの誘導)を達成したと判定して貢献度を導出する。本実施の形態では、例えば、タスクを達成した場合は貢献度を「1」、達成しない場合は貢献度を「0」とする。
次に、インセンティブ付与装置30は、インセンティブ決定部35において、貢献度導出部34で導出された貢献度に基づいて、当該タスク実施者への付与インセンティブを決定する(ステップS71:インセンティブ決定ステップ)。本実施の形態では、貢献度が「1」の場合にのみ、観光客に対して一律に固定の付与インセンティブ(姫路城の入館割引10%)を与える。
その後、インセンティブ付与装置30は、インセンティブ決定部35で決定された付与インセンティブを、第1実施の形態の場合と同様に、タイミング出力部36から通信ネットワーク10を介して所要のタイミングで対応する観光客の携帯端末40に出力する(ステップS72:出力ステップ)。
本実施の形態によると、商店街担当者等の施策実施者が、観光客にインセンティブを提示することで、当該観光客の移動の目的に合致しつつ、観光名所へのメインストリートから外れた商店街への観光ルートの誘導を同時に実施することが可能となる。これにより、メインストリートから外れた商店街の活性化が図れる。
(第4実施の形態)
第4実施の形態では、図1に示したインセンティブ付与装置30を備えるパーソンナビゲーションシステムにおいて、タスク実施者に環境負荷の小さい移動を実施させる。以下、この場合の一動作例を図3に示したシーケンス図を参照しながら、主として第1実施の形態と異なる点について説明する。
本実施の形態では、ステップS31において、自治体等の行政の施策実施者により、例えば図8に示すようなタスク関連情報を入力する。図8では、実施条件として、地理的条件である移動を管理する実施エリア(路線バスや路面電車など公共交通機関が充実したエリア)及び時間的条件である実施時間帯の他に、タスク実施者のユーザ属性と、どのエリアにいる人に対して、どのタイミングでタスクを通知するかを示す通知エリア及び通知タイミングを入力する場合を例示している。つまり、本実施の形態では、ユーザ属性として実施エリアに対して入出する実施エリア及びその近隣の全ての住民を対象としている。また、タスク内容及びインセンティブ情報は、「ユーザに通知するタスク」の項目に入力している。
その後のステップS32〜S39は、第1実施の形態の場合と同様である。すなわち、入力されたタスク関連情報は、ステップS32でインセンティブ付与装置30に受付けられて、ステップS33でインセンティブ付与装置30に記憶される。また、タスク実施候補者が通勤者であるため、通勤者の携帯端末40には、インセンティブ付与システムのアプリケーションがインストールされて常時起動している。
携帯端末40は、ステップS34でインセンティブ付与装置30から通知されるタスク内容を受けて、ステップS35で当該タスクの実施の可否をインセンティブ付与装置30に通知する。ただし、本実施の形態では、ステップS34での通知は、事前に、ユーザ(タスク実施候補者)に通知時刻や通勤時間帯を入力させるか、インセンティブ付与装置30において当該携帯端末40の移動履歴から通勤時間帯を推測して、ユーザ毎に通知エリア内で通勤を開始する直前に自宅または職場で指定された時刻・時間帯に行われる。
インセンティブ付与装置30は、タスクの可否を受けると、ステップS36でタスクの実施判断をしたタスク実施者の携帯端末40の識別子を記憶する。
一方、タスク実施者の携帯端末40は、ステップS37においてタスク実施者が移動した移動情報及び時間情報を取得して記憶する。そして、携帯端末40は、ステップS38において、タスク実施時間終了後にインセンティブ付与装置30から移動情報及び時間情報を含むタスク実施結果の要求を受けると、そのタスク実施結果をステップS39でインセンティブ付与装置30に通知する。
インセンティブ付与装置30は、ステップS40において、携帯端末40から通知されたタスク実施結果に基づいて貢献度導出部34により当該タスク実施者のタスクへの貢献度を導出する。本実施の形態では、貢献度導出部34において、通知されたタスク実施結果に基づいて、タスク実施者(通勤者)が対象の実施時間帯及び実施エリアにおいて、指定された交通手段をどの程度の時間利用したかを確認して、当該タスク実施結果を検証する。その結果、タスク実施者が予め指定された交通手段を利用して通勤していると推測できた場合、当該タスク実施者の通勤の全行程において、どの程度環境負荷の少ない移動手段を利用したかに応じて貢献度を導出する。
そして、インセンティブ付与装置30は、ステップS41において、導出された貢献度に基づいて、当該タスク実施者への付与インセンティブを決定する。本実施の形態において、付与インセンティブは、例えば全実施者の貢献度の総和に対する各実施者の貢献度の割合で決定される。決定された付与インセンティブは、ステップS42において、第1実施の形態の場合と同様に、所要のタイミングで対応するタスク実施者の携帯端末40に出力される。
本実施の形態によると、環境負荷の小さい通勤を実施して欲しい自治体等の施策実施者が、対象地域の住民にインセンティブを提示することで、当該住民の移動の目的に合致しつつ、環境負荷の小さい通勤を同時に実施することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上述した実施の形態や変形例を組み合わせて、インセンティブ付与装置30に複数のタスクを設定してもよい。この場合、現在地域に関連する実施可能なタスクが複数ある場合は、タスクの提示順番を、例えばボランティア優先、報酬の高いタスク優先などと、移動者により事前に設定可能として任意のタスクを選択可能としてもよい。ただし、防災などの緊急性の高いタスクは、最優先とするのがよい。
また、複数のタスクが提示された場合、移動者が移動元と移動先を入力することで、提示されているタスクの経路を組み合わせて、最大のインセンティブが得られるような移動経路を移動者に提示することで、取得するインセンティブに合わせて移動経路を最適化してもよい。なお、緊急時の誘導を実施するタスクの場合は、指示に従わない場合に負のインセンティブを付与してもよい。
また、インセンティブ付与装置30は、携帯端末40と定期的に(例えば、月に1度など)又はバッチ処理的に通信するようにしてもよい。この場合、インセンティブ付与装置30は、携帯端末40との通信時に携帯端末40に対してタスクをダウンロードさせる。携帯端末40は、タスクをダウンロードすると、インセンティブ付与装置30とのオフライン状態で位置や時間に応じて実施可能なタスクを表示し、ユーザがタスクを実施したかを記録する。その後、インセンティブ付与装置30は、携帯端末40との次の通信時に、携帯端末40に対してタスクをダウンロードさせるとともに、携帯端末40からタスクの実施結果を取得する。そして、インセンティブ付与装置30は、予め定めた期限内に申告のあったタスク実施結果を集計して、各ユーザへの付与インセンティブを決定して送出する。このようにすれば、インセンティブ付与装置30と携帯端末40とがリアルタイムで通信できない場合でも、タスクを実施させることが可能となる。
10 通信ネットワーク
20 入力端末
30 インセンティブ付与装置
31 受付部
32 記憶部
33 送出部
34 貢献度導出部
35 インセンティブ決定部
36 出力部
40 携帯端末

Claims (18)

  1. タスク実施者に実施させるタスクのタスク内容と、前記タスクを実施する地理的条件及び時間的条件を少なくとも含む実施条件と、前記タスクが実施された場合に与えられるインセンティブに関するインセンティブ情報と、の入力を受け付ける受付部と、
    前記タスク内容と、前記実施条件と、前記インセンティブ情報と、を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記タスク実施者となり得る複数のタスク実施候補者の携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を送出する送出部と、
    複数の前記携帯端末の少なくとも一つから送出された位置情報を少なくとも取得して、取得した前記位置情報と該位置情報を取得した時刻とを少なくとも特定して前記タスク実施者の前記タスクへの貢献度を導出する貢献度導出部と、
    前記貢献度導出部が求めた貢献度に応じて、当該タスク実施者への付与インセンティブを決定するインセンティブ決定部と、
    前記インセンティブ決定部が決定した前記付与インセンティブを、対応する前記タスク実施者の前記携帯端末に対して出力可能とする出力部と、
    を有するインセンティブ付与装置。
  2. 前記実施条件は、前記タスク実施者に関するユーザ属性を含み、
    前記送出部は、前記ユーザ属性に対応する前記タスク実施候補者の前記携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を送出する、請求項1に記載のインセンティブ付与装置。
  3. 前記送出部は、前記地理的条件に対応する地域にいる前記タスク実施候補者の前記携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を送出する、請求項1又は2に記載のインセンティブ付与装置。
  4. 前記地理的条件に対応する地域は、前記地理的条件に合致する地域、及び/又は、前記地理的条件に隣接する地域である、請求項3に記載のインセンティブ付与装置。
  5. 前記送出部は、複数の前記タスク実施候補者の前記携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を同時に送出する、請求項1−4のいずれか一項に記載のインセンティブ付与装置。
  6. 前記送出部は、複数の前記タスク実施候補者の前記携帯端末に対して、前記タスク実施候補者毎に指定されたタイミングで前記記憶部の記憶内容を送出する、請求項1−4のいずれか一項に記載のインセンティブ付与装置。
  7. 前記インセンティブ情報は、前記インセンティブの最大値を含み、
    前記インセンティブ決定部は、前記最大値に基づいて前記付与インセンティブを決定する、請求項1−6のいずれか一項に記載のインセンティブ付与装置。
  8. 前記インセンティブ決定部は、前記貢献度が大きいほど大きい前記付与インセンティブを決定する、請求項1−7のいずれか一項に記載のインセンティブ付与装置。
  9. 前記実施条件は、前記タスク実施者に関するユーザ属性を含み、
    前記貢献度導出部は、ユーザ属性に基づいて前記貢献度を求める、請求項8に記載のインセンティブ付与装置。
  10. 前記貢献度導出部は、取得した前記位置情報及び該位置情報を取得した時刻と、前記記憶部に記憶されている前記地理的条件及び前記時間的条件との合致度合いに基づいて、前記合致度合いが高いほど大きい前記貢献度を導出する、請求項8に記載のインセンティブ付与装置。
  11. 前記貢献度導出部は、取得した前記位置情報及び該位置情報を取得した時刻以外の前記タスクを特定可能な情報に基づいて前記貢献度を導出する、請求項8に記載のインセンティブ付与装置。
  12. 取得した前記位置情報及び該位置情報を取得した時刻以外の前記タスクを特定可能な情報は、取得した前記位置情報及び該位置情報を取得した時刻に基づいて算出可能な移動速度及び/又は移動の向きである、請求項11に記載のインセンティブ付与装置。
  13. タスク実施者に実施させるタスクのタスク内容と、前記タスクを実施する地理的条件及び時間的条件を少なくとも含む実施条件と、前記タスクが実施された場合に与えられるインセンティブに関するインセンティブ情報と、の受付部からの入力を受け付ける受付ステップと、
    前記タスク内容と、前記実施条件と、前記インセンティブ情報と、を対応付けて記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記タスク実施者となり得る複数のタスク実施候補者の携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を送出部から送出する送出ステップと、
    複数の前記携帯端末の少なくとも一つから送出された位置情報を少なくとも取得して、取得した前記位置情報と該位置情報を取得した時刻とを少なくとも特定して前記タスク実施者の前記タスクへの貢献度を貢献度導出部により導出する貢献度導出ステップと、
    前記貢献度導出部が求めた貢献度に応じて、当該タスク実施者への付与インセンティブをインセンティブ決定部により決定するインセンティブ決定ステップと、
    前記インセンティブ決定部が決定した前記付与インセンティブを、対応する前記タスク実施者の前記携帯端末に対して出力部から出力する出力ステップと、
    を含むインセンティブ付与方法。
  14. 前記受付ステップで入力される前記実施条件は、前記タスク実施者に関するユーザ属性を含み、
    前記送出ステップでは、前記ユーザ属性に対応する前記タスク実施候補者の前記携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を送出する、請求項13に記載のインセンティブ付与方法。
  15. 前記送出ステップでは、複数の前記タスク実施候補者の前記携帯端末に対して、前記タスク実施候補者毎に指定されたタイミングで前記記憶部の記憶内容を送出する、請求項13又は14に記載のインセンティブ付与方法。
  16. 前記受付ステップで入力される前記インセンティブ情報は、前記インセンティブの最大値を含み、
    前記インセンティブ決定ステップでは、前記最大値に基づいて前記付与インセンティブを決定する、請求項13−15のいずれか一項に記載のインセンティブ付与方法。
  17. 前記インセンティブ決定ステップでは、前記貢献度が大きいほど大きい前記付与インセンティブを決定する、請求項13−16のいずれか一項に記載のインセンティブ付与方法。
  18. タスク実施者に実施させるタスクのタスク内容と、前記タスクを実施する地理的条件及び時間的条件を少なくとも含む実施条件と、前記タスクが実施された場合に与えられるインセンティブに関するインセンティブ情報と、の受付部からの入力を受け付ける処理と、
    前記タスク内容と、前記実施条件と、前記インセンティブ情報と、を対応付けて記憶部に記憶する処理と、
    前記タスク実施者となり得る複数のタスク実施候補者の携帯端末に対して前記記憶部の記憶内容を送出部から送出する処理と、
    複数の前記携帯端末の少なくとも一つから送出された位置情報を少なくとも取得して、取得した前記位置情報と該位置情報を取得した時刻とを少なくとも特定して前記タスク実施者の前記タスクへの貢献度を貢献度導出部により導出する処理と、
    前記貢献度導出部が求めた貢献度に応じて、当該タスク実施者への付与インセンティブをインセンティブ決定部により決定する処理と、
    前記インセンティブ決定部が決定した前記付与インセンティブを、対応する前記タスク実施者の前記携帯端末に対して出力部から出力する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのインセンティブ付与プログラム。
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