JP2017090773A5 - - Google Patents

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本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、一つ以上のレンズ群を含む後群より構成され
角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群は不動であり、前記第3レンズ群は物体側移動し、前記第4レンズ群は物体側移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
前記第3レンズ群の焦点距離をf3、前記第4レンズ群の焦点距離をf4、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第3レンズ群の移動量をm3、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第4レンズ群の移動量をm4、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の曲率半径をR1a、前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面の曲率半径をR2aとするとき、
0.1<f3/|m3|<0.9
−1.4<f4/|m4|<−0.1
1.5<(R2a+R1a)/(R2a−R1a)<30.0
なる条件式を満足することを特徴としている。
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端(焦点距離端)におけるレンズ断面図である。図2(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端(長焦点距離端)における収差図である。実施例1はズーム比7.97、Fナンバー1.63〜4.00のズームレンズである。
実施例1乃至5ではズーミングに際して第1レンズ群L1と第5レンズ群L5は不動である。広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように第2レンズ群L2は像側へ凸状の軌跡を描いて移動する。第3レンズ群L3は物体側へ移動する。第4レンズ群L4は物体側へ移動する。開口絞りSPは第3レンズ群L3と独立にまたは一体的に(同じ軌跡で)物体側へ移動する。
BFはバックフォーカスであり、レンズ最終面から近軸像面までの距離を空気換算長により表したものである。レンズ全長は第1レンズ面から最終レンズ面までの長さに、バックフォーカスBFの値を加えた長さである。*は非球面を意味する。またkを離心率、A4、A6、A8、A10を非球面係数、レンズ面頂点を基準にして光軸からの高さhの位置における光軸方向の変位をxとするとき、非球面形状は、
x=(h/R)/[1+{1−(1+k)(h/R)1/2]+A4h+A6h+A8h+A10h10
で表される。但しRは近軸曲率半径である。「e-X」は「10- 」を意味している。

Claims (13)

  1. 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、一つ以上のレンズ群を含む後群より構成され
    角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群は不動であり、前記第3レンズ群は物体側移動し、前記第4レンズ群は物体側移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
    前記第3レンズ群の焦点距離をf3、前記第4レンズ群の焦点距離をf4、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第3レンズ群の移動量をm3、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第4レンズ群の移動量をm4、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の曲率半径をR1a、前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面の曲率半径をR2aとするとき、
    0.1<f3/|m3|<0.9
    −1.4<f4/|m4|<−0.1
    1.5<(R2a+R1a)/(R2a−R1a)<30.0
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第1レンズ群の光軸上の厚みをD1とするとき、
    20.0<f1/D1<200.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群は1枚の正レンズからなり、正レンズの材料の屈折率及びアッベ数を各々nd11a及びνd11aとするとき、
    1.50<nd11a<1.80
    45.0<νd11a<75.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
    −3.6<f2/fw<−2.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第2レンズ群は物体側から像側へ順に配置された負レンズ、負レンズ、負レンズ、正レンズからなり、正レンズの材料の屈折率及びアッベ数を各々nd24a及びνd24aとするとき、
    1.85<nd24a<2.00
    14.0<νd24a<22.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第3レンズ群は複数の正レンズを有し、正レンズの材料のアッベ数の平均値をνd3aとするとき、
    65.0<νd3a
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第3レンズ群は、材料のアッベ数及び部分分散比を各々νd及びθgFとするとき、
    0.010<θgF−(0.644−0.00168×νd)<0.070
    なる条件式を満足する複数の正レンズを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 広角端から望遠端へのズーミングに際して前記第2レンズ群は像側へ移動した後に物体側へ移動し、光軸上において前記第2レンズ群が位置する最も物体側の位置から最も像側の位置までの距離をm2、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
    0.5<m2/ft<1.3
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 無限遠から近距離へのフォーカシングに際して前記第4レンズ群は像側へ移動することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  10. 前記後群は、正の屈折力の第5レンズ群からることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  11. 前記後群は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群からることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
  13. 記ズームレンズにおいて生じる収差を電気的に補正する補正手段を有することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
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