JP2017090699A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2には、転写バイアスとして直流電圧に交流電圧を重畳したものを用い、また転写前に用紙の表面を凹凸に応じてトナーの極性と逆極性に帯電させることで凹部にトナーを転写させるよう制御を行うことが開示されている。
しかしながら、本発明者らが確認したところ、これらのやり方ではいずれも重畳している交流電圧が小さく、凹凸の大きい用紙では実施例のように電圧を印加しても凹部へトナーがあまり転写せず、効果がなかった。
まず、プリンタの基本的な構成について説明する。図1において、本プリンタは、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各トナー像を形成するため4つの画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kと、転写ユニット30と、光書込ユニット80と、定着装置90と、給紙カセット100と、レジストローラ対101とを備えている。
Rm=[(Ai-Ar)/Ai]×100 (2)
なお、電圧は周波数500[Hz]、Vpp:1.2[kV]、Voff:0[V]とした条件にてトナーの挙動を観察した。以下の表1は、初期被覆率θi毎の往復運動するトナーの割合Rmと往復運動の回数の関係を示している。表1より、往復運動の回数が多くなるほど、往復運動に参加するトナーの割合は増え、初期のトナー被覆率(即ち、現像したトナーの付着量)が少ないほど、往復運動するトナーを増やすには多くの往復回数が必要となることが分かる。
本発明者らは、第一実施形態のプリンタと同じ構成のプリント試験機を用意した。そして、このプリント試験機と後述する比較用の別のプリント試験機を用いて、種々のプリントテストを実施した。なお、転写バイアスは、直流成分、交流成分ともに定電圧で印加する。
なお、線速は220mm/sと440mm/sとで実施し、交流電圧と直流電流を重畳させた場合の基準印加電圧値は下記の通りとした。また、交流電圧の波形は図3のような正弦波を用いた。
直流電圧:−1[kV]、交流電圧振幅Vpp:8[kV]、交流周波数:500Hz
例えば、図13に示すように、ニップ形成ローラ36が中間転写ベルト31のループ外側に配設され、且つ転写搬送ベルト40のループ内側に内接し、二次転写裏面ローラに対向する形で当接している状態で、ニップ形成ローラ36の転写搬送ベルト回転方向下流側に、転写搬送ベルト40を中間転写ベルト31に巻き付かせる巻付きローラ46が配置される構成である。アシストローラとしての巻付きローラ46によって、二次転写裏面ローラ側へ転写搬送ベルトを巻き付かせることでニップ幅を広く取ることが可能である。
31 中間転写ベルト
35 一次転写ローラ
36 ニップ形成ローラ(二次転写ローラ)
40 転写搬送ローラ
45 アシストローラ
Claims (7)
- おもて面にトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体のおもて面に当接して前記像担持体との間で転写ニップを形成するニップ形成部材と、前記ニップ形成部材に対向し、前記像担持体の裏面側に設けられる対向部材とを有し、前記転写ニップ内に挟み込まれた記録材に対して前記像担持体上のトナー像を転写するために、前記記録材と前記像担持体の間に交流成分を有する転写バイアスの電位差が形成され、前記電位差によって形成される電界が、正規の極性に帯電しているトナーを像担持体側から記録材側へ転写させる方向の電界と、記録材側から像担持体側に戻す方向の電界との繰り返しからなるものである画像形成装置において、
前記ニップ形成部材が、複数のベルト張架部材により張架されて循環移動することにより前記記録材を搬送する転写搬送ベルトと、該転写搬送ベルトの裏面から前記像担持体に前記転写搬送ベルトを当接させる複数の転写ローラとから形成され、前記転写搬送ベルト回転方向に相前後して配置されたこれら転写ローラ間で前記転写搬送ベルトと前記像担持体が接触して前記転写ニップを形成することを特徴とする画像形成装置。 - おもて面にトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体のおもて面に当接して前記像担持体との間で転写ニップを形成するニップ形成部材と、前記ニップ形成部材に対向して前記像担持体の内部に配された対向部材とを有し、前記転写ニップ内に挟み込まれた記録材に対して前記像担持体上のトナー像を転写するために、前記記録材と前記像担持体の間に交流成分を有する転写バイアスの電位差が形成され、前記電位差によって形成される電界が、正規の極性に帯電しているトナーを像担持体側から記録材側へ転写させる方向の電界と、記録材側から像担持体側に戻す方向の電界との繰り返しからなるものである画像形成装置において、
前記ニップ形成部材は、複数のベルト張架部材により張架されて循環移動することにより前記記録材を搬送する転写搬送ベルトと、該転写搬送ベルトの裏面から前記像担持体に前記転写搬送ベルトを当接させる転写ローラとから形成され、且つ前記転写ローラの転写搬送ベルト回転方向下流側で前記転写搬送ベルトを前記像担持体に接触させるアシストローラと前記転写ローラとによって転写ニップを形成することを特徴とする画像形成装置。 - おもて面にトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体のおもて面に当接して前記像担持体との間で転写ニップを形成するニップ形成部材と、前記ニップ形成部材に対向して前記像担持体の内部に配された対向部材とを有し、前記転写ニップ内に挟み込まれた記録材に対して前記像担持体上のトナー像を転写するために、前記記録材と前記像担持体の間に交流成分を有する転写バイアスの電位差が形成され、前記電位差によって形成される電界が、正規の極性に帯電しているトナーを像担持体側から記録材側へ転写させる方向の電界と、記録材側から像担持体側に戻す方向の電界との繰り返しからなるものである画像形成装置において、
前記ニップ形成部材は、複数のベルト張架部材により張架されて循環移動することにより前記記録材を搬送する転写搬送ベルトと、該転写搬送ベルトの裏面から前記像担持体に前記転写搬送ベルトを当接させる転写ローラとから形成され、且つ前記転写ローラの転写搬送ベルト回転方向上流側と下流側にそれぞれ前記転写搬送ベルトを前記像担持体に接触させる第一アシストローラと第二アシストローラが配置され、これらによって転写ニップを形成することを特徴とする画像形成装置。 - おもて面にトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体のおもて面に当接して前記像担持体との間で転写ニップを形成するニップ形成部材と、前記ニップ形成部材に対向して前記像担持体の内部に配された対向部材とを有し、前記転写ニップ内に挟み込まれた記録材に対して前記像担持体上のトナー像を転写するために、前記記録材と前記像担持体の間に交流成分を有する転写バイアスの電位差が形成され、前記電位差によって形成される電界が、正規の極性に帯電しているトナーを像担持体側から記録材側へ転写させる方向の電界と、記録材側から像担持体側に戻す方向の電界との繰り返しからなるものである画像形成装置において、
前記ニップ形成部材である転写ローラと前記像担持体を挟んで対向する裏面ローラの、像担持体回転方向の上流側と下流側にそれぞれ前記像担持体を前記ニップ形成部材の方へ押し当てる第一アシストローラと第二アシストローラが配置され、それらによって転写ニップを形成することを特徴とする画像形成装置。 - おもて面にトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体のおもて面に当接して前記像担持体との間で転写ニップを形成するニップ形成部材と、前記ニップ形成部材に対向して前記像担持体の内部に配された対向部材とを有し、前記転写ニップ内に挟み込まれた記録材に対して前記像担持体上のトナー像を転写するために、前記記録材と前記像担持体の間に交流成分を有する転写バイアスの電位差が形成され、前記電位差によって形成される電界が、正規の極性に帯電しているトナーを像担持体側から記録材側へ転写させる方向の電界と、記録材側から像担持体側に戻す方向の電界との繰り返しからなるものである画像形成装置において、
前記ニップ形成部材が、複数のベルト張架部材により張架されて循環移動することにより前記記録材を搬送する転写搬送ベルトと、該転写搬送ベルトの裏面から前記像担持体に前記転写搬送ベルトを当接させる複数の転写ローラとから形成され、前記複数の転写ローラのそれぞれに前記像担持体を挟んで対向する複数の裏面ローラが配置され、前記複数の転写ローラと前記複数の裏面ローラとによって転写ニップを形成することを特徴とする画像形成装置。 - 時間平均電圧(Vave)が前記ニップ形成部材と前記対向部材との電圧の差の、最大値と最小値の中心電圧(Voff)と同じか、それより転写方向側にある電圧条件で転写を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記交流成分と直流成分が重畳された電圧波形において、重畳電圧の最大値と最小値の中心電圧(Voff)よりも、重畳電圧の時間平均電圧(Vave)が転写方向側にあることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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JP2015221088A JP2017090699A (ja) | 2015-11-11 | 2015-11-11 | 画像形成装置 |
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2015
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