JP2017089487A - 電動圧縮装置の設計方法及び電動圧縮装置 - Google Patents

電動圧縮装置の設計方法及び電動圧縮装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017089487A
JP2017089487A JP2015220306A JP2015220306A JP2017089487A JP 2017089487 A JP2017089487 A JP 2017089487A JP 2015220306 A JP2015220306 A JP 2015220306A JP 2015220306 A JP2015220306 A JP 2015220306A JP 2017089487 A JP2017089487 A JP 2017089487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
scroll
compression mechanism
electric compressor
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015220306A
Other languages
English (en)
Inventor
祐輔 西村
Yusuke Nishimura
祐輔 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2015220306A priority Critical patent/JP2017089487A/ja
Publication of JP2017089487A publication Critical patent/JP2017089487A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】電動圧縮装置のハウジングに発生する振動を効果的に抑制する。【解決手段】電動圧縮装置10の設計方法において、第1の工程では、ハウジング16を囲繞するように3本のマウントボルト22を画成する。第2の工程では、各マウントボルト22の位置関係に基づき、各マウントボルト22の重心点94を被取付面26上に同定する。第3の工程では、シャフト46の軸方向視で、重心点94とシャフト46の中心点86とを通過する仮想直線96を仮設し、電動圧縮装置10の振動モードの腹が仮想直線96に沿うように、スクロール圧縮機構60とハウジング16との位置関係を設定する。【選択図】図6

Description

本発明は、電動機及びスクロール圧縮機構がハウジング内に収容された電動圧縮装置の設計方法、並びに、当該設計方法により設計された電動圧縮装置に関する。
一般に、電動圧縮装置は、ハウジング内に電動機及びスクロール圧縮機構が収容されてなる(例えば、特許文献1及び2参照)。スクロール圧縮機構は、電動機の回転軸に連結された旋回スクロールと、該旋回スクロールに適合する固定スクロールとを備える。ここで、回転軸の回転動作に伴って旋回スクロールが公転運動した場合、スクロール圧縮機構は、旋回スクロール及び固定スクロールの協働作用下に被圧縮流体を吸入圧縮することができる。
特開平9−53565号公報 特開平11−159338号公報
ところで、旋回スクロール及び固定スクロールの協働作用下に被圧縮流体を吸入圧縮する際、電動圧縮装置のハウジングが振動する。この振動は、旋回スクロール及び固定スクロールによって形成される圧縮室に取り込まれる被圧縮流体の圧縮反力と、公転運動の際に旋回スクロールが固定スクロールを径方向に押す押付力との合力である加振力が回転軸に作用することに起因して発生する。従って、このような振動を効果的に抑制できることが望ましい。
本発明は、上記した問題を解決するためになされたものであり、電動圧縮装置のハウジングに発生する振動を効果的に抑制することができる電動圧縮装置の設計方法及び電動圧縮装置を提供することを目的とする。
本発明は、電動機、スクロール圧縮機構及びハウジングを具備する電動圧縮装置の設計方法に関する。前記スクロール圧縮機構は、前記電動機の回転軸の回転動作に伴って公転運動する旋回スクロールと、該旋回スクロールに適合する固定スクロールとを備え、前記旋回スクロール及び前記固定スクロールの協働作用下に被圧縮流体を吸入圧縮する。前記ハウジングは、前記電動機及び前記スクロール圧縮機構を収容する。
そして、本発明に係る設計方法では、上記の目的を達成するため、ハウジング取付部画成工程、重心点同定工程及び位置関係設定工程を有する。
前記ハウジング取付部画成工程では、前記回転軸と略平行な平面上を延在する被取付面に対して、前記ハウジングを取り付けるハウジング取付部を、前記ハウジングを囲繞するように複数画成する。
前記重心点同定工程では、前記複数のハウジング取付部の位置関係に基づいて、該複数のハウジング取付部の重心点を前記被取付面上に同定する。
前記位置関係設定工程では、前記回転軸の軸方向視で、前記重心点と前記回転軸の中心点とを通過する仮想直線を仮設し、前記旋回スクロール及び前記固定スクロールの協働作用下における前記電動圧縮装置の振動モードの腹を前記仮想直線に沿わせるように、前記スクロール圧縮機構と前記ハウジングとの位置関係を設定する。
前記重心点と前記中心点とを通る前記仮想直線の向きは、前記複数のハウジング取付部によって前記被取付面に固定される前記電動圧縮装置にとり、取付剛性が比較的高い方向であるとみなすことができる。従って、前記スクロール圧縮機構の動作に起因して、前記電動圧縮装置に加振力が作用する場合に、前記振動モードの腹を前記仮想直線に沿わせるように前記スクロール圧縮機構と前記ハウジングとの位置関係を設定すれば、当該電動圧縮装置に発生する振動を効果的に抑制することができる。
ここで、前記電動圧縮装置では、前記旋回スクロール及び前記固定スクロールによって形成される圧縮室に取り込まれる前記被圧縮流体の圧縮反力と、前記公転運動の際に前記旋回スクロールが前記固定スクロールを径方向に押す押付力とに起因して、当該電動圧縮装置に加振力が作用する。そこで、前記振動モードの腹の向きを、前記加振力が最大になる向きに設定すれば、前記電動圧縮装置に発生する振動を効果的に抑制することができる。
また、前記電動機は、前記電動圧縮装置に備わる回路基板の制御下に回転動作可能である。この場合、前記ハウジングは、前記電動機及び前記回路基板を収容し、且つ、前記複数のハウジング取付部によって前記被取付面に固定される電動機側ハウジングと、該電動機側ハウジングに連なり、前記スクロール圧縮機構を収容する圧縮機構側ハウジングとから構成される。そして、前記位置関係設定工程では、前記電動機側ハウジングに対する前記圧縮機構側ハウジングの固定角度を調整することにより、最大になる前記加振力の向きを前記仮想直線に沿わせることが望ましい。
上述のように、前記電動機及び前記回路基板を収容する前記電動機側ハウジングが、前記複数のハウジング取付部によって前記被取付面に固定されている。そのため、前記スクロール圧縮機構は、前記複数のハウジング取付部の取り付け箇所(前記電動機の箇所)からオーバーハングした状態で、前記圧縮機構側ハウジングに収容される。これにより、前記スクロール圧縮機構が動作した際、前記加振力が前記回転軸に作用し、前記各ハウジング取付部の取り付け箇所を支点として前記ハウジング全体を回動させる大きな揺れを発生させるおそれがある。このような揺れは、前記ハウジング取付部を介して前記被取付面を揺動させる。
そこで、前記位置関係設定工程において、前記電動機側ハウジングに対する前記圧縮機構側ハウジングの固定角度を予め調整し、最大になる前記加振力の向きを前記仮想直線に沿わせることにより、前記ハウジングの振動及び前記被取付面の揺動を効果的に抑制することができる。
また、前記スクロール圧縮機構は、前記電動機の一端側に配置され、前記回路基板は、前記電動機の他端側に配置される。この場合、前記ハウジング取付部画成工程では、前記回路基板を避けるように、平面視で、3箇所の前記ハウジング取付部を画成すればよい。また、前記重心点同定工程では、3箇所の前記ハウジング取付部を仮想線で結ぶことにより三角形を画成し、該三角形の重心位置を前記被取付面に投影することにより前記重心点を該被取付面上に同定すればよい。
これにより、前記電動圧縮装置内部のレイアウトの関係上、前記スクロール圧縮機構をオーバーハングの状態に設定せざるを得ない場合でも、前記三角形の重心位置を前記被取付面に投影して前記重心点を同定することで、前記仮想直線を容易に設定することができる。
一方、本発明に係る電動圧縮装置において、前記ハウジングは、該ハウジングを囲繞するように複数配置されたハウジング取付部によって、前記回転軸と略平行な平面上を延在する被取付面に固定される。また、前記旋回スクロール及び前記固定スクロールの協働作用下における前記電動圧縮装置の振動モードの腹が、前記回転軸の軸方向視で、前記複数のハウジング取付部の重心点と前記電動機の回転軸の中心点とを通過する仮想直線に沿うように、前記スクロール圧縮機構が前記ハウジングに位置決め固定されている。
このように設計された前記電動圧縮装置では、前記重心点と前記中心点とを通る前記仮想直線の向きが取付剛性の比較的高い方向である。また、前記振動モードの腹が前記仮想直線に沿わせるように設定されている。これにより、前記スクロール圧縮機構の動作に起因して前記電動圧縮装置に加振力が作用しても、当該電動圧縮装置に発生する振動を効果的に抑制することができる。
ここで、前記ハウジングは、前記電動機を収容し、且つ、前記複数のハウジング取付部によって前記被取付面に固定される電動機側ハウジングと、該電動機側ハウジングに連なり、前記スクロール圧縮機構を収容する圧縮機構側ハウジングとから構成されている。そして、前記圧縮機構側ハウジングは、前記スクロール圧縮機構の振動モードの腹が前記仮想直線に沿うように、前記電動機側ハウジングに対して位置決め固定されていることが好ましい。
前記複数のハウジング取付部は、前記電動機を収容する前記電動機側ハウジングを前記被取付面に固定する。そのため、前記スクロール圧縮機構は、前記複数のハウジング取付部の取り付け箇所(前記電動機の箇所)からオーバーハングした状態で、前記圧縮機構側ハウジングに収容される。これにより、前記スクロール圧縮機構が動作した際、前記加振力が前記回転軸に作用し、前記各ハウジング取付部の取り付け箇所を支点として前記ハウジング全体を回動させる大きな揺れを発生させるおそれがある。このような揺れは、前記ハウジング取付部を介して前記被取付面を揺動させる。
このような場合でも、最大になる前記加振力の向きを前記仮想直線に沿わせることにより、前記ハウジングの振動及び前記被取付面の揺動を効果的に抑制することができる。
本発明によれば、複数のハウジング取付部の重心点と、回転軸の中心点とを通る仮想直線の向きは、各ハウジング取付部によって被取付面に固定される電動圧縮装置にとり、取付剛性が比較的高い方向であるとみなすことができる。従って、スクロール圧縮機構の動作に起因して、電動圧縮装置に加振力が作用する場合に、振動モードの腹を仮想直線に沿わせるようにスクロール圧縮機構とハウジングとの位置関係を設定すれば、当該電動圧縮装置に発生する振動を効果的に抑制することができる。
本実施の形態に係る設計方法により設計された電動圧縮装置の斜視図である。 図1の電動圧縮装置が被取付面に取り付けられた状態を示す正面図である。 図1のIII−III線に沿った断面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図5A及び図5Bは、シャフトに作用する加振力とマウントボルトとの位置関係を示す説明図である。 図6A及び図6Bは、本実施の形態に係る設計方法による振動の抑制対策を図示した説明図である。 図7A及び図7Bは、マウントボルトの他の配置を図示した断面図である。 図7A及び図7Bに示す他の配置における加振力の向きを図示した正面図である。
以下、本発明に係る電動圧縮装置の設計方法につき、電動圧縮装置の関係で、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る電動圧縮装置の設計方法(以下、本実施の形態に係る設計方法ともいう。)により設計された電動圧縮装置10の概略全体斜視図である。この電動圧縮装置10は、電動機側ハウジング12及び圧縮機構側ハウジング14を含むハウジング16を有する。
電動機側ハウジング12には、被圧縮流体としての冷媒を内部に導入するための冷媒導入口18が形成されている。一方、圧縮機構側ハウジング14には、冷媒を外部に導出するための冷媒導出口20が形成されている。従って、冷媒導入口18を有する電動機側ハウジング12が冷媒の流通方向の上流側であり、冷媒導出口20を有する圧縮機構側ハウジング14が冷媒の流通方向の下流側である。
図2に示すように、電動機側ハウジング12は、ハウジング取付部としてのマウントボルト22によって、自動車のエンジン又は車体フレーム等のワーク24の被取付面26に取り付けられている。図1〜図3に示すように、電動機側ハウジング12には、上側に1箇所、下側に2箇所の挿通孔28が形成されている。3本のマウントボルト22が挿通孔28を挿通してワーク24に螺着することにより、電動機側ハウジング12が被取付面26に固定される。そのため、ハウジング16中、電動機側ハウジング12は、機械的強度が比較的高い部分とみなすことができる。
次に、電動圧縮装置10の内部構造について、図3を参照しながら説明する。
電動機側ハウジング12は、冷媒の流通方向の上流側及び下流側の各端部が開口した中空体からなる。上流側の開口は、カバー部材30によって閉塞されている。一方、下流側の開口は、ミドルハウジング32で覆われている。ミドルハウジング32は、ハウジング16内を電動機側ハウジング12の中空部分と圧縮機構側ハウジング14の中空部分とに仕切ると共に、電動機側ハウジング12と圧縮機構側ハウジング14とを連結する。
電動機側ハウジング12内には、内壁と一体的に連なる隔壁部34が設けられる。この隔壁部34により、電動機側ハウジング12内が上流側の回路室36と下流側の電動機室38とに区分される。回路室36には回路基板40が収容されている。3本のマウントボルト22は、回路基板40を収容する回路室36を避けるように、電動機側ハウジング12に配置されている。一方、電動機室38には電動機42が収容されている。電動機42は、回路基板40の制御作用下に回転動作可能である。なお、図1の冷媒導入口18は電動機室38に連通している。
電動機42は、電動機側ハウジング12内で位置決め固定され且つ環状に形成されたステータ44と、冷媒の流通方向に沿って延在する回転軸としてのシャフト46と、シャフト46に外嵌され且つ該シャフト46と一体的に回転動作するロータ48とを有する。ステータ44は、図示しない電磁コイルを有し、一方で、ロータ48は、図示しない永久磁石を保持する。回路基板40から電磁コイルへの通電によって形成される磁界(交番磁界)に対して、永久磁石が吸引乃至反発することにより、ロータ48は、シャフト46と一体的に回転動作する。
隔壁部34の電動機室38側の端面には、圧縮機構側ハウジング14に指向して円環状に突出した軸受部50が設けられる。軸受部50には、シャフト46の長手方向に沿って有底の軸受穴52が形成される。シャフト46の上流側端部は、軸受穴52に設けられた中空円筒状の滑り軸受54に軸支される。また、シャフト46の下流側端部は、ミドルハウジング32に設けられた軸受56に軸支される。
一方、図3及び図4に示すように、圧縮機構側ハウジング14には、スクロール圧縮機構60が収容される。なお、前述のように、電動機側ハウジング12が3本のマウントボルト22によって被取付面26に固定されている。そのため、電動圧縮装置10において、圧縮機構側ハウジング14及びスクロール圧縮機構60は、電動機側ハウジング12からオーバハングした状態で設けられる。
ここで、スクロール圧縮機構60につき説明すると、該スクロール圧縮機構60は、旋回スクロール62と固定スクロール64とを組み合わせて構成される。
一層具体的には、旋回スクロール62は、円形の鏡板66と、該鏡板66に渦巻き状に立設された旋回翼68とを有する。鏡板66には、シャフト46の偏心ピン部70が滑り軸受72を介して連結される。
ここで、ミドルハウジング32には、図示しない自転防止ピンが設けられると共に、鏡板66には、図示しない自転防止リング穴が設けられている。この場合、自転防止ピンと自転防止リング穴との係合により自転防止機構が構成される。鏡板66は、この自転防止機構を中心に公転運動が可能であり、自転防止ピンと自転防止リング穴との係合により、鏡板66の自転方向への最大変位量が設定される。なお、自転防止機構は、周知であるため(例えば、特開平5−321850号公報、特開2009−156214号公報参照)、その詳細な説明は省略する。
一方、固定スクロール64は、鏡板66に対向するように圧縮機構側ハウジング14内に位置決め固定された円形の鏡板74と、該鏡板74に渦巻き状に立設された固定翼76とを有する。
図4に示すように、旋回翼68と固定翼76は、一方の渦巻きの間に他方の渦巻きが進入するようにして組み合わされる。旋回翼68と固定翼76との協働によって圧縮室78が形成されると共に、スクロール圧縮機構60の外周端に、互いに略180°離間した2箇所の冷媒取込口80が形成される。
そして、図3及び図4を参照すると、電動圧縮装置10では、回路基板40からステータ44の電磁コイルへの通電を開始することにより、シャフト46が回転動作し、電動機42の駆動が開始される。シャフト46の回転動作に伴い、当該シャフト46に連結された旋回スクロール62が公転運動を行う。これにより、図4の冷媒取込口80から冷媒が圧縮室78に取り込まれ、旋回スクロール62及び固定スクロール64の協働作用下に圧縮室78の容積が低減することに伴い、冷媒が圧縮される。
圧縮された冷媒は、図3及び図4に示すように、内周端に形成された冷媒吐出孔82に到達し、スクロール圧縮機構60から図1の冷媒導出口20を介して外部に吐出される。なお、冷媒吐出孔82には逆止弁84が配設される。
電動圧縮装置10は、基本的には以上のように構成され動作する。次に、本実施の形態に係る設計方法について説明する。
図5A及び図5Bは、本実施の形態に係る設計方法の前提に関する説明図であり、回転軸としてのシャフト46の軸方向から電動圧縮装置10を見た場合を図示したものである。図5A及び図5Bでは、電動圧縮装置10については、シャフト46のみ模式化して図示すると共に、マウントボルト22については、被取付面26に直交し且つ水平に延びる棒状部材として模式化して図示する。
電動圧縮装置10は、図1〜図3に示すように、3本のマウントボルト22によりワーク24の被取付面26に固定されている。また、圧縮機構側ハウジング14及びスクロール圧縮機構60は、電動機側ハウジング12からオーバハングした状態で設けられる。
そのため、シャフト46の回転に伴って、スクロール圧縮機構60による冷媒の圧縮が開始されると、シャフト46には、撓み力が発生する。この撓み力は、図4に示すように、旋回スクロール62及び固定スクロール64の協働作用下に圧縮室78に吸入される冷媒の圧縮反力(圧縮室78の容積低下に伴って圧縮される冷媒の反発力)と、旋回スクロール62の公転運動の際に旋回スクロール62が固定スクロール64を径方向に押す押付力とに起因して、シャフト46に加わる加振力である。
圧縮反力と押付力との合力である加振力がシャフト46に作用することにより、当該シャフト46を中心として電動圧縮装置10(を構成するハウジング16)を振動させ、電動圧縮装置10を固定する被取付面26を揺動させる。なお、図4では、一例として、水平方向に作用する加振力のベクトルを図示している。この場合、加振力は、シャフト46を水平方向に回動させ、ハウジング16及び被取付面26を水平方向に振動させる。
ここで、図5Aに矢印で示すように、シャフト46に上方向の加振力が作用する場合、シャフト46の軸方向視で、加振力の方向とマウントボルト22とが直交している。この結果、ハウジング16に発生する振動を抑えることができず、電動圧縮装置10は、上下方向に大きく揺れるおそれがある。
一方、図5Bに矢印で示すように、シャフト46に水平方向の加振力が作用する場合、シャフト46の軸方向視で、加振力の方向とマウントボルト22とが略一致する。この結果、ハウジング16に発生する振動を抑えて、電動圧縮装置10の水平方向の揺れを小さくすることができる。
すなわち、マウントボルト22は、被取付面26に対して電動機側ハウジング12を水平方向に固定している。そのため、電動圧縮装置10は、水平方向の剛性が高いとみなすことができる。従って、マウントボルト22が延在し且つ剛性の高い水平方向に加振力の方向を合わせることにより、ハウジング16に発生する振動を抑えて、被取付面26の揺動を小さくすることが可能になる。
但し、前述の図1〜図3に示すような電動圧縮装置10においては、電動機側ハウジング12が3本のマウントボルト22によって被取付面26に取り付けられている。また、圧縮機構側ハウジング14及びスクロール圧縮機構60は、電動機側ハウジング12からオーバハングしている。さらに、スクロール圧縮機構60の動作に起因して、シャフト46に加振力が作用する。このような場合、単純に、マウントボルト22が延びる方向と加振力の方向とを合わせるだけでは、電動圧縮装置10に発生する振動を効果的に低減することができない。
そこで、本実施の形態に係る設計方法では、電動機側ハウジング12に対する各マウントボルト22の位置関係を考慮し、電動圧縮装置10の剛性が高い方向と、シャフト46に作用する加振力が最大となる向き(電動圧縮装置10における振動モードの腹の向き)とを合わせることにより、電動圧縮装置10の振動を効果的に低減するようにしている。
ここで、本実施の形態に係る設計方法について、図6A及び図6Bを参照しながら具体的に説明する。
図6Aは、シャフト46の軸方向から見た説明図であり、図6Bは、電動圧縮装置10を側面から見た説明図である。図6Aでは、電動圧縮装置10については、シャフト46、及び、該シャフト46の中心点86のみ図示し、一方で、マウントボルト22は、被取付面26に直交し且つ水平に延びる棒状部材として模式化している。また、図6Bでは、電動圧縮装置10について、シャフト46及びスクロール圧縮機構60を模式化して図示すると共に、シャフト46の中心線88を図示している。なお、中心点86は、図6Aの軸方向視で、シャフト46の軸方向の中心線88と、シャフト46を上下方向に通る中心線89との交点である。
本実施の形態に係る設計方法は、例えば、図示しないコンピュータを用いたCAD(Computer Aided Design)による電動圧縮装置10の設計に適用される。
当該設計方法では、先ず、第1の工程(ハウジング取付部画成工程)において、実際の自動車のエンジン又は車体フレーム等に相当する所要(所定)の被取付面26を規定する。次いで、被取付面26と略平行な平面を延在するように、シャフト46の中心線88を規定する。その上で、図6Bに示すように、被取付面26に電動機側ハウジング12(図1〜図3参照)を固定するためのマウントボルト22を、電動機側ハウジング12を囲繞するように3本配置(画成)する。
次に、第2の工程(重心点同定工程)において、図6Bに示すように、側面視で、3本のマウントボルト22を頂点とし、且つ、各頂点を結ぶ仮想線(図6Bでは実線で図示)からなる三角形90を画成し、当該三角形90の重心位置92を特定する。
図6Aに示すように、マウントボルト22は、被取付面26に対して垂直に且つ水平方向に延びている。そのため、前記三角形90は、被取付面26上に形成される三角形とみなすこともできる。そこで、第2の工程では、重心位置92を被取付面26に投影することにより、各マウントボルト22を頂点とする三角形90の重心点94を被取付面26上に同定する。
次に、第3の工程(位置関係設定工程)では、図6Aに示すように、三角形90の重心点94(重心位置92)と、シャフト46の中心点86とを通過する仮想直線96を仮設する。その上で、第3の工程では、図2及び図6Aに示すように、旋回スクロール62及び固定スクロール64の協働作用下に電動圧縮装置10に作用する加振力が最大になる方向(電動圧縮装置10に発生する振動の振動モードの腹の向き)が、仮想直線96に沿うように、スクロール圧縮機構60とハウジング16(を構成する電動機側ハウジング12及び圧縮機構側ハウジング14)との位置関係を設定する。
すなわち、電動機側ハウジング12は、3本のマウントボルト22によって被取付面26に取り付けられることにより、取付剛性を確保している。そのため、3本のマウントボルト22から構成される三角形90の重心位置92及び重心点94の箇所では、加振力に起因した揺れが小さくなる。従って、重心点94と中心点86とを通過する仮想直線96の向きと、加振力が最も大きくなる方向とを合わせることにより、電動圧縮装置10の振動及び被取付面26の揺動を低減することができる。
そこで、第3の工程では、電動機側ハウジング12に対して、圧縮機構側ハウジング14、ミドルハウジング32及びスクロール圧縮機構60を一体的に回転させることにより、電動機側ハウジング12に対する圧縮機構側ハウジング14の固定角度を調整する。従って、第3の工程では、振動モードの腹の向き(加振力が最大になる向き)が仮想直線96に沿う回転角度にまで、圧縮機構側ハウジング14、ミドルハウジング32及びスクロール圧縮機構60を一体的に回転させた後に、電動機側ハウジング12に対して位置決め固定する。このように、振動モードの腹の向きを仮想直線96に合わせることにより、電動圧縮装置10の振動及び被取付面26の揺動を小さくすることができる。
なお、本実施の形態に係る設計方法は、上記の説明に限定されることはなく、種々の変更が可能である。
すなわち、前述の説明では、3本のマウントボルト22で電動機側ハウジング12を被取付面26に固定することにより、圧縮機構側ハウジング14及びスクロール圧縮機構60がオーバハングする場合の設計方法について説明した。
本実施の形態に係る設計方法は、図7A及び図7Bのようなマウントボルト22の配置にも適用可能である。
図7Aでは、側面視で、3本のマウントボルト22のうち、1本のマウントボルト22がシャフト46の中心線88上に配置され、他の2本のマウントボルト22が圧縮機構側ハウジング14に配置される場合を図示したものである。この場合、他の2本のマウントボルト22は、中心線88に対して上下方向に略等距離の位置に配置されている。
なお、図7Aにおいて、二点鎖線で図示したハウジング16全体を囲繞する略U字状の部分は、当該ハウジング16の一部分を模式的に図示したものである。すなわち、図7Aでは、説明の便宜上、図3の断面図に二点鎖線のU字状部分を付加することにより、3本のマウントボルト22の他の配置形態を模式的に図示している。
従って、図7Aでは、圧縮機構側ハウジング14及びスクロール圧縮機構60のオーバハングは発生しない。また、上記のように3本のマウントボルト22が配置されるので、3本のマウントボルト22を頂点とする三角形98は、中心線88に対して線対称の二等辺三角形となる。そのため、当該三角形98の重心位置100は、中心線88上に設けられる。
この結果、図7Aの場合は、図8に示すように、重心位置100を被取付面26に投影した重心点102と、シャフト46の中心点86とを通る仮想直線104は、マウントボルト22と略平行となる。これにより、マウントボルト22が延びる方向(仮想直線104の方向)に、両矢印で示す振動モードの腹の向きを合わせることで、電動圧縮装置10に発生する振動を容易に低減することができる。
一方、図7Bでは、側面視で、4本のマウントボルト22により電動圧縮装置10が被取付面26に固定される。4本のマウントボルト22のうち、一方の2本のマウントボルト22は、電動機側ハウジング12における中心線88に対して上下方向に略等距離の位置にそれぞれ配置される。他方の2本のマウントボルト22は、圧縮機構側ハウジング14における中心線88に対して上下方向に略等距離の位置にそれぞれ配置される。
従って、図7Bにおいても、圧縮機構側ハウジング14及びスクロール圧縮機構60のオーバハングは発生しない。また、上記のように4本のマウントボルト22が配置されることにより、4本のマウントボルト22を頂点とする四角形106が形成される。四角形106は、中心線88に対して線対称の長方形となる。そのため、当該四角形106の重心位置108は、中心線88上に設けられる。
この結果、図7Bの場合でも、図8に示すように、重心位置108を被取付面26に投影した重心点110と、シャフト46の中心点86とを通る仮想直線112は、マウントボルト22と略平行となる。これにより、マウントボルト22が延びる方向(仮想直線112の方向)に、両矢印で示す振動モードの腹の向きを合わせることで、電動圧縮装置10に発生する振動を容易に低減することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る設計方法によれば、重心点94、102、110と中心点86とを通る仮想直線96、104、112の向きは、複数のマウントボルト22によって被取付面26に固定される電動圧縮装置10にとり、取付剛性が比較的高い方向であるとみなすことができる。従って、スクロール圧縮機構60の動作に起因して、電動圧縮装置10に加振力が作用する場合に、振動モードの腹を仮想直線96、104、112に沿わせるようにスクロール圧縮機構60とハウジング16との位置関係を設定すれば、当該電動圧縮装置10に発生する振動を効果的に抑制することができる。
また、電動圧縮装置10では、旋回スクロール62及び固定スクロール64によって形成される圧縮室78に取り込まれる冷媒の圧縮反力と、公転運動の際に旋回スクロール62が固定スクロール64を径方向に押す押付力とに起因して、シャフト46に加振力が作用する。そこで、振動モードの腹の向きを、このシャフト46への加振力が最大になる向きに設定すれば、電動圧縮装置10に発生する振動を効果的に抑制することができる。
さらに、図3の場合、複数のマウントボルト22は、電動機42及び回路基板40を収容する電動機側ハウジング12を被取付面26に固定する。そのため、スクロール圧縮機構60は、複数のマウントボルト22の取り付け箇所(電動機42の箇所)からオーバーハングした状態で、圧縮機構側ハウジング14に収容される。この結果、スクロール圧縮機構60が動作した際、加振力がシャフト46に作用し、各マウントボルト22の取り付け箇所を支点としてハウジング16全体を回動させる大きな揺れが発生し得る。このような揺れは、3本のマウントボルト22を介して被取付面26を揺動させる。
そこで、第3の工程では、電動機側ハウジング12に対する圧縮機構側ハウジング14の固定角度を予め調整し、最大になる加振力の向きを仮想直線96に沿わせることにより、ハウジング16の振動及び被取付面26の揺動を効果的に抑制することができる。
さらにまた、電動圧縮装置10内部のレイアウトの関係上、スクロール圧縮機構60をオーバーハングの状態に設定せざるを得ない場合であっても、三角形90の重心位置92を被取付面26に投影して重心点94を同定することで、電動圧縮装置10に発生する振動を抑制可能な仮想直線96を容易に設定することができる。
従って、本実施の形態の設計方法により設計された電動圧縮装置10では、重心点94、102、110と中心点86とを通る仮想直線96、104、112が取付剛性の比較的高い方向であり、振動モードの腹が仮想直線96、104、112に沿わせるように設定されている。これにより、スクロール圧縮機構60の動作に起因して電動圧縮装置10に加振力が作用しても、電動圧縮装置10に発生する振動を効果的に抑制することができる。
また、複数のマウントボルト22は、電動機42を収容する電動機側ハウジング12を被取付面26に固定する。そのため、スクロール圧縮機構60は、複数のマウントボルト22の取り付け箇所(電動機42の箇所)からオーバーハングした状態で、圧縮機構側ハウジング14に収容される。これにより、スクロール圧縮機構60が動作した際、加振力がシャフト46に作用し、各マウントボルト22の取り付け箇所を支点としてハウジング16全体を回動させる大きな揺れが発生し得る。このような揺れは、3本のマウントボルト22を介して被取付面26を揺動させる。このような場合でも、最大になる加振力の向きを仮想直線96に沿わせることにより、ハウジング16の振動及び被取付面26の揺動を効果的に抑制することができる。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
10…電動圧縮装置 12…電動機側ハウジング
14…圧縮機構側ハウジング 16…ハウジング
22…マウントボルト(ハウジング取付部)
26…被取付面 32…ミドルハウジング
40…回路基板 42…電動機
46…シャフト(回転軸) 60…スクロール圧縮機構
62…旋回スクロール 64…固定スクロール
78…圧縮室 86…中心点
88、89…中心線 90、98…三角形
92、100、108…重心位置 94、102、110…重心点
96、104、112…仮想直線 106…四角形

Claims (6)

  1. 電動機と、
    該電動機の回転軸の回転動作に伴って公転運動する旋回スクロール、及び、該旋回スクロールに適合する固定スクロールを備え、前記旋回スクロール及び前記固定スクロールの協働作用下に被圧縮流体を吸入圧縮するスクロール圧縮機構と、
    前記電動機及び前記スクロール圧縮機構を収容するハウジングと、
    を具備する電動圧縮装置の設計方法において、
    前記回転軸と略平行な平面上を延在する被取付面に対して、前記ハウジングを取り付けるハウジング取付部を、前記ハウジングを囲繞するように複数画成するハウジング取付部画成工程と、
    前記複数のハウジング取付部の位置関係に基づいて、該複数のハウジング取付部の重心点を前記被取付面上に同定する重心点同定工程と、
    前記回転軸の軸方向視で、前記重心点と前記回転軸の中心点とを通過する仮想直線を仮設し、前記旋回スクロール及び前記固定スクロールの協働作用下における前記電動圧縮装置の振動モードの腹を前記仮想直線に沿わせるように、前記スクロール圧縮機構と前記ハウジングとの位置関係を設定する位置関係設定工程と、
    を有することを特徴とする電動圧縮装置の設計方法。
  2. 請求項1記載の電動圧縮装置の設計方法において、
    前記旋回スクロール及び前記固定スクロールによって形成される圧縮室に取り込まれる前記被圧縮流体の圧縮反力と、前記公転運動の際に前記旋回スクロールが前記固定スクロールを径方向に押す押付力とに起因して、前記電動圧縮装置に加振力が作用し、
    前記振動モードの腹の向きは、前記加振力が最大になる向きであることを特徴とする電動圧縮装置の設計方法。
  3. 請求項2記載の電動圧縮装置の設計方法において、
    前記電動機は、前記電動圧縮装置に備わる回路基板の制御下に回転動作可能であり、
    前記ハウジングは、前記電動機及び前記回路基板を収容し、且つ、前記複数のハウジング取付部によって前記被取付面に固定される電動機側ハウジングと、該電動機側ハウジングに連なり、前記スクロール圧縮機構を収容する圧縮機構側ハウジングとから構成され、
    前記位置関係設定工程では、前記電動機側ハウジングに対する前記圧縮機構側ハウジングの固定角度を調整することにより、最大になる前記加振力の向きを前記仮想直線に沿わせることを特徴とする電動圧縮装置の設計方法。
  4. 請求項3記載の電動圧縮装置の設計方法において、
    前記スクロール圧縮機構は、前記電動機の一端側に配置され、
    前記回路基板は、前記電動機の他端側に配置され、
    前記ハウジング取付部画成工程では、前記回路基板を避けるように、平面視で、3箇所の前記ハウジング取付部を画成し、
    前記重心点同定工程では、3箇所の前記ハウジング取付部を仮想線で結ぶことにより三角形を画成し、該三角形の重心位置を前記被取付面に投影することにより前記重心点を該被取付面上に同定することを特徴とする電動圧縮装置の設計方法。
  5. 電動機と、
    該電動機の回転軸に連設された旋回スクロール、及び、該旋回スクロールに適合される固定スクロールを備え、前記旋回スクロール及び前記固定スクロールの協働作用下に被圧縮流体を吸入圧縮するスクロール圧縮機構と、
    前記電動機及び前記スクロール圧縮機構を収容するハウジングと、
    を具備する電動圧縮装置において、
    前記ハウジングは、該ハウジングを囲繞するように複数配置されたハウジング取付部によって、前記回転軸と略平行な平面上を延在する被取付面に固定され、
    前記旋回スクロール及び前記固定スクロールの協働作用下における前記電動圧縮装置の振動モードの腹が、前記回転軸の軸方向視で、前記複数のハウジング取付部の重心点と前記電動機の回転軸の中心点とを通過する仮想直線に沿うように、前記スクロール圧縮機構が前記ハウジングに位置決め固定されていることを特徴とする電動圧縮装置。
  6. 請求項5記載の電動圧縮装置において、
    前記ハウジングは、前記電動機を収容し、且つ、前記複数のハウジング取付部によって前記被取付面に固定される電動機側ハウジングと、該電動機側ハウジングに連なり、前記スクロール圧縮機構を収容する圧縮機構側ハウジングとから構成され、
    前記圧縮機構側ハウジングは、前記スクロール圧縮機構の振動モードの腹が前記仮想直線に沿うように、前記電動機側ハウジングに対して位置決め固定されていることを特徴とする電動圧縮装置。
JP2015220306A 2015-11-10 2015-11-10 電動圧縮装置の設計方法及び電動圧縮装置 Pending JP2017089487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015220306A JP2017089487A (ja) 2015-11-10 2015-11-10 電動圧縮装置の設計方法及び電動圧縮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015220306A JP2017089487A (ja) 2015-11-10 2015-11-10 電動圧縮装置の設計方法及び電動圧縮装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017089487A true JP2017089487A (ja) 2017-05-25

Family

ID=58771279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015220306A Pending JP2017089487A (ja) 2015-11-10 2015-11-10 電動圧縮装置の設計方法及び電動圧縮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017089487A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110154694A (zh) * 2018-12-28 2019-08-23 华人运通(江苏)技术有限公司 压缩机固定装置及汽车
JP2020176520A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 スクロール圧縮機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110154694A (zh) * 2018-12-28 2019-08-23 华人运通(江苏)技术有限公司 压缩机固定装置及汽车
JP2020176520A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 スクロール圧縮機
JP7228458B2 (ja) 2019-04-15 2023-02-24 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 スクロール圧縮機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3431761A2 (en) Compressor
EP3239526A1 (en) Electrically driven scroll compressor
JP5669586B2 (ja) 圧縮機用モータおよびそれを用いた電動圧縮機
EP2075470A2 (en) Motor-driven compressor
KR101734141B1 (ko) 전동 압축기
JP2017089487A (ja) 電動圧縮装置の設計方法及び電動圧縮装置
WO2018037906A1 (ja) 圧縮機
CN111379704A (zh) 电动压缩机
US20160135320A1 (en) Circuit assembly with vibration-proof circuit component fixing structure, and vehicular electric compressor
JP2007162641A (ja) 圧縮機
CN110319012A (zh) 电动压缩机
EP3015710A1 (en) Compressor
JP6066708B2 (ja) スクロール型圧縮機
JP6016380B2 (ja) 電動圧縮機
WO2011078016A1 (ja) ベーン型圧縮機
CN112005013B (zh) 涡旋压缩机及其制造方法
JP4924296B2 (ja) 電動コンプレッサ
JP2007205305A (ja) 気体圧縮機
WO2018131436A1 (ja) 軸支部を備える圧縮機
CN212155139U (zh) 电动油泵
CN212272530U (zh) 电动油泵
JP6078226B2 (ja) スクロール型圧縮機
KR101359112B1 (ko) 전동 압축기
JP2000249062A (ja) 圧縮機に接続される線状部品の固定構造及び固定方法
CN101372951A (zh) 直线压缩机