JP2017089323A - 自動閉装置および自動閉装置ユニット - Google Patents

自動閉装置および自動閉装置ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】開閉部材が箱体と当接する閉位置に配置された後にモータが動作している場合に、モータが過負荷状態に陥ることを防止できる自動閉装置を提供すること。
【解決手段】自動閉装置1は、開閉部材2を駆動して箱体3と当接する閉位置2Aに配置する。自動閉装置1はモータ20の駆動力を開閉部材2が連結される出力軸11に伝達する歯車機構21を有する。伝達機構21は、駆動力伝達経路の途中に第4複合歯車26(駆動力逃し機構)を備える。第4複合歯車26は、開閉部材2が閉位置2Aで箱体3に当接して第4複合歯車26よりも駆動力伝達方向の下流側に位置する出力歯車27が停止したときにモータ20が動作している場合に、モータ20から第4複合歯車26に至る駆動力の伝達動作を許容する。これにより、開閉部材2が閉位置2Aに達したときに、歯車機構21の全体がロック状態に陥ることを防止する。
【選択図】図9

Description

本発明は、蓋や扉などの開閉部材を箱体と当接する閉位置に配置する自動閉装置および自動閉装置ユニットに関する。
蓋や扉などの開閉部材を箱体に向って閉じる自動閉装置は特許文献1に記載されている。同文献の自動閉装置は、開状態となっている炊飯器の蓋を、炊飯器本体(箱体)に当接する閉位置に移動させる。自動閉装置はモータと、モータの駆動力を蓋に伝達する伝達機構と、モータを駆動制御する制御部を備える。
特許第3076722号公報
閉位置において開閉部材が箱体に当接すると、開閉部材は閉方向に移動することができなくなる。従って、開閉部材が閉位置に配置された後にモータが動作していると、伝達機構はロック状態(駆動力の伝達動作を許容しない状態)に陥り、モータは停動電流が流れる過負荷状態となる。ここで、開閉部材が閉位置に配置される度にモータが過負荷状態になることが繰り返されると、モータの接点などが損傷して、モータの製品寿命が短くなる。
本発明の課題は、かかる点に鑑みて、開閉部材が箱体と当接する閉位置に配置された後にモータが動作している場合に、モータが過負荷状態に陥ることを防止或いは抑制できる自動閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、開閉部材を駆動して箱体と当接する閉位置に配置する自動閉装置において、モータの駆動力を前記開閉部材が連結される出力軸に伝達する伝達機構を有し、前記伝達機構は、駆動力逃し機構を備え、前記駆動力逃し機構は、前記開閉部材が前記閉位置で前記箱体に当接して前記出力軸が停止したときに前記モータが動作している場合に、前記モータから当該駆動力逃し機構までの前記駆動力の伝達動作を許容することを特徴とする。
本発明によれば、開閉部材が箱体と当接する閉位置に配置された後にモータが動作している場合には、駆動力逃し機構によって、モータから駆動力逃し機構までの駆動力の伝達動作が許容される。これにより、伝達機構の全体がロック状態に陥ることを回避できるので、モータが過負荷状態になることを防止できる。
本発明において、前記駆動力逃がし機構は、前記モータからの前記駆動力が入力される第1回転部材と、前記第1回転部材に対して相対回転可能な状態で当該第1回転部材と同軸に配置されて当該駆動力逃し機構からの駆動力を出力する第2回転部材と、前記第1回転部材と前記第2回転部材とに接続され、前記第1回転部材の回転を前記第2回転部材に伝達するための弾性部材と、を有し、前記第1回転部材は、回転中心線から径方向に離間する位置に被当接部を備え、前記第2回転部材は、前記開閉部材を前記閉位置に向って駆動する際に前記第1回転部材が回転する第1回転方向の後方から前記被当接部に当接可能
な当接部を備え、前記弾性部材は、前記当接部と前記被当接部とを当接させる付勢力を発揮し、前記開閉部材が前記閉位置で前記箱体に当接して前記出力軸が停止したときに前記モータが動作している場合には、前記第1回転部材が前記付勢力に抗して第1回転方向に回転して前記被当接部と前記当接部とが離間するものとすることができる。
このようにすれば、開閉部材が箱体と当接する閉位置に配置されて出力軸が停止して伝達機構における駆動力逃し機構よりも駆動力伝達方向の下流側の伝達機構部分がロック状態となった後に、第1回転部材が付勢部材の付勢力に抗して第1回転方向に回転する間は、モータから駆動力逃し機構までの駆動力の伝達動作が許容される。よってモータが過負荷状態に陥ることを防止できる。
本発明において、モータの駆動力を開閉部材に伝達するためには、前記伝達機構は、歯車機構であり、前記第1回転部材および前記第2回転部材は、それぞれ歯車であることが望ましい。
本発明において、第1回転部材の被当接部と第2回転部材の当接部を互いに当接する方向に付勢するためには、前記弾性部材は、コイルバネとすることができる。
この場合において、前記コイルバネは、捻られた状態で前記第1回転部材と前記第2回転部材とに接続されており、前記付勢力は、前記コイルバネの復元力であるものとすることができる。このようにすれば、第1回転部材の被当接部と第2回転部材の当接部を当接させた状態とすることが容易である。
本発明において、前記第2回転部材は、前記第1回転部材に支持されていることが望ましい。このようにすれば、第1回転部材と第2回転部材を同軸に配置することが容易となる。
本発明において、前記駆動力逃し機構は、前記伝達機構における駆動力伝達方向の下流側に設けられていることが望ましい。このようにすれば、モータから駆動力逃し機構に伝達されるトルクのばらつきを抑制できる。従って、開閉部材が閉方向に移動する間はモータの駆動力により第1回転部材と第2回転部材とを一体に回転させ、開閉部材が閉位置で停止した後にモータの駆動力により第1回転部材のみを第1回転方向に回転させるように、弾性部材の付勢力を設定することが容易となる。
次に、本発明の自動開閉装置ユニットは、上記の自動閉装置と、前記モータを駆動制御する制御部と、前記開閉部材が前記閉位置に位置することを検出する検出器と、を有し、前記制御部は、前記モータを駆動した後に前記開閉部材が前記閉位置に達したことが検出されると、前記モータを停止させることを特徴とする。
本発明によれば、検出器の配置の誤差や部品の公差などに起因して、開閉部材が箱体と当接する閉位置に配置された後に制御部によってモータが駆動されている場合などに、モータが過負荷状態に陥ることを防止できる。
また、本発明の自動開閉装置ユニットは、上記の自動閉装置と、前記モータを駆動制御する制御部と、前記開閉部材が前記閉位置に位置することを検出する検出器と、を有し、前記制御部は、前記モータを駆動した後に前記開閉部材が前記閉位置に達したことが検出されると、前記モータを所定時間動作させた後に停止させることを特徴とする。
本発明によれば、検出器の配置の誤差や部品の公差などに起因して、開閉部材が箱体と当接する閉位置に配置された後に制御部によってモータが駆動されている場合などに、モ
ータが過負荷状態に陥ることを防止できる。これに加えて、本発明によれば、閉位置において開閉部材を箱体に押し付けることができる。すなわち、開閉部材が閉位置で箱体に当接して出力軸が停止した後にモータが動作する場合には、第1回転部材が付勢力に抗して第1回転方向に回転して被当接部と当接部とが離間する。これにより、付勢部材は、第2回転部材を第1回転方向(被当接部と当接部とが接近する方向)に回転させようとするので、閉位置に配置された開閉部材は、付勢部材の付勢力によって箱体に押し付けられる。よって、開閉部材の閉位置への配置が確実なものとなる。
本発明によれば、開閉部材が箱体と当接する閉位置に配置された後にモータが動作している場合には、駆動力逃し機構によって、モータに近い上流側伝達機構による駆動力の伝達動作が許容される。これにより、伝達機構の全体がロック状態となることを回避できるので、モータが過負荷状態に陥ることを防止できる。
本発明を適用した自動閉装置の説明図である。 ケースの一部分を取り外した状態の自動閉装置の斜視図である。 図1の自動閉装置の分解斜視図である。 図1の自動閉装置の分解斜視図である。 第2複合歯車の説明図である。 第4複合歯車の外観斜視図である。 第4複合歯車の分解斜視図である。 第4複合歯車の分解斜視図である。 第4複合歯車の断面図である。 出力歯車および出力軸の周辺部分の斜視図である。 出力歯車と出力軸の動作の説明図である。 開閉部材が操作された場合の出力歯車と出力軸の動作の説明図である。 開閉部材の閉動作のフローチャートである。 変形例の制御部による開閉部材の閉動作のフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を適用した自動閉装置と自動閉装置ユニットの実施の一形態である自動閉装置と自動閉装置ユニットについて説明する。
(全体構成)
図1(a)は自動閉装置の外観斜視図であり、図1(b)は開閉部材を自動閉装置または自動閉装置ユニットに連結した状態の説明図である。図2はケースの一部分を取り外した自動閉装置の斜視図である。自動閉装置1は開状態とされている蓋や扉などの開閉部材2を回動させて箱体3に当接する閉位置2Aに配置する。これにより、箱体3に設けた収納部は蓋や扉で閉じられた状態となる。図1(a)に示すように、自動閉装置1は、制御部4、スイッチ5および検出器6とともに自動閉装置ユニット7を構成する。図1(b)に示すように、開閉部材2は、箱体3に沿って平伏する閉位置2Aと、箱体3に対して起立する開位置2Bの間を90°の角度範囲に渡って両方向に回転する。なお、開閉部材2の閉位置2Aと開位置2Bの位置及び角度範囲は、実施例に限定されるものではなく、用途に応じて設定される。
自動閉装置1は、ケース10と、開閉部材2が連結される出力軸11を備える。出力軸11における開閉部材2との連結部12はケース10の軸受孔13から外側に露出する。開閉部材2はその回転中心軸が出力軸11に同軸に連結される。以下の説明では、出力軸11の回転中心線をL0とし、自動閉装置1において回転中心線L0に沿う方向をX方向
とする。また、X方向の一方側を第1方向X1とし、第1方向X1とは反対側を第2方向X2とする。
図1(a)に示すように、ケース10は、X方向に沿って配列された第1ケース15、中間ケース16および第2ケース17を備える。第1ケース15は中間ケース16の第1方向X1に位置し、第2ケース17は中間ケース16の第2方向X2に位置する。図2では、自動閉装置1から第2ケース17が取り外されている。
図3は自動閉装置1を第2方向X2の側から第1方向X1に向って見た場合の分解斜視図である。図4は自動閉装置1を第1方向X1の側から第2方向X2に向って見た場合の分解斜視図である。図3および図4に示すように、ケース10には自動閉装置1の駆動源となるモータ20と、開閉部材2が連結される出力軸11と、モータ20の駆動力を出力軸11に伝達する歯車機構(伝達機構)21と、ポテンショメータ28が収納されている。歯車機構21は減速機構である。
図3に示すように、モータ20は、ケース10内において、第2方向X2にモータ出力軸20aが突出する姿勢で配置されている。歯車機構21は、モータ出力軸20aに取り付けられたピニオン22と、ピニオン22と噛合する第1複合歯車23と、第1複合歯車23と噛合する第2複合歯車24と、第2複合歯車24と噛合する第3複合歯車25と、第3複合歯車25と噛合する第4複合歯車(駆動力逃し機構)26と、第4複合歯車26と噛合する伝達歯車である出力歯車27を備える。
モータ20は、モータ本体20bが第1ケース15と中間ケース16の間に収納されている。モータ出力軸20aは、図2に示すように、中間ケース16に形成された第1開口部16a(図4参照)を通って中間ケース16と第2ケース17の間に突出している。ピニオン22はモータ出力軸20aに固定されて中間ケース16と第2ケース17の間に収納されている。
第1複合歯車23は、図3に示すように、ピニオン22と噛合する第1大径歯車部分23aと、第1大径歯車部分23aの第1方向X1の側に同軸に設けられた第1小径歯車部分23bを備える。第2複合歯車24は、第1小径歯車部分23bと噛合する第2大径歯車部分24aと、第2大径歯車部分24aの第1方向X1の側に同軸に設けられた第2小径歯車部分24bを備える。第3複合歯車25は、第2小径歯車部分24bと噛合する第3大径歯車部分25aと、第3大径歯車部分25aの第1方向X1の側に同軸に設けられた第3小径歯車部分25bを備える。第4複合歯車26は、第3小径歯車部分25bと噛合する第4大径歯車部分26aと、第4大径歯車部分26aの第2方向X2の側に同軸に設けられた第4小径歯車部分26bを備える。出力歯車27は第4小径歯車部分26bと噛合する。
第1複合歯車23は、X方向に延びる第1支軸31に回転可能に支持されている。第1支軸31は中間ケース16に形成された第2開口部16bを通ってX方向に延びる。第1支軸31の第1方向X1の端部分は第1ケース15に設けられた第1ケース側第1支持部32に支持される。第1支軸31の第2方向X2の端部分は第2ケース17に設けられた第2ケース17側第1支持部33に支持される。ここで、図2に示すように、第1複合歯車23は、第1大径歯車部分23aが中間ケース16と第2ケース17の間に配置されてピニオン22と噛み合う。また、第1複合歯車23は、第1小径歯車部分23bが第2開口部16bを通って第1ケース15と中間ケース16の間に突出して、第2複合歯車24と噛み合う。
第2複合歯車24は、X方向に延びる第2支軸34に回転可能に支持される。第2支軸
34の第1方向X1の端部分は第1ケース15に設けられた第1ケース側第2支持部35に支持される。第1支軸31の第2方向X2の端部分は中間ケース16に設けられた中間ケース側第1支持部36に支持される。第3複合歯車25は、X方向に延びる第3支軸37に回転可能に支持される。第3支軸37の第1方向X1の端部分は第1ケース15に設けられた第1ケース側第3支持部38に支持される。第3支軸37の第2方向X2の端部分は中間ケース16に設けられた中間ケース側第2支持部39に支持される。第4複合歯車26は、X方向に延びる第4支軸40に回転可能に支持される。第4支軸40の第1方向X1の端部分は第1ケース15に設けられた第1ケース側第4支持部41に支持される。第4支軸40の第2方向X2の端部分は中間ケース16に設けられた中間ケース側第3支持部42に支持される。
出力歯車27は扇形歯車である。出力歯車27と出力軸11は同軸に配置されている。すなわち、出力軸11と出力歯車27の回転中心線L0は一致している。出力歯車27(扇形歯車)の要(回転中心)にはX方向に貫通する軸受孔43が設けられている。
図4に示すように、出力軸11は、回転中心線L0に沿ってX方向に延びる出力軸本体部45と、回転中心線L0回りに回転する回転部材である腕部46を一体に備える。この構成により、出力歯車27と回転部材である腕部46は同軸に配置される。出力軸本体部45には、開閉部材2を連結するための連結部12が設けられている。腕部46は、開閉部材2の開位置2Bと閉位置2Aの位置と角度範囲に連動した範囲で回転する。本実施例では腕部46は出力軸11に固定されているので、開閉部材2の角度範囲と同じ範囲を回転する。従って、装置を小型化しやすい。連結部12は出力軸本体部45をX方向に貫通する貫通孔である。連結部12(貫通孔)をX方向から見た場合の開口形状はD字形状である。腕部46は回転中心線L0と直交する径方向に延びる。
出力軸11は、その出力軸本体部45が出力歯車27の軸受孔43に回転可能に支持されている。また、出力軸11は、第1ケース15と中間ケース16に回転可能に支持されている。すなわち、出力軸本体部45の第1方向X1の端部分は第1ケース15に設けられた軸受孔47に回転可能に支持され、出力軸本体部45の第2方向X2の端部分は中間ケース16に設けられた軸受孔13に回転可能に支持されている。従って、出力歯車27は、第1ケース15と中間ケース16に回転可能に支持された出力軸11の出力軸本体部45に回転可能に支持されている。
ポテンショメータ28は中間ケース16と第2ケース17の間に配置されている。ポテンショメータ28のポテンショギア48は、第4複合歯車26の第4小径歯車部分26bに噛合する。より具体的には、ポテンショギア48は中間ケース16の第2方向X2の側の面に設けられた凹部49(図3参照)に収容されている。凹部49の側面には開口部50が形成されており、ポテンショギア48は開口部50を介して第4小径歯車部分26bに噛合する。
(第2複合歯車)
図5を参照して第2複合歯車24を詳細に説明する。図5(a)は第2複合歯車24の斜視図であり、図5(b)は第2複合歯車24の分解斜視図であり、図5(c)は第2複合歯車24を第2支軸34と直交する平面で切断した断面図である。第2複合歯車24は、第2支軸34に回転可能に支持された入力側歯車部材55および出力側歯車部材56と、コイルバネ57と、4本の金属シャフト58を備える。入力側歯車部材55は出力側歯車部材56よりも駆動力伝達方向の上流側に位置する。すなわち、入力側歯車部材55が駆動力の入力側で、出力側歯車部材56が駆動力の出力側に配置される。金属シャフト58は円柱形状である。
図5(b)に示すように、入力側歯車部材55は、底部60と、底部60の外周縁から第1方向X1に延びる筒部61と、筒部61の外周面に設けられた歯部62と、底部60から筒部61の内側をX方向に延びる4枚の円弧壁63を備える。筒部61は第2大径歯車部分24aを構成する。底部60の中心には第2支軸34が貫通する軸孔64(図5(c)参照)が設けられている。
4枚の円弧壁63の底部60からの高さ寸法は筒部61の高さ寸法よりも僅かに短い。各円弧壁63は筒部61と同軸の仮想円に沿って周方向に延びる。4枚の円弧壁63は等角度間隔に配置されおり、隣り合う円弧壁63の間にはX方向に延びる隙間が形成されている。各隙間(4つの隙間)には、金属シャフト58が挿入される。金属シャフト58の直径は各円弧壁63の厚さ寸法よりも長い。筒部61と4枚の円弧壁63との間に形成された環状空間にはコイルバネ57が挿入される。
出力側歯車部材56は、筒部61の内側に挿入されて4枚の円弧壁63の先端面(第1方向X1の端面)に当接する円盤部66と、円盤部66から4枚の円弧壁63の側に突出して4枚の円弧壁63の内周側に挿入される挿入部67と、円盤部66から挿入部67とは反対方向の突出する歯車部68を備える。歯車部68は第2挿入歯車部分24bを構成する。
挿入部67は4枚の円弧壁63の内側に回転可能な状態で嵌合する円柱形状である。挿入部67の環状外周面にはX方向に延びる溝69が等角度間隔で4箇所に設けられている。出力側歯車部材56の中心には第2支軸34が貫通する軸孔70が設けられている。
第2複合歯車24は入力側歯車部材55と出力側歯車部材56をX方向から組み合わせて構成される。入力側歯車部材55と出力側歯車部材56を組み合わせる際には、入力側歯車部材55の4枚の円弧壁63の各隙間に金属シャフト58を挿入して、4枚の円弧壁63の外周側にコイルバネ57を配置する。その後、出力側歯車部材56の挿入部67の4つの溝69のそれぞれを入力側歯車部材55の4つの円弧壁63部の間の空間と対峙する角度位置に位置合わせして、しかる後に、出力側歯車部材56の挿入部67および円盤部66を入力側歯車部材55の筒部61に挿入する。これにより、4本の金属シャフト58のそれぞれは、その内周側の一部分が出力側歯車部材56の挿入部67の各溝69に嵌り込んだ状態となる。また、4枚の円弧壁63の外周側に位置するコイルバネ57は、各金属シャフト58を内周側に向って付勢する付勢力を発揮するものとなる。
ここで、第2複合歯車24は、自動閉装置1が開閉部材2を閉方向Cに移動させる際には、コイルバネ57の付勢力によって、4本の金属シャフト58のそれぞれが挿入部67の各溝69に嵌り込んだ状態に維持される。従って、入力側歯車部材55と出力側歯車部材56は一体に回転する。
一方、出力軸11の側から歯車機構21に過大な力が入力された場合には、この力によって入力側歯車部材55と出力側歯車部材56が相対回転する。すなわち、出力軸11の側から歯車機構21に過大な力が入力されると、出力側歯車部材56と入力側歯車部材55との角度位置が位置合わせした角度位置からずれる力が生じる。これにより、出力側歯車部材56の挿入部67の溝69の位置が入力側歯車部材55の4つの円弧壁63部の間の空間に対して周方向にずれるので、金属シャフト58はコイルバネ57の付勢力に抗して挿入部67の外周側に移動する。この結果、金属シャフト58が溝69から外れて、出力側歯車部材56と入力側歯車部材55の相対回転が許容される。従って、出力軸11の側から入力された過大な力は第2複合歯車24で減衰され、駆動力伝達方向の上流側(モータ20側)に過大な力が伝達されることがない。このように、第2複合歯車24はトルクリミッターである。
(第4複合歯車)
図6ないし図9を参照して第4複合歯車26を詳細に説明する。図6は第4複合歯車26の斜視図である。図6は第4複合歯車26を第2方向X2の側から第1方向X1に向って見た場合の分解斜視図である。図7は第4複合歯車26を第2方向X2の側から第1方向X1に向って見た場合の分解斜視図である。図8は第4複合歯車26を第1方向X1の側から第2方向X2に向って見た場合の分解斜視図である。図9は複合歯車を第4支軸40と直交する平面で切断した断面図である。図9ではコイルバネ73を省略して示す。なお、第4複合歯車26は、自動閉装置1が開閉部材2を閉位置2Aに向って駆動する際に第1回転方向R1(図9におけるCCW方向)に回転する。
図6に示すように、第4複合歯車26は、第4支軸40に回転可能に支持される第1回転部材71および第2回転部材72を備える。また、第4複合歯車26は、図7および図8に示すように、第1回転部材71と第2回転部材72とに接続され、第1回転部材71の回転を第2部材に伝達するための弾性部材を備える。第1回転部材71は第2回転部材72よりも駆動力伝達方向の上流側(モータ20側)に位置する。弾性部材はコイルバネ73である。
図7に示すように、第1回転部材71は、底部75と、底部75の外周縁から第2方向X2(第4複合歯車26の回転中心線L2の方向)に延びる筒部76と、筒部76の外周面に設けられた歯部77と、底部75から筒部76の内側を当該筒部76と同軸に延びる柱部78を備える。歯部77は第4大径歯車部分26aを構成する。柱部78の底部75からの高さ寸法は筒部76の高さ寸法よりも僅かに短い。具体的には、柱部78の底部75からの高さ寸法は筒部76の高さ寸法よりも、後述する第1回転部材71の円盤部材89の厚み分だけ短い。柱部78の先端面には凹部79が形成されている。図8に示すように、底部75の中心には第4支軸40が貫通する軸孔80が設けられている。また、底部75における柱部78と筒部76との間の環状部分には、コイルバネ73を接続するための第1接続孔81が設けられている。
図7および図9(a)に示すように、柱部78を第2方向X2から見た場合の凹部79の開口形状は、回転中心線L2を中心とする円である円形開口部84と、第4複合歯車26の回転中心線L2を間に挟んだ一方側で円形部の外周縁から外周側に第1角度範囲で広がる第1扇形開口部85と、回転中心線L2を間に挟んだ他方側で円形部の外周縁から外周側に第2角度範囲で広がる第2扇形開口部86を備える。第2角度範囲は第1角度範囲よりも大きい。凹部79において第1扇形開口部85の第1回転方向R1の前端を規定している前側内壁面は、後述する第2回転部材72の当接部が当接する被当接部79aである。凹部79において第1扇形開口部85の第1回転方向R1の後端を規定している後側内壁面は、第2回転部材72と第1回転部材71が相対回転する回転角度範囲を規定する回転角度範囲規定部79bである。
第2回転部材72は、図6に示すように、第1回転部材71の筒部76の内側に挿入されて柱部78の先端面に当接する円盤部材89と、円盤部材89に設けられた装着孔90を貫通してX方向に延びる歯車部材91を備える。歯車部材91は、円盤部材89から柱部78の側に突出して凹部79に挿入される挿入部92と、円盤部材89から挿入部92とは反対方向に突出する歯車部93と、挿入部92と歯車部93の間で装着孔90に嵌合する装着部94を備える。歯車部93は、第4小径歯車部分26bを構成する。第2回転部材72の中心には第4支軸40が貫通する軸孔72aが設けられている。円盤部材89における回転中心軸線L2から外れた位置には、コイルバネ73を接続する第2接続孔95が設けられている。
挿入部92をX方向と直交する平面で切断した断面形状は、図9(b)に示すように、回転中心軸線L2と同軸の環状部96と、回転中心線L2を間に挟んだ一方側で環状部96の外周縁から外周側に突出する第1突出部97と、回転中心線L2を間に挟んだ他方側で環状部96の外周縁から外周側に突出する第2突出部98を備える。第2突出部98は第1突出部97よりも幅広である。ここで、挿入部92において第1突出部97の第1回転方向R1の前端を規定している前側壁面は、第1回転部材71の被当接部79a(凹部79の前側内壁面)に当接可能な当接部92aである。挿入部92において第1突出部97の第1回転方向R1の後端を規定している後側壁面は、第1回転部材71の回転角度範囲規定部79b(凹部79の後側内壁面)に当接可能な第2の当接部92bである。
図7及び図8に示すように、コイルバネ73は、巻回部100と、巻回部100の第1方向X1の端から屈曲して第1方向X1に延びる第1接続部101と、巻回部100の第2方向X2の端から屈曲して第2方向X2に延びる第2接続部102を備える。第1接続部101は第1回転部材71の底部75の第1接続孔81に挿入されて、第1回転部材71に固定される。第1接続部101は第2回転部材72の円盤部材89の第2接続孔95に挿入されて、第2回転部材72に固定される。
第4複合歯車26は第1回転部材71と第2回転部材72をX方向から組み合わせて構成される。第1回転部材71と第2回転部材72を組み合わせる際には、まず、第1回転部材71の柱部78の外周側にコイルバネ73を配置して、その第1接続部101を第1接続孔81に挿入する。次に、第2回転部材72の円盤部材89を第1回転部材71の筒部76に挿入して、コイルバネ73の第2接続部102を第2接続孔95に挿入する。その後、円盤部材89の装着孔90に歯車部材91を挿入し、その装着部94を装着孔90に嵌合させ、歯車部材91の挿入部92を第1回転部材71の柱部78の凹部79に挿入する。
ここで、歯車部材91の挿入部92を第1回転部材71の柱部78の凹部79に挿入する際には、歯車部材91を第1回転方向R1とは反対の第2回転方向R2に捻りながら挿入する。これにより、挿入部92が凹部79に挿入された状態では、コイルバネ73の付勢力(復元力)によって、挿入部92の当接部92aが凹部79の被当接部79aに第1回転方向R1の後方から押し付けられて当接した状態となる。すなわち、コイルバネ73は捻じりにより弾性エネルギーが蓄積され、第1回転方向R1への復元力を有した状態で収納されている。これにより、コイルバネ73は当接部92aと被当接部79aとを当接させる付勢力を発揮するものとなる。
なお、第2回転部材72において円盤部材89と歯車部材91を一体に形成することもできる。ただし、本例では、円盤部材89と歯車部材91を別体としているので、第1回転部材71と第2回転部材72の双方にコイルバネ73を接続した状態で、コイルバネ73を捻りながら挿入部92を凹部79に挿入することが容易である。また、本例では、第1回転部材71の挿入部92において第1突出部97と第2突出部98は異なる形状をしており、装着孔90は挿入部92と対応する形状を備える。従って、歯車部材91を円盤部材89に取り付ける際に、歯車部材91が180°回転した姿勢で取り付けられてしまうことがない。
モータ20の駆動によって開閉部材2が閉方向Cに移動する際には、すなわち、モータ20の駆動力によって第4複合歯車26が第1回転方向R1に回転する際には、コイルバネ73の付勢力により第1回転部材71の被当接部79aと第2回転部材72の当接部92aが当接した状態に維持される。従って、第1回転部材71と第2回転部材72は図9(a)に示す状態で一体に回転する。
一方、開閉部材2が閉位置2Aで箱体3に当接して出力歯車27が停止したときにモータ20が動作している場合には、第1回転部材71が付勢力に抗して第1回転方向R1に回転して被当接部79aと当接部92aとが離間する。図9(b)は、第1回転部材71が付勢力に抗して第1回転方向R1に回転した状態である。従って、第4複合歯車26は、出力歯車27がロック状態に陥った後に、第1回転部材71を回転させて、上流側伝達機構によるモータ20の駆動力の伝達動作を許容する。
ここで、出力歯車27がロック状態に陥った後に、第4複合歯車26は、所定の期間だけ第1回転部材71の回転を許容する。所定の期間とは、第1回転部材71の被当接部79aと第2回転部材72の当接部92aが離間した時点から、第2回転部材72の第2の当接部92bと第1回転部材71の回転角度範囲規定部79bとが当接するまでの期間である。
このように、第4複合歯車26は、出力歯車27が停止したときにモータ20が動作している場合に、モータ20から第4複合歯車26までの伝達機構部分(ピニオン22、第2複合歯車24および第3複合歯車25)によるモータ20の駆動力の伝達動作を許容する駆動力逃し機構として機能する。本例では、歯車機構21が駆動力逃し機構(第4複合歯車26)を備えるので、開閉部材2が閉位置2Aで箱体3に当接したときに、歯車機構21の全体がただちにロック状態に陥ってしまうことを防止できる。
すなわち、本実施例では、所定のトルク以上で空転して伝達トルクを減少させるトルクリミッターとして動作する駆動力逃し機構(第4複合歯車26)を歯車機構21の輪列内に配置しているので、開閉部材2が閉位置2Aにおいて箱体3に確実に当接するようにモータ20を動作させたときに、モータ20の焼きつきや、歯車機構21の輪列の破損や変形等の故障を防止できる。ここで、開閉部材2と箱体3が当接する部分にパッキン他の弾性体からなるシール部品が備わっている場合には、開閉部材2が閉位置2Aにおいて箱体3に確実に当接するようにモータ20を動作させると、シール部品が無い場合に比べて歯車機構21には大きな力がかかる。このような場合に、駆動力逃し機構(第4複合歯車26)を歯車機構21の輪列内に配置することは、モータ20や歯車機構21の故障防止に有効である。また、弾性体よりなるシール部品の反発力や、後述する開閉部材2を閉位置2Aの側から開位置2Bに開閉部材2を駆動する付勢部材の弾性エネルギーの蓄積による反発力は、閉位置2Aに近づくほど大きくなる。従って、開閉部材2が閉位置2Aに近付くに従い大きさを増すシール部品や開閉部材2を駆動する付勢部材の反発力以上の力を開閉部材2に伝達しながら、モータ20から駆動力逃し機構までの伝達動作を許容する本実施例の構成は、開閉部材2を確実に閉じ、モータ20と歯車機構21の保護に好適である。なお、本実施例では、駆動力逃し機構に伝達トルクを減少させるトルクリミッターを二つ用いたが、一方のトルクリミッターは伝達トルクを遮断するトルクリミッターでも良い。
(出力歯車および出力軸)
図10は中間ケース16、出力歯車27、出力軸11、および、第4複合歯車26の歯車部材91を第1方向X1の側から第2方向X2に向って見た場合の斜視図である。図11(a)は開閉部材2が開位置2Bに配置された場合の出力歯車27および出力軸11の状態を示す平面図であり、図11(b)は開閉部材2が閉位置2Aに配置された場合の出力歯車27および出力軸11の状態を示す平面図である。図12(a)は開閉部材2が開位置2Bと閉位置2Aの途中に位置する場合の出力歯車27および出力軸11の状態を示す平面図であり、図12(b)は図12(a)の状態から開閉部材2が人により操作されて閉方向Cに移動した場合の出力歯車27および出力軸11の状態を示す平面図である。
図10に示すように、出力歯車27は扇形歯車である。扇形歯車は開閉部材2が回動す
る角度範囲(約90°)に対応する角度範囲の歯部27bを備える。出力歯車27は、自動閉装置1が開閉部材2を閉位置2Aに向って駆動する際に第1回転方向S1(図10におけるCW方向)に回転する。なお、出力歯車27の第1回転方向S1(CW方向)は、当該出力歯車27と噛合する第4複合歯車26の第1回転方向R1(CCW方向)とは反対方向である。
出力歯車27は、出力軸11の出力軸本体部45に一体に設けられた回転部材である腕部46が位置する側の扇形端面27cに、第1回転方向S1の前端面27aから当該第1回転方向S1とは反対の第2回転方向R2に向って周方向に延びる溝105を備える。溝105は回転中心線L0を中心とする円弧形状である。溝105において第2回転方向R2の端を規定している内壁面は、腕部46に当接可能な当接部105aである。出力歯車27は、開閉部材2が閉位置2Aと開位置2Bとの間を移動する間に、図11(b)に示す出力歯車閉位置27Aと、図11(a)に示す出力歯車開位置27Bの間を移動する。
腕部46は、図4および図10に示すように、出力歯車27の端面(溝105が形成された端面)に沿って延びる延設部107と、延設部107から出力歯車27の側に向って突出する突部108を備える。延設部107は回転中心線L0と直交して径方向に延びる。突部108は、周方向に移動可能な状態で溝105に挿入されている。突部108における第2回転方向S2の後側面は出力歯車27の当接部105aが第1回転方向S1の後方から当接可能な被当接部108aである。
すなわち、回転中心線L0回りに回転する回転部材である腕部46と出力歯車27とは、出力歯車27が駆動方向である第1回転方向S1に回転し、出力歯車27に設けた当接部105aが回転部材の腕部46の被当接部108aを押すことより駆動力を伝達する、いわゆるピンクラッチを構成している。本構成により、駆動力の伝達経路にある回転部材である腕部46と、腕部46を一体に備える出力軸11と、出力軸11に連結された開閉部材2とは、開閉部材2に自動閉装置1の第1回転方向S1の回転より早く動作させる外力が加わったときに、当接部105aと被当接部108aの駆動力の伝達が遮断されるので外力のみで動作する。ここで、本実施例では、当接部105aと被当接部108aは両部材が直接当接して駆動力を伝達しているが、当接部105aと被当接部105bの間にゴム等の弾性体を配置する構成や、磁気反発力を用いて非接触とする構成で両部材が間接的に当接して駆動力を伝達してもよい。
自動閉装置1が開閉部材2を閉方向Cに移動させる際には、図11(a)、(b)に示すように、第1回転方向S1に回転する出力歯車27の当接部105a(溝105の内壁面)が第1回転方向S1の後方から出力軸11の被当接部108aに当接する。これにより、出力軸11は出力歯車27に連れ回りして第1回転方向S1に回転する。言い換えれば、回転部材である腕部46は、出力歯車27から駆動力を伝達され、出力歯車27に同期して第1回転方向S1に回転する。また、回転部材である腕部46が出力歯車27に同期して第1回転方向S1に回転するので、腕部46を一体に備える出力軸11が第1回転方向S1に回転する。
ここで、回転部材である腕部46は、出力歯車27に噛合して回転するのではなく、出力歯車27の当接部105aが被当接部108aに当接することにより、出力歯車27に連れまわされる。従って、図12(a)に示すように、モータ20の駆動により出力歯車27が第1回転方向S1に回転して出力軸11が第1回転方向S1の連れ回りしているときに(開閉部材2が閉方向Cに駆動されているときに)、開閉部材2が人力によって操作されて閉方向Cに移動した場合には、図12(b)に示すように、開閉部材2に連結された出力軸11と、出力軸11と一体の腕部46のみが第1回転方向S1に回転して、出力軸11の被当接部108aが出力歯車27の当接部105aから第1回転方向S1の前方
に離間する。従って、人が開閉部材2を閉方向Cに移動させたときに、歯車機構21において出力軸11よりも駆動力伝達方向の上流側に位置する機構部分(ピニオン22、第1複合歯車23、第2複合歯車24、第4複合歯車26、出力歯車27)やモータ20が負荷として作用することがない。よって、開閉部材2を弱い力で閉方向Cに移動させることができる。
(制御系)
次に、自動閉装置ユニット7の制御系は、CPUなどを備える制御部4を備える。図1(a)に示すように、制御部4の入力側には、自動閉装置1に閉動作を開始させるスイッチ5と、開閉部材2が箱体3と当接する閉位置2Aに配置されたことを検出する検出器6が接続されている。また、制御部4の入力側には、検出器6としてポテンショメータ28が接続されている。制御部4の出力側にはモータ20が接続されている。
制御部4は、スイッチ5が操作されると、モータ20を正方向に駆動して開閉部材2を閉位置2Aに向って駆動する。また、制御部4は、ポテンショメータ28からの出力に基づいて開閉部材2の位置を監視して、モータ20の回転を制御する。さらに、制御部4は、モータ20を駆動した後に開閉部材2が閉位置に達したことが検出されると、モータ20を停止させる。そして、制御部4は、モータ20を逆方向に駆動して出力歯車27を出力歯車開位置27Bに戻す。
(自動閉装置ユニットによる開閉部材の閉動作)
図13は自動閉装置ユニット7による開閉部材2の閉動作のフローチャートである。開閉部材2が開位置2Bにあるときにスイッチ5が操作されると、制御部4はモータ20を正方向に駆動する(ステップST1)。これにより、図1(b)に示すように、開閉部材2は閉方向Cに駆動される。その後、検出器6により開閉部材2が閉位置2Aに配置されたことが検出されると(ステップST2)、制御部4はモータ20を停止する(ステップST3)。しかる後に、制御部4はモータ20を逆方向に駆動して出力歯車27を出力歯車開位置27Bに戻す(ステップST4)。
ここで、本例では、歯車機構21が駆動力逃し機構(第4複合歯車26)を備える。従って、検出器6の配置の誤差や部品の公差などに起因して、開閉部材2が箱体3と当接する閉位置2Aに配置された後に制御部4によってモータ20が駆動されている場合でも、所定の期間だけ、モータ20から駆動力逃し機構(第4複合歯車26)までの伝達機構部分(ピニオン22、第2複合歯車24および第3複合歯車25)による駆動力の伝達動作が許容される。従って、開閉部材2が閉位置2Aに配置される度に、モータ20が過負荷状態に陥ることを防止できる。よって、モータ20の接点などが損傷して、モータ20の製品寿命が短くなることを防止できる。これにより、自動閉装置1の製品寿命が短くなることを防止できる。
また、本例では、開閉部材2を閉方向Cに駆動する際に、出力歯車27は、その当接部105aを出力軸11の被当接部108aに第1回転方向S1の後方から当接させて、回転部材である腕部46を連れ回りさせている。従って、開閉部材2がモータ20の駆動により閉方向Cに移動しているときに開閉部材2が人によって操作されて閉方向Cに移動した場合には、開閉部材2に連結された出力軸11と腕部46のみが第1回転方向S1に回転する。従って、開閉部材2を閉方向Cに移動させたときに、歯車機構21において腕部46よりも駆動力伝達方向の上流側に位置する機構部分やモータ20が負荷として作用することがない。よって、駆動されている開閉部材2を、人による弱い力で駆動方向に移動させることができる。
さらに、本例では、開閉部材2が閉位置2Aに配置されたことが検出されると、制御部
4はモータ20を逆方向に駆動して出力歯車27を出力歯車開位置27Bに戻す。従って、閉位置2Aに配置された開閉部材2が人によって開方向に移動させられる場合などに、開閉部材2に連結された出力軸11の回転が出力歯車27に伝達されることを回避できる。よって、閉位置2Aに配置された開閉部材2を、人による弱い力で開方向に移動させることができる。
また、本例では、歯車機構21はトルクリミッター(第2複合歯車24)を備える。従って、開閉部材2が駆動方向とは反対方向に操作された場合などに、歯車機構21やモータ20が破損することを防止できる。なお、トルクリミッターは、本実施例のように、歯車機構21において回転部材である腕部46よりもモータ20側(駆動力伝達方向の上流側)に設けることが好ましい。このようにすれば、開閉部材2を外力で動作させる場合にトルクリミッターの負荷を受けることがないので、小さい外力で開閉部材2を動作させることが出来る。
ここで、駆動力逃し機構(第4複合歯車26)は、トルクリミッター(第2複合歯車24)が動作する開閉部材2にかかる外力に対して、同等の力、もしくは小さい力で動作することが好ましい。この構成であれば、開閉部材2を確実に閉じる機能のトルクと大きな外力に対する歯車機構21とモータ20の保護機能のトルクを別々に設定できるので信頼性を向上できる。
(変形例)
ここで、制御部4は、モータ20を駆動した後に開閉部材2が閉位置に達したことが検出されると、モータ20を所定時間動作させた後に停止させるものとしてもよい。図14は、変形例の制御部4による開閉部材2の閉動作のフローチャートである。
本例では、開閉部材2が開位置2Bにあるときにスイッチ5が操作されると、制御部4はモータ20を正方向に駆動する(ステップST11)。これにより、図1(b)に示すように、開閉部材2は閉位置2Aに向う閉方向Cに駆動される。その後、検出器6により開閉部材2が閉位置2Aに配置されたことが検出されると(ステップST12)、制御部4は、モータ20を所定時間動作させ(ステップST13)、しかる後に、モータ20を停止する(ステップST14)。
本例においても、歯車機構21が駆動力逃し機構(第4複合歯車26)を備える。従って、検出器6の配置の誤差や部品の公差などに起因して、開閉部材2が箱体3と当接する閉位置2Aに配置された後に制御部4によってモータ20が駆動されている場合でも、所定の期間だけ、ピニオン22、第2複合歯車24および第3複合歯車25(上流側伝達機構)による駆動力の伝達動作が許容される。従って、開閉部材2が閉位置2Aに配置される度に、モータ20が過負荷状態に陥ることを防止できる。よって、モータ20の接点などが損傷して、モータ20の製品寿命が短くなることを防止できる。これにより、自動閉装置1の製品寿命が短くなることを防止できる。
また、本例では、閉位置2Aにおいて開閉部材2を箱体3に押し付けた状態とすることができる。すなわち、開閉部材2が閉位置2Aで箱体3に当接して出力歯車27が停止した後にモータ20が動作する場合には、第4複合歯車26の第1回転部材71がコイルバネ73の付勢力に抗して第1回転方向S1に回転して被当接部79aと当接部92aとが離間する。これにより、コイルバネ73は、第2回転部材72を第1回転方向S1(被当接部79aと当接部92aとが接近する方向)に回転させようとするので、閉位置2Aに配置された開閉部材2は、コイルバネ73の付勢力によって箱体3に押し付けられる。よって、開閉部材2の閉位置2Aへの配置が確実なものとなる。
ここで、開閉部材2が閉位置2Aに配置されたことが検出された後にモータ20を動作させる所定時間は、第1回転部材71が第1回転方向S1に回転して被当接部79aと当接部92aが離間した後に、第1回転部材71の回転角度範囲規定部79bと第2の当接部92bとが当接するまでの所定の期間よりも短く設定しておく。
(その他の実施の形態)
なお、開閉部材2に係止部を設け、箱体3に係止部と着脱可能に係止する係止機構を備えてもよい。この場合に、係止機構は、閉位置2Aに達した開閉部材2の係止部に係止可能な係止爪と、係止爪を係止部に係止する係止位置と係止部から離間する離間位置との間を移動可能に支持する支持機構と、係止爪を係止位置に付勢するバネ部材と、係止位置に配置された係止爪を離間位置に移動させるための操作部を備えるものとすることができる。このようにすれば、開閉部材2が閉位置2Aに配置されると、開閉部材2の係止部と箱体3に設けた係止機構とが係止して、開閉部材2は閉位置2Aにおいて箱体3に固定された状態となる。
また、開閉部材2に係止部を設け、箱体3に係止機構を備えるとともに、開閉部材2を閉位置2Aの側から開位置2Bに付勢する付勢部材を備えることもできる。このようにすれば、開閉部材2が閉位置2Aにおいて箱体3に固定された後に、係止機構の操作部を操作して係止爪を離間位置に移動させると、付勢部材の付勢力によって、閉位置2Aにある開閉部材2を開位置2Bに移動させることができる。
なお、上記の例では、自動閉装置1は開閉部材2を上下方向に回動させているが、開閉部材2を水平方向に回動させてもよい。
1・・自動閉装置
2・・開閉部材
2A・・閉位置
2A・・閉位置
3・・箱体
4・・制御部
6・・検出器
7・・自動閉装置ユニット
11・・出力軸
20・・モータ
21・・歯車機構(伝達機構)
26・・第4複合歯車(駆動力逃し機構)
71・・第1回転部材
72・・第2回転部材
73・・コイルバネ(弾性部材)
79a・・被当接部
92a・・当接部
L2・・第4複合歯車の回転中心線
R1・・第1回転方向

Claims (9)

  1. 開閉部材を駆動して箱体と当接する閉位置に配置する自動閉装置において、
    モータの駆動力を前記開閉部材が連結される出力軸に伝達する伝達機構を有し、
    前記伝達機構は、駆動力逃し機構を備え、
    前記駆動力逃し機構は、前記開閉部材が前記閉位置で前記箱体に当接して前記出力軸が停止したときに前記モータが動作している場合に、前記モータから当該駆動力逃し機構までの前記駆動力の伝達動作を許容することを特徴とする自動閉装置。
  2. 請求項1において、
    前記駆動力逃がし機構は、
    前記モータからの前記駆動力が入力される第1回転部材と、
    前記第1回転部材に対して相対回転可能な状態で当該第1回転部材と同軸に配置されて当該駆動力逃し機構からの駆動力を出力する第2回転部材と、
    前記第1回転部材と前記第2回転部材とに接続され、前記第1回転部材の回転を前記第2回転部材に伝達するための弾性部材と、を有し、
    前記第1回転部材は、回転中心線から径方向に離間する位置に被当接部を備え、
    前記第2回転部材は、前記開閉部材を前記閉位置に向って駆動する際に前記第1回転部材が回転する第1回転方向の後方から前記被当接部に当接可能な当接部を備え、
    前記弾性部材は、前記当接部と前記被当接部とを当接させる付勢力を発揮し、
    前記開閉部材が前記閉位置で前記箱体に当接して前記出力軸が停止したときに前記モータが動作している場合には、前記第1回転部材が前記付勢力に抗して第1回転方向に回転して前記被当接部と前記当接部とが離間することを特徴とする自動閉装置。
  3. 請求項2において、
    前記伝達機構は、歯車機構であり、
    前記第1回転部材および前記第2回転部材は、それぞれ歯車であることを特徴とする自動閉装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記弾性部材は、コイルバネであることを特徴とする自動閉装置。
  5. 請求項4において、
    前記コイルバネは、捻られた状態で前記第1回転部材と前記第2回転部材とに接続されており、
    前記付勢力は、前記コイルバネの復元力であることを特徴とする自動閉装置。
  6. 請求項2ないし5のうちのいずれかの項において、
    前記第2回転部材は、前記第1回転部材に支持されていることを特徴とする自動閉装置。
  7. 請求項2ないし6のうちのいずれかの項において、
    前記駆動力逃し機構は、前記伝達機構における駆動力伝達方向の下流側に設けられていることを特徴とする自動閉装置。
  8. 請求項2ないし7のうちのいずれかの項に記載の自動閉装置と、
    前記モータを駆動制御する制御部と、
    前記開閉部材が前記閉位置に位置することを検出する検出器と、を有し、
    前記制御部は、前記モータを駆動した後に前記開閉部材が前記閉位置に達したことが検出されると、前記モータを停止させることを特徴とする自動閉装置ユニット。
  9. 請求項2ないし7のうちのいずれかの項に記載の自動閉装置と、
    前記モータを駆動制御する制御部と、
    前記開閉部材が前記閉位置に位置することを検出する検出器と、を有し、
    前記制御部は、前記モータを駆動した後に前記開閉部材が前記閉位置に達したことが検出されると、前記モータを所定時間動作させた後に停止させることを特徴とする自動閉装置ユニット。
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