JP2017088169A - 自転車用の油圧ディスクブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小規模の乱流、スムーズなワイヤルーティングを有して修理しやすい油圧ディスクブレーキ装置を提供する。
【解決手段】油圧ディスクブレーキ装置100は、カバー200、油圧ユニット300a、300b、オイルチューブ400a、400b及びディスクブレーキユニット(500a、500b)を含む。カバー200は少なくとも1つの収容空間と、少なくとも1つのオイル経路と、近位端及び遠位端とを含む。遠位端は自転車の移動方向に向かう。油圧ユニット300a、300bは油圧シリンダ及びピストンを含む。油圧シリンダは収容空間に組み立てられる。ピストンはオイル経路の圧力を制御するため油圧シリンダ内に組み立てられる。ディスクブレーキユニットはオイルチューブ400a、400bに連結されてオイルチューブ400a、400bの圧力により制御される。
【選択図】図1

Description

本開示は自転車用のブレーキ装置に関し、特に容易に修理でき、小規模の乱流及びスムーズなワイヤルーティングを有する油圧ディスクブレーキ装置に関する。
自転車は世界中で広く宣伝される環境に優しい製品となりつつある。自転車の市場はその省エネルギー、環境保護及び都市交通の際立った特徴のため、継続して拡大されてきた。この状況において、自転車の油圧ディスクブレーキ装置はより良いブレーキ効果を達成するために開発されてきた。従来の機械的ディスクブレーキ装置に比べて、油圧ディスクブレーキ装置は高いブレーキ強度及び効率に関する利点を有する。よって、油圧ディスクブレーキ装置は高性能の自転車の典型的な要素になりつつある。
今日、2タイプの油圧ディスクブレーキ装置が市場に存在する。一方のタイプは完全油圧ディスクブレーキ装置であり、他方のタイプは半油圧ディスクブレーキ装置である。
完全油圧ディスクブレーキ装置は通常、平坦なハンドルバーを有するサイクリングロード用自転車に装備される。もし完全油圧ディスブレーキ装置が立ち上がったハンドルバーを有するサイクリングロード用自転車に装備されれば、価格は通常高価になり、種類が少なくなりがちである。よって、ほとんどのハンドルバーは機械的なディスクブレーキ装置を使用する。更に、油圧ディスクブレーキ装置が使用されれば、ピストンを有する油圧機構がステムの下に組み立てられなければならず、よって大規模の乱流が生成される。
半油圧ディスクブレーキ装置において、ディスクブレーキプレート及び油圧クランプに加え、油圧機構が油圧を変化させるために使用されなければならず、油圧機構はブレーキケーブルにより制御される。ブレーキケーブルは油圧機構においてピストンと連結され、圧力は油圧クランプに伝達され、車輪の回転に抵抗してブレーキを実行する。
しかし、この種類の油圧ディスクブレーキ装置は自転車本体から突出し、よって大規模な乱流、重い重量及び良くない外観を誘発する。半油圧ディスクブレーキ装置もまたステムに組み立てられるが、この組立作業が複雑であり、修理及び新たな要素と取り換えるのに好ましくない。
よって、小規模の乱流、スムーズなワイヤルーティングを有して修理しやすい油圧ディスクブレーキ装置を開発する必要がある。
本開示の1つの態様によると、自転車用の油圧ディスクブレーキ装置が提供される。
油圧ディスクブレーキ装置は、自転車のハンドルバーに組み立てられる。油圧ディスクブレーキ装置は、カバーと、油圧ユニットと、オイルチューブと、ディスクブレーキと、を含む。
カバーは、少なくとも1つの収容空間、少なくとも1つのオイル経路、近位端及び遠位端を含む。近位端はハンドルバーに着脱可能に組み立てられ、遠位端は自転車の移動方向に向かう。
油圧ユニットは、油圧シリンダ及びピストンを含む。油圧シリンダは収容空間に組み立てられ、ハンドルバーの移動方向の前部に配置される。ピストンは油圧シリンダ内に組み立てられ、オイル経路の圧力を制御する。
オイルチューブは、オイル経路に連結される。
ディスクブレーキユニットは、オイルチューブに連結されてオイルチューブの圧力により制御される。
本開示の他の態様によると、自転車用の油圧ディスクブレーキ装置が提供される。
自転車用の油圧ディスクブレーキ装置は、自転車のハンドルバーに設けられた自転車の本体チューブに組み立てられる。この油圧ディスクブレーキ装置は、カバーと、オイル経路と、油圧シリンダと、ピストンと、作動部材と、オイルチューブと、ディスクブレーキユニットと、を含む。
カバーは、本体チューブに着脱可能に連結された連結部、及び、内部に収容空間が形成された連結部を含み、ハンドルバーの前部に配置される。
オイル経路は、延伸部の収容空間に連通する。
油圧シリンダは、延伸部の収容空間に組み立てられる。
ピストンは、油圧シリンダに組み立てられ、オイル経路の圧力を制御する。
作動部材は、ピストンに連結されてピストンを作動させ、ブレーキを実行する。
オイルチューブは、オイル経路に連結される。
ディスクブレーキユニットは、オイルチューブに連結されてオイルチューブの圧力により制御される。
本開示は以下のように添付の図面を参照して以下の実施形態の詳細な説明を読むことにより完全に理解出来るであろう。
本開示の一実施形態によるステムに組み立てられた自転車用の油圧ディスクブレーキ装置を示す概略図である。 図1の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置の分解図である。 図1の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置の正面図である。 図1の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置の正面図である。 図4の5a−5a線に沿った断面図である。 図4の5b−5b線に沿った断面図である。 図4の5c−5c線に沿った断面図である。 図4の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置の側面図である。 図6の7−7線に沿った断面図である。 本開示の他の実施形態によるステムに組み立てられた自転車用の油圧ディスクブレーキ装置を示す概略図である。 図8Aの側面図である。 本開示の一実施形態による自転車用の油圧ディスクブレーキ装置を示す概略図である。 本開示の一実施形態による自転車用の油圧ディスクブレーキ装置を示す概略図である。 本体チューブに組み立てられた図10の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置を示す概略図である。 図10の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置のオイルチューブに組み立てられたピストンを示す概略図である。 図10の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置を示す断面図である。 図13の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置を示す部分拡大図である。 図10のディスクブレーキユニットの組み立てを示す概略図である。 図10の油圧ディスクブレーキ装置のオイルチューブの組み立てを示す概略図である。 図10の油圧ディスクブレーキ装置のカバーの他の例を示す図である。 本開示の一実施形態によるカバー及び本体チューブの組み立てを示す概略図である。 図18のカバーの構造を示す概略図である。
本開示の目的は単純な構造を有し軽量である油圧ディスクブレーキ装置を提供することにある。油圧ディスクブレーキ装置はハンドルバー又はステムの前部に組み立てられ、空気力学的な形状である。よって、乱流は劇的に減少され得る。更に、油圧ブレーキの要素の全てはカバーに隠されていて、よって油圧ディスクブレーキ装置の体積及び製造コストが減少され得る。
図1は本開示の一実施形態によるステムに組み立てられた自転車用の油圧ディスクブレーキ装置を示す概略図である。
図2は図1の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置の分解図である。
図3は図1の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置の正面図である。
図4は図1の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置の正面図である。
図5Aは図4の5a−5a線に沿った断面図である。
図5Bは図4の5b−5b線に沿った断面図である。
図5Cは図4の5c−5c線に沿った断面図である。
図6は図4の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置の側面図である。
図7は図6の7−7線に沿った断面図である。
X-Y-Z座標システムが本開示の方向を規定するのに使用される。例えば、正のX軸方向、負のX軸方向、正のY軸方向、負のY軸方向、正のZ軸方向、負のZ軸方向が方向を規定するのに使用される。
自転車用の油圧ディスクブレーキ装置100は本体チューブ110に組み立てられる。この実施形態において、本体チューブ110はハンドルバーであり、ハンドルバーはX軸方向に沿って組み立てられる。自転車用の油圧ディスクブレーキ装置100はカバー200、2つの油圧ユニット300a、300b、2つのオイルチューブ400a、400b及び2つのディスクブレーキユニット500a、500bを含む。
カバー200は空気力学的な形状であり、近位端210、遠位端220、2つの収容空間230a、230b、2つのオイル経路240a、240b、2つの油溜め250a、250b、オイル穴260、オイルキャップ270、長さL及び高さHを含む。
近位端210はステム120を通して本体チューブ110に着脱可能に連結され、近位端210はステム120にねじ締めされる。本体チューブ110の断面の形状は近位端210とステム120の一端を組み立てた形状と同じである。よって、本体チューブ110は近位端210とステム120を介して組み立てられる。
ステム120は本体チューブ110に垂直に連結され、本体チューブ110、ステム120及び近位端210は緊密に組み立てられ得る。近位端210の断面とステム120の断面は半円形であり、本体チューブ110の断面は円形又は他の形状であっても良い。この実施形態において、本体チューブ110はハンドルバーであり、本体チューブ110の断面は円形である。
近位端210は負のY軸方向へ向かい、遠位端220は正のY軸方向へ向かい、遠位端220が向かう方向は自転車の移動方向と同じである。近位端210は最大高さHを有し、高さHは近位端210から遠位端220まで次第に減少する。近位端210の最大高さHは、近位端210がステム120の一端に組み立てられた後に本体チューブ110が覆われて連結されるため、本体チューブ110の直径以上である。
収容空間230aと収容空間230bは各々X軸方向に沿って外方に2つの穴を開口する。詳細には、収容空間230aは円筒形でありカバー200を貫通し、収容空間230aは2つの穴を開口し、2つの穴は円形である。更に、収容空間230a、230bはオイル経路240a、240bに接続され、油圧ユニット300a、300bはオイル経路240a、240b各々の圧力を制御するため収容空間230a、230bの各々に組み立てられる。尚、収容空間230a、230bはZ軸方向に沿って上下にカバー200内で組み立てられる。言い換えると、収容空間230aは収容空間230bの上に位置する。この状況において、長さLはカバー200の高さHより小さくなり得る。よって、カバー200の体積は減少され得、従来技術のもの(即ち、長さLが高さHより大きい)より小さくなり、よってカバー200の重量及び製造コストが減少され得る。収容空間230a、230bの位置はカバー200の近位端210に近接し、カバーは空気力学的な形状であり、本開示の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置100の単純な構造及び特定の形状を通して乱流が劇的に減少できる。
更に、2つの油溜め250a、250bはカバー200内に組み立てられ、遠位端220に近接する。2つの油溜め250a、250bは2つの油圧ユニット300a、300bに連結され、2つの油溜め250a、250bはオイル穴260に対応している。オイル穴260はカバー200の遠位端220に近接して遠位端220の上方へ向かい、言い換えると、オイル穴260は正のZ軸方向へ向かう。
オイルキャップ270はオイル穴260を着脱可能に覆い、オイルキャップ270のサイズ及び形状はオイル穴260のものと同じであり、よってオイルキャップ270はカバー200に緊密にねじ締めされてオイル穴260を覆い、油溜め250a、250b内の油漏れを防止する。他の例において、油は高い沸点を有し容易に蒸発しない流体と置換されても良い。
カバー200の高さHは遠位端220から近位端210まで次第に増加し、カバー200の風上表面は空気力学的な形状であり、自転車がY軸方向に向かって移動する時、空気流は自然に遠位端220の上下側に沿って通過し、カバー200の近位端210は本体チューブ110(ハンドルバー)に連結されるため、元のハンドルバーの風上表面の形状は湾曲した遠位端220に変化される。本体チューブ110(ハンドルバー)がY軸方向に沿ってカバー200と重複する状況において、風上表面の面積は増加せず、乱流は空気力学的な形状のカバー200を通して更に減少される。
カバー200は4つの位置決め穴280と4つの位置決めねじ282を含み、ステム120は4つの対応する固定穴を含む。4つの固定穴は4つの位置決め穴と整列する。
各位置決めねじ282は1つの位置決め穴280と1つの固定穴とを挿通可能であり、よって、カバー200は4つの位置決めねじ282を通ってステム120にねじ締めされ得る。位置決めねじ282のねじ締め方向はY軸方向に平行であり、よって位置決めねじ282は風上表面に対向しない。更に、位置決めねじ282の量は4個であっても良い。2つの位置決めねじ282がカバー200の上部に配置され、2つの位置決めねじ282がカバー200の下部に配置され、よって本体チューブ110、カバー200及びステム120はしっかりと連結されるため適合性が増加する。
2つの油圧ユニット300a、300bは両方ともカバー200に連結され、同じ要素を有する。2つの油圧ユニット300a、300bの動作方向は反対である。油圧ユニット300aを例にとると、油圧ユニット300aは油圧シリンダ310、ピストン320、作動部材330、ワイヤ固定ベース340、ワイヤ固定部材350、ブレーキケーブルチューブ360及びばね370を含む。
油圧シリンダ310は収容空間230a内に組み立てられ、本体チューブ110の前端に配置される。より詳細には、自転車の移動方向は正のY軸方向に向かい、本体チューブ110の前端も正のY軸方向に向かい、本体チューブ110の延伸方向はX軸方向に向かう。カバー200の近位端210は負のY軸方向に向かい、カバー200の遠位端220は正のY軸方向に向かい、油圧シリンダ310は近位端210と遠位端220の間に配置される。上記により、油圧シリンダ310及び収容空間230a、230bは全て本体チューブ110の前端に配置され、収容空間230a、230bはカバー200の近位端210に近接して配置されることが知られる。この種類の構造を通して、ブレーキケーブルの経路はスムーズに本体チューブ110に取り付けられ、よって幅広い空間が得られ、修理又は分解するのに好ましい。
ピストン320は油圧シリンダ310内で組み立てられ、ピストン320はオイル経路240aの圧力を制御するのに使用される。更に、作動部材330はブレーキケーブルであり、作動部材330は収容空間230の穴を通ってピストン320を作動させてブレーキを実行する。詳細には、収容空間230aは2つの円形の穴を外側に開口し、一方の円形の穴はワイヤ固定ベース340及びワイヤ固定部材350に対応し、他方の円形の穴はブレーキケーブルチューブ360に対応する。
ブレーキケーブルチューブ360はワッシャ362の一端と連結され、ワッシャ362の他端はパッキンリング364に連結される。ワッシャ362とパッキンリング364は全て、ブレーキケーブルチューブ360をカバー200に固定するために収容空間230a、230b内に配置される。作動部材330の一端はワイヤ固定ベース340とワイヤ固定部材350を通して固定され、作動部材330もまた収容空間230aの穴及びブレーキケーブルチューブ360の中央穴を通り、作動部材330の他端はX軸方向に延伸し本体チューブ110のハンドルバーに沿って手動のブレーキ装置に連結される。
ブレーキを実行する際、作動部材330は正のX軸方向に移動しピストン320を作動させてばね370を圧縮し、その時、オイル経路240a及び油溜め250a内の油に圧力がかかりディスクブレーキユニット500aを作動させ車輪の回転に抵抗し、反対に、通常の状態において、ばね370はピストン320に抵抗してオイル経路240a内の油の圧力を解放し、よって車輪は正常に回転できる。
尚、油圧ユニット300bの作動部材330の移動方向と油圧ユニット300aの作動部材330の移動方向は反対であり、油圧ユニット300aの作動部材330はユーザの左手内の手動ブレーキ装置により制御され、油圧ユニット300bの作動部材330はユーザの右手内の手動ブレーキ装置により制御される。作動部材330の移動方向は本体チューブ110に平行であり、よってワイヤルーティング及び修理に好ましい。
2つのオイルチューブ400a、400bはオイル経路240a、240b及び油溜め250a、250bの各々に連結される。詳細には、2つのオイルチューブ400a、400bはガイド部材410a、410bを通してオイル経路240a、240bに連結される。ガイド部材410a、410bは本体チューブ110に埋め込むことが出来る。この実施形態において、ガイド部材410a、410bは本体チューブにねじ締めされ、ガイド部材410a、410bは負のY軸方向に向かう。オイルチューブ400a、400bは自転車の管に沿って固定され得、オイルチューブ400a、400bの一端はガイド部材410a、410bに連結され、オイルチューブ400a、400bの他端はディスクブレーキユニット500a、500bに連結される。
2つのディスクブレーキユニット500a、500bはオイルチューブ400a、400bに連結され、ディスクブレーキユニット500a、500bはオイルチューブ400a、400bの圧力により制御される。ディスクブレーキユニット500a、500bは車輪の回転を制御するため前輪及び後輪の各々に配置される。
本体チューブ110の延伸方向はX軸方向に向かい、本体チューブ110の延伸方向は作動部材330の移動方向と平行である。詳細には、ブレーキが実行される時、油圧ユニット300aの作動部材330は正のX軸方向に向かって移動され、油圧ユニット300bの作動部材330は負のX軸方向に向かって移動される。自転車の移動方向はY軸方向に向かい、ステム120の延伸方向もY軸方向に向かう。オイルチューブ400a、400bの延伸方向はZ軸方向に向かう。言い換えると、オイルチューブ400a、400bは地面に対向し、よってそれはディスクブレーキユニット500a、500bを車輪に連結するのに好ましい。
更に、油圧ユニット300aの作動部材330の高さ及び油圧ユニット300bの作動部材330の高さはZ軸方向において異なる。言い換えると、油圧ユニット300aの位置はZ軸方向において油圧ユニット300bの位置より高い。2つの油圧ユニット300a、300bは上側と下側に各々配置され、カバー200の近位端210に近接し、この種類の構造を通して、カバー200の体積及び重量は劇的に減少し、油圧シリンダ310は単純な機械的構造を通して作動され得る。
油圧ユニット300aの作動部材330の移動方向及び油圧ユニット300bの作動部材330の移動方向は反対であり、よってそれは修理及びワイヤルーティングにとって好ましく、自転車用の油圧ディスクブレーキ装置100を組み立て、分解及び修理するコストが減少できる。
図4から図5Cにおいて、収容空間230a、230b、オイル経路240a、240b及び油溜め250aの製造プロセスの間に複数の穴が形成される。封入された空間で油を流すため、穴は封止される必要がある。この実施形態において、5つの封止部材が使用される。第1の封止部材610、第2の封止部材620、第3の封止部材630、2つの第4の封止部材640及び第5の封止部材650である。
第1の封止部材610は対応する穴を封止するのに使用され、オイル経路240a内の油漏れを防止し、よって収容空間230a内の油圧ユニット300aは正常に作動され得る。
同様に、第2の封止部材620は対応する穴を封止するのに使用され、オイル経路240b内の油漏れを防止し、よって収容空間230b内の油圧ユニット300bは正常に作動され得る。
第3の封止部材630は対応する穴を封止するのに使用され、油溜め250b内の油漏れを防止する。
2つの第4の封止部材640は油溜め250a、250bの各々の油放出孔を封止するのに使用される。油が放出孔を通って油溜め250a、250bに放出される時、2つの第4の封止部材640は油放出孔を封止し油溜め250a、250bからの油漏れを防止する。
第5の封止部材650はカバー200の換気口を封止するのに使用される。換気口はカバー200の上側に配置され、油内の不必要なガスを放出してブレーキ効果への望ましくない影響を防止する。ガスが放出された後、第5の封止部材650が換気口を封止して外部ガスを分離するのに使用され得る。
図8Aは本開示の他の実施形態による本体チューブ110に組み立てられた自転車用の油圧ディスクブレーキ装置100aを示す概略図である。
図8Bは図8Aの側面図である。
本体チューブ110はハンドルバーであり、自転車用の油圧ディスクブレーキ装置100aはカバー200a、2つの油圧ユニット300a、300b、2つのオイルチューブ400a、400b及びディスクブレーキユニット(図示せず)を含む。
図8Aにおいて、2つの油圧ユニット300a、300b及び2つのオイルチューブ400a、400bは図1と同じ構造を有し、自転車用の油圧ディスクブレーキ装置100aのディスクブレーキユニット(図示せず)は図3のディスクブレーキユニット500a、500bと同じ構造を有する。図8Aのカバー200aは特定の形状である。カバー200aは本体チューブ110を囲ってロックする2つのトラニオン290を含む。カバー200aは本体チューブ110の中央位置に固定される。トラニオン290は環状でありトラニオン290の形状は本体チューブ110の形状に対応する。よって、カバー200aはトラニオン290を通して本体チューブ110に緊密に連結され得る。ハンドルバー及びカバー200aはY軸方向に重複するため、自転車が移動する時、風上表面の面積は減少され得、空気力学的形状のカバー200aは更に乱流を減少させ得る。
図9は本開示の一実施形態による自転車の油圧ディスクブレーキ装置100bを示す概略図である。
図9において、ガイド部材420a、420bはL字型であり、ガイド部材420a、420bの入口の形状はカバー200の形状に対応し、負のY軸方向と負のZ軸方向に向かう。よって、オイルチューブ400a、400bはガイド部材420a、420bの入口の方向に沿って自転車のフレームの管に連結される。この構造はオイルチューブ400a、400bをルーティングするのに好適であり、風流により生じるオイルチューブ400a、400bの動揺を減らし得る。
図10は本開示の一実施形態による自転車用の油圧ディスクブレーキ装置700を示す概略図である。
図11は本体チューブ910に組み立てられた図10の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置700を示す概略図である。
図12は図10の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置700のオイルチューブ715a、715bに組み立てられたピストン713a、713bを示す概略図である。
図13は図10の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置700を示す断面図である。
図14は図13の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置700を示す部分拡大図である。
図15は図10の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置700のディスクブレーキユニット716a、716bの組み立てを示す概略図である。
図16は図10の自転車用の油圧ディスクブレーキ装置700のオイルチューブ715a、715bの組み立てを示す概略図である。
以下の実施形態において、本体チューブ910はステムであり、2つのハンドルバー810は本体チューブ910の左側と右側に各々組み立てられる。油圧ディスクブレーキ装置700は2つのハンドルバー810の位置に部分的に対応し、更なる詳細は以下の段落において記載される。
一実施形態において、油圧ディスクブレーキ装置700は、少なくともカバー710、オイル経路711a、油圧シリンダ712a、ピストン713a、作動部材714a、オイルチューブ715a、ディスクブレーキユニット716a及び油溜め717aを含む。
好ましい実施形態において、油圧ディスクブレーキ装置700は、2つのオイル経路711a、711b、2つの油圧シリンダ712a、712b、2つのピストン713a、713b、2つの作動部材714a、714b、2つのオイルチューブ715a、715b、2つのディスクブレーキユニット716a、716b及び2つの油溜め717a、717bを含む。
よって、以下の実施形態において、油圧ディスクブレーキ装置700は自転車の前輪と後輪の両方を制御するのに使用され得る。
カバー710は油圧ディスクブレーキ装置700の要素を収容するのに使用され、よって要素は隠され及び保護され、乱流を減少出来る。カバー710は連結部710aと2つの延伸部710bを含む。
連結部710aは本体チューブ910に着脱可能に連結される。言い換えると、カバー710は連結部710aを通して本体チューブ910に固定される。好適な実施形態においてカバー710は本体チューブ910にねじ締めされる。しかし、カバー710を本体チューブ910に固定する構造に制限は無く、他の可能な固定構造が使用されても良い。
延伸部710bは連結部710aについて対称的に配置され、2つの延伸部710bはハンドルバー810の各々の位置に対応する。対称的な構造のため、要素の関連する位置は以下の段落において単一の側を使用して説明される。
一実施形態において、2つの延伸部710bは連結部710aの左側と右側の各々において連結される。他の実施形態において、2つの延伸部710bと連結部710aは一体に形成されてカバー710を構築する。油圧ブレーキ効果を達成する要素を収容するために、収容空間a2が延長部710bの各々に形成される。更に、収容空間a1が連結部710a内に形成される。
油圧ディスクブレーキ装置700を自転車に組み立てる時、2つのハンドルバー810が本体チューブ910に組み立てられ、その後油圧ディスクブレーキ装置700がハンドルバー810又は本体チューブ910に組み立てられる。
図12から図14において、油溜め717a、717bの各々、油圧シリンダ712a、712bの各々及びオイル経路711a、711bの各々が上下に延長部710bの各々の収容空間a2に組み立てられる。よって、装置の体積が減少でき、よってそのことは組み立て、修理又は分解に好ましい。
2つのピストン713a、713bは油圧シリンダ712a、712bの各々内に組み立てられ、ピストン713a、713bはオイル経路711a、711bの圧力を制御するのに使用される。
2つの作動部材714a、714bは2つのブレーキケーブルであっても良く、ピストン713a、713bを作動させてブレーキを実行するのに使用される。
2つのオイルチューブ715a、715bは2つのオイル経路711a、711bの各々に連結される。
2つのディスクブレーキユニット716a、716bはオイルチューブ715a、715bの各々に連結され、ディスクブレーキユニット716a、716bの各々はオイルチューブ715a、715bの各々の圧力により制御される。
油溜め717a、717bは油圧シリンダ712a、712bの各々に連結される。
図14において、本開示の油圧ブレーキ機構が示される。
ブレーキを実行する時、作動部材714bはピストン713bを移動及び作動させてばね718bを圧縮し、同時にオイル経路711b及び油溜め717b内の油が圧縮されてオイルチューブ715bを通してディスクブレーキユニット716bを作動させ、車輪の回転に抵抗する。その一方で、通常の状態において、ばね718bはピストン713bに抵抗してオイル経路711b内のオイルの圧力を解放し、よって車輪は正常に回転する。
前輪及び後輪の両方を制御するため、2つのピストン713a、713b及び2つの作動部材714a、714bがユーザの右手と左手の各々により制御される。作動部材714a、714bの移動方向はハンドルバー810と平行であり、よってそれはルーティング及び修理に好ましい。
ディスクブレーキユニット716a、716bは前輪及び後輪の各々において組み立てられるか、又はディスクブレーキユニット716a、716bは後輪及び前輪の各々において組み立てられる。
本開示において、ワイヤ及び要素のルーティングはカバー710に隠され、保護効果及び魅力的な外観を達成する。更に、カバー710の構造も自転車に乗車中の乱流を減少させるのに貢献する。
連結部710aは前面S1及び後面S4を含み、延伸部710bの各々は前面S2及び後面S5を含む。連結部710aの前面S1及び延伸部710bの各々の前面S2は湾曲しても良く、連結部710aの後面S4及び延伸部710bの各々の後面S5は平面でも良い。
本体チューブ910はまた前面S3を含み、カバー710は前面S3に組み立てられる。カバー710の連結部710aの前面S1及びカバー710の延伸部710bの各々の前面S2は自転車の移動方向に向かう。よって、構造は単純であり湾曲した前面S1、S2は効果的に乱流を減少出来る。
図17は図10の油圧ディスクブレーキ装置700のカバー710の他の例である。
図17において、連結部710aの前面S1とハンドルバー810との間の距離は延伸部710bの各々の前面S2とハンドルバー810との間の距離と同じである。言い換えると、連結部710aの前面S1の弧度は延伸部710bの各々の前面S2の弧度と同じである。よって、前面S1、S2の異なる弧度を調節することは異なる乱流係数を生成し得る。
上述の実施形態(即ち図10から図16)では、連結部710aの前面S1とハンドルバー810との間の距離は延伸部710bの各々の前面S2とハンドルバー810との間の距離と異なる。言い換えると、連結部710aの前面S1の弧度は延伸部710bの各々の前面S2の弧度と異なる。よって、前面S1を調節して前面S2と整列させることはカバー710の体積を減少させ乱流を調節するのに好ましい。更に、そのことは組立の利便性を増加させ、製造コストを低くするのに好ましい。
ワイヤを隠して収容するため、溝719が本体チューブ910の下に形成される。オイル経路711a、711bの各々は連結部710aへ延伸され外に露出される。オイルチューブ715a、715bの各々はオイル経路711a、711bの各々に連結され、溝719内に収容される。オイルチューブ715a、715bの各々の延伸方向は平行であり、自転車の移動方向と反対である。よって、オイルチューブ715a、715bの延伸方向を調節することはワイヤをスムーズにルーティングし、要素を修理及び分解するのに好ましい。
上述の実施形態から、油圧ディスクブレーキ装置700において、カバー710の連結部710aに要素が配置されず、よって空間利用が最大値に達し得、装置全体の重量が減少され製造コストも減少され得る。更に、単純な構造及び空気力学的形状のカバー710は乱流も減少出来る。
油を充填する又はガスを放出するために、カバー710の製造プロセスの間、複数の穴が形成される。例えば、穴1011が油を充填するために使用され、穴1012が油内の不必要なガスを放出するために使用され、ブレーキ効果に対する望ましくない影響を防止する。穴1011、1012は油漏れを防止するため封止されなければならない。一例において、封止部材が穴1011、1012を封止するために使用されても良い。封止部材はねじ締めされても良い。
図18は本開示の一実施形態によるカバー710と本体チューブ910の組み立てを示す概略図である。図19は図18のカバー710の構造を概略的に示す。
図18において、カバー710は第1の接合部720aと第2の接合部720bに分離される。第1の接合部720a及び第2の接合部720bは本体チューブ(ステム)910にねじ締めされ、よってカバー710を本体チューブ910に固定する。第1の接合部720a及び第2の接合部720bはそれに対応してハンドルバー810の各々の前面に配置される。図18のカバー710も、図10のカバー710の連結部710aが2つの対称的部分へ分離されるとして見られ、カバー710の連結部710aの各部分は延伸部710bの一つと一体的に連結され、よって2つの接合部720a、720bが形成される。
まとめると、本開示は以下の利点を有する。
(a)油圧ユニットは平行且つ反対の移動方向を有する作動部材により制御され、それにより単純な構造と計量を達成する。
(b)油圧ディスクブレーキ装置はハンドルバーの前部で一体的に組み立てられ、油圧ディスクブレーキ装置は平行であり本体チューブの風上表面と重複し、よって風上表面の面積が減少され、空気力学的形状のカバーは乱流を減少出来る。
(c)油圧ディスクブレーキ装置の要素の配置は空間利用を増加し、移動方向へ向かうカバーの長さが減少され、よって装置の体積及び重量を減少させる。
(d)作動部材の移動方向は本体チューブに平行であり、よって、そのことは修理及びワイヤルーティングに好ましい。
本開示がその所定の実施形態を参照してかなり詳細に説明されたが、他の実施形態も可能である。従って、特許請求の範囲の精神及び範囲は、本明細書に含まれる実施形態の説明に制限されるべきではない。
様々な修正及び変形が本開示の範囲又は精神から逸脱せずに本開示の構造になされ得ることが当業者に明らかになるであろう。前述のことを鑑み、それらの修正及び変形は、本開示の特許請求の範囲に含まれることが意図される。
100・・・油圧ディスクブレーキ装置
110・・・本体チューブ(ハンドルバー)
120・・・ステム
200・・・カバー
210・・・近位端
220・・・遠位端
230a、230b・・・収容空間
240a、240b・・・オイル経路
300a、300b・・・油圧ユニット
310・・・油圧シリンダ
320・・・ピストン
400a、400b・・・オイルチューブ
500a、500b・・・ディスクブレーキユニット
700・・・油圧ディスクブレーキ装置
710・・・カバー
711a、711b・・・オイル経路
712a、712b・・・油圧シリンダ
713a、713b・・・ピストン
714a、714b・・・作動部材
715a、715b・・・オイルチューブ
716a、716b・・・ディスクブレーキユニット
810・・・ハンドルバー
910・・・本体チューブ

Claims (22)

  1. 自転車のハンドルバーに組み立てられる自転車用の油圧ディスクブレーキ装置であって、
    少なくとも1つの収容空間、少なくとも1つのオイル経路、前記ハンドルバーに着脱可能に組み立てられる近位端、及び、前記自転車の移動方向に向かう遠位端を含むカバーと、
    前記収容空間に組み立てられ、前記ハンドルバーの移動方向の前部に配置される油圧シリンダ、及び、前記油圧シリンダ内に組み立てられ、前記オイル経路の圧力を制御するピストンを含む油圧ユニットと、
    前記オイル経路に連結されたオイルチューブと、
    前記オイルチューブに連結されて前記オイルチューブの圧力により制御されるディスクブレーキユニットと、
    を備える油圧ディスクブレーキ装置。
  2. 前記カバーは、前記ハンドルバーを囲ってロックする少なくとも1つのトラニオンであり、
    前記トラニオンは環状に形成され、前記トラニオンの形状は前記ハンドルバーの形状に対応する請求項1に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  3. 前記オイルチューブは地面に向かい、
    前記ハンドルバーの延伸方向は作動部材の移動方向と平行であり、前記自転車は正のY軸方向に沿って移動し、前記ハンドルバーの前記延伸方向はX軸方向に沿っており、
    前記近位端は負のY軸方向に向かい、前記遠位端は正のY軸方向に向かい、前記油圧シリンダは前記近位端と前記遠位端の間に配置される請求項1に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  4. 前記カバーは、
    前記カバーの前記遠位端に配置されて前記遠位端の上方へ向かうオイル穴と、
    前記オイル穴を着脱可能にカバーするオイルキャップと、
    前記遠位端に組み立てられて前記オイルキャップに対応し、前記油圧シリンダに連結される油溜めと、を含む請求項1に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  5. 前記カバーの高さは前記近位端から前記遠位端まで次第に減少し、
    前記カバーの長さは高さより短い請求項1に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  6. 更にステムを備え、前記近位端は前記ステムを介して前記ハンドルバーに着脱可能に組み立てられる請求項1に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  7. 前記収容空間は外方に開口する穴を有し、
    前記油圧ユニットは、前記収容空間の穴を通過して前記ピストンに連結され、前記ピストンを作動させてブレーキを実行する作動部材を備える請求項1に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  8. 前記カバーは少なくとも2つの位置決め穴及び少なくとも2つの位置決めねじを備え、
    前記ステムは前記位置決め穴に整列する少なくとも2つの固定穴を備え、
    前記位置決めねじは、1つの前記位置決め穴及び1つの前記固定穴を挿通可能であり、
    前記カバーは、2つの前記位置決めねじを介してねじ締めされ位置決めされる請求項6に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  9. 自転車のハンドルバーに設けられた自転車の本体チューブに組み立てられる自転車用の油圧ディスクブレーキ装置であって、
    前記本体チューブに着脱可能に連結された連結部、及び、内部に収容空間が形成された延伸部を含み、前記ハンドルバーの前部に配置されるカバーと、
    前記延伸部の前記収容空間に連通するオイル経路と、
    前記延伸部の前記収容空間に組み立てられた油圧シリンダと、
    前記油圧シリンダ内に組み立てられ、前記オイル経路の圧力を制御するピストンと、
    前記ピストンに連結されて前記ピストンを作動させ、ブレーキを実行する作動部材と、
    前記オイル経路に連結されたオイルチューブと、
    前記オイルチューブに連結されて前記オイルチューブの圧力により制御されるディスクブレーキユニットと、
    を備える油圧ディスクブレーキ装置。
  10. 前記本体チューブはステムであり、前記作動部材はブレーキケーブルである請求項9に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  11. 前記カバーの前記連結部は、湾曲した前面、及び、平面である後面を含む請求項10に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  12. 前記カバーの前記延伸部は、湾曲した前面、及び、平面である後面を含む請求項11に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  13. 前記連結部の前記前面と前記本体チューブとの間の距離は、前記延伸部の前記前面と前記本体チューブとの間の距離と同じであるか又は異なる請求項12に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  14. 前記連結部は収容空間を含み、
    前記オイル経路は前記連結部へ延伸されて外側に露出され、
    前記オイルチューブは前記オイル経路に連結されて前記自転車の前記移動方向の反対方向へ延伸される請求項9に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  15. 前記延伸部の前記収容空間に形成され、前記油圧シリンダに連結される油溜めを更に含む請求項9に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  16. 前記油溜め、前記油圧シリンダ及び前記オイル経路は前記収容空間内の上部から下部に向かうように組み立てられる請求項15に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  17. 前記本体チューブに着脱可能に連結された前記連結部の左側及び右側にそれぞれ配置され、それぞれの内部に収容空間が形成された2つの前記延伸部を含む前記カバーと、
    2つの前記延伸部の前記収容空間にそれぞれ連通する2つの前記オイル経路と、
    2つの前記延伸部の前記収容空間にそれぞれ組み立てられた2つの前記油圧シリンダと、
    2つの前記油圧シリンダ内にそれぞれ組み立てられ、各前記オイル経路の圧力を制御する2つの前記ピストンと、
    2つの前記ピストンにそれぞれ連結され、各前記ピストンを作動させてブレーキを実行する2つの前記作動部材と、
    2つの前記オイル経路にそれぞれ連結された2つの前記オイルチューブと、
    2つの前記オイルチューブにそれぞれ連結され、各前記オイルチューブの圧力により制御される2つの前記ディスクブレーキユニットと、
    を備える請求項9に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  18. 2つの前記延伸部は、前記連結部の左側及び右側にそれぞれ連結される請求項17に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  19. 2つの前記延伸部及び前記連結部は一体的に形成され、2つの前記延伸部は前記連結部の左側及び右側にそれぞれ延伸する請求項17に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  20. 前記本体チューブの左側及び右側に組み立てられた2つの前記ハンドルバーを更に備える請求項17に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  21. 前記本体チューブはステムであり、前記連結部に収容空間が形成され、前記ステムの下に溝が形成されており、
    2つの前記オイル経路は、それぞれ前記連結部の前記収容空間に延伸されて露出され、
    2つの前記オイルチューブは、それぞれ前記溝内の2つの前記オイル経路に連結されて前記自転車の前記移動方向と反対方向に延伸される請求項17に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
  22. 前記カバーは2つの接合部に分離され、
    2つの前記接合部は、それぞれ前記連結部の一部、及び、前記連結部に一体的に連結された延伸部を含み、
    2つの前記接合部は、それぞれ2つの前記ハンドルバーの前側に対応して配置される請求項17に記載の油圧ディスクブレーキ装置。
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