JP2017088128A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1内側ベルト23の端部23aと、第1外側ベルト24の内側端部24aとは、最外主溝5Bの溝中心GCに対してタイヤ幅方向に非対称に配置されている。第2内側ベルト25の端部25aと、第2外側ベルト26の内側端部26aとは、最外主溝5Bの溝中心GCに対してタイヤ幅方向に非対称に配置されている。第1内側ベルト23の端部23aと、第2内側ベルト25の端部25aとは、タイヤ幅方向の位置が異なり、第1外側ベルト24の内側端部24aと、第2外側ベルト26の内側端部26aとは、タイヤ幅方向の位置が異なる。最外主溝5Bにベルト無し領域27が設けられている。
【選択図】図2
Description
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係るゴム製の空気入りタイヤ(以下、タイヤという)1を示す。
図5は、本発明の第2実施形態に係るタイヤ1を示す。第1実施形態と同様に、第1外側ベルト24の内側端部24aは、第2外側ベルト26の内側端部26aよりも、タイヤ幅方向で溝中心GC側に位置している。つまり、第1外側ベルト24は、第2外側ベルト26の内側端部26aよりも溝中心GC側に突出した部分を有する。この部分のタイヤ径方向内側に隣接して補助部材30が設けられている。製造時に、補助部材30があることで第1外側ベルト24の内側端部24aを含む部分が、タイヤ径方向外側に反り上がり、第2外側ベルト26の内側端部26aを覆う。その結果、エア入りを防止できる。また、補助部材30を設けたことによる第1外側ベルト24の内側端部24aを含む部分のタイヤ径方向外側の反り上がりは、前述のワイピングによるタイヤ径方向内側に凸状となる形態とは屈曲ないし湾曲の向きが逆である。そのため、補助部材30によって第1外側ベルト24の内側端部24aを含む部分がタイヤ径方向外側に反り上がっていることで、より効果的にワイピングを抑制できる。
図6は、本発明の第3実施形態に係るタイヤ1を示す。第2ベルト層のタイヤ径方向内側に隣接して第3ベルト層31が設けられている。第3ベルト層31は、最外主溝5Bでタイヤ幅方向に分断されており、1枚の第3内側ベルト33と2枚の第3外側ベルト34を備える。第3内側ベルト33は、タイヤ幅方向でタイヤ赤道面TCを含むように配置されている。第3内側ベルト33の一対の端部33aは、それぞれ最外主溝5Bのタイヤ径方向内側に配置されている。第3外側ベルト34は、第3内側ベルト33のタイヤ幅方向外側に間隔をあけて配置されている。第3外側ベルト34は、タイヤ幅方向内側の端部(内側端部)34aと、図示しないタイヤ幅方向外側の端部(外側端部)とを備える。第3外側ベルト34の内側端部34aは、最外主溝5のタイヤ径方向内側に配置されている。
以下の表1に示す比較例1並びに実施例1〜4のタイヤを対象に、ウェット制動性と高速耐久力の評価試験を行った。特に言及しない諸元は、比較例1並びに実施例1〜3間で共通している。特に、これらのいずれについても、タイヤサイズは、255/55R18である。
2 トレッド部
2a 踏面
3 サイド部
4 ビード部
5A,5B 主溝
6 溝底
7A,7B アール部
8A,8B 側壁
9 カーカス
10A,10B カーカスプライ
11 インナーライナ
12 ビードコア
13 ビードフィラー
20 ベルト群
21 第1ベルト層
22 第2ベルト層
23 第1内側ベルト
23a 端部
24 第1外側ベルト
24a 内側端部
24b 外側端部
25 第2内側ベルト
25a 端部
26 第2外側ベルト
26a 内側端部
26b 外側端部
27 ベルト無し領域
30 補助部材
31 第3ベルト層
33 第3内側ベルト
33a 端部
34 第3外側ベルト
34a 内側端部
TC タイヤ赤道面
GC 溝中心
P1,P2 交点
F 空気充填力
c1,c2 距離
W 幅
X1,X2 溝幅
TH 厚み
Claims (8)
- タイヤ幅方向で最も外側に配置された最外主溝を含む複数の主溝が形成された、トレッド部と、
カーカスの径方向外側に配置された第1ベルト層と、
前記第1ベルト層のタイヤ径方向外側に隣接して配置された第2ベルト層と
を備え、
前記第1ベルト層は、タイヤ幅方向でタイヤ赤道面を含むように配置され、かつ端部が前記最外主溝に位置する第1内側ベルトと、内側端部が前記最外主溝に位置する第1外側ベルトとを備え、前記第1内側ベルトの前記端部と、前記第1外側ベルトの前記内側端部とは、前記最外主溝のタイヤ幅方向の中心である溝中心を挟むようにタイヤ幅方向に間隔をあけて配置され、
前記第2ベルト層は、タイヤ幅方向でタイヤ赤道面を含むように配置され、かつ端部が前記最外主溝に位置する第2内側ベルトと、内側端部が前記最外主溝に位置する第2外側ベルトとを備え、前記第2内側ベルトの前記端部と、前記第2外側ベルトの前記内側端部とは、前記溝中心を挟むようにタイヤ幅方向に間隔をあけて配置され、
前記第1内側ベルトの前記端部と、前記第1外側ベルトの内側端部とは、前記溝中心に対してタイヤ幅方向に非対称に配置され、
前記第2内側ベルトの前記端部と、前記第2外側ベルトの内側端部とは、前記溝中心に対してタイヤ幅方向に非対称に配置され、
前記第1内側ベルトの前記端部と、前記第2内側ベルトの前記端部とは、タイヤ幅方向の位置が異なり、
前記第1外側ベルトの前記内側端部と、前記第2外側ベルトの前記内側端部とは、タイヤ幅方向の位置が異なり、かつ
前記第1内側ベルトの前記端部と前記第2内側ベルトの前記端部のうち前記溝中心側に位置するものと、前記第1外側ベルトの前記内側端部と前記第2外側ベルトの前記内側端部のうち前記溝中心側に位置するものとは、タイヤ幅方向に間隔をあけて配置されている、空気入りタイヤ。 - 前記第1内側ベルトの前記端部と前記第2内側ベルトの前記端部とのうち前記溝中心側に位置するものから前記溝中心までの距離が、前記第1外側ベルトの前記内側端部と前記第2外側ベルトの前記内側端部とのうち前記溝中心側に位置するものから前記溝中心までの距離と等しい、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第1内側ベルトの端部から前記第1外側ベルトの前記内側端部までのタイヤ幅方向の前記距離と、前記第2内側ベルトの前記端部から前記第2外側ベルトの前記内側端部までのタイヤ幅方向の前記距離とが等しい、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第2内側ベルトの前記端部は、前記第1内側ベルトの前記端部よりも、タイヤ幅方向で前記溝中心側に位置している、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第1外側ベルトの前記内側端部は、前記第2外側ベルトの前記内側端部よりも、タイヤ幅方向で前記溝中心側に位置し、
前記第1外側ベルトの前記内側端部を含むタイヤ幅方向に位置に、前記第1外側ベルトに対してタイヤ径方向に隣接して配置された補助部材を備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記第2ベルト層のタイヤ径方向内側に隣接して配置された第3ベルト層をさらに備え、
前記第3ベルト層は、タイヤ幅方向でタイヤ赤道面を含むように配置され、かつ端部が前記最外主溝に位置する第3内側ベルトと、内側端部が前記最外主溝に位置する第3外側ベルトとを備え、前記第3内側ベルトの前記端部と、前記第3外側ベルトの前記内側端部とは、前記溝中心を挟むようにタイヤ幅方向に間隔をあけて配置され、
前記第3内側ベルトの端部と、前記第3外側ベルトの内側端部とは、前記溝中心に対してタイヤ幅方向に対称に配置されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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JPH0382604A (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-08 | Bridgestone Corp | 高性能空気入りラジアルタイヤ |
JPH03123702U (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-16 | ||
JP2003154808A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-27 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2015077854A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
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- 2015-11-17 JP JP2015224909A patent/JP6612594B2/ja active Active
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