JP2017087371A - せん断加工機 - Google Patents

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中村 俊朗
Toshiaki Nakamura
俊朗 中村
穣 平田
Minoru Hirata
穣 平田
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Abstract

【課題】ダイの折損を抑制することができるせん断加工機を提供する。
【解決手段】本発明の一形態に係るせん断加工機1は、加工対象である線材4の断面形状に対応した断面台形状の凹部2cが形成されたダイ2と、線材4においてダイ2からはみ出した部位をせん断するパンチ3と、を備えたせん断加工機であって、凹部2cの底面における幅方向の両端部に、凹部2cの側面から滑らかに連続した円弧状の溝2eが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、せん断加工機に関し、例えば、加工対象である線材の断面形状に対応した断面台形状の凹部が形成されたダイと、線材においてダイからはみ出した部位をせん断するパンチと、を備えたせん断加工機に関する。
一般的にモータコイルなどの線材の不要部分(例えば、エナメル層)を除去する際には、先ず、図4に示すように、ダイ101の凹部101aに線材102を配置する。ここで、ダイ101の凹部101aは、例えば、線材102の断面形状に対応した断面台形状とされており、当該凹部101aにおける幅方向の両端部から線材102の不要部分102aがはみ出る幅寸法とされている。
そして、線材102におけるダイ101の凹部101aからはみ出した不要部分102aをパンチ103によってせん断する。
これにより、線材102は、図5(a)に示す不要部分102aが残存する状態から図5(b)に示す不要部分102aがせん断された状態となる。
ところで、特許文献1には、シェービングダイとシェービングパンチを用いて金属板を打ち抜く技術において、シェービングパンチにおける先端面とせん断側面との交差する角部に面取り部を形成し、金属板打ち抜き時に当該面取り部によって荷重を分散させる技術が開示されている。
特開2006−7268号公報
一般的なダイ101の凹部101aは、図4に示すように、線材102の断面形状に対応した断面台形状であり、凹部101aの底面と側面とで角部が形成される。そのため、図4に示すようにパンチ103を押し込んで線材102の不要部分102aをせん断する場合、図6に示すように凹部101aの底面と側面との角部(即ち、凹部101aにおける底面の幅方向の両端部)に引張応力が集中し、ダイ101が折損する虞がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、ダイの折損を抑制することができるせん断加工機を実現する。
本発明の一態様に係るせん断加工機は、
加工対象である線材の断面形状に対応した断面台形状の凹部が形成されたダイと、
前記線材において前記ダイからはみ出した部位をせん断するパンチと、
を備えたせん断加工機であって、
前記凹部の底面における幅方向の両端部に、前記凹部の側面から滑らかに連続した円弧状の溝が形成されている。
このような構成により、凹部の底面における幅方向の両端部での応力集中を抑制することができる。そのため、ダイの折損を抑制することができる。
本発明により、ダイの折損を抑制することができるせん断加工機を実現することができる。
実施の形態のせん断加工機を部分的に示す断面図である。 実施の形態のせん断加工機におけるダイを示す斜視図である。 図1のIII部分拡大図である。 一般的なせん断加工機を部分的に示す断面図である。 (a)は、不要部分を除去する前の線材を模式的に示す斜視図である。(b)は、不要部分を除去した後の線材を模式的に示す斜視図である。 図4のVI部分拡大図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
図1は、本実施の形態のせん断加工機を部分的に示す断面図である。図2は、本実施の形態のせん断加工機におけるダイを示す斜視図である。図3は、図1のIII部分拡大図である。
本実施の形態のせん断加工機1は、図1に示すように、ダイ2及びパンチ3を備えている。ダイ2は、図2に示すように、凹部2a及びパンチ挿入孔2bを備えている。凹部2aには、モータコイルなどの線材4からエナメル層などの不要部分4aをせん断する際に、当該線材4が配置される。凹部2aは、ダイ2におけるZ軸+側の面に形成されており、Y軸方向に延在している。そして、凹部2aは、ダイ2におけるX軸方向の略中央に配置されている。このような凹部2aは、第1の凹部2c及び第2の凹部2dを備えている。
第1の凹部2cは、凹部2aにおけるY軸方向の略中央に配置されている。そして、第1の凹部2cは、図1に示すように、線材4の断面形状に対応した断面台形状であり、線材4の不要部分4aがX軸方向の両側からはみ出る幅寸法(即ち、X軸方向の長さ)を有する。また、第1の凹部2cは、線材4の不要部分4aの長さより長い長さ(即ち、Y軸方向の長さ)を有する。このような第1の凹部2cには、線材4における不要部分4aを含んだ部分(例えば、線材4の先端部分)が配置される。
ここで、第1の凹部2cの底面におけるX軸方向の両端部には、図1に示すように、側面から滑らかに連続する円弧状の溝部2eが形成されている。溝部2eは、ダイ2のY軸方向に延在する。なお、「滑らかに」とは、底面と側面とで角部(即ち、応力集中部)を形成しない程度の滑らかさである。そのため、溝部2eの半径Rは、図3に示すように、底面と側面とで角部を形成しない程度の半径とされ、第1の凹部2cの側面における傾斜角度に応じて適宜、設定される。
第2の凹部2dは、図2に示すように、第1の凹部2cを挟んでY軸方向に配置されており、線材4の断面形状に対応した断面台形状である。ここで、第2の凹部2dの幅寸法は、第1の凹部2cの幅寸法より広く設定されている。このような第2の凹部2dには、線材4における不要部分4aを含んだ部分に対して他の部分(例えば、線材4における不要部分4aを含んだ部分より後方部分)が配置される。
パンチ挿入孔2bは、線材4の不要部分4aをせん断する際にパンチ3を逃がすための孔である。パンチ挿入孔2bは、図2に示すように、第1の凹部2cにおけるX軸方向の両側に形成されており、Z軸方向に貫通している。
パンチ3は、図1に示すように、第1の凹部2cの幅寸法と略等しい間隔を開けて配置されたカッター3aを備えている。カッター3aは、例えば、線材4の不要部分4aの長さと略等しい幅寸法(即ち、Y軸方向の長さ)を有する。
このような構成のせん断加工機1を用いて、線材4の不要部分4aをせん断する場合、図2に示すように、ダイ2の凹部2aに線材4を配置し、線材4の不要部分4aを第1の凹部2cに配置する。
そして、図1に示すように、パンチ3をZ軸−方向に移動させ、線材4における第1の凹部2cからX軸方向にはみ出る不要部分4aをせん断する。このとき、本実施の形態では、第1の凹部2cの底面におけるX軸方向の両端部に溝部2eが形成されているので、図3に示すように、第1の凹部2cの底面におけるX軸方向の両端部での応力集中を抑制することができる。そのため、ダイ2の折損を抑制することができる。
以上、本発明に係る実施の形態を説明したが、上記の構成に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。
1 せん断加工機
2 ダイ、2a 凹部、2b パンチ挿入孔、2c 第1の凹部、2d 第2の凹部、2e 溝部
3 パンチ、3a カッター
4 線材、4a 不要部分
R 半径

Claims (1)

  1. 加工対象である線材の断面形状に対応した断面台形状の凹部が形成されたダイと、
    前記線材において前記ダイからはみ出した部位をせん断するパンチと、
    を備えたせん断加工機であって、
    前記凹部の底面における幅方向の両端部に、前記凹部の側面から滑らかに連続した円弧状の溝が形成されている、せん断加工機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109590413A (zh) * 2018-04-17 2019-04-09 东风汽车电气有限公司 一种电机电枢扁铜线元件切断模具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109590413A (zh) * 2018-04-17 2019-04-09 东风汽车电气有限公司 一种电机电枢扁铜线元件切断模具
CN109590413B (zh) * 2018-04-17 2023-08-22 东风电驱动系统有限公司 一种电机电枢扁铜线元件切断模具

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