JP2017087298A - ツール交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスタプレートとツールプレートとの嵌合状態を確実に維持でき、かつ薄型化を促進できるツール交換装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、ロボットアームに取付けられるマスタプレートと、マスタプレートに着脱可能に装着されツールに取付けられるツールプレートとを備え、ツールプレートが筒状の凹部を有すると共にマスタプレートが上記凹部に嵌入可能な柱状の凸部を有するツール交換装置であって、凹部及び凸部の軸方向に対して略直交する第一方向に出退するよう凸部に配設される複数の球体と、凹部に配設され、複数の球体が係入可能な複数の溝部と、凸部に配設され、軸方向及び第一方向の双方に対して略直交する第二方向に移動可能であり、第二方向における第一位置において進出状態の複数の球体の退出を規制すると共に第二位置において複数の球体の退出を許容するテーパ状の円筒カムを有する規制部材とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ツール交換装置に関する。
工場等の工業設備で用いられるロボットアームは、先端に溶接器具等の種々のツール(エンドエフェクタ)を装着して生産作業を行う。このようなツールの交換を容易にするための装置としてツール交換装置がある(特開2003−117869号公報参照)。このツール交換装置は、ロボットアームの先端に取付けられるマスタプレートと、各種のツールをそれぞれ装着した複数のツールプレートとの組み合わせからなる。各ツールプレートはマスタプレートと嵌合可能に形成されており、ツールプレートを交換することで、ロボットアームのツールの交換を容易に行うことができる。
上記従来のツール交換装置では、マスタプレートが嵌合方向に突出した凸部を有し、この凸部内に複数の球体とこの球体の位置を変更する嵌合方向に延伸した円筒カムとが配設されている。一方、ツールプレートはマスタプレートの凸部が嵌入される凹部を有し、この凹部内に上記球体を係入可能な溝部が形成されている。上記従来のツール交換装置では、上記凸部内の円筒カムを嵌合方向に移動させることで、球体を凸部から押出して上記凹部の溝部に係入し嵌合状態をロックする。
ところで、ツールプレートに装着したツールを介して大きな荷重やモーメントが加わる場合、プレート間のロックを確実にするためには、上記ロック機構を大型化、複雑化等する必要がある。一方で、比較的小型のツールを用いるロボットアーム用のツール交換装置では、ツール交換装置自体の薄型化が強く求められる。しかし、従来のツール交換装置では、上述のように嵌合方向に沿って円筒カム等のロック機構を構成する部材が配設される。そのため、ロック機構を大型化又は複雑化すると、必然的にツール交換装置の厚さが大きくなり、ツール交換装置の薄型化に限界がある。
特開2003−117869号公報
本発明は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、マスタプレートとツールプレートとの嵌合状態を確実に維持でき、かつ薄型化を促進できるツール交換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、ロボットアームに取付けられるマスタプレートと、このマスタプレートに着脱可能に装着され、ツールに取付けられるツールプレートとを備え、上記ツールプレートが筒状の凹部を有すると共にマスタプレートが上記凹部に嵌入可能な柱状の凸部を有するツール交換装置であって、上記凹部及び凸部の軸方向に対して略直交する第一方向に出退するよう上記凸部に配設される複数の球体と、上記凹部に配設され、上記複数の球体が係入可能な複数の溝部と、上記凸部に配設され、上記軸方向及び第一方向の双方に対して略直交する第二方向に移動可能であり、第二方向における第一位置において進出状態の上記複数の球体の退出を規制すると共に第二位置において上記複数の球体の退出を許容するテーパ状の円筒カムを有する規制部材とを備えることを特徴とする。
当該ツール交換装置は、マスタプレートの凸部に配設される複数の球体の出退を規制するテーパ状の円筒カムを有する規制部材が、凸部及び凹部の軸方向(嵌入方向)及び第一方向(球体の出退方向)の双方に対して略直交する第二方向に移動可能に設けられているため、この規制部材の長さによらずマスタプレートの厚さを設計することができる。その結果、当該ツール交換装置は、マスタプレートとツールプレートとの嵌合状態(締結状態)を確実に維持することができると共に、マスタプレート及びツールプレートの薄型化を促進できる。
上記マスタプレートが上記規制部材を第二方向に往復移動させるネジ送り機構をさらに備えるとよい。このように上記マスタプレートがネジ送り機構を備えることで、工業エア、電気、手動等の種々の動力によって規制部材を移動させて嵌合状態のロック及び解除を行うことができるため、汎用性を高めることができる。
上記ネジ送り機構が上記凸部に規制部材と当接して配設される弾性部材をさらに備え、上記規制部材がこの弾性部材を介して上記ネジ送り機構から押圧を受けるとよい。このように規制部材を弾性部材を介して押圧することで、ネジ送り機構に微動等が生じても弾性部材によって規制部材への付勢が維持される。その結果、ネジ送り機構の微動等により規制部材が第二方向に移動して嵌合状態が解除されることを防止でき、嵌合状態をより確実に維持できる。
上記ネジ送り機構がハンドルを有するとよい。このようにネジ送り機構がハンドルを有することで、嵌合状態のロック及び解除を手動で行うことができる。その結果、工業エア等の動力が供給できない環境でも使用が可能となる。
上記規制部材の第二方向中心軸と上記ハンドルの回転軸とが略平行でかつ一致しないとよい。このように規制部材の中心軸とハンドルの回転軸とをずらして配設することで、規制部材とネジ送り機構とを並列に配置することができる。その結果、凸部の上記第二方向の長さを小さくすることができる。また、ハンドルの回転軸と規制部材の移動方向とが一致するため、ネジ送り機構の移動方向を変えて規制部材に伝達する機構(ギヤやカム等)を設ける必要がないため、マスタプレートの薄型化を促進することができる。
ネジ送り機構が逆回転防止機構を有するとよい。このようにネジ送り機構に逆回転防止機構を設けることで、嵌合状態をロックする際にネジ送り機構が不用意に逆回転することを防止できるため、嵌合状態の維持性能をより高めることができる。
なお、「略直交」とは、2つの方向の成す角度の絶対値が85°以上95°以下であることを意味し、「略平行」とは、2つの方向の成す角度の絶対値が5°以下であることを意味する。
以上説明したように、本発明のツール交換装置によれば、マスタプレートとツールプレートとの嵌合状態を確実に維持でき、かつ薄型化を促進できる。従って、比較的軽量のツールを扱うロボットアームに好適に用いることができる。
本発明の一実施形態に係るツール交換装置のマスタプレートを示す模式的側面図である。 図1のマスタプレートを下面側から見た模式的平面図である。 図1のA−A線での模式的断面図であり、(a)は規制部材が第一位置にある状態、(b)は規制部材が第二位置にある状態を示す。 図2のC−C線での模式的断面図である。 図1のB−B線での模式的端面図である。 本発明の一実施形態に係るツール交換装置のツールプレートを上面側から見た模式的平面図ある。 図6のD−D線での模式的断面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明のツール交換装置の実施形態を詳説する。
図1から図7に示すツール交換装置は、ロボットアームに取付けられるマスタプレート1と、このマスタプレート1に着脱可能に装着され、ツールに取付けられるツールプレート2とを備える。上記ツールプレート2には筒状の凹部21が上面(図7中上側の面)に形成され、上記マスタプレート1には上記凹部21に嵌入可能な柱状の凸部12が下面(図1中下側の面)に形成される。
[マスタプレート]
マスタプレート1は、本体部11と、この本体部11の下面に形成され、後述するツールプレート2の凹部21に嵌入可能な柱状の凸部12と、この凸部12内に配設される規制部材12aを往復移動させるネジ送り機構13とを主に備える。マスタプレート1は、本体部11の上面がロボットアームに装着可能に構成されると共に、本体部11の下面の凸部12がツールプレート2の凹部21に嵌入されることでツールプレート2と嵌合可能に構成される。マスタプレート1のケーシング(本体部11及び凸部12の外壁面)は強度及び剛性の観点から、一般に金属を加工して形成される。
<本体部>
本体部11は、四角柱状を有する。本体部11の上面(図1中上側の面)にはロボットアームとの接続機構(図示省略)が設けられている。また、本体部11の下面(図1中下側の面)には凸部12と、ツールプレート2との嵌合時に位置合わせを行うための複数の位置決めピン11aが突設される。また、本体部11の側面には、後述するネジ送り機構13のピストン13bの位置を目視できる確認窓11bが形成される。
本体部11の内部には、図4に示すように、ネジ送り機構13を構成するシャフト13aと、ピストン13bの一部と、逆回転防止機構13eが格納される。本体部11の上面及び下面の大きさ(面積)はロボットアームの先端部又はツールプレート2に装着されるツールの形状に合わせて適宜設計され、高さ(上面と下面との距離)は上述の構成要素を格納できるよう設計される。
<凸部>
凸部12は、上記本体部11の下面の中央部分から下方に略垂直に突設するよう形成される。凸部12の外形は四角柱状であり、各面は本体部11の対応する面と略平行である。凸部12は、本体部11と一体形成することが好ましい。なお、凸部12の軸方向は、凸部12のツールプレート2の凹部21への嵌入方向に一致する。
凸部12の内部には、軸方向に対して略直交する第一方向Xに出退する2個の球体12bと、上記軸方向及び第一方向Xの双方に対して略直交する第二方向Yに移動可能であり、図3に示すように第二方向Yにおける第一位置Pにおいて進出状態の上記2個の球体12bの退出を規制すると共に第二位置Qにおいて上記2個の球体12bの退出を許容する規制部材12aとが配設される。なお、凸部12の内部空間は本体部11の内部空間と連続すると共に、凸部12の下面に形成された開孔と連続している。この開孔によって規制部材12aの位置等を目視することができる。
凸部12の突出長さ(厚さ)の上限としては、30mmが好ましく、20mmがより好ましく、18mmがさらに好ましい。一方、凸部12の突出長さの下限としては、10mmが好ましく、12mmがより好ましい。凸部12の突出長さが上記上限を超える場合、当該ツール交換装置の薄型化が実現できないおそれがある。逆に、凸部12の突出長さが上記下限未満の場合、凸部12内に配設される球体12b等の大きさが制限され、マスタプレート1とツールプレート2との嵌合状態の維持性が低下するおそれがある。
(球体)
球体12bは、後述する凹部21の溝部21aに係入することで、凸部12の凹部21への嵌入状態をロックするための要素である。球体12bは、凸部12の対向する2つの側壁(以下、「球体出退側壁」と呼称することがある)にそれぞれ形成された貫通孔12cを介して凸部12の軸方向に対して略直交する第一方向Xに出退する。上記貫通孔12cは、球体12bの直径よりもわずかに小さい円形の孔である。つまり、球体12bは、後述する規制部材12aが格納される凸部12内の空間と貫通孔12cとが連続する部分に配設される。また、2個の球体12bは、貫通孔12cと反対側で規制部材12aのテーパ状の円筒カムに当接する。そのため、2個の球体12bは、それぞれ貫通孔12cと円筒カムとの間に保持され、凸部12の一対の球体出退側壁から第一方向Xの異なる向きに進出及び退出可能に配設される。
球体12bは、貫通孔12cからの出退及び溝部21aへの係入を確実にするために真球であることが好ましい。球体12bの直径はツールプレート2に装着するツールの質量等によって適宜設計されるが、例えば5mm以上7mm以下とすることができる。また、球体12bは剛性の高い材料で形成することが好ましく、その材質としては例えば金属がよい。
上記貫通孔12cの直径は、上記球体12bの直径と同じである。ただし、貫通孔12cは、凸部12の外側の開口部分に開口縁から孔の中心に向かって球体12bの進出を妨げない程度に延出する出っ張り部を有し、この開口の直径が貫通孔12cの他の部分の直径よりもわずかに小さく形成される。これにより球体12bをスムーズに進出及び退出させることができると共に、球体12bが凸部12外へ離脱してしまうことを防止する。
(規制部材)
規制部材12aは、上記2個の球体12bと当接し、これら球体12bの退出を規制又は許容するテーパ状の円筒カムを有する筒状体であり、凸部12内の空間に配設される。この規制部材12aの円筒カムの半径方向中心には長手方向の貫通孔が形成され、この貫通孔に規制部材摺動軸12dが挿通される。この規制部材摺動軸12dは、上記第二方向Yに延伸し、凸部12内に固定される。規制部材12aは、この規制部材摺動軸12dと貫通孔内の内面が摺動することで第二方向Yに移動可能に配設される。また、上記2個の球体12bは、この円筒カムを挟んで対称に配設される。規制部材12aは剛性の高い材料で形成することが好ましく、材質としては例えば金属がよい。
上記円筒カムは、第二方向Yに漸次縮径する縮径領域(テーパ部)を有する。規制部材12aが円筒カムの縮径方向(図3中左側)にある第一位置Pに移動すると、球体12bに当接する円筒カムの径が大きくなる。そのため、球体12bが円筒カムにより半径方向に押し出され凸部12の球体出退側壁から進出する。この状態(図3(a))で規制部材12aを固定すると、球体12bの退出が規制され、凸部12から球体12bが進出した状態で固定される。逆に、規制部材12aが円筒カムの拡径方向(図3中右側)にある第二位置Qに移動すると、球体12bに当接する円筒カムの径が小さくなる。この状態(図3(b))では、球体12bの球体出退側壁からの退出が許容される。
上記円筒カムについてさらに詳説すると、上記円筒カムは、第二方向Yに漸次縮径する第一縮径領域S1と、この第一縮径領域S1の縮径方向と反対側に連続し、軸方向に径が一定の第一円筒領域Tと、この第一円筒領域Tに連続し、第一縮径領域S1と同じ向きに漸次縮径する第二縮径領域S2とから構成される。上記第二縮径領域S2の最小径(図3中左端での径)は、第一縮径領域S1の最大径と等しい。また、第二縮径領域S2の最大径(図3中右端での径)は、規制部材12aが配設される凸部12内の空間の幅と略等しい。さらに、上記第一円筒領域Tの径は、球体12bが当接した際に、その進出状態を維持する大きさに設計される。なお、第一縮径領域S1及び第二縮径領域S2の軸方向縮径率(テーパ角度)はそれぞれ一定であり、第二縮径領域S2の軸方向縮径率は第一縮径領域S1の軸方向縮径率よりも小さい。
以上の構成から、規制部材12aが第一位置Pにあるとき、球体12bには上記第二縮径領域S2又は第一円筒領域Tが当接し、球体12bの退出(凸部12内側への移動)が規制される。一方、規制部材12aが第二位置Qにあるとき、球体12bには第二縮径領域S2よりも径の小さい第一縮径領域S1が当接するため、球体12bの退出が許容される。
上記第一縮径領域S1のテーパ角度の下限としては、10°が好ましく、11°がより好ましい。一方、第一縮径領域S1のテーパ角度の上限としては、20°が好ましく、15°がより好ましい。第一縮径領域S1のテーパ角度が上記下限未満の場合、球体12bの出退を規制する際に規制部材12aの必要移動量が大きくなる。逆に、第一縮径領域S1のテーパ角度が上記上限を超える場合、規制部材12aの移動が円滑に行えないおそれがある。
上記第二縮径領域S2のテーパ角度の下限としては、35°が好ましく、45°がより好ましい。一方、第二縮径領域S2のテーパ角度の上限としては、55°が好ましく、50°がより好ましい。第二縮径領域S2のテーパ角度が上記下限未満の場合、第一位置Pにおいて球体12bの進出状態の規制が不安定になるおそれがある。逆に、第二縮径領域S2のテーパ角度が上記上限を超える場合、球体12bの出退の規制が困難になるおそれがある。
上記第一円筒領域Tの直径は球体12bや凸部12の大きさによって適宜設計されるが、例えば6mm以上9mm以下とすることができる。また、第一円筒領域Tの軸方向長さは、例えば球体12bの直径の10%以上30%以下とすることができる。
なお、マスタプレート1とツールプレート2との嵌合を維持すべき状態において、規制部材12aが何らかの要因で第一位置Pから第二位置Q側へずれても、上記第一円筒領域Tが一定の軸方向長さを有するため、球体12bが即座に球体出来側壁から退出して嵌合が解除されることを防止できる。
また、規制部材12aは、上記円筒カム(第一領域S2)の縮径方向側に、軸方向に径が一定の円筒領域Uを介して上記円筒カムと反対の向きに縮径する逆テーパ領域Vを有する。この逆テーパ領域Vの最大径(図3中左端での径)は、規制部材12aが配設される凸部12内の空間の幅と略等しい。この逆テーパ領域Vにより、球体12bが退出許容状態にあるとき(規制部材12aが第二位置Qにあるとき)、球体12bの凸部12内部での移動を規制できる。
さらに、規制部材12aは、後述するバネ13cを固定するための溝を一方の端部に有する。この溝は、規制部材摺動軸12dを挿通する貫通孔と連続して設けられる。
<ネジ送り機構>
ネジ送り機構13は、上記規制部材12aを第二方向Yに往復移動させる機構である。このネジ送り機構13は、シャフト13a、ピストン13b、バネ13c、ハンドル13d、及び逆回転防止機構13eを有する。ネジ送り機構13を構成する各要素の材質としては、強度及び剛性の観点から例えば金属がよい。
(シャフト)
シャフト13aは、表面の一部に螺旋状の溝を有する棒状体であり、上記第二方向Yに軸方向が一致する向きで本体部11内に軸中心に回転可能かつ移動しないように軸受13fによって支持される。
(ピストン)
ピストン13bは、内周面に螺旋状の溝が形成され、上記シャフト13aの溝と螺合する雌ネジ部と、上記規制部材摺動軸12dを挿通させる貫通孔が形成され、規制部材摺動軸12dに沿って摺動する摺動部とを有する。上記雌ネジ部は本体部11内に配設され、上記摺動部は凸部12内に配設され、これらの部材は上下に繋がって一体形成される。この摺動部は、規制部材12aの円筒カムの拡径方向側(図4中右側)に配設されると共に、後述するバネ13cを固定する溝を有する。さらに、ピストン13bは上記規制部材12aの円筒カムに係合するフック部を有する。
シャフト13aとピストン13bとは、上述の螺旋状の溝が螺合することによって送りねじを構成する。つまり、シャフト13aの回転により、ピストン13bは上記第二方向Yに進退する。
(バネ)
バネ13cは、ピストン13bからの押圧を規制部材12aに伝える弾性部材である。このバネ13cは、規制部材摺動軸12dを囲繞しつつ、一端が規制部材12aに固定され、他端がピストン13bの摺動部に固定される。ピストン13bがシャフト13aの回転によって上記規制部材12aの円筒カムの縮径方向(図4中左側)に移動すると、バネ13cに圧縮力が加わり、このバネ13cを介して規制部材12aが円筒カムの縮径方向に移動する。逆に、ピストン13bがシャフト13aの回転によって上記規制部材12aの円筒カムの拡径方向(図4中右側)に移動すると、バネ13cの圧縮力が解除されると共に、上記ピストン13bのフック部の牽引により規制部材12aが円筒カムの拡径方向に移動する。
なお、上記バネ13cが規制部材12aに対し十分な押圧を及ぼすにはピストン13bがバネ13cを一定量圧縮可能な規定位置まで移動する必要がある。このピストン13bの位置確認は、確認窓11bによって目視で行うことができる。
なお、上記ピストン13bの位置(押し込み量)を確認する手段として、上記確認窓11bに替えて、リミットスイッチ、後述するネジ送り機構13のハンドル13dのトルク測定器、ピストン13b又は規制部材12aとの接触により本体部11外へ突出するピン等を用いることもできる。
(ハンドル)
ハンドル13dは、上記シャフト13aを回転させるための機構である。具体的には、ハンドル13dはその回転軸がシャフト13aの中心軸と一致するようシャフト13aの一端に結合され、この回転軸と偏心した位置に把持部が形成されている。つまり、規制部材12aの第二方向中心軸とハンドル13dの回転軸とは略平行であるが上下方向に離間して位置する。
このハンドル13dの把持部を把持し回転軸周りに回転させることで、上述のようにシャフト13aの回転によりピストン13bが第二方向Yに移動し、規制部材12aをバネ13cを介して第二方向Yに移動させることができる。この規制部材12aの移動により、球体12bの出退の規制状態が変わるため、嵌合状態のロック及び解除を行うことができる。
(逆回転防止機構)
逆回転防止機構13eは、シャフト13aの逆回転を防止する機構である。特に嵌合状態のロックを行うとき、つまり規制部材12aを第一位置Pに移動させる場合、球体12bを凸部12の内部に押し返そうとする力がツールプレート2の凹部21の溝部21aから加わるため、この力によってシャフト13aが逆回転し易い。上記逆回転防止機構13eはこのような逆回転を防止できるいわゆるラチェット機構である。具体的には、逆回転防止機構13eは、シャフト13aのハンドル13dとは反対側の端部付近周面に配設された歯車部13gと、この歯車部13gの歯に一方の端部が当接する棒状体の歯止め13hとからなる。この歯止め13hの他方の端部は本体部11の側壁に設けた窓から突出している。
この歯止め13hの歯車部13gに当接する一端は、歯車部13gの下方向側のみに変動可能に構成される。そのため、シャフト13aの図5中の時計回りの回転は許容されるが、反時計回りの回転は歯止め13hによって阻止される。なお、図5中の時計回りの回転方向が嵌合状態をロックさせる回転方向である。嵌合状態の解除を行う場合、つまりシャフト13aを反時計回りに回転させる場合、本体部11の窓から突出した歯止め13hの他端を上方に持ち上げ支点を中心に回転させ、歯止め13hの一端を歯車部13gから離間させることで反時計回りの回転を可能にできる。
なお、歯止め13hは、上述のように支点を中心に回転させる代わりに、本体部11の窓からの抜き差し操作によって歯車部13gへの当接を制御してもよい。
[ツールプレート]
ツールプレート2は、上記マスタプレート1の凸部12が嵌入可能な筒状の凹部21を主に備える。ツールプレート2は、下面側(図7中下側)にツールが装着可能に構成されると共に、上面に形成される凹部21にマスタプレート1の凸部12が嵌入されることでマスタプレート1と嵌合される。ツールプレート2のケーシングはマスタプレート1同様、強度及び剛性の観点から、一般に金属を加工して形成される。
ツールプレート2は、四角柱状を有する。ツールプレート2の下面(図7中下側の面)にはツールとの接続機構(図示省略)が設けられている。また、ツールプレート2の上面(図7中上側の面)には凹部21と、マスタプレート1の複数の位置決めピン11aが挿入される複数の位置決め孔22が形成される。ツールプレート2の平面視面積は、マスタプレート1の本体部11の平面視面積と略同じである。
<凹部>
凹部21には、マスタプレート1の凸部12が嵌入される。凹部21は底面及び4つの側面を有する角筒状であり、その寸法は、凸部12の外形よりも若干大きい。このように遊びを有するように凹部21の寸法を設計することで、嵌入作業を容易にできる。当該ツール交換装置は、上記位置決めピン11a及び位置決め孔22によってマスタプレート1とツールプレート2との位置が規定され、かつ球体12bによって嵌合状態がロックされるため、凹部21と凸部12とが嵌入状態で隙間を有してもよい。この凹部21には、凸部12の2個の球体12bが係入可能な2つの溝部21aが配設される。また、凹部21は、4つの側面が全てツールプレート2のケーシングの一部で構成されている。つまり、凹部21は、ツールプレート2の側壁(嵌合方向と平行な壁)を貫通することなく形成されている。このように凹部21がツールプレート2の内部に形成されることで、凹部21とマスタプレート1の凸部12との嵌合時の位置精度を高めると共に、ツールプレート2の強度を高めることができる。
(溝部)
溝部21aは、凹部21を構成する内壁面のうち、凸部12の球体出退側壁と対応する2つの壁面(以下、「球体係入側壁」と呼称することがある)に1つずつ形成される。溝部21aは、球体出退側壁から突出した球体12bの突出部分の少なくとも上半分が係入可能な形状を有する。具体的に説明すると、凹部21の球体係入側壁には、凸部12の嵌入状態での球体12bの中心位置高さにおいて、凹部21の内側から外側に向かって段部が形成されている。つまり、上記球体係入側壁は、ツールプレート2の上面から連続し、上下方向に延伸する第一面と、球体12bの中心位置高さでこの第一面と垂直に交わり、凹部21の外側に延伸する第二面と、この第二面と垂直に交わり、上下方向に延伸する第三面とを有する。上記溝部21aは、上記第一面の下端部(第二面との交線部分)に形成され、球体12bの突出部の上半分に沿った内面を有する溝からなる。この溝部21aは、2個の球体12bを係入可能なように、対向する凹部21の球体係入側壁に対称に形成される。
[ツール交換装置の使用方法]
以下に、当該ツール交換装置の使用方法を説明する。
最初に、マスタプレート1とツールプレート2とを嵌合する方法について説明する。まず、マスタプレート1の凸部12がツールプレート2の凹部21に嵌入され、マスタプレート1の複数の位置決めピン11aがツールプレート2の位置決め孔22にそれぞれ挿入されるようにマスタプレート1とツールプレート2とを重ね合わせる。次に、マスタプレート1とツールプレート2とを重ね合わせた状態で、ハンドル13dを回転させてシャフト13aを移動させ、規制部材12aをピストン13b及びバネ13cを介して第一位置Pまで移動させる。このとき逆回転防止機構13eの歯止め13hを歯車部13gに当接させて逆回転防止機構13eが機能するようにしておく。規制部材12aが第一位置Pまで移動した状態でハンドル13dの回転を止めることで、球体12bが第一方向Xに進出し凹部21の溝部21aに係入した状態で固定することができる。これにより、マスタプレート1とツールプレート2との嵌合状態がロックされる。
次に、マスタプレート1からツールプレート2を離脱させる方法について説明する。まず、歯止め13hを歯車部13gから離間させて逆回転防止機構13eを解除する。次に、ハンドル13dを嵌合時とは逆の方向に回転させてシャフト13aを移動させ、規制部材12aをフック部の牽引により第二位置Qまで移動させる。規制部材12aを第二位置Qまで移動させることで、球体12bの第一方向Xの退出が許容され凹部21の溝部21aからの係入が解除される。この状態で、マスタプレート1とツールプレート2とを離間させることで、マスタプレート1からツールプレート2を離脱できる。
[利点]
当該ツール交換装置は、マスタプレート1の凸部12に配設される2個の球体12bの出退を規制する規制部材12aが、凸部12及び凹部21の軸方向(嵌入方向)及び第一方向X(球体12bの出退方向)の双方に対して略直交する第二方向Yに移動可能に設けられているため、この規制部材12aの長さによらずマスタプレート1の厚さを設計することができる。その結果、当該ツール交換装置は、マスタプレート1とツールプレート2との嵌合状態を確実に維持することができると共に、マスタプレート1及びツールプレート2の薄型化を促進できる。
また、当該ツール交換装置は、規制部材12aが円筒カムを有し、この円筒カムによって球体12bの出退を規制するため、嵌合状態を確実に維持できるロック機構を容易に構成することができ、薄型化をさらに促進することができる。
さらに、当該ツール交換装置は、ハンドル13dを有するネジ送り機構13を備えることで、嵌合状態のロック及び解除を手動で行うことができる。その結果、工業エア等の動力が供給できない環境でも使用することができる。また、規制部材12aとネジ送り機構13とをマスタプレート1内に上下方向に並列に配置しているため、当該ツール交換装置は凸部12の上記第二方向Yの長さを小さくすることができる。また、ハンドル13dの回転軸と規制部材12aの移動方向とが一致するため、ネジ送り機構13の移動方向を変えて規制部材12aに伝達する機構(ギヤやカム等)を設ける必要がないため、当該ツール交換装置はマスタプレート1の薄型化をさらに促進することができる。
また、当該ツール交換装置は、規制部材12aを弾性を有するバネ13cを介して押圧するため、ネジ送り機構13に微動等が生じてもバネ13cによって規制部材12aの付勢が維持される。その結果、ネジ送り機構13の微動等により規制部材12aが第二方向Yに移動して嵌合状態が解除されることを防止でき、嵌合状態をより確実に維持できる。
さらに、当該ツール交換装置は、ネジ送り機構13に逆回転防止機構13eを設けることで、嵌合状態をロックする際にネジ送り機構13が不用意に逆回転することを防止でき、嵌合状態の維持性能をより高めることができる。
[その他の実施形態]
本発明のツール交換装置は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、凸部に配設される球体の個数は2個に限定されず、3個以上であってもよい。ただし、嵌合状態のロック強度を高めるためには規制部材を挟んで対称の位置に球体を配設することがよいため、球体の個数としては偶数が好ましい。球体の個数が4個以上(2個の球体の組が2以上)の場合、規制部材に複数の円筒カムを設け、それぞれの円筒カムに2個の球体が当接するようにすることで、1つの規制部材の移動により複数の球体の出退を規制することができる。また、複数の規制部材を2個の球体の組ごとに設けてもよい。複数の規制部材を設ける場合、規制部材は1つの凸部内に直列に配設してもよいし、マスタプレートに複数の凸部を平行に形成し、各凸部内にそれぞれ規制部材を配設してもよい。
また、上記実施形態のツール交換装置は、ハンドルによって手動で規制部材を移動させるものであるが、ハンドルは必須の構成要件ではなく、当該ツール交換装置は規制部材を工業エア、電気、油圧等によって移動させてもよい。これらの動力源を用いる場合、ネジ送り機構のシャフトをこれらの動力源で回転させてもよく、ネジ送り機構を省略し規制部材を直接又はピストン等を介してこれらの動力源で移動させてもよい。例えば工業エアを用いる場合、凸部内に工業エアを送り込んで規制部材の一端に圧力を加えることで規制部材を第二方向に移動させることができる。
さらに、当該ツール交換装置がネジ送り機構を備える場合、バネ(弾性部材)は必須の構成要件ではなく、ネジ送り機構のピストンと規制部材とを当接させ、ネジ送り機構で直接規制部材を押圧してもよい。なお、弾性部材としては、バネ以外にエラストマ等の弾性を有する素材を規制部材摺動軸を囲繞する筒状に形成したものを用いることができる。
また、上記実施形態では、規制部材の第二方向中心軸とネジ送り機構のハンドルの回転軸とが略平行でかつ一致しない(マスタプレートの嵌入方向に並ぶ)構成としたが、これらの軸の位置関係はこれに限定されない。例えば、ハンドルの回転軸は規制部材の第二位置方向中心軸と平行でなくてもよい。ただし、これらの軸が平行でない場合、ネジ送り機構のシャフトの移動方向(ネジ送り方向)を規制部材の移動方向に変換する機構が必要となりマスタプレート内の構成が複雑化する。従って、規制部材の第二方向中心軸とネジ送り機構のハンドルの回転軸とは略平行とすることが好ましい。
さらに、凸部の形状は円柱状でも、四角柱以外の多角柱状でもよい。同様に、凹部の形状は凸部の形状に合わせて、円筒状や四角筒以外の多角筒状とすることができる。
以上説明したように、本発明のツール交換装置は、マスタプレートとツールプレートとの嵌合状態を確実に維持でき、かつ薄型化を促進できるため、例えば可搬重量が10kg未満の小型のツール交換装置として好適に用いられる。
1 マスタプレート
2 ツールプレート
11 本体部
11a 位置決めピン
11b 確認窓
12 凸部
12a 規制部材
12b 球体
12c 貫通孔
12d 規制部材摺動軸
13 ネジ送り機構
13a シャフト
13b ピストン
13c バネ
13d ハンドル
13e 逆回転防止機構
13f 軸受
13g 歯車部
13h 歯止め
21 凹部
21a 溝部
22 位置決め孔

Claims (6)

  1. ロボットアームに取付けられるマスタプレートと、このマスタプレートに着脱可能に装着され、ツールに取付けられるツールプレートとを備え、上記ツールプレートが筒状の凹部を有すると共にマスタプレートが上記凹部に嵌入可能な柱状の凸部を有するツール交換装置であって、
    上記凹部及び凸部の軸方向に対して略直交する第一方向に出退するよう上記凸部に配設される複数の球体と、
    上記凹部に配設され、上記複数の球体が係入可能な複数の溝部と、
    上記凸部に配設され、上記軸方向及び第一方向の双方に対して略直交する第二方向に移動可能であり、第二方向における第一位置において進出状態の上記複数の球体の退出を規制すると共に第二位置において上記複数の球体の退出を許容するテーパ状の円筒カムを有する規制部材と
    を備えることを特徴とするツール交換装置。
  2. 上記マスタプレートが上記規制部材を第二方向に往復移動させるネジ送り機構をさらに備える請求項1に記載のツール交換装置。
  3. 上記ネジ送り機構が上記凸部に規制部材と当接して配設される弾性部材をさらに備え、
    上記規制部材がこの弾性部材を介して上記ネジ送り機構から押圧を受ける請求項2に記載のツール交換装置。
  4. 上記ネジ送り機構がハンドルを有する請求項2又は請求項3に記載のツール交換装置。
  5. 上記規制部材の第二方向中心軸と上記ハンドルの回転軸とが略平行でかつ一致しない請求項4に記載のツール交換装置。
  6. 上記ネジ送り機構が逆回転防止機構を有する請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のツール交換装置。
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