JP2017085002A - 圧電素子およびこれを備えた音響発生器、音響発生装置、電子機器 - Google Patents

圧電素子およびこれを備えた音響発生器、音響発生装置、電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 スプリアス振動が強く発現するのを抑制し、特に音響発生器に用いた場合、音質の向上に寄与する圧電素子およびこれを備えた音響発生器、音響発生装置、電子機器を提供する。
【解決手段】 本発明の圧電素子1は、板状の圧電素子本体部としての圧電体11と、圧電体11の第1の主面に設けられた表面電極12aおよび表面電極12bと、圧電体11の第2の主面に設けられた表面電極12cと、圧電体11の少なくとも一つの側面に設けられた外部電極13とを備え、外部電極13は、圧電体11の厚み方向または幅方向に沿った断面において、厚み方向または幅方向に沿って厚みが変化している部位を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音響発生器として好適に使用できる圧電素子、音響発生器、音響発生装置および電子機器に関するものである。
従来から、振動装置や音響発生器の駆動源として圧電素子が用いられている。このような用途においては、電気信号を印加する表面電極が圧電素子の両主面に設けられるが、配線部材を一方主面側のみに配置するために他方主面の電極を一方主面側に導出すること、また複数の内部電極と圧電体層からなる積層型の圧電素子の場合には各々の内部電極と表面電極を接続することを目的として、圧電素子の側面に外部電極が設けられた構成のものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−109754号公報
ここで、このような圧電素子を音響発生器に用いた場合、圧電素子の振動の波が当該圧電素子の側面で反射し、その反射波がスプリアス振動として強く発現するため、音圧特性において当該スプリアス振動に起因するピークやディップが発生して音質が悪くなるおそれがあるという問題があった。
また、このような圧電素子を備えた音響発生器、音響発生装置および電子機器では、上記事情により音質が悪くなるおそれがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、スプリアス振動が強く発現するのを抑制し、特に音響発生器に用いた場合、音質の向上に寄与する圧電素子およびこれを備えた音響発生器、音響発生装置、電子機器を提供することを目的とする。
本発明の圧電素子は、板状の圧電素子本体部と、該圧電素子本体部の主面に設けられた表面電極と、前記圧電素子本体部の少なくとも一つの側面に設けられた外部電極とを備え、該外部電極は前記圧電素子本体部の厚み方向または幅方向に沿った断面において、前記厚み方向または前記幅方向に沿って厚みが変化している部位を有することを特徴とする。
また本発明の音響発生器は、上記構成の圧電素子と、該圧電素子の他方主面に取り付けられた振動板とを備えていることを特徴とする。
また本発明の音響発生装置は、上記構成の音響発生器と、該音響発生器を収容する筐体とを備えていることを特徴とする。
また本発明の電子機器は、上記構成の音響発生器と、該音響発生器を構成する前記圧電素子に接続された電子回路と、前記音響発生器および前記電子回路を収容する筐体とを備えていることを特徴とする。
本発明の圧電素子によれば、圧電素子の少なくとも一つの側面における反射波の反射位置が部分的にずれて反射波に起因するスプリアス振動が分散されるため、特に音響発生器に用いた場合、音圧特性においてスプリアス振動に起因するピークやディップを抑制し音質を向上できる。
また、本発明の音響発生器、音響発生装置および電子機器によれば、高音質を実現できる。
本実施形態の圧電素子の一例を示す概略斜視図である。 本実施形態の圧電素子の他の例を示す概略斜視図である。 本実施形態の圧電素子の他の例を示す概略斜視図である。 本実施形態の圧電素子の他の例を示す概略斜視図である。 (a)は本実施形態の圧電素子の他の例を示す概略平面図、(b)および(c)は本実施形態の圧電素子の他の例を示す概略断面図である。 本実施形態の圧電素子の他の例を示す概略斜視図である。 図6に示す圧電素子の分解斜視図である。 本実施形態の圧電素子の他の例を示す概略斜視図である。 図8に示す圧電素子の分解斜視図である。 (a)は本実施形態の音響発生器の一例の概略平面図、(b)は(a)に示すA−A線で切断した一例の概略断面図、(c)は(a)に示すA−A線で切断した他の例の概略断面図である。 本実施形態の音響発生装置の一例の構成を示すブロック図である。 本実施形態の電子機器の一例の構成を示すブロック図である。 本発明の音響発生器の周波数特性の一例を示すグラフである 比較例の音響発生器の周波数特性の一例を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して、本実施形態の圧電素子の一例を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態の圧電素子の一例を示す概略斜視図である。図1に示す圧電素子1は、板状の圧電素子本体部としての圧電体11と、圧電体11の第1の主面に設けられた表面電極12aおよび表面電極12bと、圧電体11の第2の主面に設けられた表面電極12cと、圧電体11の少なくとも一つの側面(一方の端面)に設けられた外部電極13とを備え、外部電極13は、圧電体11の厚み方向または幅方向に沿った断面において、厚み方向または幅方向に沿って厚みが変化している部位を有する。図1では、外部電極13は、圧電体11の幅方向に沿って厚みが変化している例を示している。なお、以下の説明において、各表面電極に共通する特徴について説明する場合に単に表面電極という場合がある。
圧電素子本体部としての圧電体11は、例えば平面視したときの形状(上面から見た第1の主面の形状)が長方形状の単層の板状体であり、圧電特性を有するセラミックスや単結晶で構成されたものである。このような材料として、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PbZrO−PbTiO)からなるペロブスカイト型酸化物、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、タンタル酸リチウム(LiTaO)などを用いることができる。圧電体11の寸法は用途により好適に設定できる。なお、大きな変位量や発生力を得るために、200pm/V以上の圧電定数d31を有するのがよい。
圧電体11の第1の主面および第2の主面(第1の主面と対向する主面)には、それぞ
れ表面電極が設けられている。ここで、第1の主面および第2の主面とは、圧電体11の厚み方向に直交する方向に沿った面であって、面積の大きな面のことを意味する。具体的には、圧電体11の第1の主面に第1の表面電極としての表面電極12aおよび表面電極12bが設けられ、圧電体11の第2の主面に第2の表面電極としての表面電極12cが設けられている。ここで、第1の主面に設けられた表面電極12aと第2の主面に設けられた表面電極12cとは、互いに対向する領域を有するようにそれぞれ大きな電極パターンとされたものである。表面電極12a、表面電極12bおよび表面電極12cの材料としては、銀、銀にシリカを主成分としたガラス等を含有させた銀化合物、ニッケルなどを用いることができる。
また、圧電体11の少なくとも一つの側面には外部電極13が設けられている。本例では、少なくとも一つの側面は、長手方向と短手方向とを有する圧電体11の長手方向の対向する一対の端面のうちの一方の端面である。具体的には、圧電体11の端面に、表面電極12bと表面電極12cとを電気的に接続する外部電極13が設けられている。外部電極13の材料としては、表面電極12a、表面電極12bおよび表面電極12cと同様の、銀、銀にシリカを主成分としたガラス等を含有させた銀化合物、ニッケルなどを用いることができる。なお、必要により、一方の端面と対向する他方の端面にも外部電極が設けられてもよい。
そして、本実施形態の圧電素子1は、外部電極13が、圧電体11の厚み方向または幅方向に沿った断面において、厚み方向または幅方向に沿って厚みが変化している部位を有している。ここで、厚み方向に沿った断面とは、圧電素子1の長手方向に沿って幅方向に分割するように切断した断面のことを意味し、幅方向に沿った断面とは圧電素子1の長手方向に沿って厚み方向に分割するように切断した断面のことを意味している。なお、図1では、外部電極13は幅方向に沿って厚みが変化している例を示していて、具体的には、幅方向の両端に厚みの厚い領域があり、幅方向の中央部に厚みの薄い領域があって、これらの境界が段差状となっている。なお、図示しないが、幅方向の両端に厚みの薄い領域があり、幅方向の中央部に厚みの厚い領域があって、これらの境界が段差状となっていてもよい。
従来の圧電素子を音響発生器に用いた場合、圧電素子1の振動の波が当該圧電素子1の外面で反射し、その反射波がスプリアス振動として強く発現するため、音圧特性において当該スプリアス振動に起因するピークやディップが発生して音質が悪くなるおそれがあるのに対し、本実施形態の圧電素子1を音響発生器として用いた場合には、圧電素子1の少なくとも一つの側面における反射波の反射位置が部分的にずれて反射波に起因するスプリアス振動が分散されるため、音圧特性においてスプリアス振動に起因するピークやディップを抑制し、音質を向上できる。
外部電極13における厚みの厚い部位と厚みの薄い部位との差としては、反射位置の差による十分な効果とスプリアス振動の分割による新たなピークやディップの発生を抑制する点で、例えば厚みの最も薄い部位を基準とした場合、120%〜200%の範囲で厚い部位を有するように設定される。
ここで、図2に示すように、外部電極13は厚み方向または幅方向に沿って連続して厚みが変化しているのがよい。なお、図2では、外部電極13は幅方向に沿って連続して厚みが変化している例を示している。ここで、連続して厚みが変化しているとは、厚みの厚い領域から厚みの薄い領域へと徐々に厚みが変化していく形状のことを意味し、図1に示すような段差状の境界を有する形状ではなく、明確な境界のない形状となっていることを意味している。
このような構成とすることで、外部電極13の表面の異なる位置でさまざまな方向を向いていることになるため、圧電素子1の少なくとも一つの側面における反射波の反射位置を連続的にずらし、反射波に起因するスプリアス振動をよりブロードに分散させることができる。したがって、音響発生器に用いた場合、音圧特性においてスプリアス振動に起因するピークやディップを効率よくダンピングでき、さらに音質を向上できる。
なお、図1および図2では外部電極13の幅方向の両端に厚みの厚い領域がある例を示しているが、図3に示すように厚み方向の両端に厚みの厚い領域があってもよく、また図4に示すように厚み方向の中央に厚みの厚い領域があってもよい。また、図示はしないが、厚み方向および幅方向のうちいずれか一方向だけでなく、厚み方向および幅方向の両方向において厚みが変化していてもよい。さらに、図示しないが、外部電極13は、厚み方向または幅方向に沿って波打った形状の表面を有するように厚みが変化している部位を有していてもよい。
ただし、外部電極13は、図1〜図3に示すように、厚み方向または幅方向における中央部の厚みが最も薄いのがよい。この構成により、反射波の進行方向が分散されやすくなるので、反射波に起因するスプリアス振動をさらに分散させることができる。したがって、音響発生器に用いた場合、さらに音質を向上できる。厚み方向および幅方向の両方向における中央部の厚みが最も薄いと、反射波の進行方向がより分散されやすくなって、反射波に起因するスプリアス振動をさらに分散させることができる。
また、図5(a)〜(c)に示すように、外部電極13が対向する一対の側面に設けられており、圧電体11の厚み方向または幅方向に沿った断面において、それぞれの外部電極13の外形が非線対称の形状であるのがよい。ここで、それぞれの外部電極13の外形が非線対称の形状であるとは、圧電素子1を長手方向に沿って切断したときに中心軸に対して左右対称な形状になっていないことを意味している。なお、本例でいう対向する一対の側面は、圧電体11の一方の端面および他方の端面になっている。
このような構成とすることで、圧電素子1の両側面の反射位置をずらし、反射波に起因するスプリアス振動がさらに分散でき、加えて両側面からの反射波の重畳によるスプリアス振動の増幅も抑制できるため、特に音響機器に用いた場合、音圧特性においてスプリアス振動に起因するピーク/ディップをさらに抑制し音質を向上できる。
図1〜図5に示す例では、外部電極13は圧電体11の端面の厚み方向または幅方向の全ての領域で厚みが変化しているが、この形態に限られず、一部の領域で厚みが変化していてもよい。
一方、図6および図7に示す圧電素子2は、板状の圧電素子本体部として積層体23を備えた圧電素子であって、圧電体層21および内部電極層22が積層された積層体23と、積層体23の第1の主面および第2の主面にそれぞれ設けられた表面電極として、積層体23の第1の主面に設けられた第1の表面電極としての表面電極24aおよび表面電極24bと、積層体23の第2の主面に設けられた第2の表面電極としての表面電極24cと、積層体23の一方の側面(第1の端面)に設けられた第1外部電極25aと、積層体23の一方の側面(第2の端面)に設けられた第2外部電極25bとを備え、第1外部電極25a、第2外部電極25bは、積層体23の厚み方向または幅方向に沿った断面において、厚み方向または幅方向に沿って厚みが変化している部位を有する。
板状の圧電素子本体部としての積層体23は、圧電体層21および内部電極層22が積層されたもので、例えば平面視したときの形状(上面から見た第1の主面の形状)が長方形状の板状体である。
積層体23を構成する複数の圧電体層21は、圧電特性を有するセラミックスからなるもので、このようなセラミックスとして、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PbZrO−PbTiO)を主成分とするペロブスカイト型酸化物、ニオブ酸リチウム(LiNbO)やタンタル酸リチウム(LiTaO)など主成分とする酸化物を用いることができる。圧電体層21の1層の厚みは、例えば0.01〜0.1mmに設定される。また、大きな屈曲振動を得るために、例えば200pm/V以上の圧電定数d31を有するように設定される。
積層体23を構成する複数の内部電極層22は、複数の圧電体層21と交互に積層されて圧電体層21を上下から挟んでおり、それらの間に挟まれた圧電体層21に駆動電圧を印加するものである。図に示す内部電極層22は、厚み方向と直交する方向の一方の側面(第1の端面)に導出された第1の内部電極層22aと、第1の端面に対向する他方の側面(第2の端面)に導出された第2の内部電極層22bとを含んでいる。これらの材料として、例えば低温焼成が可能な銀や銀−パラジウムを主成分とする導体、あるいは銅、白金などを含む導体を用いることができるが、これらにセラミック成分やガラス成分を含有させてもよい。
また、積層体23の第1の主面および第2の主面(第1の主面と対向する主面)には、それぞれ表面電極が設けられている。具体的には、積層体23の第1の主面に第1の表面電極としての表面電極24aおよび表面電極24bが設けられ、積層体23の第2の主面に第2の表面電極としての表面電極24cが設けられている。ここで、第1の主面に設けられた表面電極24aと第2の主面に設けられた表面電極24cとは、互いに対向する領域を有するようにそれぞれ大きな電極パターンに形成されたものである。表面電極(表面電極24a、表面電極24bおよび表面電極24c)の材料としては、銀、銀にシリカを主成分としたガラス等を含有させた銀化合物、ニッケルなどを用いることができる。なお、図に示す例では第2の主面に表面電極24cが設けられているが、この形態に限られず、第2の主面に第2の表面電極としての表面電極が設けられていなくてもよい。
また、積層体23には、複数の内部電極層22の一方の端部を一層おきに接続する外部電極が設けられている。具体的には、積層体23の一方の側面(第1の端面)に、第1の内部電極層22aと表面電極24bとを電気的に接続する第1外部電極25aが設けられている。また、積層体23の他方の側面(第2の端面)に、第2の内部電極層22b、表面電極24aおよび表面電極24cを電気的に接続する第2外部電極25bが設けられている。第1外部電極25a、第2外部電極25bの材料としては、表面電極と同様の、銀、銀にシリカを主成分としたガラス等を含有させた銀化合物、ニッケルなどを用いることができる。
そして、図に示す圧電素子2において、第1外部電極25a、第2外部電極25bは、積層体23の厚み方向または幅方向に沿った断面において、厚み方向または幅方向に沿って厚みが変化している部位を有する。
本実施形態の圧電素子2を音響発生器として用いた場合には、圧電素子2の一方の側面および他方の側面における反射波の反射位置が部分的にずれて反射波に起因するスプリアス振動が分散されるため、音圧特性においてスプリアス振動に起因するピークやディップを抑制し、音質を向上できる。
図に示す例では、第1外部電極25a、第2外部電極25bは積層体23の一方の側面(第1の端面)および他方の側面(第2の端面)の厚み方向または幅方向の全ての領域で厚みが変化しているが、この形態に限られず、一部の領域で厚みが変化していてもよい。
また、図8および図9に示すように、圧電体層31と内部電極層32とが積層された積層体33がバイモルフ構造になっている圧電素子3であって、外部電極は、第1外部電極35a1、第2外部電極35a2、第3外部電極35bを含み、第1外部電極35a1および第2外部電極35a2は、積層体33の一方の側面(第1の端面)に幅方向の端から間隔をおいて設けられており、第3外部電極35bは、積層体33の他方の側面(第2の端面)に幅方向の端から間隔をおいて設けられており、全ての外部電極が積層体33の厚み方向または幅方向に沿った断面において、厚み方向または幅方向に沿って厚みが変化している部位を有していてもよい。ここで、バイモルフ構造とは、ある瞬間に加えられる電界の向きに対する分極の向きが厚み方向における第1の主面側と第2の主面側とで逆転するように分極されている構造である。図に示す例では、圧電体層31、第1の主面側に位置する第1の内部電極層32a1、第2の主面側に位置する第1の内部電極層32a2、第2の内部電極層32bが積層された積層体33と、積層体33の第1の主面に設けられた第1の表面電極としての表面電極34a、表面電極34b1、表面電極34b2、積層体33の第2の主面に設けられた第2の表面電極としての表面電極34cと、第1の端面に設けられた第1外部電極35a1、第2外部電極35a2、第2の端面に設けられた第3外部電極35bとを備えている。そして、第1の主面側に位置する第1の内部電極層32a1と第2の主面側に位置する第1の内部電極層32a2とが異なる電極パターンとされ、幅の狭くなっている電極引出部を介してそれぞれ一方の側面(第1の端面)に導出されて、それぞれ異なる第1外部電極35a1、第2外部電極35a2と電気的に接続され、第2の内部電極層32bは他方の側面(第2の端面)に導出され、第3外部電極35bと電気的に接続されるように構成されている。
このような構成とすることで、特に圧電素子3と振動板を接合した圧電振動装置や音響発生器として用いる場合に、圧電素子3自体が屈曲変位するため、振動板との接合面での力の損失を低減でき、更に変位量や発生力を向上させることができる。
なお、第1外部電極35a1、第2外部電極35a2および第3外部電極35bが幅方向の端から間隔をおいて設けられていることで、圧電素子3の角部ないし稜部が外部のものとぶつかって欠けが生じたとしても、これらの外部電極への影響を抑えることができる。
次に、上述した圧電素子1,2,3の製造方法について説明する。
まず、圧電体11または圧電体層21、31となるセラミック成形体を作製する。具体的には、圧電セラミックスの仮焼粉末と、アクリル系,ブチラール系等の有機高分子からなるバインダーと、可塑剤とを混合してセラミックスラリーを作製する。そして、ドクターブレード法、カレンダーロール法等のテープ成型法を用いることにより、このセラミックスラリーを用いてセラミックグリーンシートを作製する。圧電セラミックスとしては圧電特性を有するものであればよく、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PbZrO−PbTiO)からなるペロブスカイト型酸化物等を用いることができる。また、可塑剤としては、フタル酸ジブチル(DBP),フタル酸ジオクチル(DOP)等を用いることができる。なお、セラミック成形体の製法としては、その他にプレス成形や押し出し成形等、好適な製法を用いることができる。
圧電素子2、3の場合は、次に内部電極層22、32となる導電性ペーストを作製する。具体的には、銀−パラジウムの金属粉末にバインダーおよび可塑剤を添加混合することによって導電性ペーストを作製する。この導電性ペーストを上記のセラミックグリーンシート上に、スクリーン印刷法を用いて所望の内部電極層22のパターンで塗布し、この導電性ペーストが印刷されたセラミックグリーンシートを複数枚積層する。
そして、所定の温度で脱バインダー処理を行なった後、900℃〜1200℃の温度で焼成し、平面研削盤等を用いて所定の形状になるよう研削処理を施すことによって、単層の圧電体11または交互に積層された圧電体層21、31および内部電極層22、32を備えた積層体23、33を作製する。
なお、単層の圧電体11、または、圧電体層21、31と内部電極層22、32とを複数積層してなる積層体23、33を作製できれば、どのような製造方法によって作製されてもよい。
その後、銀を主成分とする導電粒子とガラスとを混合したものに、バインダー,可塑剤および溶剤を加えて作製した銀ガラス含有導電性ペーストを、圧電体11または積層体23、33の主面に、スクリーン印刷法等によって印刷して乾燥させて、表面電極12a、12b、12c、24a、24b、24c、34a、34b1、34b2を設ける。
次に、同様に銀を主成分とする導電粒子とガラスとを混合したものに、バインダー,可塑剤および溶剤を加えて作製した銀ガラス含有導電性ペーストを、圧電体11または積層体23の側面に所定のパターンにて、スクリーン印刷法、ローラー転写、ディスペンサー塗布等して乾燥させた後、600℃〜800℃の温度で焼き付け処理を行ない、目的とする形状の外部電極13、第1外部電極25a、第2外部電極25b、第1外部電極35a1、第2外部電極35a2、第3外部電極35bを形成する。
なお、外部電極13、第1外部電極25a、第2外部電極25b、第1外部電極35a1、第2外部電極35a2、第3外部電極35bは、例えば、ローラーの表面に凹凸を設けることで、転写時に厚みを変えて形成することができる。また、ディスペンサーの塗布速度を変更することでも厚みを変更することができる。
その後、圧電体11または積層体23、33を分極処理して圧電活性を付与する。分極処理には、直流電源装置を用いて、圧電素子1の場合は、表面電極12aを負極に、表面電極12b(および第3の表面電極12c)を正極にそれぞれ接続し、例えば2kV/mm〜3kV/mmの電位差を、15℃〜35℃の雰囲気温度にて、印加時間として数秒印加すればよい。圧電素子2の場合は、表面電極24aを負極に、表面電極24b(および表面電極24c)を正極にそれぞれ接続し、上記と同様の電位差を印加すればよい。また、圧電素子3の場合は、第1の主面側と第2の主面側とで圧電体層の分極の向きが対称となるように接続して、上記と同様の電位差を印加すればよい。圧電材料の性質により、電圧、雰囲気温度、印加時間は好適に選定される。
上述のようにして所望の圧電素子を得ることができるが、給電部材が必要な場合は以下の方法で、圧電素子1、2、3に配設すればよい。例えば導電性接着剤を用いて、フレキシブル配線基板を圧電素子1、2、3に接続固定(接合)する場合、圧電素子1、2、3の所定の位置に導電性接着剤用ペーストをスクリーン印刷等の手法を用いて塗布形成する。その後、フレキシブル配線基板を当接させた状態で導電性接着剤用ペーストを硬化させることにより、フレキシブル配線基板を圧電素子1、2、3に接続固定する。なお、導電性接着剤用ペーストは、フレキシブル配線基板側に塗布形成しておいてもよい。
なお、給電部材としては絶縁被覆したリード線を用い、接合部材としてはんだを用いてもよく、同様の機能を有する部材を好適に選択できる。
以上の製造方法により、本実施形態の圧電素子1、2、3を作製することができる。
次に、本実施形態の音響発生器10の一例について説明する。
本実施形態の音響発生器10は、図10に示すように、上述の圧電素子2と、圧電素子2が取り付けられており圧電素子2の振動によって振動する振動板20と、振動板20の外周部に設けられた、振動板20を支持する支持体としての枠体30とを備えている。なお、本例では、圧電素子2を用いて説明しているが、圧電素子1、3であってもよい。また、図10に示す枠体30は、必ずしも設けられていなくてもよく、圧電素子2と振動板20との組み合わせのみでも音響発生器とすることができる。
圧電素子2は、電圧の印加を受けて振動することによって振動板20を励振する励振器である。圧電素子2の主面と振動板20の主面とがエポキシ系樹脂等の接着剤により接合され、圧電素子2が振動することにより、圧電素子2が振動板20に一定の振動を与えて音を発生させることができる。
振動板20は、圧電素子2の振動によって圧電素子2とともに振動するようになっている。この振動板20は樹脂や金属等の種々の材料を用いて形成することができ、例えば厚さ10〜500μmのポリエチレン、ポリイミド、ポリプロピレン等の樹脂フィルムで振動板20を構成することができる。特に振動板20を樹脂フィルムにより構成することで、振動板20を大きな振幅で屈曲振動させ、音圧の周波数特性における共振ピークの幅を広く、高さを低くして共振ピークとディップとの差を低減することができる。ただし、振動板20としては樹脂フィルムに限定されず、樹脂板、金属板、ガラス板などでもよく、例えば携帯端末等の電子機器の筐体の一部またはディスプレイの一部が振動板20として機能していてもよい。
枠体30は、振動板20の主面の外周部を支持する支持体として機能する。枠体30で振動板20の外周部を支持することによって振動空間を設けることで、振動板20の振幅が大きくなり、音圧を向上させることができる。枠体30としては、例えばステンレスなどの金属、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂など種々の材料を用いて形成することができる。
枠体30は振動板20の一方の主面または他方の主面へ接合材を介して接合される。接合材は、樹脂系接着剤や、粘弾性体をシート状に成型したものや、基材層と粘弾性体からなる層とを積層した構成のものなどを用いることができ、これらの材料としてアクリル系、エポキシ系等の接着剤やゴム系、アクリル系、シリコーン系、ウレタン系等の粘着剤が用いられる。また、基材層としては、アセテートフォーム、アクリルフォーム、セロハン、ポリエチレンフォーム、紙、不織布が用いられる。
図10に示す例のように、振動板20の圧電素子2が接合された主面に枠体30を接合すると、特に枠体30と接合材とを合わせた厚みが圧電素子2の厚みより大きい場合には、枠体30により圧電素子2を保護することができる。
この枠体30は、図10(b)に示すように一つの枠部材(上枠部材301)からなるものでもよく、図10(c)に示すように二つの枠部材(上枠部材301および下枠部材302)からなるものでもよい。この場合、二つの枠部材で振動板20を挟むことで、振動板20の張りを安定させることができる。なお、上枠部材301および下枠部材302は、それぞれの厚みが例えば100〜5000μmとされる。
本例の音響発生器10においては、必要により、図10(b)および図10(c)に示すように、圧電素子2から振動板20の表面の少なくとも一部(例えば圧電素子2の周辺部)までを覆うように設けられた樹脂層40をさらに有していてもよい。樹脂層40とし
ては、例えばヤング率が1MPa〜1GPaの範囲となるように形成され、例えばアクリル系樹脂を用いることができる。かかる樹脂層40に圧電素子2を埋設することで適度なダンパー効果を誘発させることができるので、共振現象を抑制して、音圧の周波数特性におけるピークやディップを小さく抑えることができる。なお、図10(b)および図10(c)に示すように、樹脂層40は上枠部材301と同じ高さとなるように形成されていてもよい。
本実施形態の音響発生器10は、音圧特性においてスプリアス振動に起因するピークやディップを抑制した圧電素子2を用いて構成されていることから、小型で高音質を有するものとなる。
なお、上述の圧電素子2と振動板20との組み合わせにより、音響発生器としてではなく圧電振動装置とすることもできる。
また、図11に示すように、上述の音響発生器10を筐体70に収容して、音響発生装置80とすることもできる。ここで、筐体の一部が音響発生器10を構成する振動板20になっていてもよく、筐体70が音響発生器10を収容するとは、音響発生器10の一部(圧電素子1、2、3)を収容している状態も含むことを意味している。
筐体は、音響発生器10の発する音響を内部で共鳴させるとともに、筐体70に設けられた開口から音響を外部へ放射する。このような筐体70を有することにより、たとえば低周波数帯域における音圧を高めることができる。
かかる音響発生装置80は、スピーカとして単独で用いることができる他、後述するように、携帯端末や薄型テレビ、あるいはタブレット端末などへ好適に組み込むことが可能である。また、冷蔵庫、電子レンジ、掃除機、洗濯機などのように、従来、音質については重視されなかった家電製品に組み込むこともできる。
次に、本実施形態の電子機器の一例について説明する。
図12に示すように、本例の電子機器50は、音響発生器10と、音響発生器10に接続された電子回路60と、電子回路60および音響発生器10を収容する筐体70とを備えている。
電子機器50は、電子回路60を備える。電子回路60は、たとえば、コントローラ50aと、送受信部50bと、キー入力部50cと、マイク入力部50dとから構成される。電子回路60は、音響発生器10に接続されており、音響発生器10へ音声信号を出力する機能を有している。音響発生器10は電子回路60から入力された音声信号に基づいて音響を発生させる。
また、電子機器50は、表示部50eと、アンテナ50fと、音響発生器10とを備え、これら各デバイスを収容する筐体70を備える。なお、図12では、1つの筐体70にコントローラ50aをはじめとする各デバイスがすべて収容されている状態をあらわしているが、各デバイスの収容形態を限定するものではない。本実施形態では、少なくとも電子回路60と音響発生器10とが、1つの筐体70に収容されていればよい。
コントローラ50aは、電子機器50の制御部である。送受信部50bは、コントローラ50aの制御に基づき、アンテナ50fを介してデータの送受信などを行う。キー入力部50cは、電子機器50の入力デバイスであり、操作者によるキー入力操作を受け付ける。マイク入力部50dは、同じく電子機器50の入力デバイスであり、操作者による音
声入力操作などを受け付ける。表示部50eは、電子機器50の表示出力デバイスであり、コントローラ50aの制御に基づき、表示情報の出力を行う。
そして、音響発生器10は、電子機器50における音響出力デバイスとして動作する。なお、音響発生器10は、電子回路60のコントローラ50aに接続されており、コントローラ50aによって制御された電圧の印加を受けて音響を発することとなる。
なお、図12では、電子機器50が携帯用端末装置であるものとして説明を行ったが、電子機器50の種別を問うものではなく、音響を発する機能を有する様々な民生機器に適用されてよい。たとえば、薄型テレビやカーオーディオ機器は無論のこと、音響を発する機能を有する製品、例を挙げれば、掃除機や洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどといった種々の製品に用いられてよい。
本実施形態の電子機器50は、本実施形態の音響発生器10は、音圧特性においてスプリアス振動に起因するピークやディップを抑制した圧電素子2を用いて構成されていることから、小型で高音質を有するものとなる。
次に、本実施形態の圧電素子の具体例について説明する。
圧電素子は、長さが23.2mm、幅が3.3mm、厚みが0.77mmの長尺板状とした。また、圧電体は、チタン酸ジルコン酸鉛で形成した。表面電極と外部電極は、銀ガラスからなる電極とした。ここで、実施例として、外部電極はローラー転写にて最も薄い部分に対し厚い部分が150%となる図2に示すような形状のものを作製した。一方、比較例として、外部電極が平坦なものを作製した。このようにして、実施例となる圧電素子および比較例となる圧電素子を作製した。
これらの圧電素子を樹脂フィルムからなる振動板に貼り付けて、図10(b)に示すような音響発生器を作製し、それぞれの音響発生器に50Vp−pの電圧を印加し、1kHzでの音圧を距離10cmの位置で音圧特性を測定した。その結果を図13(実施例)および図14(比較例)に示す。
その結果、図13に示す実施例の音響発生器のほうが、図14に示す比較例に比べてピークやディップが抑制されて音質が向上していることがわかる。
1、2、3 圧電素子
11 圧電体
12a、24a、34a 第1の表面電極
12b、24b、34b1 第2の表面電極
12c、24c、34b2 第3の表面電極
34c 第4の表面電極
13 外部電極
21、31 圧電体層
22、32 内部電極層
22a 第1の内部電極層
22b、32b 第2の内部電極層
32a1 第1の主面側に位置する第1の内部電極層
32a2 第2の主面側に位置する第1の内部電極層
23、33 積層体
25a、35a1 第1の外部電極
25b、35a2 第2の外部電極
35b 第3の外部電極
10 音響発生器
20 振動板
4 圧電振動装置
30 枠体
301 上枠部材
302 下枠部材
40 樹脂層
50 電子機器
60 電子回路
70 筐体
80 音響発生装置

Claims (9)

  1. 板状の圧電素子本体部と、該圧電素子本体部の主面に設けられた表面電極と、前記圧電素子本体部の少なくとも一つの側面に設けられた外部電極とを備え、該外部電極は前記圧電素子本体部の厚み方向または幅方向に沿った断面において、前記厚み方向または前記幅方向に沿って厚みが変化している部位を有することを特徴とする圧電素子。
  2. 前記圧電素子本体部が単層の圧電体からなることを特徴とする請求項1に記載の圧電素子。
  3. 前記圧電素子本体部が、圧電体層および内部電極層が積層された積層体からなることを特徴とする請求項1に記載の圧電素子。
  4. 前記外部電極は、前記厚み方向または前記幅方向に沿って連続して厚みが変化していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載の圧電素子。
  5. 前記外部電極は、前記厚み方向または前記幅方向における中央部の厚みが最も薄いことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載の圧電素子。
  6. 前記外部電極が、対向する一対の側面に設けられており、前記圧電素子本体部の前記厚み方向または前記幅方向に沿った断面において、それぞれの前記外部電極の外形が非線対称の形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載の圧電素子。
  7. 請求項1乃至請求項6のうちのいずれかに記載の圧電素子と、該圧電素子に取り付けられた振動板とを備えていることを特徴とする音響発生器。
  8. 請求項7に記載の音響発生器と、該音響発生器を収容する筐体とを備えていることを特徴とする音響発生装置。
  9. 請求項7に記載の音響発生器と、該音響発生器を構成する前記圧電素子に接続された電子回路と、前記圧電素子および前記電子回路を収容する筐体とを備えていることを特徴とする電子機器。
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