JP2017084715A - Lanモジュラープラグ挿抜装置 - Google Patents

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恭士 大塚
Takashi Otsuka
恭士 大塚
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Abstract

【課題】ロック機能を有するLANコネクタにおいて、モジュラープラグをモジュラージャックから容易に抜き取ることを可能にしたLANモジュラープラグ挿抜装置を提供すること。【解決手段】モジュラージャック200に対してモジュラープラグ100を自動的に挿抜するLANモジュラープラグ挿抜装置1であって、モジュラープラグ100を支持する支持部10と、モジュラープラグ100をモジュラージャック200に対して接近及び離間させるように、支持部10を移動させる移動機構部50と、を備え、支持部10は、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から引き抜く際に、モジュラープラグ100の本体に設けられているモジュラージャック200とモジュラープラグ100との係合を解除させるレバー部120dを下げるとともに、モジュラープラグ100本体におけるLANケーブル側を下方に傾けるロック解除部30を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、LANコネクタにおけるモジュラージャックに差し込まれているモジュラープラグを、モジュラージャックから抜き取るためのLANモジュラープラグ挿抜装置に関する。
近年、ケーブルや無線などを使って、同じ建物の中にあるコンピュータや通信機器、プリンタなどを接続してローカルエリアネットワーク(Local Area Network:略してLAN)を構築し、これらの機器の間でデータをやり取りすることが行われている。
このため、コンピュータ、通信機器、プリンタのほとんどにLANケーブルを接続するためのLANポートが設けられている。LANポートには、LANケーブルの端部に設けられるモジュラープラグが差し込まれるモジュラージャックが設けられている。
図6はモジュラープラグ100の構成を示す説明図、図7はモジュラージャック200の構成を示す説明図、図8はモジュラープラグ100をモジュラージャック200に差し込む際の説明図、および図9はモジュラープラグ100をモジュラージャック200から引き抜く際の説明図である。
また、図8(a)は差し込み前のモジュラープラグ100およびモジュラージャック200の断面図、図8(b)は差し込み途中におけるモジュラープラグ100およびモジュラージャック200の断面図、図8(c)は差し込みによりモジュラープラグ100がモジュラージャック200にロックされた状態を説明する断面図である。
更に、図9(a)はモジュラージャック200にモジュラープラグ100が差し込まれている状態を説明する断面図、図9(b)は使用者がモジュラープラグ100を引き抜く際に、モジュラープラグ100をつまんで傾けた状態を説明する断面図、図9(c)はモジュラープラグ100をモジュラージャック200から引き抜いた後の状態を示す断面図である。
図6に示すように、モジュラープラグ100は、ブーツ110と、モジュラープラグ本体に相当するハウジング120と、接続端子130とを有する。
ブーツ110は、ケーブル300の先端を覆うように装着されるとともに、ハウジング120に固定される可撓性を有する部材である。
ハウジング120は、透明な硬質プラスチックからなり、後述するモジュラージャック200に差し込まれる部材である。ハウジング120は、全体が略直方体の形状に形成されており、以下の説明の便宜上、ハウジング120におけるモジュラージャック200(図7参照)に対向する面を前面、前面の反対面を後面、モジュラージャック200の接続端子220(図7参照)に対向する面を下面、下面の反対面を上面、上面の長辺と下面の長辺との間の面を側面と称することにする。
また、モジュラープラグ100のモジュラージャック200(図7参照)への差込方向を前方、抜き取り方向を後方と称する場合がある。
また、両側面の幅方向を横幅方向、上面と下面との幅方向を縦幅方向と称する場合がある。
接続端子130は、ハウジング120の内部に収納される導電性の金属部材である。接続端子130は、ハウジング120内に複数収納され、ケーブル300の芯線にそれぞれ接続される。また、接続端子130は、ハウジング120の両側面の間に等間隔に配置されており、接続端子130の一部がハウジング120の前面及び下面の一部から外部に露出している。
そして、接続端子130は、ハウジング120が後述するモジュラージャック200(図7参照)に差し込まれた場合に、モジュラージャック200の接続端子220(図7参照)と電気的に接続される。
ハウジング120の前面と上面との境界部分における横幅方向の中央部に、略直方体形状の突部120bが形成されている。すなわち、突部120bは、ハウジング120の正面及び上面の一部から突出している。
また、突部120bの上部には、後方に延出する係止突起部120cが形成されている。係止突起部120cは、横幅が突部120bと同一であり、突部120bとの付け根部分が薄肉に形成されており、後側が厚肉に形成されている。このため、係止突起部120cは、薄肉部分で板ばね性を有するようになり、突部120bに対して上下方向に揺動可能である。
また、後端側の厚肉部分は、後端側に向かって徐々に肉厚となる、側面視斜面状に形成されている。
更に、係止突起部120cには、後端部の中央から後方に延出するレバー部120dが形成されている。
ここで、レバー部120dは、横幅が係止突起部120cより細いため、係止突起部120cの後端部の両側には側面視斜面状の角部120a、120aが形成されている。そして、レバー部120dを押下することにより、係止突起部120cが回動して角部120a、120aが下げられる。
図7に示すようにモジュラージャック200は、ハウジング210と、接続端子220と、によって構成されている。
ハウジング210は、モジュラープラグ100を差し込む差込口212と、差込口212から差し込まれたモジュラープラグ100を収納する収納部214と、を備えている。
差込口212は、モジュラープラグ100のハウジング120の横幅と略同じ横幅の第1開口212aと、突部120b及び係止突起部120cの横幅と略同じ横幅の第2開口212bと、レバー部120dの横幅と略同じ横幅の第3開口212cと、によって構成されている。第2開口212bは、第1開口212aの上縁中央に形成され、第3開口212cは、第2開口212bの上縁中央に形成されている。なお、第1開口212aの縦幅は、モジュラープラグ100の縦幅よりも若干長く設定されている。
図8(a)に示すように、収納部214の内部の上側の壁面には、モジュラープラグ100の差込方向に沿って延び、突部120bが通過する溝部216が形成されている。この溝部216は第2開口212bから延びており、溝部216の横幅は第2開口212bの横幅と同一である。
また、溝部216の深さは、第2開口212bから係止突起部120cの長さだけ奥側の部位までは第2開口212bの縦幅と同じ深さである。その部位から奥は第3開口212cの縦幅まで深くなるように形成されている。このため、第2開口212bの奥には段差218が形成されている。
収納部214の内部の下面には、導電性の針金部材からなる複数の接続端子220が並列配置されている。これら複数の接続端子220は、モジュラープラグ100の差込方向に向かって上り傾斜している。
そして、モジュラープラグ100が収納部214に収納された際に、モジュラープラグ100の接続端子130が接続端子220に電気的に接続される。また、収納部214の内部の奥面には、モジュラープラグ100の突部120bが嵌合する凹部219が形成されている。
図8(b)に示すように、モジュラープラグ100がモジュラージャック200に差し込まれると、突部120bが第2開口212bを通過し、次に係止突起部120cが第2開口212bを通過する。この時、係止突起部120cの斜面が第2開口212bの上縁に当接することにより、係止突起部120cが下方に回動し、これに連動してレバー部120dが下方に回動する。
そして、モジュラープラグ100の接続端子130がモジュラージャック200の接続端子220に電気的に接続され、突部120bが凹部219に入り込むまでモジュラープラグ100がモジュラージャック200に差し込まれる。
図8(c)に示すように、角部120aが段差218を越えた時点で、係止突起部120cがばね性によって上方に回動し、レバー部120dが第3開口212cに入り込むとともに、角部120a、120aと段差218とが係合する。これにより、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から引き抜こうとしても角部120a、120aが段差218に当接するため、モジュラープラグ100がモジュラージャック200から抜けないようにロックされる。
図9(a)に示すように、モジュラープラグ100はモジュラージャック200から抜けないようにロックされている。
使用者は、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から引き抜くために、図9(b)に示すように、親指と人差し指を使用して、モジュラープラグ100をつまむ。これによって、レバー部120dは親指によって押下られる。加えて、モジュラープラグ100の下面にあてがわれた使用者の人差し指が支点となって、モジュラープラグ100はモジュラージャック200内において傾きを得る。
このようにして、角部120aが移動して、段差218の壁面に対向しない状態となる。言い換えればロックが解除された状態となる。
以上のようにロックが解除され、かつモジュラープラグ100を傾けたことにより、モジュラープラグ100は引き抜くだけで、容易にモジュラープラグ100をモジュラージャック200から抜き取ることができる。
その後、図9(c)に示すようにモジュラープラグ100は差し込み前の状態へと戻る。
また、従来におけるこの種の技術としては、特許文献1に記載された技術がある。この特許文献1によれば、光ファイバーなどの通信線同士を接続するための通信線用のコネクタを、通信機器のポートに対して抜き差しする作業を容易に可能にするコネクタ挿抜具が提案されている。
特開2011−141342号公報
ところで、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から引き抜く際に、レバー部120dを押下しただけではモジュラープラグ100とモジュラージャック200とのロック状態が解除されない場合がある。
この原因として、製造誤差が考えられる。このような場合、使用者は、レバー部120dを押下した状態を維持しながらモジュラープラグ100を上下左右に動かたり、レバー部120dを強く押し込んだりして、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から引き抜いている。
しかし、この操作を機械的に実現することは困難であり、モジュラープラグをモジュラージャックから引き抜く作業を自動化する上での障害となっている。
ここで、モジュラープラグ100から係止突起部120c及びレバー部120dを除去することが考えられるが、この場合、モジュラープラグがモジュラージャックから安易に抜けてしまうおそれがある。
本発明は、このような問題点を解決し、ロック機能を有するLANコネクタにおいて、モジュラープラグをモジュラージャックから自動的に容易に抜き取ることを可能にしたLANモジュラープラグ挿抜装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備えている。
(1) LANコネクタにおけるモジュラージャックに対して、LANケーブルの先端部に設けられたモジュラープラグを自動的に挿抜するLANモジュラープラグ挿抜装置であって、前記モジュラープラグを支持する支持部と、前記モジュラープラグを前記モジュラージャックに対して接近及び離間させるように、前記支持部を移動させる移動機構部と、を備え、前記支持部は、前記モジュラージャックに差し込まれている前記モジュラープラグを前記モジュラージャックから引き抜く際に、前記モジュラープラグの本体に設けられている前記モジュラージャックと前記モジュラープラグとの係合を解除させるレバー部を下げるとともに、前記モジュラープラグの本体における前記LANケーブル側を下方に傾けるロック解除部を有することを特徴とするLANモジュラープラグ挿抜装置。
(1)によれば、モジュラープラグをモジュラージャックから自動的に抜き取る際に、モジュラープラグのレバーを押下しながらモジュラープラグの本体を傾けることにより、モジュラージャックとモジュラープラグとの係合を確実に解除させることが可能になる。これにより、モジュラージャックからモジュラープラグを円滑に引き抜くことが可能になる。
(2) (1)において、前記ロック解除部は、前記レバー部の上方を通り、前記モジュラープラグを巻くように配置される帯状部材と、前記支持部における前記モジュラープラグに対して反対側に配置され、前記帯状部材を引っ張ることによって前記レバー部を下げるとともに前記モジュラープラグの本体を下方に傾ける駆動部と、を有することを特徴とするLANモジュラープラグ挿抜装置。
(2)によれば、駆動部が帯状部材を引っ張ることにより、モジュラープラグのレバーを押下しながらモジュラープラグの本体を傾けることが可能になる。
(3) (1)又は(2)において、前記支持部は、前記モジュラープラグにおける前記モジュラージャックに差し込まれていない部分を収納する弾性変形可能な収納ケースを更に有することを特徴とするLANモジュラープラグ挿抜装置。
(3)によれば、モジュラープラグの本体を下方に傾けた際に収納ケースが弾性変形し、モジュラープラグをモジュラージャック抜き取った後、収納ケースが元の形に戻ることにより、モジュラープラグが自動的に元の姿勢に戻るようになる。これにより、再び、モジュラープラグをモジュラージャックに差し込むことが容易に可能になる。
本発明によれば、LANコネクタにおけるモジュラージャックに差し込まれているモジュラープラグを、モジュラージャックから機械的に容易に抜き取ることが可能になり、モジュラープラグの挿抜の自動化が可能になる。
本発明の一実施形態おけるLANモジュラープラグ挿抜装置1の要部構成を示す説明図である。 収納ケース20の平面図である。 本発明の第一実施形態におけるLANモジュラープラグ挿抜装置1を用いてモジュラープラグ100を差し込む際のモジュラープラグ100の動きを示す図である。 本発明の第一実施形態におけるLANモジュラープラグ挿抜装置1を用いてモジュラープラグ100を抜き取る際のモジュラープラグ100の動きを示す図である。 本発明の第二実施形態におけるLANモジュラープラグ挿抜装置1を用いてモジュラープラグ100を抜き取る際のモジュラープラグ100の動きを示す図である。 モジュラープラグ100の構成を示す説明図である。 モジュラージャック200の構成を示す説明図である。 モジュラープラグ100を差し込む際のモジュラープラグ100の動きを示す図である。 モジュラープラグ100を抜き取る際のモジュラープラグ100の動きを示す図である。
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第一実施形態におけるLANモジュラープラグ挿抜装置1の要部構成を示す説明図であり、図2は、収納ケース20の平面図である。
そして、図1(a)はLANモジュラープラグ挿抜装置1の上方からの平面図であり、図1(b)は側面方向からの平面図である。
図1(a)、(b)に示すLANモジュラープラグ挿抜装置1は、モジュラージャック200(図7参照)に対してモジュラープラグ100(図6参照)を自動的に抜き差しする装置であり、モジュラープラグ100を支持する支持部10と、支持部10をモジュラージャック200(図6参照)に対して接近、離間させる方向に移動させる移動機構部50と、を備えている。
なお、本発明のモジュラージャック本体の形態は、図6に図示したような一つの本体に一つの差し込み口を有するモジュラージャックに限られるものではなく、複数の差し込み口を有するモノや、上下が反転しているモノなど、市販されているものであればいずれにも適用することができる。
支持部10は、ベース板12と、収納ケース20と、ロック解除部30と、を備えている。
ベース板12は、表面に収納ケース20が設置される矩形の平板状部材である。
図2に示す収納ケース20は、略直方体形であり、矩形の底面部21と、底面部21における一対の長辺からそれぞれ立設する側壁部22、22と、片方の短辺から立設する後壁部23と、からなる。
収納ケース20は、底面部21、側壁部22及び後壁部23によって囲まれ、後壁部23との対向部位が開放されている凹部24を有している。この凹部24は、モジュラープラグ100のブーツ110(図1参照)に適合するように形成されている。また、後壁部23の中央部には、下方に延びる切欠部25が形成されている。収納ケース20は、例えばゴム部材のような弾性変形可能な部材によって構成される。
そして、図1(a)、(b)に示すように、凹部24にモジュラープラグ100のブーツ110の全体及びハウジング120の一部が収納され、切欠部25にケーブル300が収納される。
言い換えれば、図8(c)において、モジュラープラグ100におけるモジュラージャック200に差し込まれていない部分が凹部24に収納され、モジュラージャック200に差し込まれている部分が収納ケース20から突出する。
また、底面部21の厚さは、モジュラープラグ100のハウジング120の縦幅と底面部21の厚さとの和が、モジュラージャック200の第1開口212aの縦幅よりも長くなるように設定されている。このため、本実施形態のLANモジュラープラグ挿抜装置1を用いてモジュラープラグ100をモジュラージャック200(図7参照)に差し込んだ場合に、ベース板12の先端が差込口212(図7参照)の下方縁部に対向する。
なお、この収納ケース20の底面部21には、比較的弾性変形し易い材質のゴムが適用されている。
このため、駆動部40が帯状部材32の両端部を下方に引っ張った際に、ブーツ110の底部が底面部21に若干沈み込むようになる。
図1(b)に示すロック解除部30は、帯状部材32と、駆動部40と、を備えている。
帯状部材32は、収納ケース20を巻くように配置される可撓性を有する部材である。帯状部材32の両端部はベース板12の裏面に位置付けられており、収納ケース20にモジュラープラグ100が装着された場合に、帯状部材32は収納ケース20の側壁部22及びレバー部120dの後部の上方を通る。
つまり、帯状部材32は、モジュラープラグ100のハウジング120における後部側を巻くように配置される。
図1(b)に示す駆動部40は、ベース板12におけるモジュラープラグ100の反対側、すなわちベース板12の裏面に設置され、帯状部材32を下方に引っ張ることにより、レバー部120dを動作させる装置である。駆動部40が、帯状部材32の両端部を下方に引っ張ることにより、帯状部材32に連動してレバー部120dが下方に移動する。
駆動部40が帯状部材32の引っ張りを解除することでレバー部120dが元の状態に戻る。駆動部40としては、例えば、小型の電磁ソレノイドが適用可能である。
本実施形態によれば、駆動部40に通電された場合に、帯状部材32が下方に引っ張られ、駆動部40に通電されない状態では、帯状部材32は緩んだ状態にある。
図1(b)に示す移動機構部50は、把持部52と、駆動シャフト54と、を備えている。
把持部52は、ベース板12を把持及び把持を解除する機構を有している。駆動シャフト54は、把持部52に連結され、ベース板12がモジュラージャック200(図7参照)に対して接近、離間するように直線方向に往復移動する。駆動シャフト54にはラックが形成されている。
また、移動機構部50は、図示しないがこのラックに歯合するピニオンと、このピニオンを回転させる正逆回転可能なモータと、移動機構部50全体を制御する制御部と、を更に備えており、この制御部が、モータの回転を制御することにより、支持部10の移動量及び移動方向が制御される。
また、図示しないが駆動シャフト54には、駆動部40に電源を供給するためのケーブル線が取り付けられており、把持部52にはこのケーブル線の先端に接続された端子部が取り付けられている。
一方、ベース板12にも駆動部40に電源を供給するための端子部が設けられており、把持部52がベース板12を把持した際に、把持部52の端子部と、ベース板12の端子部とが電気的に接続する。また、移動機構部50は、駆動部40への電源供給をオンオフするスイッチを有している。このスイッチのオンオフ切替は、移動機構部50の図示しない制御部によって行われる。
次に、本実施形態のLANモジュラープラグ挿抜装置1の動作について図3および図4を用いて説明する。
図3は本発明の第一実施形態におけるLANモジュラープラグ挿抜装置1を用いてモジュラープラグ100を差し込む際のモジュラープラグ100の動きを示す図であり、図4は 本発明の第一実施形態におけるLANモジュラープラグ挿抜装置1を用いてモジュラープラグ100を抜き取る際のモジュラープラグ100の動きを示す図である。
図3(a)はモジュラージャック200に向けてモジュラープラグ100を接近させる様子を示す断面図、図3(b)はモジュラープラグ100を差込口212へ挿入している経過を示す断面図、図3(c)はモジュラージャック200差し込みが完了された状態を示す断面図である。
図4(a)は抜き取り動作開始後、モジュラージャック200内においてモジュラープラグ100が傾きを有している様子を示す断面図であり、図4(b)は抜き取り動作完了によりモジュラージャック200内からモジュラープラグ100が引き抜かれた状態を示す断面図である。
まず、モジュラープラグ100のモジュラージャック200への差し込みについて説明する。
図3に示すモジュラープラグ100のモジュラージャック200への差し込みは、移動機構部50が、図3(a)に示すように、モジュラープラグ100をモジュラージャック200の差込口212に接近させる。
そして、図3(b)に示すように、そのままモジュラージャック200を差込口212に挿入することにより、図3(c)に示すように、レバー部120dが上方に回動して、モジュラープラグ100がモジュラージャック200から抜けないようにロックされる。なお、モジュラープラグ100を差し込む場合には、駆動部40を駆動する必要はない。
ここで、図3(c)に示すように、モジュラープラグ100がモジュラージャック200に差し込まれている状態において、モジュラープラグ100の突部120bがモジュラージャック200の奥に形成されている凹部219に係合しているとともに、モジュラープラグ100がモジュラージャック200の接続端子220によって上方に押し上げられている。このため、ハウジング120の下面と、収納部214の底面との間に若干の隙間があいた状態でモジュラープラグ100が収納部214内に維持される。
次に、モジュラープラグ100のモジュラージャック200からの抜き取りについて説明する。
図4に示すモジュラープラグ100をモジュラージャック200から抜き取る際には、まず、移動機構部50が、駆動部40に電源を供給することによって駆動部40が動作し、帯状部材32がレバー部120dを下方に移動する。
この際、帯状部材32の下方への引っ張りがブーツ110に作用するため、ブーツ110が下方に移動する。このブーツ110の移動によって、収納ケース20が若干弾性変形する。
この時、上述したように、モジュラープラグ100の突部120bがモジュラージャック200の凹部219に係合しているため、この係合部位を中心にモジュラープラグ100は下方に回動する。
その結果、モジュラープラグ100は、図4(a)に示すように、LANケーブル300側が下方に僅かに傾いた状態になる。この傾きの分だけ角部120a、120aの上端が僅かに下がる。
これにより、角部120a、120aの上端と、段差218の下端との隙間が大きくなり、モジュラープラグ100がモジュラージャック200から抜き取りやすい状態となる。
そして、移動機構部50が、図4(b)に示すように、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から離間させることにより、モジュラープラグ100がモジュラージャック200から抜き取られる。
なお、モジュラープラグ100の抜き取り後、駆動部40への電源供給を遮断することにより、帯状部材32が緩み、底面部21が弾性変形状態から元の状態に戻ることによってモジュラープラグ100が押し上げられる。これにより、モジュラープラグ100は差込前の図3(a)に示す状態に戻る。
再度、モジュラープラグ100をモジュラージャック200に差し込む際には、再度モジュラープラグ100のハウジング120を、モジュラージャック200の差込口212に対向させた後、移動機構部50が支持部10を、差込口212側に移動させることにより、再度モジュラープラグ100をモジュラージャック200に差し込むことができる。
なお、前述したように、モジュラージャック200から抜き出したモジュラープラグ100は差込前の図3(a)に示す状態に戻る。
このため、移動機構部50に支持部10を上下左右に移動させる機能を設け、複数のモジュラージャック200における所望のモジュラージャック200に対して、モジュラープラグ100を抜き差しできるように構成した場合、モジュラープラグ100の姿勢を調整するための機構を設ける必要がなくなる。
以上説明したように本発明の第一実施形態によれば、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から自動的に抜き取る際に、モジュラープラグ100のレバー部120dを押下しながらモジュラープラグ100を傾けることにより、モジュラージャック200とモジュラープラグ100との係合を確実に解除させることが可能になり、モジュラージャック200からモジュラープラグ100を円滑に引き抜くことが可能になる。
また本発明の第一実施形態によれば、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から自動的に抜き取る際に、モジュラープラグ100が帯状部材32によって収納ケース20に巻き付けられた状態となるため、抜き取る際に、モジュラープラグ100が収納ケース20から外れることが防止できる。
また本発明の第一実施形態によれば、収納ケース20が弾性変形可能であるため、モジュラープラグ100の本体を下方に傾けた際に収納ケース20が弾性変形し、モジュラープラグ100をモジュラージャック200抜き取り、駆動部40による帯状部材32の引っ張りを解除して後、収納ケース20が元の形に戻る。これにより、モジュラープラグが100自動的に元に姿勢に戻り、再度、モジュラープラグ100をモジュラージャック200に差し込むことが容易に可能になる。
続いて、本発明の第二実施形態について図面を参照しながら説明する。
図5は本発明の第二実施形態におけるLANモジュラープラグ挿抜装置1を使用して、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から抜き取る際の動作を示す図であり、図5(a)はモジュラープラグ100がモジュラージャック200に差し込まれている状態を示す断面図、図5(b)は抜き取り動作開始後、LANモジュラープラグ挿抜装置1によりモジュラージャック200内においてモジュラープラグ100が傾く様子を示す断面図であり、図5(c)は第二実施形態で説明する要部について拡大して示す説明図であり、図5(d)は第二実施形態の爪状部材によるモジュラープラグ100への力のかかり方の説明図である。
図5(a)に示すように、第二実施形態は第一実施形態で使用した帯状部材32に、爪状部材321および爪状部材322を内蔵させた点で、第一実施形態とは相違する。それ以外の部材については第一実施形態で使用したものを適宣使用することが可能である。
爪状部材321と、爪状部材322とは、例えば紙面横方向にずらした状態で帯状部材32に内蔵させている(図5(c)参照)。
ここで、駆動部40を駆動させることにより、帯状部材32の下端部は引っ張られ、爪状部材321とレバー部120dとが当接するようになる。その後も帯状部材32を引っ張り続けることにより、爪状部材321からレバー部120dへ向けた押下の力が加わり、レバー部120dは傾いていく。レバー部120dは所定値以上傾くことができないため、次第にモジュラープラグ100自体が傾いていく。
その際に、下方に設けられた爪状部材322と、ブーツの下面110とが当接することで、この爪状部材322が支点となり、モジュラープラグ100の傾きが増していく(図5(b)参照)。
これにより、上記第一実施形態と同様に、モジュラージャック100がモジュラープラグ200から抜き取りやすい状態となる。
一連の抜き取り準備が終了した後、移動機構部50が、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から離間させることにより、モジュラープラグ100をモジュラージャック200から自動で抜き取ることができる。
以上、本実施形態を用いた抜き取りについて説明したが、本実施形態のLANモジュラープラグ挿抜装置1は、上記第一実施形態と同様に、モジュラージャック200に対するモジュラープラグ100の差し込みも問題なく行い得る。
更に、第二実施形態においては、爪状部材321および爪状部材322の間隔d(図5(b)参照)を適宣調整することによって、モジュラープラグ100の傾き度合いを調整することが可能である(図5(d)参照)。たとえば、この間隔の調整により、図9(b)し示した、使用者によってモジュラープラグ100がつままれているような状態の再現も可能である。
そのため、爪状部材を使用する本実施形態は第一実施形態での帯状部材32に比べて、モジュラープラグ100の傾きのコントロールを行うことができる。
なお、本実施形態の爪状部材については、一定の圧を加えることができるものであれば適宣利用可能であり、その形状が爪状のものに限られるものではなく、点状・円状・楕円状・四角形状など、を有するモノを使用することができる。
本発明の第二実施形態によれば、モジュラープラグ100のモジュラージャック200への抜差しを自動で行うことができ、かつ使用者が行う抜差しを再現することが可能となる。
1 モジュラープラグ挿抜装置
10 支持部
12 ベース板
20 収納ケース
21 底面部
22 側壁部
23 後壁部
24 凹部
25 切欠部
30 ロック解除部
32 帯状部材
321、322 爪状部材
40 駆動部
50 移動機構部
52 把持部
54 駆動シャフト
100 モジュラープラグ
110 ブーツ
120 ハウジング
120a 角部
120b 突部
120c 係止突起部
120d レバー部
130 接続端子
200 モジュラージャック
210 ハウジング
212 差込口
212a 第1開口
212b 第2開口
212c 第3開口
214 収納部
216 溝部
218 段差
219 凹部
220 接続端子
300 ケーブル

Claims (3)

  1. LANコネクタにおけるモジュラージャックに対して、LANケーブルの先端部に設けられたモジュラープラグを自動的に挿抜するLANモジュラープラグ挿抜装置であって、
    前記モジュラープラグを支持する支持部と、
    前記モジュラープラグを前記モジュラージャックに対して接近及び離間させるように、前記支持部を移動させる移動機構部と、を備え、
    前記支持部は、前記モジュラージャックに差し込まれている前記モジュラープラグを前記モジュラージャックから引き抜く際に、前記モジュラープラグの本体に設けられている前記モジュラージャックと前記モジュラープラグとの係合を解除させるレバー部を下げるとともに、前記モジュラープラグの本体における前記LANケーブル側を下方に傾けるロック解除部を有することを特徴とするLANモジュラープラグ挿抜装置。
  2. 前記ロック解除部は、
    前記レバー部の上方を通り、前記モジュラープラグを巻くように配置される帯状部材と、
    前記支持部における前記モジュラープラグに対して反対側に配置され、前記帯状部材を引っ張ることによって前記レバー部を下げるとともに前記モジュラープラグの本体を下方に傾ける駆動部と、を有することを特徴とする請求項1記載のLANモジュラープラグ挿抜装置。
  3. 前記支持部は、前記モジュラープラグにおける前記モジュラージャックに差し込まれていない部分を収納する弾性変形可能な収納ケースを更に有することを特徴とする請求項1又は2記載のLANモジュラープラグ挿抜装置。
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