JP2017084116A - 情報処理装置、及び、情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、及び、情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 マスターの記憶手段とスレーブの記憶手段とを入れ替えてコントローラに接続した場合や、マスターの記憶手段が故障してマスターの記憶手段の代わりに新しい記憶手段を接続した場合でも、起動時間が長くなるのを防止する。
【解決手段】 複数の記憶手段を備える情報処理装置であって、複数の記憶手段のなかからマスターの記憶手段及びスレーブの記憶手段を特定するための情報を保持する保持手段と、複数の記憶手段への電力供給が停止される省電力状態において情報処理装置を省電力状態から復帰させる指示が入力された場合に、保持手段に保持された情報に基づいて、情報によって特定されたマスターの記憶手段に電力を供給し、その後に、情報によって特定されたスレーブの記憶手段に電力を供給するよう制御する電源制御手段と、を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の記憶手段を備える情報処理装置等に関する。
ハードディスクドライブなどの記憶手段に記憶されるデータの信頼性を向上させる技術としてミラーリングが知られている。ミラーリングとは、複数の記憶手段に記憶されるデータの同期を行う技術である。ミラーリングシステムでは、複数の記憶手段に同じデータが分散されて記憶されるので、1つの記憶手段が破損や故障したとしても、もう一方の記憶手段に記憶されるデータを使ってシステムを復旧することができる。
ミラーリングシステムは、マスターの記憶手段、スレーブの記憶手段、およびマスター及びスレーブの記憶手段を制御するコントローラを備える。ミラーリングシステムにおいて、コントローラは、データを読み出す際には、マスターの記憶手段のみからデータを読み出すが、データを書き込む際には、マスター及びスレーブの記憶手段の両方に対してデータを書き込む。
特許文献1には、ミラーリングシステムが開示されている。ミラーリングシステムでは、起動時に複数の記憶手段が同時にオンされると一時的に大きな電力が消費される。そこで、特許文献1では、一時的な大きな電力が消費されるのを防止するために、複数の記憶手段をオンするタイミングをずらしている。
特開平4−109457号公報
特許文献1に開示されるシステムにおいて、起動時にマスターの記憶手段をスレーブの記憶手段より後にオンすると、コントローラはスレーブの記憶手段の後にオンされるマスターの記憶手段から起動に必要なデータを読み出すことになる。そのため、特許文献1のシステムにおいて、マスターの記憶手段とスレーブの記憶手段とを入れ替えてコントローラに接続した場合や故障したマスターの記憶手段の代わりに新しい記憶手段を接続した場合、システムの起動時間が長くなってしまう。
そこで、本発明は、マスターの記憶手段とスレーブの記憶手段とを入れ替えてコントローラに接続した場合や故障したマスターの記憶手段の代わりに新しい記憶手段を接続した場合に起動時間が長くなるのを防止することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、複数の記憶手段を備える情報処理装置であって、複数の記憶手段のなかからマスターの記憶手段及びスレーブの記憶手段を特定するための情報を保持する保持手段と、複数の記憶手段への電力供給が停止される省電力状態において情報処理装置を省電力状態から復帰させる指示が入力された場合に、保持手段に保持された情報に基づいて、情報によって特定されたマスターの記憶手段に電力を供給し、その後に、情報によって特定されたスレーブの記憶手段に電力を供給するよう制御する電源制御手段と、を備える。
また、本発明の情報処理装置は、複数の記憶手段を備える情報処理装置であって、複数の記憶手段を制御するコントローラと、複数の記憶手段への電力供給が停止される省電力状態において情報処理装置を省電力状態から復帰させる指示が入力された場合に、コントローラの第1チャネルに接続される記憶手段に電力を供給し、その後に、コントローラの第2チャネルに接続される記憶手段に電力を供給する電源制御手段と、コントローラの第1チャネルにスレーブの記憶手段が接続される場合に、第1チャネルに接続されるスレーブの記憶手段をマスターに設定し、第2チャネルに接続されるマスターの記憶手段をスレーブに設定する制御手段と、を備える。
本発明の情報処理装置では、マスターの記憶手段とスレーブの記憶手段とを入れ替えてコントローラに接続した場合や、マスターの記憶手段が故障してマスターの記憶手段の代わりに新しい記憶手段を接続した場合でも、起動時間が長くなるのを防止することができる。
MFP1のブロック図 MFP1の電源構成図 ディスクアレイ装置のステートマシン MFP1の起動処理を示すフローチャート ディスクアレイ装置の起動処理を示すシーケンス図 ハードディスクの電源投入順序を設定するためのフローチャート ハードディスクを入れ替えて接続したケースを説明するための図 故障したハードディスクを交換したケースを説明するための図 ハードディスクのマスター/スレーブ設定を変更するためのフローチャート ハードディスクを入れ替えて接続したケースを説明するための図 故障したハードディスクを交換したケースを説明するための図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<第1実施形態>
図1は、MFP1のブロック図である。
MFP1(Multifunction Peripheral)1は、情報処理装置の一例である。MFP1は、プリント機能、スキャン機能及びファックス機能などを有する。図1に示すように、MFP1は、制御部10、操作部20、プリンタ部30、スキャナ部40、ファックス部50、電源部60、HDD(ハードディスクドライブ)70及びHDD80を備えている。
制御部10は、制御部10に接続される操作部20、プリンタ部30、スキャナ部40、ファックス部50、電源部60、HDD70及びHDD80を制御する。制御部10の詳細については後述する。
操作部20は、ユーザによって操作される各種ボタンおよび表示部を有する。この表示部は、タッチパネル機能を有する液晶表示部であって、ユーザからのタッチ操作を受け付ける。この操作部20は、省電力状態のMFP1をスタンバイ状態に移行する、及び、スタンバイ状態のMFP1を省電力状態に移行するための節電ボタン20aを有する。プリンタ部30は、デジタル画像を用紙に出力する。スキャナ部40は、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像データを生成する。ファックス部50は、PSTN回線に接続され、図示しないファックス装置との間でファックスデータの送受信を行う。電源部60は、MFP1の各部に電力を供給する。
HDD70及びHDD80は、OS(オペレーティングシステム)や各種アプリケーションプログラムなどを記憶する不揮発性の記憶装置である。HDD70及びHDD80は、MFP1の筐体内に配置されるが、HDD70及びHDD80を筐体外に配置しても良い。ここでは、HDD70及びHDD80の代わりにSSD(ソリッドステートドライブ)などの別の種類の記憶装置を用いても良い。
次に、制御部10の詳細を説明する。
制御部10は、CPU11、RAM12、ROM13、ネットワークインターフェース(以下、NICとする)14、画像処理部15、電源制御部16、及び、ディスクアレイ装置17を有する。また、制御部10は、操作部インターフェース(操作部I/F)21、プリンタ部インターフェース(プリンタ部I/F)31、スキャナ部インターフェース(スキャナ部I/F)41、及び、ファックス部インターフェース(ファックス部I/F)51を有する。
CPU11は、プログラムに基づいて様々なデータ処理を行う。また、CPU11は、システムバス18に接続される各デバイスを統括的に制御する。RAM12は、CPU11が動作するためのDRAM等の主記憶装置である。ROM13は、システムのブートプログラム等を格納する。
NIC14は、LAN(Local Area Network)を介して外部装置と通信するためのインターフェースである。画像処理部15は、入力された画像データに対して画像処理を行う。電源制御部16は、MFP1の各部への電力供給を制御する。
ディスクアレイ装置17は、接続される2つのHDD70及びHDD80を制御する。本実施形態のディスクアレイ装置17は、一方のHDDに記憶されるデータの複製をリアルタイムで他方のHDDに記憶するミラーリング処理を実行する。これにより、一方のHDDが故障したとしても、他方のHDDにバックアップされているデータを使って新規のHDDにデータを復元することができる。ディスクアレイ装置17は、HDDが接続されるインターフェースであるチャネルA及びチャネルBを有しており、チャネルAにはHDD70が接続され且つチャネルBにはHDD80が接続されている。
ディスクアレイ装置17は、HDD70及びHDD80を制御するSATAコントローラ17aと、HDD70及びHDD80のステータス情報を保持するデータ記憶部17bを備えている。SATAコントローラ17aは、シリアルATAの規格に従ってHDD70及びHDD80を制御する。なお、ディスクアレイ装置17のSATAコントローラ17aの代わりに、CPU11のSATAコントローラがHDD70及びHDD80を制御しても良い。ここでは、シリアルATAの規格に従ってHDD70及びHDD80を制御する例について説明したが、パラレルATAの規格に従ってHDD70及びHDD80を制御しても良い。SATAコントローラ17aは、CPU11からの命令に従って、HDD70及びHDD80に対してデータの書き込み又はデータの読み出しを行う。データ記憶部17bが保持するステータス情報は、チャネルAに接続されているHDD70のシリアル番号、型番、及び、マスターかスレーブかを特定するための情報などを含む。また、データ記憶部17bが保持するステータス情報は、チャネルBに接続されているHDD80のシリアル番号、型番、及び、マスターかスレーブかを特定するための情報などを含む。また、ステータス情報は、ディスクアレイ装置17に対してHDDが着脱可能な構成かどうかを示す情報、ミラーリング処理が完了したかどうかを示す情報、を含む。
操作部I/F21は、操作部20と通信するためのインターフェースである。プリンタ部I/F31は、プリンタ部30と通信するためのインターフェースである。プリンタ部30で印刷するべき画像のデータは、プリンタ部I/F31を介して制御部10から送信される。スキャナ部I/F41は、スキャナ部40と通信するためのインターフェースである。スキャナ部40によって読み取られた画像の画像データ(バイナリデータ)は、スキャナ部I/F41を介して、制御部10に送信される。ファックス部I/F51は、ファックス部50と通信するためのインターフェースである。ファックス部50は、電話回線に接続されており、ファックス部50が電話回線を介して受信したファクシミリデータは、ファックス部I/F51を介して、制御部10に送信される。外部装置に送信するべきファクシミリデータは、ファックス部I/F51を介して、ファックス部50から外部装置に送信される。
次に、図2を参照して、電源部60及び電源制御部16の詳細を説明する。図2は、MFP1の電源構成図である。
図2に示すように、電源部60は、第1電源供給部61と第2電源供給部62とを備えている。第1電源供給部61は、MFP1が省電力状態及びスタンバイ状態のときに電力を供給する電源である。この第1電源供給部61は、電源制御部16、NIC14、CPU11、RAM12、ROM13、ディスクアレイ装置17、HDD70及びHDD80に電力を供給する。MFP1が省電力状態のときには、第1電源供給部61は、電源制御部16、NIC14、及び、RAM12に電力を供給する。つまり、MFP1が省電力状態のときには、CPU11、ROM13、ディスクアレイ装置17、HDD70及びHDD80への電力供給が停止される。図2では、CPU11、ROM13及びディスクアレイ装置17への電力供給を停止する仕組みを図示していないが、MFP1が省電力状態のときには、CPU11、ROM13、ディスクアレイ装置17、HDD70及びHDD80への電力供給が停止される。第2電源供給部62は、スタンバイ状態のときに電力を供給する電源である。省電力状態のときには、第2電源供給部62は、電力を供給しない。この第2電源供給部62は、画像処理部15、ファックス部50、プリンタ部30及びスキャナ部40に電力を供給する。なお、MFP1が有する電力状態は、スタンバイ状態、省電力状態、電源オフ状態だけでは無い。
また、電源部60は、電源スイッチ63と、リレースイッチ64とを備えている。電源スイッチ63は、ユーザの操作によってオン又はオフになるシーソースイッチである。また、リレースイッチ64は、MFP1が省電力状態に移行するときにオフになり、MFP1がスタンバイ状態に移行するときにオンになる。
電源制御部16は、NIC14及び操作部20の節電ボタン20aから復帰指示を受信する。復帰指示を受信した電源制御部16は、リレースイッチ64をオフからオンに切り替えて、MFP1を省電力状態からスタンバイ状態に移行する。また、電源制御部16は、CPU11からスリープ移行指示を受信すると、リレースイッチ64をオンからオフに切り替えて、MFP1をスタンバイ状態から省電力状態に移行する。
また、電源制御部16は、スイッチ65を制御して、チャネルAに接続されるHDD70への電力供給を制御する。また、電源制御部16は、スイッチ66を制御して、チャネルBに接続されるHDD80への電力供給を制御する。MFP1が省電力状態から復帰するときに、電源制御部16は、ディスクアレイ装置17に接続されるHDD70及びHDD80へ電力を供給するタイミングを変更している。電源制御部16は、チャネルAに接続されるHDD70に電力を供給した後、所定時間経過ことに従って、チャネルBに接続されるHDD80に電力を供給する。また、電源制御部16は、チャネルBに接続されるHDD80に電力を供給した後、所定時間経過ことに従って、チャネルAに接続されるHDD70に電力を供給することも可能である。
次に、図3を参照して、ディスクアレイ装置17のステートについて説明する。
図3はディスクアレイ装置17のステートマシンである。
ディスクアレイ装置17は、シングルモードとミラーリングモードの2つの動作モードを有する。シングルモードは、1台のHDDのみが動作するモードである。ミラーリングモードは、複数(本実施形態では、2台)のHDDが動作するモードである。ミラーリングモードには、ミラーステート、デグレードステート、リビルドステート及びホールトステートの4つの状態が存在する。
ミラーステートは、2台のHDDが正常に動作している状態であって、ミラーリング処理を実行する。ミラーステートにおいて、SATAコントローラは、マスターHDDからデータの読み出しを行い、マスターHDDとスレーブHDDの両方にデータの書き込みを行う。つまり、SATAコントローラは、スレーブHDDからデータの読み出しを行わない。
ミラーステートにおいて、一方のHDD(1台目のHDD)が故障すると、デグレードステートへ移行する。デグレードステートは、一方のHDD(故障していないHDD)のみで動作している状態で、他方のHDD(故障しているHDD)へはアクセスが発生していない状態である。デグレードステートにおいて、自動リビルドが設定されているならば、故障しているHDDの代わりに新たなHDDが装着されると、リビルドステートへ移行する。自動リビルドが設定されていないならば、CPU11からリビルドステートへの移行命令があると、リビルドステートへ移行する。デグレードステートにおいて、故障していないHDD(2台目のHDD)も故障すると、ホールトステートへ移行する。
また、ミラーステートにおいて、CPU11からリビルドステートへの移行命令があると、リビルドステートへ移行する。

リビルドステートは、一方のHDD(故障しなかったHDD)のデータを、他方のHDD(故障したHDDの代わりに新たに装着されたHDD)へコピー(リビルド)している状態である。リビルドステートにおいて、リビルドが完了すると、ミラーステートへ移行する。リビルドステートにおいて、スレーブHDD(コピー先のHDD)が故障すると、デグレードステートへ移行し、マスターHDD(コピー元のHDD)が故障すると、ホールトステートへ移行する。
ホールトステートは、両方のHDDが故障したことにより、ミラーリングが継続できなくなった状態である。
次に、図4を参照して、MFP1の起動処理について説明する。
MFP1が電源オフの状態のときに、ユーザによって電源スイッチ63がオンにされると(S401)、CPU11が初期化される(S402)。初期化されたCPU11は、リセットベクタを参照して、ROM13にアクセスして起動プログラムを実行する(S403)。起動プログラムを実行したCPU11は、MFP1の各種周辺デバイスの初期化を行う(S404)。そして、CPU11は、初期化されたディスクアレイ装置17のSATAコントローラ17aと通信する(S405)。そして、SATAコントローラ17aは、マスターHDDからOSなどの制御プログラムを読み出して実行する(S406)。
次に、図5を参照して、ディスクアレイ装置17の初期化処理について説明する。この初期化処理によって、SATAコントローラ17aが、HDDからデータの読み出しや書き込みが可能になる。本実施形態では、2つのHDDに同時に電力供給することによってピーク電力が高くなるのを防止するために、HDDへ電力を供給するタイミングをずらしている。ここでは、マスターHDDへの電力供給を先に、スレーブHDDへの電力供給を後に行う。
CPU11は、ディスクアレイ装置17のSATAコントローラ17aに、Com−reset(S10)というコマンドを発行する。SATAコントローラ17aは、Com−resetコマンドを受信すると、CPU11に対してマスターHDD及びスレーブHDDの準備が完了したことを示すRegD−Hというコマンドを返す(S11)。2つのHDDのスピンアップなどの処理が完了するのを待ってからRegD−Hコマンドを返すと、CPU11がRegD−Hコマンド待ちの状態となるので、MFP1の起動時間が長くなる。SATAコントローラ17aは、Com−resetコマンドを受信すると、HDDのスピンアップなどの処理が完了するのを待たずに、CPU11に対してHDDの準備が完了したことを示すRegD−Hというコマンドを返す(S11)。実際、HDDのスピンアップなどの処理が完了していないので、SATAコントローラ17aは、マスターHDD及びスレーブHDDからRegD−Hコマンドを受信するまで、Com−resetコマンドを発行し続ける(S12、S13)。
RegD−Hコマンドを受信したCPU11は、マスターHDDの情報を得るためにIdentifyというコマンドを発行する(S14)。Identifyコマンドを受信したSATAコントローラ17aは、マスターHDD及びスレーブHDDから予め取得していたHDDのデバイス情報(Status)をCPU11に返す(S15)。このStatusは、チャネルAに接続されるマスターHDDの情報(例えば、HDDの型名、HDDのシリアル番号、HDDの容量、マスターかスレーブかを識別するための識別情報など)を含む。また、Statusは、チャネルBに接続されるスレーブHDDの情報(例えば、HDDの型名、HDDのシリアル番号、HDDの容量、マスターかスレーブかを識別するための識別情報など)を含む。
マスターHDDのスピンアップなどの処理が完了すると、マスターHDDは、SATAコントローラ17aから受信したCom−resetコマンドに対して、RegD−Hコマンドを返す。RegD−Hコマンドを受信したSATAコントローラ17aは、HDDに対して、Identifyコマンドを発行する(S17)。Identifyコマンドを受信したマスターHDDは、Statusを返す(S18)。なお、SATAコントローラ17aは、S15で送信したマスターHDDについてのStatusと、S18で受信したマスターHDDについてのStatusとが異なる場合、S18で受信したマスターHDDについてのStatusをCPU11に送信する。S15で送信したマスターHDDについてのStatusと、S18で受信したマスターHDDについてのStatusとが同じ場合には、SATAコントローラ17aはS18で受信したマスターHDDについてのStatusをCPU11に送信しない。
SATAコントローラ17aからStatusを受信したCPU11は、OSなどの制御プログラムを読み出すために、SATAコントローラ17aへReadコマンドを発行する(S19)。そして、SATAコントローラ17aは、CPU11からReadコマンドを受信すると、マスターHDDに対してReadコマンドを発行する(S20)。Readコマンドを受信したマスターHDDは、要求されたDataを返す(S21)。SATAコントローラ17aは、マスターHDDから受信したDataをCPU11に送信する(S22)。
また、スレーブHDDのスピンアップなどの処理が完了すると、スレーブHDDは、SATAコントローラ17aから受信したCom−resetコマンド(S13)に対して、RegD−Hコマンドを返す(S23)。RegD−Hコマンドを受信したSATAコントローラ17aは、スレーブHDDに対して、Identifyコマンドを発行する(S24)。Identifyコマンドを受信したスレーブHDDは、Statusを返す(S25)。なお、SATAコントローラ17aは、S15で送信したスレーブHDDについてのStatusと、S25で受信したスレーブHDDについてのStatusとが異なる場合、S25で受信したスレーブHDDについてのStatusをCPU11に送信する。S25で送信したスレーブHDDについてのStatusと、S15で受信したスレーブHDDについてのStatusとが同じ場合、SATAコントローラ17aはS25で受信したスレーブHDDについてのStatusをCPU11に送信しない。
マスターHDD及びスレーブHDDのスピンアップなどの処理が完了すると、マスターHDD及びスレーブHDDへのデータの書き込みが可能となる。そうすると、CPU11は、SATAコントローラ17aに対して、Write要求を発行する(S26)。Write要求を受信したとSATAコントローラ17aは、マスターHDD及びスレーブHDDの両方のHDDに対してデータを書き込む(S27,S28)。
次に、図6を参照して、HDDの電源を投入する順番を設定する処理について説明する。図6は、HDDの電源を投入する順番を設定する処理を示すフローチャートである。
省電力状態への移行指示を受信した場合(S601:Yes)、CPU11は、ディスクアレイ装置17のデータ記憶部17bを参照する(S602)。なお、省電力状態への移行指示は、MFP1を省電力状態に移行させる指示の他に、MFP1を電源オフ状態に移行させる指示を含む。また、ここでは、省電力状態への移行指示を受信したときに電源を投入する順番を設定する例について説明するが、所定時間毎に電源を投入する順番を設定しても良い。CPU11は、データ記憶部17bを参照して、ディスクアレイ装置17に接続されるHDDが着脱可能な構成なのかどうかを判断する(S603)。HDDが着脱可能な構成でない場合(S603:No)、HDDへの電源を投入する順番を変更せずに終了する。本実施形態では、ディスクアレイ装置17に接続されるHDDが着脱可能な構成であるかどうかを判断したが、HDDが着脱可能な構成かどうかに関わらず、電源を投入する順番を設定する処理を実行しても良い。
HDDが着脱可能な構成である場合(S603:Yes)、データ記憶部17bを参照して、チャネルAにマスターHDDが接続されているかどうかを判断する(S604)。チャネルAにマスターHDDが接続されている場合には、CPU11は、チャネルAに接続されるマスターHDDが、チャネルBに接続されるスレーブHDDより先に電源が投入されるよう設定を行う(S605)。また、チャネルBにマスターHDDが接続されている場合には、CPU11は、チャネルBに接続されるマスターHDDがチャネルAに接続されるスレーブHDDより先に電源が投入されるよう設定を行う(S606)。この設定値は、電源制御部16が保持する。電源制御部16は、この設定値に従って、MFP1の起動時、又は、省電力状態からの復帰時に、マスターHDDがスレーブHDDより先にオンする。
上記した図6のフローチャートに従ってHDDへの電源の投入順序を変更することによって、マスターHDDがスレーブHDDより先に電源投入される。これにより、CPU11は、スレーブHDDのスピンアップなどの起動処理を待たずに、マスターHDDからOSなどの制御プログラムを読み出すことが可能となる。その結果として、MFP1の起動時間が遅くなるのを防止することができる。
次に、図7及び図8を参照して、HDDの電源の投入順番が変更されるケースについて説明する。チャネルAにマスターHDDを接続していたとしても、ユーザによるHDDの接続間違いやHDDの故障などによって、チャネルBに接続されるHDDがマスターとなる場合がある。
機密情報などを扱うオフィスでは、MFP1の使用後に、HDDをディスクアレイ装置17から取り外して金庫に保管する運用がなされることがある。そして、MFP1を使用時に、金庫に保管しておいたHDDをディスクアレイ装置17に接続する。この場合、図7(A)に示すように、ユーザが間違えて、チャネルAに接続されていたマスターHDD(ID:AAA)をチャネルBに接続し、チャネルBに接続されていたスレーブHDD(ID:BBB)をチャネルAに接続してしまう場合がある。
図7(B)に示すように、HDDの接続間違いが発生する前では、チャネルAにマスターHDD(ID:AAA)が接続され且つチャネルBにスレーブHDD(ID:BBB)が接続されている。したがって、チャネルAに接続されるHDD(ID:AAA)がチャネルBに接続されるHDD(ID:BBB)より先にオンされる。つまり、電源制御部16は、スイッチ65をスイッチ66より先にオンする。
HDDの接続間違いが発生した場合、電源制御部16が図7(B)に示した電源投入順番でスイッチ65をスイッチ66より先にオンすると、スレーブHDD(ID:BBB)がマスターHDD(ID:AAA)より先にオンされてしまう。そこで、図7(C)に示すように、電源制御部16は、チャネルBに接続されるマスターHDD(ID:AAA)がチャネルAに接続されるスレーブHDD(ID:BBB)より先にオンするよう制御する。つまり、電源制御部16は、スイッチ66をオンして、所定時間経過後にスイッチ65をオンする。
また、ミラーリングシステムにおいて、マスターHDD(ID:AAA)が故障する場合には、チャネルBに接続されるスレーブHDD(ID:BBB)がマスターHDDに変更される。そして、SATAコントローラ17aは、チャネルBに接続されるマスターHDD(ID:BBB)からデータの読み出しを行う。図8(A)に示すように、ミラーリングシステムを復旧するには、チャネルAの故障したHDD(ID:AAA)に代えて新品のHDD(ID:CCC)に取り換える必要がある。
故障したHDD(ID:AAA)を新品のHDD(ID:CCC)に交換し、電源制御部16が図8(B)に示した電源投入順でスイッチ65及び66をオンすると、スレーブHDD(ID:CCC)がマスターHDD(ID:BBB)より先にオンされる。そこで、本実施形態では、図8(C)に示すように、電源制御部16は、チャネルBに接続されるマスターHDD(ID:BBB)が、チャネルAに接続されるスレーブHDD(ID:CCC)より先にオンするよう制御する。つまり、電源制御部16は、スイッチ66をオンした後、所定時間経過後に、スイッチ65をオンする。
<第2実施形態>
第1実施形態では、マスターHDDがスレーブHDDより先にオンされるように電源投入順番を制御する例について説明した。第2実施形態では、電源制御部16がHDDへの電源を投入する順番は固定(スイッチ65、スイッチ66の順番でオンする)で、先に電源が投入されるチャネルAに接続されるHDDをマスターに設定し、チャネルBに接続されるHDDをスレーブに設定する。

次に、図9を参照して、マスター/スレーブの設定を変更する処理について説明する。図9は、HDDのマスター/スレーブの設定を変更する処理を示すフローチャートである。
省電力状態への移行指示を受信した場合(S901:Yes)、CPU11は、ディスクアレイ装置17のデータ記憶部17bを参照する(S902)。CPU11は、データ記憶部17bを参照して、ミラーリング処理が完了しているかどうかを判断する(S903)。ミラーリング処理が完了しているならば、2台のHDDが記憶するデータは同じであるので、スレーブHDDをマスターに変更しても問題ない。ミラーリング処理が完了していない場合(S903:No)、マスター/スレーブ設定を変更せずに終了する。
ミラーリング処理が完了しているならば(S903:Yes)、CPU11は、データ記憶部17bを参照して、ディスクアレイ装置17に接続されるHDDが着脱可能な構成なのかどうかを判断する(S904)。HDDが着脱可能な構成でない場合(S904:No)、マスター/スレーブ設定を変更せずに終了する。
HDDが着脱可能な構成である場合(S904:Yes)、データ記憶部17bを参照して、チャネルAにマスターHDDが接続されているかどうかを判断する(S905)。チャネルAにマスターHDDが接続されている場合には、マスター/スレーブ設定を変更せずに終了する。また、チャネルBにマスターHDDが接続されている場合には、CPU11は、チャネルAに接続されるスレーブHDDをマスターに設定変更し、チャネルBに接続されるマスターHDDをスレーブに設定変更する(S906)。
上記した図9のフローチャートに従ってチャネルAに接続されるHDDがマスターになるように設定変更を行う。これにより、マスターHDDへの電源投入がスレーブHDDへの電源投入より先になるので、スレーブHDDのスピンアップなどの起動処理を待たずに、マスターHDDからOSなどの制御プログラムを読み出すことが可能となる。その結果として、MFP1の起動時間が遅くなるのを防止することができる。
次に、図10及び図11を参照して、HDDの電源の投入順番が変更されるケースについて説明する。チャネルAにマスターHDDを接続していたとしても、ユーザによるHDDの接続間違いやHDDの故障などによって、チャネルBに接続されるHDDがマスターとなる場合がある。
図7に示した例と同様に、ユーザが間違えて、チャネルAに接続されていたマスターHDD(ID:AAA)をチャネルBに接続し、チャネルBに接続されていたスレーブHDD(ID:BBB)をチャネルAに接続してしまう場合がある。
図9(A)に示すように、HDDの接続間違いが発生する前では、チャネルAにマスターHDD(ID:AAA)が接続され且つチャネルBにスレーブHDD(ID:BBB)が接続されている。そのため、チャネルAに接続されるHDD(ID:AAA)がチャネルBに接続されるHDD(ID:BBB)より先にオンされる。
図9(B)に示すように、HDDの接続間違いが発生した場合、電源制御部16はチャネルAに接続されるスレーブHDD(ID:BBB)をマスター(ID:AAA)より先にオンしてしまう。そこで、本実施形態では、図9(C)に示すように、CPU11は、チャネルAにスレーブHDD(ID:BBB)が接続される場合に、このスレーブHDD(ID:BBB)をマスターに設定変更し、マスターHDD(ID:AAA)をスレーブに設定変更する。
また、図11(A)に示すように、ミラーリングシステムにおいて、マスターHDD(ID:AAA)が故障する場合には、チャネルBに接続されるスレーブHDD(ID:BBB)がマスターHDDに変更される。そして、SATAコントローラ17aは、チャネルBに接続されるマスターHDD(ID:BBB)からデータの読み出しを行う。図11(B)に示すように、ミラーリングシステムを復旧するには、チャネルAの故障したHDD(ID:AAA)に代えて新品のHDD(ID:CCC)に取り換える必要がある。
故障したHDD(ID:AAA)を新品のHDD(ID:CCC)に交換した場合、電源制御部16がチャネルA及びチャネルBの順番に電源投入すると、スレーブHDD(ID:CCC)がマスターHDD(ID:BBB)より先にオンされてしまう。そこで、本実施形態では、図11(C)に示すように、CPU11は、チャネルAにスレーブHDD(ID:CCC)が接続される場合に、このスレーブHDD(ID:CCC)をマスターに変更し、マスターHDD(ID:BBB)をスレーブに変更する。
(他の実施形態)
上記した実施形態では、本発明の情報処理装置としてMFP1について説明したが、パーソナルコンピュータやサーバなどの情報処理装置であっても良い。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給するよう構成することによっても達成される。この場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することにより、上記機能が実現されることとなる。なお、この場合、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限られない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。つまり、プログラムコードがメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって実現される場合も含まれる。
1 MFP1
11 CPU
16 電源制御部
17 ディスクアレイ装置
17a SATAコントローラ
17b データ記憶部
30 プリンタ部
70 HDD
80 HDD

Claims (18)

  1. 複数の記憶手段を備える情報処理装置であって、
    前記複数の記憶手段のなかからマスターの記憶手段及びスレーブの記憶手段を特定するための情報を保持する保持手段と、
    前記複数の記憶手段への電力供給が停止される省電力状態において前記情報処理装置を前記省電力状態から復帰させる指示が入力された場合に、前記保持手段に保持された前記情報に基づいて、前記情報によって特定されたマスターの記憶手段に電力を供給し、その後に、前記情報によって特定されたスレーブの記憶手段に電力を供給するよう制御する電源制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記保持手段は、前記複数の記憶手段が着脱可能な構成かどうかを示す情報をさらに保持し、
    前記保持手段に保持される前記情報に基づいて、前記複数の記憶手段が着脱可能な構成かどうかを判断する制御手段をさらに備え、
    前記制御手段が前記複数の記憶手段が着脱可能な構成であると判断した場合に、前記電源制御手段は、前記マスターの記憶手段に電力を供給し、その後に、前記スレーブの記憶手段に電力を供給するよう制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記複数の記憶手段を制御するコントローラをさらに備え、
    前記コントローラは、前記マスターの記憶手段からデータを読み出すことが可能であるが、前記スレーブの記憶手段からはデータを読み出さない、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記コントローラは、前記マスターの記憶手段及び前記スレーブの記憶手段にデータを書き込むことが可能である、ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記コントローラは、前記マスターの記憶手段に記憶されるデータを前記スレーブの記憶手段に複製するミラーリング処理を実行する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記コントローラは、前記スレーブの記憶手段の起動が完了する前に、前記マスターの記憶手段に記憶されるデータを読み出し可能である、ことを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記コントローラは、前記スレーブの記憶手段の起動が完了する前に、前記マスターの記憶手段からOSを読み出す、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 用紙に画像を印刷する印刷手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 複数の記憶手段を備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記複数の記憶手段のなかからマスターの記憶手段及びスレーブの記憶手段を特定するための情報を保持手段に保持するステップと、
    前記複数の記憶手段への電力供給が停止される省電力状態において前記情報処理装置を前記省電力状態から復帰させる指示が入力された場合に、前記保持手段に保持された前記情報に基づいて、前記情報によって特定されたマスターの記憶手段に電力を供給するステップと、
    前記マスターの記憶手段に電力を供給した後に、前記情報によって特定されたスレーブの記憶手段に電力を供給するステップと、を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 複数の記憶手段を備える情報処理装置であって、
    前記複数の記憶手段を制御するコントローラと、
    前記複数の記憶手段への電力供給が停止される省電力状態において前記情報処理装置を前記省電力状態から復帰させる指示が入力された場合に、前記コントローラの第1チャネルに接続される記憶手段に電力を供給し、その後に、前記コントローラの第2チャネルに接続される記憶手段に電力を供給する電源制御手段と、
    前記コントローラの第1チャネルにスレーブの記憶手段が接続される場合に、前記第1チャネルに接続されるスレーブの記憶手段をマスターに設定し、前記第2チャネルに接続されるマスターの記憶手段をスレーブに設定する制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記制御手段は、前記マスターの記憶手段に記憶されるデータを前記スレーブの記憶手段に複製するミラーリング処理が完了したならば、前記コントローラの第1チャネルにスレーブの記憶手段が接続される場合に、前記第1チャネルに接続されるスレーブの記憶手段をマスターに設定し、前記第2チャネルに接続されるマスターの記憶手段をスレーブに設定する、ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記複数の記憶手段が着脱可能な構成かどうかを示す情報を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持される前記情報に基づいて、前記複数の記憶手段が着脱可能な構成かどうかを判断する制御手段と、をさらに備え、
    前記制御手段が前記複数の記憶手段が着脱可能な構成であると判断したならば、前記コントローラの第1チャネルにスレーブの記憶手段が接続される場合に、前記第1チャネルに接続されるスレーブの記憶手段をマスターに設定し、前記第2チャネルに接続されるマスターの記憶手段をスレーブに設定する、ことを特徴とする請求項10又は11に記載の情報処理装置。
  13. 前記コントローラは、前記マスターの記憶手段からデータを読み出すことが可能であるが、前記スレーブの記憶手段からはデータを読み出さない、ことを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記コントローラは、前記マスターの記憶手段及び前記スレーブの記憶手段にデータを書き込むことが可能である、ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記コントローラは、前記スレーブの記憶手段の起動が完了する前に、前記マスターの記憶手段に記憶されるデータを読み出し可能である、ことを特徴とする請求項10乃至14の何れか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記コントローラは、前記スレーブの記憶手段の起動が完了する前に、前記マスターの記憶手段からOSを読み出す、ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 用紙に画像を印刷する印刷手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項10乃至16の何れか1項に記載の情報処理装置。
  18. 複数の記憶手段と、前記複数の記憶手段を制御するコントローラと、を備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記コントローラの第1チャネルにスレーブの記憶手段が接続される場合に、前記第1チャネルに接続されるスレーブの記憶手段をマスターに設定し、前記第2チャネルに接続されるマスターの記憶手段をスレーブに設定するステップと、
    前記複数の記憶手段への電力供給が停止される省電力状態において前記情報処理装置を前記省電力状態から復帰させる指示が入力された場合に、前記コントローラの第1チャネルに接続される前記マスターの記憶手段に電力を供給するステップと、
    前記第1チャネルに接続される前記マスターの記憶手段に電力を供給した後に、前記コントローラの第2チャネルに接続される前記スレーブの記憶手段に電力を供給するステップと、を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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