JP2017080822A - 回転動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】旋削を含む多様な加工を安定して実行できる回転動力伝達装置を提供する。
【解決手段】心押軸23を備え、工作機械1の主軸2に装着された状態で、心押軸23と、心押軸23に対向するように工作機械1に配設されたワーク支持部材との協働によって、被加工物を主軸2の軸線中心に回転自在に支持するとともに、被加工物に主軸2の回転動力を伝達する回転動力伝達装置である。主軸2と対向する側の、被加工物の端面に形成された突起部に係合する係合部材22を備え、係合部材22は、主軸2の軸線を中心とした周方向において、突起部の両側面に同時に係合可能に構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、工作機械の主軸に装着された状態で、被加工物をセンタ支持するとともに、支持した被加工物に前記主軸の回転動力を伝達する回転動力伝達装置に関する。
上述した回転動力伝達装置は、被加工物をチャックによって把持することができない場合に使用されるもので、一般的に、心押軸(所謂センタ)を備えており、この心押軸と、当該心押軸に対向するように配設されたワーク支持部材との協働によって、被加工物を主軸の軸線中心に回転自在に支持するように構成されている。
また、支持対象である前記被加工物には、前記主軸と対向する側の端面に突起部が形成されており、前記回転動力伝達装置は、前記被加工物を支持した際に、前記突起部と係合するように設けられた係合部材を備えている。
そして、前記回転動力伝達装置は、前記被加工物を支持し、その係合部材が前記被加工物の突起部と係合することにより、前記主軸の回転動力を前記被加工物に伝達することが可能となる。
このような回転動力伝達装置として、従来、下記特許文献1に開示される「旋削用ドライブケレー装置」が知られている。この「旋削用ドライブケレー装置」は、ワークをセンタ支持するセンタと、ワークに形成されたワークドライブボスに係合する係合片とを備えており、前記センタによってワークを支持し、ワークに形成されたワークドライブボスと、「旋削用ドライブケレー装置」の係合片とが係合した状態で主軸が回転することによって、主軸の回転動力がワークに伝達され、当該ワークが旋削される。
実開平2−135110号公報
ところで、近年の旋盤の分野では、旋削だけではなく、フライス加工、ドリル加工やタップ加工といった多様な加工が可能になった複合加工型の旋盤が提供されており、一台の旋盤で、複数種の加工が可能になっている。
ところが、このような複合加工型の旋盤に、上述した従来の「旋削用ドライブケレー装置」を適用すると、旋削については安定した加工を実施することが可能であるが、それ以外の加工、即ち、フライス加工、エンドミル加工、ドリル加工やタップ加工といった加工については、これを安定して行うことができないという問題があった。
即ち、上述した従来の「旋削用ドライブケレー装置」では、ワークに形成されたワークドライブボスの、回転方向とは反対側の側面と、係合片の回転方向側の側面とが係合することによって、主軸の回転動力がワークに伝達される構造になっているが、ワークドライブボスと係合片との係合関係は、ワークドライブボスを係合片によって回転方向に付勢する関係に止まるため、主軸が非回転であるときには、「旋削用ドライブケレー装置」によって、ワークの回転方向における動作を制動することができず、即ち、ワークは係合片との係合側とは反対方向に回転可能であるため、ワークを非回転状態に維持して行う必要があるフライス加工、ドリル加工やタップ加工といった加工を安定して行うことができないのである。
また、例えば、工具としてエンドミルを用いた加工では、非回転では無いものの、ワークを極低速で回転させながら加工するといった態様も採られるが、この場合においても、上記従来の「旋削用ドライブケレー装置」では、ワークを回転方向に安定して制動することができないので、当然のことながら、このような加工も安定して行うことができない。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、旋削を含む多様な加工を行うことが可能な複合加工型の旋盤に好適に適用することができ、旋削以外の多様な加工も安定して実行することができる回転動力伝達装置の提供を、その目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、
心押軸を備え、工作機械の主軸に装着された状態で、前記心押軸と、該心押軸に対向するように前記工作機械に配設されたワーク支持部材との協働によって、被加工物を前記主軸の軸線中心に回転自在に支持するとともに、該被加工物に前記主軸の回転動力を伝達する回転動力伝達装置であって、
前記主軸と対向する側の、前記被加工物の端面に形成された突起部に係合する係合部材を備えて成り、該係合部材は、前記主軸の軸線を中心とした周方向において、前記突起部の両側面に同時に係合可能に構成された回転動力伝達装置に係る。
本発明に係る回転動力伝達装置によれば、その心押軸と、前記ワーク支持部材との協働によって、被加工物を主軸の軸線中心に回転自在に支持するとともに、その前記係合部材が、前記被加工物の端面に形成された突起部の、前記主軸の軸線を中心とした周方向における両側面に同時に係合する。尚、被加工物の前記端面にはセンタ穴が形成されており、被加工物は、前記心押軸の先端部が前記センタ穴に係合することで、当該心押軸によって支持される。
そして、被加工物は、その前記突起部の両側面に、前記回転動力伝達装置の係合部材が係合することにより、前記回転動力伝達装置に対して、前記主軸の軸線を中心とした回転が相対的に非回転状態となる。即ち、被加工物は前記回転動力伝達装置に連結され、前記主軸の軸線を中心として、回転動力伝達装置と共に回転し、回転動力伝達装置と共に停止した状態となる。
斯くして、被加工物は、主軸が旋削速度で回転することにより、回転動力伝達装置と共に旋削速度で回転して、旋削加工が施され、主軸が停止した状態では、回転動力伝達装置と共に停止して、回転工具を用いたフライス加工、エンドミル加工、ドリル加工やタップ加工といった各種加工が安定して実行される。更に、主軸を極低速で回転させながらの加工も安定して行うことができる。
尚、本発明において、前記係合部材は、前記主軸の軸線に沿った方向に進退可能に構成されるとともに、前記被加工物と対向する端面に形成された凹部を備え、進出時に該凹部と前記突起部とが係合して、該凹部が前記突起部の前記両側面に同時に係合するように構成され、
前記回転動力伝達装置は、更に、前記係合部材を進退させる進退機構を備えていても良い。
この構成の回転動力伝達装置によれば、前記係合部材を前記進退機構によって後退させた状態で、被加工物を、その突起部が前記係合部材の凹部と対向するように配置して、その心押軸と、前記ワーク支持部材との協働によって、当該被加工物を主軸の軸線中心に回転自在に支持した後、前記進退機構によって前記係合部材を進出させて、その凹部を前記突起部の両側面に同時に係合させる。これにより、上述したように、被加工物は回転動力伝達装置に連結され、主軸の軸線を中心として、回転動力伝達装置と共に回転し、回転動力伝達装置と共に停止する状態となる。
また、本発明において、前記係合部材は、前記被加工物の前記突起部を挟持する2つの挟持部材を有し、該挟持部材の少なくとも一方は、前記周方向に回動可能に構成されるとともに、
前記回転動力伝達装置は、更に、前記挟持部材の少なくとも一方を、前記周方向に回動させる回動機構を備えて成り、
前記回動機構によって、前記挟持部材の少なくとも一方を前記周方向に回動させることにより、前記挟持部材によって、前記突起部を前記周方向から挟持するように構成されていても良い。
この構成の回転動力伝達装置によれば、前記回動機構により前記挟持部材を非挟持状態にした後、被加工物を、その突起部が前記2つの挟持部材間に対応する位置に位置するように配置して、その心押軸と、前記ワーク支持部材との協働によって、当該被加工物を主軸の軸線中心に回転自在に支持し、ついで、前記回動機構により、前記挟持部材の少なくとも一方を前記周方向に回動させることによって、当該挟持部材により、前記突起部を前記周方向から挟持する。これにより、上述したと同様に、被加工物は回転動力伝達装置に連結され、主軸の軸線を中心として、回転動力伝達装置と共に回転し、回転動力伝達装置と共に停止する状態となる。
また、本発明に係る回転動力伝達装置は、前記係合部材を、前記主軸の軸線と直交する平面内で移動可能に保持する位置調整機構を、更に備えていても良い。
本発明に係る回転動力伝達装置によって支持される被加工物は、鋳物や鍛造品が多く、そのセンタ穴と突起部との間の位置精度は、一般的に高精度であるとは言い難い。したがって、被加工物を心押軸とワーク支持部材との協働によって支持した後、前記係合部材を突起部に係合させる際に、センタ穴と突起部との間の位置精度の問題から、係合部材を突起部の両側面に係合させることが困難な場合がある。
前記位置調整機構を備えた回転動力伝達装置によれば、前記係合部材が主軸軸線と直交する平面内で移動可能になっているので、センタ穴と突起部との間の位置精度が悪い場合でも、係合部材が上記のように移動することによって、当該係合部材を突起部の両側面に係合させることができる。
以上のように、本発明によれば、被加工物は、その突起部の両側面に、回転動力伝達装置の係合部材が係合することによって、回転動力伝達装置に連結され、回転動力伝達装置と共に回転し、回転動力伝達装置と共に停止した状態となる。斯くして、被加工物は、主軸が旋削速度で回転することにより、回転動力伝達装置と共に旋削速度で回転して、旋削加工が施され、主軸が停止した状態では、回転動力伝達装置と共に停止して、回転工具を用いたフライス加工、エンドミル加工、ドリル加工やタップ加工といった各種加工が安定して実行され、更に、主軸を極低速で回転させながらの加工も安定して行うことができる。
本発明の一実施形態に係る回転動力伝達装置を示した斜視図である。 本実施形態に係る回転動力伝達装置を示した正面図である。 図2における矢視A−A方向の断面図である。 図2における矢視B−B方向の断面図である。 図2における矢視C−C方向の断面図である。 本実施形態におけるワークを示した斜視図である。 図6に示したワークを一部断面で示した正面図である。 本発明の他の実施形態に係る回転動力伝達装置を示した正面図である。 図8における矢視D−D方向の断面図である。 図8における矢視E−E方向の断面図である。 図8に示した回転動力伝達装置におけるブロックと係合体との係合関係を説明するための斜視図であって、不要な部品を省略して示した斜視図である。 図11において、ブロックを省略して示した斜視図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図7に基づいて説明する。尚、図1は、第1の実施形態に係る回転動力伝達装置を示した斜視図、図2は、その正面図である。また、図3は、図2における矢視A−A方向の断面図、図4は、同図2における矢視B−B方向の断面図、図5は、同図2における矢視C−C方向の断面図である。また、図6は、本実施形態における被加工物であるワークを示した斜視図、図7は、その一部断面で示した正面図である。尚、本例の回転動力伝達装置10は、ワークWを支持して、軸中心に回転させる主軸と、工具を回転させる工具主軸を備え、ワークWに対して、旋削の他、フライス加工、エンドミル加工、ドリル加工やタップ加工といった加工を行うことができる複合加工型の旋盤の主軸に装着されて加工に供されるものとする。
まず、ワークWの概略構成について説明する。図6及び図7に示すように、本例のワークWは、円筒状をした長尺の鋳物製品であり、一方の端部(図示左側の端部)にフランジ部W1を有する。また、ワークWの左側の端面には、凹部W3が形成されており、この端面を構成する凹部W3内には、ワークWの中心軸を挟んでその両側に突起部W4,W4が形成されるとともに、その中心部付近にセンタ穴W5が穿孔されている。また、ワークWの右側の端面W6にはセンタ穴W7が穿孔されている。斯くして、このワークWは、その両端面W3,W6にそれぞれ形成されたセンタ穴W5,W6を用いてセンタ支持され、その外径加工や、外周部の平面加工などが予定されている。
次に、本例の回転動力伝達装置10の構成について説明する。図1〜図5に示すように、この回転動力伝達装置10は、前記複合加工型旋盤1の前記主軸2に装着されるバックプレート11と、バックプレート11の前端面に取り付けられるベースプレート12と、同様に、ベースプレート12の前端面に取り付けられる中空の円筒状をした外筒部材15と、この外筒部材15内に設けられる位置調整機構16と、同じく前記ベースプレート12の前端面に取り付けられる保持部材21と、前記位置調整機構16に取り付けられる係合部材22と、前記保持部材21に保持されるセンタ23などから構成される。
尚、前記複合加工型旋盤1は、主軸2と対応する位置に心押台(図示せず)を備えており、この心押台(図示せず)に設けられるセンタと、前記回転動力伝達装置10とによって前記ワークWを支持する。
前記バックプレート11は、テーパ穴11aを有しており、前記主軸2の前端面に形成されたノーズ部3に、前記テーパ穴11aが外嵌した状態で、前記主軸2の前端面に取り付けられている。
前記ベースプレート12は、その後端面に形成された係合穴12eが前記バックプレート11の外周部に外嵌した状態で、当該バックプレート11に取り付けられている。このベースプレート12の中心部には、止まり穴である中心穴12aが形成され、この中心穴12aに連結部材13の小径部13cが嵌入されている。また、このベースプレート12には、その中心軸を中心とした周方向に等間隔、且つ表裏に貫通するシリンダ穴12cが穿設されるとともに、一端が前記中心穴12aに接続し、他端がそれぞれ前記シリンダ穴12cに接続する4つの供給路12bが形成されている。そして、この供給路12bは、前記中心穴12aを介して、前記連結部材13の中心部に形成された段付き状の貫通穴13a,13bに連通している。
尚、前記連結部材13の貫通穴13aには、中空の供給管(図示せず)の一方端が嵌入され、この供給管(図示せず)の他方端は前記主軸2を貫通してその後端部に延設されている。この供給管(図示せず)の中空部は、電磁弁等の切換え弁により、その前記他方端に接続されるロータリジョイント(図示せず)を介して適宜圧油供給源(図示せず)に選択的に接続され、また、選択的にドレン側に接続される。斯くして、供給管(図示せず)の中空部が圧油供給源(図示せず)に接続されると、この圧油供給源(図示せず)から供給管(図示せず)の中空部及び連結部材13の貫通穴13bを経て、前記供給路12bに圧油が供給され、供給管(図示せず)の中空部がドレン側に接続されると、供給路12b内の圧油が供給され、連結部材13の貫通穴13b及び供給管(図示せず)の中空部を経てドレン側に還流される。
また、前記シリンダ穴12cには、それぞれピストン14が嵌入されている。各ピストン14には、前記供給路12bに対応する外周部に、その周方向に沿って油溝14aが形成されるとともに、一方端がこの油溝14aに開口し、他方端が、バックプレート11側の端面に開口する流路14bが形成され、前記供給路12bに圧油が供給されると、前記油溝14a及び流路14bを介して、ピストン14の端部とバックプレート11との間に形成される圧油室12d内に圧油が流入して、この圧油によってピストン14が前方に付勢される。
前記外筒部材15は、前後両端面が開口した中空円筒状の部材から構成され、その内径部15aが、前記ベースプレート12の前端面に形成された大径ボス部12fに外嵌した状態で、当該ベースプレート12に取り付けられている。
前記保持部材21は、その後端面に形成されたボス部21aを備え、このボス部21aが、前記ベースプレート12の小径ボス部12gの前端面に形成された中心穴12hに嵌入された状態で、当該ベースプレート12の小径ボス部12gの前端面に取り付けられている。また、保持部材21にはその中心部にテーパ穴21bが形成され、このテーパ穴21bにセンタ23が嵌め込まれている。
前記位置調整機構16は、それぞれリング状をした後側の第1プレート17、及び前側の第2プレート19を備えて成り、上述したように、前記外筒部材15内に配設されている。また、第1プレート17及び第2プレート19は、その内径部に、前記ベースプレート12の小径ボス部12g及び前記保持部材21の外径部が、適宜隙間を生じるように挿通されている。また、前記第1プレート17には、前記ピストン14に対応する位置に、それぞれ表裏に貫通する貫通孔17aが穿孔されており、前記ピストン14がこの貫通孔17aに挿通され、その前端面が前記第2プレート19の後端面に当接した状態となっている。
また、図4に示すように、第1プレート17の前端面には、中心軸を挟んだ線対称位置に、両側面が半径方向に沿うように、それぞれキー20が配設され、一方、第2プレート19の後端面には、このキー20に係合するキー溝19aが半径方向に沿って形成されており、これら第1プレート17と第2プレート19とは、キー20とキー溝19aとの係合関係によって、これらの配置方向(図2及び図4における矢示D方向)に相対的に移動可能になっている。
また、図5に示すように、前記ベースプレート12の前端面には、中心軸を挟んだ線対称位置であり、且つ配置方向が、前記キー20の配置方向である矢示D方向と直交する方向(図2及び図5における矢示E方向)となるように、それぞれキー18が配設され、一方、前記第1プレート17の後端面には、このキー18に係合するキー溝17aが前記矢示E方向に沿って形成されており、これらキー18とキー溝17aとの係合関係によって、前記第1プレート17は前記ベースプレート12に対して矢示E方向に移動可能になっている。
斯くして、この位置調整機構16によれば、キー18とキー溝17aとの係合関係、並びにキー20とキー溝19aとの係合関係によって、第2プレート19は、前記主軸2の中心軸と直交する平面内において、移動可能になっている。
前記係合部材22は、中空の円錐状をした部材から構成され、前記センタ23の先端部が前方に突出し、且つ当該センタ23及び保持部材21に覆い被さるように、前記第2プレート19の前端面に固設されている。この係合部材22の先端部には、前記ワークWの左側の端面に形成されたセンタ穴W5に、前記センタ23の先端部が係合したとき、前記突起部W4,W4の両側面に同時に係合可能な凹部22a,22aがそれぞれ形成されている。
以上の構成を備えた本例の回転動力伝達装置10によれば、前記複合加工型旋盤1の心押台(図示せず)との協働によって、前記ワークWを回転自在に支持する。即ち、まず、ワークWを、その左側の端面に形成された突起部W4,W4が、前記係合部材22の凹部22a,22aに対向する姿勢にして、その左側の端面に穿孔されたセンタ穴W5に、回転動力伝達装置10のセンタ23の先端部を当接させるとともに、右側の端面に穿孔されたセンタ穴W7に、前記心押台(図示せず)のセンタの先端部を当接させ、これによって、当該ワークWを支持する。
その際、圧油室12dには圧油が供給されておらず、当該圧油室12dはドレン側に接続されているので、係合部材22の凹部22a,22aとワークWの突起部W4,W4とが接触する程度に、第2プレート19及び係合部材22が前方に位置していた場合には、当該接触によって、第2プレート19及び係合部材22が後方に後退する。
次に、切換え弁により、前記供給管(図示せず)の中空部を圧油供給源(図示せず)に接続すると、この圧油供給源(図示せず)から供給管(図示せず)の中空部、連結部材13の貫通穴13b、前記供給路12b及び流路14bを経て、各圧油室12d内に圧油が供給され、この圧油によってピストン14が前方に付勢される。
これにより、当該ピストン14によって第2プレート19が前方に押圧され、この第2プレート19に取り付けられた係合部材22が当該第2プレート19と共に前方に移動して、その凹部22a,22aがワークWの突起部W4,W4の両側部に同時に当接し、これにより、回転方向の関係において、係合部材22とワークWとが連結される。
尚、本例の回転動力伝達装置10では、前記第2プレート19及び係合部材22が主軸2の軸線と直交する平面内において移動可能になっているので、ワークWによってセンタ穴W5と突起部W4,W4との位置関係にバラツキがあっても、係合部材22が前記平面内で移動することによって、確実に、前記凹部22a,22aがワークWの突起部W4,W4の両側部に同時に当接することができ、回転方向の関係において、係合部材22とワークWとがしっかりと連結される。
斯くして、ワークWは、回転方向の関係において、係合部材22とワークWとがしっかりと連結されるので、ワークWは回転動力伝達装置10と共に回転し、回転動力伝達装置10と共に停止した状態となる。
したがって、ワークWは、主軸2が旋削速度で回転することにより、回転動力伝達装置10と共に旋削速度で回転して、旋削加工が施され、主軸2が停止した状態では、回転動力伝達装置10と共に停止して、回転工具を用いたフライス加工、エンドミル加工、ドリル加工やタップ加工といった各種加工が安定して実行される。更に、主軸2を極低速で回転させながらの加工も安定して行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態である第2の実施形態に係る回転動力伝達装置について、図8〜図12に基づいて説明する。図8は、第2の実施形態に係る回転動力伝達装置を示した正面図であり、図9は、図8における矢視D−D方向の断面図、図10は、同図8における矢視E−E方向の断面図である。また、図11は、図8に示した回転動力伝達装置におけるブロックと係合体との係合関係を説明するための斜視図であって、不要な部品を省略して示した斜視図であり、図12は、図11において、ブロックを省略して示した斜視図である。
尚、本例の回転動力伝達装置50も同様に、上述した複合加工型旋盤1の主軸2に装着されて使用され、また、図6及び図7に示したワークWを支持するものとする。
図8〜図12に示すように、本例の回転動力伝達装置50は、前記複合加工型旋盤1の前記主軸2に装着されるバックプレート51と、バックプレート51の前端面に取り付けられるベースプレート52と、このベースプレート52の中心部の後端面に取り付けられるシリンダ部材53と、ベースプレート52の前端面に取り付けられる中空の円筒状をした外筒部材58と、この外筒部材58によって保持される連結リング65と、この連結リング65に取り付けられる回動挟持部材66と、前記連結リング65内に設けられる位置調整機構60と、この位置調整機構60に取り付けられるシフト挟持部材68と、前記ベースプレート52の前端面に取り付けられる保持部材67と、この保持部材67に保持されるセンタ69などから構成される。
前記バックプレート51は、テーパ穴51aを有しており、前記主軸2の前端面に形成されたノーズ部3に、前記テーパ穴51aが外嵌した状態で、前記主軸2の前端面に取り付けられている。
前記ベースプレート52は、その後端面に開口する大径部52c及び小径部52bからなる段付き状の内径部が形成されるとともに、その中心部に、前後に貫通する中心穴52aが形成されている。そして、このベースプレート52は、その前記大径部52cが前記バックプレート51の外周部に外嵌した状態で、当該バックプレート51に取り付けられている。
前記シリンダ部材53は、円筒状をした部材からなり、その前端部に形成されたボス部53aが、前記ベースプレート52の中心穴52aに嵌入された状態で、当該ベースプレート52の後端面(小径部52bの端面)に取り付けられている。
このシリンダ部材53には、その前寄りの部分に、径方向に貫通するシリンダ穴53bが形成され、このシリンダ穴53bには2つのピストン54,54が対向するように嵌入されており、シリンダ穴53bの両開口部はそれぞれ蓋部材55,55によって封止され、前記ピストン54,54はそれぞれ蓋部材55,55を貫通して、その端部がシリンダ穴53bより外方に延出している。このピストン54,54は、それぞれ大径の基部54aと小径の軸部54bからなる段付き軸形状を有しており、基部54a,54a同士が対向するように前記シリンダ穴53b内に嵌入され、当該基部54a,54a間に第1圧油室53dが形成され、当該基部54a,54aと蓋部材55,55との間にそれぞれ第2圧油室53c,53cが形成されている。
また、前記シリンダ部材53は、その軸線と同軸に形成された大径穴53e及び小径穴53fを備えており、大径穴53eは後端面に開口し、小径穴53fは前記第1圧油室53dと大径穴53eとを連通している。また、大径穴53eの内周面には、内周溝53gが形成され、一端がこの内周溝53gの内周面に開口し、他端が前記第2圧油室53c,53cにそれぞれ開口する供給路53h,53hが形成されている。
尚、このシリンダ部材53の大径穴53eには、供給管(図示せず)の一方端が嵌入され、この供給管(図示せず)の他方端は前記主軸2を貫通してその後端部に延設されている。この供給管(図示せず)には、前記内周溝53gに接続する流路と、前記小径穴53fに接続する流路とが形成されており、各流路は、電磁弁等の切換え弁により、当該供給管(図示せず)の他方端に接続されるロータリジョイント(図示せず)を介して適宜圧油供給源(図示せず)に選択的に接続され、また、選択的にドレン側に接続される。斯くして、前記小径穴53fを介して前記第1圧油室53dに圧油が供給されると、ピストン54,54がそれぞれ半径方向外方に進出し、一方、供給路53hを介して第2圧油室53c,53cに圧油が供給されると、ピストン54,54がそれぞれ半径方向中心側に後退する。
前記外筒部材58は、前後両端面が開口したリング状の部材から構成され、その内径部58aが、前記ベースプレート52の前端面に形成された大径ボス部52eに外嵌した状態で、当該ベースプレート52に取り付けられている。
前記連結リング65は、その鍔部65aが前記外筒部材58とベースプレート52との間に保持され、その中心軸を中心として回転自在となっている。
前記保持部材67は、その後端面に形成されたボス部67bを備え、このボス部67bが、前記ベースプレート52の中心穴52aに嵌入された状態で、当該ベースプレート52の小径ボス部52dの前端面に取り付けられている。また、保持部材67にはその中心部にテーパ穴67aが形成され、このテーパ穴67aにセンタ69が嵌め込まれている。
前記位置調整機構60は、それぞれリング状をした後側の第1プレート61、及び前側の第2プレート63を備えて成り、前記連結リング65内に配設されている。また、第1プレート61及び第2プレート63は、その内径部に、前記ベースプレート52の小径ボス部52d及び前記保持部材67の外径部が、適宜隙間を生じるように挿通されている。
また、図9に示すように、第1プレート61の前端面には、中心軸を挟んだ線対称位置に、両側面が半径方向に沿うように、それぞれキー62が配設され、一方、第2プレート63の後端面には、このキー62に係合するキー溝63aが半径方向に沿って形成されており、これら第1プレート61と第2プレート63とは、キー62とキー溝63aとの係合関係によって、これらの配置方向(矢示H方向)に相対的に移動可能になっている。
また、図10に示すように、前記ベースプレート52の前端面には、中心軸を挟んだ線対称位置であり、且つ配置方向が、前記キー62の配置方向である矢示H方向と直交する方向(矢示I方向)となるように、それぞれキー64が配設され、一方、前記第1プレート61の後端面には、このキー64に係合するキー溝61aが前記矢示I方向に沿って形成されており、これらキー64とキー溝61aとの係合関係によって、前記第1プレート61は前記ベースプレート52に対して矢示I方向に移動可能になっている。
斯くして、この位置調整機構60によれば、キー62とキー溝63aとの係合関係、並びにキー64とキー溝61aとの係合関係によって、第2プレート63は、前記主軸2の中心軸と直交する平面内において、移動可能になっている。
前記ピストン54,54の延出端には、ブロック56,56がそれぞれ係合しており、このブロック56,56には、係合体57,57がそれぞれ係合している。係合体57,57は、それぞれ基部57a及び円筒状の軸部57bからなり、前記ベースプレート52に形成された貫通穴52f,52fをそれぞれ介してその前記基部57a,57aが前記連結リング65の後端面に取り付けられている。
前記ブロック56,56には、前記ピストン54,54の延出方向に対して、同じ斜め方向に交差するように係合溝56a,56aが形成されており、この係合溝56a,56a内に前記軸部57b,57bが挿入され、これらが遊び無く係合している。斯くして、図11に示すように、ピストン54,54がそれぞれ半径方向外方に進出すると、ブロック56,56と係合体57,57との係合関係から、当該係合体57,57が取り付けられる連結リング65が矢示J方向に回動し、逆に、ピストン54,54がそれぞれ半径方向中心側に後退すると、連結リング65が矢示K方向に回動する。尚、図9において、中心線より上側は、ピストン54が半径方向外方に進出した状態を示し、中心線より下側は、ピストン54が半径方向中心側に後退した状態を示している。
前記回動挟持部材66は、全体的に中空の円錐状をした部材から構成され、前記センタ69の先端部が前方に突出し、且つ当該センタ69及び保持部材67に覆い被さるように、前記連結リング65の前端面に固設されている。また、図8に示すように、正面から視て、その中心軸を中心とした線対称位置に、扇状の切欠き部66aが形成されている。
前記シフト挟持部材68は、リング状をした基部68aと、中心軸を中心とした線対称位置に、この基部68aから前方に突出するように形成された、前記回動挟持部材66の断面と略同じ断面形状を有する2つの扇形突出部68bとを備えており、この扇形突出部68bが前記回動挟持部材66の切欠き部66a内に位置するように、前記第2プレート63の前端面に固設されている。
斯くして、回動挟持部材66とシフト挟持部材68とは、図8に示すように、回動挟持部材66の先端部66bとシフト挟持部材68の先端部68cとの間に、前記ワークWの突起部W4が進入可能な隙間を有しており、回動挟持部材66が矢示K方向に回動することによって、回動挟持部材66の先端部66bとシフト挟持部材68の先端部68cとの間で、前記ワークWの突起部W4を挟持することができ、回動挟持部材66が矢示J方向に回動することによって、当該挟持が解除される。また、シフト挟持部材68は、第2プレート63と共に、前記主軸2の中心軸と直交する平面内において、移動可能になっている。
以上の構成を備えた、本例の回転動力伝達装置50によれば、まず、ワークWを、その左側の端面に形成された突起部W4,W4が、回動挟持部材66の先端部66bとシフト挟持部材68の先端部68cとの間に位置する姿勢にして、その左側の端面に穿孔されたセンタ穴W5に、回転動力伝達装置50のセンタ69の先端部を当接させるとともに、右側の端面に穿孔されたセンタ穴W7に、前記心押台(図示せず)のセンタの先端部を当接させ、これによって、当該ワークWを支持する。
尚、このとき、切換え弁(図示せず)によって、供給路53hを介して第2圧油室53c,53cに圧油が供給され、これによりピストン54,54はそれぞれ半径方向中心側に後退して、連結リング65及び回動挟持部材66が矢示J方向に回動しており、回動挟持部材66の先端部66bとシフト挟持部材68の先端部68cとの間には、ワークWの突起部W4が進入可能な隙間が形成されている。斯くして、ワークWがセンタ69と心押台(図示せず)のセンタとによって支持されたとき、ワークWの突起部W4が、回動挟持部材66の先端部66bとシフト挟持部材68の先端部68cとの間に位置している。
次に、切換え弁(図示せず)により圧油供給流路を切り換え、前記第1圧油室53dに圧油を供給して、ピストン54,54をそれぞれ半径方向外方に進出させる。これにより、連結リング65及び回動挟持部材66が矢示K方向に回動して、回動挟持部材66の先端部66bとシフト挟持部材68の先端部68cとによって、ワークWの突起部W4,W4の両側部が挟持され、回転方向の関係において、回動挟持部材66及びシフト挟持部材68とワークWとが連結される。
尚、本例の回転動力伝達装置50では、前記第2プレート63及びシフト挟持部材68が主軸2の軸線と直交する平面内において移動可能になっているので、ワークWによってセンタ穴W5と突起部W4,W4との位置関係にバラツキがあっても、シフト挟持部材68が前記平面内で移動することによって、確実に、回動挟持部材66の先端部66bとシフト挟持部材68の先端部68cとによって、ワークWの突起部W4,W4の両側部が挟持することができ、回転方向の関係において、回動挟持部材66及びシフト挟持部材68とワークWとがしっかりと連結される。
斯くして、ワークWは、回転方向の関係において、回動挟持部材66及びシフト挟持部材68とワークWとがしっかりと連結されるので、ワークWは回転動力伝達装置50と共に回転し、回転動力伝達装置50と共に停止した状態となる。
したがって、ワークWは、主軸2が旋削速度で回転することにより、回転動力伝達装置50と共に旋削速度で回転して、旋削加工が施され、主軸2が停止した状態では、回転動力伝達装置50と共に停止して、回転工具を用いたフライス加工、エンドミル加工、ドリル加工やタップ加工といった各種加工が安定して実行される。更に、主軸2を極低速で回転させながらの加工も安定して行うことができる。
以上、本発明の具体的な実施の形態について説明したが、本発明が採り得る態様は、何らこれに限定されるものではない。
1 複合加工型旋盤
2 主軸
10 回転動力伝達装置
11 バックプレート
12 ベースプレート
13 連結部材
14 ピストン
15 外筒部材
16 位置調整機構
17 第1プレート
17a キー溝
18 キー
19 第2プレート
19a キー溝
20 キー
22 係合部材
22a 凹部
23 センタ
W ワーク
W4 突起部
W5,W7 センタ穴

Claims (4)

  1. 心押軸を備え、工作機械の主軸に装着された状態で、前記心押軸と、該心押軸に対向するように前記工作機械に配設されたワーク支持部材との協働によって、被加工物を前記主軸の軸線中心に回転自在に支持するとともに、該被加工物に前記主軸の回転動力を伝達する回転動力伝達装置であって、
    前記主軸と対向する側の、前記被加工物の端面に形成された突起部に係合する係合部材を備えて成り、該係合部材は、前記主軸の軸線を中心とした周方向において、前記突起部の両側面に同時に係合可能に構成されていることを特徴とする回転動力伝達装置。
  2. 前記係合部材は、前記主軸の軸線に沿った方向に進退可能に構成されるとともに、前記被加工物と対向する端面に形成された凹部を備え、進出時に該凹部と前記突起部とが係合して、該凹部が前記突起部の前記両側面に同時に係合するように構成され、
    前記回転動力伝達装置は、更に、前記係合部材を進退させる進退機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の回転動力伝達装置。
  3. 前記係合部材は、前記被加工物の前記突起部を挟持する2つの挟持部材を有し、該挟持部材の少なくとも一方は、前記周方向に回動可能に構成されるとともに、
    前記回転動力伝達装置は、更に、前記挟持部材の少なくとも一方を、前記周方向に回動させる回動機構を備えて成り、
    前記回動機構によって、前記挟持部材の少なくとも一方を前記周方向に回動させることにより、前記挟持部材によって、前記突起部を前記周方向から挟持するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の回転動力伝達装置。
  4. 前記係合部材を、前記主軸の軸線と直交する平面内で移動可能に保持する位置調整機構を、更に備えていることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの回転動力伝達装置。
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