JP2017080806A - 鋼帯のノッチング方法、冷間圧延方法および冷延鋼帯の製造方法 - Google Patents

鋼帯のノッチング方法、冷間圧延方法および冷延鋼帯の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】SiやMnの含有量が多い珪素鋼板や高張力鋼板などの脆性材料・高合金材料の場合でも、接合部破断(溶接部破断)を生じることなく冷間圧延することを可能にする、鋼帯のノッチング方法、冷間圧延方法および冷延鋼帯の製造方法を提供する。
【解決手段】先行鋼帯の後端と後行鋼帯の先端とを接合した接合部の板幅方向端部にノッチを形成するノッチング方法であって、レーザ切断機によって切断を行い、そのレーザ出力が1msあたり0.5kW以上となるパルス切断かつ、使用するガスを圧力1.0MPa以上の窒素とすることを特徴とする鋼帯のノッチング方法。
【選択図】図7

Description

本発明は、鋼帯の接合部にノッチングを施すためのノッチング方法、冷間圧延方法および冷延鋼帯の製造方法に関する。
鋼帯の冷間圧延工程においては、生産性の向上や歩留りの向上を目的に、先行材(先行鋼帯)の後端と後行材(後行鋼帯)の先端とを接合し、連続的に冷間圧延ラインに供給することが一般的である。これにより、鋼帯の全長にわたり、張力を付与した状態で圧延することが可能になり、鋼帯の先端や後端においても、板厚や形状を高精度に制御することができる。
冷延鋼帯の高合金化やレーザ溶接機の進歩に伴い、先行材と後行材の接合は、従来のフラッシュバット溶接等に替わって、レーザ溶接で接合されることが主流になりつつあるが、フラッシュバット溶接やレーザ溶接などの溶接手段に関わらず、先行材と後行材の接合部(溶接部)の板幅方向端部は、先行材と後行材の鋼帯幅の差や位置ずれなどのために、不可避的に幅段差部が形成される。そして、このままの状態で圧延すると、前記幅段差部に応力集中が生じ、溶接部で破断に至る可能性がある。溶接部での破断(溶接部破断)が生じると、冷間圧延ラインを停止せざるを得ないため、生産性を著しく低下させるとともに、ワークロールを交換する必要が生じるため、生産コストの上昇を招く。
特に、近年は、部材の軽量化や特性向上を目的に、冷延鋼帯の薄ゲージ化に対する要求はますます強くなっている。それに伴い、冷間圧延に要求される圧下率は高くなりつつあり、溶接部の破断率が高くなっているのが現状である。
そこで、溶接部での破断を防止するために、溶接部の板幅方向端部にノッチ(切り欠き)を形成するノッチングを行ってから圧延することが行われている。また、このノッチングには、鋼帯の板幅端部は突合せ精度なども悪く、溶接が不十分になり、強度が低くなり易いため、強度の低い部分(概ね、板幅端30mm程度)を切り落とす狙いもある。
ノッチングの方法としては、例えば、特許文献1に開示されているように、角部を有しない半円形状に、機械的にせん断加工するのが一般的である。ただし、この半円形状のノッチは、外縁の曲率が一律であり、接合部において鋼帯の幅が最も小さくなるため、接合部において最大の応力が発生することになる。
これに対し、特許文献1の問題点を解消するために、特許文献2には、最大応力発生点が、溶接部以外に位置するように、略等脚台形状にノッチングする方法が開示されている。また、特許文献3には、ノッチング時間を短くするための方法としてレーザ切断を用いる方法が開示されている。
特開平05−076911号公報 特開2014−50853号公報 特開昭60−115387号公報
しかしながら、上記のようなノッチング方法では、特に、SiやMnの含有量が多い珪
素鋼板や高張力鋼板などの脆性材料・高合金材料の冷間圧延においては、十分な効果を発揮できず、冷間圧延における接合部破断(溶接部破断)を十分に防止できていないのが現状である。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、SiやMnの含有量が多い珪素鋼板や高張力鋼板などの脆性材料・高合金材料の場合でも、接合部破断(溶接部破断)を生じることなく冷間圧延することを可能にする、鋼帯のノッチング方法、冷間圧延方法および冷延鋼帯の製造方法を提供することを目的としている。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、詳細は後述するが、従来のように、機械的にせん断加工で溶接部にノッチングを行った場合、それによって溶接部の板幅方向端部が加工硬化し、これが溶接部破断の原因になることに気が付いた。そして、そのような溶接部破断を防止するために、加工硬化を生じさせないノッチング手段としてレーザ切断機を用いることを着想した。ただし、レーザ切断によりノッチングを行ったとき、ドロスと称される溶融物が発生することがあり、このドロスが圧延ライン内の通板ロールやワークロールに接触した際に落下し、欠陥の原因となり得る。そこで、本発明者らは、SiやMnの含有量が多い珪素鋼板や高張力鋼板などを対象としても、ドロスの発生を小さくする切断条件を見出した。
本発明は、上記の着想に基づいてなされたものであり、以下の特徴を有している。
[1]先行鋼帯の後端と後行鋼帯の先端とを接合した接合部の板幅方向端部にノッチを形成するノッチング方法であって、レーザ切断機によって切断を行い、そのレーザ出力が1msあたり0.5kW以上となるパルス切断かつ、使用するガスを圧力1.0MPa以上の窒素とすることを特徴とする鋼帯のノッチング方法。
[2]前記[1]に記載のノッチング方法を用いてノッチを形成して冷間圧延を行うことを特徴とする冷間圧延方法。
[3]前記[2]に記載の冷間圧延方法を用いて冷延鋼帯を製造することを特徴とする冷延鋼帯の製造方法。
本発明によれば、SiやMnの含有量が多い珪素鋼板や高張力鋼板などの脆性材料・高合金材料の場合でも、接合部破断(溶接部破断)を生じることなく冷間圧延することが可能になる。
圧延評価用供試材の採取方法を示す図である。 せん断加工材の圧延後のエッジ割れ発生状況を示す図である。 せん断加工材のエッジ断面の組織と硬さ分布を示す図である。 レーザ切断面のドロス発生状況を比較した図である。 レーザ切断材の圧延後のエッジ割れ発生状況を示す図である。 レーザ切断材のエッジ断面の組織と硬さ分布を示す図である。 本発明の実施形態1におけるノッチングを示す図である。 本発明の実施形態2におけるノッチングを示す図である。 本発明の実施例における溶接部破断率を比較した図である。
まず、前述したように、本発明者らが、従来のようにせん断加工で溶接部にノッチングを行った場合、それによって溶接部の板幅方向端部が加工硬化し、これが溶接部破断の原因になることに気が付き、そのような溶接部破断を防止するために、溶接部の板幅方向端部が加工硬化しないノッチング手段としてレーザ切断機を用いることを着想したことについて、詳しく述べる。
すなわち、本発明者らは、溶接部で破断に至り易い原因を調査するため、以下に述べる実験室規模の圧延実験を行った。
供試材として、3.3質量%のSiを含有する、板厚2mmの珪素鋼板を用いて、図1に示すように、先行鋼帯1の後端と後行鋼帯2の先端とをレーザ溶接機を用いて接合した材料を用意し、溶接部3の一部を含むようにして、溶接方向に垂直な方向が長辺になる矩形の供試材(圧延評価用供試材)4をせん断加工により切り出し採取した。
この様にして作製した供試材4を、張力を付与することなく、ワークロール径500mmの圧延機を用い、3パスで総圧下率90%の冷間圧延を行った。
図2に、得られた冷間圧延後の鋼板の外観を撮影した写真を示す。張力を付与しない場合でも、溶接部(溶接金属部)3でエッジ割れが発生していることが分かる。実生産のように、張力を付与して圧延するタンデム圧延では、このエッジ割れが溶接部破断の起点になると推定される。
そして、溶接部3をせん断加工した段階、すなわち、冷間圧延する前の段階において、板幅方向端部を板幅方向に切断した断面(エッジ断面)の組織観察と硬さ試験を行った。図3に結果を示す。図3(a)はエッジ断面の組織であり、図3(b)はエッジ断面の硬度分布である。このように、溶接部の板幅方向端部がせん断加工により、加工硬化しており、これが、エッジ割れの原因になると推定された。
そこで、本発明者らは、機械的エネルギー(力学的エネルギー)による加工手法であるせん断加工に替えて、光学的エネルギーによる加工手法であるレーザ切断によって加工することを試みた。
すなわち、上述と同様の圧延実験において、せん断加工に代わり、レーザ切断によって、図1に示した供試材4を切り出し採取した。その際、レーザ切断機は、発振器にIPG製YLS−5000、加工ヘッドにプレシテック製YK25を用い、ガス種、出力、切断速度、ガス圧等の各条件を表1に示す条件に変更して切断した。なお、出力欄が上下2段となっているものは上段と下段の繰り返しであり、例えば上段1.2(4ms)下段1.0(1ms)と記載された条件は1.2kWで4ms照射→1.0kWで1ms照射→1.2kWで4ms照射・・・の繰り返しを意味する。また、表1には、それぞれの条件における切断面の荒れおよびドロスと称される溶融物の高さの評価結果も合わせて示している。なお、それらの指標の評価基準は表2に示す通りとする。
使用するガスを酸素とした場合、酸化反応熱を利用することにより低出力での切断が可能となる。しかし、送り速度が遅い条件および出力が高い条件では、レーザを照射していない部分で溶融が進展するセルフバーニング現象が生じる。また、今回供試材としたような高合金材料においては、酸化物が生成しやすく、ドロス発生量が多くなるため、酸素切断ではドロスフリーとすることが困難である。一方の窒素切断は酸化反応熱がない分高出力が必要となるが、酸化物が生成しないため、ガス圧を高めることでドロスフリーな切断面が得られることが判明した。
本発明者らが切断条件を種々に変更してノッチングを行い、鋭意検討したところ、適正な条件としては、ガス種を窒素とし、その圧力を1.0MPa以上、レーザ出力を1msあたり0.5kW以上のパルス切断とすることで、図4(a)に示すような、ドロス高さが0.2mm以下である良好な切断面が得られた。ここでレーザ出力を変化させる場合には常にレーザ出力を1msあたり0.5kW以上となるようにする。ドロスが0.2mmを超えて発生すると、タンデム圧延機内の通板ロールや圧延ロールに接触した際にドロスが落下し、欠陥の原因となるため、ドロスは0.2mm以下にする必要がある。本条件では、ほとんどドロスを発生させることなく切断することができたが、例えばガス圧を低下させると、図4(b)に示すようにドロス量が増え、最終的には切断することができなくなる。
図5に、切断面が良好となる条件でレーザ切断を行ったときに得られた冷間圧延後の鋼板の外観(上記の図2に対応)を示し、図6に、エッジ断面の組織観察と硬さ試験の結果(上記の図3に対応)を示す。レーザ切断では、エッジ割れは発生せずに平滑なエッジ形状であるとともに、溶接部の板幅方向端部で加工硬化していないことが分かる。
このように、溶接部におけるエッジ割れの原因は、せん断加工による板幅方向端部の加工時のエッジの加工硬化であり、レーザ切断など、加工硬化しない加工手法では、エッジ割れが発生しないことが示された。ここで、「加工硬化が生じない」とは、例えば、加工前の硬さに比べて、加工後の硬さの上昇量が、ビッカース硬さHvで50未満であることを意味している。
次に、本発明の実施形態について述べる。
[実施形態1]
図7は、本発明の実施形態1を示す図である。この実施形態1においては、レーザ切断機を備えたノッチング設備が設置されており、図7に示すように、先行鋼帯1と後行鋼帯2との溶接部3の板幅方向端部を含めた所定範囲に対して、レーザ切断11によって、円弧状のノッチ12を形成している。
これによって、この実施形態1では、溶接部の板幅方向端部に加工硬化が生じることなくノッチ12を形成することができ、SiやMnの含有量が多い珪素鋼板や高張力鋼板などの脆性材料・高合金材料の場合でも、溶接部破断を発生することなく冷間圧延することが可能になる。
[実施形態2]
上記の実施形態1のように、溶接部3の板幅方向端部を含めた所定範囲に対して、レーザ切断11によってノッチ12を形成すると、加工時間が長くなる場合などは、高速加工が可能であるせん断加工によるノッチングを組み合わせるようにしても良い。
そのようなノッチング方法を、本発明の実施形態2として図8に示している。すなわち、この実施形態2においては、レーザ切断機に加えて、併用するせん断加工機を備えたノッチング設備が設置されており、図8に示すように、先行鋼帯1と後行鋼帯2の溶接部3の板幅方向端部を含めた所定範囲に対して、せん断加工13により1段目のノッチングを施して円弧状のノッチを形成した後、溶接部3を含めた溶接部3近傍のみ、加工硬化した部分をレーザ切断14による2段目のノッチングで除去し、最終的にノッチ15を形成するようにしている。
これによって、この実施形態2では、溶接部の板幅方向端部において、加工硬化した個所が無いノッチ15を短い加工時間で形成することができ、SiやMnの含有量が多い珪素鋼板や高張力鋼板などの脆性材料・高合金材料の場合でも、溶接部破断を発生することなく冷間圧延することが可能になる。
また、本発明においては、ノッチング形状を特に規定するものではない。特許文献1に記載のように半円状にノッチングしても良いし、特許文献2に記載のように略等脚台形状にノッチングしても良い。また、上記以外の形状でも何ら問題ない。
さらに付け加えると、通常の低炭素鋼であれば、せん断加工の場合でもエッジ割れは発生しないが、SiやMnの含有量が多い珪素鋼板や高張力鋼板などの脆性材料・高合金材料では溶接部の加工性が乏しいため、せん断加工により加工硬化するとエッジ割れが発生し易い。すなわち、通常の低炭素鋼など、せん断加工でもエッジ割れが発生せず、溶接部破断がほとんど発生しない鋼種には、必ずしも本発明を適用する必要はなく、せん断加工では溶接部で破断する脆性材料や高合金材料などの鋼種に適用すべきである。ただし、冷間タンデム圧延機では、珪素鋼板や高張力鋼板の専用ミルである場合もあるが、そうではなく、低炭素鋼なども合わせて圧延する兼用ミルの場合もある。その場合、低炭素鋼もレーザ切断にてノッチングしても何ら問題はない。また、せん断加工機とレーザ切断機の両方を併設し、鋼種により使い分けても良い。
ちなみに、SiやMnの含有量が多い珪素鋼板とは、例えば、Si:1.0〜6.5質量%、Mn:0.2〜1.0質量%を含有した鋼板であり、SiやMnの含有量が多い高張力鋼板とは、例えば、Si:1.0〜2.0質量%、Mn:1.5〜20.0質量%を含有し、引張強度が590〜1470MPaの鋼板である。また、これらの鋼板は、例えば板厚が0.5mm〜3.0mmの鋼板である。
本発明の実施例として、5スタンドの冷間タンデム圧延機を備えた冷間圧延設備によって珪素鋼板を製造して評価した。
その際に、従来例として、先行鋼帯と後行鋼帯との溶接部をせん断加工により半円状にノッチングした。
これに対して、本発明例1として、上記の本発明の実施形態1に基づいてノッチングを行った。すなわち、先行鋼帯と後行鋼帯との溶接部をレーザ切断により半円状にノッチングした。
また、本発明例2として、上記の本発明の実施形態2に基づいてノッチングを行った。すなわち、せん断加工により半円状に1段目のノッチングを行った後、溶接部近傍のみレーザ切断による2段目のノッチングを行った。
ここで、本発明例1および本発明例2のレーザ切断によるノッチングでは、ガス種:窒素、出力:1.0kW(4ms)と0.8kW(1ms)のパルスの繰り返し照射、切断速度:3.0m/min、ガス圧:1.5MPaで行った。
いずれの例においても、Si含有量が3.1質量%以上3.5質量%未満、板厚1.8mm以上2.4mm以下の鋼帯を100コイル用意し、上記の5スタンドの冷間タンデム圧延機で冷間圧延を行い、板厚0.3mm以上0.5mm以下に仕上げた。この際、溶接部での破断発生率を比較した。その結果を図9に示す。
図9に示すように、従来例では、溶接部破断の発生率が7%であるのに対し、本発明例1、2では、溶接部破断を1%にまで低下することができた。
これによって、本発明の有効性が確認された。すなわち、本発明を適用し、先行鋼帯と後行鋼帯との溶接部をノッチングする際、レーザ切断などの加工手法を適用し、溶接部を加工硬化させることなくノッチングすることにより、溶接部破断を防止することが可能となり、生産性の向上、歩留りの向上を達成することができる。
1 先行鋼帯
2 後行鋼帯
3 溶接部
4 圧延評価用供試材
11 レーザ切断
12 ノッチ
13 せん断加工
14 レーザ切断
15 ノッチ

Claims (3)

  1. 先行鋼帯の後端と後行鋼帯の先端とを接合した接合部の板幅方向端部にノッチを形成するノッチング方法であって、レーザ切断機によって切断を行い、そのレーザ出力が1msあたり0.5kW以上となるパルス切断かつ、使用するガスを圧力1.0MPa以上の窒素とすることを特徴とする鋼帯のノッチング方法。
  2. 請求項1に記載のノッチング方法を用いてノッチを形成して冷間圧延を行うことを特徴とする冷間圧延方法。
  3. 請求項2に記載の冷間圧延方法を用いて冷延鋼帯を製造することを特徴とする冷延鋼帯の製造方法。
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