JP2017080772A - 鉄筋結束機 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄筋結束機の組立作業性をより向上することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本明細書は、複数の鉄筋をワイヤによって結束する鉄筋結束機を開示する。その鉄筋結束機は、結束機本体と、結束機本体の下部に設けられたグリップと、グリップの下部に設けられたバッテリ取り付け部を備えている。その鉄筋結束機では、結束機本体が、送り機構と、案内機構と、切断機構と、捩り機構と、結束機本体の外面に設けられた第1操作部と、結束機本体の内部下方に収容されており、メインマイコンを搭載したメイン基板を備えている。その鉄筋結束機では、グリップが、トリガスイッチを備えている。その鉄筋結束機では、バッテリ取り付け部が、バッテリ取り付け部の外面に設けられた第2操作部を備えている。その鉄筋結束機では、第1操作部と、トリガスイッチと、第2操作部が、それぞれ配線を介してメイン基板に接続されている。
【選択図】図7

Description

本明細書で開示する技術は、鉄筋結束機に関する。
特許文献1には、複数の鉄筋をワイヤによって結束する鉄筋結束機が開示されている。その鉄筋結束機は、結束機本体と、結束機本体の下部に設けられたグリップと、グリップの下部に設けられたバッテリ取り付け部を備えている。その鉄筋結束機では、バッテリ取り付け部の下部にバッテリを着脱可能である。その鉄筋結束機では、結束機本体が、送りモータの回転によってワイヤを送る送り機構と、送り機構から送られたワイヤを複数の鉄筋の周りに案内する案内機構と、送り機構から送られたワイヤを切断する切断機構と、捩りモータの回転によって複数の鉄筋の周りのワイヤを捩る捩り機構と、結束機本体の内部下方に収容されており、送りモータおよび捩りモータの動作を制御するメインマイコンを搭載したメイン基板と、結束機本体の外面に設けられた操作部を備えている。その鉄筋結束機では、グリップが、鉄筋結束機に動作の実行を指示するトリガスイッチを備えている。その鉄筋結束機では、操作部と、トリガスイッチが、それぞれ配線を介してメイン基板に接続されている。
特開2010−184313号公報
特許文献1の鉄筋結束機では、結束機本体の外面に配置された操作部に、鉄筋結束機の電源のオン/オフを切り換えるメインスイッチと、鉄筋結束機の電源のオン/オフの状態を報知するランプと、ワイヤ送り量を調整する調整ダイヤルが配置されている。このような構成とすると、操作部とメイン基板の間に数多くの配線を接続する必要がある。結束機本体の外面に配置された操作部と結束機本体の内部下方のメイン基板の間には、送り機構や切断機構、捩り機構などの可動部品が密集して配置されており、これらの可動部品と干渉しないように操作部とメイン基板の間の配線を接続する必要があるため、組立作業が困難なものとなっている。鉄筋結束機の組立作業性をより向上することが可能な技術が期待されている。
本明細書は、複数の鉄筋をワイヤによって結束する鉄筋結束機を開示する。その鉄筋結束機は、結束機本体と、結束機本体の下部に設けられたグリップと、グリップの下部に設けられたバッテリ取り付け部を備えている。その鉄筋結束機では、バッテリ取り付け部の下部にバッテリを着脱可能である。その鉄筋結束機では、結束機本体が、送りモータの回転によってワイヤを送る送り機構と、送り機構から送られたワイヤを複数の鉄筋の周りに案内する案内機構と、送り機構から送られたワイヤを切断する切断機構と、捩りモータの回転によって複数の鉄筋の周りのワイヤを捩る捩り機構と、結束機本体の外面に設けられた第1操作部と、結束機本体の内部下方に収容されており、送りモータおよび捩りモータの動作を制御するメインマイコンを搭載したメイン基板を備えている。その鉄筋結束機では、グリップが、鉄筋結束機に動作の実行を指示するトリガスイッチを備えている。その鉄筋結束機では、バッテリ取り付け部が、バッテリ取り付け部の外面に設けられた第2操作部を備えている。その鉄筋結束機では、第1操作部と、トリガスイッチと、第2操作部が、それぞれ配線を介してメイン基板に接続されている。なお、第1操作部は、結束機本体の上面、後面または左右のいずれかの側面に設けられていてもよい。第2操作部は、バッテリ取り付け部の前方上面、前面、後面または左右のいずれかの側面に設けられていてもよい。
上記の鉄筋結束機では、結束機本体の外面に設けられた第1操作部と、バッテリ取り付け部の外面に設けられた第2操作部に、それぞれ機能を分担させることによって、メイン基板と第1操作部の間の配線の本数を少なくすることができる。メイン基板と第1操作部の間の配線は、送り機構や切断機構、捩り機構などの可動部品との干渉を避けるように接続しなければならないが、メイン基板と第2操作部の間の配線は、これらの可動部品が配置された場所を通過する必要がなく、配線の接続を容易に行なうことができる。上記の鉄筋結束機によれば、作業者の利便性を損なうことなく、送り機構や切断機構、捩り機構などの可動部品との干渉を避けるように接続しなければならない配線の本数を少なくして、鉄筋結束機の組立作業性を向上することができる。
実施例に係る鉄筋結束機2の外観を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の結束機本体4の内部構造を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の結束機本体4の内部構造を示す断面図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の結束機本体4およびグリップ6の内部構造を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2のメイン基板ケース80とメイン基板82の構成を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2のバッテリ取り付け部8の内部構造を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の電気系統を示すブロック図である。 実施例に係る鉄筋結束機2のメイン基板ケース80の配線通過部80cを通過する配線の様子を示す斜視図である。 実施例に係る鉄筋結束機2の電気系統の変形例を示すブロック図である。
1またはそれ以上の実施形態において、第1操作部は、鉄筋結束機の電源のオン/オフを切り換えるメインスイッチを備えていてもよく、第2操作部は、鉄筋結束機の動作設定を切り換える設定手段を備えていてもよい。なお、ここでいう動作設定とは、鉄筋結束機が行なう各種の動作の態様に関する設定のことをいい、例えば送り機構によるワイヤの送り出し量や巻き数についての設定や、捩り機構によるワイヤの捩り強さや捩り回数についての設定などを含む。
上記の構成によれば、作業者が操作する頻度の高いメインスイッチが、結束機本体の外面の第1操作部に配置され、作業者が操作する頻度の低い設定手段が、バッテリ取り付け部の外面に配置されるので、作業者の利便性を損なうことなく、メイン基板と第1操作部の間の配線の本数を少なくして、鉄筋結束機の組立作業性を向上することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、第1操作部は、結束機本体の上面に設けられていてもよく、第2操作部は、バッテリ取り付け部の上面に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、第1操作部が結束機本体の上面に設けられているので、結束機本体の前後方向および左右方向のサイズを小さくすることができる。また、上記の構成によれば、第2操作部がバッテリ取り付け部の上面に設けられているので、バッテリ取り付け部の前後方向および左右方向のサイズを小さくすることができる。
1またはそれ以上の実施形態において、メインスイッチは、モーメンタリ型のスイッチであってもよい。
仮に、メインスイッチとしてオルタネイト型のスイッチを用いると、例えばオートパワーオフ機能などのように、メインスイッチの操作以外の原因によって、鉄筋結束機の電源がオンからオフに切り替わった場合でも、メインスイッチはオン状態のまま保持される。このため、その後に鉄筋結束機の電源をオフからオンに切り換えるためには、メインスイッチをいったんオン状態からオフ状態に切り換えて、再びメインスイッチをオフ状態からオン状態に切り換える操作が必要となる。これに対して、上記の構成のように、メインスイッチとしてモーメンタリ型のスイッチを用いると、メインスイッチの操作以外の原因によって、鉄筋結束機の電源がオンからオフに切り替わった場合に、メインスイッチはオフ状態となっている。このため、その後に鉄筋結束機の電源をオフからオンに切り換える際には、通常と同じように、メインスイッチをオン状態にする操作のみを行えばよい。上記の構成によれば、メインスイッチの操作以外の原因によって、鉄筋結束機の電源がオンからオフに切り替わった場合に、その後に鉄筋結束機の電源をオフからオンに切り換えるための操作を簡便なものとすることができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記メインマイコンは、前記鉄筋結束機の電源がオンであり、かつ前記トリガスイッチおよび前記設定手段への操作がなされない状態が所定時間継続した場合に、前記鉄筋結束機の電源をオフにしてもよい。
上記の構成によれば、鉄筋結束機の電源がオンのまま、鉄筋結束機が使用されない状態が継続した場合に、メインスイッチの操作がされなくても、鉄筋結束機の電源を自動的にオフにすることができる。バッテリの消耗を抑制することができるとともに、作業者が鉄筋結束機を使用する意図がないときに、鉄筋結束機が誤動作してしまう事態を予防することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、第1操作部に、鉄筋結束機の電源のオン/オフの状態を報知する第1報知手段が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、作業者の注意をひきやすい第1操作部に第1報知手段が配置されているので、鉄筋結束機の電源のオン/オフの状態を作業者に確実に認識させることができる。これによって、ワイヤを供給するリールの交換など、鉄筋結束機のメンテナンスを作業者が行なう際に、誤って鉄筋結束機の電源をオンにしたままメンテナンスを行ってしまうことを防ぐことができる。なお、第1報知手段は、例えば鉄筋結束機の電源のオン/オフの状態に応じて点灯するLEDなどの表示装置であってもよい。あるいは、第1報知手段は、音声によって鉄筋結束機の電源のオン/オフの状態を報知するブザーなどの音声発生装置であってもよい。あるいは、第1報知手段は、メインスイッチと一体化されていてもよく、鉄筋結束機の電源のオン/オフの状態を作業者が視認可能なスライドスイッチ、ロッカースイッチやダイヤルスイッチであってもよい。
1またはそれ以上の実施形態においては、第2操作部に、鉄筋結束機の動作設定の状態を報知する第2報知手段が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、作業者は、現在の鉄筋結束機の動作設定の状態を確認しながら、動作設定を切り換える操作を行なうことができるので、作業者が動作設定の内容を誤って切り換えてしまうことを防ぐことができる。なお、第2報知手段は、例えば鉄筋結束機の動作設定の状態を表示するLEDなどの表示装置であってもよい。あるいは、第2報知手段は、設定手段と一体化されていてもよく、鉄筋結束機の動作設定の状態を作業者が視認可能なスライドスイッチ、ロッカースイッチや調整ダイヤルであってもよい。
1またはそれ以上の実施形態においては、メイン基板と第2操作部の間でシリアル通信を実行可能であってもよい。
上記の構成によれば、メイン基板と第2操作部の間の配線の本数を少なくして、鉄筋結束機の組立作業性をより向上することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、第2操作部が、メイン基板に搭載されたメインマイコンとの間でシリアル通信を実行可能なサブマイコンを備えていてもよい。
上記の構成によれば、第2報知手段の動作の制御をサブマイコンを介して行なうようにすることで、メイン基板から第2操作部へ送信するデータ量を低減することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、第2報知手段での報知内容を、メインマイコンからサブマイコンへ送信してもよい。
上記の構成によれば、サブマイコンで行なう処理を簡素化することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、設定手段が、シリアル通信に用いるシリアル通信線とは別の設定信号線を介して、メイン基板に接続していてもよい。
上記の構成によれば、設定手段からの入力の認識をメインマイコンで行なうので、サブマイコンで行なう処理を簡素化することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、メイン基板において、鉄筋結束機の動作設定が記憶されてもよい。
上記の構成によれば、鉄筋結束機の動作設定を第2操作部において記憶しておく必要がないので、第2操作部の構成を簡素化することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、設定手段が、サブマイコンに接続していてもよい。
上記の構成によれば、第2操作部とメイン基板の間の配線の本数をさらに少なくして、鉄筋結束機の組立作業性をさらに向上することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、設定手段での操作内容が、サブマイコンからメインマイコンへシリアル通信によって送信されてもよく、メイン基板において、鉄筋結束機の動作設定が記憶されてもよい。
上記の構成によれば、鉄筋結束機の動作設定を第2操作部において記憶しておく必要がないので、第2操作部の構成を簡素化することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、メイン基板において記憶された鉄筋結束機の動作設定が、第2報知手段での報知内容として、メインマイコンからサブマイコンへシリアル通信によって送信されてもよい。
上記の構成によれば、サブマイコンで行なう処理を簡素化することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、鉄筋結束機は、鉄筋結束機にエラーが発生した場合に、第1報知手段および/または第2報知手段によって、エラーが発生したことおよび/またはエラーの種類を報知してもよい。
上記の構成によれば、エラーを報知するための専用の報知手段を用いることなく、第1報知手段や第2報知手段を用いて、作業者にエラーの発生やエラーの種類を報知することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、メイン基板に、第2操作部とメイン基板の間を接続する配線および/またはバッテリとメイン基板の間を接続する配線および/またはトリガスイッチとメイン基板の間を接続する配線が通過可能な切り欠きが形成されていてもよい。
上記の構成によれば、第2操作部とメイン基板の間を接続する配線や、バッテリとメイン基板の間を接続する配線や、トリガスイッチとメイン基板の間を接続する配線を、メイン基板の切り欠きを通過させてメイン基板と接続することができるので、鉄筋結束機の組立作業性をより向上することができる。
1またはそれ以上の実施形態においては、前記メイン基板と前記第1操作部の間を接続する配線が、信号を通信する通信線であってもよい。
一般に、信号を通信する通信線は、バッテリからモータやアクチュエータへ電力を供給する電力線に比べて、細い配線を使用することができる。上記の構成によれば、送り機構や切断機構、捩り機構などの可動部品との干渉を避けるように接続しなければならない、メイン基板と第1操作部の間の配線に、太い配線を用いる必要がないので、鉄筋結束機の組立作業性をより向上することができる。
(実施例)
実施例に係る鉄筋結束機2について図面を参照して説明する。図1に示す鉄筋結束機2は、複数の鉄筋RをワイヤWによって結束するための電動工具である。
鉄筋結束機2は、結束機本体4と、結束機本体4の下部に設けられたグリップ6と、グリップ6の下部に設けられたバッテリ取り付け部8を備えている。バッテリ取り付け部8の下部には、バッテリBが着脱可能に取り付けられている。結束機本体4と、グリップ6と、バッテリ取り付け部8は、一体的に形成されている。
図2に示すように、結束機本体4の後方上部には、ワイヤWが巻回されたリール10が着脱可能に収容されている。なお、図2では図示の明瞭化のために、鉄筋結束機2の内部の配線の図示を省略している。結束機本体4は、主に、送り機構12と、案内機構14と、ブレーキ機構16と、切断機構18(図3、図4参照)と、捩り機構20を備えている。
送り機構12は、リール10から供給されるワイヤWを、結束機本体4の前方の案内機構14へと送り出す。送り機構12は、送りモータ22と、主動ローラ24と、従動ローラ26を備えている。主動ローラ24と従動ローラ26の間に、ワイヤWが挟持される。送りモータ22は、主動ローラ24を回転させる。送りモータ22が主動ローラ24を回転させると、従動ローラ26が逆方向に回転するとともに、主動ローラ24と従動ローラ26により挟持されたワイヤWが案内機構14へと送り出され、リール10からワイヤWが引き出される。
案内機構14は、送り機構12から送られたワイヤWを、鉄筋Rの周囲に円環状に案内する。案内機構14は、案内パイプ28と、上側カールガイド30と、下側カールガイド32を備えている。案内パイプ28の後方側の端部は、主動ローラ24と従動ローラ26の間の空間に向けて開口している。送り機構12から送られたワイヤWは、案内パイプ28の内部へと送り込まれる。案内パイプ28の前方側の端部は、上側カールガイド30の内部に向けて開口している。上側カールガイド30には、案内パイプ28から送られるワイヤWを案内するための第1案内通路34と、下側カールガイド32から送られるワイヤWを案内するための第2案内通路36が設けられている。
図3に示すように、第1案内通路34には、ワイヤWに下向きの巻きぐせをつけるようにワイヤWを案内する複数の案内ピン38と、後述する切断機構18の一部を構成するカッタ40が設けられている。なお、図3では図示の明瞭化のために、鉄筋結束機2の内部の配線の図示を省略している。案内パイプ28から送られたワイヤWは、第1案内通路34において案内ピン38で案内され、カッタ40を通過して、上側カールガイド30の前端から下側カールガイド32に向けて送り出される。
下側カールガイド32には、送り返し板42が設けられている。送り返し板42は、上側カールガイド30の前端から送られたワイヤWを案内して、上側カールガイド30の第2案内通路36の後端に向けて送り返す。
図4に示すように、上側カールガイド30の第2案内通路36には、下側カールガイド32から送られたワイヤWを案内して、上側カールガイド30の前端から下側カールガイド32に向けて送る、案内壁44が設けられている。なお、図4では図示の明瞭化のために、鉄筋結束機2の内部の一部の配線の図示を省略している。
上側カールガイド30と下側カールガイド32によって、送り機構12から送られたワイヤWは、鉄筋Rの周囲に円環状に巻回される。鉄筋Rの周囲でのワイヤWの巻き数は、作業者が予め設定しておくことができる。送り機構12は、設定された巻き数に対応する長さのワイヤWを送り出すと、送りモータ22を停止してワイヤWの送り出しを停止する。
図2に示すブレーキ機構16は、送り機構12がワイヤWの送り出しを停止するのと連動して、リール10の回転を停止する。ブレーキ機構16は、ソレノイド46と、リンク48と、ブレーキアーム50を備えている。リール10には、ブレーキアーム50が係合する係合部10aが、径方向に所定の角度間隔で形成されている。ソレノイド46への通電がされていない状態では、ブレーキアーム50がリール10の係合部10aから離反している。ソレノイド46への通電がされた状態では、リンク48によってブレーキアーム50がリール10の係合部10aに係合する。ブレーキ機構16は、送り機構12がワイヤWの送り出しを行なう際には、ソレノイド46へ通電せずに、ブレーキアーム50をリール10の係合部10aから離反させている。これにより、リール10は自由に回転することができ、送り機構12はリール10からワイヤWを引き出すことができる。また、ブレーキ機構16は、送り機構12がワイヤWの送り出しを停止する際には、ソレノイド46へ通電して、ブレーキアーム50をリール10の係合部10aに係合させる。これにより、リール10の回転が禁止される。これによって、送り機構12がワイヤWの送り出しを停止した後も、リール10が慣性により回転し続け、リール10と送り機構12の間でワイヤWが弛んでしまうことを防ぐことができる。
図3に示す切断機構18は、ワイヤWを鉄筋Rの周囲に巻回した状態で、ワイヤWを切断する。切断機構18は、カッタ40と、リンク52を備えている。リンク52は、後述する捩り機構20と連動して、カッタ40を回転させる。カッタ40が回転することによって、カッタ40の内部を通過するワイヤWが切断される。
図4に示す捩り機構20は、鉄筋Rの周囲に巻回されたワイヤWを捩ることで、鉄筋RをワイヤWで結束する。捩り機構20は、捩りモータ54と、減速機構56と、スクリューシャフト58(図3参照)と、スリーブ60と、一対のフック62を備えている。
捩りモータ54の回転は、減速機構56を介して、スクリューシャフト58に伝達される。捩りモータ54は、順方向および逆方向に回転可能であり、それに応じて、スクリューシャフト58も、順方向および逆方向に回転可能である。スリーブ60はスクリューシャフト58の周囲を覆うように配置されている。スリーブ60の回転が禁止されている状態では、スクリューシャフト58が順方向に回転すると、スリーブ60が前方に向けて移動し、スクリューシャフト58が逆方向に回転すると、スリーブ60が後方に向けて移動する。また、スリーブ60の回転が許容されている状態で、スクリューシャフト58が回転すると、スリーブ60はスクリューシャフト58と共に回転する。また、スリーブ60が初期位置から所定の位置まで前進すると、切断機構18のリンク52がカッタ40を回転させる。一対のフック62はスリーブ60の前端に設けられており、スリーブ60の前後方向の位置に応じて開閉する。スリーブ60が前方に移動すると、一対のフック62が閉じて、ワイヤWを把持する。逆に、スリーブ60が後方に移動すると、一対のフック62が開いて、ワイヤWを解放する。
捩り機構20は、鉄筋Rの周囲にワイヤWが巻回された状態で、捩りモータ54を回転させる。この際、スリーブ60の回転は禁止されており、スクリューシャフト58の回転によってスリーブ60が前進するとともに一対のフック62が前進し、一対のフック62が閉じてワイヤWを把持する。そして、スリーブ60の回転が許容されると、スクリューシャフト58の回転によってスリーブ60が回転するとともに一対のフック62が回転する。これによって、ワイヤWが捩られて、鉄筋Rが結束される。ワイヤWの捩り強さは、作業者が予め設定しておくことができる。捩り機構20は、設定された捩り強さまでワイヤWを捩ると、捩りモータ54を逆方向に回転させる。この際、スリーブ60の回転は禁止されており、一対のフック62が開いてワイヤWが解放された後、スクリューシャフト58の回転によってスリーブ60が後退するとともに一対のフック62が後退し、初期位置まで一対のフック62が後退すると一対のフック62を初期角度に戻す。
図2、図4に示すように、結束機本体4の上面には、第1操作部64が設けられている。第1操作部64は、リール10よりも前方かつ送りモータ22よりも後方に配置されており、捩りモータ54の上方に設けられている。第1操作部64には、プッシュボタン66と表示窓68を備える第1操作表示板70が設けられている。第1操作表示板70の直下には、第1操作基板72が配置されている。図7に示すように、第1操作基板72には、プッシュボタン66のオン/オフを検出するメインスイッチ74と、表示窓68を点灯または消灯する主電源LED76と、ブザー78が設けられている。メインスイッチ74は、通常時はオフであり、作業者によりプッシュボタン66が押下されるとオンになる、モーメンタリ型のスイッチであって、オルタネイト型のスイッチではない。本明細書でいうモーメンタリ型のスイッチとは、作業者が操作している間だけスイッチがオン状態となり、操作した後に手を離すとスイッチがオフ状態になるスイッチのことを意味し、例えばタクタイルスイッチなどが挙げられる。本明細書でいうオルタネイト型のスイッチとは、作業者がスイッチを操作することによってスイッチがオン状態となり、操作した後に手を離してもスイッチがオン状態を保持するスイッチのことを意味し、例えばスライドスイッチや、ロッカースイッチなどが挙げられる。
図4に示すように、結束機本体4の内部下方には、メイン基板ケース80が収容されている。図5に示すように、メイン基板ケース80の内部には、メイン基板82が収容されている。メイン基板82は、結束機本体4の前後方向に長手方向を有する略長方形状に形成されており、側部に略正方形状の切り欠き82aを有している。メイン基板ケース80は、底板80aと、メイン基板82の外形形状に沿って底板80aから伸びる壁板80bを備えている。メイン基板ケース80の、メイン基板82の切り欠き82aに対応する箇所には、配線通過部80cが形成されている。配線通過部80cの外側には、壁板80bから伸びる配線フック80dが形成されている。
図4に示すように、グリップ6の前方上部には、作業者が引き操作可能なトリガ84が設けられている。グリップ6の内部には、トリガ84のオン/オフを検出するトリガスイッチ86が設けられている。作業者がトリガ84を引き操作して、トリガスイッチ86がオンとなると、鉄筋結束機2は、送り機構12、案内機構14およびブレーキ機構16によって、ワイヤWを鉄筋Rの周囲に巻回するとともに、切断機構18および捩り機構20によって、ワイヤWを切断して、鉄筋Rに巻回されたワイヤWを捩る、一連の動作を実行する。
図6に示すように、バッテリ取り付け部8の下部には、バッテリBを着脱可能なバッテリ端子88が設けられている。バッテリ取り付け部8の前方上面には、第2操作部90が設けられている。第2操作部90は、表示窓92、94と、7セグメント表示窓96と、設定ボタン98、100を備える第2操作表示板102を備えている。第2操作表示板102の直下には、第2操作基板104が設けられている。図7に示すように、第2操作基板104には、表示窓92、94のそれぞれを点灯または消灯するLED106、108と、7セグメント表示窓96に7セグメント表示を行なう7セグメントLED110と、LED106、108および7セグメントLED110の動作を制御するサブマイコン112と、設定ボタン98、100のオン/オフを検出する設定スイッチ114、116が設けられている。設定スイッチ114、116は、通常時はオフであり、作業者により設定ボタン98、100が押下されるとオンになる、モーメンタリ型のスイッチである。
図7は、鉄筋結束機2の電気系統を示すブロック図である。メイン基板82には、ラッチリレー118と、レギュレータ120と、トランジスタ160と、メインマイコン122と、ドライバ124、126、128とが設けられている。
ラッチリレー118は、FET130と、抵抗器132,134と、トランジスタ136を備えている。FET130は、バッテリBの電源電位線とレギュレータ120の電源電位線の間に設けられている。FET130がオンになると、バッテリBからレギュレータ120への電力供給が行われる。本明細書では、バッテリBからレギュレータ120への電力供給が行われている状態を、鉄筋結束機2の電源がオンの状態という。FET130がオフになると、バッテリBからレギュレータ120への電力供給が遮断される。本明細書では、バッテリBからレギュレータ120への電力供給が行われていない状態を、鉄筋結束機2の電源がオフの状態という。FET130の制御入力は、抵抗器132を介して、バッテリBの電源電位線に接続している。また、FET130の制御入力は、抵抗器134とメインスイッチ74を介して、接地電位に接続している。さらに、FET130の制御入力は、抵抗器134とトランジスタ136を介して、接地電位に接続している。トランジスタ136のオン/オフの切り換えは、メインマイコン122によって行われる。
トランジスタ160は、メインスイッチ74のオン/オフを検出するために設けられている。メインスイッチ74がオンとなると、トランジスタ160はメインマイコン122にオン信号を出力する。メインスイッチ74がオフとなると、トランジスタ160はメインマイコン122にオフ信号を出力する。メインマイコン122は、トランジスタ160から出力される信号に基づいて、メインスイッチ74のオン/オフの状態を認識することができる。
FET130がオフの状態(すなわち、鉄筋結束機2の電源がオフの状態)で、第1操作基板72のメインスイッチ74がオフからオンに切り替わると、FET130がオンの状態に切り替わる。これによって、バッテリBからレギュレータ120への電力供給が行われ、鉄筋結束機2の電源がオンになる。レギュレータ120への電力供給が行われるとメインマイコン122が起動し、メインマイコン122はトランジスタ160からのオン信号によってメインスイッチ74が押されていることを認識する。この場合、メインマイコン122は、トランジスタ136をオン状態に切り換える。この状態で、メインスイッチ74がオンからオフに切り替わっても、トランジスタ136によってFET130の制御入力が接地電位に接続されているので、FET130はオンの状態を維持し、鉄筋結束機2の電源はオンのまま維持される。そのため、メインスイッチ74にモーメンタリ型のスイッチを用いた場合でも、鉄筋結束機2の電源がオンの状態を維持することができる。
また、FET130がオンの状態(すなわち、鉄筋結束機2の電源がオンの状態)で、第1操作基板72のメインスイッチ74がオフからオンに切り替わると、メインマイコン122はトランジスタ160からのオン信号によってメインスイッチ74が押されていることを認識し、トランジスタ136をオフ状態に切り換える。これによって、FET130がオフの状態に切り替わり、バッテリBからレギュレータ120への電力供給が遮断され、鉄筋結束機2の電源がオフになる。この状態で、メインスイッチ74がオンからオフに切り替わっても、FET130はオフの状態を維持し、鉄筋結束機2の電源はオフのまま維持される。
本実施例の鉄筋結束機2によれば、モーメンタリ型のスイッチを用いたメインスイッチ74と、ラッチリレー118、メインマイコン122の簡単な組み合わせによって、鉄筋結束機2の電源のオン/オフの切り換えを容易に実現することができる。
また、FET130がオンの状態(すなわち、鉄筋結束機2の電源がオンの状態)で、メインマイコン122が任意のタイミングで鉄筋結束機2の電源をオフにしようとする場合、メインスイッチ74が操作されなくても、メインマイコン122がトランジスタ136をオフ状態に切り換えることで、FET130がオフの状態に切り替わる。これによって、メインスイッチ74が操作されなくとも、バッテリBからレギュレータ120への電力供給を遮断して、鉄筋結束機2の電源をオフにすることができる。本実施例の鉄筋結束機2では、メインマイコン122は、バッテリBからの電力供給が行われている状態で、作業者からの第1操作部64、第2操作部90およびトリガ84への操作が行われない状態が所定時間(例えば3分間)継続すると、トランジスタ136をオフに切り換えて、鉄筋結束機2の電源をオフにする。これによって、オートパワーオフ機能を実現することができる。バッテリBの消耗を抑制することができるとともに、作業者が鉄筋結束機2を使用する意図がないときに、鉄筋結束機2が誤動作してしまう事態を予防することができる。
仮に、メインスイッチ74として、オルタネイト型のスイッチを用いると、上記のオートパワーオフ機能などのように、メインスイッチ74の操作以外の原因によって、鉄筋結束機2の電源がオンからオフに切り替わった場合でも、メインスイッチ74はオン状態のまま保持される。このため、その後に鉄筋結束機2の電源をオフからオンに切り換えるためには、メインスイッチ74をいったんオン状態からオフ状態に切り換えて、再びメインスイッチ74をオフ状態からオン状態に切り換える操作が必要となる。これに対して、本実施例の鉄筋結束機2のように、メインスイッチ74としてモーメンタリ型のスイッチを用いると、メインスイッチ74の操作以外の原因によって、鉄筋結束機2の電源がオンからオフに切り替わった場合に、メインスイッチ74はオフ状態となっている。このため、その後に鉄筋結束機2の電源をオフからオンに切り換える際には、通常と同じように、メインスイッチ74をオン状態にする操作のみを行えばよい。本実施例の鉄筋結束機2によれば、メインスイッチ74の操作以外の原因によって、鉄筋結束機2の電源がオンからオフに切り替わった場合に、その後に鉄筋結束機2の電源をオフからオンに切り換えるための操作を簡便なものとすることができる。
レギュレータ120は、バッテリBから供給される電力を所定の電圧に調整して、メインマイコン122へ供給する。
ドライバ124は、捩りモータ54を駆動するドライバ回路である。メインマイコン122は、ドライバ124を介して、捩りモータ54の動作を制御することができる。
ドライバ126は、送りモータ22を駆動するドライバ回路である。メインマイコン122は、ドライバ126を介して、送りモータ22の動作を制御することができる。
ドライバ128は、ソレノイド46を駆動するドライバ回路である。メインマイコン122は、ドライバ128を介して、ソレノイド46の動作を制御することができる。
第1操作基板72の主電源LED76は、メインマイコン122に接続されている。メインマイコン122は、鉄筋結束機2の電源がオンの場合、すなわちバッテリBからレギュレータ120への電力供給が行われている場合に、主電源LED76を点灯させる。なお、鉄筋結束機2の電源がオフの場合、すなわちバッテリBからレギュレータ120への電力供給が行われていない場合には、メインマイコン122は動作しないため、主電源LED76は消灯される。
第1操作基板72のブザー78は、メインマイコン122に接続されている。メインマイコン122は、例えば、リール10に巻回されたワイヤWを使いきって、ワイヤWが空になったことを検出した場合に、ブザー78、主電源LED76によって、作業者にリール10の交換タイミングを報知する。また、メインマイコン122は、ワイヤWが捩り機構20に絡まるなどのエラー状態を検出した際には、ブザー78、主電源LED76によって、作業者にエラーが発生したことと、エラーの種類を報知する。さらに、メインマイコン122は、鉄筋結束機2の電源がオンの状態で、作業者が鉄筋結束機2のメンテナンスを行おうとした場合に、ブザー78により作業者に鉄筋結束機2の電源がオンの状態であることを報知する。これにより、作業者が誤って鉄筋結束機2の電源をオンにしたままメンテナンスを行ってしまうことを防ぐことができる。なお、作業者が鉄筋結束機2のメンテナンスを行なおうとしているか否かは、例えばリール10の取り付け状態を監視するセンサを設けて、そのセンサからの検出信号に基づいて判別してもよいし、下側カールガイド32の開閉状態を監視するセンサを設けて、そのセンサからの検出信号に基づいて判別してもよい。
トリガスイッチ86は、トリガ信号線を介して、メインマイコン122に接続されている。メインマイコン122は、トリガスイッチ86のオン/オフを認識する。メインマイコン122は、トリガスイッチ86がオフからオンに切り換わると、送りモータ22およびソレノイド46の動作を制御して、ワイヤWを鉄筋Rの周囲に巻回する動作を実行するとともに、捩りモータ54の動作を制御して、ワイヤWを切断して、鉄筋Rに巻回されたワイヤWを捩る動作を実行する。
第2操作基板104の設定スイッチ114、116は、設定信号線を介して、メインマイコン122に接続されている。作業者は、設定スイッチ114、116を操作することによって、送り機構12によるワイヤWの送り出し量または巻き数や、捩り機構20によるワイヤWの捩り強さまたは捩り回数といた、鉄筋結束機2の動作設定を切り換えることができる。本実施例では、設定スイッチ114はワイヤWの巻き数を設定するためのものであり、設定スイッチ116はワイヤWの捩り強さを設定するためのものである。メインマイコン122は、鉄筋結束機2の動作設定の内容を記憶するフラッシュメモリ(図示せず)を備えている。メインマイコン122は、設定スイッチ114、116のそれぞれのオン/オフを認識する。メインマイコン122は、設定スイッチ114、116のいずれかがオンされると、その設定スイッチ114、116に関連付けられた動作設定の内容をフラッシュメモリから読み出し、設定スイッチ114、116の操作に応じて動作設定の内容を切り換える。そして、メインマイコン122は、変更後の動作設定の内容を、フラッシュメモリに新たに記憶する。メインマイコン122は、変更後の動作設定の内容を、メインマイコン122の外部のEEPROMに記憶してもよい。
第2操作基板104のサブマイコン112は、シリアル通信線を介して、メイン基板82に接続されている。メインマイコン122とサブマイコン112は、例えばUARTを介したシリアル通信によって、双方向に通信を行なうことができる。なお、サブマイコン112との通信は、送りモータ22、ソレノイド46および捩りモータ54を制御するメインマイコン122とは別の、メイン基板82に搭載されたマイコンが行ってもよい。
第2操作基板104のLED106、108および7セグメントLED110は、サブマイコン112に接続されている。メインマイコン122はサブマイコン112に、LED106、108および7セグメントLED110に表示すべき内容を指示する。本実施例の鉄筋結束機2では、メインマイコン122は、作業者が設定スイッチ114、116を操作すると、その操作によって変更された動作設定の内容を、LED106、108および7セグメントLED110に表示するように、サブマイコン112に指示する。サブマイコン112は、メインマイコン122からの指示に従って、LED106、108および7セグメントLED110の動作を制御する。LED106、108および7セグメントLED110には、設定スイッチ114、116の操作によって設定された、鉄筋結束機2の現在の動作設定の内容が表示される。また、メインマイコン122が、例えばワイヤWが捩り機構20に絡まるなどのエラー状態を検出した際には、LED106、108および7セグメントLED110によって、作業者にエラーが発生したことと、エラーの種類を報知する。
バッテリ端子88とメイン基板82の間は、電源電位線と、接地電位線と、バッテリ監視信号線の3本の配線140によって接続されている。なお、図7では図示の明瞭化のため、これらの配線140のうち電源電位線と接地電位線のみを図示している。図4、図6に示すように、これらの配線140は、バッテリ取り付け部8の下部のバッテリ端子88から、グリップ6の内部を通過して、結束機本体4の下部のメイン基板82に接続されている。
第2操作基板104とメイン基板82の間は、1本の電源電位線と、1本の接地電位線と、2本のシリアル通信線と、2本の設定信号線の、合計6本の配線142によって接続されている。なお、図7では図示の明瞭化のため、これらの配線142のうち、電源電位線と接地電位線の図示を省略しているとともに、2本のシリアル通信線を1本で図示している。図4,図6に示すように、これらの配線142は、バッテリ取り付け部8に収容された第2操作基板104から、グリップ6の内部を通過して、結束機本体4の下部のメイン基板82に接続されている。
トリガスイッチ86とメイン基板82の間は、2本のトリガ信号線からなる配線138によって接続されている。なお、図7では図示の明瞭化のため、これらの配線138を1本で図示している。図4に示すように、これらの配線138は、グリップ6の上部に収容されたトリガスイッチ86から、グリップ6の内部を通過して、結束機本体4の下部のメイン基板82に接続されている。
上記のように、メイン基板82には、グリップ6に設けられたトリガスイッチ86と、バッテリ取り付け部8に設けられたバッテリ端子88および第2操作基板104から、配線138、140、142が接続される。図8に示すように、トリガスイッチ86から伸びる配線138と、バッテリ端子88から伸びる配線140と、第2操作基板104から伸びる配線142は、グリップ6の内部を通過して、メイン基板ケース80に設けられた配線通過部80cを通過して、メイン基板82の上面に接続されている。このように、メイン基板82に切り欠き82aを形成して、その空間を配線通過部80cとして利用することで、結束機本体4の下方のグリップ6やバッテリ取り付け部8からメイン基板82に接続される配線138、140、142の取り回しを容易にすることができる。また、メイン基板ケース80の配線通過部80cの外側に配線フック80dを形成することによって、配線通過部80cを通過する配線をまとめておくことができる。
本実施例の鉄筋結束機2では、結束機本体4の外面に設けられた第1操作部64と、バッテリ取り付け部8の外面に設けられた第2操作部90に、それぞれ機能を分担させることによって、メイン基板82と第1操作部64の間の配線150(図4参照)の本数を少なくすることができる。メイン基板82と第1操作部64の間の配線150は、送り機構12やブレーキ機構16、切断機構18、捩り機構20などの可動部品との干渉を避けるように接続しなければならないが、メイン基板82と第2操作部90の間の配線142は、これらの可動部品が配置された場所を通過する必要がなく、配線の接続を容易に行なうことができる。本実施例の鉄筋結束機2によれば、作業者の利便性を損なうことなく、送り機構12やブレーキ機構16、切断機構18、捩り機構20などの可動部品との干渉を避けるように接続しなければならない配線の本数を少なくして、鉄筋結束機2の組立作業性を向上することができる。
本実施例の鉄筋結束機2によれば、作業者が操作する頻度の高いメインスイッチ74が、結束機本体4の外面の第1操作部64に配置され、作業者が操作する頻度の低い設定スイッチ114、116が、バッテリ取り付け部8の外面に配置されるので、作業者の利便性を損なうことなく、メイン基板82と第1操作部64の間の配線150の本数を少なくして、鉄筋結束機2の組立作業性を向上することができる。
本実施例の鉄筋結束機2では、第1操作部64が結束機本体4の上面に設けられているので、結束機本体4の前後方向および左右方向のサイズを小さくすることができる。また、本実施例の鉄筋結束機2では、第2操作部90がバッテリ取り付け部8の上面に設けられているので、バッテリ取り付け部8の前後方向および左右方向のサイズを小さくすることができる。
本実施例の鉄筋結束機2では、作業者の注意をひきやすい結束機本体4の上面の第1操作部64に主電源LED76、ブザー78が配置されているので、鉄筋結束機2の電源のオン/オフの状態を作業者に確実に認識させることができる。これによって、ワイヤWを供給するリール10の交換など、鉄筋結束機2のメンテナンスを作業者が行なう際に、誤って鉄筋結束機2の電源をオンにしたままメンテナンスを行ってしまうことを防ぐことができる。
本実施例の鉄筋結束機2では、設定スイッチ114、116を備える第2操作部90に動作設定の内容を表示するLED106、108および7セグメントLED110が設けられている。作業者は、現在の鉄筋結束機2の動作設定の状態を確認しながら、動作設定を切り換える操作を行なうことができるので、作業者が動作設定の内容を誤って切り換えてしまうことを防ぐことができる。
本実施例の鉄筋結束機2では、メイン基板82と第2操作部90の間でシリアル通信を実行可能である。これによって、メイン基板82と第2操作部90の間の配線142の本数を少なくして、鉄筋結束機2の組立作業性をより向上することができる。
本実施例の鉄筋結束機2では、第2操作部90が、メイン基板82に搭載されたメインマイコン122との間でシリアル通信を実行可能なサブマイコン112を備えており、LED106、108および7セグメントLED110の動作がサブマイコン112によって制御されている。これによって、メインマイコン122から第2操作部90へ送信するデータ量を低減することができる。また、本実施例の鉄筋結束機2では、LED106、108および7セグメントLED110での表示内容を、メインマイコン122からサブマイコン112へ送信する。これによって、サブマイコン112で行なう処理を簡素化することができる。また、本実施例の鉄筋結束機2では、設定スイッチ114、116が、設定信号線を介して、メインマイコン122に接続している。このような構成とすると、設定スイッチ114、116からの入力の認識をメインマイコン122で行なうので、サブマイコン112で行なう処理を簡素化することができる。
本実施例の鉄筋結束機2では、第2操作基板104のLED106、108および7セグメントLED110の表示内容を、メイン基板82から第2操作基板104へシリアル通信によって送信する。LED106、108および7セグメントLED110の表示内容を、メイン基板82から第2操作基板104へパラレル通信によって送信する構成に比べて、メイン基板82と第2操作基板104の間の配線142の本数を少なくすることができる。本実施例のように、メイン基板82が結束機本体4に収容されており、第2操作基板104がバッテリ取り付け部8に収容されている場合、グリップ6を通過して、結束機本体4の内部へ取り回す必要がある配線の本数を少なくすることができる。
なお、第2操作基板104において、サブマイコン112の代わりにシリアル通信可能なICを搭載して、LED106、108と7セグメントLED110が、シリアル通信可能なICを介して、メインマイコン122に接続されるように構成してもよい。この場合も、LED106、108および7セグメントLED110の表示内容を、メイン基板82から第2操作基板104へシリアル通信によって送信することができる。この場合も、LED106、108および7セグメントLED110の表示内容を、メイン基板82から第2操作基板104へパラレル通信によって送信する構成に比べて、メイン基板82と第2操作基板104の間の配線142の本数を少なくすることができる。
なお、図9に示すように、第2操作基板104において、設定スイッチ114、116が、サブマイコン112に接続されるように構成してもよい。この場合、設定スイッチ114、116のオン/オフをサブマイコン112が認識して、サブマイコン112はメインマイコン122に設定スイッチ114、116のオン/オフの状態をシリアル通信によって送信する。メインマイコン122は、設定スイッチ114、116のいずれかがオンされた場合に、その設定スイッチ114、116に関連付けられた動作設定の内容をフラッシュメモリから読み出し、設定スイッチ114、116の操作に応じて動作設定の内容を切り換える。そして、メインマイコン122は、変更後の動作設定の内容を、フラッシュメモリに新たに記憶する。さらに、メインマイコン122は、変更後の動作設定の内容を、LED106、108および7セグメントLED110に表示するように、サブマイコン112に指示する。サブマイコン112は、メインマイコン122からの指示に従って、LED106、108および7セグメントLED110の動作を制御する。LED106、108および7セグメントLED110には、設定スイッチ114、116の操作によって設定された、鉄筋結束機2の現在の動作設定の内容が表示される。このような構成とすることによって、メイン基板82と第2操作基板104の間の配線142の本数をさらに少なくすることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :鉄筋結束機
4 :結束機本体
6 :グリップ
8 :バッテリ取り付け部
10 :リール
10a :係合部
12 :送り機構
14 :案内機構
16 :ブレーキ機構
18 :切断機構
20 :捩り機構
22 :送りモータ
24 :主動ローラ
26 :従動ローラ
28 :案内パイプ
30 :上側カールガイド
32 :下側カールガイド
34 :第1案内通路
36 :第2案内通路
38 :案内ピン
40 :カッタ
42 :送り返し板
44 :案内壁
46 :ソレノイド
48 :リンク
50 :ブレーキアーム
52 :リンク
54 :モータ
56 :減速機構
58 :スクリューシャフト
60 :スリーブ
62 :一対のフック
64 :第1操作部
66 :プッシュボタン
68 :表示窓
70 :第1操作表示板
72 :第1操作基板
74 :メインスイッチ
76 :主電源LED
78 :ブザー
80 :メイン基板ケース
80a :底板
80b :壁板
80c :配線通過部
80d :配線フック
82 :メイン基板
82a :切り欠き
84 :トリガ
86 :トリガスイッチ
88 :バッテリ端子
90 :第2操作部
92 :表示窓
94 :表示窓
96 :7セグメント表示窓
98 :設定ボタン
100 :設定ボタン
102 :第2操作表示板
104 :第2操作基板
106 :LED
108 :LED
110 :7セグメントLED
112 :サブマイコン
114 :設定スイッチ
116 :設定スイッチ
118 :ラッチリレー
120 :レギュレータ
122 :メインマイコン
124 :ドライバ
126 :ドライバ
128 :ドライバ
130 :FET
132 :抵抗器
134 :抵抗器
136 :トランジスタ
138 :配線
140 :配線
142 :配線
150 :配線
160 :トランジスタ

Claims (18)

  1. 複数の鉄筋をワイヤによって結束する鉄筋結束機であって、
    結束機本体と、
    前記結束機本体の下部に設けられたグリップと、
    前記グリップの下部に設けられたバッテリ取り付け部を備えており、
    前記バッテリ取り付け部の下部にバッテリを着脱可能であって、
    前記結束機本体は、
    送りモータの回転によって前記ワイヤを送る送り機構と、
    前記送り機構から送られた前記ワイヤを前記複数の鉄筋の周りに案内する案内機構と、
    前記送り機構から送られた前記ワイヤを切断する切断機構と、
    捩りモータの回転によって前記複数の鉄筋の周りの前記ワイヤを捩る捩り機構と、
    前記結束機本体の外面に設けられた第1操作部と、
    前記結束機本体の内部下方に収容されており、前記送りモータおよび前記捩りモータの動作を制御するメインマイコンを搭載したメイン基板を備えており、
    前記グリップは、前記鉄筋結束機に動作の実行を指示するトリガスイッチを備えており、
    前記バッテリ取り付け部は、前記バッテリ取り付け部の外面に設けられた第2操作部を備えており、
    前記第1操作部と、前記トリガスイッチと、前記第2操作部が、それぞれ配線を介して前記メイン基板に接続されている、鉄筋結束機。
  2. 前記第1操作部が、前記鉄筋結束機の電源のオン/オフを切り換えるメインスイッチを備えており、
    前記第2操作部が、前記鉄筋結束機の動作設定を切り換える設定手段を備えている、請求項1の鉄筋結束機。
  3. 前記第1操作部が、前記結束機本体の上面に設けられており、
    前記第2操作部が、前記バッテリ取り付け部の上面に設けられている、請求項1または2の鉄筋結束機。
  4. 前記メインスイッチが、モーメンタリ型のスイッチである、請求項2または3の鉄筋結束機。
  5. 前記メインマイコンが、前記鉄筋結束機の電源がオンであり、かつ前記トリガスイッチおよび前記設定手段への操作がなされない状態が所定時間継続した場合に、前記鉄筋結束機の電源をオフにする、請求項4の鉄筋結束機。
  6. 前記第1操作部に、前記鉄筋結束機の電源のオン/オフの状態を報知する第1報知手段が設けられている、請求項2から5の何れか一項の鉄筋結束機。
  7. 前記第2操作部に、前記鉄筋結束機の動作設定の状態を報知する第2報知手段が設けられている、請求項2から6の何れか一項の鉄筋結束機。
  8. 前記メイン基板と前記第2操作部の間でシリアル通信を実行可能である、請求項7の鉄筋結束機。
  9. 前記第2操作部が、前記メイン基板に搭載された前記メインマイコンとの間で前記シリアル通信を実行可能なサブマイコンを備えている、請求項8の鉄筋結束機。
  10. 前記第2報知手段での報知内容が、前記メインマイコンから前記サブマイコンへ送信される、請求項9の鉄筋結束機。
  11. 前記設定手段が、前記シリアル通信に用いるシリアル通信線とは別の設定信号線を介して、前記メイン基板に接続している、請求項10の鉄筋結束機。
  12. 前記メイン基板において、前記鉄筋結束機の動作設定が記憶される、請求項11の鉄筋結束機。
  13. 前記設定手段が、前記サブマイコンに接続している、請求項10の鉄筋結束機。
  14. 前記設定手段での操作内容が、前記サブマイコンから前記メインマイコンへ前記シリアル通信によって送信され、
    前記メイン基板において、前記鉄筋結束機の動作設定が記憶される、請求項13の鉄筋結束機。
  15. 前記メイン基板において記憶された前記鉄筋結束機の動作設定が、前記第2報知手段での報知内容として、前記メインマイコンから前記サブマイコンへ前記シリアル通信によって送信される、請求項11から14の何れか一項の鉄筋結束機。
  16. 前記鉄筋結束機にエラーが発生した場合に、前記第1報知手段および/または前記第2報知手段によって、前記エラーが発生したことおよび/または前記エラーの種類を報知する、請求項6から15の何れか一項の鉄筋結束機。
  17. 前記メイン基板に、前記第2操作部と前記メイン基板の間を接続する配線および/または前記バッテリと前記メイン基板の間を接続する配線および/または前記トリガスイッチと前記メイン基板の間を接続する配線が通過可能な切り欠きが形成されている、請求項1から16の何れか一項の鉄筋結束機。
  18. 前記メイン基板と前記第1操作部の間を接続する配線は、信号を通信する通信線である、請求項1から17の何れか一項の鉄筋結束機。
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