JP2017080071A - 風呂蓋 - Google Patents

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貴紀 塚本
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Abstract

【課題】収納の際には折りたたんで収納しやすく、また浴槽を閉じる際には広げやすい、使い勝手の良い風呂蓋を実現する。
【解決手段】風呂蓋1は、折りたたみ自在に連結し複数に分割された蓋2a〜2dを備え、風呂蓋1は磁力の異なる二種以上の磁石12を備えており、折りたたみ時に浴室壁13に当接する蓋2aには磁力の強い磁石12が設けられ、互いに接する蓋2b、2cに設けられた磁石12は、蓋2aに設けられた磁石12よりも磁力の弱い磁石12が設けられており、蓋2a〜2dの内部に空洞部が形成されており、この空洞部に発泡樹脂に埋め込まれて固定された磁石12が配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、風呂蓋に関し、特に折りたたみ自在な風呂蓋である。
従来、浴槽からはずして収納する際に、折りたたんだり、巻いたりすることのできる風呂蓋は、知られている。そのような風呂蓋において、風呂蓋の異なる部分を重ねて係止するために、風呂蓋に磁石を埋め込むことは、次のとおり知られている。
例えば、補強板と外枠から成る複数の芯材が折り畳み可能に連結され、芯材に固着された磁石で、複数の芯材を互いに係合する浴槽用蓋が知られている(特許文献1参照)。
複数枚に分割された蓋部からなる風呂蓋であって、各蓋部を重ね合わせた時に互いに隣接する蓋部を連結する連結手段として、蓋部に磁石を設けた構成が知られている(特許文献2参照)。なお、この風呂蓋を、その複数の蓋部を重ねた状態で浴室壁に立て掛けて保持するために、突設基部およびフックから成る保持部を浴室壁に設けている。
シャッター式風呂蓋が、多数本の硬質合成樹脂製の中空棒状体が、折曲自在な連結部を介して並列状に連結され、一端から巻き込み可能に構成されており、巻き込み時において中空棒状体どうしを磁力吸着せしめる永久磁石取付けられてなる構成が知られている(特許文献3、4参照)。
実開昭62−17990号公報 特開2009−125498号公報 実開平7−3463号公報 特開平9−108131号公報
上記のとおり、従来、収納の際に、折りたたんだり巻き込んで、その状態を磁石で保持する風呂蓋は知られているが、折りたたんだり巻き込んだ風呂蓋は、重く、ボリュームもあるので、持ち運びが困難であり、また収納場所に困るなど、取り扱いが面倒である。
さらに、折りたたんだ風呂蓋を、浴室壁に沿って立てかける場合は、特許文献2に示すような構成の場合には、浴室側に突設した保持部を設ける必要がある。
本発明は、上記従来の問題点を解決することを目的とするものであり、収納の際には折りたたみやすく収納しやすく、また使用の際には広げやすい、使い勝手の良い風呂蓋を実現することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するために、複数に分割された蓋が折りたたみ可能に設けられて成る風呂蓋において、風呂蓋は磁力の異なる二種以上の磁石を備えており、折りたたみ時に壁に接する蓋には磁力の強い磁石が設けられ、蓋同士が接する蓋には壁に接する蓋に設けられた磁石よりも磁力の弱い磁石が設けられていることを特徴とする風呂蓋を提供する。
蓋の内部に空洞部が形成されており、この空洞部に発泡樹脂に固定された磁石が配置されていることが好ましい。
風呂蓋を広げて浴槽フランジ部に載置された状態では発泡樹脂が下面に位置し、磁石が上面に位置するように配置されていることが好ましい。
折りたたんだ時に浴槽フランジ部と接する面に脚が設けられていることが好ましい。
本発明の風呂蓋によると、風呂蓋を構成する互いに連結された複数の蓋に磁石が内蔵されており、風呂蓋を開けるという一連の動作と同時に、複数の蓋同士が互いに吸着されるとともに、風呂蓋が浴室壁に吸着されてくっつき、浴室壁側において浴槽フランジ上に収納されるので、折りたたんだ風呂蓋を他所に運ぶような必要がなく、収納の手間が少なくなり、収納場所にも困らない。
また、本発明の風呂蓋によると、複数に分割された蓋を折りたたみ自在に連結した風呂蓋において、風呂蓋は磁力の異なる二種以上の磁石を備えており、折りたたみ時に壁に接する蓋には磁力の強い磁石が設けられ、蓋同士が接する蓋には壁に接する蓋に設けられた磁石よりも磁力の弱い磁石が設けられていることで、折りたたみやすく、広げやすい風呂蓋とすることができる。
本発明に係る風呂蓋の実施例1を説明する斜視図である。 上記実施例1の風呂蓋の要部を説明する図であり、(a)、(b)は蓋およびヒンジの構成を説明する図であり、(b)は(a)のB−B断面図であり、(c)は磁石を固定した発泡樹脂を蓋の空洞部内に挿入する状態を示す図である。 上記実施例1の風呂蓋の要部、作用を説明する図であり、(a)は風呂蓋を浴槽フランジに起立して収納した状態を示す斜視図であり、(b)は蓋の脚の作用を説明する図である。 上記実施例1の風呂蓋の作用を説明する図であり、(a)は風呂蓋を浴槽上に載置して広げた使用状態を示す図であり、(b)は風呂蓋を折りたたみおよび広げる状態を示す図であり、(c)は風呂蓋の収納状態を説明する図である。 本発明に係る風呂蓋の実施例2の風呂蓋の構成および作用を説明する図であり、(a)は風呂蓋を浴槽上に載置して広げた使用状態を示す図であり、(b)は風呂蓋を折りたたみおよび広げる状態を示す図であり、(c)は風呂蓋の収納状態を説明する図である。 (a)、(b)は変形例1(実施例1の変形例)を説明する図である。 (a)、(b)は変形例2(実施例2の変形例)を説明する図である。
本発明に係る風呂蓋を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
(実施例1)
本発明に係る風呂蓋の実施例を図1〜図4において説明する。実施例1の風呂蓋1は、図1に示すように、複数の蓋2a〜2dに分割されており、複数の蓋2a〜2dにおいて隣接する蓋同士が互いに、図1および図2(a)、(b)に示すように、ヒンジ部3で連結され、折りたたみ自在に連結して成る。
本実施例1では、風呂蓋1を構成する複数の蓋として4枚の蓋2a〜2dの例で説明するが、蓋の枚数は、4枚に限定されるものではなく、2枚以上であれば、浴槽4の大きさ、蓋の大きさなどに応じて、適宜決められるものである。
複数の蓋2a〜2dは、それぞれ樹脂を材料とした押し出し成型品が使用され、図2(a)〜(c)に示すように、内部に、隔壁6で仕切られた複数の空洞部7が形成されている。図2(a)、(c)は、蓋2dの側面を示しているが、この側面に図示はしないが、細長い側板(化粧板)が嵌着されて、実際は隔壁6および空洞部7は見えないようになっている。
ヒンジ部3は、互いに連結する隣接する2つ蓋のそれぞれの下面(使用時に風呂蓋1を広げた状態で下側に位置する面)又は上面に、長尺状かつ可撓性の樹脂帯片を、熱融着で貼り付けることによって、形成されている。
具体的には、例えば、図2(a)、(b)、図4(b)に示すように、蓋2cと蓋2dの互いに連結する端部におけるそれぞれの下面に、ヒンジ部3として樹脂帯片8が熱融着されている。
また、図4(b)に示すように、蓋2aと蓋2bについても同様に、互いに連結する端部におけるそれぞれの下面にヒンジ部3として樹脂帯片8が熱融着されており、蓋2bと蓋2cについては、互いに連結する端部におけるそれぞれの上面にヒンジ部3として樹脂帯片8が熱融着されている。
蓋2a〜2dは、それぞれ複数の空洞部7内に、図2(a)、(c)に示すように、発泡樹脂11に固定された磁石12が配置されている。本実施例1では、磁石12は、複数の空洞部7の1つの空洞部内に配置されている。
しかし、後記するように、磁石12によって、風呂蓋1を折りたたんで収納する際に、蓋2aが浴室壁13にくっつき、また互いに隣接する蓋2bと蓋2cが互いにくっつくようにするが、そのような効果が生じさせるために、各蓋に設ける磁石12は、1つでは足りない場合は、2つ以上の空洞部7内にそれぞれ磁石を配置する必要がある。
ところで、風呂蓋1の収納の際、浴室壁13に当接する蓋2aには、浴室壁13にくっつくために磁石12を設けることは必須である。しかし、例えば、蓋2bと蓋2cは、折りたたんで収納する際に互いに磁石12でくっつくようにするためには、蓋2bと蓋2cの一方に磁石12を設け、他方には磁石が吸着する鋼板などを設ける構成としても良い。
図2(a)、(c)に示すように、磁石12は矩形状であり、磁石12を固定する発泡樹脂11は、空洞部7の断面形状に合わせた断面外形を有し、空洞部7の長手方向の長さと略同じ長さを備えた長細いブロック形状の構成とする。発泡樹脂11としては、発泡スチロールなどが使用される。
発泡樹脂11の長手方向の略中央部の一部に、使用時に風呂蓋1を広げた状態で上面側に向くように、切り欠き17が形成されており、この切り欠き17内に、図2(c)に示すように、磁石12が埋め込まれて固定されている。
このように磁石12を固定した発泡樹脂11は、空洞部7内に圧入される。これにより、磁石12は、発泡樹脂11に固定された状態で、空洞部7内に配置され、しかも使用時に風呂蓋1を広げて浴槽フランジ部に載置された状態では、図2(b)に示すように、磁石12は上面側に位置し、発泡樹脂11における磁石11が固定された部分は下面側に位置するように配置されている。
蓋2a〜2dのそれぞれに設けられる磁石12は、風呂蓋1における異なる場所に配置される蓋に応じて、磁力の異なる二種以上の磁石12のいずれかが使用される。
本実施例1では、風呂蓋1は、後記するが、折りたたまれて起立状態となり、浴室壁13に当接しくっついて収納されるが、複数の蓋2a〜2dのうち、図4(a)〜(c)において右端に配置されており、折りたたみ時に浴室壁13に当接する蓋2aに設けられた磁石12は、磁力の強い磁石が使用される。
互いに隣接した蓋2b、2cは、折りたたみ時に互いに当接してくっつくが、そのために蓋2b、2cにそれぞれ設けられた磁石12は、浴室壁13に当接する蓋2aに設けられた磁石12より磁力の弱い磁石が設けられている。ここで、磁力の強い磁石としてはネオジウム磁石があり、磁力の弱い磁石としてはフェライト磁石がある。
図4(a)〜(c)において左端に配置された蓋2dには、磁力の強い磁石12が設けられていることが好ましい。その理由は、図4(a)〜(c)において、仮に左側に位置する浴室壁(図示せず)に向けて風呂蓋1を折りたたんでいくと、左端に配置された蓋2dは、強い磁力で左側に位置する浴室壁にくっつくことが可能となる。
さらに別の理由としては、図4(a)〜(c)において左端に配置された蓋2dが、右側の浴室壁13に当接するように、風呂蓋1の向きを左右入れ替えて使用することも可能となる。
なお、この風呂蓋1を使用する場合は、後記するが、図4(b)に示すように、風呂蓋1を折りたたんで、図4(c)に示すように、浴室壁13に沿って起立状態として収納するが、その収納の際に、浴室壁13に蓋2aに設けられた磁石12が吸着するように、浴室壁13は、従来から通常使用されている鋼板壁とする。
浴室壁13を鋼板壁ではなく、樹脂壁とした場合は、図示はしないが、風呂蓋1を折りたたんだ際に、蓋2aの磁石12に対応する樹脂壁における部分に、磁石12が吸着する鋼板などの部材を設ければよい。
図3(a)、(b)に示すように、風呂蓋1は、折りたたんでいくと、浴槽フランジ部18上で起立した状態となるが、その状態で、浴室壁13に接する蓋2aおよび浴室壁13から遠い側の蓋2dにおける浴槽フランジ部18に載置される面に、それぞれ突起状の脚21が設けられている。
(作用)
以上の構成からなる風呂蓋1の作用を、以下説明する。風呂蓋1を使用する場合は、風呂蓋1を、図4(a)に示すように、浴槽フランジ部18上に平らになるように広げて載置することで、風呂蓋1を閉じる(風呂蓋1で浴槽4を閉じる)ことができる。
風呂蓋1を開く(風呂蓋1を取り外して浴槽4を開く)場合は、図1および図4(b)の右向き矢印に示すように、風呂蓋1を折りたたむ。風呂蓋1を折りたたむと、図3(a)、図4(c)に示すように、複数の蓋2a〜2dは起立して互いに当接し、蓋2bと蓋2cは、それぞれに設けられている磁石12によって互いにくっつく。
なお、蓋2bおよび蓋2cに設けた磁石12は、それぞれその強さにもよるが、蓋2bに設けた磁石12は、蓋2aに設けた磁石12と作用して蓋2bと蓋2aがくっつき、蓋2cに設けた磁石12は、蓋2dに設けた磁石12と作用して蓋2cと蓋2dがくっつくという効果も生じる。
さらに、浴室壁13に当接した蓋2aは、その磁石12が、鋼板壁から成る浴室壁13に吸着される。その結果、複数の蓋2a〜2dから成る風呂蓋1は、浴室壁13に沿って起立するとともに、浴室壁13にくっついて保持され、収納することができる。
図4(c)に示す起立状態で収納されている風呂蓋1を閉じる際には、図4(b)の左向き矢印に示すように、蓋2bと蓋2cにそれぞれ設けられた磁石12の磁力に抗して、蓋2bと蓋2cの吸着を解除して広げていき、さらに蓋2aを、その磁石12の磁力に抗して浴室壁13から離し、風呂蓋1全体、即ち蓋2a〜2dを浴槽4の上で平らになるよう広げればよい。
ところで、本発明の風呂蓋1を構成する複数の蓋2a〜2dのうち、折りたたみ時に浴室壁13に接する蓋2aに設けられた磁石12は、蓋2bと蓋2cにそれぞれ設けられた磁石12より、磁力の強い磁石12が設けられている。
そのために、起立状態で収納されている風呂蓋1は、より強力に浴室壁13に吸着されているので、風呂蓋1全体が、外力(例えば人が触れたり地震による揺れなど)によって、浴室壁13から離れて倒れたり、傾斜したりするようなことを抑えることができる。
また、蓋2bと蓋2c間の吸着力は、蓋2aの浴室壁13への吸着力より弱いので、風呂蓋1を広げて閉じる際に、風呂蓋1の一端、即ち浴室壁13側の蓋2aが浴室壁13に吸着した状態で、蓋2b〜2cを、強い力を要することなく、1枚づつ広げることができるので、作業がし易い。
本発明の風呂蓋1によると、風呂蓋1の蓋2a〜2dに、それぞれ磁石12が設けられており、風呂蓋1を開けるという一連の動作に伴い、蓋2bと蓋2cが互いに吸着されてくっつき、さらに、風呂蓋1が浴室壁13に吸着されてくっついて、浴室壁13側において浴槽フランジ部4上に収納されるので、折りたたんだ風呂蓋1を、どこか別の場所に運ぶような必要がなく、収納の手間が少なくなり、また収納場所にも困らない。
風呂蓋1を折りたたんで起立状態として収納した時に、浴室壁13に当接する蓋2aと浴室壁13から最も離れた側の蓋2dは、それぞれ脚21を介して浴槽フランジ部18に載置されるので、浴槽フランジ部18と接する面積が少なくなり、蓋2a、2dが浴槽フランジ部18にびったりと当接する場合に比べ、汚れを抑えることができる。
例えば、蓋2dの表面に付着した水19は、図3(b)に示すように、浴槽フランジ部18の表面に流れ落ち、図3(a)、(b)に示すように脚21を介することで生じる蓋2dと浴槽フランジ部18の隙間22を通過して、浴槽フランジ部18の表面(通常、浴槽内に向けて下方になるように傾斜して形成されている)から浴槽4内に流れ落ち、浴槽フランジ部18の表面に水垢などの汚れが残るようなことが少なくなり、清潔である。
蓋2a〜2dにそれぞれ設けられた磁石12は、発泡樹脂11内に埋め込まれて固定されているので、磁石12に対する水密性が高くなり、磁石12の腐食を抑えることができる。
(実施例2)
本発明に係る風呂蓋の実施例2について、図5(a)〜(c)において説明する。この実施例2の風呂蓋30は、実施例1の風呂蓋1と略同じであるので、異なる構成を中心に説明する。実施例2の風呂蓋30は、実施例1の風呂蓋1と同様に4枚の蓋2a〜2dから成る。
4枚の蓋2a〜2dは、それぞれ実施例1の蓋2a〜2dと同じ構成であり、複数の空洞部7を備え、複数の空洞部7の一部には、磁石12が発泡樹脂11で固定されて設けられている。そして、折りたたみ時に浴室壁13に当接する蓋2aに設けられた磁石12は、蓋2b、2cに設けられた磁石12よりも磁力が強い。
この実施例2の風呂蓋30では、図5(b)に示すように、4枚の蓋2a〜2dのうち、互いに隣接する蓋2aと蓋2bがヒンジ部3で連結されて成る2枚の一組の第1の連結蓋31を形成し、互いに隣接する蓋2cと蓋2dがヒンジ部3で連結されて成る2枚一組の第2の連結蓋32を形成している。実施例2の風呂蓋30は、2組の連結蓋31、32を備えている。
このように2組の連結蓋を備えた構成は、実施例1の風呂蓋1と同じである。しかしながら、実施例1とは異なり、蓋2bと蓋2cは連結されていない。要するに、実施例2の風呂蓋30では、第1の連結蓋31と第2の連結蓋32は、互いに連結されていない。
実施例2の風呂蓋30を図5(a)に示す使用している状態から、図5(c)に示す浴槽フランジ部18上に収納する際には、図5(b)において右向き矢印に示すように、第1の連結蓋31および第2の連結蓋32をそれぞれ折りたたんんで、図5(c)に示すように、浴槽フランジ部18上に起立状態とする。
この状態では、蓋2bの磁石と蓋2cの磁石が互いに吸着されることで、第1の連結蓋31と第2の連結蓋32は、それぞれ折りたたまれた状態で、互いにくっついている。また、第1の連結蓋31の浴室壁13に当接する蓋2aは、蓋2b、蓋2cの磁石12より強い磁力によって浴室壁13にくっついている。従って、このように収納された状態の風呂蓋30は、外力が作用しても倒れにくくなり、浴槽フランジ部18上での起立状態を維持して収納することが可能となる。
図5(c)に示すように、浴槽フランジ部18上に起立状態で収納されている風呂蓋30を閉じる際には、まず、第2の連結蓋32の蓋2c、2dを、図5(b)の左向き矢印に示すように引き出し、蓋2bと蓋2cとの吸着を解除して、浴槽4の上で平らになるよう広げ、さらに、第1の連結蓋31の蓋2a、2bも同様に浴槽4の上で平らになるよう広げればよい。
(変形例1)
実施例1の変形例を、変形例1として図6(a)、(b)で説明する。変形例1の風呂蓋40は、互いにヒンジ部3で連結された3枚の蓋2a〜2cから成る。
3枚の蓋2a〜2cは、それぞれ実施例1の蓋2a〜2cと同じ構成であり、複数の空洞部7を備えており、複数の空洞部7の一部には、発泡樹脂11で固定された磁石12が設けられている。
浴室壁13に当接する蓋2aに設けられた磁石12は、隣接し、折りたたみ時に互いに当接する蓋2a、2bにそれぞれ設けられた磁石12より磁力の強い磁石12が設けられている。
変形例1の風呂蓋40の作用は、実施例1の風呂蓋1と同じであり、風呂蓋40を浴槽4の上に広げて、浴槽4を風呂蓋40で閉じた状態から風呂蓋40を開いて収納する場合は、次のように行う。
即ち、図6(a)の右向き矢印に示すように、蓋2a〜2cを折りたたんで、蓋2bと蓋2cを磁石12でくっつけて、図6(b)に示すように、浴室壁13に沿って浴槽フランジ部18上に立てかけ、浴室壁13に当接する蓋2aを、磁石12によって、浴室壁13にくっつけて起立状態を保持して収納する。
図6(b)に示すように起立し収納されている状態から、風呂蓋40で浴槽4を閉じる際には、蓋2aが浴室壁13にくっついた状態で、蓋2b、2cを広げていき、さらに蓋2aを浴室壁13への吸着から離して、図6(a)の左向き矢印に示すように、蓋2a〜2cを広げていく。
(変形例2)
実施例2の変形例を、変形例2として図7(a)、(b)で説明する。変形例2の風呂蓋50は、3枚の蓋2a〜2cを有し、具体的には、互いにヒンジ部3で連結された蓋2a、2bの2枚一組から成る連結蓋51と、この連結蓋51とは連結されておらず独立した1枚の蓋2cから成る。
3枚の蓋2a〜2cは、それぞれ実施例1の蓋2a〜2cと同じ構成であり、複数の空洞部7を備えており、複数の空洞部7の一部には、発泡樹脂11で固定された磁石12が設けられている。浴室壁13に当接する蓋2aに設けられた磁石12は、連結蓋51の蓋2b及び独立した蓋2cにそれぞれ設けられた磁石12よりも磁力が強い。
その作用は、実施例2の風呂蓋30と同じであり、風呂蓋50を浴槽4の上に広げて、浴槽4を風呂蓋50で閉じた状態(図示せず)から風呂蓋50を開いて収納する場合は、次のように行う。
即ち、図7(a)の右向き矢印に示すように、蓋2a〜2cを折りたたんで、蓋2bと蓋2cを磁石12でくっつけて、図7(b)に示すように、浴室壁13に沿って浴槽フランジ部18上に立てかけ、浴室壁13に当接する蓋2aを、磁石12によって、浴室壁13にくっつけて起立状態を保持して収納する。
図7(b)に示すように起立し収納されている状態から、風呂蓋50で浴槽4を閉じる際には、蓋2aが浴室壁13にくっついた状態で、蓋2cを浴槽4上に平らにするとともに、蓋2a、2bを広げていき、さらに蓋2aを浴室壁13への吸着から離して、図7(a)の左向き矢印に示すように、蓋2a、2bを広げていく。
以上、本発明に係る風呂蓋を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係る風呂蓋は上記のように折りたたみ可能な構成であるから、小さな浴槽だけでなく、比較的大きな浴槽の浴槽蓋としても適用可能である。
1、30、40、50 風呂蓋
2a〜2d 蓋
3 ヒンジ部
4 浴槽
6 隔壁
7 空洞部
8 ヒンジ部用の樹脂帯片
11 発泡樹脂
12 磁石
13 浴室壁
17 発泡樹脂の切り欠き
18 浴槽フランジ部
19 水
21 脚
22 蓋と浴槽フランジ部の隙間
31 第1の連結蓋
32 第2の連結蓋
51 連結蓋

Claims (4)

  1. 複数に分割された蓋が折りたたみ可能に設けられて成る風呂蓋において、風呂蓋は磁力の異なる二種以上の磁石を備えており、折りたたみ時に壁に接する蓋には磁力の強い磁石が設けられ、蓋同士が接する蓋には壁に接する蓋に設けられた磁石よりも磁力の弱い磁石が設けられていることを特徴とする風呂蓋。
  2. 請求項1に記載の風呂蓋において、蓋の内部に空洞部が形成されており、この空洞部に発泡樹脂に固定された磁石が配置されていることを特徴とする風呂蓋。
  3. 請求項2に記載の風呂蓋において、風呂蓋を広げて浴槽フランジ部に載置された状態では発泡樹脂が下面に位置し、磁石が上面に位置するように配置されていることを特徴とする風呂蓋。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の風呂蓋において、折りたたんだ時に浴槽フランジ部と接する面に脚が設けられていることを特徴とする風呂蓋。
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