JP2017079552A - 電気自動車用パワーコンディショナ - Google Patents

電気自動車用パワーコンディショナ Download PDF

Info

Publication number
JP2017079552A
JP2017079552A JP2015206874A JP2015206874A JP2017079552A JP 2017079552 A JP2017079552 A JP 2017079552A JP 2015206874 A JP2015206874 A JP 2015206874A JP 2015206874 A JP2015206874 A JP 2015206874A JP 2017079552 A JP2017079552 A JP 2017079552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
conditioner
emergency
power supply
electric vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015206874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6639187B2 (ja
Inventor
倫雄 山田
Tomoo Yamada
倫雄 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2015206874A priority Critical patent/JP6639187B2/ja
Publication of JP2017079552A publication Critical patent/JP2017079552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6639187B2 publication Critical patent/JP6639187B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/12Electric charging stations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

【課題】非常時においても、電気自動車と通信処理を行う通信装置用の電源を確保することができる電気自動車用パワーコンディショナを得る。【解決手段】EVパワーコンディショナ120Aは、非常用コンセント13に接続される給電線123を入力線として、非常用の交流電力のために設けられたノイズフィルタ1、整流回路2、平滑回路3、及び降圧回路4からなる非常時電力供給部PR1を有している。そして、系統電源Eが使用できない非常時において、非常時電力供給部PR1は、PVパワーコンディショナ120A(第2の電源)から供給される非常用の交流電力を直流電力に変換し、通信装置5を含むEVパワーコンディショナ120Aの制御回路に供給する。【選択図】図2

Description

この発明は、電気自動車の蓄電池の充放電を行う電気自動車用パワーコンディショナに関する。
従来、電気自動車の蓄電池から家電負荷に電力を供給したり、家庭用の商用電源から電気自動車の蓄電池を充電したりするエネルギーの充放電システムが知られている。
従来の充放電システムは、商用電源から電気自動車の蓄電池を充電する場合、住宅用設備として設けた電気自動車用パワーコンディショナによって交流電圧を所定の直流電圧に変換、すなわち、交流電力を直流電力に変換して充電を行う。逆に、電気自動車の蓄電池から家電負荷に電力を供給する場合、電気自動車用パワーコンディショナによって電気自動車の蓄電池から出力される直流電圧(直流電力)を交流電圧(交流電力)に変換して家電負荷に供給するようになっている。このような電気自動車用パワーコンディショナを有するエネルギーの充放電システムとして、例えば特許文献1に開示された充放電システムがある。
特許第5668161号公報(段落[0001]〜[0003]、図1)
電気自動車の蓄電池を充電する機能を有する従来の充放電システム内で使用される電気自動車用パワーコンディショナでは、電気自動車の蓄電池から蓄電池直流電圧を放電させる放電動作を実行させる場合、以下に述べる理由から、まず電機自動車用パワーコンディショナと電気自動車通信との間で通信処理を実行し、当該通信処理の成立を上記放電動作の動作開始要件として課していた。したがって、上記通信処理が成立しない場合、上記放電動作の実行は不可能となる。
通信処理を放電動作の動作開始要件として課した理由は上記通信処理が未成立の状態で電気自動車側の充放電端子に電圧を印加すると感電等が発生する危険な状態となる可能性があるからである。
したがって、停電等、系統電源が使用できない非常時において、電気自動車からの放電動作を実行させるためには、停電等の非常時でも上記通信処理が行えるように、電気自動車用パワーコンディショナ自身が鉛蓄電池等の通信装置用バッテリーを内部に有し、非常時に当該通信装置用バッテリーを動作電源として通信装置に上記通信処理を実行させる必要があった。
しかしながら、電気自動車用パワーコンディショナ内に通信装置用バッテリーを設けた構成においても、停電等の非常時が長時間継続し、かつ電気自動車がほかの場所に移動していた場合、供給源が無いため、通信装置用バッテリーが放電してしまい、電気自動車用パワーコンディショナが起動できなくなる(通信装置に電源供給ができなくなる)結果、上記通信処理が実行できず、放電動作が不可能になるという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、停電等、系統電源が使用できない非常時が長時間継続する場合においても、放電動作の開始条件となる通信処理を確実に行う環境を確保することができる電気自動車用パワーコンディショナを得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載の電気自動車用パワーコンディショナは、複数の電源と接続され、電気自動車の蓄電池を充放電する電気自動車用パワーコンディショナであって、前記蓄電池の直流電圧を交流電圧に変換するとともに、前記電源の交流電圧を直流電圧に変換する変換装置と、前記蓄電池を放電する際に前記電気自動車との間で通信を行う通信装置と、前記複数の電源における第1の電源が使用できない場合に、前記第1の電源と異なる第2の電源からの交流電力を直流電力に変換して、前記通信装置に供給する非常時電力供給部とを有することを特徴としている。
請求項1記載の本願発明である電気自動車用パワーコンディショナは非常時電力供給部を有するため、停電等の系統電源(第1の電源)が利用できない非常時においても、例えば自然エネルギー発電システムから得られる第2の電源を利用して通信装置用の電源として確保することができる。このため、本願発明の電気自動車用パワーコンディショナは非常時においても電気自動車との間で放電動作を確実に実行することができる。
この発明の実施の形態1(2)であるエネルギーの充放電システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態1の電気自動車用パワーコンディショナの内部構成を示すブロック図である。 実施の形態2の電気自動車用パワーコンディショナの内部構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
(全体構成)
図1はこの発明の実施の形態1(及び後述する実施の形態2)であるエネルギーの充放電システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示す実施の形態1の充放電システムS1は、系統電源Eに接続され、太陽光発電システム(自然エネルギー発電システム)10と、第1分電盤20及び第2分電盤30を含む分電盤と、電力測定装置60と、HEMS(Home Energy Management System)コントローラ100と、屋外に設けられた定置型の電気自動車用パワーコンディショナ120(以下、「EV(Electric Vehicle)パワーコンディショナ(EVパワコン)」と称する場合有り)等を備えている。
太陽光発電システム10は、太陽光発電装置(PV(PhotoVoltaic))11及びPVパワーコンディショナ(PVパワコン)12を有し、戸建て住宅などの建物Hに配置されて、発電した電力を負荷(家電負荷)に供給するシステムである。
まず、この建物Hについて説明する。この建物Hは、系統電力から電力の供給を受けるための電力網としての系統電源(系統電力網)Eに接続されている。
この系統電源Eと、建物Hに配線された電線20aとが第1電力量メータ(WHM)M1及び第2電力量メータM2を介して繋がっており、電線20aは第1分電盤20の主幹(図示せず)に繋がっており、第1分電盤20の主幹は第2分電盤30の主幹(図示せず)に繋がっている。
第1電力量メータM1は、系統電源Eから建物H(第1分電盤20)へ流れる電力量を計測し、第2電力量メータM2は、建物H(第1分電盤20)から系統電源Eへ流れる電力量を計測する。すなわち、第1電力量メータM1は買電した電力量を積算し、第2電力量メータM2は売電した電力量を積算していく。
第2分電盤30内には、主幹に流れる電流を検出する電流センサ(図示せず)が設けられている。この第2分電盤30の近傍には電力測定装置60が設置されている。
また、第2分電盤30の主幹には、複数の分岐幹31が繋がっており、この複数の各分岐幹31には建物Hの部屋に設けた部屋用コンセント(図示せず)に部屋用給電線(図示せず)を介して繋がっている。
太陽光発電システム10は、分散型の発電装置としての太陽光発電装置11と、PVパワーコンディショナ(発電用パワーコンディショナ)12とから構成されており、これら太陽光発電装置11及びPVパワーコンディショナ12は屋外(建物Hの外)に設けられている。太陽光発電装置11は、自然エネルギーである太陽光エネルギーを直接電力に変換して発電を行う装置である。
PVパワーコンディショナ12は、太陽光発電装置11が発電した直流電力を交流電力に変換して出力するものである。また、PVパワーコンディショナ12は、給電線18によって第2分電盤30の主幹線(図示せず)に繋がっており、系統電源Eとの連系運転時にPVパワーコンディショナ12の交流電力をその主幹から分岐幹31及び上記部屋用給電線を介して上記部屋用コンセントに接続された宅内負荷に供給するようになっている。
実施の形態1の充放電システムS1は建物H内に非常用コンセント13(非常用接続部)を有している。非常用コンセント13は停電時等、系統電源Eが使用できない非常時に、PVパワーコンディショナ12が給電線18の電圧変化等から停電等の系統電源Eの非常時を検出した場合、系統電源Eの交流電力と別系統でPVパワーコンディショナ12の自立運転により交流電力を出力するために設けられたコンセントである。
非常用コンセント13には、系統電源Eが使用できない非常時に、PVパワーコンディショナ12側のスイッチを切り替えることで、PVパワーコンディショナ12の自立運転による非常用の交流電力(AC100V)が給電される。
本実施の形態では、系統電源Eが利用できない非常時に、非常用コンセント13及び給電線123を介して、太陽光発電システム10からEVパワーコンディショナ120にAC100Vの非常用交流電力が、第1分電盤20及び第2分電盤30を介することなく供給できるようにしている。
また、EVパワーコンディショナ120と第1分電盤20とは給電線125及び126を介して繋がっており、系統電源Eからの交流電力が給電線125を介してEVパワーコンディショナ120へ供給されるようになっている。
また、EVパワーコンディショナ120は駐車スペースSCを臨むように配置されている。
EVパワーコンディショナ120は、充電モードのとき系統電源Eの交流電圧を所定の直流電圧に変換して電気自動車Cへ供給する充電動作を行う。すなわち、上記充電動作は、EVパワーコンディショナ120によって、系統電源Eの交流電力を直流電力に変換されることにより実行される。
一方、EVパワーコンディショナ120は、放電モードのとき電気自動車Cの蓄電池(図1では図示せず)から出力される直流電圧を受ける放電動作を実行する。EVパワーコンディショナ120は、蓄電池の直流電圧を交流電圧に変換し、すなわち、直流電力を交流電力に変換して給電線126を介して第1分電盤20へ供給する。
また、電気自動車用のEVパワーコンディショナ120と第2分電盤30とが給電線127を介して繋がっており、PVパワーコンディショナ12からの交流電力を第2分電盤30を介してEVパワーコンディショナ120へ供給することができるようになっている。したがって、EVパワーコンディショナ120は、複数の電源(系統電源E(第1の電源)および太陽光発電システム10のPVパワーコンディショナ12(第2の電源))に接続されている。
リモートコントロール102は、電気自動車Cの蓄電池を充電するEVパワーコンディショナ120の充電モードまたは電気自動車Cの蓄電池を放電して宅内負荷に供給するEVパワーコンディショナ120の放電モードを設定する遠隔操作が可能である。電気自動車Cの蓄電池を充電する際、系統電源Eの電力を用いるかPVパワーコンディショナ12からの電力を用いるかは、EVパワーコンディショナ120が設定条件によって自動的に判断する。ただし、ユーザがリモート・コントロール102によってPVパワーコンディショナモードに設定した場合には、EVパワーコンディショナ120は、PVパワーコンディショナ12からの電力を用いて電気自動車Cの蓄電池を充電する。なお、上記操作は、リモートコントロール102ではなく、EVパワーコンディショナ120に設けられている入力装置で行ってもよい。
情報収集装置100は、送信されてきた測定データに基づいて太陽光発電システム10が発電している現時点の電力や積算した電力量などを図示しない表示装置に表示する。
また、HEMSコントローラ100は、図示しないルータを介してインターネットなどの外部の通信網に繋がっており、外部のサーバとの間で、計測値などのデータの送受信などを行うことができるようになっている。
(EVパワーコンディショナ120Aの内部構成)
図2は実施の形態1のEVパワーコンディショナ120Aの内部構成を示すブロック図である。実施の形態1では、図2で示す構成のEVパワーコンディショナ120Aが図1のEVパワーコンディショナ120として配置される。
EVパワーコンディショナ120Aは、給電線125を開閉器8を介した入力線として、系統電源Eから供給される交流電力(例えば、AC200V等)用に設けられた通常時電力供給部PR4を有しており、通常時電力供給部PR4はノイズフィルタ41、整流回路42、平滑回路43及び降圧回路44を有する。そして、通常時電力供給部PR4の出力に通信装置5が接続される。通信装置5は通信回線15を介して電気自動車Cの(電気自動車)通信装置6と接続される。
したがって、系統電源Eが使用できる通常時において、系統電源Eから第2分電盤30、給電線125及び開閉器8を介してEVパワーコンディショナ120Aに系統電源Eから供給される交流電力を通常時電力供給部PR4の入力として受けると、通常時電力供給部PR4の出力を通信装置5を含むEVパワーコンディショナ120Aの動作電力として利用することができる。通常時電力供給部PR4は、系統電源Eから供給される交流電力を直流電力に変換し、通信装置5に供給する。すなわち、EVパワーコンディショナ120Aは、通常時、系統電源E(第1の電源)から供給される交流電力が通常時電力供給部PR4内のノイズフィルタ41、整流回路42、平滑回路43及び降圧回路44を経て得られる直流電力を、通信装置5を含むEVパワーコンディショナ120Aの動作電力として利用することができる。
しかしながら、停電等で系統電源Eが使用できない非常時において、通常時電力供給部PR4による動作電力の供給が行えなくなる。
そこで、EVパワーコンディショナ120Aは、非常用コンセント13に接続される給電線123を入力線として、非常用の交流電力のために設けられたノイズフィルタ1、整流回路2、平滑回路3、及び降圧回路4を有する非常時電力供給部PR1をさらに有している。そして、非常時電力供給部PR1の出力に通信装置5が接続される。
系統電源Eが停電等で使用できなくなると、PVパワーコンディショナ12は給電線18の電圧変化等から停電等の非常時であることを検出する。PVパワーコンディショナ12は、非常時であることを検出すると、系統電源Eとの連系運転を停止し、通常時の運転を停止する。しかしながら、ユーザの操作等によって、非常時であっても、PVパワーコンディショナ12は、非常用コンセント13には電力供給が可能となる。したがって、EVパワーコンディショナ120Aは、系統電源Eが使用できない非常時において、PVパワーコンディショナ12(第2の電源)から非常用コンセント13及び給電線123を介して非常時の交流電力を非常時電力供給部PR1の入力として受けると、非常時電力供給部PR1の出力をEVパワーコンディショナ120Aの動作電源として利用することができる。非常時電力供給部PR1は、PVパワーコンディショナ120A(第2の電源)から供給される非常用の交流電力を直流電力に変換し、通信装置5を含むEVパワーコンディショナ120Aの制御回路に供給する。すなわち、EVパワーコンディショナ120Aは、非常時において、非常時の交流電力が非常時電力供給部PR1内のノイズフィルタ1、整流回路2、平滑回路3及び降圧回路4を経て得られる直流電力を、通信装置5を含むEVパワーコンディショナ120Aの動作電源として利用することができる。
その結果、実施の形態1のEVパワーコンディショナ120Aは非常時においても確実に通信装置5に電力供給することができるため、通信装置5を用いて電気自動車Cとの間に通信処理を行うことができる。
さらに、給電線125は、EVパワーコンディショナ120A内の開閉器8、インバータ51、コンバータ52と順に接続され、EVパワーコンディショナ120Aのコンバータ52は、接続線129を介して電気自動車Cの自動車主電源56に接続される。自動車主電源56内に充電動作及び放電動作との対象となる蓄電池が含まれる。通信回線15及び接続線129が図1で示した給電コード130に相当する。
したがって、系統電源Eが使用できる通常時において、系統電源Eから第1分電盤20及び給電線125介してEVパワーコンディショナ120Aの開閉器8に通常の交流電力が供給されると、EVパワーコンディショナ120Aのインバータ51及びコンバータ52を含む変換装置により直流電力に変換された後、接続線129を介して自動車主電源56内の蓄電池に対する充電動作を行うことができる。
加えて、宅内負荷16への給電線126は、EVパワーコンディショナ120Aのインバータ51、コンバータ52と順に接続され、EVパワーコンディショナ120Aのコンバータ52は、接続線129を介して電気自動車Cの自動車主電源56に接続される。
したがって、系統電源Eが使用できる通常時において、自動車主電源56内の蓄電池から得られる直流電圧の放電動作を行うことができ、この直流電圧がコンバータ52及びインバータ51を経由することにより交流電圧に変換された後、給電線126上に供給される。
また、PVパワーコンディショナ12からの給電線127は、EVパワーコンディショナ120Aのインバータ51、コンバータ52と順に接続され、EVパワーコンディショナ120Aのコンバータ52は、接続線129を介して電気自動車Cの自動車主電源56に接続される。
したがって、太陽光発電システム10が利用できる環境下において、PVパワーコンディショナ12から第2分電盤30及び給電線127を介してEVパワーコンディショナ120Aに交流電力が供給されると、インバータ51及びコンバータ52を含む変換装置を経由することにより直流電力に変換された後、自動車主電源56内の蓄電池に対する充電動作を行うことができる。
太陽光発電システム10が利用できる環境下において、自動車主電源56内の蓄電池から得られる直流電圧の放電動作を行うことができ、この直流電圧がコンバータ52及びインバータ51を経由することにより交流電圧に変換された後、給電線126上に供給される。
なお、開閉器8(切換スイッチ)は、通常時は、給電線125をEVパワーコンディショナ120Aの入力線として取り込む開閉動作(切換動作)を行う。すなわち、給電線125は通常時電力供給部PR4(ノイズフィルタ41)に電気的に接続される。ただし、後述するPVパワーコンディショナモード設定時には給電線125との接続を開閉器8により無効化(電気的に遮断)する開閉動作を行う。
また、開閉器8は、非常時において、給電線125を、通常時電力供給部PR4の入力線として無効化する開閉動作を行う。ただし、PVパワーコンディショナ12の系統運転再開時には、給電線125を通常時電力供給部PR4の入力線として有効にする(電気的に接続する)開閉動作を行う。
(動作)
次に、図2で示したEVパワーコンディショナ120Aを図1のEVパワーコンディショナ120として用いる実施の形態1の充放電システムS1の動作について説明する。図2においては、図1で示した第1分電盤20、第2分電盤30、給電線18、電線20a等を省略している。
電気自動車Cの自動車主電源56内の蓄電池を充電する場合、まず、電気自動車用のEVパワーコンディショナ120Aと電気自動車Cとを図1に示すように給電コード130によって接続する。
次に、EVパワーコンディショナ120Aを充電モードに設定する。この充電モードの設定は、リモートコントロール102の操作またはEVパワーコンディショナ120に設けられている図示しない入力装置の操作によって行う。
通常時に充電モードに設定されると、系統電源Eから出力される交流電力で電気自動車Cの蓄電池を充電する場合には、EVパワーコンディショナ120Aは、給電線125及び開閉器8を介して入力される系統電源Eからの交流電力により得られる交流電圧をインバータ51及びコンバータ52によって直流電圧に変換して、変換した直流電圧によって電気自動車Cの自動車主電源56内の蓄電池を充電する充電動作を行う。この充電動作により、自動車主電源56内の蓄電池は充電されていく。
一方、PVパワーコンディショナ12から出力される交流電力で電気自動車Cの蓄電池を充電する場合には、PVパワーコンディショナ12から出力される交流電力が第2分電盤30及び給電線127を介してEVパワーコンディショナ120へ供給されて、上記と同様に、インバータ51及びコンバータ52を介して自動車主電源56内の蓄電池が充電されていく。
充電モードにおいて、PVパワーコンディショナモードが設定される場合、系統電源Eの交流電力では電気自動車Cの蓄電池は充電されないように設定される。具体的には、前述したように、PVパワーコンディショナモードの設定時に、EVパワーコンディショナ120内の開閉器8の開閉動作によって、給電線125との接続を電気的に遮断し、給電線125に供給される交流電力がインバータ51及びコンバータ52(以下、「インバータ51等」と略記する場合あり)に入力されないようにする。
したがって、PVパワーコンディショナモードのとき、EVパワーコンディショナ120Aは給電線127から供給される交流電圧を直流電圧に変換することによって、電気自動車Cの蓄電池に対する充電動作を行う。
電気自動車Cの蓄電池を放電する放電モードが設定された場合、電気自動車用のEVパワーコンディショナ120Aは、コンバータ52及びインバータ51を経由することにより、自動車主電源56内の蓄電池より得られる直流電圧を交流電圧に変換して、すなわち、蓄電池から出力される直流電力を交流電力に変換して給電線126を介して第1分電盤20に供給する。第1分電盤20に供給された交流電力は第2分電盤30及び複数の分岐幹31を介して宅内負荷16に供給される。
次に、停電時等の系統電源Eが利用できない非常時の動作について説明する。PVパワーコンディショナ12は非常時(停電状態)を検出すると単独運転検出機能により系統から解列される。
すなわち、非常時において、PVパワーコンディショナ12は内部の開閉器(図示せず)で、電力会社のメンテナンス員が感電しないよう、第2分電盤30から給電線127の電路を遮断する。
その後、EVパワーコンディショナ120Aが停電時に内部の開閉器8によって、系統との接続を遮断すべく、給電線125を入力線として無効化した後、自立運転モードに移行する。したがって、PVパワーコンディショナ12の内部開閉器により第2分電盤30から給電線127の電路がその後、復電されても、電力会社のメンテナンス員が感電することはなくなり、屋内の機器に給電が可能となる。
この時、使用者はPVパワーコンディショナ12に対し、系統電源Eとは別の交流出力を行う自立運転機能を有効にするスイッチ切り替え操作を行う。これによって、PVパワーコンディショナ12は、自立運転により非常用コンセント13にAC100Vの非常用交流電力を給電する。
このPVパワーコンディショナ12の動作により、AC100Vの非常用交流電力は、非常用コンセント13及び給電線123を介してEVパワコン120Aの非常時電力供給部PR1の入力部に供給される。非常時電力供給部PR1内において、PVパワーコンディショナ12から供給された交流電力はノイズフィルタ1によりフィルタリング処理された後、整流回路2に入力され整流され、平滑回路3に入力される。そして、平滑回路3で平滑されたDC140Vとなり、降圧回路4による降圧処理によりDC12Vに降圧される。この電圧(DC12V)がEVパワーコンディショナ120Aの動作電源(動作電圧)として通信装置5に供給されることにより、EVパワーコンディショナ120Aは停電等の非常時にでも通信装置5を用いて電気自動車Cの通信装置6との間で通信回線15を介した通信処理を実行することができる。
通信装置5を用いたEVパワーコンディショナ120Aと電気自動車Cとの間の通信処理が成立すると、自動車主電源56内の蓄電池からの放電動作を開始することができ、電気自動車Cの自動車主電源56内の蓄電池からEVパワーコンディショナ120A内に向けて給電される。
放電動作に伴う、電気自動車Cから放電動作が開始された後、コンバータ52及びインバータ51を経由して得られる交流電力によって、通信装置5を含むEVパワーコンディショナ120Aの内部制御回路に電力を供給することができる。さらに、EVパワーコンディショナ120Aにより得られる交流電力によって給電線126を介した第1分電盤20への電力供給が可能となり、第1分電盤20に供給された交流電力は、第2分電盤30、分岐幹31及び部屋用給電線を介して部屋用コンセントに接続された宅内負荷16に供給される。
そして、EVパワーコンディショナ120Aの制御電源の起動をEVパワーコンディショナ120Aに設けられた表示機能(図示せず)で確認すると、操作者はスイッチ操作を行いEVパワーコンディショナ120Aを自立運転から連系運転に切り替える。
EVパワーコンディショナ120Aが連系運転に切り替えられると、EVパワーコンディショナ120Aは復電し、給電線127及び第2分電盤30を介してPVパワーコンディショナ12の系統連系出力(給電線18)に電圧を印加することができる。その結果、系統電源Eの停電等の非常時においても、PVパワーコンディショナ12は系統連系出力における電圧変化を検知し、復電タイマー(図示せず)がカウントアップした後、自立運転から連系運転に切換、連系運転を再開し、通常時と同様に電力を出力することが可能となる。なお、復電タイマーのカウントアップは、EVパワーコンディショナ120Aの復電後、一定の時間をおいて、PVパワーコンディショナ12の系統連系を再開するために行われる。
その後、EVパワーコンディショナ120Aは、PVパワーコンディショナ12の連系運転時に給電線127を介して供給される交流電力を、通常時電力供給部PR4によって通信装置5を含むEVパワーコンディショナ120Aの動作電源として利用したり、インバータ51及びコンバータ52を経由することによって、電気自動車Cの自動車主電源56内の蓄電池の充電動作等を行ったりすることができる。
したがって、実施の形態1の充放電システムS1は、停電等の非常時においても、EVパワーコンディショナ120Aからの電力をPVパワーコンディショナ12の系統連系出力に印加することによって、PVパワーコンディショナ12は通常時と同様に連系運転することが可能となる。そのため、太陽光発電システム10で発電でした電力を電気自動車Cの自動車主電源56内の蓄電池に充電したり、電気自動車Cの蓄電池から充電された電力を用い家庭内の機器を運転したりすることが可能となる。
このように、実施の形態1の充放電システムS1は、EVパワーコンディショナ120A内に、系統電源E(第1の電源)以外の外部の交流電源(第2の電源)から通信装置5の制御電源を供給できるように、非常時電力供給部PR1を設けたことを特徴している。
EVパワーコンディショナ120Aは非常時電力供給部PR1を有するため、停電等の系統電源E(第1の電源)が利用できない非常時においても、自然エネルギー発電システムである太陽光発電システム10(第2の電源)から得られる非常時の交流電力を利用して通信装置5の通信装置用電源として確保することができる。このため、EVパワーコンディショナ120Aは非常時における通信装置5用の電源を確保するための通信装置用バッテリーを省略したり、小型・軽量化を図ったりすることができる。
すなわち、EVパワーコンディショナ120Aは、非常時の通信装置5用の通信装置用バッテリーとして鉛蓄電池などの蓄電装置を内部に備えることは必須でなくなり、系統電源Eが使用不能な非常時においても、通信装置5による通信処理を動作開始要件として課した、電気自動車Cからの放電動作を必ず開始することができる。その結果、上記蓄電装置の省略あるいは小型化、軽量化を図ることができる結果、小型・軽量・メンテナンスフリーのEVパワーコンディショナ120Aを得ることができる。
さらに、EVパワーコンディショナ120Aは、系統電源Eが使用できない非常時においても、電気自動車Cの蓄電池の放電動作によって得られる直流電圧をPVパワーコンディショナ12の系統連系出力(第2の電源の第1の電源との連系出力)に印加することによって、PVパワーコンディショナ12は通常時の交流電力を供給する連系運転を再開することができる。このため、EVパワーコンディショナ120Aは、非常時においても、PVパワーコンディショナ12から得られる通常時の交流電力を利用して電気自動車Cへの充電動作等を実行することができる効果を奏する。
またPVパワーコンディショナ12や自然エネルギー発電機のパワーコンディショナや、自家発電装置はノイズ発生量が多く、通電にノイズが混入して誤動作をする可能性があるが、EVパワーコンディショナ120Aは非常時電力供給部PR1として初段にノイズフィルタ1を設けているため、ノイズの多い電源に対しても確実に通信装置5の動作電源として利用することができる。したがって、EVパワーコンディショナ120Aを有する充放電システムS1は、非常時においても確実に電気自動車Cとの間で通信処理を成立させた後、電気自動車Cの蓄電池からの放電動作を開始することができる。
また、非常時電力供給部PR1内にノイズフィルタ1を設けることにより、特に系統に接続されることを想定していない自家発電装置やパワーコンディショナの非常用電源を非常用コンセント13に接続するような場合においても、EVパワーコンディショナ120A側からのノイズによる誤動作を抑制できる効果を奏する。
なお、本実施の形態1においては、PVパワーコンディショナ12から出力される非常時の交流電圧を100Vとしたが、通常時と同様の200Vとしてもよい。
また、本実施の形態1においては、非常時電力供給部PR1と通常時電力供給部PR4とをそれぞれ別個に設けたが、1つの電力供給部が非常時においても通常時においても通信装置5を含むEVパワーコンディショナ120Aの制御回路に電力を供給してもよい。その場合は、電力供給部の前に開閉器8からの入力と非常用コンセント13からの入力とを切り換える切替装置が必要となる。
<実施の形態2>
(EVパワーコンディショナ120Bの内部構成)
図3は実施の形態2のEVパワーコンディショナ120Bの内部構成を示すブロック図である。実施の形態2では、図3で示す構成のEVパワーコンディショナ120Bが図1のEVパワーコンディショナ120として配置される。
以下、EVパワーコンディショナ120Bに関し、図2で示した実施の形態1のEVパワーコンディショナ120Aと異なる部分のみ説明し、EVパワーコンディショナ120Aと同じ部分は同一符号を付して説明を適宜省略する。
実施の形態2のEVパワーコンディショナ120Bにおいて、非常時電力供給部PR1の出力部に電力蓄積部7が接続される。電力蓄積部7は電解コンデンサで構成される電力蓄積機能を有している。すなわち、電力蓄積部7は、降圧回路4から出力される直流電流を蓄積し、非常用コンセント13の出力変動に対し、降圧回路4から出力される直流電圧の安定供給を実現している。
実施の形態2の充放電システムS1は、電力蓄積部7を有するEVパワーコンディショナ120Bを設けることにより、急な日射の変動や早朝や日暮れや雨天などの太陽光発電システム10の発電量が少ない時でも確実にEVパワーコンディショナ120Bの自立起動、すなわち、通信装置5の動作電源の供給を可能にしている。その結果、実施の形態2の充放電システムS1は、非常時において、電気自動車Cとの間で充電動作及び放電動作を実施の形態1以上に安定的に実行することができる。
このように、実施の形態2のEVパワーコンディショナ120Bは、非常時電力供給部PR1の出力部に電力蓄積部7を設けることにより、PVパワーコンディショナ12の発電量が少ない時でも、安定して通信装置5の電源として利用することができる。このため、実施の形態2のEVパワーコンディショナ120Bは非常時においても自立起動を確実に行うことができる効果を奏する。
また、実施の形態2のEVパワーコンディショナ120Bでは電力蓄積部7を電解コンデンサで構成したが、スーパーキャパシタや小型の蓄電池を用い構成しても同様の効果が得られることは言うまでもない。また、電力蓄積部7として小型の蓄電池を用いた場合はPVパワーコンディショナ12による発電ができない夜間でもEVパワーコンディショナ120B単独で自立起動できることは言うまでもない。
なお、図3に示すとおり、電力蓄積部7は通常時電力供給部PR4の出力部にも接続され、通常時電力供給部PR4の降圧回路44から出力される直流電流を蓄積し、降圧回路4から出力される直流電圧の安定供給を実現してもよい。
<その他>
上述した実施の形態では、EVパワーコンディショナ120(120A,120B)内の通信装置5への非常時の給電を太陽光発電システム10のPVパワーコンディショナ12から行った例を示したが、太陽光発電システム10に代えて、その他の自然エネルギー発電システムのパワーコンディショナ、自家発電装置から給電を行っても同様の効果が得られることは言うまでもない。
前述したように、上述した実施の形態におけるEVパワーコンディショナ120では、通信装置用バッテリーとして鉛蓄電池の不要化もしくは蓄電容量低減化を図ることができるため、EVパワーコンディショナ120の小型・軽量化を図ることができる。
さらに、上述した鉛蓄電池を不要化することにより、鉛蓄電池故障による寿命低下を防いだり、鉛蓄電池充電のための電力消費量の削減を図ったり、鉛蓄電池の改修・運搬を不要にすることにより運搬の容易性を図ったりすることができる。
加えて、上述した鉛蓄電池を不要化することにより、製品の事故時や不用意な解体処理時における、鉛蓄電池からの鉛の流出、硫酸の流出等のリスクを低減することができるとともに、流通在庫における鉛蓄電池の補充電等の管理を不要にすることができる結果、製品ライフサイクル上の各段階での環境負荷低減効果を図ることができる。
また、非常用コンセント13,EVパワーコンディショナ120間を接続する給電線123は、常設であっても非常時にのみ設けても良い。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1,11 ノイズフィルタ、2,42 整流回路、3,43 平滑回路、4,44 降圧回路、7 電力蓄積部、10 太陽光発電システム、12 PVパワーコンディショナ、13 非常用コンセント、56 自動車主電源、123,125〜127 給電線、C 電気自動車、E 系統電源、S1 充放電システム、PR1 非常時電力供給部、PR4 通常時電力供給部。

Claims (3)

  1. 複数の電源と接続され、電気自動車の蓄電池を充放電する電気自動車用パワーコンディショナであって、
    前記蓄電池の直流電圧を交流電圧に変換するとともに、前記電源の交流電圧を直流電圧に変換する変換装置と、
    前記蓄電池を放電する際に前記電気自動車との間で通信を行う通信装置と、
    前記複数の電源における第1の電源が使用できない場合に、前記第1の電源と異なる第2の電源からの交流電力を直流電力に変換して、前記通信装置に供給する非常時電力供給部とを有することを特徴とする、
    電気自動車用パワーコンディショナ。
  2. 前記第1の電源が使用できない場合に、前記通信装置が前記電気自動車との間で通信を行い、前記変換装置が前記電気自動車の蓄電池からの直流電力を交流電力に変換し、前記第2の電源の前記第1の電源との連系出力に印加する、
    請求項1記載の電気自動車用パワーコンディショナ。
  3. 前記非常時電力供給部は、前記第2の電源からの交流電力を変換した直流電力を蓄積する電力蓄積部を有する、
    請求項1または請求項2記載の電気自動車用パワーコンディショナ。
JP2015206874A 2015-10-21 2015-10-21 電気自動車用パワーコンディショナ Active JP6639187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015206874A JP6639187B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 電気自動車用パワーコンディショナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015206874A JP6639187B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 電気自動車用パワーコンディショナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017079552A true JP2017079552A (ja) 2017-04-27
JP6639187B2 JP6639187B2 (ja) 2020-02-05

Family

ID=58667070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015206874A Active JP6639187B2 (ja) 2015-10-21 2015-10-21 電気自動車用パワーコンディショナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6639187B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019092278A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 東光東芝メーターシステムズ株式会社 系統連系切替システム及びスマートメータ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013247841A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 電源切替装置、住宅及び電源切替方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013247841A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 電源切替装置、住宅及び電源切替方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019092278A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 東光東芝メーターシステムズ株式会社 系統連系切替システム及びスマートメータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6639187B2 (ja) 2020-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2763265B1 (en) Power conditioner system and storage battery power conditioner
JP5592274B2 (ja) 直流給電システム
US20190372347A1 (en) Commanding Distributed Energy Resources
WO2012144358A1 (ja) 電力供給装置、電力供給装置の制御方法、および直流給電システム
JP5990786B2 (ja) 充放電システム
JP2016520281A (ja) 電力を供給される機器に、特に電気自動車に、電力を回復するための設備
JP4722585B2 (ja) 電力料金だけでなくco2排出量をも削減することができる、太陽電池及び/又はキュービクルを使用した集合住宅用電力削減システム
JP2014158327A (ja) 電力供給装置
JP2024051003A (ja) 電力変換システム
JP6602046B2 (ja) 電力供給システム
US20130271078A1 (en) Charging device, control method of charging device, electric-powered vehicle, energy storage device and power system
WO2017026100A1 (ja) 蓄電制御システム、蓄電システム、蓄電制御装置、充放電制御装置、及び蓄電装置
JP6243617B2 (ja) 電力システム
JP6401596B2 (ja) 充放電システム
JP2016046829A (ja) 電力供給システム
JP6639187B2 (ja) 電気自動車用パワーコンディショナ
JP2013219881A (ja) 配電装置および電力供給システム
JP2017077092A (ja) 系統連系システム
JP6313197B2 (ja) 充放電システム
JP2016127708A (ja) 充放電システム
JP2019017141A (ja) 電力供給システム
JP2016178709A (ja) 充放電システム
CN205544373U (zh) 一种便携式电力通信应急电源装置
US20180323614A1 (en) Apparatus control device, apparatus control system, and apparatus control method
WO2022224530A1 (ja) 充放電システム、充放電システムの制御方法、およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6639187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250