JP2017078525A - 空調システム - Google Patents

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Wataru Hasebe
弥 長谷部
正幸 小松原
Masayuki Komatsubara
正幸 小松原
中本 正彦
Masahiko Nakamoto
正彦 中本
山口 徹
Toru Yamaguchi
徹 山口
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【課題】汎用のマルチ型空冷ヒートポンプパッケージをクリーンルーム用に転用した空調システムを提供する。【解決手段】空調システム1は、第1冷暖同時型室外機51と第2冷暖同時型室外機52と、複数の第1系統コイル61と複数の第2系統コイル62と、を有する外気処理空調機と、複数のコイル制御部40と主制御部30とからなる空調システムにおいて、前記第1冷暖同時型室外機51と、前記第2冷暖同時型室外機52とは、自機の保護制御を行う前に保護制御要求信号を前記主制御部30に対して出力し、前記主制御部30は、保護制御要求信号を受信すると、前記複数のコイルから、保護制御による温度変化を打ち消すことができるコイルを選択し、記第1冷暖同時型室外機51、前記第2冷暖同時型室外機52に対して、保護制御実行許可信号を出力し、選択されたコイルのコイル制御部に対して、保護制御による温度変化を打ち消すように制御信号を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、恒温恒湿が求められるクリーンルームなどの室内の空調に好適な空調システムに関する。
従来、工業用クリーンルームの空調システムにおいては、熱源システムを用いて冷水・温水を製造し、配管システムにより外気処理空調機に冷水・温水を供給し、冷水・温水により外気の温度・湿度を制御し、これをクリーンルームに供給するようにしていた。
例えば、特許文献1(特開平08−114347号公報)には、外気温度の低い冬期に冷却塔を冷熱源とすると共に、外気温度の高い夏期に冷凍機を冷熱源とする熱源システムが開示されている。
特開平08−114347号公報
上記のような冷却塔や冷凍機を用いた熱源システムは高価であるために、クリーンルーム用の空調システムを構築するためには、相応のコストをかけざるを得なかった。
そこで、室外機と、この室外機から冷媒を得て、この冷媒により外気の温度調整を行い室内に導入する外気処理空調機とからなる、汎用のマルチ型空冷ヒートポンプパッケージを、クリーンルーム用の空調システムに転用することが考えられる。このような転用によれば、クリーンルーム用の空調システムのコストを大幅に抑制することが期待できる。
しかしながら、汎用のマルチ型空冷ヒートポンプパッケージをクリーンルーム用の空調システムに転用する場合においては、以下のような問題が生じる。
汎用のマルチ型空冷ヒートポンプパッケージは、自機の保護を目的とした保護制御を行うために、指令された温度設定と異なる冷媒を外気処理空調機に供給するタイミングが発生することがある。その一方で、防塵対策のためにクリーンルーム内は正圧としなければならいので、外気処理空調機内のファンは常に動作させなければならない。
このため、汎用のマルチ型空冷ヒートポンプパッケージをクリーンルーム用の空調システムに転用すると、指令された温度と異なる外気がクリーンルーム内に導入されてしまう、という問題が生じてしまう。
この発明は、上記のような問題を解決するものであって、本発明に係る空調システムは、第1冷暖同時型室外機と、第2冷暖同時型室外機と、前記第1冷暖同時型室外機で生成された冷媒の供給を受けて温度制御を行う複数の第1系統コイルと、前記第2冷暖同時型室外機で生成された冷媒の供給を受けて温度制御を行う複数の第2系統コイルと、を有する外気処理空調機と、前記複数の第1系統コイルと前記複数の第2系統コイルの各コイルへの冷媒の供給量を制御する複数のコイル制御部と、前記複数のコイル制御部に対する制御信号を出力する主制御部と、からなる空調システムにおいて、前記第1冷暖同時型室外機と、前記第2冷暖同時型室外機とは、自機を保護する保護制御を行うと共に、保護制御を行う前に保護制御要求信号を前記主制御部に対して出力し、前記主制御部は、前記第1冷暖同時型室外機と、前記第2冷暖同時型室外機とからの保護制御要求信号を受信すると、前記複数のコイルから、保護制御による温度変化を打ち消すことができるコイルを選択し、記第1冷暖同時型室外機、前記第2冷暖同時型室外機に対して、保護制御実行許可信号を出力し、選択されたコイルのコイル制御部に対して、保護制御による温度変化を打ち消すように制御信号を出力することを特徴とする。
また、本発明に係る空調システムは、前記主制御部は、前記複数のコイルから、保護制御による温度変化を打ち消すことができるコイルを選択する際、テーブルを参照することを特徴とする。
本発明の空調システム1は、前記主制御部は、前記第1冷暖同時型室外機と、前記第2冷暖同時型室外機とからの保護制御要求信号を受信すると、前記複数のコイルから、保護制御による温度変化を打ち消すことができるコイルを選択し、記第1冷暖同時型室外機、前記第2冷暖同時型室外機に対して、保護制御実行許可信号を出力し、選択されたコイルのコイル制御部に対して、保護制御による温度変化を打ち消すように制御信号を出力するので、このような本発明の空調システム1によれば、保護制御による温度変化を打ち消され、指令された温度と異なる外気がクリーンルーム内に導入されてしまうことがない。
本発明の実施形態に係る空調システム1の概要を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る空調システム1による外気処理を空気線図によって示した図である。 本発明の実施形態に係る空調システム1における制御処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る空調システム1の動作例を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明に係る空調システム1の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空調システム1の概要を模式的に示す図である。本発明に係る空調システム1は、特にクリーンルームに設けられ、クリーンルーム内に清浄な空気を供給することを想定している。
本発明に係る空調システム1は、汎用のマルチ型空冷ヒートポンプパッケージを基に、構成されている。マルチ型空冷ヒートポンプパッケージは、冷媒を作り出す室外機と、ケーシング内に納められているコイルを有する外気処理空調機10と、前記冷媒を前記コイルに流す配管とから主に構成されているが、本発明に係る空調システム1では、このような構成を、少なくとも2系統以上設けるようにしている。なお、図面では、室外機やコイル、配管などは模式的に示されている。
ここで、本発明に係る空調システム1で用いる汎用のマルチ型空冷ヒートポンプパッケージの室外機としては、冷たい冷媒と温かい冷媒とを同時に生成することができる冷暖同時型の室外機を想定している。本発明に係る空調システム1では、第1冷暖同時型室外機51と第2冷暖同時型室外機52との少なくとも2系統の室外機を有している。なお、以下、2系統の室外機を備えた空調システム1を例に説明するが、系統数は2系統以上の任意の系統数とすることができる。
本発明に係る空調システム1では、冷暖切換型ではなく、冷暖同時型の室外機を用いるようにしている。このようにする理由は、外気処理空調機10における運用として、冷却コイルと再熱コイルを同時に利用する運転パターンが多いため、熱源機側での排熱利用が可能となり省エネ運転となるからである。
空調システム1のケーシング11内には、外気OAが取り入れられ、温度湿度が調整され、給気SAとして、不図示のクリーンルームに供給される。
ケーシング11には、送風ファン22を動作させることで、常に外気OAを取り込み、クリーンルームに給気SAとして供給することで、クリーンルーム内を常に正圧に維持するような運用がなされている。
ケーシング11に取り込まれた空気は、プレフィルタ13及び中性能フィルタ14を流れることで、空気中の塵などが除去される。
第1冷暖同時型室外機51は、指令された温度の冷媒を生成し、この冷媒を図示する配管を通して、ケーシング11内の第1系統コイル61に循環させている。本実施形態においては、第1列a,bのコイル、第3列bのコイルが、第1系統コイル61である。
また、第2冷暖同時型室外機52は、指令された温度の冷媒を生成し、この冷媒を図示する配管を通して、ケーシング11内第2系統コイル62に循環させている。本実施形態においては、第1列cのコイル、第2列a、bのコイル、第3列aのコイルが、第2系統コイル62である。
なお、第1冷暖同時型室外機51の系統のコイルを第何列のどのコイルとするか、或いは、第2冷暖同時型室外機52の系統のコイルを第何列のどのコイルとするかなどは任意に設定することができ、本実施形態に限定されるものではない。
また、第何列のどのコイルを、どの系統の冷暖同時型室外機のコイルとするか、などは適宜設定することができる。さらに、本発明においては、冷暖同時型室外機の系統数は、2以上であれば任意とすることができる。
なお、本発明に係る空調システム1においては、保護制御のバックアップ運転を行う際に、同一の列内でコイルのバイパスを回避するために、第1列、第2列、第3列の中に、異なる冷媒系統の冷媒配管を平均的に配列させるコイル構造としている。これにより、保護制御のバックアップ運転時のコイルのバイパスエアを小さくすることができる。
第1列のコイル、第2列のコイルを通過した空気は温度調整され、さらに、水膜加湿器17で湿度が制御され、第3列のコイルで再熱され、温度上昇され、HEPAフィルタ25を通過し、給気SAとしてクリーンルームに供給される。
以上のように、構成される本発明に係る空調システム1によって、外気OAが取り入れられ、給気SAとして、クリーンルームに供給される際の、温度湿度の調整例について説明する。図2は本発明の実施形態に係る空調システム1による外気処理を空気線図によって示した図である。
図2において、(a)ゾーンは冷房高負荷ゾーンであり、第1冷暖同時型室外機51及び第2冷暖同時型室外機52を同時に稼働することを想定しているゾーンである。また、(b)ゾーンは冷房高負荷ゾーンであり、第2冷暖同時型室外機52のみを稼働することを想定している。また、(c)ゾーンは冷房低負荷ゾーンであり、第2冷暖同時型室外機52のみを稼働することを想定している。また、(d)ゾーンは送風ゾーンであり、第1冷暖同時型室外機51及び第2冷暖同時型室外機52および水膜加湿器17を稼働しないことを想定している。また、(e)ゾーンは暖房低負荷ゾーンであり、第2冷暖同時型室外機52のみを稼働することを想定している。また、(f)ゾーンは暖房高負荷ゾーンであり、第2冷暖同時型室外機52のみを稼働することを想定している。また、(g)ゾーンは暖房高負荷ゾーンであり、第1冷暖同時型室外機51及び第2冷暖同時型室外機52を同時に稼働することを想定しているゾーンである。
なお、(c)の冷房低負荷ゾーンおよび(e)の暖房低負荷ゾーンでは、汎用空調機の最小能力での過剰能力を回避するために、一旦暖房してから 冷房することで能力を調整する制御方法を採用することが好ましい。このような制御によれば、冷暖同時型室外機を用いる本発明に係る空調システム1においては、廃熱を利用することができ、エネルギーロスを抑制することができる。
本実施形態では、乾球温度及び絶対湿度が、図2に示す空気線図における点(5)の空気を給気SAとしてクリーンルームに供給することを前提として、以下に説明する。また、点(1)の空気は、外気OAの乾球温度及び絶対湿度を示している。
図2における点(1)乃至点(5)の乾球温度及び絶対湿度は、図1における(1)乃至(5)の場所における乾球温度及び絶対湿度と対応している。
(e)の暖房低負荷ゾーンでは、乾球温度及び絶対湿度が点(1)である外気OAは、第1列のコイルで暖房されることにより、乾球温度及び絶対湿度が点(2)となる。次に、第2列のコイルで冷房されることにより、目標湿球温度一定のライン上の点(3)に戻される。
続いて、水膜加湿器17には、不図示の水供給部から滴下する水が常時供給される状態が維持されており、水膜加湿器17を通過する点(3)の空気は、相対湿度略100%の点(4)の空気とされる。続いて、第3列のコイル(再熱コイル)によって、乾球温度及び絶対湿度が点(5)の空気とされ、給気SAとしてクリーンルームに供給される。
以上のように、本発明に係る空調システム1においては、図2に示す空気線図において、点(1)に示される乾球温度及び絶対湿度である外気OAを、目標点である点(5)として調整して、クリーンルームに供給するようにしている。
主制御部30は、本発明に係る空調システム1において、基本となる制御を司るものであり、マイクロコンピューターなどの情報処理装置を用いることができる。主制御部30は、第1系統コイル61及び第2系統コイル62の各コイルに冷媒を供給する際のバルブを制御する複数のコイル制御部40を制御するように制御信号を送信するようになっている。また、主制御部30は、第1冷暖同時型室外機51や第2冷暖同時型室外機52などの運転状態なども把握することができるようになっている。
汎用のマルチ型空冷ヒートポンプパッケージである第1冷暖同時型室外機51や第2冷暖同時型室外機52などは、自機の保護を目的とした保護制御を行うために、指令された温度設定と異なる冷媒が配管に流されるタイミングが発生することがある。
このような保護制御には、(イ)配管中に貯まった油をコンプレッサー(不図示)に戻すために行う油戻し運転制御、(ロ)室外機の熱交換器に付着した霜を取り除くために行う除霜運転制御、(ハ)コイルが凍結してしまうことを防止するために行う凍結防止制御、(ニ)配管内の圧力を低減するために行う高圧制御、などがあるが、いずれの保護制御においても、共通しているのは、保護制御が実行されると、指令値と異なる温度の冷媒を、第1系統コイル61の配管、第2系統コイル62の配管に循環させてしまう。
ところで、第1冷暖同時型室外機51、第2冷暖同時型室外機52は、上記のような保護制御を行う前段においては、保護制御要求信号(A,C)を主制御部30に対して出力し、保護制御実行の可否について主制御部30による判定を仰ぐような構成となっている。
主制御部30は、保護制御要求信号(A,C)を受信すると、所定の判定を行い、保護制御実行許可信号(B,D)を、それぞれ第1冷暖同時型室外機51、第2冷暖同時型室外機52に出力する。第1冷暖同時型室外機51、第2冷暖同時型室外機52は、主制御部30から受信した保護制御実行許可信号をトリガーとして、実際に保護制御を実行するようになっている。
一方、主制御部30は、所定の情報が記憶されているテーブル35と通信可能に接続されている。このテーブル35には、第1冷暖同時型室外機51、第2冷暖同時型室外機52が保護制御を実行した際、どのコイル制御部40に対して制御信号を送信し、コイル制御部40の制御を実行すれば、保護制御による温度変化を打ち消すことが可能であるかに係る情報が記憶されている。
なお、本実施形態においては、主制御部30とテーブル35とを独立した構成としているが、主制御部30とテーブル35とを同一の回路基板などで構成することも可能である。
主制御部30は、前記のテーブル35を参照して、コイル制御部40に対して制御信号を送信することで、保護制御による温度変化を打ち消すようにしている。
次に、以上のように構成される空調システム1における制御について説明する。図3は本発明の実施形態に係る空調システム1における制御処理のフローチャートを示す図である。このようなフローチャートは、所定の時間間隔毎に主制御部30により実行される。また、以下のフローチャートは、空調システム1において、第1冷暖同時型室外機51を主たる室外機として利用しており、第2冷暖同時型室外機52を副たる室外機として利用している場合の制御を示している。
なお、第2冷暖同時型室外機52を主たる室外機として利用している場合の制御フローチャートとしては、図3のフローチャートにおいて、第1冷暖同時型室外機51と第2冷暖同時型室外機52とを入れ替えたフローチャートを用いることができる。
また、図4は本発明の実施形態に係る空調システム1の動作例を示す図である。図4において、制御部等の構成は図示していない。また、図4は、第1冷暖同時型室外機51を主たる室外機として利用している際に、保護制御の一例として第1冷暖同時型室外機51が除霜運転を実行する例を示している。
図3のフローチャートにおいて、ステップS100で、処理が開始されると、続いて、ステップS101に進み、第1冷暖同時型室外機51から保護制御要求信号を受信したか否かが判定される。
ステップS101の判定がNOであれば、ステップS112に進み処理を終了する。一方、ステップS101の判定がYESであれば、次にステップS102に進む。
ステップS102においては、第2冷暖同時型室外機52が運転中であるか否かが判定される。 ステップS102の判定がNOであれば、ステップS103に進み、第2冷暖同時型室外機52の運転を開始し、さらに、ステップS104へと進む。
ステップS102の判定がYESであれば、続いて、ステップS110に進み、第2冷暖同時型室外機52が保護制御の実行中であるか否かが判定される。ステップS110の判定がNOであれば、ステップS104に進む。一方、ステップS110の判定がYESであるときは、ステップS111に進み、所定時間経過後に、再びステップS110の判定に戻り、保護制御が完了したか否かが判定されることとなる。ここで、保護制御が完了すると、ループを抜けてステップS104に進む。
ステップS104では、テーブル35が参照され、続く、ステップS105では、テーブル35中から第1冷暖同時型室外機51の保護制御による温度変化を抑制(低減)する第2系統のコイルを選択する。
ステップS106では、保護制御の効果を抑制(低減)するよう選択された第2系統のコイルのコイル制御部40に制御信号を出力して、当該コイルにより第1冷暖同時型室外機51の保護制御による温度変化を打ち消すようにする。この際に、第2系統のコイルおよび第2冷暖同時型室外機52が能力を確保できるまでの時間を考慮して、ステップS107で第1冷暖同時型室外機51に対して保護制御の実行許可信号を出力する前段階から第2系統のコイルのコイル制御部40に制御信号を出力する。
続いて、ステップS107では、第1冷暖同時型室外機51に対して保護制御の実行許可信号出力することで、保護制御の実行を待機していた第1冷暖同時型室外機51の待機解除を行う。
ステップS108では、第1冷暖同時型室外機51の保護制御が終了したか否かを判定し続ける。この判定がYESとなると、ステップS109に進み、第2冷暖同時型室外機52の運転を抑制或いは停止して、ステップS112で処理を終了する。
以上のように、本発明の空調システム1は、主制御部30は、前記第1冷暖同時型室外機51と、前記第2冷暖同時型室外機52とからの保護制御要求信号を受信すると、前記複数のコイルから、保護制御による温度変化を打ち消すことができるコイルを選択し、記第1冷暖同時型室外機51、前記第2冷暖同時型室外機52に対して、保護制御実行許可信号を出力し、選択されたコイルのコイル制御部52に対して、保護制御による温度変化を打ち消すように制御信号を出力するので、このような本発明の空調システム1によれば、保護制御による温度変化を打ち消され、指令された温度と異なる外気がクリーンルーム内に導入されてしまうことがない。
1・・・空調システム
10・・・外気処理空調機
11・・・ケーシング
13・・・プレフィルタ
14・・・中性能フィルタ
17・・・水膜加湿器
20・・・再熱コイル
22・・・送風ファン
25・・・HEPAフィルタ
30・・・主制御部
35・・・テーブル
40・・・コイル制御部
51・・・第1冷暖同時型室外機
52・・・第2冷暖同時型室外機
61・・・第1系統コイル
62・・・第2系統コイル

Claims (2)

  1. 第1冷暖同時型室外機と、
    第2冷暖同時型室外機と、
    前記第1冷暖同時型室外機で生成された冷媒の供給を受けて温度制御を行う複数の第1系統コイルと、前記第2冷暖同時型室外機で生成された冷媒の供給を受けて温度制御を行う複数の第2系統コイルと、を有する外気処理空調機と、
    前記複数の第1系統コイルと前記複数の第2系統コイルの各コイルへの冷媒の供給量を制御する複数のコイル制御部と、
    前記複数のコイル制御部に対する制御信号を出力する主制御部と、からなる空調システムにおいて、
    前記第1冷暖同時型室外機と、前記第2冷暖同時型室外機とは、自機を保護する保護制御を行うと共に、保護制御を行う前に保護制御要求信号を前記主制御部に対して出力し、
    前記主制御部は、
    前記第1冷暖同時型室外機と、前記第2冷暖同時型室外機とからの保護制御要求信号を受信すると、
    前記複数のコイルから、保護制御による温度変化を打ち消すことができるコイルを選択し、
    記第1冷暖同時型室外機、前記第2冷暖同時型室外機に対して、保護制御実行許可信号を出力し、
    選択されたコイルのコイル制御部に対して、保護制御による温度変化を打ち消すように制御信号を出力すること
    を特徴とする空調システム。
  2. 前記主制御部は、前記複数のコイルから、保護制御による温度変化を打ち消すことができるコイルを選択する際、テーブルを参照することを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
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