JP2017078270A - ドア構造 - Google Patents

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洋一郎 永田
Yoichiro Nagata
洋一郎 永田
雄太 野月
Yuta Nozuki
雄太 野月
恵美 石▲崎▼
Emi Ishizaki
恵美 石▲崎▼
光彰 廣島
Mitsuaki Hiroshima
光彰 廣島
大輔 齊藤
Daisuke Saito
大輔 齊藤
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Abstract

【課題】ドアとドア枠の間の隙間に虫が寄り付かないようにして、ドアを開いたときにおける建物18内への虫の侵入を抑制する。【解決手段】ドア構造10は、建物18の開口部22に設けられるドア枠12と、ドア枠12に開閉可能に取り付けられるドア14と、ドア14を閉じた状態でドア14とドア枠12との間に介在し、気密性を高める気密材16と、ドア14を閉じた状態におけるドア14とドア枠12との間の隙間Sに設けられ、虫の忌避剤を含有する忌避部材と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ドア構造に関する。
ドアとドア枠との間に気密材を配置して気密性を確保したドア構造が開示されている(特許文献1参照)。
特開2004−124706号公報
一般に、ドアを閉じた状態において、ドアとドア枠との間には隙間が存在する。この隙間に、暗くて狭い場所を好む虫が入り込むことがあり、更にはこの隙間が虫だまりになっていることがある。隙間に虫がいたとしても、ドアを閉じた状態においては、気密材により虫の建物内への侵入が物理的に阻止されるが、ドアを開いた瞬間に、この虫が建物内に侵入可能となる。
本発明は、上記事実を考慮して、ドアとドア枠の間の隙間に虫が寄り付かないようにして、ドアを開いたときにおける建物内への虫の侵入を抑制することを目的とする。
請求項1に係るドア構造は、建物の開口部に設けられるドア枠と、前記ドア枠に開閉可能に取り付けられるドアと、前記ドアを閉じた状態で前記ドアと前記ドア枠との間に介在し、気密性を高める気密材と、前記ドアを閉じた状態における前記ドアと前記ドア枠との間の隙間に設けられ、虫の忌避剤を含有する忌避部材と、を有する。
このドア構造では、ドアを閉じた状態において、気密材により、建物外の虫が建物内に侵入することが物理的に抑制される。また、ドアとドア枠との間の隙間に忌避部材が設けられているので、該隙間に虫が寄り付くことが抑制される。該隙間が虫だまりとならないので、ドアを開いた瞬間に建物内へ虫が侵入し難くなる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のドア構造において、前記気密材が、前記忌避部材を兼ねている。
このドア構造では、気密材が忌避部材を兼ねているので、部材の追加や、そのための設計変更等が不要となる。
請求項3の発明は、請求項1に記載のドア構造において、前記忌避部材が、前記気密材に併設されている。
このドア構造では、忌避部材が気密材に併設されているので、気密材により気密性を高めつつ、忌避部材によりドアとドア枠との間の隙間に虫が寄り付くことを抑制できる。既設のドアに忌避部材を追加することで、防虫性能を容易に付与することも可能である。
請求項4に係るドア構造は、建物の開口部に設けられるドア枠と、前記ドア枠に開閉可能に取り付けられるドアと、前記ドアを閉じた状態で前記ドアと前記ドア枠との間に介在し、虫の忌避剤を含有し、かつ気密性を高める気密材と、を有している。
このドア構造では、ドアを閉じた状態において、気密材により、建物外の虫が建物内に侵入することが物理的に抑制される。また、気密材が忌避部材を含有しているので、ドアとドア枠との間の隙間に虫が寄り付くことが抑制される。該隙間が虫だまりとならないので、ドアを開いた瞬間に建物内へ虫が侵入し難くなる。
本発明に係るドア構造によれば、ドアとドア枠の間の隙間に虫が寄り付かないようにして、ドアを開いたときにおける建物内への虫の侵入を抑制することができる、という優れた効果が得られる。
第1実施形態に係るドア構造を示す正面図である。 第1実施形態に係るドア構造を示す、図1における2−2矢視拡大断面図である。 第1実施形態に係るドア構造を示す、図1における3−3矢視拡大断面図である。 第1実施形態に係るドア構造を示す要部拡大斜視図である。 第2実施形態に係るドア構造を示す要部拡大斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1から図4において、本実施形態に係るドア構造10は、ドア枠12と、ドア14と、忌避部材の一例たる気密材16とを有している。
ドア枠12は、建物18の開口部22に設けられる部材であり、正面視で四角形に構成されている。図2、図3に示されるように、ドア枠12は、室内側見込面12Aと、室外側見込面12Bと、戸当たり面12Cとを有している。室内側見込面12Aと室外側見込面12Bとは、段差状となっており、室内側見込面12Aが室外側見込面12Bよりもドア枠12の中心側に位置している。戸当たり面12Cは、この段差を繋ぐ縦壁部を構成している。
ドア14は、ドア枠12に開閉可能に取り付けられる開閉体であり、ドア枠12に例えばヒンジ24を介して開閉自在に取り付けられている。ドア14を閉じた状態において、該ドア14の外周端14Aは、ドア枠12における室内側見込面12Aよりも外側で、かつ室外側見込面12Bよりも内側に位置している。これにより、ドア14の開閉時におけるドア14と室外側見込面12Bとの干渉が抑制されるようになっている。また、ドア14を閉じた状態において、ドア14の外周端14Aと室外側見込面12Bとの間に、隙間Sが形成されるようになっている。
気密材16は、ドア14を閉じた状態でドア14とドア枠12との間に介在し、気密性を高める部材である。気密材16は、忌避部材を兼ねている。忌避部材は、ドア14を閉じた状態におけるドア14とドア枠12との間の隙間Sに設けられ、虫の忌避剤を含有する部材である。本実施形態では、忌避部材を兼ねる気密材16が、ドア14とドア枠12との間の隙間Sに露出している。
図4に示されるように、気密材16は、例えば断面D字形に構成され、戸当たり面12Cに、例えば接着により取り付けられている。また、気密材16は、ドア枠12の全周にわたって取り付けられている。ドア14は、矢印O方向に開き、矢印C方向に閉じるようになっており、閉じた状態で気密材16に密着するようになっている。
忌避剤としては、従来から汎用される飛翔性害虫、ゴキブリ、及び衣料害虫等の害虫に対して有効なピレスロイド系化合物等の防虫剤が好適である。
この気密材16は、忌避剤を含有させるのに適した弾性体である、例えばエラストマーで形成されている。エラストマーとしては、ブタジエン/スチレン共重合体、イソプレン/スチレン共重合体、ポリ塩化ビニル、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、エチレン/プロピレン共重合体、ポリウレタン等から選ばれる熱可塑性エラストマー、それらの水素添加物、その他変性物を使用することができる。
エラストマー100質量部に対する忌避剤の含有量は、1質量部〜20質量部の範囲であることが好ましい。
忌避剤の含有量が上記範囲であることで、害虫の忌避効果が十分に得られ、かつ、エラストマーの結合性に忌避剤が影響を与える懸念がなく、気密材の耐久性が良好となるため、好ましい。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図2から図4に示されるように、本実施形態に係るドア構造10では、ドア14を閉じた状態において、気密材16により、建物18外の虫(図示せず)が建物18内(室内側)に侵入することが物理的に抑制される。また、ドア14とドア枠12との間の隙間Sに、忌避部材を兼ねる気密材16が露出しているので、該隙間Sに虫が寄り付くことが抑制される。該隙間Sが虫だまりとならないので、ドア14を開いた瞬間に建物18内へ虫が侵入し難くなる。
このように、本実施形態によれば、ドア14とドア枠12の間の隙間Sに虫が寄り付かないようにして、ドア14を開いたときにおける建物18内への虫の侵入を抑制することができる。また、気密材16が忌避部材を兼ねているので、部材の追加や、そのための設計変更等が不要となる。
なお、気密材16の交換時期を示すインジケータを設けてもよい。忌避剤の効果が少なくなった場合には、気密材16を交換することで、再び防虫性能を回復させることができる。
[第2実施形態]
図5において、本実施形態に係るドア構造20では、忌避部材28が、気密材26に併設されている。この忌避部材28は、上記忌避剤を含有する例えば板状のゴムであり、ドア枠12の室内側見込面12Bに、例えば接着により取り付けられている。忌避部材28とドア14との干渉を抑制するために、ドア枠12の下辺において、室外側見込面12Bは、第1実施形態における室外側見込面12Bよりも低く設定されている。換言すれば、室外側見込面12Bの位置は、第1実施形態における室外側見込面12Bよりも、ドア枠12の中心から見て外側に設定されている。
忌避部材28が気密材26に併設されており、気密材26に忌避剤を含有させる必要がないので、気密材26として、従来から一般に使用される材質、例えばEPDM、シリコンゴム、クロロプレンゴム等を使用することができる。
本実施形態に係るドア構造20では、忌避部材28が気密材26に併設されているので、気密材26により気密性を高めつつ、忌避部材28によりドア14とドア枠12との間の隙間Sに虫(図示せず)が寄り付くことを抑制できる。隙間Sが虫だまりとならないので、ドア14を開いた瞬間に建物18内へ虫が侵入し難くなる。気密材26は従来品と同様であるので、該気密材26を有する既設のドア構造に忌避部材28を追加することで、防虫性能を容易に付与することも可能である。
忌避部材28の交換時期を示すインジケータを設けてもよい。忌避剤の効果が少なくなった場合には、忌避部材28を交換することで、再び防虫性能を回復させることができる。
他の部分については、第1実施形態と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
第1実施形態において、気密材16の形状が断面D字形であるものとしたが、気密材16の断面形状はこれに限られず、適宜変更することが可能である。気密材16の取付け位置は、ドア枠12に限られず、ドア14側であってもよい。気密材16の取付けは、接着に限られず、嵌込みや差込みであってもよい。第2実施形態における気密材26についても同様である。
また、第2実施形態において、忌避部材28の取付け位置が、ドア枠12の室外側見込面12Bであるものとしたが、これはドア14側であってもよい。特に、ドア14の上辺(上側の外周端14A)では、忌避部材28をドア枠12側に取り付けるよりも、ドア14側に取り付けた方が、忌避部材28の剥落を抑制できる。
10 ドア構造
12 ドア枠
14 ドア
16 気密材
18 建物
20 ドア構造
22 開口部
26 気密材
28 忌避部材
S 隙間

Claims (4)

  1. 建物の開口部に設けられるドア枠と、
    前記ドア枠に開閉可能に取り付けられるドアと、
    前記ドアを閉じた状態で前記ドアと前記ドア枠との間に介在し、気密性を高める気密材と、
    前記ドアを閉じた状態における前記ドアと前記ドア枠との間の隙間に設けられ、虫の忌避剤を含有する忌避部材と、
    を有するドア構造。
  2. 前記気密材は、前記忌避部材を兼ねている請求項1に記載のドア構造。
  3. 前記忌避部材は、前記気密材に併設されている請求項1に記載のドア構造。
  4. 建物の開口部に設けられるドア枠と、
    前記ドア枠に開閉可能に取り付けられるドアと、
    前記ドアを閉じた状態で前記ドアと前記ドア枠との間に介在し、虫の忌避剤を含有し、かつ気密性を高める気密材と、
    を有するドア構造。
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