JP2017077330A - 洗濯機 - Google Patents

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圭一 森山
Keiichi Moriyama
圭一 森山
服部 正巳
Masami Hattori
正巳 服部
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Abstract

【課題】非運転時には扉が閉じないようにするか、又は所定の操作を行わない場合は扉を閉じにくくすることができる洗濯機を提供する。【解決手段】実施形態に係る洗濯機は、洗濯機本体と、前記洗濯機本体の前面開口部を開閉する扉と、前記洗濯機本体又は前記扉から出没可能に設けられた突起部と、前記突起部を突出状態に保持可能な駆動部とを備える。前記洗濯機本体の電源がオフの場合は、前記突起部が突出した状態に保持され、前記扉を閉めた場合に前記突起物が前記洗濯機本体又は前記扉と当接することにより前記扉の閉鎖を妨げる。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
例えばドラム式の洗濯機においては、本体の前面に洗濯物出入口が設けられているとともに、その洗濯物出入口を開閉する扉がヒンジ部を介して回動可能に設けられ、さらに、扉を閉鎖状態に保持する扉ロック装置が設けられている。この種の洗濯機においては、洗濯などの運転中は蓋ロック装置により扉がロックされ、扉を開けることができないようになっている。
特開2011−234785号公報
従来の洗濯機においては、扉は非運転時に蓋ロック装置により閉鎖状態に保持されていて、外側からは開けることはできるが、内側からは開けることができない。万一、子供が洗濯機本体内に入り込んでしまうと、中から出ることが困難となる可能性が生じる。
そこで、非運転時には扉が閉じないようにするか、又は所定の操作を行わない場合は扉を閉じにくくすることができる洗濯機を提供する。
実施形態に係る洗濯機は、洗濯機本体と、前記洗濯機本体の前面開口部を開閉する扉と、前記洗濯機本体又は前記扉から出没可能に設けられた突起部と、前記突起部を突出状態に保持可能な駆動部とを備える。前記洗濯機本体の電源がオフの場合は、前記突起部が突出した状態に保持され、前記扉を閉めた場合に前記突起物が前記洗濯機本体又は前記扉と当接することにより前記扉の閉鎖を妨げる。
第1実施形態の洗濯機を示すもので、扉を閉じた状態での全体の正面図 扉を開いた状態での全体の正面図 突起部駆動部の構成を模式的に示す図 第2実施形態に係る突起部駆動部の構成を模式的に示す図 第3実施形態に係るドア開閉機構の一状態を模式的に示す図 第3実施形態に係るドア開閉機構の一状態を模式的に示す図 第3実施形態に係るドア開閉機構の一状態を模式的に示す図 第3実施形態に係るドア開閉機構の一状態を模式的に示す図 第3実施形態に係るドア開閉機構の一状態を模式的に示す図 第3実施形態に係るドア開閉機構の本体部の設置状態を模式的に示す図
以下、複数の実施形態による洗濯機を、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。以下の説明において、洗濯機1の扉5側を前方向、又は手前方向、その反対側を後ろ方向、扉5に対面して右手側を右方向、その反対側を左方向と称する。また、扉5に向かって手前側を表面、その反対側を裏面と称する。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1から図4を参照して説明する。図1及び図2には、洗濯機としてドラム式の洗濯機1の概略構成が示されている。洗濯機1は、衣類の洗濯機能と乾燥機能を備えている。洗濯機1の本体2は、矩形箱状の筐体3を備えている。筐体3の前面3aには前面開口部である洗濯物出入口4(図2参照)が設けられているとともに、この洗濯物出入口4を開閉する扉5がヒンジ部6を介して前後方向へ回動可能に設けられている。筐体3内には、回転槽7と、この回転槽7を収容する水槽(図示せず)が配設されている。水槽の前面開口部および回転槽7の前面開口部は、洗濯物出入口4に連通していて、扉5を開放した状態で、洗濯物出入口4を通して回転槽7内に対して図示しない衣類を出し入れすることができる。
扉5には、前方から見て右上部に位置させて手掛け部8が設けられ、また、本体2には、その手掛け部8に対応する位置に位置させて手掛け用凹部9が設けられている。手掛け用凹部9が設けられていることで、閉鎖された扉5を開ける際に手掛け部8に手を掛けやすくなっている。
本体2と扉5との間には、扉5を閉鎖状態に保持するための扉ロック装置10が設けられている。扉5の自由端部側には、本体2側へ向けて突出するラッチ11が設けられている。このラッチ11は、先端部に図示しない爪部を有している。また、このラッチ11は、軸部を中心に回動可能に設けられており、図示しないばねからなる付勢手段によりラッチ11の爪部がロック装置本体13のロック機構に係止する方向へ付勢されている。ラッチ11は、扉5の手掛け部8に手を掛けて手前側へ引くと、付勢手段の付勢力に抗してロック機構に係止する方向とは反対方向へ回動される。
扉5の裏面には、手掛け部8の近傍に突起部41が設けられている。突起部41は後述するドア開閉機構40の一部を構成するものであり、これについては後述する。
本体2側には、ラッチ11と対応する部分に位置させてロック装置本体13が設けられている。ロック装置本体13の内部には図示しないロック機構が設けられている。洗濯機1の本体2の正面を覆うカバー14には、開口部からなるラッチ挿入部16が設けられていると共に、このラッチ挿入部16の縁部に係止部17が設けられている。
ロック装置本体13の隣接部には、突起部32と、突起部32を駆動制御する突起部駆動部30が設けられている。図3(a)及び(b)は突起部駆動部30を詳細に説明するために突起部駆動部30の構成を模式的に示した断面図である。図3(a)は洗濯機1が非通電時、すなわち電源がオフの場合の突起部駆動部30の状態を示している。図3(b)は洗濯機1が通電時、すなわち電源がオンの場合の突起部駆動部30の状態を示している。
突起部駆動部30は扉5に当接可能に設けられた突起部32を備えている。突起部32は突起部駆動部30から扉5方向(洗濯機1の前方向)に出没可能に設けられている。突起部32の扉5から反対方向の端部は弾性体部33に接続するように設けられている。弾性体部33は例えばバネにより形成されている。弾性体部33により、突起部32は扉5方向に移動可能に構成され、突起部32が前方に突出する方向に付勢されている。突起部32には例えば弾性体部33と扉5との当接箇所との間に係止穴36が設けられている。
突起部駆動部30はまた係止部34を備えている。係止部34は、突起部32の移動可能方向に対して直角方向に動作可能に構成されている。係止部34の一方の端部は係止穴36に係止可能に構成されており、他方の端部には駆動部35が設けられている。駆動部35としては例えばソレノイドが用いられる。駆動部35により係止部34は突起部32の移動方向に垂直方向に移動可能となる。
洗濯機1が非通電時、すなわち電源がオフの場合には、図3(a)に示すように、係止部34が突出して係止穴36に挿入されて係止された状態となり、突起部32の前後方向についての動きを止める。すなわち、洗濯機1の電源がオフの場合には、突起部駆動部30によって、突起部32は突出した状態に保持される。この状態では、突起部32は扉5方向に突出した状態で固定される。これにより、扉5を閉めた場合に、突起部32が扉5の裏面に当接することになり、扉5の閉鎖を妨げることができる。すなわち、洗濯機1が非通電時には扉5は開いた状態となり、突起部32が扉5に当接することにより扉5を閉じることができない。なお、洗濯機1が通電時に扉5が閉じた状態となった後で非通電状態となった場合は、その後扉5が開放された際に、突起部32が弾性体部33により前方に押し出され、その途中で係止部34が係止穴36に挿入されることによって係止され、その後、扉5は閉じることができない状態となる。
また、洗濯機1が通電時、すなわち電源がオンの場合には、図3(b)に示すように、係止部34は駆動部35方向(図において右方向)に後退した状態となり、係止部34と係止穴36との係止が解かれた状態となる。従って、突起部32は弾性体部33による付勢力によって前方向に押されているだけである。従って、突起部32は扉5の閉方向に押す力で後退させられることが可能であり、突起部32によって扉5が閉じられることを妨害することなく、扉5を閉じることができる。ここで、係止穴36は「穴」である必要はなく、係止部34との係止が可能なものであれば十分であり、例えば切欠きや爪等であってもよい。
この構成により、洗濯機1が非通電時には扉5を閉じることができない状態となる。従って、万が一、子供が扉5を開け、洗濯機1の中に入り込んだ場合であっても扉5を閉じることができない状態となり、洗濯機1内への子供の閉じ込めを防止できる。
なお、上述の説明では、突起部32、及び突起部32を駆動制御する突起部駆動部30が、洗濯機1の本体2の正面側に設けられた例を説明したが、これは一例である。例えば、突出部32及び突起部駆動部30を扉5側に設け、突起部32を扉5裏面から出没可能に構成し、突出部32が扉5裏面から突出し本体2の前面に当接することにより扉5が閉鎖しないようにした構成としてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図4(a)及び(b)を参照して説明する。図において第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。第2実施形態において、係止部34の駆動手段として、カム機構により構成された駆動部37を用いている。駆動部37は、例えば回転モータによる駆動力を利用したカム機構を用いることができる。洗濯機1が非通電時には図4(a)に示すように、駆動部37は、係止部34が係止穴36に係止した状態となる位置となっている。また、洗濯機1が通電時には図4(b)に示すように、駆動部37は、係止部34が係止穴36に係止しない位置、すなわち係止部34が駆動部37方向(図において右方向)に移動した位置となっている。
この構成により、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図5から図10を参照して説明する。図において第1実施形態及び第2実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
図5から図9は、第3実施形態におけるドア開閉機構40の種々の状態を示したものであり、扉5の横断面図を模式的に示したものである。図5は扉5が開いている状態を示している。図6は手掛け部8の押部8aを押して扉5を閉める動作時の状態を示している。図7は手掛け部8の押部8aを押さないで、例えば扉5の中央部を押して扉5を閉める動作時の状態を示している。図8及び図9は手掛け部8の引き部8bに手を引っかけて扉5を開ける動作時の状態を示している。図5から図9は、いずれも図1のX−X線における断面図を模式的に示している。
ドア開閉機構40は扉5に設けられている。ドア開閉機構40は第1可動部47及び第2可動部48を備える。第1可動部47と第2可動部48は、それぞれが支点Oに回動可能に設けられ、支点Oを挟んで対抗するように配置されている。第1可動部47は後ろ側、第2可動部48は前側に配置されている。
第1可動部47は本体部42、押部8a、引き部8b、接続部8c、及び当接部43を備えている。本体部42は支点Oに回動可能に設置されている。本体部42の一方の端部(右端)には手掛け部8が備えられている。手掛け部8には、押部8a、引き部8b、接続部8cを備えている。押部8aは扉5の表面側に配置されており、引き部8bは扉5の裏面側であって、手掛け用凹部9に対応する位置に配置されている。押部8aと引き部8bは接続部8cにより扉5の表裏に対向するように接続されている。
第1可動部47は他方の端部(左端)には当接部43を備えている。当接部43は本体部42の前側の表面に前方向に突出するように備えられている。当接部43の先端部は本体部44の後ろ側表面に当接可能に配置されている。引き部8bと当接部43は、支点Oを挟む位置関係にある。
扉5の裏面であって右端近傍には弾性体部46が後ろ方向に突出するように備えられている。弾性体部46の先端は本体部42の右端近傍に当接するように配置されている。弾性体部46としては例えばバネが用いられる。本体部42の左端には当接部43が備えられている。本体部42は第2可動部48の本体部44の後ろ側表面に当接可能に配置されている。
第2可動部48は本体部44、当接部45、及び突起部41を備えている。本体部44は支点Oに回動可能に設置されている。本体部44の一方の端部(右端)には当接部45が本体部44の後ろ側表面に、後ろ方向に突出するように配置されている。当接部45の先端部は本体部42の前側表面に当接可能に配置されている。
当接部43の高さh1と当接部45の高さh2との間には、h1>h2という関係がある。すなわち、当接部45の高さの方が、当接部43の高さよりも高くなるように設定されている。
本体部44の他方の端部(左端)には突起部41が設けられている。突起部41は本体部44の後ろ側表面に後ろ方向に出没可能に設けられている。突起部41の先端は扉5の裏面から出没可能に設けられている。突起部41は、扉5が閉じられた場合に、洗濯機1の本体2のカバー14の表面に当接可能に配置されている。
支点Oと、第1可動部47の本体部42と。第2可動部48の本体部44は、図10に示すように、本体部42及び本体部44が有する支点穴50に、支点Oとしての支柱(図示せず)が共通に挿通されている。これにより、第1可動部47及び第2可動部48は支点Oを軸として回動可能に設置されることになる。
第1可動部47と第2可動部48は、支点Oに回動可能に設置されているため、それぞれは自由に回動しうるが、当接部43及び当接部45が、互いに本体部42及び本体部44に接触する。また、突起部41が洗濯機1のカバー14表面に接触する。このため、自由な回動が妨げられ、実際の可動範囲はかなり制限されている。更に、本体部42は弾性体部46に接続されているため、第1可動部47は、弾性体部46が最も縮んだ状態から最も伸びた状態までしか自由に動くことができず、それよりも大きく動く場合は、扉5ごと動くことになる。
(作用)
次に第3実施形態の作用について、図5から図9を参照して説明する。
図5に示すように、扉5が開放されている場合は、ドア開閉機構40は図のような状態となっている。すなわち、本体部42と本体部44は略平行の関係になり、当接部43の先端は本体部44に接し、弾性体部46の先端は本体部42に接している。突起部41の先端部はカバー14から離間している。
図6に示すように、手掛け部8の押部8aを押して扉5を閉めた場合は、ドア開閉機構40は図のような状態となっている。すなわち、手掛け部8の押部8aが扉5の閉方向と同一方向に押されることで弾性体部46が伸び、第1可動部47が支点Oを軸として反時計回りに回動する。第1可動部47は弾性体部46が最大限伸びきったところで回動が制限される。この動きにより、当接部43が第2可動部48の本体部44の支点Oより左側部分を押し、これにより、第2可動部48が支点Oを軸として反時計回りに回動する。第2可動部48の回動により、突起部41が扉5裏面から内側に没して収納される。この場合、必ずしも突起部41が扉5内に収納される必要はなく、扉5を閉じることができる程度に扉5裏面の表面からの突出量が減少するようにしてもよい。図6は一例として、突起部41が扉5内部に収納された状態を示している。
この時、支点Oから押部8aまでの距離D1と、支点Oから当接部43までの距離D3は、D1>D3の関係となる。従って、てこの原理から、押部8aを押す力が小さくても、当接部43が本体部44を十分に押すことができ、これにより、小さな力で突起部41の突出を減少させることができる。
更に、押部8aが押され続けることで、扉5はカバー14方向に移動する。ここで、突起部41は扉5裏面から突出していないため、突起部41がカバー14表面と接触することがない。このため、扉5の閉鎖を妨害するものがなく、扉5が洗濯機1のカバー14側に押し付けられることによって扉5が閉鎖される。この時、上述のように扉ロック装置10が作動し、係止部17にラッチ11が係合されてロックされる。
なお、当接部43の高さh1と当接部45の高さh2の関係が、h1>h2となるようにしているのは、扉5を閉鎖する際に、当接部43が当接部45よりも先に本体部44に接触するようにして、扉5の閉鎖を容易にするためである。
次に、図7に示すように、例として扉5の中央部を押して扉5を閉めようとした場合、図に示したような状況となる。すなわち、この場合は手掛け部8の押部8aが押されることがないため、第1可動部47が反時計回りに回動しない。従って、当接部43が第2可動部48を反時計回りに押すこともないため、突起部41の突出量も減少しない。すなわち、突起部41は扉5の裏面から洗濯機1の本体2のカバー14方向に突出した状態に保持される。従って、扉5の中央部を押して扉5を閉鎖しようとした場合、突起部41がカバー14に接触して、扉5の閉鎖を妨害する。突起部41がカバー14表面に接触すると、突起部41がカバー14表面に押されて、第2可動部48が反時計回りに回動するが、すぐに当接部45が本体部42に接触してしまい、突起部41が扉5内に収納されるほど突出量が減少しない。従って、突起部41は扉5裏面から突出した状態のまま保持され、突起部41がカバー14に接触することによって扉5の閉鎖を妨害することになり、扉5が閉鎖することがない。
なお、この時、支点Oから弾性体部46までの距離D4と支点Oから当接部45までの距離D5には、D4>D5の関係がある。従って、突起部41がカバー14に押されることにより、第2可動部48が回動し、当接部45が本体部42を押す。しかし、てこの原理から、弾性体部46の伸び側の弾性力によって第1可動部47が時計回り方向に付勢される力が勝り、第1可動部47は容易には反時計回り方向に回動しない。これにより、第2可動部48の回動も妨害され、突起部41は扉5裏面から突出した状態が保持される。
次に、図8に示すように、扉5を開ける場合は、手掛け部8の引き部8bに手をかけ、手前方向に引くことにより扉5が開放される。この時、引き部8bを引くことによって扉5を開ける動作を行うとともに、以下の動作も生じる。引き部8bが手前方向に引かれることにより、第1可動部47の本体部42が時計回りに回動し、この動作によって本体部42が当接部45を押し、本体部44が時計回りに回動する。これによって、図9に示すように、突起部41が突出する方向に動くため、カバー14を後ろ方向に押す。この動きによっても扉5を開ける動きをアシストしているため、全体として少ない力で扉5を開けることができる。
この構成により、洗濯機1の扉5は、手掛け部8の押部8aを押して閉じた場合には、突起部41が扉5内に収納され、突起部41が洗濯機1の本体2のカバー14に当接しなくなるため、扉5を閉じることができる。一方、洗濯機1の扉5は、手掛け部8の押部8aを押さず、例えば、扉5の中央部を押した場合には、突起部41が扉5から突出した状態に保持され、突起部41がカバー14に当接して扉5が閉じることを妨げるため、扉5を閉じることができない。
従って、扉5は、手掛け部8の押部8aを押すという特定の方法によってしか閉じることができず、これによって特定の方法以外の方法によって誤って閉じられることを抑制することができる。これにより、例えば子供が誤って洗濯機1内に入り込んでも、誤って扉5を閉じることがないため、洗濯機1内への子供の閉じ込めを防止できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、第1、第2実施形態において、駆動部35、駆動部37として、ソレノイド、カム機構を例示したがこれに限られない。係止部34を左右に移動しうる装置であればどのような機構を用いてもよい。
また、弾性体部33としてバネを例示して説明したがこれに限られない。弾性体部33を前後に移動しうる機構であれば、例えば機械的な機構を用いてもよい。
図面中、1は洗濯機、2は本体、5は扉、8は手掛け部、30は突起部駆動部、35、37は駆動部、41は突起部、43、45は当接部、47は第1可動部、48は第2可動部、Oは支点を示す。

Claims (7)

  1. 洗濯機本体と、
    前記洗濯機本体の前面開口部を開閉する扉と、
    前記洗濯機本体又は前記扉から出没可能に設けられた突起部と、
    前記突起部を突出状態に保持可能な駆動部と、を備え、
    前記洗濯機本体の電源がオフの場合は、前記突起部が突出した状態に保持され、前記扉を閉めた場合に前記突起物が前記洗濯機本体又は前記扉と当接することにより前記扉の閉鎖を妨げる洗濯機。
  2. 前記突起物は、前記洗濯機本体から前記扉側に突出可能に設けられている請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記駆動部はソレノイドである請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記駆動部はカム機構である請求項1又は2に記載の洗濯機。
  5. 洗濯機本体と、
    洗濯機本体の前面を開閉する扉と、
    一端に前記扉の開閉を操作する手掛け部を有し、支点を軸として回動可能に設けられた第1可動部と、
    前記第1可動部と前記支点を共通にし、前記支点を挟んで前記第1可動部と対向するように設けられ、前記支点を軸として回動可能に設けられた第2可動部を有し、
    前記第1可動部は、前記第1可動部の他端に、前記第2可動部に当接可能に配置された当接部を備え、
    前記支点は前記手掛け部と前記当接部とに挟まれた位置に配置され、
    前記第2可動部は、前記支点から前記当接部方向に位置する端部に、前記扉から前記洗濯機本体側に突出し、前記洗濯機本体の前面に当接可能な突起部を備え、
    前記手掛け部を前記扉の閉方向と同一方向に押すことで、前記突起部が前記扉内部へ収納される洗濯機。
  6. 前記支点から前記手掛け部までの距離は、前記支点から前記突起部までの距離より大きい請求項5に記載の洗濯機。
  7. 前記当接部を第1当接部とし、
    前記第2可動部は、前記支点に対して前記突起部とは反対側の端部に、第1可動部に当接可能に配置された第2当接部を有しており、
    前記第1当接部の高さは、前記第2当接部の高さよりも高い請求項5又は6に記載の洗濯機。
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