JP2017075465A - 携帯型電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】利便性と操作性を向上し、かつ誤操作を抑制することができる携帯型電子機器を提供する。
【解決手段】携帯型電子機器10は、筐体1と、入力操作を検出するための操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’と、これらのセンサにより検出した入力操作に基づいて制御信号を出力する制御手段とを備える。筐体1は、人の片手で把持可能であり、投影面積が最も広い表面である安定面1a、1bと、安定面1a、1bに対して側方にある側面部1cとを有している。操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を、筐体1の中心Qに対して点対称または線対称で対を成すように、側面部1cに複数対配置する。
【選択図】図2
【解決手段】携帯型電子機器10は、筐体1と、入力操作を検出するための操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’と、これらのセンサにより検出した入力操作に基づいて制御信号を出力する制御手段とを備える。筐体1は、人の片手で把持可能であり、投影面積が最も広い表面である安定面1a、1bと、安定面1a、1bに対して側方にある側面部1cとを有している。操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を、筐体1の中心Qに対して点対称または線対称で対を成すように、側面部1cに複数対配置する。
【選択図】図2
Description
本発明は、人の片手で把持可能な筐体に、入力操作手段が設けられた携帯型電子機器の構造に関するものである。
人の片手で把持可能な筐体に、該片手による入力操作を検出するための入力操作手段が設けられた携帯型電子機器として、たとえば特許文献1〜4のようなものがある。
特許文献1および2の携帯型電子機器は、スマートフォンなどから成り、薄型の直方体状に形成された筐体を備えている。筐体の最も投影面積が広い前面(上面)には、ディスプレイなどの表示手段が設けられ、一方の側面部には、入力操作手段が設けられている。筐体の内部には、入力操作手段により検出した入力操作に基づいて、制御信号を出力する制御手段が設けられている。
特許文献1の入力操作手段は、近接センサから成り、筐体を片手で保持した状態で、その片手の親指で操作可能な、筐体の上面と下面に挟まれた側面部に設けられている。
特許文献2では、入力操作手段として、入力装置とホールドセンサが設けられている。入力装置は、加速度センサ、静電容量センサ、タッチパネル、または機械式スイッチから成る。ホールドセンサは、電界センサまたは静電容量センサから成り、人体の近接や動きといった入力操作を検出する。タッチパネルを目視するように筐体を片手で保持した状態で、その片手の指が接触する筐体の側面(タッチパネルに対して垂直な面)などに、ホールドセンサは複数設けられている。利用者の意図しない入力操作を検出して誤動作しないようにするため、筐体が手で保持されたことをホールドセンサにより検出したときに、入力装置が検出した入力操作を有効なものとして、制御手段が所定の信号処理を実行する。
特許文献1および2の携帯型電子機器は、ディスプレイを見ながら入力操作手段を操作することが前提のものである。これに対して、特許文献3および4の携帯型電子機器は、ディスプレイなどの表示手段が無い簡易な構造であって、利便性の向上のため、片手で筐体を把持した状態で目視しなくても、入力操作手段を操作することが可能な構造になっている。
特許文献3の携帯型電子機器は、車両用の電子キーから成り、平面視で長方形であり、側面視で台形であるように形成された筐体を備えている。筐体の最も投影面積が広い操作面(側面に対して垂直な表面)には、凹凸状の曲面部が形成されている。その曲面部には、親指で押し操作するスイッチから成る入力操作手段が、凹凸の変化方向に複数配列されている。凸状の曲面部の裏側に人差し指を添え、凹状の曲面部の裏側に小指を添えるように、筐体を片手で把持する。すると、その片手の親指を曲面部の凹凸の変化方向にスライドさせたときに、該親指が操作面から大きく離れず、各入力操作手段を円滑に操作することができる。
特許文献4の携帯型電子機器は、外周が円形、楕円形、または四角形に形成された筐体を備えている。筐体の最も投影面積が広い操作面には、スライドタッチセンサと凹状または凸状の操作ボタンとから成る入力操作手段が設けられている。スライドタッチセンサは、前後と左右に直交して配列されている。操作ボタンは、操作面の中心から外れるように配置されている。操作面の外周の左右側には、指あて凹部または凸部が非対称に設けられている。筐体を片手で把持した状態で、携帯型電子機器を目視しなくても、操作ボタンや指あて凹凸部の触感により、操作面の向きを把握することができる。そして、操作上正しい方向に操作面が向くように筐体を持ち替えて、スライドタッチセンサや操作ボタンを正しく操作することができる。
図12(a)は、従来の携帯型電子機器の一例である。携帯型電子機器50の筐体51の表面のうち、上面51aや下面51bの投影面積は、側面51cの投影面積より広くなっている。このため、図12(b)、(c)に示すように、上面51aか下面51bの一方が片手Hの掌Haに接触するように、片手Hで筐体51を握ると、携帯型電子機器50を安定に把持することができる。また、図12(d)に示すように、上面51a(または下面51b)が他の物体の載置面60に接触するように、筐体51を載置面60に置くと、携帯型電子機器50を安定に載置することができる。つまり、筐体51の投影面積が最も広い上面51aと下面51bは安定面である。
しかし、図12(a)に示すように、安定面51a、51bの一方(ここでは51a)に入力操作手段52a〜52cを配置した場合、入力操作手段52a〜52cの操作性が低下し、入力操作手段52a〜52cを誤操作し易くなる。具体的には、たとえば、図12(b)に示すように筐体51を片手Hで把持したときに、その片手Hの掌Haに一方の安定面51aが接触して、入力操作手段52a〜52cが隠れてしまうと、その片手Hの指F1〜F5で入力操作手段52a〜52cを操作することができなくなる。また、図12(c)に示すように、入力操作手段52a〜52cが片手Hの掌Haと反対側を向くように、その片手Hで筐体51を把持したときでも、目視で確認しなければ、面積の広い安定面51aにおける入力操作手段52a〜52cの位置が把握できず、入力操作手段52a〜52cを操作し難い。また、図12(b)や(c)の状態では、入力操作手段52a〜52cを正しく操作できるように、筐体51を持ち替える必要もあり、煩雑になる。さらに、図12(b)や(d)に示すように、入力操作手段52a〜52cが配置された安定面51aは、投影面積が広くて、人や物体が接触し易いので、入力操作手段52a〜52cを誤操作し易くなる。
本発明の課題は、利便性と操作性を向上し、かつ誤操作を抑制することができる携帯型電子機器を提供することである。
本発明による携帯型電子機器は、人の片手で把持可能であり、投影面積が最も広い表面である安定面と、該安定面に対して側方にある側面部とを有する筐体と、入力操作を検出するための入力操作手段と、入力操作手段により検出した入力操作に基づいて、制御信号を出力する制御手段とを備えており、入力操作手段は、筐体の中心に対して点対称または線対称で対を成すように、筐体の側面部に複数対配置されている。
上記によると、携帯型電子機器の筐体の投影面積が最も広い安定面が他の物体の載置面に接触し易くなり、携帯型電子機器を安定に載置することができる。また、筐体を片手で把持したときに、安定面がその片手の掌に接触し易くなり、携帯型電子機器を安定に把持することができる。また、そのように筐体を片手で安定に把持したときに、片手の掌や指が側面部に接触し、側面部に配置された入力操作手段を掌や指で操作し易くすることができる。然も、側面部に入力操作手段を対称に複数対配置しているので、目視で確認しなくても、対になった入力操作手段の少なくとも一方を片手の掌や指で操作し易くすることができる。さらに、筐体の安定面より側面部の方が、投影面積が狭くて、物体や人が意図せず接触し難いので、側面部に配置した入力操作手段の誤操作を抑制することができる。よって、携帯型電子機器の利便性と操作性を向上し、かつ誤操作を抑制することができる。
本発明では、上記携帯型電子機器において、入力操作手段のうち、対を成す入力操作手段同士は、同一の入力操作を検知してもよい。また、対を成さずに隣り合う入力操作手段同士は、異なる入力操作を検知してもよい。
また、本発明では、上記携帯型電子機器において、筐体は、直交する3軸方向のうち少なくとも1軸方向に対称な形状であって、前記3軸方向のうち少なくとも2軸方向の寸法がそれぞれ異なっていてもよい。
また、本発明では、上記携帯型電子機器において、入力操作手段は、筐体の側面部に対する人体の近接または動きを検知するためのセンサから構成されていてもよい。
さらに、本発明では、上記携帯型電子機器は、車両用のキーレス遠隔操作機から成り、制御手段から出力された制御信号に基づいて、車両に搭載された車載制御装置に対して無線信号を送信する通信手段をさらに備えていてもよい。
本発明によれば、利便性と操作性を向上し、かつ誤操作を抑制することができる携帯型電子機器を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、携帯型電子機器の構成を説明する。
図1は、携帯型電子機器10の電気的構成を示した図である。この構成は、後述する第1実施形態と第2実施形態に共通である。携帯型電子機器10は、自動車用のキーレス遠隔操作機(FOB)から成り、利用者により携帯される。携帯型電子機器10には、入力操作手段2、制御手段3、および通信手段4が備わっている。
入力操作手段2は、複数対(3対)の操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’から構成されている。操作センサ2aと操作センサ2a’は対を成し、操作センサ2bと操作センサ2b’は対を成し、操作センサ2cと操作センサ2c’は対を成している。各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’は、静電容量式の近接センサから成る。
制御手段3は、制御部3a、記憶部3b、検出部3c、およびI/F(インターフェイス)部3dから構成されている。制御部3aは、CPUから成り、記憶部3bはメモリから成る。
検出部3cは、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’の電極間の静電容量を検出するための回路から成る。制御部3aは、検出部3cにより検出した静電容量の変化に基づいて、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’に対する人の手や指などの操作体の近接や動きといった入力操作を検出する。
I/F部3dは、制御手段3と通信手段4との間で通信を行うための回路から成る。制御部3aは、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’に対する入力操作を検出すると、その入力操作に基づいて通信手段4に対して制御信号を出力する。記憶部3bには、制御部3aが各部を制御するための情報などが記憶される。
通信手段4は、制御部4a、無線送信部4b、および無線受信部4cから構成されている。制御部4aは、CPUとメモリから成る。無線送信部4bは、RF(Radio Frequency;高周波)信号を無線で送信するための回路から成る。無線受信部4cは、LF(Low Frequency;長波)信号を無線で受信するための回路から成る。
制御部4aは、制御手段3の制御部3aから出力された制御信号に基づいて、車両30に搭載された車載制御装置20に対してRF信号を無線送信部4bにより送信する。具体的には、制御部4aは、車両30のドアの施解錠を要求するキーレスエントリ信号(RF信号)を、無線送信部4bにより車載制御装置20へ送信する。そのキーレスエントリ信号には、携帯型電子機器10に付与された固有のIDモードが含まれる。車載制御装置20は、キーレスエントリ信号を受信すると、携帯型電子機器10のIDの照合を行い、該照合が成功すると、車両30のドアの施解錠を許可する。
また、車載制御装置20は、パッシブエントリ時や車両のエンジンの始動時などに、携帯型電子機器10に対して応答要求信号(LF信号)を送信する。この応答要求信号を通信手段4の無線受信部4cにより受信すると、制御部4aは、携帯型電子機器10のIDコードを含んだ応答信号(RF信号)を、無線送信部4bにより車載制御装置20へ返信する。車載制御装置20は、応答信号を受信すると、携帯型電子機器10のIDの照合を行い、該照合が成功すると、車両30のドアの施解錠やエンジンの始動などを許可する。
次に、携帯型電子機器10の構造を説明する。
図2は、第1実施形態の携帯型電子機器10の構造を示した図であり、同携帯型電子機器10の斜視図を(a)に示し、平面図を(b)に示し、側面図を(c)に示している。図3は、第1実施形態の携帯型電子機器10の把持状態の一例を示した図である。
第1実施形態の携帯型電子機器10に備わる筐体1は、図2(b)に示すように、平面視で楕円形であり、図2(c)に示すように、側面視でほぼ長方形であるように形成されている。また、筐体1は、図3に示すように、人の片手Hで把持可能な大きさに形成されている。筐体1には、図1の各部2〜4が収容されている。
筐体1は、図2に示すように、直交する3軸方向X、Y、Zのそれぞれに対称な形状であって、3軸方向X、Y、Zの寸法がそれぞれ異なっている。詳しくは、筐体1のX軸方向の寸法が最も長く、Z軸方向の寸法が最も短くなっている。X軸方向は、筐体1の楕円形外周の長軸方向であり、Y軸方向は、筐体1の楕円形外周の短軸方向である。Z軸方向は、筐体1の厚み方向(図2(c)で上下方向)である。
筐体1は、図2に示すように、安定面1a、1bと側面部1cとを有している。安定面1a、1bは、筐体1の投影面積が最も広い表面である。図2(a)、(c)において、安定面1aは、筐体1の上方へ膨れた上面であって、曲面と平面で構成されている。安定面1bは、筐体1の下方へ膨れた下面であって、安定面1aと同様に曲面と平面で構成されている。他の例として、安定面1a、1bの一方または両方を、曲面のみまたは平面のみで構成してもよい。側面部1cは、安定面1a、1bに対して側方にあって、安定面1a、1bと連続する側面1d(図2でZ軸と平行な表面)と、側面1dより内側でかつ側面1dに近接する領域とを含んだ、楕円形の枠状部のことである。
筐体1の安定面1a、1bの投影面積は、側面1dの投影面積より広くなっている。このため、図3に示すように、安定面1a、1bの一方が片手Hの掌Haに接触するように、片手Hで筐体1を握ることで、携帯型電子機器10を安定に把持することができる。図3の例では、下面1bが片手Hの掌Haに接触するように、片手Hで筐体1を把持している。
加えて、図3に示すように、片手Hの親指F1以外の指F2〜F5の並び方向と筐体1のX軸方向(長軸方向)が平行になるように、片手Hで筐体1を握ることで、携帯型電子機器10を一層安定に把持することができる。
また、図2(c)に示すように、安定面1a、1bの一方が載置面60に接触するように、筐体1を載置面60に置くことで、携帯型電子機器10を安定に載置することができる。図2(c)の例では、下面1bが載置面60に接触するように、筐体1を載置面60に載置している。
図2において、筐体1の側面部1cには、複数対の操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’が配置されている。詳しくは、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’は、検知面2kが側面1dと平行でかつ筐体1の中心Qと反対側を向くように、所定の間隔で側面部1cに配置されている。
なお、図2では、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’は、筐体1の側面1dから露出していないが、これらのセンサを側面1dから露出させてもよい。また、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’が側面1dから露出する場合は、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’の表面と側面1dとが面一であってもよいし、面一でなくてもよい。
図2(b)に示すように、操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’は、筐体1の中心Qに対して点対称または線対称で対を成すように、側面部1cに配置されている。
詳しくは、操作センサ2aと操作センサ2a’は、筐体1の中心Qに対して点対称で対を成すように側面部1cに配置されている。操作センサ2cと操作センサ2c’は、筐体1の中心Qに対して点対称で対を成すように側面部1cに配置されている。操作センサ2bと操作センサ2b’は、筐体1の中心Qに対して点対称で、かつ中心Qを通るX軸と平行な直線に対して線対称で対を成すように、側面部1cに配置されている。
また、操作センサ2bと操作センサ2b’は、Y軸方向へ配列されている。また、操作センサ2aと操作センサ2c’は、対を成さないが、筐体1の中心Qを通るX軸と平行な直線に対して線対称に配置されている。操作センサ2a’と操作センサ2cも、対を成さないが、筐体1の中心Qを通るX軸と平行な直線に対して線対称に配置されている。
操作センサ2a、2a’の離間距離と、操作センサ2c、2c’の離間距離は、同一になっている。操作センサ2b、2b’の離間距離は、操作センサ2a、2a’の離間距離や操作センサ2c、2c’の離間距離より短くなっている。
図3に示すように、筐体1を片手Hで把持すると、その片手Hの指F1〜F5や掌Haが側面1dに接触する。側面部1cに配置された操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’は、図3に示すように、筐体1を把持する片手Hによる入力操作を検出するためのものである。詳しくは、操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’は、筐体1の側面部1cに対する人の片手Hの指F1〜F5や掌Haの近接または動きをそれぞれ検知する。
本例では、操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’の検知面2kを側面1dと対向させているため、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’は、側面1dに対する人の手の近接または動きを検知する。なお、他の例として、操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’の検知範囲を、安定面1a、1bの縁部分にまで拡大してもよい。
操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’のうち、対を成す操作センサ同士(2aと2a’、2bと2b’、2cと2c’)は、同一の入力操作を検知する。また、対を成さずに隣り合う操作センサ同士(たとえば、操作センサ2bに対する操作センサ2a、2cや、操作センサ2b’に対する操作センサ2a’、2c’)は、異なる入力操作を検知する。操作センサ2a、2a’と操作センサ2c、2c’は、同一の入力操作を検知してもよいし、異なる入力操作を検知してもよい。
本例では、操作センサ2b、2b’は、片手Hによる筐体1の把持操作を検知する。操作センサ2a、2a’、2c、2c’は、筐体1を把持した片手Hや指F1〜F5のスライド操作を検知する。
具体的には、たとえば、図3に示すような把持状態において、片手Hの掌Haの一部(親指F1の付け根付近)と、中指F3か薬指F4の少なくとも一方とが操作センサ2b、2b’に近接(または接触)する。すると、操作センサ2b、2b’の静電容量が変化するため、図1の検出部3cと制御部3aにより、片手Hによる筐体1の把持操作が検出される。
また、たとえば、図3に示すような把持状態において、筐体1の側面1dに近接(または接触)した片手Hの親指F1を、側面1dの周方向へスライド操作する。すると、親指F1と対向する操作センサ2aの静電容量が変化するため、検出部3cと制御部3aにより、片手Hの親指F1によるスライド操作が検出される。
図3の状態から、筐体1を中心Qに対してX軸周りに180°回転させて、片手Hで同様に筐体1を把持すると、図4に示すように、片手Hの親指F1が操作センサ2c’に対向する。また、図3の状態から、筐体1を中心Qに対してY軸周りに180°回転させて、片手Hで同様に筐体1を把持すると、図5に示すように、片手Hの親指F1が操作センサ2cに対向する。また、図3の状態から、筐体1を中心Qに対してZ軸周りに180°回転させて、片手Hで同様に筐体1を把持すると、図6に示すように、片手Hの親指F1が操作センサ2a’に対向する。そして、それらの各状態で親指F1を側面1dの周方向へスライド操作すると、対向する操作センサ2c’、2c、2a’の静電容量が変化するため、検出部3cと制御部3aにより、片手Hの親指F1によるスライド操作が検出される。
制御部3aは、操作センサ2b、2b’の把持操作と、操作センサ2a、2a’2c、2c’のスライド操作とを検出すると、図1のI/F部3dにより通信手段4に対して制御信号を出力する。通信手段4の制御部4aは、制御手段3から出力された制御信号を受信すると、無線送信部4bにより車載制御装置20に対してキーレスエントリ信号を送信する。
図7は、第2実施形態の携帯型電子機器10の構造を示した図であり、同携帯型電子機器10の斜視図を(a)に示し、平面図を(b)に示し、側面図を(c)に示している。図8は、第2実施形態の携帯型電子機器10の把持状態の一例を示した図である。
第2実施形態の携帯型電子機器10に備わる筐体1’は、図7(b)、(c)に示すように、平面視でも側面視でもほぼ長方形であるように形成されている。また、筐体1’は、図8に示すように、人の片手Hで把持可能な大きさに形成されている。筐体1’には、図1の各部2〜4が収容されている。
筐体1’は、図7に示すように、直交する3軸方向X、Y、Zのそれぞれに対称な形状であって、3軸方向X、Y、Zの寸法がそれぞれ異なっている。詳しくは、筐体1’のX軸方向の寸法が最も長く、Z軸方向の寸法が最も短くなっている。X軸方向は、筐体1’の長手方向であり、Y軸方向は、筐体1’の短手方向である。Z軸方向は、筐体1’の厚み方向(図7(c)で上下方向)である。
筐体1’は、図7に示すように、安定面1a’、1b’と側面部1c’とを有している。安定面1a’、1b’は、筐体1’の投影面積が最も広い表面である。図7(a)、(c)において、安定面1a’は、筐体1’の平坦な上面であり、安定面1b’は、筐体1’の平坦な下面である。側面部1c’は、安定面1a’、1b’に対して側方にあって、安定面1a’、1b’と連続する側面1d’(図7でZ軸と平行な表面)と、側面1d’より内側でかつ側面1d’に近接する領域とを含んだ、方形の枠状部のことである。
筐体1’の安定面1a’、1b’の投影面積は、側面1d’の投影面積より広くなっている。このため、図8に示すように、安定面1a’、1b’の一方が片手Hの掌Haに接触するように、片手Hで筐体1を握ることで、携帯型電子機器10を安定に把持することができる。図8の例では、下面1b’が片手Hの掌Haに接触するように、片手Hで筐体1’を把持している。
加えて、図8に示すように、片手Hの親指F1以外の指F2〜F5の並び方向と筐体1’のX軸方向(長手方向)が平行になるように、片手Hで筐体1’を握ることで、携帯型電子機器10を一層安定に把持することができる。
また、図7(c)に示すように、安定面1a’、1b’の一方が載置面60に接触するように、筐体1’を載置面60に置くことで、携帯型電子機器10を安定に載置することができる。図7(c)の例では、下面1b’が載置面60に接触するように、筐体1’を載置面60に載置している。
図7において、筐体1’の側面部1c’には、複数対の操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’が配置されている。詳しくは、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’は、検知面2kが側面1d’と平行でかつ筐体1’の中心Qと反対側を向くように、所定の間隔で側面部1c’に配置されている。
図7(b)に示すように、操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’は、筐体1’の中心Qを通るX軸と平行な直線に対して線対称で対を成すように、側面部1c’に配置されている。詳しくは、操作センサ2aと操作センサ2a’が、線対称にY軸方向へ配列されている。また、操作センサ2bと操作センサ2b’が、線対称にY軸方向へ配列されている。また、操作センサ2cと操作センサ2c’が、線対称にY軸方向へ配列されている。
操作センサ2aと操作センサ2c’は、対を成さないが、中心Qに対して点対称に配置されている。操作センサ2a’と操作センサ2cも、対を成さないが、中心Qに対して点対称に配置されている。操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’の機能は、第1実施形態と同様である。
図8に示すように、筐体1’を片手Hで把持すると、その片手Hの指F1〜F5や掌Haが側面1d’に接触する。この把持状態において、片手Hの掌Haの一部と、中指F3か薬指F4の少なくとも一方とが操作センサ2b、2b’に近接(または接触)するため、図1の検出部3cと制御部3aにより、片手Hによる筐体1の把持操作が検出される。
また、図8に示すような把持状態において、筐体1’の側面1d’に近接または接触した片手Hの親指F1を、側面1d’の長手方向へスライド操作すると、検出部3cと制御部3aにより、片手Hの指F1によるスライド操作が検出される。
図8の状態から、筐体1’を中心Qに対してX軸周りに180°回転させて、片手Hで同様に筐体1’を把持すると、図9に示すように、片手Hの親指F1が操作センサ2a’に対向する。また、図8の状態から、筐体1’を中心Qに対してY軸周りに180°回転させて、片手Hで同様に筐体1’を把持すると、図10に示すように、片手Hの親指F1が操作センサ2cに対向する。また、図8の状態から、筐体1’を中心Qに対してZ軸周りに180°回転させて、片手Hで同様に筐体1’を把持すると、図11に示すように、片手Hの親指F1が操作センサ2c’に対向する。そして、それらの各状態で親指F1を側面1d’の長手方向へスライド操作すると、検出部3cと制御部3aにより、片手Hの親指F1によるスライド操作が検出される。
以上の実施形態によると、携帯型電子機器10の筐体1、1’の投影面積が最も広い安定面1a、1b、1a’、1b’が他の物体の載置面60に接触し易くなり、携帯型電子機器10を安定に載置することができる(図2(c)、図7(c))。また、筐体1、1’を片手Hで把持したときに、安定面1a、1b、1a’、1b’がその片手Hの掌Haに接触し易くなり、携帯型電子機器10を安定に把持することができる(図3、図8)。
また、図3や図8のように筐体1、1’を片手Hで安定に把持したときに、片手Hの掌Haや指F1〜F5が側面1d、1d’に接触する。このため、側面部1c、1c’に配置された操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を掌Haや指F1〜F5で操作し易くすることができる。然も、側面部1c、1c’に操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を対称に複数対配置しているので、目視で確認しなくても、対になった操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’の少なくとも一方を片手Hの掌Haや指F1〜F5で操作し易くすることができる。
さらに、筐体1、1’の安定面1a、1b、1a’、1b’より側面部1c、1c’の方が、投影面積が狭くて、物体や人が意図せず接触し難いので、側面部1c、1c’に配置した操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’の誤操作を抑制することが可能となる。
よって、携帯型電子機器10において、利便性と操作性を向上し、かつ誤操作を抑制することが可能となる。
また、以上の実施形態では、筐体1、1’は、直交する3軸方向X、Y、Zのそれぞれに対称な形状であって、3軸方向X、Y、Zの寸法がそれぞれ異なるように形成されている。このため、目視で確認しなくても、筐体1、1’の3軸方向X、Y、Zを触覚で把握することができる。また、筐体1、1’の各軸方向X、Y、Zにおいて相反する2方向を区別する必要がなく、携帯型電子機器10の把持態様の自由度を多くして、利便性と操作性をより向上させることができる。
また、以上の実施形態では、操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’のうち、対を成す操作センサ同士は、同一の入力操作を検知し、対を成さずに隣り合う操作センサ同士は、異なる入力操作を検知する。このため、目視で確認することなく、筐体1、1’を片手Hで把持した状態で、各軸方向X、Y、Zの相反する2方向を把握しなくても、片手Hの掌Haや指F1〜F5で入力操作が異なる操作センサをそれぞれ正確に操作することができる。
特に、以上の実施形態では、各操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を、筐体1、1’の側面部1c、1c’に対する人体の近接または動きを検知する近接センサから構成している。そして、筐体1、1’の側面部1c、1c’の長手方向Xにおける両端部に同一のスライド操作を検知する操作センサ2a、2a’、2c、2c’を配置し、中間部に保持操作を検知する操作センサ2b、2b’を配置している。このため、片手Hの指F1〜F5が側面1d、1d’に接触するように、筐体1、1’を片手Hで把持すれば、操作センサ2a、2a’、2c、2c’が人差し指F2側にあっても小指F5側にあっても、片手Hによる筐体1、1’の保持操作を操作センサ2b、2b’により検出することができる。また、親指F1などのスライド操作を操作センサ2a、2a’、2c、2c’により検出することができる。そして、目視で確認しなくても、操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’の誤操作を抑制することが可能となる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、平面視が楕円形の筐体1の側面部1cに、点対称に操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を配置し(図2)、平面視がほぼ長方形の筐体1’の側面部1c’に、線対称に操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を配置した(図7)例を示した。しかし、本発明はこれのみに限定するものではなく、たとえば、逆に、筐体1の側面部1cに線対称に操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を配置し、筐体1’の側面部1c’に点対称に操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を配置してもよい。また、たとえば、図2の筐体1において、X軸に対して対称になるように、1対の操作センサを側面部1cに配置してもよい。さらに、たとえば、図7の筐体1’において、側面1d’に対して垂直でかつY軸と平行な側面にも、1対の操作センサを対称に配置してもよい。
また、以上の実施形態では、平面視が楕円形で側面視がほぼ長方形の筐体1や、平面視と側面視がともにほぼ長方形の筐体1’を用いた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではなく、これ以外の形の筐体を用いてもよい。また、筐体は、直交する3軸方向のうち少なくとも1軸方向に対称な形状であればよい。さらに、筐体の寸法については、直交する3軸方向の寸法がそれぞれ異なっていることは必須ではなく、3軸方向のうち2軸方向の寸法がそれぞれ異なっていてもよい。したがって、筐体は、たとえば、平面視が正方形や円で、側面視が長方形となるような形状であってもよい。
また、以上の実施形態では、筐体1、1’の側面部1c、1c’に、2個1対で合計3対の操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’を配置した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、2個1対の操作センサを、2対または4対以上筐体の側面部に配置したり、3個以上を1対とした操作センサを、2対以上筐体の側面部に配置したりしてもよい。
また、以上の実施形態では、静電容量式の近接センサである操作センサ2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’により入力操作手段2を構成した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、電界センサのような電気的センサ、または機械的部品を含んだスイッチやボタンなどから入力操作手段を構成してもよい。また、入力操作手段は、筐体の側面だけでなく、上面や下面の縁部に対する人体の近接または動きを検知するように構成してもよい。
さらに、以上の実施形態では、自動車用のキーレス遠隔操作機から成る携帯型電子機器10に本発明を適用した例を挙げたが、たとえば、自動二輪車や大型自動車などの他の車両用のキーレス遠隔操作機、またはカーナビゲーションやオーディオ機器などのリモートコントローラのような、他の携帯型電子機器に対しても、本発明を適用することは可能である。
1、1’ 筐体
1a、1a’ 上面、安定面
1b、1b’ 下面、安定面
1c、1c’ 側面部
2 入力操作手段
2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’ 操作センサ(センサ)
3 制御手段
4 通信手段
10 携帯型電子機器
20 車載制御装置
30 車両
H 片手
Ha 掌
F1〜F5 指
X、Y、Z 3軸方向
1a、1a’ 上面、安定面
1b、1b’ 下面、安定面
1c、1c’ 側面部
2 入力操作手段
2a、2a’、2b、2b’、2c、2c’ 操作センサ(センサ)
3 制御手段
4 通信手段
10 携帯型電子機器
20 車載制御装置
30 車両
H 片手
Ha 掌
F1〜F5 指
X、Y、Z 3軸方向
Claims (6)
- 人の片手で把持可能であり、投影面積が最も広い表面である安定面と、該安定面に対して側方にある側面部とを有する筐体と、
入力操作を検出するための入力操作手段と、
前記入力操作手段により検出した入力操作に基づいて、制御信号を出力する制御手段と、を備えた携帯型電子機器において、
前記入力操作手段は、前記筐体の中心に対して点対称または線対称で対を成すように、前記筐体の前記側面部に複数対配置されている、ことを特徴とする携帯型電子機器。 - 請求項1に記載の携帯型電子機器において、
前記入力操作手段のうち、
対を成す入力操作手段同士は、同一の入力操作を検知する、ことを特徴とする携帯型電子機器。 - 請求項2に記載の携帯型電子機器において、
前記入力操作手段のうち、
対を成さずに隣り合う入力操作手段同士は、異なる入力操作を検知する、ことを特徴とする携帯型電子機器。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の携帯型電子機器において、
前記筐体は、直交する3軸方向のうち少なくとも1軸方向に対称な形状であって、前記3軸方向のうち少なくとも2軸方向の寸法がそれぞれ異なっている、ことを特徴とする携帯型電子機器。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の携帯型電子機器において、
前記入力操作手段は、前記筐体の前記側面部に対する人体の近接または動きを検知するためのセンサから構成されている、ことを特徴とする携帯型電子機器。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の携帯型電子機器において、
当該携帯型電子機器は、車両用のキーレス遠隔操作機から成り、
前記制御手段から出力された前記制御信号に基づいて、車両に搭載された車載制御装置に対して無線信号を送信する通信手段をさらに備えている、ことを特徴とする携帯型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015202541A JP2017075465A (ja) | 2015-10-14 | 2015-10-14 | 携帯型電子機器 |
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2015
- 2015-10-14 JP JP2015202541A patent/JP2017075465A/ja active Pending
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