JP2017073997A - 直播作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】圃場に播種する播種装置の後方の損傷を防ぐ直播作業機を提供する。【解決手段】エンジンを搭載する走行機体に昇降自在に支持され、圃場に播種する播種装置(23B〜23G)を備える直播作業機7は、走行機体に昇降自在に支持された支持枠22を備える。支持枠22は、前方横フレーム47と、前方横フレーム47の後方に配置される後方横フレーム51と、前方横フレーム47及び後方横フレーム51を連結する外側縦フレーム49及び内側縦フレーム50と、を有する。前方横フレーム47及び後方横フレーム51は、走行機体の走行方向において前後から播種装置(23B〜23G)を挟みこむように配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、圃場に播種する播種装置を備える直播作業機に係り、詳しくは播種装置を支持するフレームの構造に関する。
一般に、エンジンが搭載された走行機体と、走行機体の後部に昇降自在に支持され、苗を圃場に植え付ける植付作業機と、を備える田植機が知られている。しかし、近年では、種籾を圃場に播種する播種装置を搭載する直播作業機が現れてきている。
種籾を圃場に播種する装置の一つとして、前輪及び後輪に支持された機体に対して上下揺動自在に支持された横フレームと、その横フレームに連結された複数の繰り出し部(播種装置)と、を有する水田作業機が提案されている(特許文献1参照)。作業者は、種籾を圃場に播種する際、該水田作業機を、機体の後部に上下揺動自在に支持された昇降リンクに固定する。機体が圃場を走行しながら、横フレームの後部に取り付けられた繰り出し部から種籾が圃場に播種される。
特開2015−53889号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のものは、横フレームの後部に繰り出し部が連結され、繰り出し部の後方が保護されていないために、繰り出し部の後方が損傷しやすいという問題があった。作業者は、播種作業を行う際、圃場の端から播種したいために、上記水田作業機を後部に支持する田植機を畔の近くまで後進させてから播種作業を行うことがある。この際、繰り出し部がコンクリートの畔や入水口及び排水口等の突出物に接触し、損傷する虞があった。
そこで、本発明は、播種装置の後方の損傷を防ぐ構成にし、もって上述した課題を解決する直播作業機を提供することを目的とする。
本発明は、エンジン(E)を搭載する走行機体(5)に昇降自在に支持され、前記エンジン(E)から伝達される動力によって圃場に播種する播種装置(23B〜23G)を備える直播作業機(7)において、
前記走行機体(5)に昇降自在に支持された第1のフレーム(47)と、前記第1のフレーム(47)と共に、前記走行機体(5)の走行方向において前後から前記播種装置(23B〜23G)を挟みこむように、前記第1のフレーム(47)に連結される第2のフレーム(51)と、を有する支持枠(22)を備えた、
ことを特徴とする。
例えば図4及び図11を参照して、前記支持枠(22)は、前記第1のフレーム(47)及び第2のフレーム(51)に連結する縦フレーム(49,50)を有し、
前記走行方向において前記播種装置(23B〜23G)の前方の圃場面を整地するフロート(57,63)と、
前記フロート(57,63)を前記支持枠に連結する支持アーム(56,62A)と、を備え、
前記支持アーム(56,62A)の前記支持枠(22)に対する連結部(59,65)は、上方から視て前記縦フレーム(49,50)又は前記縦フレーム(49,50)の前後方向の延長上に重なるように配置される。
例えば図4を参照して、圃場に対して、前記走行方向における前記播種装置(23B〜23G)の左右の傾きを制御する水平制御装置(19)を備え、
前記水平制御装置(19)及び第1のフレーム(47)は、苗の植付作業を行う植付作業機と兼用される。
なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲に記載の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、播種装置は第1のフレームと第2のフレームとに挟まれた位置に配置されるので、播種装置の前方及び後方が保護される。このため、播種装置の損傷は防止される。
請求項2に係る本発明によると、支持アームの支持枠に対する連結部は、上方から視て縦フレーム又は縦フレームの前後方向の延長上に重なるように配置される。このため、直播作業機が持ち上げられ、フロートが圃場から離れた際、支持枠にかかるフロートの重量は、縦フレーム、第1のフレーム及び第2のフレームに分散され、支持枠のたわみや歪が減少される。また、圃場に対する直播作業機の左右の傾きの自動制御のために、圃場に対する直播作業機の左右それぞれの高さを検出するセンサがフロートに搭載されている場合、支持枠のたわみや歪が減少されることによって、センサによる高さの検出精度は向上される。このため、圃場に対する直播作業機の左右の傾きの自動制御は向上される。
請求項3に係る本発明によると、水平制御装置及び第1のフレームは、苗の植付作業を行う植付作業機と兼用されるので、直播作業機のために改めて水平制御装置及び第1のフレームを設計及び製造する必要がなく、設計費及び製造費のコストは削減される。
本発明の実施の形態に係る湛水直播機を示す側面図。 上記湛水直播機を示す平面図。 本発明の直播作業機における水平制御装置、支持枠及び播種装置を示す背面図。 上記水平制御装置、支持枠及び播種装置を示す平面図。 上記支持枠に支持された溝切り板が下降した状態の直播作業機を示す側面図。 上記溝切り板が上昇した状態の直播作業機を示す側面図。 上記支持枠、播種装置及び溝切り板を示す側面図。 上記支持枠と整地フロート装置と支持枠に固定されたチェーンケースとを示す側断面図。 上記チェーンケースの内部を示す平面図。 上記支持枠のサブフレームと整地フロート装置の支持枠に対する連結部とを示す平面図。 溝切り板が下降した状態の直播作業機を示す背面図。 溝切り板が上昇した状態の直播作業機を示す背面図。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。湛水直播機1は、図1及び図2に示すように、前輪2及び後輪3に支持される走行機体5と、走行機体5の後部に昇降自在に支持される昇降リンク6と、昇降リンク6の後部に連結され、種籾の播種作業を行う直播作業機7と、を備える。
上記走行機体5の前部には、エンジンEが搭載され、該エンジンEは、ボンネット9によって覆われている。ボンネット9の後方には運転操作部10が設けられており、運転操作部10には、前方から前輪2を操向するステアリング11と、運転席12と、が配置されている。
上記走行機体5の後部には、上述したように、昇降リンク6が昇降自在に支持されている。昇降リンク6は、左右一対に前後方向に延びる上部フレーム13と、上部フレーム13の下方において、左右一対に前後方向に延びる下部フレーム15と、を有する平行リンク構造で構成されている。上部フレーム13及び下部フレーム15の前端は、走行機体5の後部に回動自在に連結されており、上部フレーム13及び下部フレーム15の後端に、直播作業機7が連結されている。
走行機体5の後部において、上部フレーム13の前端が支持された位置よりも上方に、油圧によって伸縮する油圧シリンダ16の一端が、回動自在に連結されており、該油圧シリンダ16の他端は、下部フレーム15の後端に回動自在に連結されている。油圧シリンダ16が伸縮することによって、昇降リンク6は上下に揺動し、直播作業機7は昇降される。また、走行機体5の後部において、下部フレーム15の前端が支持された位置より下方に、上記エンジンEからの動力を直播作業機7に伝達させる植付PTO軸17が連結されている。該植付PTO軸17は、走行機体5の後部から後方に延び、直播作業機7に連結する。
以下、直播作業機7の詳細について説明する。直播作業機7は、図1、図3、図4及び図5に示すように、昇降リンク6に支持される水平制御装置19を有し、該水平制御装置19は、走行機体5に対して、走行機体5の走行方向における直播作業機7の左右の傾きを制御する。水平制御装置19は、上記昇降リンク6に連結される連結部20が設けられており、連結部20の下部には、前後方向に延びる回動軸21が左右回動自在に支持されている。該回動軸21の後部には、複数のフレーム及び部品から構成された支持枠22が支持されている。支持枠22は、連結部20に設けられた不図時のモータによって、連結部20に対して、回動軸21を中心に左右に回動する。モータは、連結部20に設けられた不図時の制御部に接続されており、該制御部には、重力方向を検知して、水平面に対する支持枠22の角度を計測する不図時の角度センサが接続されている。制御部は、角度センサからの情報に基づいて、モータの制御を行う。これによって、走行機体5に対する支持枠22の左右の傾きが制御される。
支持枠22は、左右方向に広がった形状をしており、支持枠22には、圃場に種籾の播種を行う播種装置23A,23B,23C,23D,23E,23F,23G,23Hが左右方向に所定間隔をおいて8個固定されている。播種装置23A〜23Hは、支持枠22に支持され、上下方向に貫通した排出部25と、排出部25の上部に固定され、種籾が貯留された貯蔵部26と、を有する。排出部25の内部には、貯蔵部26に貯留された種籾を一定量ずつ、排出部25の下部に送り出す排出装置27が設けられており、排出装置27によって排出部25の下部に送り出された種籾は、排出部25の下方に排出される。また、左右方向に並んで配置された播種装置23A〜23Hの排出装置27はそれぞれ、左右方向に延びる軸29A,29B,29C,29D,29E,29F,29Gによって、隣り合った排出装置27同士で連結されている。播種装置23Aの排出装置27及び播種装置23Bの排出装置27は、軸29Aによって連結され、播種装置23Bの排出装置27及び播種装置23Cの排出装置27は、軸29Bによって連結される。播種装置23Cの排出装置27及び播種装置23Dの排出装置27は、軸29Cによって連結され、播種装置23Dの排出装置27及び播種装置23Eの排出装置27は、軸29Dによって連結される。播種装置23Eの排出装置27及び播種装置23Fの排出装置27は、軸29Eによって連結され、播種装置23Fの排出装置27及び播種装置23Gの排出装置27は、軸29Fによって連結される。播種装置23Gの排出装置27及び播種装置23Hの排出装置27は、軸29Gによって連結され、軸29Gは、播種装置23Hの排出装置27から取り外すことが可能である。これら軸29A〜29Gが回転することによって、排出装置27は作動し、種籾は一定量ずつ、排出部25に送り出される。
支持枠22の前部において、左右中央よりも右側の位置には、図4に示すように、走行機体5から延びてきた植付PTO軸17の後端が接続される駆動ケース30が設置されている。植付PTO軸17から駆動ケース30に入力された回転は、駆動ケース30の左側から延び、駆動ケース30に片持ち支持される軸31に出力される。該軸31は、支持枠22の左右中央に配置されたチェーンケース32に接続される。チェーンケース32は、駆動ケース30の左側に位置しており、チェーンケース32の内部には、図8及び図9に示すように、軸31に連結された駆動スプロケット33が設けられている。また、チェーンケース32は軸29Dにも接続されており、チェーンケース32の内部には、軸29Dに連結された従動スプロケット35が設けられている。従動スプロケット35は、駆動スプロケット33との間にチェーン36を巻きかけられており、駆動スプロケット33の回転は、チェーン36を介して、従動スプロケット35に伝達される。
上記支持枠22の後部の左右2カ所には、図4及び図7に示すように、上下方向に延びる円柱の形状である取付部37が固定されている。取付部37には、左右方向に貫通した孔39が形成されており、また取付部37は、中心に上下方向に貫通した中空部40を有する中空形状となっている。該中空部40には、上下方向に延びる円柱の形状である昇降支持部41が挿入されている。昇降支持部41には、左右方向に貫通した孔42が上下に並んで複数形成されている。これら孔42の内の1つと取付部37の孔39とにピン43が挿入されており、該ピン43によって、昇降支持部41は、取付部37に固定される。昇降支持部41の下端には、板形状の部材を組み合わせて形成された溝切り板45が固定されており、溝切り板45は、上方から視て、頂角が前方に配置された左右対称の二等辺三角形の形状に形成されている。溝切り板45の前端及び前端から延びる左右の縁は、同じ高さであり、溝切り板の左右中央には、前端から後方にいくほど下方に窪んだ溝部46が形成されている。
ここで、支持枠22の詳細について説明する。支持枠22は、図4に示すように、水平制御装置19の回動軸21に固定された前方横フレーム(第1のフレーム)47を有する。前方横フレーム47は、左右方向に延びた形状であり、走行機体5の左右中央を中心として左右対称に延びている。前方横フレーム47には、上記駆動ケース30が固定されていると共に、前方横フレーム47の左右両端から後方に延びる外側縦フレーム(縦フレーム)49と、外側縦フレーム49よりも内側において左右一対に延びる内側縦フレーム(縦フレーム)50と、がネジ止め固定されている。外側縦フレーム49及び内側縦フレーム50の下面後部には、前方横フレーム47と平行に延びる後方横フレーム(第2のフレーム)51が固定されている。後方横フレーム51の後面に取付部37が固定されており、左の取付部37は、左の外側縦フレーム49と左の内側縦フレーム50との間に配置され、右の取付部37は、右の外側縦フレーム49と右の内側縦フレーム50との間に配置される。また、後方横フレーム51及び前方横フレーム47には、上記チェーンケース32が固定されている。後方横フレーム51の右端は、右の外側縦フレーム49よりも右側に位置し、その右端には、図3及び図10に示すように、上下方向に延びる回動軸52が固定されている。該回動軸52には、後方横フレーム51を右方に延長するように延びるサブフレーム53が回動可能に支持されている。
なお、上記前方横フレーム47及び水平制御装置19は、苗の植付作業を行う植付作業機と兼用され、苗を載せる苗載台及びエンジンEからの動力によって回転して苗を植え付ける植付爪等の取り付けが可能である。
支持枠22における後方横フレーム51の下面には、図8及び図11に示すように、圃場を整地する整地フロート装置55A,55B,55C,55D,55Eが連結されている。整地フロート装置55Cは、後方横フレーム51の中央に連結され、整地フロート装置55A,55Eは、後方横フレーム51の左右それぞれに連結される。整地フロート装置55A,55C,55Eは、後方横フレーム51に連結される支持アーム56と、支持アーム56の下端に上下揺動可能に支持されるT字フロート(フロート)57と、を有する。支持アーム56は、後方横フレーム51に連結される連結部59を上端に有し、整地フロート装置55Cにおける支持アーム56の連結部59は、図10及び図11に示すように、上方から視てチェーンケース32と重なるように配置される。整地フロート装置55A,55Eにおける支持アーム56の連結部59は、上方から視て左右の外側縦フレーム49と重なるように配置される。整地フロート装置55A,55C,55Eの支持アーム56は、図8及び図11に示すように、連結部59から前下方に延びる。支持アーム56の下端に支持されるT字フロート57は、図2及び図5に示すように、上方から視て、前部の左右幅が後部の左右幅よりも広いT字形状になっており、前後方向に延びる中央板部60と、中央板部60の前部の左右それぞれに固定される側板部61と、を有する。中央板部60の後部は、支持アーム56の下端に上下揺動可能に連結され、直線的に前後方向に延びた形状であることに対して、中央板部60の前部は、前端に向かうにつれ上方に反り上がった形状に構成されている。側板部61は、中央板部60の前部と同様に前端に向かうにつれ上方に反り上がった形状であり、前後方向において、側板部61の前端は中央板部60の前端に一致する。ただし、側板部61の前後方向の長さは、中央板部60の前後方向の長さよりも短く、前後方向において、側板部61の後端は中央板部60の前後中央付近に位置する。
整地フロート装置55Bは、図11に示すように、整地フロート装置55Aと整地フロート装置55Cとの間に配置され、整地フロート装置55Dは、整地フロート装置55Cと整地フロート装置55Eとの間に配置される。整地フロート装置55Bは、整地フロート装置55Dと左右対称の配置及び形状となっているので、整地フロート装置55Bについてのみ説明する。整地フロート装置55Bは、後方横フレーム51に連結される支持アーム62A,62Bと、支持アーム62A,62Bの下端に上下揺動可能に支持されるU字フロート(フロート)63と、を有する。支持アーム62Aは、後方横フレーム51に連結される連結部65を上端に有し、連結部65は、図10及び図11に示すように、上方から視て左の内側縦フレーム50と重なるように配置され、支持アーム62Bは、支持アーム62Aよりも外側に配置されている。支持アーム62A,62Bの下端に支持されるU字フロート63は、図2に示すように、上方から視て、左右中央が後方から前方に向かって窪んだU字形状となっており、支持アーム62Aに上下揺動可能に支持された側板部66Aと、支持アーム62Bに上下揺動可能に支持された側板部66Bと、側板部66A及び側板部66Bの前部をつなぐ中央板部67と、を有する。また、U字フロート63の前部は、T字フロート57と同様に、前端に向かうにつれて上方に反り上がった形状となっている。
支持枠22における後方横フレーム51及びサブフレーム53の前面には、図4、図5及び図11に示すように、上記播種装置23A〜23Hが固定されている。前方横フレーム47は、播種装置23B〜23Gの前方に位置する。最も左側に配置される播種装置23Aは、左の外側縦フレーム49よりも左に配置され、播種装置23Aの排出部25は、走行方向において、整地フロート装置55Aの左の側板部61の後方に位置する。播種装置23Bは、左の外側縦フレーム49と左の取付部37との間に配置され、播種装置23Bの排出部25は、走行方向において、整地フロート装置55Aの右の側板部61の後方に位置する。播種装置23Cは、左の取付部37と左の内側縦フレーム50との間に配置され、播種装置23Cの排出部25は、走行方向において、整地フロート装置55Bの中央板部67の後方に位置する。播種装置23Dは、左の内側縦フレーム50とチェーンケース32との間に配置され、播種装置23Dの排出部25は、走行方向において、整地フロート装置55Cの左の側板部61の後方に位置する。播種装置23Eは、チェーンケース32と右の内側縦フレーム50との間に配置され、播種装置23Eの排出部25は、走行方向において、整地フロート装置55Cの右の側板部61の後方に位置する。播種装置23Fは、右の内側縦フレーム50と右の取付部37との間に配置され、播種装置23Fの排出部25は、走行方向において、整地フロート装置55Dの中央板部67の後方に位置する。播種装置23Gは、右の取付部37と右の外側縦フレーム49との間に配置され、播種装置23Gの排出部25は、走行方向において、整地フロート装置55Eの左の側板部61の後方に位置する。サブフレーム53の前面には、上記播種装置23Hが固定され、播種装置23Hの排出部25は、走行方向において、整地フロート装置55Eの右の側板部61の後方に位置する。
本実施の形態は、以上のような構成からなるので、使用者が走行させる湛水直播機1のエンジンEの動力は、植付PTO軸17を介して、駆動ケース30に入力される。入力された動力によって、軸31及び駆動スプロケット33が回転する。駆動スプロケット33が回転すると、チェーン36を介して、従動スプロケット35及び従動スプロケット35が固定された軸29Dが回転する。軸29Dが回転することによって、軸29Dに連結された播種装置23Dの排出装置27及び播種装置23Eの排出装置27が作動する。播種装置23Dの排出装置27は、軸29Cを介して播種装置23Cの排出装置27に連結されているので、播種装置23Cの排出装置27も作動する。従動スプロケット35からの回転は、同様に、軸29A,29B,29E,29F,29Gを介して伝達され、播種装置23A,23B,23F,23G,23Hの排出装置27は作動する。一定の速度の回転を入力された播種装置23A〜23Hは、一定の間隔毎に、種籾を一定量ずつ、排出部25の下方に排出する。このため、使用者は、湛水直播機1を走行させながら、一定の間隔毎に、種籾を一定量ずつ、圃場に播種することができる。
それぞれの播種装置23A〜23Hの前方に、圃場に接地されたT字フロート57の側板部61又はU字フロート63の中央板部67が配置されているので、種籾が播種される前の圃場面は、側板部61又は中央板部67によって平坦にならされる。このため、使用者は、整地された圃場面に種籾を播種することができる。
使用者は、湛水直播機1を走行させ、種籾を播種しながら、支持枠22の後部に支持された溝切り板45によって圃場に溝を形成することができる。T字フロート57やU字フロート63は、上下揺動可能に支持されているので、圃場面の凹凸によって姿勢が変化する。溝切り板45は、そのようなT字フロート57やU字フロート63にではなく、支持枠22に固定されているので、使用者は、圃場面に関係なく一定の深さの溝を形成することができる。溝切り板45が支持される昇降支持部41には複数の孔42が上下に並んで設けられているので、ピン43を挿入する昇降支持部41の孔42を変えることによって、溝切り板45の高さが変化する。このため、使用者は、圃場の固さや水の量に応じて形成する溝の深さを変化させることができる。また、使用者が、図6及び図12に示すように、昇降支持部41の孔42の内、最も下方にある孔42にピン43を挿入して、昇降支持部41を取付部37に固定することによって、溝切り板45は圃場面から離れる。このため、溝を形成する必要がない水はけの良い圃場面の際に、使用者は、溝切り板45を圃場面から離し、溝を形成することなく、種籾の播種を行うことができる。
溝切り板45は、後方横フレーム51の後面に支持されているのに対して、整地フロート装置55A〜55Eは、後方横フレーム51の下面に固定されている。すなわち、溝切り板45は整地フロート装置55A〜55Eの後方に配置されている。使用者は、整地フロート装置55A〜55Eによって整地した後に、溝切り板45によって溝を形成するので、きれいな溝を形成することができる。
使用者が昇降リンク6によって、直播作業機7を上昇させた際、整地フロート装置55A〜55Eは支持枠22に懸垂支持される。整地フロート装置55A,55Eにおける支持アーム56の連結部59は、上方から視て左右の外側縦フレーム49と重なるように配置されているので、支持枠22にかかる整地フロート装置55A,55EのT字フロート57の重量は、外側縦フレーム49、後方横フレーム51及び前方横フレーム47に分散され、支持枠22のたわみや歪が減少される。整地フロート装置55Cにおける支持アーム56の連結部59は、上方から視てチェーンケース32と重なるように配置されるので、支持枠22にかかる整地フロート装置55CのT字フロート57の重量は、チェーンケース32、後方横フレーム51及び前方横フレーム47に分散され、支持枠22のたわみや歪が減少される。整地フロート装置55B,55Dにおける支持アーム62Aの連結部65は、上方から視て左右の内側縦フレーム50と重なるように配置されているので、支持枠22にかかる整地フロート装置55B,55DのU字フロート63の重量は、内側縦フレーム50、後方横フレーム51及び前方横フレーム47に分散され、支持枠22のたわみや歪が減少される。
使用者が湛水直播機1を輸送するために、湛水直播機1を輸送トラックに積載する際、軸29Gから播種装置23Hを外し、サブフレーム53を後方に回動させることによって、支持枠22の横幅が短くなる。播種装置を8個搭載した8条幅の直播作業機7の横幅は、一般的な輸送トラックの横幅よりも長いが、サブフレーム53が回動して、支持枠22の横幅が短くなることによって、使用者は湛水直播機1を輸送トラックに積載することができる。
チェーンケース32が支持枠22の左右中央に配置されているので、支持枠22の左右のバランスが良好になると共に、支持枠22の左右幅が長くなることが抑えられる。また、駆動スプロケット33が軸31に片持ち支持されているので、使用者は、容易に軸31から駆動スプロケット33を取り外すことができる。このため、使用者は容易に駆動スプロケット33を交換することができ、減速比の変更及びメンテナンスにおける使用者の負荷が軽減される。
播種装置23B〜23Gは、前方横フレーム47と後方横フレーム51とに挟まれた位置に配置されているので、播種装置23B〜23Gの前方及び後方が保護される。このため、播種装置23B〜23Gの前面及び後面の破損は防止される。また、播種装置23A,23Hは、後方横フレーム51及びサブフレーム53の前方に配置されているので、播種装置23A,23Hの後方が保護される。このため、播種装置23A,23Hの後面の破損は防止される。
水平制御装置19及び前方横フレーム47は、苗の植付作業を行う植付作業機と兼用されるので、直播作業機7のために改めて水平制御装置及び前方横フレームを設計及び製造する必要がなく、設計費及び製造費のコストは削減される。
なお、本実施の形態において、水平面に対する支持枠22の傾きを重力方向に基づいて計測する角度センサを搭載した直播作業機7にて説明したが、これに限定しない。圃場面に対する支持枠22の高さによって、支持枠22に対するT字フロート57又はU字フロート63の傾きが変化するので、T字フロート57又はU字フロート63の傾きから支持枠22の左右の高さの差を検知し、その差から支持枠22の傾きを計測する直播作業機にも本発明は適用可能である。また、T字フロート57及びU字フロート63が支持される支持アーム56,62Aの連結部59,65が上述した位置に配置されていることよって、支持枠22のたわみや歪が減少される。このため、支持枠22に対するT字フロート57又はU字フロート63の傾きから支持枠22の傾きが計測される場合、支持枠22のたわみや歪の減少によって、支持枠22の傾きを計測する精度が向上される。
なお、本実施の形態において、播種装置を8個搭載した8条幅の直播作業機7にて説明したが、これに限定せず、4条幅や10条幅など他のサイズの直播作業機にも、本発明は適用可能である。
なお、本実施の形態において、連結部59,65は、上方から視て左右の外側縦フレーム49又は内側縦フレーム50と重なるように配置されたが、これに限定しない。連結部59,65が外側縦フレーム49又は内側縦フレーム50の前後方向の延長上に重なるように配置されたものにも適用可能である。
なお、本実施の形態において、支持アーム56,62Aは、後方横フレーム51に連結されたが、これに限定せず、支持アーム56,62Aは、前方横フレーム47、外側縦フレーム49又は内側縦フレーム50に連結されることも可能である。
5 走行機体
7 直播作業機
19 水平制御装置
22 支持枠
23B 播種装置
23C 播種装置
23D 播種装置
23E 播種装置
23F 播種装置
23G 播種装置
47 第1のフレーム(前方横フレーム)
49 縦フレーム(外側縦フレーム)
50 縦フレーム(内側縦フレーム)
51 第2のフレーム(後方横フレーム)
56 支持アーム
57 フロート(T字フロート)
59 連結部
62A 支持アーム
63 フロート(U字フロート)
65 連結部
E エンジン

Claims (3)

  1. エンジンを搭載する走行機体に昇降自在に支持され、前記エンジンから伝達される動力によって圃場に播種する播種装置を備える直播作業機において、
    前記走行機体に昇降自在に支持された第1のフレームと、前記第1のフレームと共に、前記走行機体の走行方向において前後から前記播種装置を挟みこむように、前記第1のフレームに連結される第2のフレームと、を有する支持枠を備えた、
    ことを特徴とする直播作業機。
  2. 前記支持枠は、前記第1のフレーム及び第2のフレームに連結する縦フレームを有し、
    前記走行方向において前記播種装置の前方の圃場面を整地するフロートと、
    前記フロートを前記支持枠に連結する支持アームと、を備え、
    前記支持アームの前記支持枠に対する連結部は、上方から視て前記縦フレーム又は前記縦フレームの前後方向の延長上に重なるように配置される、
    請求項1に記載の直播作業機。
  3. 圃場に対して、前記走行方向における前記播種装置の左右の傾きを制御する水平制御装置を備え、
    前記水平制御装置及び第1のフレームは、苗の植付作業を行う植付作業機と兼用される、
    請求項1又は2に記載の直播作業機。
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