JP2017073862A - 端子台装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】絶縁性材料により形成される端子台本体34を備え、端子台本体34にて、回転電機のコイルからのリード線31と外部からの配線32とを電気的に接続する端子台装置において、ボルト端子と、端子台本体34に形成され、ボルト端子を挿通する挿通孔51と、ボルト端子に外部配線を固定する締結ナット39と、を有する。ボルト端子は、ボルト部と、ボルト部のコイル近傍側の端部に設けられるボルトフランジ部58と、リード線31の端部に圧着される導電部材60と、を備える。挿通孔51にてボルト部の周囲を覆うとともにボルト端子と接する中継端子37と、を有し、リード線31の端部の軸心が、ボルト部の軸心Rの長手方向に延びる。
【選択図】 図4
Description
この場合、圧入によりボルト部を導電部に接続することができ、ボルト部と導電部との接続のための手段がより簡単である。
この場合、中継端子部とフランジ部が接続又は一体形成により一体化されて1部品となるため、部品点数をより削減することができる。
この場合、中継端子部およびフランジ部が簡単な形状となることから、中継端子部およびフランジ部を製作し易くなる。
この場合、第1の回り止め機構により端子台本体に対する中継端子部の回転が防止され、第2の回り止め機構により中継端子部に対するボルト端子の回転が防止される。
この場合、ナットであるフランジ部の締結により端子台本体に対するボルト端子部の回転が防止される。
この場合、リード線の端部の軸心とボルト部の軸心が同軸であるため、リード線の長さを最短にすることが可能となり、回転電機のリード線のより一層の短縮化が可能である。
この場合、仮止め部材がボルト部に装着されることにより、締結ナットが装着されない組み付け中の状態であっても、ボルト部のフランジ部からの抜け出しが防止される。
以下、第1の実施形態に係る端子台装置について図面を参照して説明する。本実施形態は、回転電機としての電動モータに適用した例であり、電動モータは、三相誘導電動機である。
(1)リード線31の端部と導電部材60との接続は圧着であり、導電部材60とボルト55とは、接続具や接続具をねじ止めするボルトを用いることなく接続されている。導電部材60とリード線31との接続や導電部材60とボルト55との接続のために、接続具や接続具をねじ止めするボルトを必要としないので、端子台装置12の部品点数を少なくすることができる。リード線31の端部の軸心が、ボルト55の軸心Rの長手方向に延びるため、リード線31をコイルエンド17から長く引き出す必要がなく、電動モータ10のリード線31の短縮化を図ることができる。リード線31の短縮化により電動モータ10の小型化に寄与することができる。
次に、図6に示す第1の実施形態の変形例について説明する。図6に示すように、変形例に係る導電部材70は、圧着部71、接続部72および屈曲部73を備える。変形例に係る導電部材70では、接続部72の長さが導電部材60の接続部62よりも大きい。変形例の接続部72に形成される通孔74は、リード線31の端部の軸心Qに対して偏心した位置に設けられている。圧着部71および屈曲部73は、導電部材60の圧着部61および屈曲部63と同じ構成である。リード線31の端部の軸心Qとボルト55の軸心Rと同軸とすることができない場合であっても、変形例に係る導電部材70を用いることにより、リード線31の引き出し量を変更することなく、配線32との接続を図ることができる。
次に、第2の実施形態に係る端子台装置について説明する。本実施形態は、第1の実施形態の中継端子がカラーとナットの2部材により別体に構成されている点で、第1の実施形態と相違する。本実施形態では、第1の実施形態の構成と同一の構成については、第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
次に、第3の実施形態に係る端子台装置について説明する。本実施形態の端子台装置は、導電部材とボルトが一体化されている点で、第1の実施形態と異なる。また、本実施形態では、第2の実施形態のカラーおよびナットを用いている。本実施形態では、第1の実施形態の構成と同一の構成については、第1、第2の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
○ 上記の実施形態では、シール部材が設けられるとしたが、シール部材は必須の要件ではなく、シール部材を備えない端子台装置としてもよい。
○ 上記の実施形態では、回転電機として三相誘導電動機を例示したが、電動モータの種類を制限する趣旨ではない。回転電機としては、例えば、同期電動(発電)機であってもよい。
○ 第1の実施形態では、フランジ部としての円柱部と中継端子部としての六角柱部が一体形成されて中継端子としたが、この限りではない。例えば、通孔を備えた円柱部と六角状の通孔を六角柱部を別部材にしてもよく、この場合、フランジ部としての円柱部材と、中継端子部としての六角柱部材を用いることができる。
○ 第2の実施形態では、ボルトの頭部を六角柱とし、中継端子部としての六角状の通孔を設けたカラーを用いたが、この限りではない。例えば、ボルトの頭部を円柱体とし、カラーをボルトの頭部を挿通する通孔を備えた円柱部材としてもよい。
○ 第3の実施形態では、ボルトと導電部材は、ろう付けにより接続により一体化されるとしたが、ボルトと導電部材との一体化はこの限りではない。例えば、ボルトおよび導電部材を一体形成することにより、ボルトと導電部材との一体化を図ってもよい。
12、80、90 端子台装置
13 ステータ
14 ロータ
16 コイル
17 コイルエンド
19 回転軸
20 フロントカバー
21 リヤカバー
26 空間部
31(31U、31V、31W) リード線
32(32U、32V、32W) 配線
34、95 端子台本体
35、94 ボルト端子
37 中継端子
45 空間部
51、84、96 挿通孔
52 通孔
55 ボルト
58 ボルトフランジ部
60、70、91 導電部材(導電部としての)
61、71、92 圧着部
62、72 接続部
63、73 屈曲部
64、74 通孔
65 六角柱部(中継端子部としての)
66 円柱部(フランジ部としての)
81 カラー(中継端子部としての)
82 ナット(フランジ部としての)
93 切欠き
P 軸心(回転軸)
Q 軸心(リード線31の端部)
R 軸心(ボルト55)
Claims (8)
- 絶縁性材料により形成され、回転電機に設けられる端子台本体を備え、
前記端子台本体にて、前記回転電機のコイルから引き出されたリード線と外部から引き込まれた外部配線とを電気的に接続する端子台装置において、
ボルト端子と、
前記端子台本体に形成され、前記ボルト端子を挿通する挿通孔と、
前記ボルト端子に前記外部配線を固定する締結ナットと、を有し、
前記ボルト端子は、
前記挿通孔に挿通されるボルト部と、
前記ボルト部のコイル近傍側の端部に設けられるボルトフランジ部と、
前記リード線の端部に圧着される導電部と、を備え、
前記挿通孔にて前記ボルト部の周囲を覆うとともに、前記ボルト端子と接する中継端子部と、
前記ボルト部が挿通されるとともに前記端子台本体のコイル近傍側と反対側に配置され、前記中継端子部と電気的に接続されるフランジ部と、を有し、
前記リード線の端部の軸心が、前記ボルト部の軸心の長手方向に延びることを特徴とする端子台装置。 - 前記導電部は通孔を備え、
前記通孔への前記ボルト部の圧入により、前記ボルト部と前記導電部が接続されることを特徴とする請求項1記載の端子台装置。 - 前記中継端子部と前記フランジ部が一体化されていることを特徴とする請求項1又は2記載の端子台装置。
- 前記中継端子部および前記フランジ部は別体であり、互いに当接することを特徴とする請求項1又は2記載の端子台装置。
- 前記端子台本体に対する前記中継端子部の回転を防止する第1の回り止め機構と、前記中継端子部に対する前記ボルト端子の回転を防止する第2の回り止め機構と、を備えることを特徴とする請求項3又は4記載の端子台装置。
- 前記フランジ部は、前記ボルト部が螺入される雌ねじを有するナットであり、
前記フランジ部の締結により、前記端子台本体に対する前記ボルト部の回転が防止されることを特徴とする請求項3又は4記載の端子台装置。 - 前記リード線の端部の軸心と、前記ボルト部の軸心が同軸であることを特徴とする請求項1〜6記載のいずれか一項記載の端子台装置。
- 前記ボルト部に環状の仮止め部材が装着され、前記仮止め部材は前記ボルト部の前記フランジ部からの抜け出しを防止することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の端子台装置。
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WO2019059288A1 (ja) * | 2017-09-21 | 2019-03-28 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
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JP2007166822A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Mitsubishi Electric Corp | 多相交流回転電機 |
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- 2015-10-06 JP JP2015198255A patent/JP6597147B2/ja active Active
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WO2019059288A1 (ja) * | 2017-09-21 | 2019-03-28 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
JP2019055691A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
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