JP2017073225A - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017073225A
JP2017073225A JP2015197873A JP2015197873A JP2017073225A JP 2017073225 A JP2017073225 A JP 2017073225A JP 2015197873 A JP2015197873 A JP 2015197873A JP 2015197873 A JP2015197873 A JP 2015197873A JP 2017073225 A JP2017073225 A JP 2017073225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
earth leakage
connecting portion
circuit breaker
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015197873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6605905B2 (ja
Inventor
啓太 清水
Keita Shimizu
啓太 清水
野村 啓幸
Hiroyuki Nomura
啓幸 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2015197873A priority Critical patent/JP6605905B2/ja
Publication of JP2017073225A publication Critical patent/JP2017073225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6605905B2 publication Critical patent/JP6605905B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Breakers (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

【課題】 リード線同士の接続部に絶縁チューブや圧着スリーブで被覆することなく周囲から接続部を隔離できる機構を備えた漏電遮断器を提供する。【解決手段】 漏電遮断器のケース内にリード線4の連結部Cを収容するリード線収容部5を設けた。リード線収容部5は、収容された連結部Cを周囲から隔離する隔離壁Dを有し、リード線収容部5のリード線挿入口5aには、リード線4を挟持して固定するための一対の凹部5bが形成されている。【選択図】 図4

Description

本発明は、漏電を検出するための零相変流器、漏電発生を判定する回路基板等を備えて、両者がリード線により電気的接続が成された漏電遮断器に関する。
漏電遮断器は、零相変流器とこの零相変流器が検出した零相電流から漏電発生を判断して漏電発生信号を生成するための回路が組み付けられた回路基板を備えている。更に、漏電発生を外部に通知する機能を備えたものは、漏電検出信号を外部に出力するための回路を備えている。これら回路や零相変流器との電気的接続は通常リード線により行われている。また、回路を形成したプリント基板には電源回路から電源が供給され、この場合もリード線を介して供給されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−133996号公報
このように従来の漏電遮断器は、素子と回路基板とを接続する場合、更に回路基板と回路基板との間の電気的接続等は、それぞれケースに組み付け後にリード線同士が半田付けされて連結された。しかしながら、この連結部はリード線の被覆が除去されて内部芯線が露出した状態にあるため、絶縁チューブを被せたり圧着スリーブで被覆するなどの絶縁させる工程が必要であり、面倒な作業となっていた。また、絶縁チューブ等の絶縁部材も必要であった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、リード線同士の連結部に絶縁チューブや圧着スリーブで被覆することなく、連結部を周囲から隔離できる機能を備えた漏電遮断器を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明に係る漏電遮断器は、リード線の連結部を収容するリード線収容部を漏電遮断器ケース内に設け、当該リード線収容部は収容された連結部を周囲から隔離する隔離壁で囲まれて成ることを特徴とする。
この構成によれば、リード線収容部に収容されたリード線の連結部は、周囲から隔離されるため、露出した連結部に絶縁処置を施さなくても他の充電部や金属部材と接触することがない。よって、絶縁チューブや圧着スリーブにより連結部を覆う必要がない。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、リード線収容部の挿入口或いは挿入口近傍でリード線挿入方向の後方に、リード線収容部に挿入するリード線を保持するための一対の保持部が形成されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、連結部がリード線収容部に収容された2本のリード線は、挿入口或いはその近傍で保持されるため安定して収容でき抜け難い。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、ケースは、上部が開放されて漏電遮断器の構成部材を収容するケース本体と、当該ケース本体の開放された上部を閉塞して操作レバーを露出させる蓋部材とを有し、リード線収容部の挿入口は蓋部材の装着により閉塞されることを特徴とする。
この構成によれば、ケース本体と蓋部材とが一体化された状態ではリード線挿入口も閉塞されるため、収容した連結部が振動等で抜け出ることが無い。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載の構成において一対の保持部は、挿入口の近傍でリード線挿入方向の後方に配置され、一対の保持部の間に、リード線収容部に収容した連結部の抜けを阻止する突起が形成されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、リード線挿入口が蓋部材により閉塞されない場合でも、抜け出ようとする連結部は突起に引っかかることで抜け出るのが阻止されるため、隔離状態を維持できる。
本発明によれば、リード線収容部に収容されたリード線の連結部は、周囲から隔離されるため、露出した連結部に絶縁処置を講じなくても他の充電部や金属部材と接触することがない。よって、絶縁チューブや圧着スリーブにより連結部を覆う必要がない。
本発明に係る漏電遮断器の一例を示し、蓋部材を外した平面図である。 A−A線断面図である。 B−B線断面図である。 基板支持部材を拡大したケース本体の斜視図である。 基板支持部材単体の斜視図である。 リード線収容部の他の形態を示す漏電遮断器の説明図であり、漏電遮断器の部分斜視図である。 図6の基板支持部材単体の斜視図である。 図7の基板支持部材をケースに収容して施蓋した状態の負荷側端子側から見た要部断面説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る漏電遮断器の一例を示す平面説明図であり、ケースの蓋部材を外して漏電遮断器の内部を露出させた状態を示しいる。
図1において、1は電源側端子、2は負荷側端子、3はオン/オフ操作する操作ハンドル、4(4a,4b)は互いに連結されたリード線、5はリード線4の連結部を収容するリード線収容部であり、これらはケース本体11に収容されている。
図2はA−A線断面図、図3はB−B線断面図であり、何れも蓋部材12を装着した漏電遮断器の断面を示している。7は固定接点7aと可動接点7bとから成る接点部、8は漏電を検出するための零相変流器、9は漏電発生を検知して遮断動作させるための回路が組み付けられた回路基板、Cがリード線4の連結部である。
以下、リード線収容部5の構成を中心に説明する。尚、説明の都合上、負荷側端子2を設けた方向を前方、操作ハンドル3配置方向を上方として説明する。
リード線収容部5は、回路基板9をケース本体11内に固定するための基板支持部材13に形成され、図4は基板支持部材13を拡大したケース本体11の部分斜視図、図5は基板支持部材13の斜視図である。尚、図4では要部拡大図を合わせて示している。
基板支持部材13は、縦に回路基板9を収納する回路基板収納スペースSを有し、図1に示すようにケース本体11の幅に略等しい幅を有し、負荷側端子2近傍のケース本体11内において左右に亘り配置される。
リード線収容部5は、この基板支持部材13の一方の側部に形成され、図3に示すように上下方向に長い隔離壁Dで囲まれた収納空間を有し、連結部Cを収容する十分な深さを有している。そして、上部はリード線挿入口5aを形成して開放されている。このように基板支持部材13にリード線収容部5を一体に形成することで、連結部Cを収容する専用の部材を形成する必要を無くしている。
また、リード線挿入口5aは上方に突出して配置され、蓋部材12の装着によりリード線挿入口5aが閉塞されるよう形成されている。更に、リード線挿入口5aには、挿入するリード線4を挟持して保持する凹部(保持部)5bが2箇所形成されている。この凹部5bにより、リード線4はリード線挿入口5aにおいて固定される。
このように、リード線収容部5に収容されたリード線4の連結部Cは、周囲から隔離されるため、露出した連結部Cに絶縁処置を施さなくても他の充電部や金属部材と接触することがない。よって、絶縁チューブや圧着スリーブにより連結部を覆う必要がない。
また、連結部Cがリード線収容部5に収容された2本のリード線4a,4bは、リード線挿入口5aで挟持されて固定されることで抜け難い。
更に、ケース本体11と蓋部材12とが一体化された状態ではリード線挿入口5aも閉塞されるため、収容した連結部Cが振動等で抜け出ることが無い。
図6,7は、リード線収容部5の他の形態を示している。図6は漏電遮断器の蓋部材12を取り外した部分斜視図、図7は基板支持部材13単体の斜視図である。上記形態に比べてリード線収容部5が低い位置に形成されている点が相違している。尚、図6では要部拡大図を合わせて示している。
具体的に、図7に示すようにリード線挿入口5aは基板支持部材13の外側の下方に配置され、図5に示す上記形態に比べてリード線収容部5は短く形成されている。また、凹部5bは基板支持部材13の上端に形成され、リード線挿入口5aから上方に離れて、即ちリード線収容部5から上方に離れて形成されている。
そして、凹部5bが形成された側面には、突起15が形成されている。突起15は、リード線収容部5の上方であって、一対の凹部5bの間に配置されている。
図8は、基板支持部材13をケース本体11に収容して蓋部材12で施蓋した状態の負荷側端子2側から見たリード線収容部5の要部断面説明図である。図8に示すように、突起15は、ケース(蓋部材12)の側面近くまで突出形成され、リード線4及び連結部Cが突起15を乗り越えて移動するのを阻止している。
このように、蓋部材12により施蓋した状態でもリード線収容部5の上方が閉塞されない場合でも、突起15により収容したリード線4の連結部Cが抜け落ちることがなく隔離状態を維持できる。また、リード線収容部5はリード線4の連結部Dのみ隔離壁Dで覆えば良く、浅くても良い。浅くすることで基板支持部材13全体の作製が容易となる。
尚、上記実施形態ではリード線収容部5をケース内に1箇所設けているだけであるが、複数設けても良く、リード線4の連結箇所が複数ある場合は、その個数に合わせて複数箇所形成すれば良い。
また、リード線収容部5を基板支持部材13に形成しているが、ケースに直接形成しても良いしケースに収納する他の部材に形成しても良い。
4(4a,4b)・・リード線、5・・リード線収容部、5a・・リード線挿入口、5b・・凹部(保持部)、11・・ケース本体、12・・蓋部材、13・・基板支持部材、C・・連結部、D・・隔離壁。

Claims (4)

  1. リード線の連結部を収容するリード線収容部を漏電遮断器ケース内に設け、当該リード線収容部は収容された前記連結部を周囲から隔離する隔離壁で囲まれて成ることを特徴とする漏電遮断器。
  2. 前記リード線収容部の挿入口或いは挿入口近傍でリード線挿入方向の後方に、前記リード線収容部に挿入するリード線を保持するための一対の保持部が形成されて成ることを特徴とする請求項1記載の漏電遮断器。
  3. 前記ケースは、上部が開放されて漏電遮断器の構成部材を収容するケース本体と、当該ケース本体の開放された上部を閉塞して操作ハンドルを露出させる蓋部材とを有し、
    前記リード線収容部の挿入口は、前記蓋部材の装着により閉塞されることを特徴とする請求項2記載の漏電遮断器
  4. 前記一対の保持部は、前記挿入口の近傍でリード線挿入方向の後方に配置され、前記一対の保持部の間に、前記リード線収容部に収容した連結部の抜けを阻止する突起が形成されて成ることを特徴とする請求項2又は3記載の漏電遮断器。
JP2015197873A 2015-10-05 2015-10-05 漏電遮断器 Active JP6605905B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015197873A JP6605905B2 (ja) 2015-10-05 2015-10-05 漏電遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015197873A JP6605905B2 (ja) 2015-10-05 2015-10-05 漏電遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017073225A true JP2017073225A (ja) 2017-04-13
JP6605905B2 JP6605905B2 (ja) 2019-11-13

Family

ID=58538349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015197873A Active JP6605905B2 (ja) 2015-10-05 2015-10-05 漏電遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6605905B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6605905B2 (ja) 2019-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101002858B1 (ko) 암커넥터 조립체
JP6152739B2 (ja) ノイズフィルタ装置
WO2015056788A1 (ja) ヒューズ内蔵型コネクタ
JP2017200269A (ja) 電気接続箱及びワイヤハーネス
JP2015207393A (ja) 電池接続体、及び、それを備えたバッテリパック
JP5108402B2 (ja) 電気接続箱
JP6605905B2 (ja) 漏電遮断器
JP6950620B2 (ja) ノイズフィルタ
JP4719064B2 (ja) 回路遮断器
JP6261018B2 (ja) 回路遮断器
JP2009181784A (ja) 回路遮断器の付属装置およびそれを備えた回路遮断器
JP2008108660A (ja) ワイヤハーネス用コネクタ
JP2015185215A (ja) 漏電遮断器
JP5995269B2 (ja) 回路遮断器
JP4856522B2 (ja) 回路遮断器
JP2014194890A (ja) プロテクタ付きシールドコネクタ
JP3980546B2 (ja) 電熱器具のプラグ受け装置
JP7249878B2 (ja) 配線用遮断器
JP2018207659A (ja) 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス
JP7266472B2 (ja) 開閉器、及び開閉器の製造方法
JP4994821B2 (ja) 回路遮断器
JP2009272156A (ja) 電気コネクタ
JP6412368B2 (ja) 直流遮断器
JP2017127077A (ja) 電気接続箱及びワイヤハーネス
KR200481500Y1 (ko) 커넥터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6605905

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250