JP2009181784A - 回路遮断器の付属装置およびそれを備えた回路遮断器 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを低減できる回路遮断器の付属装置および回路遮断器を提案する。
【解決手段】開閉接点、および過電流に応じて前記開閉接点を開路するトリップ機構を備えた回路遮断器の内部に装着され、開閉接点の開閉状態と、トリップ機構の作動状態との一方に対応した電気信号を出力する回路遮断器の付属装置であって、電気信号を発生するスイッチユニットと、電気信号を外部へ導出する接続ユニットを有し、スイッチユニットと接続ユニットが、互いに着脱可能に結合された回路遮断器の付属装置が提案され、またこの付属装置を装着した回路遮断器が提案される。
【選択図】図5A
【解決手段】開閉接点、および過電流に応じて前記開閉接点を開路するトリップ機構を備えた回路遮断器の内部に装着され、開閉接点の開閉状態と、トリップ機構の作動状態との一方に対応した電気信号を出力する回路遮断器の付属装置であって、電気信号を発生するスイッチユニットと、電気信号を外部へ導出する接続ユニットを有し、スイッチユニットと接続ユニットが、互いに着脱可能に結合された回路遮断器の付属装置が提案され、またこの付属装置を装着した回路遮断器が提案される。
【選択図】図5A
Description
この発明は、開閉接点、および過電流に応じて前記開閉接点を開路するトリップ機構を備えた回路遮断器の内部に装着され、前記開閉接点の開閉状態と、前記トリップ機構の作動状態との一方に対応した電気信号を出力する回路遮断器の付属装置、およびこの付属装置を備えた回路遮断器に関するものである。
この種の付属装置は、回路遮断器の内部に装着されており、その電気信号を回路遮断器の外部へ出力するのに、2種類の接続タイプが採用される。例えば、特許文献1(特開平6−139910号公報)の図4に示された付属装置2には、リード線7が付設されており、付属装置2は、このリード線7を通じて回路遮断器の外部に配置された外部接続端子台6に接続される。また、例えば特許文献2(特開2000−11844号公報)の図1に示される付属装置26には、リード線26aが付設されており、付属装置26からの電気信号は、このリード線26aを通じて、回路遮断器の外部に出力される。
これらの特許文献1、2に示された付属装置は、付属装置にリード線を付設したリード線付設タイプであるが、これとは異なり、付属装置に接続端子を付設した接続端子付設タイプもあり、この接続端子付設タイプの付属装置は、例えば特許文献3(特開平8−329818号公報)のコラム3の30〜34行に説明されている。この接続端子付設タイプの付属装置では、その接続端子に電気信号が出力され、この接続端子に端子台8が接続され、この端子台8には付属装置と別に準備されたリード線が接続され、電気信号が引出される。
このように、付属装置には、リード線付設タイプと接続端子付設タイプとがあるが、付属装置は、これらのリード線付設タイプと接続端子付設タイプとを別に準備する必要があり、その製作コストが上昇する。
この発明の第1の目的は、付属装置の主要部品であるスイッチユニットを、リード線付設タイプと接続端子付設タイプとのそれぞれに共用できるように改良された回路遮断器の付属装置を提案することである。
また、この発明の第2の目的は、付属装置の主要部品であるスイッチユニットを、リード線付設タイプと接続端子付設タイプとのそれぞれに共用できるようにし、併せて、回路遮断器の開閉接点の開閉状態に対応して第1の電気信号を発生する第1の機能と、回路遮断器のトリップ機構の作動状態に対応して第2の電気信号を発生する第2の機能を選択できるように改良した回路遮断器の付属装置を提案することである。
また、この発明の第3の目的は、改良された回路遮断器の付属装置を備えた回路遮断器を提案することである。
この発明の第1の観点による回路遮断器の付属装置は、開閉接点、および過電流に応じて前記開閉接点を開路するトリップ機構を備えた回路遮断器の内部に装着され、前記開閉接点の開閉状態と、前記トリップ機構の作動状態との一方に対応した電気信号を出力する回路遮断器の付属装置であって、前記電気信号を発生するスイッチユニットと、前記電気信号を外部へ出力する接続ユニットを有し、前記スイッチユニットと接続ユニットが、互いに着脱可能に結合されたことを特徴とする。
また、この発明の第2の観点における回路遮断器の付属装置は、前記第1の観点による回路遮断器の付属装置が、さらに、前記開閉接点の開閉状態に対応して前記電気信号を出力する第1の機能と、前記トリップ機構の作動状態に対応して前記電気信号を出力する第2の機能とのいずれかを選択できるように構成され、前記スイッチユニットと接続ユニットは、前記第1の機能が選択されるときには、前記第1の結合状態で結合され、また前記第2の機能が選択されるときには、前記第2の結合状態で結合されることを特徴とする。
また、この発明の第3の観点による回路遮断器は、開閉接点、および過電流に応じて前記開閉接点を開路するトリップ機構が配置された遮断器ベースと、この遮断器ベース上に配置された遮断器下カバーと、この遮断器下カバーを覆うように取り付けられた遮断器上カバーとを備えた回路遮断器であって、前記遮断器下カバーに形成された取付部分に、前記第1、第2の観点による付属装置を装着したことを特徴とする。
この発明の第1の観点による回路遮断器の付属装置は、電気信号を発生するスイッチユニットと、電気信号を外部へ出力する接続ユニットを有し、前記スイッチユニットと接続ユニットが、互いに着脱可能に結合可能に結合されたので、その付属装置の主要部品であるスイッチユニットは、リード線付設タイプの接続ユニットおよび接続端子付設タイプの接続ユニットに共用することができ、その付属装置の製造コストを低減することができる。
この発明の第2の観点による回路遮断器の付属装置は、さらに、前記開閉接点の開閉状態に対応して前記電気信号を出力する第1の機能と、前記トリップ機構の作動状態に対応して前記電気信号を出力する第2の機能とのいずれかを選択できるように構成され、前記スイッチユニットと接続ユニットは、前記第1の機能が選択されるときには、前記第1の結合状態で結合され、また前記第2の機能が選択されるときには、前記第2の結合状態で結合されるので、第1の機能と第2の機能を選択することができ、第1の機能と第2の機能について、付属装置を共用し、その付属装置の製造コストをさらに低減することができる。
また、この発明の第3の観点による回路遮断器でも、付属装置の製造コストの低減に基づいて、その製造価格を低減することができる。また、第1の機能と第2の機能を選択できる付属装置を備えた回路遮断器では、第1の機能と第2の機能を選択した回路遮断器を得ることができ、さらに、回路遮断器の製造コストをさらに、低減することができる。
以下この発明のいくつかの実施の形態について、図面を参照して説明する。
[リード線付設タイプの接続ユニットの説明]
まず、この発明による回路遮断器の付属装置において使用されるリード線付設タイプの接続ユニット10について、図1(a)(b)を参照して説明する。図1(a)は、リード線付設タイプの接続ユニット10の正面図、図1(b)はその上面図である。
まず、この発明による回路遮断器の付属装置において使用されるリード線付設タイプの接続ユニット10について、図1(a)(b)を参照して説明する。図1(a)は、リード線付設タイプの接続ユニット10の正面図、図1(b)はその上面図である。
リード線付設タイプの接続ユニット10は、ケース11と、複数のリード線17と、複数の接続プラグ18を備えている。ケース11は、ケース本体12と、リード線付設部13と、機能表示部に対する遮蔽片14と、端子配列表示部に対する遮蔽片15を有する。
ケース本体12は、樹脂により、直方体の箱形形状に作られる。このケース本体12は、横幅W1と、高さH1と、奥行L1を持っている。ケース本体12は、正面12Aと、背面12Bと、上面12Cと、下面12Dと、第1側面12Eと、第2側面12Fを有する。正面12Aと背面12Bは、互いに平行に形成され、互いに対向している。上面12Cと下面12Dは、互いに平行に形成され、互いに対向している。第1側面12Eと第2側面12Fは、互いに平行に形成され、互いに対向している。
リード線付設部13は、ケース本体12の上面12Cの第1側面12Eに隣接する部分に上方へ突出して箱形に形成され、このリード線付設部13から、複数のリード線17が上面12Cとほぼ平行に、右側に向かって導出される。機能表示部に対する遮蔽片14は、ケース本体12の正面12Aと平行に延びる板状片であり、正面12Aの第1側面12Eに隣接する部分に下方に向かって突出して、ケース本体12と一体に形成される。この遮蔽片14は、奥行L1と平行な方向には、極く僅かな厚さを持っている。端子配列表示部に対する遮蔽片15は、第1側面12Eの下端に左側へ突出して形成された板状片であり、ケース本体12の下面12Dと平行に延びるようにして、ケース本体12と一体に形成される。この遮蔽片15は、高さH1の方向には、極く僅かな厚さを持っている。
接続ユニット10について、互いに直交する第1、第2基準垂直面V1、V2を想定する。第1基準垂直面V1は、正面12Aおよび背面12Bに平行であって、正面12Aと背面12Bのちょうど中間を通る垂直平面である。第2基準垂直面V2は、第1側面12Eおよび第2側面12Fに平行であって、第1側面12Eと第2側面12Fのちょうど中間を通る垂直平面である。
複数のリード線17は、第1基準垂直面V1と略平行に、リード線付設部13から導出される。この複数のリード線17は、3本のリード線17a、17b、17cを含む。複数の接続プラグ18は、3つの接続プラグ18a、18b、18cを含む。これらの接続プラグ18a、18b、18cは、ケース本体12の下面12Dに、第1基準垂直面V1上に配置される。中央の接続プラグ18bは、第1、第2基準垂直面V1、V2の交点に配置され、他の両側の接続プラグ18a、18cは、接続プラグ18bから、互いに等しい距離aだけ離れ、第1基準垂直面V1上に配置される。結果として、接続プラグ18a、18b、18cは、第2基準垂直面V2に関して対象に配置される。接続プラグ18a、18b、18cは、ケース本体12の内部において、リード線17a、17b、17cにそれぞれ接続される。
リード線付設部13の上面には、ケース本体12の上面12Cよりも高い上位面Suが形成される。ケース本体12の上面12Cは、リード付設部13の上面13Cよりも低く位置する下位面Sdを形成する。上位面Suは、リード線付設部13の上面13Cの第1側面12Eに隣接する部分に形成され、また、下位面Sdは、上面12Cに形成される。
[接続端子付設タイプの接続ユニットの説明]
次に、この発明による回路遮断器の付属装置において使用される接続端子付設タイプの接続ユニット20について、図2(a)(b)を参照して説明する。図2(a)は、接続端子付設タイプの接続ユニット20の正面図、図2(b)はその上面図である。
次に、この発明による回路遮断器の付属装置において使用される接続端子付設タイプの接続ユニット20について、図2(a)(b)を参照して説明する。図2(a)は、接続端子付設タイプの接続ユニット20の正面図、図2(b)はその上面図である。
接続端子付設タイプの接続ユニット20は、ケース21と、複数の接続端子27と、複数の接続プラグ28を備えている。ケース21は、ケース本体22と、接続端子付設部2
3と、機能表示部に対する遮蔽片24と、端子配列表示部に対する遮蔽片25を有する。
3と、機能表示部に対する遮蔽片24と、端子配列表示部に対する遮蔽片25を有する。
ケース本体22は、樹脂により、直方体の箱形形状に作られる。このケース本体22は、横幅W1と、高さH1と、奥行L1とを持ち、これらの横幅W1、高さH1、奥行L1は、リード線付設タイプの接続ユニット10におけるケース本体12の横幅W1、高さH1、奥行L1と、それぞれ同じ寸法とされている。ケース本体22は、正面22Aと、背面22Bと、上面22Cと、下面22Dと、第1側面22Eと、第2側面22Fを有する。正面22Aと背面22Bは、互いに平行に形成され、互いに対向している。上面22Cと下面22Dは、互いに平行に形成され、互いに対向している。第1側面22Eと第2側面22Fは、互いに平行に形成され、互いに対向している。
接続端子付設部23は、ケース本体22の上部に形成された一対の壁231、232の間に配置される。一対の壁231、232は、第1部分23aと第2部分23bを含む。第1部分23aは、ケース本体22の上面22Cを形成する。第2部分23bは、第1側面22Eに隣接し、第1部分23aよりも上方に突出している。接続端子付設部23には、複数の接続端子27が配置される。この複数の接続端子27は、3つの接続端子27a、27b、27cを含む。接続端子27aは、第2部分23bの間に配置され、他の接続端子27b、27cは、第1部分23aの間に配置される。
機能表示に対する遮蔽片24は、ケース本体22の正面22Aと平行に延びる板状片であり、正面22Aの第1側面22Eに隣接する部分に下方に向かって突出して、ケース本体22と一体に樹脂で形成される。この遮蔽片24は、奥行L1と平行な方向には、極く僅かな厚さを持っている。端子配列表示に対する遮蔽片25は、第1側面22Eの下端に左側へ突出して形成された板状片であり、ケース本体22と一体に樹脂で形成される。この遮蔽片25は、ケース本体22の下面22Dと平行に延びており、高さH1の方向には、極く僅かな厚さを持っている。
接続ユニット20について、互いに直交する第1、第2基準垂直面V3、V4を想定する。第1基準垂直面V3は、正面22Aおよび背面22Bに平行であって、正面22Aと背面22Bのちょうど中間を通る垂直平面である。第2基準垂直面V4は、第1側面22Eおよび第2側面22Fに平行であって、第1側面22Eと第2側面22Fのちょうど中間を通る垂直平面である。
3つの接続端子27a、27b、27cは、第1基準垂直面V3上に配置される。中央の接続端子27bは、第1、第2基準垂直面V3、V4の交点に配置される。他の両側の接続端子27a、27cは、中央の接続端子27bから、互いに等しい距離だけ離れて配置される。複数の接続プラグ28は、3つの接続プラグ28a、28b、28cを含む。これらの接続プラグ28a、28b、28cは、本体ケース22の下面22Dに、第1基準垂直面V3上に配置される。中央の接続プラグ28bは、第1、第2基準垂直面V3、V4の交点に配置され、他の両側の接続プラグ28a、28cは、接続プラグ28bから、互いに等しい距離aだけ離れ、第1基準垂直面V3上に配置される。この距離aは、リード線付設タイプの接続ユニット10における接続プラグ18bと、接続プラグ18a、18cとの距離aに等しい。結果として、接続プラグ28a、28b、28cは、第2基準垂直面V4に関して対象に配置される。接続プラグ28a、28b、28cは、ケース本体22の内部において、接続端子27a、27b、27cにそれぞれ接続される。接続端子27aの上面は、ケース本体22の上面22Cよりも高い上位面Suを形成する。接続端子27cの上面は、ケース本体22の上面22Cよりも低い下位面Sdを形成する。接続端子27bの上面は、上位面Suと低位面Sdの中間に位置する。
[スイッチユニット30の説明]
続いて、この発明による付属装置で使用されるスイッチユニット30について説明する。このスイッチユニット30は、図3(a)(b)(c)に示される。図3(a)は、スイッチユニット30の正面図、図3(b)はその上面図、図3(c)はその背面図である。スイッチユニット30は、ケース31を有し、このケース31の内部に電気信号を発生するマイクロスイッチなどのスイッチ素子を内蔵する。ケース31は、直方体の箱形形状に作られたケース本体32と、このケース本体32の両側の上端に形成された一対の突出片33A、33Bを有する。これらのケース本体32と、一対の突出片33A、33Bは、樹脂により一体に構成される。
続いて、この発明による付属装置で使用されるスイッチユニット30について説明する。このスイッチユニット30は、図3(a)(b)(c)に示される。図3(a)は、スイッチユニット30の正面図、図3(b)はその上面図、図3(c)はその背面図である。スイッチユニット30は、ケース31を有し、このケース31の内部に電気信号を発生するマイクロスイッチなどのスイッチ素子を内蔵する。ケース31は、直方体の箱形形状に作られたケース本体32と、このケース本体32の両側の上端に形成された一対の突出片33A、33Bを有する。これらのケース本体32と、一対の突出片33A、33Bは、樹脂により一体に構成される。
ケース本体32は、横幅W1と、高さH2と、奥行L1とを持っている。ケース本体32の横幅W1、奥行L1は、それぞれ接続ユニット10、20の横幅W1、奥行L1と同じ寸法とされる。ケース本体32の高さH2は、接続ユニット10、20の高さH1より小さくされる。ケース本体32は、正面32Aと、背面32Bと、上面32Cと、下面32Dと、第1側面32Eと、第2側面32Fを有する。正面32Aと背面32Bは、互いに平行に形成され、互いに対向している。上面32Cと下面32Dも、互いに平行に形成されている。第1側面32Eと第2側面32Fは、互いに平行な平面であり、互いに対向している。これらの第1側面32Eの上端から突出片33Bが、また第2側面32Fの上端から突出片33Aが、それぞれ突出している。
スイッチユニット30について、互いに直交する第1、第2の基準垂直面V5、V6を想定し、また第3基準垂直面V7を想定する。第1基準垂直面V5は、正面32Aおよび背面32Bに平行であり、正面32Aと背面32Bのちょうど中間を通る垂直平面である。第2基準垂直面V6は、第1側面32Eおよび第2側面32Fに平行であり、第1側面32Eと第2側面32Fのちょうど中間を通る垂直平面である。第3基準垂直面V7は、第2基準垂直面V6と第2側面32Fとの間において、第2基準垂直面V6と平行な垂直平面である。
スイッチユニット30は、上面32Cに、複数の接続ピン34を有し、この複数の接続ピン34は、3つの接続ピン34a、34b、34cを含む。これらの3つの接続ピン34a、34b、34cは、第1基準垂直面V5上に並ぶように、上面32Cに配置される。中央の接続ピン34bは、第1基準垂直面V5と第2基準垂直面V6との交点に配置される。両側の接続ピン34a、34cは、互いに等しい距離aだけ、接続ピン34bから離れた位置に配置される。結果として、接続ピン28a、28b、28cは、第2基準垂直面V6に関して対象に配置される。距離aは、接続ユニット10、20における距離aと同じ寸法とされる。
スイッチユニット30は、下面32Dに、アクチュエータ35を有する。このアクチュエータ35は、第3基準垂直面V7上に配置される。このアクチュエータ35は、スイッチユニット30のケース本体32の中に収納されたマイクロスイッチなどのスイッチ素子を駆動する。このアクチュエータ35は、回路遮断器の可動接点軸に連結された可動接点側アクチュエータと、トリップ機構に連結されたトリップ機構側アクチュエータの何れか一方に選択的に対向配置される。なお、回路遮断器の可動接点側アクチュエータおよびトリップ機構側アクチュエータは、例えばこの発明の出願人と同じ出願人による特開2007−317464号公報の図4、図5に図示され、そのコラム4の15〜24行に説明されている。この特開2007−317464号公報の図4、図5において、可動接点側アクチュエータは符号8で、またトリップ機構側アクチュエータは符号9でそれぞれ図示されており、作動レバー2がこれらのアクチュエータ8、9に選択的に対向配置される。特開2007−317464号公報における作動レバー2が、この発明において使用されるスイッチユニット30のアクチュエータ35に相当する。
スイッチユニット30が第1の機能AXを選択する場合には、アクチュエータ35は、回路遮断器の可動接点側アクチュエータに対向配置され、回路遮断器の可動接点が開路された場合に、可動接点側アクチュエータにより押し上げられ、スイッチユニット30は、第1の機能AXに対応した電気信号SAXを発生する。スイッチユニット30が第2の機能ALを選択する場合には、アクチュエータ35は、回路遮断器のトリップ機構側アクチュエータに対向配置され、回路遮断器のトリップ機構が作動した場合に、トリップ機構側アクチュエータにより押し上げられ、スイッチユニット30は、第2の機能ALに対応した電気信号SALを発生する。
スイッチユニット30の正面32Aには、第2の機能表示部37Bが形成される。この第2の機能表示部37Bは、正面32Aの左上部分に形成された窪み部であり、この窪み部に第2の機能ALに対応する文字ALが表示されている。スイッチユニット30の背面32Bには、第1の機能表示部37Aが形成される。この第1の機能表示部37Aは、背面32Bの左上部分に形成された窪み部であり、この窪み部に第1の機能AXに対応する文字AXが表示されている。
一対の突出片33A、33Bの上面には、それぞれ第1、第2の端子配列表示部38A、38Bが設けられる。第1の端子配列表示部38Aは、突出片33Aの上面に設けられ、この第1の端子配列表示部38Aには、正面32Aから背面32Bに向かって端子配列番号1、2、4が表示される。第2の端子配列表示部38Bは、突出片33Bの上面に設けられ、この第2の端子配列表示部38Bには、正面32Aから背面32Bに向かって端子配列番号1、2、4が表示される。
[実施の形態1]
さて、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態1について、図4を参照して説明する。図4は、この実施の形態1による回路遮断器の付属装置50Aの正面図である。
さて、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態1について、図4を参照して説明する。図4は、この実施の形態1による回路遮断器の付属装置50Aの正面図である。
この実施の形態1の付属装置50Aは、図1(a)(b)に示すリード線付設タイプの接続ユニット10と、図3(a)(b)(c)に示すスイッチユニット30を組み合わせて構成される。実施の形態1の付属装置50Aでは、これらの接続ユニット10と、スイッチユニット30が、第1の結合状態で互いに結合される。
第1の結合状態では、第1基準垂直面V1、V5が互いに共通の平面上に位置し、また、第2基準垂直面V2、V6が互いに同じ平面上に位置するようにして、接続ユニット10の下部に、スイッチユニット30が結合される。第2基準垂直面V2、V6が共通に存在する共通平面を、図4において符号Vaで示している。この共通平面Vaは、各ユニット10、30の第1側面12E、32Eと、各ユニット10、30の第2側面12F、32Fのちょうど中間を通る垂直平面である。
第1の結合状態では、接続ユニット10およびスイッチユニット30は、ともに第1配置状態となって、互いに結合される。接続ユニット10の第1配置状態では、接続ユニット10は、図1(a)(b)に示すように、その正面12Aが正面を向き、その第1側面12Eが左側を向き、さらに、その第2側面12Fが右側を向く状態にある。スイッチユニット30の第1配置状態では、スイッチユニット30は、図3(a)(b)(c)に示すように、その正面32Aが正面を向き、その第1側面32Eが左側を向き、また、その第2側面32Fが右側を向く状態にある。
第1の結合状態では、結果として、各ユニット10、30の正面12A、32Aがともに正面を向き、各ユニット10、30の第1側面12E、32Eがともに左側を向き、ま
た、各ユニット10、30の第2側面12F、32Fがともに右側を向く状態で、各ユニット10、30が結合される。この第1の結合状態では、接続ユニット10の下面12Dは、スイッチユニット30の上面32Cに接触する状態となる。
た、各ユニット10、30の第2側面12F、32Fがともに右側を向く状態で、各ユニット10、30が結合される。この第1の結合状態では、接続ユニット10の下面12Dは、スイッチユニット30の上面32Cに接触する状態となる。
接続ユニット10とスイッチユニット30との結合は、接続ユニット10の接続プラグ18a、18b、18cに、スイッチユニット30の接続ピン34a、34b、34cを挿入するプラグイン接続によって行なわれる。接続ピン34aは接続プラグ18aに、接続ピン34bは接続プラグ18bに、接続ピン34cは、接続プラグ18cにそれぞれ密着して嵌め込まれ、これらの接続ピン34a、34b、34cと接続プラグ18a、18b、18cとのプラグイン接続により、接続ユニット10とスイッチユニット30との結合状態が保持される。接続ユニット10における接続プラグ18a、18b、18cの間隔aと、スイッチユニット30における接続ピン34a、34b、34cの間隔aとが互いに等しいので、接続ピン34a、34b、34cは、それぞれ接続プラグ18a、18b、18cに密着して嵌め込まれる。
各ユニット10、30の第1の結合状態において、アクチュエータ35は、図4に示すように、共通平面Vaよりも右側位置に存在する。この右側位置では、付属装置50Aが回路遮断器に取り付けられたときに、アクチュエータ35は、回路遮断器の可動接点側アクチュエータに対向配置され、付属装置50Aは、回路遮断器の開閉接点の開閉状態に対応する第1の機能AXを採用する。この第1の機能AXは、補助スイッチ機能とも呼ばれ、付属装置50Aは、回路遮断器の開閉接点の開閉状態に対応する電気信号SAXを発生する。
各ユニット10、30の第1の結合状態では、付属装置50Aが第1の機能AXを採用することに対応して、接続ユニット10の遮蔽片14が、第2の機能表示部37Bを遮蔽し、また接続ユニット10の遮蔽片15が、第2の端子配列表示部38Bを遮蔽する。しかし、各ユニット10、30の第1の結合状態では、第1の機能表示部37Aは露出され、また第1の端子配列表示部38Aも露出される。結果として、実施の形態1の付属装置50Aでは、第1の機能表示部37Aが露出され、付属装置50Aが第1の機能AXを採用していることを表示する。また、第1の機能AXに対応する第1の端子配列表示部38Aが露出される。
[実施の形態1の付属装置と回路遮断器との関係]
実施の形態1の付属装置50Aと回路遮断器との関係について、図5、図5A、図5Bを参照して説明する。図5は、付属装置50Aと、この付属装置50Aに付属する外部接続端子台60と、付属装置50Aを組み込む回路遮断器70を示す分解斜視図である。図5Aは、図5に対応した付属装置50Aの分解斜視図、図5Bは、付属装置50Aの取付部分72Dを拡大して示す斜視図である。
実施の形態1の付属装置50Aと回路遮断器との関係について、図5、図5A、図5Bを参照して説明する。図5は、付属装置50Aと、この付属装置50Aに付属する外部接続端子台60と、付属装置50Aを組み込む回路遮断器70を示す分解斜視図である。図5Aは、図5に対応した付属装置50Aの分解斜視図、図5Bは、付属装置50Aの取付部分72Dを拡大して示す斜視図である。
図5において、回路遮断器70は、遮断器ベース71と、遮断器下カバー72と、遮断器上カバー73と、操作レバー74を有する。この回路遮断器70は、ノーヒューズブレーカと呼ばれる回路遮断器であり、周知のように、内部には、3相の各相の開閉接点と、過電流が流れたときに、各相の開閉接点を自動的に開路するトリップ機構が内蔵される。各相の開閉接点は、固定接点と、この固定接点に離接可能な可動接点を含む。各相の可動接点は、それらに共通に連結された可動接点軸により支持され、この可動接点軸を回動することにより、各相の可動接点が各相の固定接点に離接する。これらの各相の開閉接点と、可動接点軸と、この可動接点軸に連結される可動接点側アクチュエータは、遮断器ベース71上に配置される。
回路遮断器のトリップ機構も、周知のように、過電流が流れたときに、可動接点軸を駆
動し、各相の可動接点を各相の固定接点から引き離す。このトリップ機構と、このトリップ機構に連結されるトリップ機構側アクチュエータも遮断器ベース71上に配置される。可動接点軸には、それを手動操作する操作レバー74が結合される。この操作レバー74は、可動接点軸を手動で操作し、各相の開閉接点を手動で閉路または開路するときに使用される。
動し、各相の可動接点を各相の固定接点から引き離す。このトリップ機構と、このトリップ機構に連結されるトリップ機構側アクチュエータも遮断器ベース71上に配置される。可動接点軸には、それを手動操作する操作レバー74が結合される。この操作レバー74は、可動接点軸を手動で操作し、各相の開閉接点を手動で閉路または開路するときに使用される。
遮断器ベース71は、樹脂により構成され、正面71Aと、この正面71Aと平行な背面71Bを有する。これらの正面71Aと背面71Bは、互いに平行な垂直平面であり、互いに対向している。付属装置50Aが接続される外部接続端子台60は、遮断器ベース71の正面71Aまたは背面71Bに隣接するように、取り付けられる。遮断器ベース71には、正面71Aと背面71Bとの間に、各相の開閉空間71U、71V、71Wが形成される。これらの開閉空間71U、71V、71Wのそれぞれに各相の開閉接点が配置される。また、各相の開閉空間71U、71V、71Wを横切るように、可動接点軸が配置され、この可動接点軸が各相の可動接点を駆動する。この可動接点軸に、可動接点側アクチュエータと、トリップ機構と、トリップ機構側アクチュエータと、操作レバー74が連結される。
遮断器下カバー72は、樹脂により構成され、遮断器ベース71を覆うように、遮断器ベース71の上に配置される。この遮断器下カバー72は、各相の開閉接点と、可動接点軸と、可動接点側アクチュエータと、トリップ機構と、トリップ機構側アクチュエータを覆う。遮断器下カバー72は、正面72Aと、この正面72Aと平行な背面72Bと、正面72Aと背面72Bの中間に形成された中央開口72Cと、一対の取付部分72D、72Eを有する。遮断器下カバー72は、遮断器ベース71の正面71Aの上部に正面72Aが位置し、また遮断器ベース71の背面71Bの上部に背面72Bが位置するようにして、遮断器ベース71の上部に配置される。操作レバー74は、遮断器下カバー72の中央開口72Cを通じて、遮断器下カバー72の上部に突出する。取付部分72Dは、正面72Aと中央開口72Cとの間に、また取付部分72Eは、中央開口72Cと背面72Bとの間にそれぞれ形成される。これらの取付部分72D、72Eのどちらかに、付属装置50Aが取り付けられる。
取付部分72D、72Eを代表して、取付部分72Dが図5Bに拡大して示される。取付部分72Dは、図5Bに示すように、一対の相対向する縦壁721、722と、縦壁721に形成された一対の相対向する横壁723、724と、縦壁722に形成された一対の相対向する横壁725、726を有する。一対の縦壁721、722は、正面72Aおよび背面72Bに直交する方向に互いに平行に延びている。一対の横壁723、724は、縦壁721から縦壁722に向かって互いに平行に延びている。一対の横壁725、726は、縦壁722から縦壁721に向かって互いに平行に延びている。横壁723、725は、正面72Aと平行に共通の平面に沿って延びており、また横壁724、726は正面72Aと平行な別の平面に沿って延びている。
縦壁721、722は、それぞれ垂直取付面72a、72bを形成する。これらの垂直取付面72a、72bは、互いに平行であり、間隔W1を介して互いに対向している。横壁723、725は、互いに共通な垂直平面上に垂直取付面72cを形成する。横壁724、726は、互いに共通な垂直平面上に垂直取付面72dを形成する。垂直取付面72c、72dは、垂直取付面72a、72bに直交するように形成され、間隔L1を介して互いに対向している。間隔W1は、スイッチユニット30の横幅W1と同じ寸法とされ、また間隔L1は、スイッチユニット30の奥行L1と同じ寸法とされる。縦壁721、722、および横壁723、724、725、726の上面は、互いに共通な水平取付面72eを形成する。
図5Aは、実施の形態1の付属装置50Aが、図4に示す第1の結合状態とされる前の状態を示している。図5Aにおいて、接続ユニット10の遮蔽片14は、スイッチユニット30の第2の機能表示部37Bに対応し、接続ユニット10の遮蔽片15は、スイッチユニット30の突出片33B上の第2の端子配列表示部38Bに対応し、またスイッチユニット30の接続ピン34a、34b、34cは、それぞれ接続ユニット10の接続プラグ18a、18b、18cに対応している。この図5Aに示す状態において、接続ユニット10とスイッチユニット30が矢印A1に示すように接近され、第1の結合状態で互いに結合される。
実施の形態1の付属装置50Aが、取付部分72Dに取付られるとき、そのスイッチユニット30は、その正面32Aが垂直取付面72cに、その背面32Bが垂直取付面72dに、その第1側面32Eが垂直取付面72bに、その第2側面32Fが垂直取付面72aに、それぞれ、ぴったり接触するようにして、取付部分72Dに挿入される。このスイッチユニット30は、一対の突出片33A、33Bが、ともに水平取付面72eに当接した状態で、取付部分72Dに保持される。なお、取付部分72Eは、取付部分72Dと対象に形成され、この取付部分72Eに付属装置50Aを取り付けることもできる。
複数のリード線17は、図5Aに示すように、リード線付設部13から導出された後、外部接続端子台60に向かって折り曲げられる。リード線17が、外部接続端子台60に向かって折り曲げられた結果、接続ユニット10の第2側面12F側で、上面12Cによる下位面Sdが露出する。
遮断器上カバー73は、その裏面を示すように、図5の最上部に示される。この遮断器上カバー73は、遮断器下カバー72の取付部分72Dまたは72Eに付属装置50Aを組み込んだ後で、遮断器下カバー72の上部を覆うように、取り付けられる。この遮断器上カバー73には、中央開口73Aが形成されており、操作レバー74は、この中央開口73Aを通じて、遮断器上カバー73から突出する。遮断器上カバー73が遮断器下カバー72を覆うように取り付けられたとき、遮断器下カバー72と対向する遮断器上カバー73の内面には、付属装置50Aの配置状態をチェックするための突起部73B、73Cが形成されている。この突起部73B、73Cは、取付部分72Dまたは72Eに付属装置50Aを取り付けた状態において、垂直取付面72aに近い側の接続ユニット10の上部に対向する位置に配置される。
付属装置50Aが取付部分72Dに正常配置された場合、スイッチユニット30の第1側面32Eが取付部分72Dの垂直取付面72bに接触し、接続ユニット10の第1側面12Eは、スイッチユニット30の第1側面32Eと同じ側に向き、リード線付設部13の上面の上位面Suは、取付部分72Dの垂直取付面72bに近い側に存在する。この正常配置では、遮断器上カバー73が遮断器下カバー72に取り付けられた場合、突起部73Bは、接続ユニット10におけるリード付設部13の上位面Suには当接せずに、その接続ユニット10の第2側面12F側に露出した上面12Cにより形成された下位面Sdに対向する。この下位面Sdは、上位面Suよりも低く位置するので、突起部73Bが接続ユニット10に当接することなく、遮断器上カバー73は、遮断器下カバー72に取け付られる。
しかし、もし、付属装置50Aが、誤って、前記正常配置と逆の逆配置で取付部分72Dに取り付けられた場合には、突起部73Bが、リード付設部13の上位面Suに当接する結果となり、遮断器上カバー73を正常に遮断器下カバー72に取り付けることができない。前記逆配置では、スイッチユニット30の第2側面32Fが、取付部分72Dの垂直取付面72bに接触する状態にあり、アクチュエータ35が誤って回路遮断器のトリップ機構に連結されてしまう。この逆配置では、接続ユニット10とスイッチユニット30
が第1の結合状態で結合された状態で、リード付設部13が垂直取付面72aに近い側に存在する結果になるので、突起部73Bが、リード付設部13の上位面Suに当接する。結果として、突起部73Bが付属装置50Aの正常配置をチェックし、付属装置50Aが逆配置で取付部分72Dに取り付けられるのを防止することができる。
が第1の結合状態で結合された状態で、リード付設部13が垂直取付面72aに近い側に存在する結果になるので、突起部73Bが、リード付設部13の上位面Suに当接する。結果として、突起部73Bが付属装置50Aの正常配置をチェックし、付属装置50Aが逆配置で取付部分72Dに取り付けられるのを防止することができる。
なお、付属装置50Aを取付部分72Eに取り付ける場合には、外部接続端子台60は、遮断器ベース71の背面71Bに隣接して取り付けられる。この場合、遮断器上カバー73の突起部73Cが、付属装置50Aの正常配置をチェックするので、付属装置50Aが逆配置で取付部分72Eに取り付けられるのを防止することができる。
[実施の形態2]
次にこの発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態2について、図6を参照して説明する。図6は、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態2を示す正面図である。
次にこの発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態2について、図6を参照して説明する。図6は、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態2を示す正面図である。
この実施の形態2の付属装置50Bは、図1(a)(b)に示すリード線付設タイプの接続ユニット10と、図3(a)(b)(c)に示すスイッチユニット30を組み合わせて構成される。実施の形態2の付属装置50Bでは、これらの接続ユニット10と、スイッチユニット30は、第2の結合状態で、互いに結合される。この第2の結合状態では、接続ユニット10が第1配置状態、スイッチユニット30が第2配置状態とされた状態で、各ユニット10、30が互いに結合される。この実施の形態2における第2の結合状態を実施の形態1における第1の結合状態と対比すると、接続ユニット10は、第1の結合状態と同じに第1配置状態とされるが、スイッチユニット30は、第1配置状態から表裏を反転した第2配置状態とされる。言い換えれば、第2の結合状態では、実施の形態1の付属装置50Aにおける第1の結合状態と対比して、スイッチユニット30のみが表裏を反転した第2配置状態とされる。
第2の結合状態でも、第1基準垂直面V1、V5が互いに共通の平面上に位置し、また第2基準垂直面V2、V6が互いに同じ平面上に位置するようにして、接続ユニット10の下部に、スイッチユニット30が結合される。第2基準垂直面V2、V6が共通に存在する共通平面を、図6において符号Vaで示している。この共通平面Vaは、各ユニット10、30の第1側面12E、32Eと、各ユニット10、30の第2側面12F、32Fのちょうど中間を通る垂直平面である。
第2の結合状態では、接続ユニット10が第1配置状態とされ、スイッチユニット30が第2配置状態とされた状態で、各ユニット10、30が互いに結合される。接続ユニット10の第1配置状態では、接続ユニット10は、図1(a)(b)に示すように、その正面12Aが正面を向き、その第1側面12Eが左側を向き、さらに、その第2側面12Fが右側を向く状態にある。スイッチユニット30の第2配置状態では、スイッチユニット30は、図3(a)(b)(c)に示す第1配置状態と表裏が反転され、その背面32Bが正面を向き、その第2側面32Fが左側を向き、またその第1側面32Eが右側を向く状態にある。
第2の結合状態では、結果として、ユニット10の正面12Aとユニット30の背面32Bとが正面を向き、ユニット10の第1側面12Eとユニット30の第2側面32Fとが左側を向き、またユニット10の第2側面12Fとユニット30の第1側面32Eとが右側を向く状態で、各ユニット10、30が結合される。この第2の結合状態でも、接続ユニット10の下面12Dは、スイッチユニット30の上面32Cに接触する状態となる。
実施の形態2の付属装置50Bでは、接続ユニット10とスイッチユニット30との結合は、接続ユニット10の接続プラグ18a、18b、18cに、スイッチユニット30の接続ピン34c、34b、34aを挿入するプラグイン接続によって行なわれる。実施の形態2の付属装置50Bでは、スイッチユニット30のみが、第1の結合状態に比べて表裏反転した状態にあるので、接続ピン34cが接続プラグ18aに、接続ピン34bが接続プラグ18bに、接続ピン34aが接続プラグ18cにそれぞれ密着して嵌め込まれ、これらの接続ピン34c、34b、34aと接続プラグ18a、18b、18cとのプラグイン接続により、接続ユニット10とスイッチユニット30との結合状態が保持される。接続ユニット10における接続プラグ18a、18b、18cの間隔aと、スイッチユニット30における接続ピン34a、34b、34cの間隔aとが互いに等しいので、スイッチユニット30のみが表裏反転した第2の結合状態でも、接続ピン34c、34b、34aは、それぞれ接続プラグ18a、18b、18cに密着して嵌め込まれる。
各ユニット10、30の第2の結合状態において、アクチュエータ35は、図6に示すように、共通平面Vaよりも左側位置に存在する。この左側位置では、付属装置50Bが回路遮断器に取り付けられたときに、アクチュエータ35は、回路遮断器のトリップ機構側アクチュエータに対向配置され、実施の形態2の付属装置50Bは、回路遮断器のトリップ機構に対応する第2の機能ALを採用する。この第2の機能ALは、警報スイッチ機能とも呼ばれ、付属装置50Bは、回路遮断器のトリップ機構の動作状態に対応する電気信号SALを発生する。
各ユニット10、30の第2の結合状態では、付属装置50Bが第2の機能ALを採用することに対応して、接続ユニット10の遮蔽片14が、第1の機能表示部37Aを遮蔽し、また接続ユニット10の遮蔽片15が、第1の端子配列表示部38Aを遮蔽する。しかし、各ユニット10、30の第2の結合状態では、第2の機能表示部37Bは露出され、また第2の端子配列表示部38Bも露出される。結果として、実施の形態2の付属装置50Bでは、第2の機能表示部37Bが露出され、付属装置50Bが第2の機能AXを採用していることを表示する。また、第2の機能AXに対応する第2の端子配列表示部38Bが露出される。
[実施の形態2の付属装置と回路遮断器との関係]
図7は、実施の形態2の付属装置50Bと、それに接続される外部接続端子台60とを示す分解斜視図である。図7では、回路遮断器70は省略しているが、付属装置50Bおよび外部接続端子台60は、図5に示す回路遮断器70に取り付けられる。
図7は、実施の形態2の付属装置50Bと、それに接続される外部接続端子台60とを示す分解斜視図である。図7では、回路遮断器70は省略しているが、付属装置50Bおよび外部接続端子台60は、図5に示す回路遮断器70に取り付けられる。
図7は、実施の形態2の付属装置50Bが、図6に示す第2の結合状態とされる前の状態を示している。図7において、接続ユニット10の遮蔽片14は、スイッチユニット30の第1の機能表示部37Aに対応し、接続ユニット10の遮蔽片15は、スイッチユニット30の突出片33A上の第1の端子配列表示部38Aに対応し、またスイッチユニット30の接続ピン34c、34b、34aは、それぞれ接続ユニット10の接続プラグ18a、18b、18cに対応している。この図7に示す状態において、接続ユニット10とスイッチユニット30が矢印A2に示すように接近され、第2の結合状態で互いに結合される。
実施の形態2の付属装置50Bは、そのスイッチユニット30が、図5Bに示す取付部分72Dに取り付けられるとき、そのスイッチユニット30は、その背面32Bが垂直取付面72cに、その正面32Aが垂直取付面72dに、その第2側面32Fが垂直取付面72bに、その第1側面32Eが垂直取付面72aに、それぞれ、ぴったり接触するように、取付部分72Dに挿入される。このスイッチユニット30は、一対の突出片33A、33Bが、ともに水平取付面72eに当接した状態で、取付部分72Dに保持される。な
お、取付部分72Eに実施の形態2の付属装置50Bを取り付けることもできる。
お、取付部分72Eに実施の形態2の付属装置50Bを取り付けることもできる。
実施の形態2の付属装置50Bでも、遮断器上カバー73に形成された突起部73B、73Cが、付属装置50Bの正常配置をチェックするのに利用される。実施の形態2の付属装置50Bでも、複数のリード線17は、図7に示すように、リード線付設部13から導出された後、外部接続端子台60に向かって折り曲げられる。リード線17が、外部接続端子台60に向かって折り曲げられた結果、接続ユニット10の第2側面12F側で、上面12Cによる下位面Sdが露出する。
付属装置50Bが取付部分72Dに正常配置された場合、スイッチユニット30の第2側面32Fが取付部分72Dの垂直取付面72bに接触しており、接続ユニット10の第1側面12Eは、スイッチユニット30の第2側面32Fと同じ側に向き、リード線付設部13の上面の上位面Suは、取付部分72Dの垂直取付面72bに近い部分の上部に存在する。この正常配置では、遮断器上カバー73が遮断器下カバー72に取り付けられた場合、突起部73Bは、接続ユニット10におけるリード付設部13の上位面Suには当接せずに、その接続ユニット10の第2側面12F側に露出した上面12Cにより形成された下位面Sdに対向する。この下位面Sdは、上位面Suよりも低く位置するので、突起部73Bが接続ユニット10に当接することなく、遮断器上カバー73は、遮断器下カバー72に取け付られる。
しかし、もし、付属装置50Bが、誤って、前記正常配置と逆の逆配置で取付部分72Dに取り付けられた場合には、突起部73Bが、リード付設部13の上位面Suに当接する結果となり、遮断器上カバー73を正常に遮断器下カバー72に取り付けることができない。前記逆配置は、スイッチユニット30の第1側面32Eが、取付部分72Dの取付面72bに接触する状態にあり、アクチュエータ35が誤って回路遮断器の可動接点軸に連結されてしまう。この逆配置では、接続ユニット10とスイッチユニット30とが第2の結合状態で結合された状態で、リード付設部13が垂直取付面72aに近い側に存在する結果になるので、突出部73Bが、リード付設部13の上位面Suに当接する。結果として、突起部73Bは、付属装置50Bの正常配置をチェックし、付属装置50Bが逆配置で取付部分72Dに取り付けられるのを防止することができる。
なお、付属装置50Bを取付部分72Eに取り付ける場合には、外部接続端子台60は、遮断器ベース71の背面71Bに隣接して取り付けられる。この場合、遮断器上カバー73の突起部73Cが、付属装置50Bの正常配置をチェックするので、付属装置50Bが逆配置で取付部分72Eに取り付けられるのを防止することができる。
[実施の形態3]
次に、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態3について、図8を参照して説明する。図8は、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態3を示す正面図である。
次に、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態3について、図8を参照して説明する。図8は、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態3を示す正面図である。
この実施の形態3の付属装置50Cは、図2(a)(b)に示す接続端子付設タイプの接続ユニット20と、図3(a)(b)(c)に示すスイッチユニット30を組み合わせて構成される。実施の形態3の付属装置50Cでは、これらの接続ユニット20と、スイッチユニット30は、第1の結合状態で、互いに結合される。この第1の結合状態では、接続ユニット20とスイッチユニット30が、ともに第1配置状態とされた状態で、各ユニット20、30が互いに結合される。
実施の形態3における第1の結合状態では、第1基準垂直面V3、V5が互いに共通の平面上に位置し、また第2基準垂直面V4、V6が互いに同じ平面上に位置するようにし
て、接続ユニット20の下部に、スイッチユニット30が結合される。第2基準垂直面V4、V6が共通に存在する共通平面を、図8において符号Vaで示している。この共通平面Vaは、各ユニット20、30の第1側面22E、32Eと、各ユニット20、30の第2側面22F、32Fのちょうど中間を通る垂直平面である。
て、接続ユニット20の下部に、スイッチユニット30が結合される。第2基準垂直面V4、V6が共通に存在する共通平面を、図8において符号Vaで示している。この共通平面Vaは、各ユニット20、30の第1側面22E、32Eと、各ユニット20、30の第2側面22F、32Fのちょうど中間を通る垂直平面である。
実施の形態3における第1の結合状態では、接続ユニット20およびスイッチユニット30は、ともに第1配置状態となって、互いに結合される。接続ユニット20の第1配置状態では、接続ユニット20は、図2(a)(b)に示すように、その正面22Aが正面を向き、その第1側面22Eが左側を向き、またその第2側面22Fが右側を向く状態にある。スイッチユニット30の第1配置状態では、スイッチユニット30は、図3(a)(b)(c)に示すように、その正面32Aが正面を向き、その第1側面32Eが左側を向き、またその第2側面32Fが右側を向く状態にある。
実施の形態3における第1の結合状態では、結果として、各ユニット20、30の正面22A、32Aがともに正面を向き、各ユニット20、30の第1側面22E、32Eがともに左側を向き、また、各ユニット20、30の第2側面22F、32Fがともに右側を向く状態で、各ユニット20、30が結合される。この第1の結合状態では、接続ユニット20の下面22Dは、スイッチユニット30の上面32Cに接触する状態となる。
実施の形態3の付属装置50Cでは、接続ユニット20とスイッチユニット30との結合は、接続ユニット20の接続プラグ28a、28b、28cに、スイッチユニット30の接続ピン34a、34b、34cを挿入するプラグイン接続によって行なわれる。実施の形態3の付属装置50Cでは、接続ピン34aが接続プラグ28aに、接続ピン34bが接続プラグ28bに、接続ピン34cが接続プラグ28cにそれぞれ密着して嵌め込まれ、これらの接続ピン34a、34b、34cと接続プラグ28a、28b、28cとのプラグイン接続により、接続ユニット20とスイッチユニット30との結合状態が保持される。接続ユニット20における接続プラグ28a、28b、28cの間隔aと、スイッチユニット30における接続ピン34a、34b、34cの間隔aとが互いに等しいので、接続ピン34a、34b、34cは、それぞれ接続プラグ28a、28b、28cに密着して嵌め込まれる。
各ユニット20、30の第1の結合状態において、アクチュエータ35は、図8に示すように、共通平面Vaよりも右側位置に存在する。この右側位置では、実施の形態3の付属装置50Cが回路遮断器に取り付けられたときに、アクチュエータ35は、回路遮断器の可動接点側アクチュエータに対向配置され、付属装置50Cは、回路遮断器の開閉接点の開閉状態に対応する第1の機能AXを採用する。この第1の機能AXは、実施の形態1の付属装置50Aと同じ機能であり、付属装置50Cは、回路遮断器の開閉接点の開閉状態に対応する電気信号SAXを発生する。
各ユニット20、30の第1の結合状態では、付属装置50Cが第1の機能AXを採用することに対応して、接続ユニット20の遮蔽片24が、第2の機能表示部37Bを遮蔽し、また接続ユニット20の遮蔽片25が、第2の端子配列表示部38Bを遮蔽する。しかし、各ユニット20、30の第1の結合状態では、第1の機能表示部37Aは露出され、また第1の端子配列表示部38Aも露出される。結果として、実施の形態3の付属装置50Cでは、第1の機能表示部37Aが露出され、付属装置50Cが第1の機能AXを採用していることを表示する。また、第1の機能AXに対応する第1の端子配列表示部38Aが露出される。
[実施の形態3の付属装置と回路遮断器との関係]
図9は、実施の形態3の付属装置50Cと、それが取り付けられる回路遮断器70とを
示す分解斜視図である。実施の形態3の付属装置50Cでは、複数の接続端子27に電気信号SAXが出力され、付属装置50Cと別に準備されたリード線が接続端子27に接続され電気信号SAXを導出し、外部接続端子台60は、使用されない。実施の形態3の付属装置50Cは、回路遮断器70の遮断器下カバー72の取付部分72Dまたは72Eに取り付けられる。回路遮断器70は、図5に示されたものと同じに構成される。
図9は、実施の形態3の付属装置50Cと、それが取り付けられる回路遮断器70とを
示す分解斜視図である。実施の形態3の付属装置50Cでは、複数の接続端子27に電気信号SAXが出力され、付属装置50Cと別に準備されたリード線が接続端子27に接続され電気信号SAXを導出し、外部接続端子台60は、使用されない。実施の形態3の付属装置50Cは、回路遮断器70の遮断器下カバー72の取付部分72Dまたは72Eに取り付けられる。回路遮断器70は、図5に示されたものと同じに構成される。
図9Aは、実施の形態3の付属装置50Cが、図8に示す第1の結合状態とされる前の状態を示している。図9Aにおいて、接続ユニット20の遮蔽片24は、スイッチユニット30の第2の機能表示部37Bに対応し、接続ユニット20の遮蔽片25は、スイッチユニット30の突出片33B上の第2の端子配列表示部38Bに対応し、またスイッチユニット30の接続ピン34a、34b、34cは、それぞれ接続ユニット20の接続プラグ28a、28b、28cに対応している。この図9Aに示す状態において、接続ユニット20とスイッチユニット30が矢印A3に示すように接近され、第1の結合状態で互いに結合される。
実施の形態3の付属装置50Cは、そのスイッチユニット30が、図5Bに示す取付部分72Dに取付られるとき、そのスイッチユニット30は、その正面32Aが垂直取付面72cに、その背面32Bが垂直取付面72dに、その第1側面32Eが垂直取付面72bに、その第2側面32Fが垂直取付面72aに、それぞれ、ぴったり接触するように、取付部分72Dに挿入される。このスイッチユニット30は、一対の突出片33A、33Bが、ともに水平取付面72eに当接した状態で、取付部分72Dに保持される。なお、取付部分72Eに実施の形態3の付属装置50Cを取り付けることもできる。
実施の形態3の付属装置50Cでも、遮断器上カバー73に形成された突起部73B、73Cが、付属装置50Cの正常配置をチェックするのに利用される。この突起部73B、73Cは、取付部分72Dまたは72Eに付属装置50Cを取り付けた状態において、垂直取付面72aに近い側の接続ユニット10の上部に対向する位置に配置される。付属装置50Cが取付部分72Dに正常配置された場合、スイッチユニット30の第1側面32Eが取付部分72Dの垂直取付面72bに接触しており、接続ユニット20の第1側面22Eは、スイッチユニット30の第1側面32Eと同じ側に向き、接続端子28aによる上位面Suは、垂直取付面72bに近い側の上部に存在する。この正常配置では、遮断器上カバー73が遮断器下カバー72に取り付けられた場合、突起部73Bは、接続ユニット20における接続端子28aの上位面Suには当接せずに、接続端子27cにより形成された下位面Sdに対向する。この下位面Sdは、上位面Suよりも低く位置するので、突起部73Bが接続ユニット20に当接することなく、遮断器上カバー73は、遮断器下カバー72に取り付けられる。
しかし、もし、付属装置50Cが、誤って、前記正常配置と逆の逆配置で取付部分72Dに取付られた場合には、突起部73Bが、接続端子28aによる上位面Suに当接する結果となり、遮断器上カバー73を正常に遮断器下カバー72に取り付けることができない。前記逆配置は、スイッチユニット30の第2側面32Fが、取付部分72Dの垂直取付面72bに接触する状態にあり、アクチュエータ35が誤って回路遮断器の可動接点軸に連結されてしまう。この逆配置では、接続ユニット20とスイッチユニット30とが第1の結合状態で結合された状態で、接続端子28aが垂直取付面72aに近い側の上部に存在する結果になるので、突起部73Bが、接続端子28aによる上位面Suに当接する。結果として、突起部73Bが付属装置50Cの正常配置をチェックし、付属装置50Cが逆配置で取付部分72Dに取り付けられるのを防止することができる。
なお、付属装置50Cを取付部分72Eに取り付ける場合には、遮断器上カバー73の突起部73Cが、付属装置50Cの正常配置をチェックするので、付属装置50Cが逆配
置で取付部分72Eに取り付けられるのを防止することができる。
置で取付部分72Eに取り付けられるのを防止することができる。
[実施の形態4]
次にこの発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態4について、図10を参照して説明する。図10は、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態4を示す正面図である。
次にこの発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態4について、図10を参照して説明する。図10は、この発明による回路遮断器の付属装置の実施の形態4を示す正面図である。
この実施の形態4の付属装置50Dは、図2(a)(b)に示す接続端子付設タイプの接続ユニット20と、図3(a)(b)(c)に示すスイッチユニット30を組み合わせて構成される。実施の形態4の付属装置50Dでは、これらの接続ユニット20と、スイッチユニット30は、第2の結合状態で、互いに結合される。この第2の結合状態では、接続ユニット20が第1配置状態、スイッチユニット30が第2配置状態とされた状態で、各ユニット20、30が互いに結合される。この実施の形態4における第2の結合状態を実施の形態3における第1の結合状態と対比すると、接続ユニット20は、第1の結合状態と同じに第1配置状態とされるが、スイッチユニット30は、第1配置状態から表裏を反転した第2配置状態とされる。言い換えれば、実施の形態4における第2の結合状態では、実施の形態3の付属装置50Cにおける第1の結合状態と対比して、スイッチユニット30のみが表裏を反転した第2配置状態とされる。
実施の形態4における第2の結合状態でも、第1基準垂直面V3、V5が互いに共通の平面上に位置し、また第2基準垂直面V4、V6が互いに同じ平面上に位置するようにして、接続ユニット20の下部に、スイッチユニット30が結合される。第2基準垂直面V4、V6が共通に存在する共通平面を、図10において符号Vaで示している。この共通平面Vaは、各ユニット20、30の第1側面22E、32Eと、各ユニット20、30の第2側面22F、32Fのちょうど中間を通る垂直平面である。
実施の形態4における第2の結合状態では、接続ユニット20が第1配置状態とされ、スイッチユニット30が第2配置状態とされた状態で、各ユニット20、30が互いに結合される。接続ユニット20の第1配置状態では、接続ユニット20は、図2(a)(b)に示すように、その正面22Aが正面を向き、その第1側面22Eが左側を向き、またその第2側面22Fが右側を向く状態にある。スイッチユニット30の第2配置状態では、スイッチユニット30は、図3(a)(b)(c)に示す第1配置状態と表裏が反転され、その背面32Bが正面を向き、その第2側面32Fが左側を向き、またその第1側面32Eが右側を向く状態にある。
実施の形態4における第2の結合状態では、結果として、ユニット20の正面22Aとユニット30の背面32Bとが正面を向き、ユニット20の第1側面22Eとユニット30の第2側面32Fとが左側を向き、またユニット20の第2側面22Fとユニット30の第1側面32Eとが右側を向く状態で、各ユニット20、30が結合される。この第2の結合状態でも、接続ユニット20の下面22Dは、スイッチユニット30の上面32Cに接触する状態となる。
実施の形態4の付属装置50Dでは、接続ユニット20とスイッチユニット30との結合は、接続ユニット20の接続プラグ28a、28b、28cに、スイッチユニット30の接続ピン34c、34b、34aを挿入するプラグイン接続によって行なわれる。実施の形態4の付属装置50Dでは、スイッチユニット30のみが、第1の結合状態に比べて表裏反転した状態にあるので、接続ピン34cが接続プラグ28aに、接続ピン34bが接続プラグ28bに、接続ピン34aが接続プラグ28cにそれぞれ密着して嵌め込まれ、これらの接続ピン34c、34b、34aと接続プラグ28a、28b、28cとのプラグイン接続により、接続ユニット20とスイッチユニット30との結合状態が保持される。接続ユニット20における接続プラグ28a、28b、28cの間隔aと、スイッチユニット30における接続ピン34a、34b、34cの間隔aとが互いに等しいので、スイッチユニット30のみが表裏反転した第2の結合状態でも、接続ピン34c、34b、34aは、それぞれ接続プラグ28a、28b、28cに密着して嵌め込まれる。
各ユニット20、30の第2の結合状態において、アクチュエータ35は、図10に示すように、共通平面Vaよりも左側位置に存在する。この左側位置では、実施の形態4の付属装置50Dが回路遮断器に取り付けられたときに、アクチュエータ35は、回路遮断器のトリップ機構側アクチュエータに対向配置され、付属装置50Dは、回路遮断器のトリップ機構に対応する第2の機能ALを採用する。この第2の機能ALは、実施の形態2で採用された機能と同じであり、実施の形態4の付属装置50Dは、回路遮断器のトリップ機構の動作状態に対応する電気信号SALを発生する。
各ユニット20、30の第2の結合状態では、実施の形態4の付属装置50Dが第2の機能ALを採用することに対応して、接続ユニット20の遮蔽片24が、第1の機能表示部37Aを遮蔽し、また接続ユニット20の遮蔽片25が、第1の端子配列表示部38Aを遮蔽する。しかし、各ユニット20、30の第2の結合状態では、第2の機能表示部37Bは露出され、また第2の端子配列表示部38Bも露出される。結果として、実施の形態4の付属装置50Dでは、第2の機能表示部37Bが露出され、付属装置50Dが第2の機能AXを採用していることを表示する。また、第2の機能AXに対応する第2の端子配列表示部38Bが露出される。
[実施の形態4の付属装置50Dと回路遮断器との関係]
図11は、実施の形態4の付属装置50Dが、図10に示す第2の結合状態とされる前の状態を示している。図11において、接続ユニット20の遮蔽片24は、スイッチユニット30の第1の機能表示部37Aに対応し、接続ユニット20の遮蔽片25は、スイッチユニット30の突出片33A上の第2の端子配列表示部38Aに対応し、またスイッチユニット30の接続ピン34c、34b、34aは、それぞれ接続ユニット20の接続プラグ28a、28b、28cに対応している。この図11に示す状態において、接続ユニット20とスイッチユニット30が矢印A4に示すように接近され、第2の結合状態で互いに結合される。
図11は、実施の形態4の付属装置50Dが、図10に示す第2の結合状態とされる前の状態を示している。図11において、接続ユニット20の遮蔽片24は、スイッチユニット30の第1の機能表示部37Aに対応し、接続ユニット20の遮蔽片25は、スイッチユニット30の突出片33A上の第2の端子配列表示部38Aに対応し、またスイッチユニット30の接続ピン34c、34b、34aは、それぞれ接続ユニット20の接続プラグ28a、28b、28cに対応している。この図11に示す状態において、接続ユニット20とスイッチユニット30が矢印A4に示すように接近され、第2の結合状態で互いに結合される。
実施の形態4の付属装置50Dは、そのスイッチユニット30が、図5Bに示す取付部分72Dに取り付けられるとき、そのスイッチユニット30は、その背面32Bが垂直取付面72cに、その正面32Aが垂直取付面72dに、その第2側面32Fが垂直取付面72bに、その第1側面32Eが垂直取付面72aに、それぞれ、ぴったり接触するように、取付部分72Dに挿入される。このスイッチユニット30は、一対の突出片33A、33Bが、ともに水平取付面72eに当接した状態で、取付部分72Dに保持される。なお、取付部分72Eに実施の形態4の付属装置50Dを取り付けることもできる。
実施の形態4の付属装置50Dでも、遮断器上カバー73に形成された突起部73B、73Cが、付属装置50Dの正常配置をチェックするのに利用される。実施の形態4の付属装置50Dが取付部分72Dに正常配置された場合、スイッチユニット30の第2側面32Fが取付部分72Dの垂直取付面72bに接触しており、接続ユニット20の第1側面22Eは、スイッチユニット30の第2側面32Fと同じ側に向き、接続端子27aの上面の上位面Suは、取付部分72Dの垂直取付面72bに近い側の上部に存在する。この正常配置では、遮断器上カバー73が遮断器下カバー72に取り付けられた場合、突起部73Bは、接続ユニット20における接続端子27aの上位面Suには当接せずに、接続端子27cにより形成された下位面Sdに対向する。この下位面Sdは、上位面Suよりも低く位置するので、突起部73Bが接続ユニット20に当接することなく、遮断器上
カバー73は、遮断器下カバー72に取け付られる。
カバー73は、遮断器下カバー72に取け付られる。
しかし、もし、付属装置50Dが、誤って、前記正常配置と逆の逆配置で取付部分72Dに取付られた場合には、突起部73Bが、接続端子27aによる上位面Suに当接する結果となり、遮断器上カバー73を正常に遮断器下カバー72に取り付けることができない。前記逆配置では、スイッチユニット30の第1側面32Eが、取付部分72Dの垂直取付面72bに接触する状態にあり、アクチュエータ35が誤って回路遮断器の可動接点軸に連結されてしまう。この逆配置では、接続ユニット20とスイッチユニット30とが第2の結合状態で結合された状態で、接続端子27aが垂直取付面72aに近い側に存在する結果になるので、突出部73Bが、接続端子27aによる上位面Suに当接する。結果として、突起部73Bが付属装置50Dの正常配置をチェックし、付属装置50Dが逆配置で取付部分72Dに取り付けられるのを防止することができる。
なお、付属装置50Dを取付部分72Eに取り付ける場合には、遮断器上カバー73の突起部73Cが、付属装置50Dの正常配置をチェックするので、付属装置50Dが逆配置で取付部分72Eに取り付けられるのを防止することができる。
[各実施の形態1〜4の効果]
実施の形態1〜4による回路遮断器の付属装置50A〜50Dは、電気信号を発生するスイッチユニット30と、電気信号を外部へ出力する接続ユニット10または20を有し、前記スイッチユニットと接続ユニットが、互いに着脱可能に結合可能に結合されたので、その付属装置の主要部品であるスイッチユニット30は、実施の形態1、2におけるリード線付設タイプの接続ユニット10、および実施の形態3、4における接続端子付設タイプの接続ユニット20に共用することができ、その付属装置50A〜50Dの製造コストを低減することができる。
実施の形態1〜4による回路遮断器の付属装置50A〜50Dは、電気信号を発生するスイッチユニット30と、電気信号を外部へ出力する接続ユニット10または20を有し、前記スイッチユニットと接続ユニットが、互いに着脱可能に結合可能に結合されたので、その付属装置の主要部品であるスイッチユニット30は、実施の形態1、2におけるリード線付設タイプの接続ユニット10、および実施の形態3、4における接続端子付設タイプの接続ユニット20に共用することができ、その付属装置50A〜50Dの製造コストを低減することができる。
実施の形態1〜4による回路遮断器の付属装置50A〜50Dは、スイッチユニット30と接続ユニット10または20が、プラグイン接続により、互いに着脱可能に結合されるので、スイッチユニット30と接続ユニット10または20とを簡単に着脱することができる。
また、実施の形態1、2による付属装置50A、50Bは、接続ユニット10がリード線付設タイプの接続ユニットとして構成され、電気信号を導出する接続リード17を有するので、接続リード17により、電気信号を回路遮断器70の外部に容易に導出することができる。
また、実施の形態3、4による付属装置50C、50Dは、接続ユニット20が接続端子付設タイプの接続ユニットとして構成され、電気信号を出力する接続端子27を有するので、接続端子27に接続された別のリード線により、電気信号を容易に供給することができる。
また、実施の形態1、2または3、4による付属装置50A、50Bまたは50C、50Dは、さらに、開閉接点の開閉状態に対応して電気信号を出力する第1の機能AXと、トリップ機構の作動状態に対応して電気信号を出力する第2の機能ALとのいずれかを選択できるように構成され、スイッチユニット30と接続ユニット10または20は、前記第1の機能AXが選択されるときには、第1の結合状態で結合され、また前記第2の機能ALが選択されるときには、第2の結合状態で結合されるので、第1の機能AXと第2の機能ALを選択することができ、第1の機能AXと第2の機能ALについて、付属装置を共用し、その付属装置の製造コストをさらに低減することができる。
また、実施の形態1〜4による付属装置50A〜50Dでは、スイッチユニット30がほぼ箱形形状とされ、相対向する第1、第2側面30E、30Fを有し、第1の結合状態では、第1側面が所定方向、例えば左側に向く状態で接続ユニット10または20と結合され、また、第2の結合状態では、第2側面30Fが前記所定方向に向く状態で接続ユニット10または20と結合されるので、第1、第2の機能AX、ALを容易に選択することができる。
また、実施の形態1〜4による付属装置50A〜50Dでは、スイッチユニット30が、第1の機能AXに対応した第1の機能表示部37Aと、第2の機能ALに対応した第2の機能表示部37Bを有し、第1の結合状態では、接続ユニット10または20が第1の機能表示部37Aを露出し、第2の機能表示部37Bを遮蔽するようにスイッチユニット30と結合され、また、第2の結合状態では、接続ユニット10または20が第1の機能表示部37Aを遮蔽し、第2の機能表示部37Bを露出するようにスイッチユニット30と結合されるので、第1、第2の機能AX、ALを簡単に表示することができる。
また、実施の形態1〜4による付属装置50A〜50Dでは、スイッチユニット30が、第1の機能AXに対応した第1の端子配列表示部38Aと、第2の機能ALに対応した第2の端子配列表示部38Bを有し、第1の結合状態では、接続ユニット10または20が第1の端子配列表示部38Aを露出し、第2の端子配列表示部38Bを遮蔽するようにスイッチユニット30と結合され、また、第2の結合状態では、接続ユニット10または20が第1の端子配列表示部38Aを遮蔽し、第2の端子配列表示部38Bを露出するようにスイッチユニット30と結合されるので、第1、第2の機能AX、ALに対応する端子配列を簡単に表示することができる。
また、実施の形態1〜4による付属装置50A〜50Dでは、接続ユニット10、20が、上面の一側に突出した上位面Suと、その上面の他側に上位面Suよりも低く位置する下位面Sdを有するので、これらに上位面Suおよび下位面Sdに基づいて、付属装置50A〜50Dの正常配置をチェックすることができる。
また、開閉接点および過電流に応じて前記開閉接点を開路するトリップ機構が配置される遮断器ベース71と、この遮断器ベース71上に配置された遮断器下カバー72と、この遮断器下カバーを覆うように取付けられた遮断器上カバー73とを備え、遮断器下カバー72に形成された取付部分72Dまたは72Eに、実施の形態1〜4による付属装置50A〜50Dを取り付けた回路遮断器70でも、付属装置の製造コストの低減に基づいて、その製造価格を低減することができる。また、第1の機能AXと第2の機能ALを選択できる付属装置50A〜50Dを備えた回路遮断器70では、第1の機能AXと第2の機能ALを選択した回路遮断器を得ることができ、さらに、回路遮断器の製造コストをさらに、低減することができる。
さらに、上位面Suと下位面Sdを有する接続ユニット10、20をスイッチユニット30と結合した付属装置50A〜50Dを、遮断器下カバー72の取付部分72Dまたは72Eに装着し、また、遮断器上カバー73が、突出部73Bまたは73Cを有し、付属装置50A〜50Dが正常配置された状態では、突出部73Bまたは73Cが下位面Sdに対向し、また付属装置50A〜50Dが正常配置と逆配置されたされた状態では、突出部73Bまたは73Cが上位面Suに当接するようにした回路遮断器70では、付属装置50A〜50Dの正常配置を簡単にチェックすることができる。
この発明による回路遮断器の付属装置は、回路遮断器に付属して利用され、また、この発明による回路遮断器は、電気回路を開閉する回路遮断器として利用される。
10:リード線付設タイプの接続ユニット、12E:第1側面、12F:第2側面、
17:リード線、18:接続プラグ、
20:接続端子付設タイプの接続ユニット、22E;第1側面、22F:第2側面、
27:接続端子、28:接続プラグ、
30:スイッチユニット、32E:第1側面、32F:第2側面、34:接続ピン、
35:アクチュエータ、37A:第1の機能表示部、37B:第2の機能表示部、
38A:第1の端子配列表示部、38B:第2の端子配列表示部、
50A、50B、50C、50D:付属装置、60:外部接続端子台、
70:回路遮断器、71:遮断器ベース、72:遮断器下カバー、
72D、72E:取付部分、73:遮断器上カバー、73B、73C:突出部。
17:リード線、18:接続プラグ、
20:接続端子付設タイプの接続ユニット、22E;第1側面、22F:第2側面、
27:接続端子、28:接続プラグ、
30:スイッチユニット、32E:第1側面、32F:第2側面、34:接続ピン、
35:アクチュエータ、37A:第1の機能表示部、37B:第2の機能表示部、
38A:第1の端子配列表示部、38B:第2の端子配列表示部、
50A、50B、50C、50D:付属装置、60:外部接続端子台、
70:回路遮断器、71:遮断器ベース、72:遮断器下カバー、
72D、72E:取付部分、73:遮断器上カバー、73B、73C:突出部。
Claims (11)
- 開閉接点、および過電流に応じて前記開閉接点を開路するトリップ機構を備えた回路遮断器の内部に装着され、前記開閉接点の開閉状態と、前記トリップ機構の作動状態との一方に対応した電気信号を出力する回路遮断器の付属装置であって、
前記電気信号を発生するスイッチユニットと、前記電気信号を外部へ出力する接続ユニットを有し、前記スイッチユニットと接続ユニットが、互いに着脱可能に結合されたことを特徴とする回路遮断器の付属装置。 - 請求項1記載の回路遮断器の付属装置であって、前記スイッチユニットと接続ユニットが、プラグイン接続により、互いに着脱可能に結合されたことを特徴とする回路遮断器の付属装置。
- 請求項1記載の回路遮断器の付属装置であって、前記接続ユニットとしてリード線付設タイプの接続ユニットが使用され、前記電気信号が前記接続リードを通じて導出されることを特徴とする回路遮断器の付属装置。
- 請求項1記載の回路遮断器の付属装置であって、前記接続ユニットとして接続端子付設置タイプの接続ユニットが使用され、前記電気信号が前記接続端子に出力されることを特徴とする回路遮断器の付属装置。
- 請求項1記載の回路遮断器の付属装置であって、前記開閉接点の開閉状態に対応して前記電気信号を出力する第1の機能と、前記トリップ機構の作動状態に対応して前記電気信号を出力する第2の機能との何れかを選択できるように構成され、
前記スイッチユニットと接続ユニットは、前記第1の機能が選択されるときには、第1の結合状態で結合され、また前記第2の機能が選択されるときには、前記第1の結合状態とは異なる第2の結合状態で結合されることを特徴とする回路遮断器の付属装置。 - 請求項5記載の回路遮断器の付属装置であって、前記スイッチユニットと接続ユニットは、ともにほぼ箱形形状とされ、それぞれ相対向する第1、第2側面を有し、前記第1の結合状態では、前記接続ユニットの第1側面と前記スイッチユニットの第1側面とが、互いに同じ方向に向くように、前記スイッチユニットと接続ユニットとが結合され、また、前記第2の結合状態では、前記接続ユニットの第1側面と前記スイッチユニットの第2側面とが、互いに同じ方向に向くように、前記スイッチと接続ユニットとが結合されることを特徴とする回路遮断器の付属装置。
- 請求項5記載の回路遮断器の付属装置であって、前記スイッチユニットは、前記第1の機能に対応した第1の機能表示部と、前記第2の機能に対応した第2の機能表示部を有し、前記第1の結合状態では、前記接続ユニットが前記第1の機能表示部を露出し、前記第2の機能表示部を遮蔽するように前記スイッチユニットに結合され、また、前記第2の結合状態では、前記接続ユニットが前記第1の機能表示部を遮蔽し、前記第2の機能表示部を露出するように前記スイッチユニットに結合されることを特徴とする回路遮断器の付属装置。
- 請求項5記載の回路遮断器の付属装置であって、前記スイッチユニットは、前記第1の機能に対応する第1の端子配列表示部と、前記第2の機能に対応する第2の端子配列表示部を有し、前記第1の結合状態では、前記接続ユニットが前記第1の端子配列表示部を露出し、前記第2の端子配列表示部を遮蔽するように前記スイッチユニットに結合され、また、前記第2の結合状態では、前記接続ユニットが前記第1の端子配列表示部を遮蔽し、前記第2の端子配列表示部を露出するように前記スイッチユニットに結合されることを特
徴とする回路遮断器の付属装置。 - 請求項5記載の回路遮断器の付属装置であって、前記接続ユニットは、その上面の一側に上位面を有し、その上面の他側に前記上位面よりも低く位置する下位面を有することを特徴とする回路遮断器の付属装置。
- 開閉接点、および過電流に応じて前記開閉接点を開路するトリップ機構が配置された遮断器ベースと、この遮断器ベース上に配置された遮断器下カバーと、この遮断器下カバーを覆うように取り付けられた遮断器上カバーとを備えた回路遮断器であって、前記遮断器下カバーに形成された取付部分に、請求項1〜8のいずれか一項に記載した付属装置が装着されたことを特徴とする回路遮断器。
- 開閉接点、および過電流に応じて前記開閉接点を開路するトリップ機能が配置された遮断器ベースと、この遮断器ベース上に配置された遮断器下カバーと、この遮断器下カバーを覆うように取り付けられた遮断器上カバーとを備えた回路遮断器であって、前記遮断器下カバーに形成された取付部分に、請求項9に記載した付属装置が装着され、
前記遮断器上カバーは突起部を有し、前記付属装置が正常配置された状態では、前記突起部が前記下位面に対向し、また、前記付属装置が前記正常配置と逆向きで配置された状態では、前記突起部が前記上位面に当接することを特徴とする回路遮断器。
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