JP2017072793A - 画像形成装置および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像流れの発生を防止することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置は、回転駆動される感光体と、画像形成する画像パターンを生成する画像処理部216と、光ビームを感光体の表面に照射することにより、画像パターンの静電潜像を感光体の表面に形成する露光装置106と、露光装置106にて形成した静電潜像をトナーで現像することにより、感光体の表面にトナー像を形成する現像装置107と、露光装置106にて形成した静電潜像を現像装置107にて現像する際に使用するトナー量が所要の値より小さい場合に、画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件からプロセス条件を変更することにより、感光体の表面を削る量を増加させる削り手段とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、回転駆動される像担持体を備えた画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムに関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
画像形成装置は一般に、像担持体上に形成した静電潜像を現像してトナー像を形成し、このトナー像を用紙へ転写した後、定着器によってトナー像を用紙に定着させることにより、用紙に画像を形成する。また、画像形成装置の中には、感光体上に形成された静電潜像を、現像装置を用いて現像してトナー像を形成し、一次転写ローラーを用いてトナー像を中間転写ベルトに転写し、二次転写ローラーを用いて中間転写ベルト上のトナー像を用紙へ二次転写するものも存在する。この場合、感光体および中間転写ベルトが像担持体となる。
画像形成装置の感光体に関する技術は、たとえば下記特許文献1および2などに開示されている。下記特許文献1には、感光体と帯電ローラーとの周速差を1.1以上にして、感光体の特性劣化を抑制する技術が開示されている。下記特許文献2には、感光体と帯電ローラーとの周側差によって感光体を研磨することで、感光体の放電生成物除去を行う技術が開示されている。
特開2002−132013号公報 特開2011―237689号公報
感光体には表面が削れにくい特性が求められている一方で、印字枚数の増加により感光体の表面には放電生成物が付着する。この放電生成物を取り除くため、感光体の表面は印字枚数の増加とともに所要量だけ削られる必要がある。
図11は、印字枚数の増加による感光体の表面の削れ量を示すグラフである。
図11を参照して、線L101は、カバレッジが10%である画像の印字を繰り返した場合の感光体の削れ量の推移を示している。線L102は、画像流れを抑止するために必要な感光体の表面の削れ量の下限値の推移を示している。カバレッジとは、画像形成領域全体にトナー像を形成する静電潜像(ベタ画像)を現像する際に使用するトナー量を基準とした場合の、ある画像の静電潜像を現像する際に使用するトナー量の割合(パーセンテージ)である。
感光体は、感光体に接触するクリーニングブレードなどにより、印字枚数の増加とともにその表面が削られる。そして感光体の表面の削れ量が上限値まで到達すると感光体は寿命となる。近年、感光体の長寿命化を図るために、感光体の高硬度化やクリーニングブレードの当接条件の最適化により、感光体の表面が削られにくくなるようにされている。しかし、感光体の表面の削れ量が不十分である場合には、感光体の表面に付着した放電生成物が十分に除去されず、画像流れが発生する。画像流れとは、感光体の表面の静電潜像の電荷が感光体の回転方向に流れ、形成された画像がぼやける現象である。
図12は、カバレッジと感光体の削れ量との関係を示すグラフである。
図12を参照して、トナーやトナーに含まれている研磨剤は、クリーニングブレードなどによる感光体の削れを促進する効果を有している。このため、カバレッジが低くなると、感光体の表面に供給されるトナーの量が少なくなり、感光体の削れ量が低減する。
図13は、画像形成装置が低カバレッジの画像の印字ジョブを連続して実行した場合の感光体の削れ量の推移を示すグラフである。
図13を参照して、線L103は、2%という低カバレッジの画像の印字ジョブを繰り返した場合の感光体の削れ量の推移を示している。画像形成装置が低カバレッジの印字ジョブを連続して実行した場合には、線L103に示すように、感光体が本来の寿命となる前に、感光体の削れ量が線L102を下回る。つまり、画像形成装置が低カバレッジの印字ジョブを連続して実行した場合には、感光体が本来の寿命となる前に、感光体に付着した放電生成物を十分除去することができずに、画像不良(画像流れ)が発生する。
上述のように、表面が削れにくい感光体を使用した場合には、画像流れが発生する印字枚数や発生頻度が従来よりも悪化する。したがって、画像形成装置は、低カバレッジの画像の印字を連続して実行した場合には、感光体を積極的に削るようにする必要がある。
感光体の削れ量を増加させる方法としては、パッチを打つ(現像器から感光体に対して所定量のトナーを供給する)方法が考えられる。しかし、この方法では、トナー消費量が増加するため、トナーボトルの寿命が低減するという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、画像流れの発生を防止することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従う画像形成装置は、回転駆動される像担持体と、画像形成する画像パターンを生成する生成手段と、光ビームを像担持体の表面に照射することにより、画像パターンの静電潜像を像担持体の表面に形成する照射手段と、照射手段にて形成した静電潜像をトナーで現像することにより、像担持体の表面にトナー像を形成する現像手段と、照射手段にて形成した静電潜像を現像手段にて現像する際に使用するトナー量が所要の値より小さい場合に、画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件からプロセス条件を変更することにより、像担持体の表面を削る量を増加させる削り手段とを備える。
上記画像形成装置において好ましくは、像担持体に接触し、交流電圧が印加され、像担持体の表面を帯電する帯電手段をさらに備え、削り手段は、帯電手段のプロセス条件を変更する。
上記画像形成装置において好ましくは、削り手段は、帯電手段に印加する交流電圧の振幅を増加させる振幅増加手段を含む。
上記画像形成装置において好ましくは、削り手段は、帯電手段に印加する交流電圧の周波数を増加させる周波数増加手段を含む。
上記画像形成装置において好ましくは、帯電手段は、像担持体の回転とは独立して回転駆動され、削り手段は、像担持体の回転速度に対する帯電手段の回転速度の比を増加させる帯電速度増加手段を含む。
上記画像形成装置において好ましくは、像担持体の表面に形成されたトナー像が転写される転写ベルトをさらに備え、削り手段は、転写ベルトのプロセス条件を変更する。
上記画像形成装置において好ましくは、削り手段は、転写ベルトが像担持体と接触する力を増加させる圧力増加手段を含む。
上記画像形成装置において好ましくは、削り手段は、転写ベルトと像担持体との間を流れる転写電流を増加させる転写電流増加手段を含む。
上記画像形成装置において好ましくは、削り手段は、像担持体の回転速度に対する転写ベルトの回転速度の比を増加させるベルト速度増加手段を含む。
上記画像形成装置において好ましくは、生成手段は、1つのジョブに関する複数のページの各々の画像パターンを生成し、削り手段は、複数のページのうち一のページのトナー像を現像手段にて形成した後であって、一のページの次のページのトナー像を現像手段にて形成する前に、像担持体の表面を削る量を増加させる。
上記画像形成装置において好ましくは、削り手段は、1つのジョブに関する全てのトナー像を現像手段にて形成した後に、像担持体の表面を削る量を増加させる。
上記画像形成装置において好ましくは、削り手段は、照射手段にて形成した静電潜像を現像手段にて現像する際に使用するトナー量が少ないほど、画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件からのプロセス条件の変更量を大きくする。
上記画像形成装置において好ましくは、印字する画像データを受け付ける受付手段と、画像データに基づいて、照射手段にて形成した静電潜像を現像手段にて現像する際に使用するトナー量を算出する算出手段とをさらに備える。
上記画像形成装置において好ましくは、印字する画像データの種類の設定を受け付ける設定受付手段と、設定受付手段にて受け付けた設定に基づいて、照射手段にて形成した静電潜像を現像手段にて現像する際に使用するトナー量を算出する算出手段とをさらに備える。
本発明の他の局面に従う画像形成装置の制御プログラムは、回転駆動される像担持体を備えた画像形成装置の制御プログラムであって、画像形成する画像パターンを生成する生成ステップと、光ビームを像担持体の表面に照射することにより、画像パターンの静電潜像を像担持体の表面に形成する照射ステップと、照射ステップにて形成した静電潜像をトナーで現像することにより、像担持体の表面にトナー像を形成する現像ステップと、照射ステップにて形成した静電潜像を現像ステップにて現像する際に使用するトナー量が所要の値より小さい場合に、画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件からプロセス条件を変更することにより、像担持体の表面を削る量を増加させる削りステップとをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、画像流れの発生を防止することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における感光体104および帯電ローラー105の構成(ドラムユニットの構成)を示す側面図である。 帯電振幅Vppと感光体の削れ量との関係を示すグラフである。 本発明の第1の実施の形態におけるカバレッジと、削れ量の減少分と、感光体104の表面を削る際の帯電振幅Vppとの関係を示す表である。 本発明の第1の実施の形態における、画像形成装置100が感光体104の表面を積極的に削る動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における感光体104および中間転写ベルト109の付近の構成を示す断面図である。 中間転写ベルト109の当接力と感光体の削れ量との関係を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態におけるカバレッジと、削れ量の減少分と、感光体104の表面を削る際の中間転写ベルト109の当接力との関係を示す表である。 本発明の第2の実施の形態における、画像形成装置100が感光体104の表面を積極的に削る動作を示すフローチャートである。 印字枚数の増加による感光体の表面の削れ量を示すグラフである。 カバレッジと感光体の削れ量との関係を示すグラフである。 画像形成装置が低カバレッジの画像の印字ジョブを連続して実行した場合の感光体の削れ量の推移を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態では、画像形成装置がMFPである場合について説明する。画像形成装置は、MFPの他、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどであってもよい。
[第1の実施の形態]
始めに、本実施の形態における画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の構成を示す断面図である。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成装置100は、MFPであり、用紙搬送部10と、トナー像形成部20と、定着装置30とを主に備えている。
用紙搬送部10は、給紙トレイ102と、給紙ローラー103aと、搬送ローラー103b、103c、103e、103f、および103gと、排紙ローラー103dと、排紙トレイ115とを含んでいる。給紙トレイ102は、画像を形成するための用紙を収容する。給紙トレイ102は複数であってもよい。給紙ローラー103aは、給紙トレイ102と搬送経路TR1との間に設けられている。搬送ローラー103bおよび103cの各々は、搬送経路TR1に沿って設けられている。搬送ローラー103e、103f、および103gの各々は、搬送経路TR2に沿って設けられている。排紙ローラー103dは、搬送経路TR1の最も下流の部分に設けられている。排紙トレイ115は画像形成装置本体101の最上部に設けられている。
トナー像形成部20は、いわゆるタンデム方式でY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、およびK(ブラック)の4色の画像を合成し、用紙にトナー像を転写する。トナー像形成部20は、4組の画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kと、露光装置(レーザーユニット)106(照射手段の一例)と、中間転写ベルト109と、一次転写ローラー108a、108b、108c、および108dと、二次転写ローラー111と、クリーニング装置112と、濃度検出センサー118などを含んでいる。中間転写ベルト109、一次転写ローラー108a、108b、108c、および108d、ならびに二次転写ローラー111は、転写装置を構成している。
画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kの各々は、中間転写ベルト109の直下に並置されている。画像形成ユニット21Yは、感光体104aと、帯電ローラー105aと、現像装置107aと、クリーニング装置110aなどを含んでいる。感光体104aは、図1中矢印AR1で示す方向に回転駆動される。感光体104aの周囲には、帯電ローラー105a、現像装置107a、およびクリーニング装置110aが配置されている。
画像形成ユニット21Mは、感光体104bと、帯電ローラー105bと、現像装置107bと、クリーニング装置110bなどを含んでいる。画像形成ユニット21Cは、感光体104cと、帯電ローラー105cと、現像装置107cと、クリーニング装置110cなどを含んでいる。画像形成ユニット21Kは、感光体104dと、帯電ローラー105dと、現像装置107dと、クリーニング装置110dなどを含んでいる。画像形成ユニット21M、21C、および21Kの各々は、画像形成ユニット21Yと同様の構成を有している。
露光装置106は、画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kの下部に設けられている。中間転写ベルト109は、画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kの下部に設けられている。中間転写ベルト109は、環状であり、用紙搬送部10と連動して、図1中矢印AR2で示す方向に回転する。一次転写ローラー108a、108b、108c、および108dの各々は、中間転写ベルト109を挟んで感光体104a、104b、104cおよび104dの各々と対向している。二次転写ローラー111は、搬送経路TR1において中間転写ベルト109と接触している。二次転写ローラー111と中間転写ベルト109との間隔は、図示しない圧接離間機構により調整可能である。クリーニング装置112は、中間転写ベルト109の付近に設けられている。
定着装置30は、加熱ローラー116と、加圧ローラー117とを含んでいる。定着装置30は、加熱ローラー116と加圧ローラー117とのニップ部により、トナー像を担持した用紙を把持しながら搬送経路TR1に沿って搬送することで、用紙にトナー像を定着させる。
画像形成装置100が印字ジョブの実行指示を受け付けると、給紙トレイ102に格納された用紙などの記録媒体は、1枚ずつ給紙ローラー103aによって取り出され、搬送ローラー103bおよび103cの各々によって搬送経路TR1に沿って搬送される。給紙と並行して、YMCK各色の感光体104a、104b、104c、および104dの各々の表面は、YMCK各色の帯電ローラー105a、105b、105c、および105dの各々によって帯電された後、露光装置106から照射される光ビームにより、画像データに基づく露光が行われる。これにより、感光体104a、104b、104c、および104dの各々の表面に、画像形成する画像パターンの静電潜像が形成される。これらの静電潜像は、YMCK各色の現像装置107a、107b、107c、および107dの各々によってトナーで現像される。これにより、感光体104a、104b、104c、および104dの各々の表面にトナー像が形成される。これらのトナー画像は、YMCK各色の一次転写ローラー108a、108b、108c、および108dの各々に印可される転写バイアスによって中間転写ベルト109上に転写される。これにより、中間転写ベルト109上にはYMCL各色のトナー画像が重ねて形成される。現像バイアスなどの画像形成パラメーターは、濃度検出センサー118の検出結果に応じて調整される。これにより、トナーの濃度が安定化される。感光体104a、104b、104c、および104dの各々の表面の残留トナーは、YMCK各色のクリーニング装置110a、110b、110c、および110dの各々によって除去される。
中間転写ベルト109上のトナー像は、二次転写ローラー111に印可される二次転写バイアスによって、中間転写ベルト109と二次転写ローラー111との間を搬送される記録媒体上に転写される。その後、中間転写ベルト109上の残留トナーは、クリーニング装置112によって除去される。
記録媒体上に形成されたトナー像は、定着装置30を記録媒体が通過する際に熱と圧力とが加えられ記録媒体に定着される。トナー像が定着された記録媒体は、排紙ローラー103dによって排紙トレイ115に排出される。
画像形成により現像装置107a、107b、107c、および107dの各々の内部のトナーが少なくなると、YMCK各色のトナーボトル114a、114b、114c、および114dの各々の内部に保管されたトナーが、現像装置107a、107b、107c、および107dの各々に供給される。トナーボトル114a、114b、114c、および114dの各々は着脱可能であり、トナーボトル114a、114b、114c、および114dのうちいずれかのトナーボトルの内部のトナーが無くなると、ユーザーはそのトナーボトルを交換する。これにより、画像形成装置100に対してトナーが継続して供給される。
記録媒体の両面に画像形成する場合には、記録媒体が定着装置30を通過した後に排紙ローラー103dを逆回転させることにより、記録媒体を搬送経路TR2に導入する。記録媒体は、搬送ローラー103e、103f、および103gの各々によって搬送され、再び搬送経路TR1に導入される。そして、記録媒体は、その裏面にトナー像が形成され、排紙ローラー103dによって排紙トレイ115に排出される。
以降、画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kのうち任意の画像形成ユニットにおける感光体、帯電ローラー、および現像装置の各々を、それぞれ感光体104(像担持体の一例)、帯電ローラー105(帯電手段の一例)、および現像装置107(現像手段の一例)と記すことがある。一次転写ローラー108a,108b,108c,108dのうち任意の一次転写ローラーを一次転写ローラー108と記すことがある。
図2は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。
図2を参照して、画像形成装置100は、制御部200と、帯電制御部211と、露光制御部212と、現像制御部213と、転写制御部214と、定着制御部215と、画像処理部216と、印字ジョブ受付部217とを備えている。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203とを含んでいる。CPU201と、ROM202、RAM203、帯電制御部211、露光制御部212、現像制御部213、転写制御部214、定着制御部215、画像処理部216、印字ジョブ受付部217、および濃度検出センサー118の各々とは、相互に接続されている。
CPU201は、画像形成装置100全体の動作を制御する。CPU201は、制御プログラムに基づいて処理を行う。
ROM202は、CPU201が実行する制御プログラムなどを記憶する。
RAM203は、CPU201の作業用のメモリであり、各種ジョブに関するデータを一時的に保存する。
帯電制御部211は、帯電ローラー105に印加する電圧や帯電ローラー105の回転速度などの、帯電ローラー105の動作を制御する。
露光制御部212は、露光光の強度や、露光光を感光体104の各々に照射するタイミングなどの露光装置106の動作を制御する。
現像制御部213は、現像装置107の現像バイアス、現像装置107へのトナーの補充、現像装置107内の現像ローラー131(図1)の回転速度などの現像装置107の動作を制御する。なお、現像ローラー131は、現像制御部213によって回転駆動されず、感光体104の回転に従動して回転するものであってもよい。
転写制御部214は、一次転写バイアス、一次転写電流、一次転写ローラー108の中間転写ベルト109への圧接力、中間転写ベルト109の回転速度、二次転写バイアスなどの、一次転写ローラー108、中間転写ベルト109,および二次転写ローラー111の各々の動作を制御する。
定着制御部215は、加熱ローラー116の温度や加圧ローラー117の回転速度などの、定着装置30の動作を制御する。
画像処理部216は、印字ジョブの画像データに対してRIP(Raster Image Processor)処理を行うことで、画像形成する画像パターンを生成する。
印字ジョブ受付部217は、印字ジョブに関する設定、画像データ、または画像データの種類(写真、文字など)などを受け付ける。
図3は、本発明の第1の実施の形態における感光体104および帯電ローラー105の構成(ドラムユニットの構成)を示す側面図である。
図3を参照して、帯電ローラー105は、芯金141aと、弾性体層141bとを含んでいる。芯金141aは、たとえばステンレスなどよりなっている。芯金141aは、円柱形状を有しており、6mmの直径を有している。弾性体層141bは、芯金141aの外周に形成されている。弾性体層141bは、たとえば導電性の樹脂などよりなっている。弾性体層141bは、中空の円柱形状を有しており、3mmの厚さを有している。
芯金141aの両端は、軸受142によって回転可能な状態で保持されている。軸受142は、一端が画像形成装置本体101に固定されたバネ143によって付勢されている。これにより、帯電ローラー105は、所定の押圧力で感光体104に当接されている。また、芯金141aには電源S1より帯電バイアスが印加されている。帯電バイアスは、たとえば周波数2kHz、振幅1200Vの交流電圧に、−600Vの直流電圧を重畳したものである。
図4は、帯電振幅Vppと感光体の削れ量との関係を示すグラフである。
図4を参照して、帯電振幅Vppとは、帯電バイアスの交流電圧の振幅に相当する。この表より、帯電振幅Vppを増加することにより、感光体104への放電量が増加し、感光体104の表面の削れ量が増加することが分かる。
そこで、本実施の形態における画像形成装置100は、カバレッジが標準カバレッジよりも小さい画像(低カバレッジの画像)の印字を所要の枚数だけ行った場合に、所要のタイミングで帯電振幅Vppを通常の値(画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件)から増加させることにより、感光体104の表面を積極的に削り、感光体104の表面を削る量を増加させる。
画像形成装置100は、印字ジョブ受付部217で受け付けた画像データに基づいてカバレッジを算出してもよい。また画像形成装置100は、印字ジョブ受付部217で受け付けた画像データの種類の設定に基づいてカバレッジを算出してもよい。画像形成装置100は、たとえば印字ジョブの画像データの種類が文字に設定された場合に、その印字ジョブの全ての画像を低カバレッジと判断してもよい。
図5は、本発明の第1の実施の形態におけるカバレッジと、削れ量の減少分と、感光体104の表面を削る際の帯電振幅Vppとの関係を示す表である。
図5を参照して、ここでは、標準カバレッジを10%とし、0%、2%、4%、6%、および8%の各々のカバレッジで100枚の画像を印字した後の感光体104の削れ量の減少分を示している。削れ量の減少分とは、標準カバレッジで100枚の画像を印字した後の感光体104の削れ量を基準とした場合の削れ量の減少分である。この表より、カバレッジが低下するに従って感光体104の削れ量が減少し、画像流れが発生しやすくなることが分かる。
画像形成装置100は、図5の表のように、カバレッジが標準カバレッジよりも小さくなる程、感光体104の表面を削る際の帯電振幅Vppを大きな値に設定することが好ましい。これにより、カバレッジの低い印字が続くことにより感光体の削れ量の減少分を適切に補うことができる。
感光体104の表面を積極的に削るタイミングは、紙間のタイミング、または印字ジョブに関する全てのトナー像を形成した後(つまり印字ジョブの終了後)のタイミングであることが好ましい。紙間のタイミングとは、1つのジョブに関する複数のページのうち一のページのトナー像を形成した後であって、その次のページのトナー像を形成する前のタイミングである。
紙間のタイミングで感光体104の表面を積極的に削る場合には、感光体104を積極的に削るための時間を印字ジョブの実行に要する時間の他(たとえば印字ジョブの終了後や画像形成装置の電源をオンした直後)に確保する必要がなくなるので、印字ジョブを開始するまでの時間を短縮することができる。印字ジョブの終了後のタイミングで感光体104の表面を積極的に削る場合には、感光体を積極的に削る際のプロセス条件と、通常の印字ジョブを実行する際のプロセス条件との差が大きいときにも、プロセス条件を容易に変更することができる。
図6は、本発明の第1の実施の形態における、画像形成装置100が感光体104の表面を積極的に削る動作を示すフローチャートである。
図6を参照して、画像形成装置100のCPU201は、印字ジョブの実行指示を受け付けると、受け付けた印字ジョブにおける印字画像のカバレッジを算出し、印字画像のカバレッジが所定値以下であるか否かを判別する(S1)。
ステップS1において、印字画像のカバレッジが所定値以下であると判別した場合(S1でYES)、CPU201は、低カバレッジの印字ページ数のカウントを1増加させ、低カバレッジの印字ページのカウント数が所定値以上となったか否かを判別する(S3)。
ステップS1において、受け付けた印字ジョブにおけるカバレッジが所定値より大きいと判別した場合(S1でNo)、またはステップS3において、低カバレッジの印字ページのカウント数が所定値未満であると判別した場合(S3でNo)、CPU201はステップS13の処理へ進む。
ステップS3において、低カバレッジの印字ページのカウント数が所定値以上となったと判別した場合(S3でYES)、CPU201は、感光体104の表面を積極的に削る処理を行う(S9)。具体的には、CPU201は、受け付けた印字ジョブのカバレッジに応じて帯電ローラー105の帯電振幅Vppを通常の値から増加する(S5)。次にCPU201は、帯電ローラー105の帯電振幅Vppを通常の値から増加した状態で、感光体104を回転させることで、帯電ローラー105を感光体104に従動回転させる(S7)。
ステップS9の処理に続いて、CPU201は帯電振幅Vppを通常の値に戻し(S11)、印字ジョブを再開し(S13)、処理を終了する。
本実施の形態によれば、カバレッジの低い画像の印字が連続することで、感光体104の表面が十分に削られない場合に、帯電ローラーの帯電振幅Vppを増加することで感光体104の表面が積極的に削られる。これにより、トナー消費量を増加させることなく、感光体104の表面に付着した放電生成物を十分除去することができ、画像不良の発生を抑止することができる。
なお、画像形成装置100は、帯電振幅Vpp以外の帯電ローラー105のプロセス条件を変更することにより、感光体104の表面を削る量を増加させてもよい。たとえば、画像形成装置100は、帯電ローラー105に印加する交流電圧の周波数を増加させてもよいし、感光体104の回転速度に対する帯電ローラー105の回転速度の比を増加させてもよい(この場合、帯電ローラー105は、感光体104の回転とは独立して回転駆動されるものとする)。これらの場合にも、単位時間当たりの感光体104への放電量が増加するため、帯電振幅Vppを増加させたときと同じように感光体の削れ量を増加させることができる。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明の第2の実施の形態における感光体104および中間転写ベルト109の付近の構成を示す断面図である。
図7を参照して、一次転写ローラー108、中間転写ベルト109、および二次転写ローラー111(図1)は転写装置を構成している。転写装置は、感光体104の回転駆動が開始するのと同時に回転駆動される。転写装置の回転駆動が開始した時には、中間転写ベルト109は感光体104から離間している。転写装置の回転駆動が開始した後、感光体104および中間転写ベルト109が所定の速度になった後で、中間転写ベルト109は一次転写ローラー108によって感光体104に当接される。印字ジョブに関する一連の動作が終わり、コピーまたはプリントの画像形成が終了すると、中間転写ベルト109は感光体104から離間される。
ここで、一次転写ローラー108がバネ143によって中間転写ベルト109方向に付勢されている場合には、バネ143の自由長を変えることで、感光体104と中間転写ベルト109との当接および離間が切り替えられてもよい。また、偏心カム、アクチュエーター、またはギヤ駆動などによって感光体104と中間転写ベルト109との当接および離間が切り替えられてもよい。
図8は、中間転写ベルト109の当接力と感光体の削れ量との関係を示すグラフである。
図8を参照して、中間転写ベルト109の当接力とは、中間転写ベルト109が感光体104と接触する力に相当する。この表より、中間転写ベルト109の当接力を増加することにより、感光体104に加わる力が増加し、感光体104の表面の削れ量が増加することが分かる。
そこで、本実施の形態における画像形成装置100は、カバレッジが標準カバレッジよりも小さい場合に、所要のタイミングで中間転写ベルト109の当接力を増加させることにより、感光体104の表面を積極的に削り、感光体104の表面を削る量を通常の値(画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件)から増加させる。
図9は、本発明の第2の実施の形態におけるカバレッジと、削れ量の減少分と、感光体104の表面を削る際の中間転写ベルト109の当接力との関係を示す表である。
図9を参照して、カバレッジと削れ量の減少分との関係は、図5の場合と同じである。画像形成装置100は、図8の表のように、カバレッジが標準カバレッジよりも小さくなる程、感光体104の表面を削る際の中間転写ベルト109の当接力を大きな値に設定することが好ましい。これにより、カバレッジの低い印字が続くことにより感光体の削れ量の減少分を適切に補うことができる。
感光体104の表面を積極的に削るタイミングは、紙間のタイミング、または印字ジョブに関する全てのトナー像を形成した後(つまり印字ジョブの終了後)のタイミングであることが好ましい。
図10は、本発明の第2の実施の形態における、画像形成装置100が感光体104の表面を積極的に削る動作を示すフローチャートである。
図10を参照して、画像形成装置100のCPU201は、印字ジョブの実行指示を受け付けると、受け付けた印字ジョブにおける印字画像のカバレッジを算出し、印字画像のカバレッジが所定値以下であるか否かを判別する(S101)。
ステップS101において、印字画像のカバレッジが所定値以下であると判別した場合(S101でYES)、CPU201は、低カバレッジの印字ページ数のカウントを1増加させ、低カバレッジの印字ページのカウント数が所定値以上となったか否かを判別する(S103)。
ステップS101において、受け付けた印字ジョブにおけるカバレッジが所定値より大きいと判別した場合(S101でNo)、またはステップS103において、低カバレッジの印字ページのカウント数が所定値未満であると判別した場合(S103でNo)、CPU201はステップS113の処理へ進む。
ステップS103において、低カバレッジの印字ページのカウント数が所定値以上となったと判別した場合(S103でYES)、CPU201は、感光体104の表面を積極的に削る処理を行う(S109)。具体的には、CPU201は、受け付けた印字ジョブのカバレッジに応じて中間転写ベルト109の当接力を通常の値から増加する(S105)。次にCPU201は、中間転写ベルト109の当接力を通常の値から増加した状態で、感光体104および中間転写ベルト109を回転させる(S107)。
ステップS109の処理に続いて、CPU201は中間転写ベルト109の当接力を通常の値に戻し(S111)、印字ジョブを再開し(S113)、処理を終了する。
なお、上述以外の画像形成装置100の構成および動作は、第1の実施の形態の場合と同じであるので、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、カバレッジの低い印字ジョブが連続することで、感光体104の表面が十分に削られない場合に、中間転写ベルト109の当接力を増加させることで感光体104の表面が積極的に削られる。これにより、トナー消費量を増加させることなく、感光体104の表面に付着した放電生成物を十分除去することができ、画像不良の発生を抑止することができる。
なお、画像形成装置100は、中間転写ベルト109の当接力以外の転写ベルトのプロセス条件を変更することにより、感光体104の表面を削る量を増加させてもよい。たとえば、画像形成装置100は、中間転写ベルト109と感光体104との間を流れる一次転写電流を増加させてもよいし、感光体104の回転速度に対する中間転写ベルト109の回転速度の比を増加させてもよい。
一次転写電流を増加させた場合に感光体104の削れ量が増加する理由は、一次転写電流を増加させると、静電吸着により中間転写ベルト109と感光体104との間の吸着力が増加し、中間転写ベルト109が感光体104に加える力が増加するためである。感光体104の回転速度に対する中間転写ベルト109の回転速度を増加させた場合に感光体104の削れ量が増加する理由は、中間転写ベルト109の感光体104への単位時間当たりの接触面積が増加するためである。したがって、これらの場合にも、中間転写ベルト109の当接力を増加させたときと同じように感光体の削れ量を増加させることができる。
[その他]
本発明は、画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件からプロセス条件を変更することにより、像担持体の表面を削る量を増加させるものであればよく、帯電ローラー105および中間転写ベルト109以外の部材のプロセス条件を変更するものであってもよい。この場合、カバレッジが小さいほど、画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件からのプロセス条件の変更量を大きくすることが好ましい。
画像形成装置は、感光体の表面に形成したトナー像を、中間転写ベルトを介して記録媒体に転写する構成の代わりに、感光体の表面に形成したトナー像を記録媒体に直接転写する構成であってもよい。
上述の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。たとえば、第1の実施の形態の帯電ローラー105のプロセス条件を変更する方法と、第2の実施の形態の中間転写ベルト109のプロセス条件を変更する方法とが組み合わされてもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態および実施例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 用紙搬送部
20 トナー像形成部
21C,21K,21M,21Y 画像形成ユニット
30 定着装置
100 画像形成装置
101 画像形成装置本体
102 給紙トレイ
103a 給紙ローラー
103b,103e 搬送ローラー
103d 排紙ローラー
104,104a,104b,104c,104d 感光体(像担持体の一例)
105,105a,105b,105c,105d 帯電ローラー(帯電手段の一例)
106 露光装置(照射手段の一例)
107,107a,107b,107c,107d 現像装置(現像手段の一例)
108,108a,108b,108c,108d 一次転写ローラー
109 中間転写ベルト(転写ベルトの一例)
110a,110b,110c,110d クリーニング装置
111 二次転写ローラー
112 クリーニング装置
114a,114b,114c,114c トナーボトル
115 排紙トレイ
116 加熱ローラー
117 加圧ローラー
118 濃度検出センサー
131 現像ローラー
141a 芯金
141b 弾性体層
142 軸受
143 バネ
200 制御部
201 CPU(Central Processing Unit)
202 ROM(Read Only Memory)
203 RAM(Random Access Memory)
211 帯電制御部
212 露光制御部
213 現像制御部
214 転写制御部
215 定着制御部
216 画像処理部
217 印字ジョブ受付部
TR1,TR2 搬送経路

Claims (15)

  1. 回転駆動される像担持体と、
    画像形成する画像パターンを生成する生成手段と、
    光ビームを前記像担持体の表面に照射することにより、前記画像パターンの静電潜像を前記像担持体の表面に形成する照射手段と、
    前記照射手段にて形成した静電潜像をトナーで現像することにより、前記像担持体の表面にトナー像を形成する現像手段と、
    前記照射手段にて形成した静電潜像を前記現像手段にて現像する際に使用するトナー量が所要の値より小さい場合に、前記画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件からプロセス条件を変更することにより、前記像担持体の表面を削る量を増加させる削り手段とを備えた、画像形成装置。
  2. 前記像担持体に接触し、交流電圧が印加され、前記像担持体の表面を帯電する帯電手段をさらに備え、
    前記削り手段は、前記帯電手段のプロセス条件を変更する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記削り手段は、前記帯電手段に印加する交流電圧の振幅を増加させる振幅増加手段を含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記削り手段は、前記帯電手段に印加する交流電圧の周波数を増加させる周波数増加手段を含む、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記帯電手段は、前記像担持体の回転とは独立して回転駆動され、
    前記削り手段は、前記像担持体の回転速度に対する前記帯電手段の回転速度の比を増加させる帯電速度増加手段を含む、請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体の表面に形成されたトナー像が転写される転写ベルトをさらに備え、
    前記削り手段は、前記転写ベルトのプロセス条件を変更する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記削り手段は、前記転写ベルトが前記像担持体と接触する力を増加させる圧力増加手段を含む、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記削り手段は、前記転写ベルトと前記像担持体との間を流れる転写電流を増加させる転写電流増加手段を含む、請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記削り手段は、前記像担持体の回転速度に対する前記転写ベルトの回転速度の比を増加させるベルト速度増加手段を含む、請求項6〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記生成手段は、1つのジョブに関する複数のページの各々の画像パターンを生成し、
    前記削り手段は、前記複数のページのうち一のページのトナー像を前記現像手段にて形成した後であって、前記一のページの次のページのトナー像を前記現像手段にて形成する前に、前記像担持体の表面を削る量を増加させる、請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記削り手段は、1つのジョブに関する全てのトナー像を前記現像手段にて形成した後に、前記像担持体の表面を削る量を増加させる、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記削り手段は、前記照射手段にて形成した静電潜像を前記現像手段にて現像する際に使用するトナー量が少ないほど、前記画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件からのプロセス条件の変更量を大きくする、請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 印字する画像データを受け付ける受付手段と、
    前記画像データに基づいて、前記照射手段にて形成した静電潜像を前記現像手段にて現像する際に使用するトナー量を算出する算出手段とをさらに備えた、請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 印字する画像データの種類の設定を受け付ける設定受付手段と、
    前記設定受付手段にて受け付けた設定に基づいて、前記照射手段にて形成した静電潜像を前記現像手段にて現像する際に使用するトナー量を算出する算出手段とをさらに備えた、請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 回転駆動される像担持体を備えた画像形成装置の制御プログラムであって、
    画像形成する画像パターンを生成する生成ステップと、
    光ビームを前記像担持体の表面に照射することにより、前記画像パターンの静電潜像を前記像担持体の表面に形成する照射ステップと、
    前記照射ステップにて形成した静電潜像をトナーで現像することにより、前記像担持体の表面にトナー像を形成する現像ステップと、
    前記照射ステップにて形成した静電潜像を前記現像ステップにて現像する際に使用するトナー量が所要の値より小さい場合に、前記画像パターンの画像を形成する際のプロセス条件からプロセス条件を変更することにより、前記像担持体の表面を削る量を増加させる削りステップとをコンピューターに実行させる、画像形成装置の制御プログラム。
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