JP2017072380A - 測色装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】測色の誤差が少ない測色装置及び画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像読取装置3は、搬送経路FRを搬送される用紙Pを対象として測色を行う測色部63と、搬送経路FRを介して測色部63と向き合う対向面を構成するバッキング部70と、測色部63によって測色された画像の色情報に基づいて、予め定められた処理を行う制御部80と、を有している。ここで、バッキング部70は、互いに明度差が設けられた複数の階調パターンを備える多階調部材と、多階調部材を駆動して、階調パターンのいずれかを対向面として設定する駆動部と、を有している。この場合において、制御部80は、駆動部を制御して対向面に位置する階調パターンを変化させながら、測色部63によって各階調パターンについての測色を行い、測色部63の測色特性を補正するための補正データを生成する補正処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、測色装置及び画像形成システムに関する。
従来より、画像品質の向上を目的として、画像形成装置から出力された用紙を読み取り、この情報を画像形成装置にフィードバックする画像読取装置が知られている。この画像読取装置は、用紙幅方向に沿って所定の読取幅を有する画像読取部、例えば用紙幅方向に素子を直線状に並べたラインセンサーを備えている。画像読取部は、画像形成装置によって所定の画像(カラーパッチなど)が形成された用紙を読み取り、その読取結果たる画像データを生成する。画像読取装置の制御部は、画像データに基づいて、システム内の色特性を調整するためのフィードバック情報を生成する。具体的には、制御部は、画像データに基づいて、各パッチの色情報、画像の位置情報や倍率情報を演算し、この情報を画像形成装置に出力している。これにより、画像形成装置では、実際に出力された画像の色と印刷指令に係る画像の色との違いに応じて、画像の色特性を調整したり、実際に出力される画像の位置や倍率に基づいて、用紙表裏での画像位置や倍率の合わせを行ったりする処理を行う。
また、近年では、色の絶対値を測色するための測色装置をさらに備える画像読取装置が知られている。この画像読取装置では、用紙について測色装置で測色した色情報に基づいて、画像読取部の色特性(読取特性)、或いは、画像形成装置の色特性(画像形成特性)を調整するためのフィードバック情報が生成される。
前者の場合、制御部は、画像読取部で読み取った色情報と、測色装置で測色した色情報とを関連付けた情報(フィードック情報)を生成する。この情報により、画像読取部の出力特性の補正が可能となり、正確な読取結果に基づく情報を画像形成装置にフィードバックすることができる。
後者の場合、制御部は、測色装置で測色した色情報(フィードック情報)を、画像形成装置にフィードバックする。これにより、画像形成装置では、実際に出力された画像の色と印刷指令に係る画像の色との違いに応じて、画像の色特性を調整することができる。
測色装置は、測色を行う測色部と、バッキング部とを備えている。測色部は、例えば分光測色計で構成される。測色部は、用紙を光源で照射し、その分光反射率と、各反射光の波長とを測定する。色の絶対値は、色相、明度及び彩度からなる三次元空間(色空間)で定義することでき、測定結果を色空間に当てはめることで、測色対象の色情報を取得することができる。バッキング部は、測色部と対向する対向面を構成するものであり、測色部により各色成分を正確に測定するために、バッキング部は、分光反射率の高い白が用いられることが一般的である。一方で、分光反射率の低い黒をバッキング部に用いる手法も知られている。
例えば特許文献1には、コンタクトガラスに載置される原稿を、当該読取部によりコンタクトガラスの下面側から読みる原稿読取装置が開示されている。この原稿読取装置は、原稿押さえがコンタクトガラスに対して開閉自在に装着されており、原稿押さえの下面には電子ペーパーが装着されている。そして、原稿読取装置は、電子ペーパーを白と黒とで切り替えてそれぞれ読取動作を行わせ、各読取動作で得られた反射光量に基づいて読取部の読取特性について補正(濃度補正)を行う。同様に、特許文献2には、背景部材の色に応じて、読み取った画像データに対して施される画像処理の強度を決定する手法が開示されている。
また、例えば特許文献3には、プラテンカバーの下面に白と黒とで切替可能なシート体を備える画像処理装置が開示されている。この画像処理装置では、シート体を白と黒とで切り替えてそれぞれ読取動作を行わせ、各読取動作で得られた読取画像の差分画像データを求め、この差分画像データに基づいて裏写りの発生の有無を判定している。
特開2008−277902号公報 特開2008−11450号公報 特開2009−207093号公報
ところで、測色部の測色特性にばらつきが存在する場合、その測定結果が色空間の正しい座標位置に対して当てはめられないので、測色結果としての色情報に誤差が生じる可能性がある。測色の誤差を抑制するためには、測色部の現実の測色特性に応じて色空間を補正する必要がある。
白のバッキング部と、黒のバッキング部と切り替えることで、白及び黒に対応した測色特性、すなわち、明度のずれが分かる。したがって、白及び黒の各測色特性から、白から黒に至る各明度の特性を一次式で補正することはできるが、測色特性のばらつきは白から黒に至る種々の明度においてそれぞればらつきを持つ可能性があり、一次式による単純な補正方法では、測色誤差を十分に抑制することができないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、測色誤差が少ない測色装置及び画像形成システムを提供することにある。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、画像が形成された用紙を搬送する搬送経路と、搬送経路を搬送される用紙を対象として測色を行う測色部と、搬送経路を介して測色部と向き合う対向面を構成するバッキング部と、測色部によって測色された画像の色情報に基づいて、予め定められた処理を行う制御部と、を有する測色装置を提供する。ここで、バッキング部は、互いに明度差が設けられた複数の階調パターンを備える多階調部材と、多階調部材を駆動して、階調パターンのいずれかを対向面に設定する駆動部と、を有し、制御部は、駆動部を制御して対向面に位置する階調パターンを変化させながら、測色部によって各階調パターンについての測色を行い、測色部の測色特性を補正するための補正データを生成する補正処理を行う。
また、第2の発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置と、画像形成装置により画像が形成された用紙が供給される測色装置と、を有する画像形成システムを提供する。ここで、測色装置は、用紙を搬送する搬送経路と、搬送経路を搬送される用紙を対象として測色を行う測色部と、搬送経路を介して測色部と向き合う対向面を構成するバッキング部と、測色部によって測色された画像の色情報に基づいて、システム内の色特性を調整するためのフィードバック情報を生成する制御部と、を有している。この場合において、バッキング部は、互いに明度差が設けられた複数の階調パターンを備える多階調部材と、多階調部材を駆動して、階調パターンのいずれかを対向面に設定する駆動部と、を有し、制御部は、駆動部を制御して対向面に位置する階調パターンを変化させながら、測色部によって各階調パターンについての測色を行い、測色部の測色特性を補正するための補正データを生成する補正処理を行う。
ここで、第1の発明又は第2の発明において、バッキング部は、多階調部材の位置を検出するポジションセンサーをさらに有し、駆動部は、ステッピングモーターであることが好ましい。
また、第1の発明又は第2の発明において、制御部は、各階調パターンについての測色を行っている途中にシステムが停止した場合には、システムの再開後、多階調部材をホームポジションに戻し、当該ホームポジションを基点に階調パターンを変化させて測色部によって各階調パターンについての測色を行うことが好ましい。
また、第1の発明又は第2の発明において、制御部は、各階調パターンについての測色を行っている途中にシステムが停止した場合には、停止時における多階調部材の停止状態を記憶しておき、システムの再開後、記憶した停止状態に多階調部材を再現し、当該再現状態から階調パターンを変化させて測色部によって各階調パターンについての測色を行うことが好ましい。
また、第1の発明又は第2の発明において、多階調部材は、黒を基調として明度が異なる複数の階調パターンで構成されていることが好ましい。
また、第1の発明又は第2の発明において、多階調部材は、予め定められた基準階調以上の階調パターンについては赤、緑及び青のいずれかの色相を基調として構成されていることが好ましい。
また、第1の発明又は第2の発明において、多階調部材は、複数の階調パターンを隣り合うように配列した平面状の部材、角筒状の部材又は円筒状の部材により構成されることが好ましい。
また、第1の発明又は第2の発明において、制御部は、測色部が搬送経路を搬送される用紙を測色する動作に先立ち、補正処理を行うことが好ましい。
また、第1の発明又は第2の発明において、制御部は、測色部によって測色された画像の色情報を、補正処理により生成された補正データに基づいて補正した上で、予め定められた処理を行うことが好ましい。
測色部の測色特性を補正するための補正データを適切に生成することができるので、測色部による測色誤差を抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成システムの構成を模式的に示す説明図 明度、彩度、色相からなる三次元空間(色空間)を示す説明図 バッキング部の構成を模式的に示す構成図 画像読取装置の制御方法を示すフローチャート 出力理想値である各階調パターンの明度と、測色部によって実際に測色された明度(反射率)との対応関係を示す説明図
図1は、本実施形態に係る画像形成システムの構成を模式的に示す説明図である。本実施形態に係る画像形成システムは、給紙装置1と、画像形成装置2と、画像読取装置3と、後処理装置4とで構成されている。
給紙装置1は、用紙Pを大量に収容し、画像形成装置2に用紙Pを給紙するための装置である。給紙装置1は、用紙搬送方向(図中の矢印方向)において画像形成装置2の上流側に接続されている。給紙装置1は、例えば複数の給紙トレイ(図示せず)を備えており、個々の給紙トレイには用紙Pがそれぞれ収納されている。
画像形成装置2は、例えば電子写真方式の画像形成装置であり、複数の感光体ドラムを一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。この画像形成装置2は、原稿読取装置SC、4組の画像形成部10Y,10M,10C,10K、定着装置30及び制御部40を主体に構成されている。
原稿読取装置SCは、照明装置の光学系により原稿の画像を照射し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データとして制御部40に入力される。なお、制御部40に入力される画像データとしては、原稿読取装置SCで読み取ったものに限らず、例えば、画像形成装置に接続されたパーソナルコンピューターや他の画像形成装置から受信したもの、半導体メモリといった可搬性の記録媒体から読み込んだものであってもよい。
4組の画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部10Y、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部10M、シアン(C)の画像を形成する画像形成部10C及びブラック(K)の画像を形成する画像形成部10Kで構成されている。
イエローに対応する画像形成部10Yは、感光体ドラム11Y及びその周辺に配置された帯電部、光書込部、現像装置及びドラムクリーナーなどで構成されている。
感光体ドラム11Yは、帯電部によりその表面が一様に帯電させられており、光書込部による走査露光により、感光体ドラム11Yに潜像が形成される。現像装置は、トナーで現像することによって感光体ドラム11Y上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラム11Y上には、イエローに対応する画像(トナー画像)が形成される。感光体ドラム11Y上に形成された画像は、1次転写ローラーにより、回転する中間転写ベルト15上の所定位置へと逐次転写される。
また、他の色に対応する画像形成部10M,10C,10Kの構成も、イエローに対応する画像形成部10Yの構成と同様であり、その詳細な説明は省略するが、画像形成部10Yの各構成要素についての符号に付された「Y」を「M」、「C」、「K」に置き換えることにより読み替えることができる。
中間転写ベルト15上に転写された画像は、2次転写ローラー16により、用紙搬送部20により所定のタイミングで搬送される用紙Pに対して転写される。2次転写ローラー16は中間転写ベルト15と圧接して配置され、中間転写ベルト15と2次転写ローラー16との間に転写ニップが形成される。
用紙搬送部20は、給紙装置1から給紙された用紙Pを搬送経路に従って搬送する。搬送経路には、用紙Pを搬送する複数の搬送部材が設けられている。個々の搬送部材は、互いに圧接された一対のローラーによって構成されており、駆動手段である電動モーターからの動力を受けて少なくとも一方のローラーが回転駆動する。
また、画像形成装置2は、一つ以上の給紙トレイ21を備える。個々の給紙トレイ21には用紙Pがそれぞれ収容されている。給紙トレイ21に収容された用紙Pは、給紙部22により一枚ずつ給紙され、搬送経路へと送り出される。
定着装置30は、転写画像を用紙Pに定着させる定着処理を施す装置である。定着装置30は、例えば、互いに圧接されて定着ニップを形成する一対の定着ローラーと、当該定着ローラーを加熱するヒーターとで構成されている。この定着装置30は、一対の定着ローラーによる加圧と当該定着ローラーの有する熱との作用を通じて、転写画像を用紙Pに定着させる。定着処理が施された用紙Pは、排紙ローラー23により機外(本実施形態では画像読取装置3)へと排出される。
用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合、用紙表面に対する画像形成を終えた用紙Pは、切換ゲート24により、再給紙搬送経路に搬送される。再給紙搬送経路では、搬送された用紙Pの後端が反転ローラーにより挟持された後、逆送することによって用紙Pの表裏が反転させられる。表裏が反転された用紙Pは、複数の搬送部材によって搬送され、他方の面に対する画像形成に供するために、搬送経路の所要の位置に戻される。
制御部40は、画像形成装置2を統合的に制御する機能を担っており、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピューターを用いることができる。制御部40は、画像形成部10Y,10M,10C,10Kなどを制御することにより、用紙Pに画像を形成する。
また、制御部40は、給紙装置1、画像読取装置3及び後処理装置4とそれぞれ通信可能に構成されており、各装置を連携させるような画像形成システム全体の制御を司っている。
操作パネル45は、ディスプレイ上に表示される情報に従い情報の入力を行うことが可能なタッチパネルやハードキーを備えた入力部である。ユーザーは、操作パネル45に対する操作を通じて、用紙Pに関する情報、画像の濃度や倍率、給紙元となる給紙トレイなどを入力することができる。操作パネル45により入力された情報は、制御部40に入力される。また、操作パネル45は、当該操作パネル45の一部をなすディスプレイを介してユーザーに種々の情報を表示することで、表示部としても機能する。操作パネル45(ディスプレイ)に対する表示内容は、制御部40によって制御される。
画像読取装置3は、用紙搬送方向において画像形成装置2の下流に配置されている。画像読取装置3は、画像形成装置2から出力された用紙Pを受け取ると、この用紙Pの読み取り及び測色を行い、システム内の色特性を調整するためのフィードバック情報を生成する。
画像読取装置3は、裏面読取部61と、表面読取部62と、測色部63と、背景板64,65と、バッキング部70と、制御部80とを主体に構成されている。画像読取装置3において、画像形成装置2から出力された用紙Pは、搬送経路FRに沿って配置される複数の搬送ローラーにより機内の上流から下流へ搬送され、機外(本実施形態では、後処理装置4)へ排出される。
裏面読取部61は、搬送経路FRを搬送される用紙Pの裏面を対象として、当該用紙Pを読み取るものである。裏面読取部61による用紙Pの読み取りは、用紙Pそのものを読み取ることを意味するのみならず、その用紙P上に形成された画像を読み取ることも含むものである(後述する表面読取部62においても同様)。
裏面読取部61は、搬送経路FRを搬送される用紙Pの裏面と対面するように、当該搬送経路FRの下方側に上向きの状態で配置されている。なお、画像読取装置3の説明において表現する用紙Pの表裏は、画像読取装置3内を搬送される用紙Pの上方に相当する面を表面とし、その下方に相当する面を裏面とする。そのため、画像形成における用紙Pの表面(一次的に画像が形成される面)及びその裏面(二次的に画像が形成される面)と必ずしも一致するものではない。
裏面読取部61は、搬送される用紙Pに光を照射する光源と、例えばCCDやCISで構成されたラインイメージセンサーとを主体に構成されるイメージスキャナーである。ラインイメージセンサーは、1画素毎に光電変換する複数の素子を用紙幅方向(用紙搬送方向と交差する方向)に一次元状に並べたものである。裏面読取部61の読取範囲は、用紙幅方向に沿って所定の幅を備えており、例えば画像読取装置3に給紙される用紙Pの最大幅をカバーするように設定されている。裏面読取部61は、搬送される用紙Pに合わせて、1ライン毎に読み取りを行って画像データを順次出力し、これにより、用紙1頁相当の画像データを生成する。生成された画像データは、制御部80に出力される。
搬送経路FRを間に挟んで裏面読取部61と対向する位置には、背景板64が配置されている。背景板64は、裏面読取部61の読み取り基準となる対向面として機能するものであり、例えば白色の平板により構成されている。
表面読取部62は、搬送経路FRを搬送される用紙Pの表面を対象として、当該用紙Pを読み取るものである。表面読取部62は、搬送経路FRを搬送される用紙Pの表面と対面するように、当該搬送経路FRの上方側に下向きの状態で配置されている。表面読取部62は、裏面読取部61と同様、搬送される用紙Pに光を照射する光源と、例えばCCDやCISで構成されたラインイメージセンサーとを主体に構成されるイメージスキャナーである。表面読取部62は、搬送される用紙Pに合わせて、1ライン毎に読み取りを行って画像データを順次出力し、これにより、用紙1頁相当の画像データを生成する。生成された画像データは、制御部80に出力される。
搬送経路FRを間に挟んで表面読取部62と対向する位置には、背景板65が配置されている。背景板65は、表面読取部62の読み取り基準となる対向面として機能するものであり、例えば白色の平板により構成されている。
測色部63は、搬送経路FRを搬送される用紙Pを対象として測色を行い、用紙Pについての色の絶対値(色情報)を生成するものである。裏面読取部61による用紙Pの測色は、用紙Pそのものを測色することを意味するのみならず、その用紙P上に形成された画像を測色することも含むものである。測色部63は、搬送経路FRを搬送される用紙Pの表面側と対面するように当該搬送経路FRの上方側に下向きで配置されている。
測色部63は、例えば分光測色計であり、用紙Pを光源で照射し、その分光反射率と各反射光の波長とを測定する。測色部63は、測定結果を色空間(三次元空間)に当てはめることで、測色対象についての色情報を生成する。測色部63によって測定される色情報は、図2に示すように、明度、彩度、色相からなる三次元空間で表現され、例えばL*a*b*表色系等がこれに該当する。測色部63は、用紙Pの搬送動作に合わせて、用紙Pについて測色を行う。測色部63の測色結果は、所定の表色系で表現した数値データ(色情報)として生成され、制御部80に出力される。
また、搬送経路FRを間に挟んで測色部63と対向する位置には、バッキング部70が配置されている。バッキング部70は、搬送経路FRを介して測色部63と向き合う対向面を構成するものである。
図3は、バッキング部70の構成を模式的に示す構成図である。バッキング部70は、多階調部材71と、駆動部75と、ポジションセンサー76とで構成されている。
多階調部材71は、円筒状の部材で構成されている。多階調部材71は、その軸方向が用紙幅方向と対応するように配置され、軸周りに回転可能に支持されている。多階調部材71は、その表面71aが測色部63と対向する対向面をなしており、その表面71aには、互いに明度差が設けられた複数の階調パターン72が設けられている。個々の階調パターン72には、白から黒に至る複数の明度(階調)のなかから選択されたいずれかの明度が設定されており、多階調部材71の表面71aには、その明度が段階的に相違するように、これらの階調パターン72が円周方向に沿って隣り合うように配列されている。
本実施形態では、複数の階調パターン72は、白(0階調)と、この白から黒(255階調)までの階調を16階調毎の抽出した16個の階調とを含む全17個の階調パターンで構成されている。この場合において、白及び黒を除く中間調の階調パターン72は、黒を基調して構成されている。また、白及び黒に対応する階調パターン72は、他の階調パターン72と比較して円周方向の幅が幅広に設定されている。
この多階調部材71のホームポジション(初期位置)は、白の階調パターン72が対向面に位置するように設定されている。
駆動部75は、多階調部材71を回転駆動して、階調パターン72のいずれかを対向面として設定するものである。駆動部75としては、例えばステッピングモーターを用いることができる。駆動部75は、制御部80により制御される。
ポジションセンサー76は、多階調部材71の位置を検出するセンサであり、例えば回転角を検出するエンコーダー等を用いることができる。このポジションセンサー76を通じて、ホームポジション(初期位置)からの回転量といった多階調部材71の位置情報を把握することができる。ポジションセンサー76により検出される位置情報は、制御部80に出力される。
制御部80は、画像読取装置3を統合的に制御する機能を担っており、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピューターを用いることができる。すなわち、CPUがROMに記憶されているプログラムを読み出し、当該プログラムに従って動作することで、制御部80は画像読取装置3の各部を制御する。換言すれば、当該プログラムは、後述する各工程からなる画像読取装置3の制御方法を、制御部(コンピュータ)に実行させるものである。
制御部80は、画像が形成された用紙Pが画像形成装置2から供給されると、当該用紙Pの搬送に合わせて、裏面読取部61、表面読取部62及び測色部63を動作させる。これにより、裏面読取部61及び表面読取部62で用紙Pが読み取られ、また、測色部63により用紙Pが測色される。用紙Pについての測色動作においては、白の階調パターン72が対向面に位置するように、多階調部材71はホームポジション(初期位置)に設定されている。
制御部80は、裏面読取部61及び表面読取部62で読み取られた画像データ、及び、測色部63で測色した色情報に基づいて、画像形成システムの色特性を調整するフィードバック情報を生成する。
具体的には、制御部80は、裏面読取部61及び表面読取部62から出力される各画像データに基づいて、画像形成装置2が形成した画像に関する色情報や、用紙表裏の画像位置や倍率に関する情報を生成し、この情報を画像形成装置2へ出力する。この情報により、画像形成装置2は、画像の色再現性、画像の位置特性、倍率特性を補正することができる。
また、制御部80は、測色部63から出力される色情報と、裏面読取部61及び表面読取部62で読み取った色情報とを関連付けた情報を生成する。この情報により、制御部80は、裏面読取部61及び表面読取部62の読み取り特性を補正することができる。
また、制御部80は、測色部63から出力される色情報を、画像形成装置2へ出力してもよい。この情報は、裏面読取部61及び表面読取部62から出力される各画像データと同様、画像形成装置2の色再現性を補正することができる。
また、本実施形態との特徴の一つとして、制御部80は、駆動部75を制御して階調パターン72を変化させながら、測色部63によって各階調パターン72についての測色を行い、測色部63の測色特性を補正するための補正データを生成する補正処理を行う。この補正処理は、上述した測色部63の動作(測色部63が搬送経路FRを搬送される用紙Pを測色する動作)に先立ち実行される。例えば、システムのイニシャル動作、ジョブの実行前といったタイミングにおいて、初期的な調整動作として実行される。
図4は、画像読取装置3の制御方法を示すフローチャートであり、特に、測色部63の測色特性についての補正処理に関する制御方法を示すものである。このフローチャートに示す処理は、所定のプログラムによって動作する制御部(CPU)80によって実行される。
まず、ステップ10(S10)において、制御部80は、ポジションセンサー76により検出される位置情報を参照し、多階調部材71がホームポジションに位置するか否かを判断する。ステップ10において否定判定された場合、すなわち、階調部材71がホームポジションに位置していない場合には、ステップ11(S11)に進む。一方、ステップ10において肯定判定された場合、すなわち、階調部材71がホームポジションに位置する場合には、ステップ12(S12)に進む。
ステップ11において、制御部80は、駆動部75を制御して、多階調部材71をホームポジションへと移動させる。
ステップ12(S12)において、制御部80は、測色部63を動作させて、対向面、すなわち、測色部63と向き合う位置にある階調パターン72について測色を行う。第1回目の測色では、白に対応する階調パターン72について測色が行われる。
ステップ13(S13)において、制御部80は、測色を行った階調パターン72の明度と、その測色結果、具体的には、測色部63によって測定された分光反射率(明度)とを対応付けて記憶する。
ステップ14(S14)において、測色対象の階調パターン72が黒(255階調)に対応するものであるか否かを判定する。このステップ14において否定判定された場合、すなわち、その階調パターン72が黒でない場合には、ステップ15に進む。一方、ステップ14において肯定判定された場合、すなわち、その階調パターン72が黒である場合には、後述するステップ16(S16)に進む。
ステップ15(S15)において、制御部80は、駆動部75を制御して、階調パターン72を切り替えるように多階調部材71を所定量だけ回転させる。このステップ14の処理により、現在測色を行った階調パターン72の隣に位置する階調パターン、すなわち、明度が1段階低い階調パターン72が、対向面に設定される。
ステップ16において、制御部80は、各階調パターン72についての測色結果に基づいて、測色部63の測色特性を補正するための補正データを生成する。具体的には、この補正データは、図5に示すように、理想の出力特性である各階調パターン72の明度と、測色部63によって実際に測色された分光反射率(明度)との対応関係に基づいて生成される。なお、同図において、破線で示す直線は、白及び黒の2点の明度に基づいて一次式で補正したものを示している。
ステップ17(S17)において、制御部80は、駆動部75を制御して、多階調部材71をホームポジションへと移動させる。
このようにして補正データが得られると、制御部80は、測色部63によって測色された色情報を補正データで補正し、補正後の値で色情報を認識する。
このように本実施形態において、画像形成システムは、用紙Pに画像を形成する画像形成装置2と、画像形成装置により画像が形成された用紙Pが供給される画像読取装置3とを主体に構成されている。この画像読取装置3は、搬送経路FRを搬送される用紙Pを対象として測色を行う測色部63と、搬送経路FRを介して測色部63と向き合う対向面を構成するバッキング部70と、測色部63によって測色された画像の色情報に基づいて、予め定められた処理を行う制御部80と、を有している。ここで、バッキング部70は、互いに明度差が設けられた複数の階調パターン72を備える多階調部材71と、多階調部材71を駆動して、階調パターン72のいずれかを対向面として設定する駆動部75と、を有している。この場合において、制御部80は、駆動部75を制御して対向面に位置する階調パターン72を変化させながら、測色部63によって各階調パターン72についての測色を行い、測色部63の測色特性を補正するための補正データを生成する補正処理を行う。
この構成によれば、明度差が設定された階調パターン72を測色することで、測色部63の測色特性のばらつき、具体的には、その色情報の再現空間における明度に関する特性のばらつきを把握することができる。このため、明度の特性ばらつきより、測色部63の測色特性を補正するための補正データを適切に生成することができる。その結果、測色部63による測色の誤差を抑制することができるので、測色誤差の少ない画像読取装置3を提供することができる。また、このような画像読取装置3を備えることで、システム全体としての色の再現性に優れる画像形成システムを提供することができる。
また、本実施形態において、バッキング部70は、多階調部材71の位置を検出するポジションセンサー76を更に有し、駆動部75は、ステッピングモーターで構成されている。
この構成によれば、多階調部材71の回転状態を精度よく制御することができる。また、このような精密駆動が可能となることで、多階調部材71の小型化が可能となり、ひいては、画像読取装置3及び画像形成システムの小型化が可能となる。
また、本実施形態において、制御部80は、測色部63によって搬送経路FRを搬送される用紙Pを測色する動作に先立ち、補正処理を行っている。
この構成によれば、測色部63を実際に動作させる前に、補正データを取得することができる。これにより、測色部63を実際に動作させる際に、その測色特性を適切に補正することができる。
また、本実施形態において、制御部80は、測色部63によって測色された画像の色情報を、補正処理により生成された補正データに基づいて補正した上で、予め定められた処理を行っている。
この構成によれば、補正された色情報を利用することで、信頼性の高い色情報を利用して処理を実行することができる。これにより、制御部80による処理を適切に行うことができる。
また、本実施形態において、多階調部材71は、黒を基調として明度が異なる複数の階調パターン72で構成されている。
この構成によれば、全ての色相に関する平均的な明度のバラツキを把握することができる。
しかしながら、この多階調部材71は、予め定められた基準階調以上の階調パターン72については赤、緑及び青のいずれかの色相を基調として構成してもよい。
これにより、特性の色相に重きをおいた状態で明度のばらつきを把握することができるので、所望とする色相についての測色特性を高めることができる。これにより、特定の色を得意とする画像読取装置3及び画像形成システムを提供することができる。
なお、本実施形態において、多階調部材71は、複数の階調パターン72を隣り合うように配列した円筒状の部材により構成されている。しかしながら、多階調部材71は、対向面における階調パターン72を切り替えることができるものであれば、どのような構成であってもよく、例えば平面状の部材、角筒状の部材であってもよい。
また、このような画像形成システムでは、システムの停止が発生することがあり、各階調パターン72についての測色を行っている途中にシステムの停止が生じることもある。この場合、制御部80は、システムの再開後に、多階調部材71をホームポジションに戻した後に、当該ホームポジションを基点に階調パターン72を変化させながら、測色部63によって各階調パターン72についての測色を行うことができる。この方法によれば、システム再開時に、各階調パターン72についての測色を改めて行うことができる。
また、これとは別に、停止時における多階調部材71の停止状態を記憶しておき、システムが再開した後に、記憶した停止状態に多階調部材71を再現し、そこから前記階調パターン72を変化させながら、測色部63によって各階調パターン72についての測色を行ってもよい。この方法によれば、システムの停止前に取得した情報を生かしつつ、残りの階調パターン72についての測色を改めて行うことができる。
このように、システムの停止が発生した場合であっても、全ての階調パターン72に係る測色を適切に行うことができる。
なお、本実施形態で説明した画像読取装置3に含まれる各構成要素のうち、画像が形成された用紙Pを搬送する搬送経路FRと、搬送経路FRを搬送される用紙Pを対象として測色を行う測色部63と、搬送経路FRを介して測色部63と向き合う対向面を構成するバッキング部70と、測色部63によって測色された画像の色情報に基づいて、予め定められた処理を行う制御部80とで、測色装置を構成することができる。
そして、この測色装置によれば、測色誤差が少ないという特性を利用して、予め定められた処理を行う装置、例えば、色特性を検査する装置として利用することができる。この機能により、上述のように、画像読取部の読取特性や、画像形成装置の色特性の調整といった観点から、システム内の色特性を調整するためのフィードバック情報を生成する処理を行うことができる。
加えて、通紙される用紙に形成された画像についての良否を判定する装置といった利用方法も可能である。例えば、予め画像が形成された用紙を収容する給紙装置、測色装置、後処理装置を上流側から下流側に配置し、測色装置が搬送される用紙(画像)を測色する。測色装置は、その結果を予め保有した画像データと比較し、用紙上の画像の色の適否を判断し、後処理へと用紙を供給するか否かを判定する処理を行うといった如くである。
以上、本発明の実施形態にかかる画像形成システムについて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。画像形成システムを構成する画像読取装置それ自体も本発明の一部として機能する。また、本実施形態では、各装置の制御部が協働して処理を行う手法について述べたが、これらの制御部を統合して画像形成装置の制御部がその機能を担ってもよいし、本実施形態に示す処理を実行する制御装置を別途設けてもよい。
1 給紙装置
2 画像形成装置
10Y,10M,10C,10K 画像形成部
20 用紙搬送部
30 定着装置
40 制御部
3 画像読取装置
61 裏面読取部(第1の画像読取部)
62 表面読取部(第2の画像読取部)
63 測色部
70 バッキング部
71 多階調部材
72 階調パターン
75 駆動部
76 ポジションセンサー
80 制御部

Claims (10)

  1. 画像が形成された用紙を搬送する搬送経路と、
    前記搬送経路を搬送される用紙を対象として測色を行う測色部と、
    前記搬送経路を介して前記測色部と向き合う対向面を構成するバッキング部と、
    前記測色部によって測色された画像の色情報に基づいて、予め定められた処理を行う制御部と、を有し、
    前記バッキング部は、
    互いに明度差が設けられた複数の階調パターンを備える多階調部材と、
    前記多階調部材を駆動して、階調パターンのいずれかを前記対向面に設定する駆動部と、を有し、
    前記制御部は、前記駆動部を制御して前記対向面に位置する前記階調パターンを変化させながら、前記測色部によって各階調パターンについての測色を行い、前記測色部の測色特性を補正するための補正データを生成する補正処理を行うことを特徴とする測色装置。
  2. 前記バッキング部は、前記多階調部材の位置を検出するポジションセンサーをさらに有し、
    前記駆動部は、ステッピングモーターであることを特徴とする請求項1に記載された測色装置。
  3. 前記制御部は、各階調パターンについての測色を行っている途中にシステムが停止した場合には、システムの再開後、前記多階調部材をホームポジションに戻し、当該ホームポジションを基点に前記階調パターンを変化させて前記測色部によって各階調パターンについての測色を行うことを特徴とする請求項2に記載された測色装置。
  4. 前記制御部は、各階調パターンについての測色を行っている途中にシステムが停止した場合には、停止時における前記多階調部材の停止状態を記憶しておき、システムの再開後、前記記憶した停止状態に前記多階調部材を再現し、当該再現状態から前記階調パターンを変化させて前記測色部によって各階調パターンについての測色を行うことを特徴とする請求項2に記載された測色装置。
  5. 前記多階調部材は、黒を基調として明度が異なる複数の階調パターンで構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された測色装置。
  6. 前記多階調部材は、予め定められた基準階調以上の階調パターンについては赤、緑及び青のいずれかの色相を基調として構成されていることを特徴とする請求項5に記載された測色装置。
  7. 前記多階調部材は、前記複数の階調パターンを隣り合うように配列した平面状の部材、角筒状の部材又は円筒状の部材により構成されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載された測色装置。
  8. 前記制御部は、前記測色部が前記搬送経路を搬送される用紙を測色する動作に先立ち、前記補正処理を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載された測色装置。
  9. 前記制御部は、前記測色部によって測色された画像の色情報を、前記補正処理により生成された補正データに基づいて補正した上で、前記予め定められた処理を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載された測色装置。
  10. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置により画像が形成された用紙が供給される測色装置と、を有し、
    前記測色装置は、
    用紙を搬送する搬送経路と、
    前記搬送経路を搬送される用紙を対象として測色を行う測色部と、
    前記搬送経路を介して前記測色部と向き合う対向面を構成するバッキング部と、
    前記測色部によって測色された画像の色情報に基づいて、システム内の色特性を調整するためのフィードバック情報を生成する制御部と、を有し、
    前記バッキング部は、
    互いに明度差が設けられた複数の階調パターンを備える多階調部材と、
    前記多階調部材を駆動して、階調パターンのいずれかを前記対向面に設定する駆動部と、を有し、
    前記制御部は、前記駆動部を制御して前記対向面に位置する前記階調パターンを変化させながら、前記測色部によって各階調パターンについての測色を行い、前記測色部の測色特性を補正するための補正データを生成する補正処理を行うことを特徴とする画像形成システム。
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