JP2017072339A - 空調システム - Google Patents
空調システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017072339A JP2017072339A JP2015201190A JP2015201190A JP2017072339A JP 2017072339 A JP2017072339 A JP 2017072339A JP 2015201190 A JP2015201190 A JP 2015201190A JP 2015201190 A JP2015201190 A JP 2015201190A JP 2017072339 A JP2017072339 A JP 2017072339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat medium
- heat
- temperature
- medium
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
Description
すなわち、本発明に係る空調システムは、冷温の熱媒体が導入される空調装置と、前記空調装置から導出され、前記冷温よりも温度上昇した第一中温の前記熱媒体が直接的または間接的に導入される輻射装置と、前記輻射装置から導出され、前記第一中温よりも温度上昇した第二中温の前記熱媒体が直接的または間接的に導入される冷却装置と、を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る空調システム及び空調システムが設置される建物を模式的に示した図である。図2は、本発明の一実施形態に係る空調システムを示す図である。
図1に示すように、空調対象となる第一建物B1及び第二建物B2と、熱源建物B3とが、隣接して設置されている。図2に示すように、空調システム1は、複数の空調装置11,12と、輻射装置20と、熱交換器31,32,33と、冷却装置41,42と、冷却塔51,52と、を備えている。
図3は、空調システムにおいて、熱媒体の温度変化の一例を示す図である。
図3に示すように、第一冷却装置41または第一冷却塔51で7℃に冷却された熱媒体M1は、第一空調装置11に導入される。熱媒体M1は、第一空調装置11での熱交換により14℃に上昇し、第三熱交換器33に導入される。
また、熱媒体M2は、第二空調装置12に冷温で導入される。冷温よりも温度上昇して第一中温となって第二空調装置12から導出した熱媒体M2は、第一熱交換器31で熱媒体M11と熱交換される。当該熱交換により第一中温となった熱媒体M11の一部は、第三熱交換器33で熱媒体M12と熱交換される。当該熱交換により第一中温となった熱媒体M12は、第二熱交換器32で熱媒体M3と熱交換される。当該熱交換により第一中温となった熱媒体M3は、輻射装置20に導入される。つまり、第一中温となって第二空調装置12から導出した熱媒体M2は、輻射装置20に間接的に導入されている。
よって、第一空調装置11、第二空調装置12及び輻射装置20を設置する空調システム1において、第一空調装置11及び第二空調装置12から導出される熱媒体M1,M2を輻射装置20で使用することができるため、例えば空調装置及び輻射装置で使用する熱媒体をそれぞれ別々に製造するよりも、エネルギー効率を向上させることができる。
第二冷却装置42には、輻射装置20で第二中温となった熱媒体M3が、第二熱交換器32を介して熱媒体M12として導入される。第二冷却装置42は、熱媒体M12を第一中温に冷却する。第一中温となった熱媒体M12は、第二熱交換器M32を介して熱媒体M3として輻射装置20に戻される。
つまり、第一冷却装置41では低温(例えば14〜17℃)の熱媒体M1,M11を冷却し、第二冷却装置42では第一冷却装置41で冷却する熱媒体M1,M11よりも温度の高い(例えば19℃)熱媒体M12を冷却する。このように、第一冷却装置41と第二冷却装置42とで、冷却する熱媒体の温度帯を区別している。よって、第二冷却装置42は、第二中温(例えば19℃)の熱媒体を(冷温よりも温度の高い)第一中温(例えば14℃)にまで冷却するだけでよいため、効率良く冷却でき、所要のエネルギーを抑えることができる。したがって、冷却装置全体の負荷を低減することができる。
次に、上記に示す実施形態の変形例について、主に図4を用いて説明する。
以下の変形例において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4は、本発明の一実施形態の変形例に係る空調システム及び空調システムが設置される建物を模式的に示した図である。
図4に示すように、空調システム2では、第一建物B1の第二空調装置12で使用された熱媒体M2が、輻射装置20に直接的に導入されている。また、第二建物B2の第一空調装置11で使用された熱媒体M1が、直接的に輻射装置20に導入されている。流通する熱媒体M1,M2等の圧力、温度等を調整することができれば、このように第一空調装置11、第二空調装置12で使用済みの熱媒体M1,M2を、輻射装置20に直接的に導入してもよい。
11…第一空調装置
12…第二空調装置
20…輻射装置
31…第一熱交換器
32…第二熱交換器
33…第三熱交換器
41…第一冷却装置
42…第二冷却装置
51…第一冷却塔
52…第二冷却塔
B1…第一建物
B2…第二建物
Claims (4)
- 冷温の熱媒体が導入される空調装置と、
前記空調装置から導出され、前記冷温よりも温度上昇した第一中温の前記熱媒体が直接的または間接的に導入される輻射装置と、
前記輻射装置から導出され、前記第一中温よりも温度上昇した第二中温の前記熱媒体が直接的または間接的に導入される冷却装置と、を備えることを特徴とする空調システム。 - 前記冷却装置は、
前記第一中温の前記熱媒体が直接的または間接的に導入され、前記熱媒体を前記冷温に冷却する第一冷却装置と、
前記第二中温の前記熱媒体が直接的または間接的に導入され、前記熱媒体を前記第一中温に冷却する第二冷却装置と、を有し、
前記第一冷却装置で前記冷温に冷却された前記熱媒体は、前記空調装置に直接的または間接的に導入され、
前記第二冷却装置で前記第一中温に冷却された前記熱媒体は、前記輻射装置に直接的または間接的に導入されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。 - 前記空調装置から導出した前記第一中温の前記熱媒体及び前記輻射装置から導出した前記第二中温の前記熱媒体が直接的または間接的に導入され、大気との熱交換により前記第一中温の前記熱媒体及び前記第二中温の前記熱媒体を冷却可能な冷却塔を、さらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の空調システム。
- 前記空調装置は、第一建物に設置され、
前記輻射装置は、前記第一建物とは異なる第二建物に設置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015201190A JP2017072339A (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015201190A JP2017072339A (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 空調システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017072339A true JP2017072339A (ja) | 2017-04-13 |
Family
ID=58538225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015201190A Pending JP2017072339A (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017072339A (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002048618A1 (en) * | 2000-12-16 | 2002-06-20 | Sung-Su Lee | Cooling and heating system using jointly the radient with convection |
JP2003247735A (ja) * | 2002-02-23 | 2003-09-05 | Kiyoshi Yanagimachi | 空気調和設備 |
JP2008215653A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Sasakura Engineering Co Ltd | 空調システム |
JP2009276004A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Hitachi Building Systems Co Ltd | フリークーリングシステムのフリークーリング有効・無効判定方法 |
WO2011089637A1 (ja) * | 2010-01-19 | 2011-07-28 | 三菱電機株式会社 | 空調給湯複合システム |
WO2014024276A1 (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-13 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
JP2014102025A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Osaka City Univ | 熱エネルギー搬送システム、熱融通システム及び熱エネルギー搬送方法 |
JP2014134302A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | Ntt Facilities Inc | 熱供給システム |
-
2015
- 2015-10-09 JP JP2015201190A patent/JP2017072339A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002048618A1 (en) * | 2000-12-16 | 2002-06-20 | Sung-Su Lee | Cooling and heating system using jointly the radient with convection |
JP2003247735A (ja) * | 2002-02-23 | 2003-09-05 | Kiyoshi Yanagimachi | 空気調和設備 |
JP2008215653A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Sasakura Engineering Co Ltd | 空調システム |
JP2009276004A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Hitachi Building Systems Co Ltd | フリークーリングシステムのフリークーリング有効・無効判定方法 |
WO2011089637A1 (ja) * | 2010-01-19 | 2011-07-28 | 三菱電機株式会社 | 空調給湯複合システム |
WO2014024276A1 (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-13 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
JP2014102025A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Osaka City Univ | 熱エネルギー搬送システム、熱融通システム及び熱エネルギー搬送方法 |
JP2014134302A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | Ntt Facilities Inc | 熱供給システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5183236B2 (ja) | 置換空調システム | |
JP4907687B2 (ja) | ヒートポンプ式中温空調システム | |
JP2009275955A (ja) | デシカント空調装置 | |
JP5043158B2 (ja) | 空気熱源ヒートポンプ式空調装置 | |
JP2012225517A (ja) | 輻射冷暖房装置及び除加湿冷暖房システム | |
KR20140106493A (ko) | 공기 조화기 | |
CN102213484A (zh) | 空气换热装置及其制造方法和空气换热空调一体机装置 | |
JP5775185B2 (ja) | 熱交換コイル及び空気調和機 | |
JP5503461B2 (ja) | フリークーリングを用いた空調運転方法 | |
CN103335373A (zh) | 自然冷却通风系统 | |
CN104048355A (zh) | 风机盘管装置及具有该装置的中央空调 | |
JP2010112633A (ja) | デシカント空調装置 | |
JP2013142522A (ja) | モジュール型顕熱処理装置および空調システム | |
JP2017072339A (ja) | 空調システム | |
JP3209302U (ja) | 井戸水を用いた井水式ダクト用ユニットクーラー | |
CN104359155A (zh) | 换流阀和阀厅联合换热系统 | |
JP2011002105A (ja) | 天井輻射式空調システム | |
CN202392899U (zh) | 空调风柜及带有该风柜的空调系统 | |
JPS609220B2 (ja) | 高天井形空間の空調装置 | |
JP2014194301A (ja) | 空調システム及びその運転方法 | |
JP2016057040A (ja) | 輻射式空気調和機 | |
CN103453631B (zh) | 设备废热利用系统 | |
JP6548901B2 (ja) | 空調システム及び空調方法 | |
JP3214245U (ja) | 井戸水を用いた井水式ユニットクーラー | |
JP7528345B1 (ja) | 冷温水式潜顕分離空調システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180615 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190320 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191029 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191227 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200428 |