JP2017071518A - チタン酸バリウム微粒子とその分散体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明が提供するチタン酸バリウム微粒子は、チタン酸バリウムを主体とする微粒子であって、電子顕微鏡観察に基づく平均粒子径が30nm以上200nm以下で、実質的にチタン酸バリウムからなるコア粒子の表面の少なくとも一部に有機物を備え、コア粒子におけるチタン酸バリウム結晶子のa軸とc軸との格子定数比c/aが1.003以上であって、FTIR分析により得られるスペクトルにおいて、波数1450cm-1近傍と1650cm-1近傍とにそれぞれ吸収ピークが観測され、1450cm-1近傍の吸収ピークの強度I1450が、1650cm-1近傍の吸収ピークの強度I1650よりも高いことを特徴としている。
【選択図】図1
Description
これらの点を満足すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明者らは、チタン酸バリウム微粒子の表面を、PVP等の有機化合物の被膜で完全に被覆するのではなく、その一部を分解した不完全な状態でチタン酸バリウム微粒子の表面に付着させることで、再分散性の良好なチタン酸バリウム微粒子を実現し得ることを見出した。また、かかるPVP等の有機化合物被膜の分解に併せて、c/aを高め得ることも見出し、本願発明を完成するに至った。
上記1650cm-1近傍の吸収ピークの強度I1650とが、次式:1.1≦I1450/I1650;および、次式:2.6≦I1450/I1550≦8;を満たすことを特徴としている。このような構成によると、例えば、PVPとその分解物とのバランスの良好なチタン酸バリウム微粒子が提供される。
コア粒子、すなわち、チタン酸バリウム微粒子の主体部分は、実質的にチタン酸バリウムからなる。ここで、「実質的に」とは、不可避的な不純物や微量の他の成分(例えば被覆部に含まれる成分)等の混入を許容することを意味し、チタン酸バリウムの含有量がおおむねチタン酸バリウムからなると判断できれば特に限定されない。典型的には、コア粒子の95質量%以上(好ましくは98質量%以上、例えば99質量%以上)がチタン酸バリウムであることをいう。
発明者らの検討によると、コア粒子が完全にPVPに覆われている場合もしくは完全なPVPに一部が覆われている場合は、チタン酸バリウム微粒子同士がPVPにより架橋されて凝集塊を形成してしまう事態が起こり得た。特に還流法により製造されるチタン酸バリウム微粒子では、PVP被覆量の制御を精密に行い難く、一見均質なチタン酸バリウム微粒子であっても複数の粒子の結合が見られた。このような場合、粉末状のチタン酸バリウム微粒子を分散媒に再分散させようとしても、チタン酸バリウム微粒子は単分散状態で分散媒中に均一に分散し難い。これに対し、理由は定かではないが、チタン酸バリウム微粒子の表面のPVPの少なくとも一部が分解された状態であると、チタン酸バリウム微粒子同士の架橋が顕著に抑制されて、分散媒への再分散性が著しく高められ得る。ここに開示されるチタン酸バリウム微粒子は、かかる知見に基づき完成されたものである。
そして、PVPが十分に分解されていることが好ましいことから、1450cm-1近傍の吸収ピークの強度I1450が、1650cm-1近傍の吸収ピークの強度I1650よりも高い(I1450>I1650)ことを好ましい要件としている。これらのピーク強度は、その比(I1450/I1650)が、1よりも大きければ特に制限されないが、かかる比は1.1以上であることが好ましく、2以上であることがより好ましく、2.5以上であることがさらに好ましく、3以上であることが特に好ましい。PVPの分解が進むにつれてCH3基は大きく増大することから、これらのピーク強度比(I1450/I1650)の上限は特に制限されないが、チタン酸バリウム微粒子の合成時の分散性が確保され得るとの観点から、PVPがある程度存在していることも好ましい態様であり得る。したがって、ピーク強度比(I1450/I1650)は、例えば20以下とすることができ、19以下とすることができる。
DLS法に基づく平均粒子径は、JIS Z 8828:2013に準じて測定することができる。また、変動係数は、次式:変動係数[%]=標準偏差÷平均粒子径×100;により算出することができる。
アルコールとしては、炭素数が1〜4の低級アルコールを好ましく用いることができる。具体的には、例えば、メタノール,エタノール,1−プロパノール,2−プロパノール,1−ブタノール,2−メチル−1−プロパノール,2−ブタノール,2−メチル−2−プロパノール等が挙げられる。水としては、イオン交換水,純水,蒸留水等を使用することができる。
なお、PVPの混合割合については特に制限はなく、PVPの割合が多いほど合成されるチタン酸バリウム微粒子(コア粒子であり得る)の平均粒子径が小さくなる傾向が見られるために好ましい。ここで、PVPは原料混合液中に均一に添加できる程度であれば添加量の上限は制限されない。原料混合液におけるチタン源およびバリウム源の濃度等にもよるために一概には言えないが、具体的には、例えば、PVPの含有量は5g/L〜300g/L程度とすることが好ましく、10g/L〜200g/L程度とすることがより好ましく、20g/L〜100g/L程度とするのが特に好ましい。
上記ペースト状組成物全体におけるナノ微粒子の割合は特に制限されないが、例えば30質量%〜70質量%(好適には40質量%〜60質量%)とすることができる。
まず、Ti源としての塩化チタン(TiCl2)と、Ba源としての塩化バリウム(BaCl2)とを、Ti:Ba=1:1.5のモル比となるように秤量した。ただし、例8のサンプルについては、Tiの一部(1%)をZr源としてのオキシ塩化ジルコニウム(ZrOCl2)に置換した。また、エタノールとイオン交換水とを下記の表1に示す割合で混合することで溶媒を用意し、表1に示す高分子を50g/L、また、KOHを2.3mol/Lとなるよう添加して、反応溶液を調製した。この反応溶液をオートクレーブ用反応容器に入れ、オートクレーブにて表1に示す合成条件で水熱反応させることで、チタン酸バリウム微粒子を合成した。得られたチタン酸バリウム微粒子は、ろ過して回収したのち、イオン交換水で洗浄し、90℃で真空乾燥することで粉末状とし、例1〜13のサンプルとした。なお、チタン酸バリウム微粒子の合成は、各例で5回(5バッチ)ずつ行った。
市販のチタン酸バリウム微粒子(シグマアルドリッチ社製、チタン(IV)酸バリウム、粒径;<100nm(BET)、467634)を用意し、例14のサンプルとした。
(例15)
上記のチタン酸バリウム微粒子の製造において、溶媒としてイオン交換水を用いて反応溶液を用意し、オートクレーブを用いずに、大気圧下、80℃での水熱合成によりチタン酸バリウム微粒子を調製した。合成したチタン酸バリウム微粒子は、ろ過して回収したのち、イオン交換水で洗浄し、90℃で真空乾燥することで例15のサンプルとした。
特許文献5の開示に従って、ジエチレングリコール(DEG)とイオン交換水とを5:15の割合で混合した溶液を溶媒として用い、還流温度を230℃とした還流法によりPVPで被覆したチタン酸バリウム微粒子を調製した。合成したチタン酸バリウム微粒子は、ろ過して回収したのち、イオン交換水で洗浄し、90℃で真空乾燥することで例16のサンプルとした。
上記で得られた粉末状のチタン酸バリウム微粒子について、走査型電子顕微鏡(日本電子(株)製、JSM−6490LA)にて観察し、100個以上の粒子について測定した円相当径の算術平均から、平均粒子径を算出した。その結果を表1の「平均粒子径(SEM)」の欄に示した。なお、参考のため、例1のチタン酸バリウム微粒子のSEM像を図1に示した。
変動係数[%]=標準偏差÷平均値×100
得られたチタン酸バリウム微粒子の平均粒子径を動的光散乱法(DLS法)により測定した。すなわち、チタン酸バリウム微粒子の粉末を分散媒に分散させた分散体の状態で、チタン酸バリウム微粒子の平均粒子径を求めた。粒度分布はダイナミック光散乱光度計(大塚電子(株)製、DLS7000)を用いて測定し、キュムラント解析法により平均粒子径を算出した。測定に際しては、分散体の23℃における粘度をレオメータにより測定し、この値を溶媒の粘度として用いた。測定は各サンプルについて、5バッチのそれぞれで行い(5回)、その平均値を表1の「平均粒子径(DLS)」の欄に示した。なお、例1のチタン酸バリウム微粒子については、分散媒を、水,エタノール(EtOH),テルピネオール(TE),エチレングリコール(EG)の4種類として測定を行った。各分散媒の粘度および屈折率としては、次の値:水(粘度:0.8902/屈折率:1.3313,以下、記載順は同じ。),EtOH(1.1316/1.3614),TE(44.6/1.484),EG(19.9/1.46);を用いた。その他の例については、分散媒を水として測定を行った。参考のため、例1のチタン酸バリウム微粒子(分散媒は水)のDLS法による粒度分布測定の結果を図2に示した。
変動係数[%]=標準偏差÷平均値×100
得られたチタン酸バリウム微粒子の結晶性をX線回折(XRD)法により評価した。XRD測定は、X線回折分析装置((株)リガク製,RINT−TTRIII)を用い、測定条件は以下のとおりとした。
X線:CuKα線(電子線加速電圧40kV,電子線電流50mA)
測定範囲:44°≦2θ≦46°
スキャンスピード:1°/min
ステップ幅:0.01°
測定温度:室温(25℃)
例1〜16(ただし例8を除く)のサンプルについて得られたX線回折スペクトルを図3A〜3Cにそれぞれ示した。なお、比較を容易にするため、例1のスペクトルは各図に示した。また、各回折線スペクトルをリートベルト解析することで結晶子のa軸およびc軸を算出し、c/aを求めた。その結果を、表1の「c/a」の欄に示した。
得られたチタン酸バリウム微粒子の熱重量分析を行うことで、チタン酸バリウム微粒子の表面に付着している有機物量を測定した。測定には、示差熱天秤((株)リガク製,TG―DTA)を用いて、室温(25℃)から800℃までの範囲で計測を行った。得られた重量減少率を、表1の「重量減少」の欄に示した。また、参考のために、例1,2,4,5,12,13,15についてのTG曲線を図4に示した。なお、同欄の「−」は分析を行っていないことを示す。
得られたチタン酸バリウム微粒子について、FTIR測定を行うことにより、表面に付着した有機物の構造推定(定性分析)を行った。測定には、フーリエ変換近赤外分光分析装置(PerkinElmer社製,Frontier IR)を用い、ATR法にて波数1800〜1100cm-1の範囲にて実施した。FTIR測定における測定分解能は4cm−1、スキャンスピードは0.2cm−1/S、積算回数は4回とした。図5および図6に、例1〜16のサンプルとPVP(単体)についての測定スペクトルを示した。なお、比較を容易にするため、例1とPVPについてのスペクトルは両図に示した。FTIRスペクトルにおける1450cm-1近傍のスペクトルは−CH3基に由来し、1550cm-1近傍のスペクトルは−NH基に由来し、1650cm-1近傍のスペクトルはC=O結合に由来する。各スペクトルにおける1450cm-1近傍の吸収ピークの強度I1450と、1650cm-1近傍の吸収ピークの強度I1650とのピーク強度比(I1450/I1650)を算出し、表1の「FTIRピーク比 I1450/I1650」の欄に示した。また、各スペクトルにおける1450cm-1近傍の吸収ピークの強度I1450と、1550cm-1近傍の吸収ピークの強度I1550とのピーク強度比(I1450/I155)を算出し、表1の「FTIRピーク比 I1450/I1550」の欄に示した。なお、ピーク強度比の算出において、両波数のピーク強度は、1800cm-1と1100cm-1の測定ポイントを繋いだベースラインからの高さとした。
例1〜8は、高分子としてPVPを用い、溶媒にアルコールを加えて反応溶液を調製し、オートクレーブにて高温で水熱合成することでチタン酸バリウム微粒子を合成した系である。このようにして得られたチタン酸バリウム微粒子は、図1に示すように、各々の粒子が互いに独立し、得られた粉末の全体に亘って粒径が揃っていることが確認された。合成時の溶媒に含まれる有機溶媒の種類や割合により、合成される粒子の粒径が異なってくることも確認された。また、c/aはいずれも1.003以上であり、例えば113nm以下の微粒子であるにもかかわらず強誘電体特性を維持し得ることがわかった。
また、例11は、水熱合成時の温度を120℃と低く設定した系である。例1との比較から解るように、ここに開示された手法で水熱合成時の温度を低くすると、チタン酸バリウムが得られないことが確認された。
例15は、通常の水熱合成によるPVP被覆されたチタン酸バリウム微粒子であり、分散性は良好であるものの、平均粒子径が100nm程度と小さくなるとc/aが1に近くなり、誘電特性が低下してしまうことがわかった。
12 誘電体層
20 外部電極
22 内部電極層
Claims (8)
- チタン酸バリウムを主体とする微粒子であって、
電子顕微鏡観察に基づく平均粒子径が10nm以上200nm以下で、
実質的にチタン酸バリウムからなるコア粒子の表面の少なくとも一部に有機物を備え、
前記コア粒子におけるチタン酸バリウム結晶子のa軸とc軸との格子定数比c/aが1.003以上であって、
FTIR分析により得られるスペクトルにおいて、波数1450cm-1近傍と1650cm-1近傍とにそれぞれ吸収ピークが観測され、前記1450cm-1近傍の吸収ピークの強度I1450が、前記1650cm-1近傍の吸収ピークの強度I1650よりも高い、チタン酸バリウム微粒子。 - 前記FTIR分析により得られるスペクトルにおいて、波数1550cm-1近傍に吸収ピークが観測される、請求項1に記載のチタン酸バリウム微粒子。
- 前記1450cm-1近傍の吸収ピークの強度I1450と、
前記1550cm-1近傍の吸収ピークの強度I1550と、
前記1650cm-1近傍の吸収ピークの強度I1650と、が、
次式:1.1≦I1450/I1650;および、
次式:2.6≦I1450/I1550 ≦8;
を満たす、請求項2に記載のチタン酸バリウム微粒子。 - 動的光散乱法に基づく粒度分布の変動係数が50%以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のチタン酸バリウム微粒子。
- 前記有機物がポリビニルピロリドン由来の分解生成物である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のチタン酸バリウム微粒子。
- 前記有機物が、前記チタン酸バリウム微粒子全体の1質量%以上10質量%以下の割合で含まれる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のチタン酸バリウム微粒子。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のチタン酸バリウム微粒子が、分散媒に分散されている、チタン酸バリウム微粒子分散体。
- 前記分散媒が、水、エタノール、テルピネオールおよびエチレングリコールからなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項7に記載のチタン酸バリウム微粒子分散体。
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